2010年10月06日

『10年先も君に恋して』 最終回

40博が30博へ書いた手紙を破いたことで、
すっかり気がそちらに行ってしまいましたわ~。
まさか里花が未来の自分へ手紙を書いてたとは!ヤラレた~。
その封筒にえんぴつで書かれた「最後の最後の任務」。
佑太の文字がまた効いてましたね~。お見事!

結局、博って10年後もやきもち焼きは変わらなかったんですね~。
そう、10年後も里花を愛してた。。。
里花のあのブチ切れ方は、博を愛しすぎるゆえ?
日高とホテルのロビーで待ち合わせしたり…
も~、思わせぶりなことして~。視聴者嬉しい翻弄(笑)

10年前の里花との別れ際…涙を流す里花には女の私から見ても胸キュン。
抱きしめたくなる涙の40博の方に思わず感情移入しちゃった。・゚・(*ノД`*)・゚・。


三田村教授の言葉にジーン。。。

「あのね、いいことを教えましょう。
 里花さんと、博君は将来必ずケンカをします。それも、何度も何度もです。
 エヘヘ、これはね、どの夫婦もみんな同じなんだ。
 そのうち、どちらか心に余裕のない方が、こう切り出すんです。
 離婚しましょう。もうこんな風なら別れた方がいい。。。
 エヘヘ、だけどね、こういうのは大抵の場合
 まだ本当に別れたい訳じゃないんですよ。
 ただ、本気でどこまで自分が必要とされているか、確かめたいの。
 ですから、心に余裕のある方が少し優しくすること。
 それと、ちょいとのユーモアですね。
 これがあればまぁ大抵のことは解決。
 …
 実は分かりません。
 僕ね、30年結婚していたんです。 (妻の写真にキス)
 それでね、分からなかった」

教授の言葉に30博は、僕たちは大丈夫だと自信を持って答えます。
そのやり取りを奥で聞きながら自分への手紙を書く40博の心にも響いたでしょう。


「僕は永遠に小野沢さんの味方です」
そう里花の恋愛を応援する日高も、好きな人の幸せを願う男気のある人。
その思いやりは10年後も変わらなかったんですね~。
濱田夫婦も上司の比沙子も弟君たちも、
登場人物全ての優しさが心に響いて来るんですよね~。
そういうセリフや見せ方が本当に上手いと思う。大森脚本に胸キュン!

「私も永遠に、日高さんの味方です」
里花のこの言葉にも嘘はなかった。仕事のパートナーとして。。。

そして、受賞も恋愛もダメで落ち込み泣いてる日高を励ます40博もいい人で…
「君の本は中々面白い。いや、妻が君の本の大ファンでね。
 いつもあまりに褒めるもんだから、認めたくなかったが、認めよう」
「えっとぉ」
「きっと、次出る本はもっと面白い。だから、元気だせ」
「ありがとうございます」
次は必ずヒットするんですから~^^


「仲直り出来たんです。博さんと」
「そうかぁ」
「あなたのお陰なの。どうして?別れさせたかったんでしょ。 
 なのにどうしてあんなこと。と言うかそもそも何でうちの弟を知ってるの?…」
「俺も明日には帰る身だ。うん、色々忙しい。
 君とこうして話すのも、もうこれが最後だな」
「最後?」
「せっかくだから、最初の質問ぐらいは、答えよう。
 君たちに、助け舟を出したのは、何となく後味が悪かったからだ。
 俺のせいなんて言われちゃ心外だからな。
 それにその分じゃ、きっとまたすぐケンカする。1年、いや3ヶ月後には別れるよ」

最後まで素直じゃない40博。
「無駄だ。何もかも無駄だった!まさにこれは時空を超えた無駄足だ!ハハハ」
「…あなたとの会話も忘れちゃうし。
 どうにかならないの?何か解決策はないのかな?」
「どうにもならないよ。歴史は繰り返されるんだ」

永遠を誓った夫婦でもさえ、3組に1組は離婚してる時代。
絶対もなければ、永遠もないんでしょうかねぇ。
どこで歯車が狂い始めるんでしょ?

何か方法はあるはずだと食い下がる里花と、
そんなものある訳ないと、未来に帰って離婚届を出すと言う40博。

「仕事、頑張れよ。さよなら。。。里花」  
ピアノバージョンで流れるBGMが切ない。
この挿入歌『Time of Love』が本当にピッタリで、
毎度ラストは涙を誘うんですよね~。


今回の濱田夫婦の仲良しぶりも良かったですね~。
来年出す本はベストセラーになることを、40博から知らされていた里花。
「もし私のこの不思議な体験が何か先生のお役に立つなら何でもお話します」
「要らないわよ。あんたのミニマムな体験なんて。
 それに、私は本当に大事な思い出は、小説には書かない」
「え?」
「自分の一番大事な物語は、自分の胸だけに取っておくもんよ」

そう話す梓ちゃんを笑顔で見つめる哲ちゃん。照れる梓も可愛い~。
初回で気難しそうな作家役を見せられて、どうなるかと思ってましたけど、
まさかこんなに幸せな夫婦愛を見せられることになるとは~。
いくつになっても可愛く居られるのも、夫の腕にかかってるかも?


バーで飲む40博と比沙子ってイイ雰囲気だったんですけど、
博の言葉になるほどな~って思いましたわ。。。

「教授に会えたことと、あなたに会えたのは良かった」
「えっ、私?」
「そう。今回来て一番印象が変わったのはあなただ」
「私、未来でそんなに印象変わってるの?」
「そういうことではなくて、ほら、実際のあなたと僕は、15歳違う」
「そんなに違うんだったっけ?」
「そうだよ。でも、こんなにいい女だったとは、ここに来て初めて気づいた」

その言葉に比沙子は喜ぶんですけど、
その年齢では見えなかった、気づくことが出来なかったことも、
ある年齢になると見えて来たり気づかされたりするもんですよね。
30博と40博では、比沙子の印象は全く違うはず。

40になってまた昔の里花に会えたことも、
やっぱり彼女を選んだことに間違いはなかったと、
改めて思い知らされたと思いますわぁ。

比沙子の未来は絶対に教えて貰えず~。
その方が幸せかもしれません。
しかし二人の顔が近すぎてこっちがドキドキしたシーンでしたわ~。
しかも里花よりもお似合い過ぎて^^;


亜美もいいこと言ってましたね~。
10年後も結婚はしてないらしいですけど^^;

「30になっても35になっても、心は若々しく、
 多少老けたとしても、更に洗練された大人の女になって、
 素敵な人に愛されたい。そんな10年後だったらいいな」
「ふ~ん。30の自分とか想像もできないし」  19歳のマリコには当然。
「あんたも、5年後になったら分かるよ」

その時期が来たら分かる。。。
私もマリコの年齢の頃には思いましたよ~。
30代でギリ。40代はもうおばさん。60代なら死んでもおかしくないって。コラー(笑)


教授との別れ。。。

「悩みや欲望があるから、人類の科学は発展して、
 僕もこうやって君に会えたんだ」
「はい。本当に、お世話になりました」
「君に会った記憶は消えるかもしれない。
 でもね、君に会った事実、これは私にとっては財産ですよ。ハハハ」
そう言って40博と抱き合う教授にウルウル(・・、)


佑太に『10年前の円山博へ』と宛てた手紙を託そうと考えた40博でしたが、
電話をしながら気が変わります。
「いや、やめておこう」
「何だよ~。何か言ってよ。もっと指令とか色々バンバンやりたかったのにぃ」
「君はもう十分任務を果たした。立派な未来刑事の助手だったよ」
「えっ、本当に?」

公衆電話ボックスから出て来ると、佑太に向かって帽子を外し敬礼する博。
立ち去る博に敬礼し続ける佑太。。。
いい関係でしたね~。未来の義兄弟にジーン。
でもここでも、丸められた手紙がボックス内に残ってるんじゃないかと
見守ってたんですけどね~。。。


教授から、博が戻って行くために向かった場所の地図を渡された里花は、
走って走ってその場所へ向かいます。
そこで博は手紙を破り、枯れ葉の下へ…
で、ここでもそれを里花が見つけるんじゃないかと見守ってたんですけどね~。。。

