2007年02月26日

『華麗なる一族』 第7話

高炉完成まであと2ヶ月。帝国製鉄の和島所長が何か手を打つんでしょうか。

鉄平に会いに来た銀平と二人で、作業員達と同じ食堂でお昼を食べます。
そこへ「今日も若の奢りやで~!」と玄さんがやって来て言いました。
鉄平と玄さんは勝負する事に…と言っても”じゃんけん勝負”です(^▽^;)
「最初はグー」って言わなかった事にホッとしましたよ(笑)
鉄平が勝ったものの、帰り際「おばちゃん、あれ全部ツケといて」なんて、
これも鉄平の”人がついて来る”男気なんでしょうかね~。

「何でも出来る兄さんがずっと羨ましかった」と言う銀平に対して、
「何かにつけてお父さんは銀平のことばかり気にしてた」と話す鉄平。
お互いを認め合う仲の二人。あの父にしては良い子で(^_^;)
「高炉建設を必ず成功させて下さい」と心から応援する銀平なのでした。

大介は大同銀行・綿貫専務を取り込もうと画策しますが、
「私は負け戦に乗るつもりはないですから…阪神が他行から飲み込まれるのも
時間の問題ですか」と綿貫からあっさり言われてしまいます。どうする大介!

銀平の妻・万樹子が酔って現れ、妊娠している事が万俵家の人々に知れる事に。
「私は何のためにこの家に来たのか」と訴え、腹痛に倒れます…そして流産。
大介は「何て事をしてくれたんだ!万俵家の後を継ぐべき銀平の子が。
私は銀平の子が欲しかったんだぞ!」と怒りに震えます。
「鉄平が居ると言っても、息子はお前一人だ。鉄平はいつも私の邪魔をする。
鉄平と居ると、じいさんを見ているようでおぞましい。いっそ私の前から
消えて欲しいと思う事さえある。だから…」振り返ると、そこには鉄平が!

36年前の忌まわしい出来事がフラッシュバックする大介。そこには父敬介が…
「大介、公家の女の肌はマシュマロのように白くて柔らかだなぁ」と。
「お父さん、何があったんですか!」と大介は聞くものの、敬介は部屋から
黙って出て行きました。余韻にでも浸ってたんでしょうかヾ(゚∇゚*)オイオイ
いらんこと言わんでも~。お盛んなじいさんてば!/(-_-)\
しかも妻・寧子も「分からないんです」って。んなアホな!(笑)
「お風呂でめまいがして、ここに運んで下さって。きっとそれだけのことに
違いないのです」ってお嬢様発言?┐('~`;)┌ トホホ
鉄平さえ生まれなければ…の前に、じいさんのあのマシュマロ発言がなければ、
もっと違った人生を生きていたんではないでしょうかぁ?(^_^;)

その頃庭で、早苗は鉄平に「あなたの事を誇りに思っています」と…
ブラウスだけの早苗は、寒そうな6月でしたね(^_^;)\('_')ハセキョ~ガンバッタ!
二人の背後で、建設中の高炉が爆発!走る鉄平。悔しがる銀平。そして…
「天は我に味方したか」と大介。

死者5名・重軽傷者数百名を出した大事故。玄さんも亡くなりました(/_;)
早期建設を目指した突貫工事のせいではないかとの見方もされ、
銀平は「お父さんが引き起こしたようなもんだ!」と責めます。
ここで気になったのが「念の為に別の手も打っておきました」と言った、
帝国製鉄・和島所長の言葉。関係ないとは思えませんが。

普通の精神ならこんな逆境には耐えられません。それでも、
「彼らの為にも、僕は絶対に諦めない。高炉は必ず完成させる」と誓う鉄平。

今回の爆発事故によって、綿貫専務が大介になびきました。
大同銀行の極秘内部資料を渡した見返りに、副頭取の座を保障。
名刺裏に「御高配多謝 御約束厳守」と書かれた中国語のような念書(笑)
これでも有効なんですね。どうして名刺裏を使うんでしょう(^_^;)

つる乃屋女将・志乃が、芙佐子に出生の秘密を話し、亡くなりました。
そして芙佐子は、鉄平に渡すよう頼まれた手紙を届けに来ました。
「芙佐子の本当の母親は私、父親は万俵敬介。…鉄平さんの本当の父親が…」
手紙の内容に形相が変わる鉄平。「嘘だ!」
これで、大介の冷たさに悩み苦しんで来た謎が解けたはずです。

次回「僕の父親は誰ですか」「黙れ!」言い合うふたり。
裁判に持ち込むようですし。大介vs鉄平!見ものですo(^o^)oワクワク