「どうしても一つ言いたいことがあって。ハァハァ。でも疲れた~」
「じゃぁ、俺が先にいいかな?」
「ハァハァハァ」
「仕方ないから告白するが、もし、俺自身が、30から自分をやり直せたとしても、
 やっぱり君を好きになるだろう。何度出会っても、また君を好きになる。
 そのことがよく分かった。負けた。完全に負けたよ。認めよう。
 俺は、結局もう一度、君に恋するために、10年後からやって来たんだ」
「もし、あなたが未来に帰って、ドアを開けて、それでもまだ私が居たとしたら、
 あなたの家にまだ私が居たら、その時は、もう少しだけ我慢してあげて。
 また罵倒するかもしれない。またあなたに酷いこと言うかもしれない。
 それでも心の奥のどこかでは、あなたを絶対愛してるから。
 10年先も、絶対に愛してる」

涙の二人に貰い泣き(/_;)

「その言葉、忘れんなよ」
「でも忘れちゃうんでしょ」
「アハハ、そうだった」
「忘れない。この気持ち、絶対に忘れない」

「悪いんだけど、最後だからちょっとだけ抱きしめてもいいかな?」
「え?」  (/_;)

こんな時に、眉間のシワだの美白しとけだの…
でもこれが教授が言ってた「ちょいとのユーモア」だったりして。

「会えて良かった」
「俺もだ。。。悪いが、今度は向こう向いててくれ」
「いつも命令とかお願いばっかり」
「泣きそうなんだ。この顔見られたくない」

振り向く里花に、あちらを向けと指差す博。
「ねぇ、これ」
涙を拭い振り向くと…
風が舞い上がり、手に持っていた1000円硬貨が空中で消え…
フラッシュバックしながら記憶も消え去りました。

「もしもし、博さん?何か私、迷子になっちゃったみたいなんだけど。
 何でこんな所に居るんだろ?
 うん、駅前でワインとか買おうかと思って。うん、楽しみ」


10年後に戻った博は。。。

「じゃぁ、出かけるか。今日は、君の誕生日。9回目の結婚記念日だ。
 今日提出するつもりだったんだろ?これ」
「そうね」

離婚届に名前を記入しようとする博に、
日高の個人マネージャーになろうと思うと話す里花。

「ずっと頼まれてたのよ。うちの今の担当とも、ここの編集ともどことも
 上手く行かなくてずっとスランプなんですって。…」
「じゃぁ今日会ってたのは」
「そう、その打ち合わせよ。ギャラとか色々」  

「俺、まだ果たしてないんじゃないかな?君との約束。
 ほら、初めてのデートの時、約束しただろ?
 いつか、宇宙エレベーターに君を乗せるって」
「もういいわよ。いつになるか分からないし」
「そっか」

「それ、さっき届いたの」
「誰から?」
「私よ。10年前の私」  キタ━━━(゚∀゚)━━━!里花の手紙来たー!

佑太が送って来たと言う手紙の表に書かれた”最後の最後の任務”って…
ギターケースに入ってたことに気づいた佑太が、
記憶が消えてしまう前に書いておいたってことですよね?
まぁ何ということでしょう。。。匠のワザに感動です(笑)

離婚届は明日出そうと言う里花に、出張だの忙しいだのと、こじつける博。
「もし、書類を出す前に、宇宙エレベーターに君を乗せることができたら、
 その時は、離婚はやめにしないか?」
「その可能性はゼロに近いわね」
「そんなことないよ」
「今考えてても、仕方ないじゃない。明日からのことは明日から考えましょ」

里花が淹れてくれたコーヒーミルクティを見つめると確かめるように一口。
博好みの甘くてミルクたっぷりのコーヒーに笑顔がこぼれます。
          ↓
 【訂正】 博の好きなミルクティ(無糖)

  私は博が缶コーヒーを飲んでいたと思い込んでいました。
  しかも、里花があの自動販売機のコーヒーは甘いと言ったことで、
  博は甘党だと勘違い。そこでいつもお世話になってる、
  シャブリさんの記事を読み返してスッキリ!シャブリさん、ありがとう♡

  *彩薫る紅茶
   40の博が飲んでいた缶紅茶。30の博が手にしてたのも同じ銘柄!
   そうだよね、同じ人だから好みは同じ!!
   メーカーは、「KIRIN」じゃなくて「MARIN」

  *シュガースティックとミルクが入ってるコップから
   とりづらそうに手を突っ込んでミルクだけとる博。
   そういえば、博の飲んでた缶紅茶ってミルクティーだった気が・・。

  ご指摘くださった、としさん。ありがとうございました。



「で、この手紙には、何て?」
「それは。。。秘密」  微笑む里花

書いた記憶のない手紙でも、10年前の里花の気持ちは真実。
BGMと共に語られる里花の手紙に涙。。。。・゚・(*ノД`*)・゚・。

〈10年後の私へ。
 あなたは今、どこで何をしていますか?どんな生活をしていますか?
 誰と一緒に居ますか?10年前の今の私は、とても幸せです。
 なぜなら、知ってると思うけど、大好きな人が出来たから。
 優しいけどちょっと思い込みが激しくて、宇宙の事や物理の話を沢山知っていて、
 靴下に、いっつも穴が開いていて、年上だけど笑顔が可愛い素敵な人。
 今、私には、10年先の未来も、彼のことが大好きだと言う自信があります。。。

二人の出会いの回想シーンと共にエンドロールにエンディング♪
まぁ、何て上手いんでしょう。。。匠のワザを見せてくれた、
大森さん他スタッフ・俳優陣に感激、感動のフィナーレ。。。

♪もう一度~ 君に会え~るのなら~ 今度こそ~離れない~♪

 
 10年先、博さんがどんな風に変わっていたとしても、
 私はやっぱり博さんのことが好きだと思う。
 彼の夢を応援しながら、私も諦めずに、夢を追って行きたい。
 今のこの幸せな気持ちを、忘れたくない。…
 どうか前を見て、今のこの幸せな気持ちを忘れないで。
 自分の選んだ人生を、もう少しだけ信じて。
 そうすれば、未来は、未来はきっと。。。〉  
                             完


昔の自分を思い出させてくれる言葉でしたね~。
10年前、どんな気持ちだったのか…
そんなことを思い返すこともなく、日々に追われる生活してますねぇ。。。私。
娘たちが小さかった頃のことは思い出せても、それよりずっと前のこと…
今更思い出そうとも考えてもない自分に気づかせてくれましたよ(笑)
 
私も10年先の自分へ手紙を書いてみようかなぁ。と思いながら…
それは出会った頃にしとくべきだったと、時すでに遅し~。。。チャンチャン


何だか清々しい気分って言うか、爽やかな後味のいい最終回でした。
6話ってのがまた良かったな~。間延びのない凝縮感?^^;
こういうのを秋ドラマに期待できるのかしらん。。。


【第1話】~【最終回】記事


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2010年09月29日

『10年先も君に恋して』 第5話

泣けた~。今回一番泣けた~。
大森脚本はこれなのよ~。私のツボにビンゴの回でしたわ。
毎回、ラストにもジーンと来るんですけど、
佑太の彼女・マリコのビンタに、里花と一緒に涙腺がブチッ!
19歳ってまだ若いのに、お姉ちゃんが我慢してる気持ちを汲めるなんて、
めっちゃえぇ子やないの~(T_T)
そこからラストでのケーキ作りへの繋げ方も上手かったですしね。
こういう幸せを呼ぶ嘘は認めましょう!ヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪
しかし、恋愛よりも仕事に生きるって話す里花に、森田剛君が過りましたわ。
内野さんと言い、上戸ちゃんと言い…
ドラマが終わってからにして~(笑)


激しい痛みに倒れ込む40博をタクシーに乗せ連れ去ったのは三田村教授でした。
そのタクシーが去るのを見た里花。
「今のって。。。」

里花の背後には30博が!黙って立ち去ろうとします。
「博さん。ねぇちょっと待って。ねぇ、博さん!実は、あの人は。。。
 知り合い、知り合いなの。知り合いが突然気分悪くなって…」
「誰なんだよ。知り合いって。男?」
「そう。男の人。でも全然そういうんじゃなくて、本当に具合悪くて。
 それに、もう二度と会えなくなるかもしれないの」
「その言葉を信じるのは、今の僕には難しいな。
 森松からも聞いたんだ。
 あの競技会の日、里花が知らない男と何か約束してたって」
「違う。違うあれは」
「もういいよ。…」

「考える?考えるって何を?私何もしてない。博さんを悩ませる」
「今はもう何も話したくないんだよ!」

恋愛は奥手なので仕方ないかも。これでも精一杯抑えてる30博。
信じたいのに信じられない。本当に里花のことが好きだからこそ。。。


他の締め切りを無視してまでも、ノリノリで原稿を書き始めた濱田先生。
その資料の手伝いをする里花。
編集者って大変ですね~。里花は34時間、不休で頑張りました。


博が未来から移動して来た装置の側にいれば、
量子情報の誤差はある程度抑えられると話す三田村教授。
40博とその場所へ行ってみることに。。。

そこは木々が生い茂る場所。
「時空移動装置は未来にあって、僕はそこからここに転送されて来ました。
 この場所には、10年後にはマンションが建ってて、
 僕たちはその最上階に住んでます」
「あ、そうなの。装置そのものはここにはないんだ」

40博の体の調子は落ち着いたよう。
「あ~、気分がいい」
「円山君。やっぱりここは未来と繋がってるんだよ!」  嬉しそうな教授^^
40博の写真をパチリ。
未来へ戻ったあと、この写真はどう変化してるんでしょう。。。


濱田先生に付きっきりで忙しい里花に、30博からメールが。
《この間はごめん。明日はいい日曜日にしよう》

「ちょっとー、いつになったら持ってくんのよ!」
「はい、今すぐ」
濱田先生のお世話でメールの返事もできない里花。

恋のいたずらって、こういうタイミングなんですよね~。
簡単な返信もできないし、そんな短時間もない里花の状況。
仕事をしながらも里花からの返事を待つ博でした。。。

翌朝の日曜日。うたた寝から目覚めると慌てて博に電話する里花。
ウキウキで部屋の掃除機をかけながら里花を待つ博でした。
「博さん?私まだ外出先で、お昼には行けないかも。
 何時に終わるか分からないの。夜になっちゃうかも」
「。。。もういいよ。分かった」
「ごめん。本当にごめん。濱田先生がね、凄いの。どんどん」
「だからもう分かったよ!…
 そうやって仕事に夢を持ってる君を好きになった。だから仕方がない」
「ねぇ、やっぱり怒ってる?」
「怒ってない。仕事中だろ?もう切るよ」

そのやり取りを見て察した哲ちゃんがいいですね~。
「小野沢さんとはこれから長いつき合いになるかもしれないから、
 少しだけアドバイスを。
 梓ちゃんが集中してストーリーテリングをしてる時は、
 ある決まったリズムがあるんですよ。15時間ぶっ通しで書いて、
 コーヒーとクッキーをとりながら、2時間ほど空想し、
 その後ガクッと5時間ほど眠る。だから、あと2時間あります」
「え?」
「急いで行ってらっしゃい。彼のところへ」
「ありがとうございます」


博のマンションへ急ぐと、玄関から出て来た博に遭遇。
すぐに戻らなきゃならないと聞くと、博も仕事へ出かけることにしたと話します。
「時間は有効に使いたいからね。それに研究は裏切らない」  
嫌味で精一杯の抵抗。
30になっても恋の免疫が出来てないって小さい男に見える。

「私、博さんが好きだよ。浮気なんて絶対にしてない。絶対!ごめんね。
 これからはちゃんと合わせるようにする。…
 もし、海で遭難したとして、こっちに博さん。
 こっちに濱田先生の原稿が溺れてるとしたら、、真っ先に博さんを助ける」
「もういいよ。分かったから。僕だって別に君を責めたい訳じゃないんだ」
「ごめん。やっぱり濱田先生の原稿を先に助けるかも」
「はっ?」
「だって博さんはきっと泳げるでしょ?原稿は泳げないし、ふやけちゃうし…」

そんなことどうでもいいのに~┐(´-`)┌ バカ正直者。
わざわざ変な比較をされ…博を刺激したらしい。
「そんなに俺をガッカリさせたいの?もういいからさ。帰れよ」
「私、博さんが好きなんだよ。…」
「…もう終わりにしよう」
「終わりって。。。」

出会った頃の優しい博さんはどこへ。。。


研究室を訪ねた里花。
「森松さん、私浮気なんてしてませんよ」
「いや、俺は別に」

「里花さん。博君と待ち合わせかな?」
「あの。ここに居ますよね。あの人」
「あの人?」  今回の森松にウケる^^

「出て来なさいよ!分かってんのよ。ここに居る事!」
「え?誰か探してる?」  森松に知られることに…

「え?円山も来てたの?って言うかお前も疲れてる?
 違う!顔が違う!何でそんな急に老けて」  (≧∇≦)ノ彡 バンバン!
「心配すんな。お前も10年後にはしっかり老けて、体重も10キロは増えてる」
「え?10年後?どういうこと」  今から体重管理すれば大丈夫かも?(笑)


「体調は?」
「うん?あぁもうすっかりいいよ。
 お陰さまで、残りあと6日。思う存分過去を満喫できそうだ。…」
「安心して下さい。あなたの希望通り、別れることになりました。振られたんです。
 だから安心して未来へ帰って下さい。用はそれだけです」
「ちょっと待って里花!」
「里花ちゃん、ちょっと待ちなさい」
「どうせ私が悪いんです。…
 でも、あんなに怒らなくてもいいのに。…
 浮気なんかしてないのにどうして信じてくれないの?」

もしかして40博の策略かと言う里花でしたが、
過去の博の変化に40博にも記憶にないことが起こってしまってるんですよねぇ。
すったもんだはあれ、やっぱりこの二人の仲を戻さないことには未来が危ない?
一体どっちやねん。。。

「あなたのせいよ!
 森松さん、あなたのせいもちょっとあります。
 でも、それより誰だか知らないけど、
 そのタイムマシンみたいなものを作った人が一番ひどい!」  教授しゃっくり

「お前何やってんだよ!40にもなって」  すんなり受け入れて説教する森松(笑)


豪華な食事を囲む小野沢家。
濱田先生の作品に夢を膨らませ笑顔で語る里花。
「これからどんな物語が広がるのか楽しみすぎる」
「これって、彼氏に作る用じゃなかった?」 マリコの言葉に
「し~っ!」  佑太と亜美。
「あぁ、大丈夫。そっちの物語は、もう広がることなく終わったから」
「え?終わった?」
「うん。まぁ恋愛なんていつか終わりが来るものだしね。
 今までもそうだったし、幸せなんて長続きするもんじゃないし。
 これで良かったのかもしれない。私やっぱり仕事に生きよう!」
「小野沢~。そんな無理して笑わないで」
「無理なんかしてないよ。ケーキでも焼こうか。…ロウソクはもう要らないか。31本」
バシッ!マリコのビンタが!
「何すんの?」
「泣けば?顔でも胸でも、痛い時は泣いた方がいいよ」
「うううう~。痛い~。・゚・(*ノД`*)・゚・。 博さんのバカ~」  私も貰い泣き(/_;)


任務成功だと佑太に告げる40博。
「そう、私の勝ちだ。全て私の思うままになった。これで安心して未来へ帰れる」
「なぁ、これ本当に成功なの?姉ちゃん悲しんでたよ。…
 あんたがこのまま帰ったら、未来の時空警察はダメな奴だったって、
 うちのバンドの歌の歌詞にしてずっと後世に歌いふらしてやるからな!」

いいなぁ、弟君。。。歌いふらすって初めて聞いたわ(笑)


日高は芥山賞の受賞発表の日、大勢と過ごす予定なのでと、里花も誘います。
「話は変わりますが、先日の」
「恋の話でしたら、残念ながらもう終わってしまいました。
 日高さんにそうだんする間もなく終わってしまって、お恥ずかしい限りです」
「もし、芥山賞を受賞できたら、僕と、つき合って下さい」
「。。。」


10年後。。。
里花の誕生日に博は花束を持って帰宅しますが、
里花は祖母に電話で離婚の話をしてる最中。日高と会う約束をしてることを話すと、
「だから違うのよ、おばあちゃん。離婚を言い出したのは彼なの。…」


研究室。。。
「こんばんは~」
「おぉ、円山~。。。若いな」  森松マジマジと見る(笑)
「え?何言ってんの?教授は?」
「お前に一つ言わなきゃいけないことがあるんだ。
 里花ちゃんが他の男と話してたと言うのは、俺の誤解で」
「はぁ?どう言うことだよ」
「博君、こんばんは~」
「あ、教授」

「実はね、秘密にしていたんだが、私が今やってる研究は、
 時空を超えて量子情報を送る方法なんだ」
「時空って、まさか、タイムマシンの基ってことですか?すごいな~」

宇宙を見るってことは過去を見ること。。。
教授が話す、230万光年の彼方にあるアンドロメダ星雲の光。
遠いな~。でも夢のような話で惹かれるな~。

教授がこの研究を始めた理由が…妻に会いたかったから。
いいじゃないですかぁ。ジーン。。。

「ずっとね、後悔していたんだ。
 研究にばっかり夢中でさ。妻の死に目に会えなかったことをさ。へへ。
 でもね、最近になって感ずるよ。人類はいかに英知を尽くしてもやっぱりね、
 過去は変えられない!だからこそ、時間は尊いんだ。時が尊いんだ。
 博君、でもね。未来はいくらでも変えられるよ。
 円山君。未来はいくらでも変えられるよ」

30博と、奥の部屋で声をひそめる40博に聞かせる教授。さすが!
博君も円山君にも胸を打つ言葉だったでしょう。


日高は受賞を逃し。。。
一瞬ホッとしちゃったと、40博に話す比沙子。
年齢的にお似合いなカップルに映りますね。大人な飲み方で~♪

「10年後、里花はそいつとつきあってる」
「え~?嘘。日高さんと?」
「そう。だからこれでいいんだ」
「…あなたの壮大な計画も成功ねぇ。おめでとう。
 どうしたの?これでもう何も後悔ないんでしょう?(バンッ!とテーブルを叩くと)
 いい?博君。後悔ができる度に過去に戻って貰っちゃ~、
 時間の神様だってたまったもんじゃないわよ」 

比沙子もさすが~!40博、背中を押されたか。。。


佑太のケイタイに時空警察から電話が。
「あ~俺。いや、私だ。
 君に、最後の任務を、頼む」 
”私だ。”から、それ風に声を変える40博。
でもその後は戦場カメラマンの渡部さん風に聞こえた(笑)
で、何をしたかと言うと…

血相を変えて里花の部屋へ走ってやって来た30博。
「里花ー!里花ー!里花ー!大丈夫か?里花!」

本の重さでアパートの床が抜けて里花が下敷きになったと、
佑太から電話を貰い駆けつけたと言う。
そこへ佑太から里花へメールが。
《今日がマリコの誕生日って話はウソです。  ユウタ》

そのために誕生日ケーキ作りをしていた里花。

「ロウソクがいっぱいあったから使い道に困ってたの」
「何なら卵割ろうか?得意だけど」
「そう?じゃぁ、お願い」
「私たち、きっとまた喧嘩するね」
「そうだな」
「また傷つけちゃうかも」
「お互いにね」
「怖かった」
「僕だって、怖かったよ。怖くて、憎らしかった」
「憎むなんてひどい」
「好きだから憎むんだ。可愛さ余って憎さ百倍みたいな」
「それ分かるかも」
「科学的には全く理解しがたい感情だよ。今こんなに好きでたまらないのに」
「。。。」
「卵が手についちゃってキスできないや」
「割るの上手いって言ったくせ」
おでこにチューする博。。。本当に恋愛経験ないのぉ?
いいな~、こういうの好きだ~(人´∀`)♡ BGMのタイミングが上手すぎだし~♪
「ごめんね」
「私も、ごめんなさい。
 博さんが溺れたら、博さんを先に助けるから」
「そうしてよ」  
非現実的なことだろうとも、こだわる博。実は…
全く泳げないんですってよ~(笑)

里花が本当に本の下敷きになったら、その時はちゃんと助けに来る。。。
「たとえ僕がおじいちゃんになっても、きっと助けに来る」
「本当に?」
「うん。本当に」
「じいちゃんになっても?」
「じいちゃんになっても。君がばあちゃんになっても」

BGMに乗って涙が溢れて来ましたよ。・゚・(*ノД`*)・゚・。
喧嘩して地固まるんですかね。。。良い例の場合。

二人の様子を双眼鏡で覗き、喜ぶ佑太とマリコもいいですね~。
任務完了のポーズをとって見せる佑太に、グッジョブの親指を見せる40博。
任務開始じゃないのであのポーズは見られない(笑)

ハッピーバースデートゥーユー♪
ハッピーバースデーデイァ 博さ~ん・僕~ ♪
二人でケーキを前に祝う博の誕生日。
最高の日になりました。。。ロウソクは31本じゃなかったけど^^


【あなたは 10年先も 恋してますか?】

う~ん、考えさせられるテーマですね~。あの頃の気持ちは、
どこへ行ってしまったのよ~(ノ゚ο゚)ノ


どう終わらせるんだろう。。。いよいよ最終回へ。


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2010年09月22日

『10年先も君に恋して』 第4話

30博の誕生日祝いってまた~、内野さんの誕生日と重なってるじゃないですかぁ。
フライデー。。。悪夢の誕生日がどうしても過っちゃいましたよ。
この撮影の後だったんだろか…って。

里花は、あんなに毛嫌いしてた40博のことが気になり始めちゃったんですね。
破局の原因が自分にあったことを知れば複雑な思いになりますしね~。
でも日高のことは言えなかった40博。
体調の悪さはタイムリミットが近付いてるから?無事に戻れるんでしょうかねぇ。
まさか消えちゃうってことはないですよね?。。。


〈10年後、憎まれることになってるなんて、
 未来の私は、一体どうなってしまってるんだろう〉

30博に誘われ、宇宙エレベーター競技会を見学に来た里花と亜美。

ボランティアでこんなことしてて、将来が不安じゃないかと言う亜美に、
「私は素敵だと思う。お金とかそういう問題じゃないの」
「でも結婚するならお金も大事だよ」

里花も働くから大丈夫…
一生編集の仕事をしたいと夢見る里花と、30までに結婚すると夢見る亜美。
亜美は10年後まだ結婚してないことを40博から聞いてた里花は、
「亜美ちゃん頑張れ」と小声で応援。
どうあがいてみても、結婚してない事実(未来)は変えられないんですかね?


遠くの方に40博を発見し、駆け寄る里花。
「ちょっと、ここで何やってるんですか?」
「お!何だ、君かぁ」  
「帰って下さい。博さん、居るんですよ!」
「この時間は確か、学生の壊れたクライマーを直しに一度研究室に戻ってる」

里花を追って来た訳じゃなく、宇宙エレベーターが懐かしくて見に来ただけ。
「ちょっと、結果言わないでよ。楽しみにしてるんだから」  二人の笑顔がいい♪

「退屈してないか?」
「ううん。楽しい」

10年後の里花を思って、出た言葉なんでしょうね。
今が一番楽しい時期。
現在しか知らない人間と、この先を知ってしまってる人間って、
生きる姿勢が違う感じ。やっぱり未来なんて知らない方がいい。

「あの、いつ帰るんですか?」
「ちょうど13日後だな」
「じゃぁ、火曜日の午後、例の話聞かせてもらえません?」
「あぁ、分かった」

そんなツーショットを博の親友であり研究生の森松(中山祐一朗)に目撃され…


火曜日の午後。。。
「分かってると思うが、俺は、俺と君が出会うのを阻止するためにここまで来た。
 しかしその作戦は失敗した。…教授にも会えたし、
 君さえ上手くやってくれれば、そのまますぐ帰るつもりだったんだ。
 君と何度も会ったり、楽しく話したりする気はなかった」
「別に楽しくないですけど」
「あぁ」
「…未来で仲が悪い。その理由が聞きたいんです」
「結婚して2年目、俺の転勤のために、君にその仕事を辞めてもらった」
「え?仕事を辞める?」
「…渡米したお陰で、俺は新素材を開発し、研究者として成功した。
 君のために日本に戻って立派なマンションも買った。
 金も入るようになって、結婚した当初に比べれば、
 格段にいい暮らしができるようになった。でも…」

10年後の二人。。。
「いいわね。あなたはどんどん輝いて。私はどんどん沈んで行く」
「また機嫌が悪いのか」

「私は、こんな人生、ちっとも望んでなかったのよ!
 私にだって夢はあった!あなたと結婚さえしなければ!」

里花のために頑張ったと言う博に、
押しつけがましいこと言わないでと、怒鳴り散らすわ、物は投げるわ。
10年前の可愛い里花はどこへ行った?
10年後だって里花を嫌いじゃないんだから、10年前に戻った博が、
あの可愛らしかった里花にまた惚れちゃうのも分からないでもないですわ。
三田村教授も見抜いてましたからね~。

「あなたの成功のせいで、私の夢は犠牲になったのよ!」
10年後の里花は容赦なく酷いこと言いますね。物まで投げつけるなんて。
思っててもそれを言っちゃ~、博も傷つくでしょうけど、
それも自分のせいだと反省しちゃうとこが、やっぱりいい人。

でもよく聞く「家族のために頑張って来た」お父さん。
そう思ってたのは本人だけで、家族を犠牲にして仕事人間だった父親は
報われませんね。仕事が一番なのも分かるんですけど。
定年後「何で?」ってお父さんも少なくない?


40博から話を聞き、愕然とする里花。
「その、随分いい暮らしみたいね、未来は。
 だって、今の私だったらどんなに怒ってもチーズケーキは投げないし、
 物も壊さない。もったいないから」
「俺が君を変えたんだ。金持ちになれば、喜ぶと思ってた」
「あの、一つ訊いてみたかったんだけど、子供は?」
「残念ながら」
「そう」
「ここ数年、触らせてももらえなかった」

一緒に年を重ねながら、一生愛し合って行くもんだと思ってた博。
そりゃ誰だって結婚した時はそう思いますって。
どうしてそういう気持ちのまま生活できないのか…考えさせられますね^^;
本性がぶつかり合うとか?猫かぶってたつもりはないけど(笑)
価値観が同じだと思ったのは気のせいだったのか。。。

「でもダメなんだ。憎み合うことは必ず起こる」
「そう。私はね、簡単に幸せになれるなんてどこか信じてないの。
 物心ついた頃から父親に殴られたり、母親は変な恋人引っ張り込んで
 出て行っちゃったり。だから、今まで出会った男の人にも、
 逃げられたり、騙されたりしたけど、どこか仕方ないって思ってた。
 でも、この恋は逃したくないって思ったの。
 博さんとは絶対幸せになれるって、私信じてる。だからね、私」
「もうそんな可愛い顔で俺のこと見るな!何て分からず屋なんだ。
 そんな風に言われたら、ここまで来た俺は一体どうすればいいって言うんだよ!」

30博に手紙を残すと言う40博。
「その手紙には、若い女がどれだけいいか書き記してやる」  
未来の博はモテモテのようですね。

「まさか、若い子と結婚したくて過去に?」
「僕じゃないだろ。君が!。。。」
「え?」
「いや、何でもない」


研究室では、森松が30博に…
「里花ちゃんが知らない男と話てた」
「え?」
「競技会の日だよ。すごく楽しそうに話してて、次に会う約束もしてた。…
 お兄さんかもしれないけど」
「里花には弟しか居ないよ」
「弟には見えなかったな。コート来てて、何か怪しいオッサンだった」
「誰なんだよ、そいつ」

男友達の1人や2人は居るだろうから気にするなと言う三田村教授に、
森松は「怪しい雰囲気だった」と話を止めないもんだから、首根っこ掴まれ
「隼人君、君に彼の何が分かるの?」とつい感情的になる教授。

心配になるものの、里花を信じる博。


「日高さん。もし好きな人のために、
 大切なものを捨てなきゃならなくなったとしたらどうしますか?…」
「愛とは犠牲だ」
「え?」
「どれだけ、大事なものを捨て、情けない姿を見せ、
 相手のためにどれだけ自分を犠牲に出来るか。
 それこそ、本当の愛の姿だと、僕はそう思います」

さすが恋愛小説家・日高の言葉。
そっかぁ。。。
自分を犠牲にしてまで尽くせるかってことが足りないんだぁ。
与えるより貰う方が嬉しいもん(笑)

ところが、里花に思いを寄せる日高は、恋人の存在を知ると、
「犠牲にしちゃダメです」  (≧∇≦)ノ彡 バンバン!
自己犠牲なんてのは、結局ただの自己満足にすぎない。。。って。
さっきとは逆の言葉がスラスラと出て来るもんですね~。物書きって♪
どちらの言葉も「なるほど~」と感心する里花(笑)


「今は彼女のために働いてます」。。。濱田夫婦の場合。
バンドをしていた哲夫が濱田梓と出会い、今の幸せがある。
自分を犠牲にしたなんてちっとも思ってないと里花に話す哲夫。


「犠牲も譲り合いも大事よ」。。。バツイチ・比沙子の場合。
絶対に譲れない事、お金の使い方や子供の教育方針、洗濯物のたたみ方とか。
比沙子は夫の貧乏臭いたたみ方が大嫌いだったらしい。
妻がたたんだものをたたみ直す夫もどうかと思いますけど、
これが逆だと普通に思えても、男性が神経質なのはどうもねぇ。。。
男性芸能人が、自分の潔癖症を自慢気に話すのを見ると引くわぁ。
そんな自分がステキって思ってるんでしょうけど。
黙ってればまだステキなのにね。
ましてや押し付けたり、たたみ直したり…ヤダ~。

まぁ、嫌いになったらどんなこともイヤなんじゃないですかね。
同じ空気を吸うのもイヤだって。。。こうなりゃもう重症。


「あたし的は犠牲とかあり得ないんですけどぉ」。。。佑太の彼女・マリコの場合。
『幸福の王子』はマジあり得ないらしい
身ぐるみはがれて喜んでるってあり得ないし~(笑)


日高の小説が芥山賞にノミネートされ、大喜びの里花と日高、そして比沙子たち。
「増版かけるわよ~。帯の差し替えよろしく!。。。また売れちゃうわよ~」
こういうことが売り上げへの影響を大きく左右するんですね~。
本屋さんにも山積みにされる『僕にふりそそぐ君の雨』。。。


10年後のお金がどうなってるか、未来から来たストーカに訊いて来るよう
濱田に頼まれる里花。未来小説を書く時に想像が広がるらしい。
そして濱田は書いてくれてました。新作のプロットを手渡されて喜ぶ里花。


30博と待ち合わせ。
誕生日プレゼントはソックス。。。って1足なんだ^^;
「愛用するよ~。穴が開くまで」  嬉しそう♪今日も穴あきをはいてます(笑)
今から里花の家に行ってもいいかと訊ねる博。
どうやら里花の周辺に存在する男性の影が気になる様子。
ためらったのは、散らかった部屋と弟たちを気にしてただけの里花でした。

部屋には弟と彼女とバンドメンバーが!
乾杯するその様子を見て感激する博。
「うわ~、いい円錐だね~。美しい二等辺三角形だ」  見るとこが違う(笑)
バンドメンバーのモヒカン頭に感動♪

博を見送り、戻った里花はバッグに挟んであったメモを見つけます。
《南十問橋で待っている 未来から来た男より》
「いつの間にこんなもの」
佑太の字だって分からないですかねぇ^^;

自販機で缶コーヒーを買う30博は、走る里花が目に入り…


橋の上には座り込む40博が。

「何の用ですか?こんな時間に。。。また気分悪いの?」
「定期的にこの症状が出て来るようになった。
 もしかすると、予定より早く帰らなくちゃならないかもしれない。
 ありがとう。缶コーヒーでもおごろう」
「いいです。あそこの缶コーヒー甘すぎるから。
 そうだ。お金だけもらってもいいですか?」
「そんなに困ってるのか?」
「そうじゃなくて、見てみたいんです。未来のコイン」
「あぁ」
「うわ~、すごい!千円玉」  こんな姿も可愛く映るでしょうね~。

空を見上げた40博。
「…広大な宇宙が広がってるんだぞ」  30博と同じこと言ってる。。。
「この記憶、本当に全部消えちゃうの?あなたが未来へ帰ったら。」
「消えるらしいよ」
「そう。少し寂しいね」

そう呟いた里花を優しく見つめた40博はどうしたかったんでしょ。
そこで頭痛に倒れ込み。。。

「里花」
振り返るとそこには30博が!
慌てて走り去る40博。

「誰と喋ってたんだ。。。今一体誰と一緒に居たんだよ!」
「ごめんなさい。私」
「里花!」

40博を追う里花でした。。。。


30博と別れることに?日高とはどうなる?
運命は変えられるのか?


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2010年09月15日

『10年先も君に恋して』 第3話

弟君は、いい仕事してくれますね~(笑)
里花と博の会話も面白いけど、佑太のやることには笑える~(ノ∇≦*)キャハッッッ♪
姉弟で純粋なんでしょうねぇ。
親代わりの姉を全力で守る佑太が可愛いく映る。。。

10年後の里花が、電話で嬉しそうに答え、待ち合わせ場所に急ぐ姿が。
そしてそこには、里花の誕生日を祝う花束を手にした日高が!
里花の方が、作家の日高(劇団ひとり)に心変わりしたことによって離婚希望?
日高も成功してる感じでしたけど、
里花はそういうことで心が動いたんではなさそうだし。。。あ~気になる!

博の気持ちが変わってないことは、
あの薄汚れた犬のストラップを見ても分かりましたしね、
「これ以上憎みたくない」とも言ってましたから。
博から里花のことを嫌いになったとは思えないんですよね。
嫌いだって里花に言う、40博からも何だか愛を感じちゃう。
意地悪な言い方も、愛してるからこそ。。。


「別れさせたくてわざわざ未来からやって来て、
 別れろなんてすごい執念ですよ。よっぽど未来の私が嫌いなんだなぁって」

「そうだな。嫌いだ。恋愛なんか楽しいのは最初だけだ。
 今はもうすっかり君のことが嫌いだよ。だから、別れろ。。。これでいいだろ?」
「。。。私だってあなたなんか嫌い。
 博さんは好きです。でもあなたは大嫌い!傲慢で図々しくてオッサンぽくて」
「君だって10年後にはオバサンだ」
「見かけの問題じゃないの。心の問題よ。
 どうやったら10年でピュアな心がなくなっちゃうの?」
「ピュアな心?」
「お金持ちになったかもしれない。…
 でも宇宙エレベーターはどうなったの?あなたの夢はどうなったの?…
 あなたなんかに会いたくなかった。ガッカリよ。
 あなたが本当に未来の博さんだとしたら、すごくガッカリ!」
「何て嫌な女なんだ。出会った頃は、こんなに酷い、こっちの話は聞かずに、
 一方的にまくしたてるような話し方は一切しなかったじゃないか。
 何で俺の前で猫を被った?」
「猫なんか被ってないわよ!」
「俺はな、結婚するまで君がこんな女だったとは思わなかったんだよ。
 可愛かったんだ。何て可愛いって思ってたのに。
「あ~そうですか。可愛くなくて悪かったですね」
「本当だよ。本当に可愛くないよ。
 こんな女だと知ってたら、結婚なんかしなかったんだ」
「私だってあなたがこんな風になるとは思わなかったわよ。
 て言うか今も思ってない。博さんは絶対にならない!」
「なるよ。絶対にこうなるんだ!」

こういう会話をしてることを見てると、
こういうことで未来が変わって行く気がして来ますね。
里花は、博から言われたことを直そうと考えましたからね。
「運命は変わるかも」。そう言った里花の言葉が印象的だった。。。


30博と里花。。。
電話でもしようかなぁと思ったら出会えたことに運命を感じる博。

「やっぱり運命なのかなぁ。なんてね。何言ってんだ俺」
「。。。私もそう思いたいです」

里花の大好きな作家・濱田梓の本も知らず、これからは読むと言う博。
「良かったら今度、初心者にオススメの本、教えてくれる?」
「はい。分かりました」

自分の趣味や好みを理解してくれ、そこに近づこうとしてくれるって嬉しいですよね。

「じゃぁ、またね。里花さん」
「あぁ、もう呼び捨てでいいですよ」
「じゃぁ、里花さん、じゃなくて、里花も、もう敬語は」
「はい。あ、うん」

こうしてどんどん二人の距離は近づいて行くんですね~。
名前で呼ぶようになって…呼び捨てに…o(≧∇≦)oキャー♪
「里花って呼ばれちゃった♡」。。。
余韻を楽しむ里花に過ったのは、
「おい里花。嫌いだ」そう言った40博の言葉。
どうする~?この複雑な気持ちをどう今の自分に納得させられます?
これから先の博に「嫌いだ」って言われちゃうんですもんね~。
未来が信じられなくて、怖い。


帰宅後、佑太と亜美(木南晴夏)の前で泣き出す里花。
「同じ声の、同じ顔した人に、大嫌いって言われて、すごくショックだったの」
「取り合えず座ろう。…
 小野沢の好きな小山軒のチーズケーキ買って来た」
「わ~ん、そのチーズケーキ大好きぃ。グスッ」 (笑)
「でしょう」
「ありがとう~。グスッ」

「大丈夫だよ、姉ちゃん!極秘だから詳しくは言えねぇけど、
 姉ちゃんには姉ちゃんを守ろうとしてる頼もしい人間が居る!
 男の約束だから言えないけど大丈夫、姉ちゃんの未来は俺達が守る!」 (笑)
「よく分かんないけど、佑太ありがとう。・゚・(*ノД`*)・゚・。 」


濱田に呼び出されたことを喜び、未来人の話をする里花でしたが、
「ダメね。超スケール小さい。
 未来って言うからさぁ、もっと大きな世界観を期待してた訳よ。
 だけど、何?この話。ただの男女の痴話ゲンカじゃないのよ!」
「すいません。お役に立てず」
「大体、何なのさ、別れたい理由は」
「…あまり深く聞くと自分が傷つきそうなので、そこまで詳しくは」
「だから面白くない女なのよ、あなたは!」

この程度のアイデアなら、
里花と仲のいいクソ面白くもない日高にあげちゃえばいいと言われ、
「私は確かに面白くない女かもしれません。
 恋愛が苦手なのも認めます。でも、日高さんは面白い作家です。
 …構成面で難はあります。でもそれは、心で書いてるからです。」
「ふん!心だけで小説が書けるんだったらねぇ、
 小学生の作文の方がよっぽどレベルが高いわよ!」
「いえ、5年後、10年後、小学生が少しだけ大人になって日高さんの本を
 読んだ時、みんなが恋に夢を持てると思うんです。大人になるって辛いけど、
 悪くないなって。…私が濱田先生の本に勇気を貰ったように」
「一緒にしないでよ!あんなひよっ子と!」
「一緒とは言いません。でも日高さんは面白くもクソもない作家じゃない。
 私は、そこだけは絶対に引けません」
「。。。二度と来るな」

仕事には、正直がいいばっかじゃない時があります。
でもこの里花の姿勢に興味を持ったのは、
濱田の夫でありマネージャーの川上哲夫(渡辺いっけい)。
「本当に嫌いな人間とは口も利かない。
 時間の無駄だからね。とことん無視をするんだ」
そう励まし、里花に期待します。

「怒るって、好きってことなんだ。恋愛と一緒ですよ」
哲夫の言葉に笑顔を見せた里花。いいこと言いますね~。
妻の性格もよ~く知ってて、理解してくれてる良き夫ですわ。


三田村教授に里花を紹介する博。

「あなたが里の花さん。きれいな名前だ」
「ありがとうございます」
「なるほど。なるほど」
40博から色々と聞かされてた教授は、感慨深い目で里花を見つめます。

「あんないい子、どうして」
「はい?」
「大事にしたまえ、彼女を」
「はい。もちろんそのつもりです」
「つもりぐらいじゃダメ!絶対この縁を大事にしなさい」
「。。。」
「君たちの未来は、これからなんだからね。
 10年後も、20年後も、その気持ちを忘れるな!」  深いわぁ。

教授は、どんな気持ちで妻の写真を見つめてたんでしょうね。。。
もしかして教授は病気で余命が?

「10歳若い君には、私が念を押しておいた」
「何て言ってました?僕は」
「大事にしますとか、言ってたよ」
「全く、のんきな野郎だ」
「ハハハ。いいね、若いってのは、先があってさ。
 正直に答えて欲しいんだ。10年後、僕はもうこの世に居ないんだろ?」
「。。。」
「まぁいいか。未来なんて知らなくても、いつかは誰もが死ぬ。
 今日も頑張るよ」  深いわぁ。セリフの重みにうなずいちゃう。


「今日の姉ちゃんの行動だけど、夕方までは彼氏とデート。その後は仕事。
 ”にったか”とか言う作家のトークショーだって」 (笑)
「あぁ日高か。それで場所は?」

すぐ近くに居るのに電話で情報を流す佑太。40博と未来刑事を楽しんでます♪
「こっち見んなよ。
 そうだ。サイン決めようか。悪い奴らに会話とか読み取られないように」
「いいよ、そんなの」
「これが任務開始のポーズ。これが任務完了のポーズ」 (≧∇≦)ノ彡 バンバン!

電話を切ると敬礼ポーズ(任務完了)の佑太に…
任務開始のポーズを決めて見せる40博。お茶目~♪(ノ∇≦*)キャハッッッ♪


有り合わせで急いで作ったと言う、里花の手作り弁当を喜んで食べる博。
「これ!魚肉ソーセージの炒めたやつ、これ好きなんだな~」 私も好き~。
「明日の競技会はもっと張り切って豪華なお弁当作って行こう」
「明日も作ってくれるの?」
「うん。だってこんなに美味しそうに食べてくれたら嬉しいし」
「やった~!」 可愛い~。こんな時期があったのに。。。
「ねぇ。私のこと好き?」
「え?」
「ごめんなさい。こういうこと言う女って嫌われるのに。…」
「す、好き。好きだよ、もちろん。何か今更照れるけど。え?何?どうしたんだよ?」
「私、実は、割と気が強いの。生意気なとこあるし。。。頑固だし。
 喋り出すと止まらないし、片付けだって下手だし。。。不注意で。
 ウエストだってこんな服ばっかり着てるから分かんないだろうけど、
 あなたが思ってるより太いし。今は、いいとこばっかり見てくれてるけど、
 そのうち振られるんじゃないかって」
「。。。僕も、実は、今日も靴下に穴が開いてる。
 捨て忘れて、また普通に洗濯してまた履いちゃうんだ。 
 友達には、ちょっとせっかちって言われるし、研究バカとも言われるし、
 気が弱いから、八方美人なところもある。
 いつか、お互いにそういう面は見えて来るよ。
 でも僕は、それで里花のことを嫌いになったりしない」

何だかすごくジーンと来るシーンでしたわぁ。
まぁ、こんな時期にこんなカミングアウトされたって、逆に可愛いってもんです。
「それで里花を嫌いになったりしない」と言った博に嘘はないと思えました。
10年後も嘘はないと思える。。。

博の絶対の誓いの言葉や、ウエストも細いより太い方が好きだとか、
博の優しさとBGMでウルウルしちゃった~(・・、)


♪ねぇ 私たちは急ぎ過ぎて 余裕がなくて 愛さえもぶつけてばかり
 君の心が止まったことにも なぜ気づかずに 好きなのに好きだったのに
 もう一度やり直せるのなら 思い出が消えてもいい 
 初めて出会うように 愛されたい 愛していたい。。。

Crystal Kayが歌う挿入歌『Time of Love』 、良い曲ですね~。
ドラマにピッタリだし♪


『未来刑事さんへ』。。。駅構内の掲示板に目を向けたのは濱田夫婦。
「いいわねぇ。カール・ヘルベルト・シェールいたいな世界観。
 この世界が荒廃した後の、その後の世界からの訪問者」
「うん、中々面白いよ!」
「そうよ。私が欲しいのはこの世界観よ!このスケール!」
哲ちゃん、梓ちゃんって、この仲良し夫婦もいいですね~。


予告で見えたのは、
博の成功の陰には里花の夢の犠牲があったようですね。
それで博は過去に戻って。。。
あ~もう終盤へ突入なんですね。全6話っていいわぁ。今からドキドキする♪
 
9月19日(日)の深夜1時25分から、第1話~第3話の再放送があるようです。
見逃した方は、第4話に間に合うチャンスです。
地域によって違うようなのでで、お気をつけください。


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2010年09月08日

『10年先も君に恋して』 第2話

里花の弟・佑太には笑わせて貰いましたわぁ。。。

「正直に言おう。僕は、実は未来から来たんだ」
「未来?」
「事実を言ったところで、信じないとは思うけど」
「え?嘘?未来人なの?」
「まぁ平たく言えばそういうことになる」
「。。。マジ格好イイ!俺、未来人初めて見た!格好イイ!」
「よろしく」
「すげぇ!俺、未来人と友達になっちゃった」  (≧∇≦)ノ彡 バンバン!
特殊任務のためタイムトラベルして来たと口止めをする博。
時間警察に興奮する佑太が可笑しかった~♪

里花のように、簡単には信じられないのが普通かもしれないと思ってましたけど、
作家の濱田が「何で警察になんか言うのよ!面白くない女ねぇ」と言った時、
里花の性格を改めて考えさせられ、ホント面白くはない子なんだと思った。
上戸彩ちゃんが演じてるせいで、ちょっと勘違いして見てたかも。
里花って「超~真面目タイプ」なんですね。
男運のない恋愛歴もそうですが、
だからこそ、未来の博が言った「君も俺を不幸にした」
って言葉にショックを受けたんでしょうね。
自分が幸せになれないことより、自分のせいで相手を不幸にした罪を感じるって。
弟同様、人がいいのかも^^;


未来の博と里花はエレベーター内で。。。

「信じられない。何てしつこいストーカー」
「僕がそんな事をするように見えるか?」
「もしもし、もしもーし!」
「言っておくが、僕は今女性にモテてるんだぞ」
「どうでもいい。そんなプチ自慢」  (≧∇≦)ノ彡 バンバン!
「いや、申し訳ない」

「その、僕は知ってるんだ。
 君があの日、偶然にも、何と言うか、中々いい男と出会った事を。
 その男は、理系のハンサムで清潔で知的で、
 もしかすると今日は初デートで、遊園地へ行って」
「何でその事を?やっぱりつけて来たんだ!」
「いやつけてはいない。しかしもう忘れて欲しい。
 その男は、君の運命の男じゃない」

「誓ってもいい。10年後には君たちの夫婦関係は冷え切ってる」
「10年後?」
「そう。そして君は後悔するんだ。
 私の人生はこんなはずじゃなかった。なぜこの男を選んでしまったんだろうって」
「だから自分が運命の相手だとでも言いたいんですか?」
「え?俺?だからそうじゃなくて」
「いいですか。よく聞いて下さい。私が世界で一番嫌いなのはね、
 ひげ面の、昼間からサングラスかけてる図々しい中年のオッサンよ!」
「オッサン?」  (≧∇≦)ノ彡 バンバン!

同じ人なのに、ここまで嫌われちゃうんだから、出会い方は大事。

「頼む里花!俺のことはもう忘れてくれ!
 俺のこと、これ以上好きにならないで欲しいんだ」
「ふざけないでよ!いつ私があなたなんかを」
「あ、間違えた。申し訳ない」 

完全に思い込みの激しいストーカーにしか見えない~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
このまどろっこしさが二人の会話を可笑しく見せて楽しい♪

「俺は、10年後の未来から来た」
「は?」
「俺は、10年後の君の夫だ。10年後の円山博なんだよ」
「。。。」

10年後の二人は破綻してることを話し、つき合うことをやめるように説明する博。
まだ信じられない里花に、次のデートで奇妙なTシャツを着て来ることを予告。


里花を追い返す濱田でしたが、さすが小説家。
未来から来た夫だと名乗る男からストーキングされたと話す里花に食いついた。
「ん?それちょっと面白い」
「え?」
「その男、何年後の未来から来たって言ってた?…
 今度その男に会ったら、ちゃんと話を聞きなさい。そして私に報告するのよ」
「じゃぁ、また来てもよろしいんですか?ありがとうございます。頑張ります」


デートの待ち合わせ場所に現れた現在の博を見て驚く里花。
クマみたいなパンダみたいな絵が描かれたTシャツを着てる!中国産の。。。

前のデートが楽しくて記念に買ったと言う犬のストラップを手渡され喜ぶ里花。
未来の博とは大違いの笑顔を見せますね~^^;
そして博から、名前で呼んでくれた方がいいと言われ、
「博さん」
「うん。じゃ行こうか」
「はい」  素直~♪こんな頃が一番幸せ(笑)


濱田の命令もあり、未来の博の話を聞く里花。
博は里花の趣味嗜好を全て知っていて…
普通の夫婦でもここまで知らないでしょうってほど細かく把握。
どっちの視力が悪いとか、右足の小指が長いからヒールで腫れちゃうとかまで!
「僕は君の夫だから」にもほどがある情報量(笑)

「でもあなたと博さんが同一人物とは思えない。
 まぁ確かに顔は見れば見るほど同じに見える。声も。でも人間が違うもん」  
博さんの目はキラキラ輝いてるって。確かに~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
10年経って濁った目になってしまった博は少々傷付く(笑)

「いつまでも純情な若者で居られるか。その方が気持ち悪いよ」
「気持ち悪い?そんなことない。博さんは素敵です」
「今だって素敵なはずだ」

面白いですよね~。どっから「素敵」じゃなくなって見えるんでしょうね。
今の里花からはオッサンに見えちゃうのは当然でしょうけど、
10年後、素敵に思えなくなってしまった原因が早く知りたいですわ。

博は5年後には特許を取って、有名人になってるんですからね~。
スカイツリーは不況のため完成しないって話も面白い!
里花の同僚・亜美(木南晴夏)の10年後も知ってる…まだ独身。
先輩の比沙子(高島礼子)も再婚せず。
里花のおばあちゃんは健在らしい。

ただ、現在の博に話そうにも、本人に近づくと吐き気と頭痛で動けなくなるらしい。
「信じられないならもっと未来の話をしようか?」
「もういいです。それ以上聞きたくない。
 それ以上聞くと未来に希望が持てなくなる」
「ごめん」

「本当に不幸なの?結婚生活は」
「とてもね。近々離婚する。俺は君を不幸にした。君も俺を不幸にした。
 俺とつき合わなければ君は今からもっといい10年を送れる」

もっといい10年を送れるかどうかも分からない話ですけど、
どうしてお互いがお互いを不幸にしてしまうことになったのか、気になる~。


プラネタリウムデートをする二人。本当に楽しそう。それなのに…
里花は考えます。このままつき合って結婚すれば、博さんを不幸にする。。。

別れを言い出せない里花に、
「じゃぁ先に喋ってもいいかな?今なら言えそうな気がする。
 さっき星見てたら勇気がわいて来て。
 今言わないともう伝えられそうにないって言うか」
「そうですか。どうぞどうぞ」

「…僕とつき合って下さい」
「。。。。。。ごめんなさい」
「。。。」
「あの、博さんが悪いとかそういう訳じゃないんです」

仕事を頑張らないといけない時期だと話しながらも、正直な気持ち…

「自信がないんです。博さんを幸せにする」
「幸せに?僕はこうやって一緒に居るだけでも十分楽しいし幸せだけど」
「。。。」
「そうですか。仕方ない。僕は、夢を持って本を作ってる
 里花さんのことを好きになった。うん。
 陰ながらこれからも応援させて頂きます。里花さんを」

切ないな~。
未来を知って断るって。そんなこと繰り返しても幸せは来ないんじゃ?
それじゃぁ誰と出会っても同じ気がする。
こんなに「今」が幸せなのに、楽しみも悲しみも経験できないことの方が不幸かも。
生きて行くってそういうことですもんね。

「送らせて下さい。今日でもう最後ですから」
辛すぎます~。30歳の内野さん可哀想(・・、)

「博さんは、未来とか過去とか、タイムマシンとか信じますか?」
「そうだな。うん、信じるよ」
「そうですか」
「うん。…あの日、あの時、あんなふうに風が吹かなければ、
 僕たちは出会うこともなかったんだ。もし過去に戻れたら、
 さっきの告白は無しにするかもな。。。。いや、でもするか。うん、する。するな。
 出会った時から、僕は勝手に、里花さんに運命感じてたから。
 だから、多分何回フラれても、何回過去に戻れても、
 やっぱり好きになっちゃうんだろうな、きっと」
「ごめんなさい」  涙をためてそう答えるしかできない里花。

里花も同じでした。博を好きになって運命を感じたと話します。

「もし良かったら、私とつき合って下さい」  
「。。。嘘だろ。。。嬉しいよ」  里花を抱きしめる博。
「絶対に不幸にしないから。必ず、幸せになれる」

この二人の思いに泣けて来ちゃいましたよ(/_;)
こんな気持ちの二人が、どうして幸せになれないのか教えて欲しいわよ~(ノ゚ο゚)ノ
逆プロポーズで何かが変わる?

ところがどっこい、佑太が二人を目撃。引っかき回してくれそうです。
駅の伝言板に書かれた…
《未来刑事さんへ 大変です! 姉ちゃんに男ができました ユウタ》の文字。


「私、博さんのことが好きなんです。それに、私の未来は私が決めるものです。
 だからもう好きっていう気持ちを押さえ込んだりしません」
「俺も、俺の目的を諦めないよ」
「どうぞご勝手に」
「実はこの間の未来の話。一つだけ嘘がある。
 俺たちはそこで2回デートした。ケンカしながらだけどな」
「そう、良かった」  笑顔で立ち去る里花に、もう迷いはありませんでした。

博がコートのポケットから取り出したのは…
あのお揃いのストラップの犬。。。

博が里花のことを嫌いになったってことじゃないみたいですけど、
未来の里花も、本当に博のことが嫌いで別れたいんじゃない気がして来ました。

しかし、自分のことをオッサン呼ばわりした里花でも好きか^^;
それより、未来の博の目が
濁ってしまったことを知ってしまった里花の方がショックか(笑)


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2010年09月01日

『10年先も君に恋して』 第1話

タイムスリップものは大好きで、しかも脚本が大森美香さん。
どんな恋愛ドラマを見せてくれるのか楽しみにしてました♪

大森さんの作品は心に残るものばかり。
最近では『ブザー・ビート』ですが、またこんな月9が見たいもんです。
『ランチの女王』 『君はペット』 『ニコニコ日記』 『マイボス・マイヒーロー』…
『不機嫌なジーン』では内野聖陽さんとご一緒してる訳ですね~。

上戸彩ちゃんと内野さんは『エースをねらえ』で絡んでるし♪
7年ぶりの共演とは驚き。もうそんなに経つの?
成長した二人、お互いをどう感じたでしょうねぇ。


内野さんの「10年後と今」の微妙な違いの見せ方が上手かったですね~。
30歳に見えたし、40歳にも見えた。
ヘアスタイルと顔の色?それと声のトーン。さすがですわぁ。
メガネの顔は稲垣吾郎ちゃんにも見えたりしたんですけど。ヘアのせい?

龍馬でもなく、倉石でもなく。。。円山博を魅せてくれました。
また惚れちゃいそう(人´∀`)♡


2020年8月。。。

36歳の里花(上戸彩)は、夫の博(内野聖陽)に離婚届を出そうとしてましたね。
贅沢な生活をしてるように見えましたけど、
何が原因で冷え切っちゃったんでしょう。。。

博はそんな夫婦仲をやり直すため…
いや、里花と自分の結婚を阻止するため、現在へタムスリップして来ます。
二人の何がいけなかったのか、それが見えて来るかもですね~。


2010年8月。。。

老舗出版社の文芸編集者・小野沢里花は、新たに作家の担当が決まり、
それが憧れの濱田梓(渡辺えり)だと知り大張り切り。
ところが…
「よろしくお願いします。私、ずっと先生の大ファン」
「嫌っ。私この子嫌い。…若いってだけで嫌い」

渡辺えりさん、またいきなりこんな嫌われ役ですか。
ひがみっぽい演技は最高ですが(笑)
今後、里花との絡みで楽しませてくれそう。謎の男を小説にしたりして。
5歳年下の専業主夫・哲夫(渡辺いっけい)がどう絡んで来るのかも楽しみ。

里花と同行した前の担当者・宮下役のJINさんが気になります。
初めて見た気がするんですけど、どうしてキャストに入ってないんでしょ?
これで里花と完全交代するから?
一人でタクシーに乗るなら、途中まで乗せてあげればいいのにって思ったら、
ここのバス停こそ、里花の運命の場所だったんですね~。。。

そこに現れた怪しげな男。
以前から里花の後をつけたりしていたため、警察を呼ぼうとする里花。
「君のためにここまで来たと言っても過言ではない。一つだけ頼みがある。
 次のバズには乗らないで欲しい」

事故でも起きるのかと思っちゃったけど、
そこで博と出会うことになるんですね。どうして会わないようにするの?
やっぱりやり直すより、結婚が間違いだったってこと?
里花のために人生をやり直したいってことですかね。

バスには乗らなかったものの、そのバズに乗って到着した博に遭遇することに。
運命ってそうなってるのね。


里花の弟・佑太(染谷将太)はプロを目指すロックミュージシャン。
どっかで見たのに思い出せなくてモヤモヤしてました。
色々なドラマや映画で活躍されてるんですが…
そうそう『坂の上の雲』での秋山好古役でした!
風呂屋の窯焚きをしながら本を読み勉強する青年。
ロック少年とは違いすぎて思い出せませんでしたよ。
『東京島』にも出てるんですね。
この映画、面白そう。今が旬の木村多江さんだし♪
染谷君は、来年の大河では森坊丸役だそうで、
『龍馬伝』から引き続き見られるかなぁ、私^^;


博の大学時代の恩師・三田村幸助(藤竜也)。
未来から来た博を見るなり、出た言葉が良かったですね~!
バックトゥザフューチャーだ♪

「あっ」
「教授、あの僕は」
「何年から来ました?あなた、未来から来た円山博君でしょ!。
 見かけから推測すると。。。38歳」
「いえ、40になります」
「40。10年後。2020年か。や~ははは、よく来たね。はるばる遠くから」

嬉しそうに部屋へ招く三田村(63歳)。
藤竜也さんがいいですね~。実年齢は69歳ですよ!
今でもカッコイイですわぁ。昔の映画とか思い出しちゃいますね。
『海猿』での主任教官を思い出してもカッコイイ~o(≧∇≦)o
ホント良い年の重ね方してますわぁ。

里花の上司・青山比沙子役の高島礼子さんも変わらず若い!
未来の博を目撃してますけど、どう接して行くことになるんでしょ。

もしも人生をやり直すことが出来たら…
幸せになれるんでしょうかね。
今より不幸になるのも怖いので、そういう夢は見たことがない私。
ってことは、今が幸せだからでしょうね。


宇宙エレベーターやカーボンナノチューブとか。
未知の世界にも興味津々です♪
どうやって未来から来たんだろう。。。
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