2015年06月14日

『アルジャーノンに花束を』 最終回

泣きツボ集大成の最終回に泣きっ放し~。
2度目も何度観てもダメ~(/_;)

退行に苦しむ天才咲人に泣けちゃうし、
回想の中の咲人にも泣けて来ちゃうし。
梨央の代わりに死んじゃうのか想像したら悲しくて、
生きてて良かった~って泣けちゃうし、
「かわいいね。バーガーたべない?」
って戻った咲人の笑顔にもウルウルで。

山下智久、一皮むけちゃいました♪
彼にしか出来ないと思わせた、
ホントいい作品に出会いましたね~。


泣いてスッキリしたのも、
上手くまとめてくれたスッキリ感があるから♪
対等の友達も、究極のマザコンも…

遥香の未来にも幸せが見えた気がして、
咲人ジュニアは必要なかったんだって思えたし。
2ヶ月後に「ママ~」って迷子を使ったのも、
思わせぶりのワザあり。

ハンバーガー屋を閉めるタイミングも…
ルーカスさんまだ若いのに(笑)

人間の欲や後悔、優しさや真実の愛を見せながら、
最後に不幸を感じさせる人が誰一人居ないと言う。
全部繋げて見せてくれて消化不良なし!


「時間との闘いではなく、時間の問題なんです」

今までの人生で、
こんなにも時間を惜しむ日々を送ったことがあるだろうか。
それを誰かのために使いたくて…

「パパ、もう少しだけ時間を」
神様、もう少しだけ。。。


あ、そうだ。
コロッと変わった(ように見える)母親には、
最後まで感情移入出来なかったかも。
いや、家族のことを考えなかったパパのせいだもの…
ってどの口が言う?┐(´-`)┌

人間はみんな自分勝手。

「一番愛してる人を一番大切に考えるのは、
 当たり前のことでしょ。
 そんなことも分からないの?バカみたい」 窓花

「。。。」 笑顔の咲人

「笑ってごまかすのはやめなさい。
 あの人みたいに」

「すいません。
 ホントにバカですね。いや、バカだった。
 僕はあなたに抱きしめて欲しくて、
 ずっとお利口になりたいと思ってた。
 だってママだから。
 あなたは、こんなひどい母親に、
 なぜ会いたがるのかと言ってたけど、
 だってそれはママだから」 

「。。。」 

「ごめんなさい」

「何で謝るの?」

「ママだって、抱きしめて欲しかったんだよね。
 ホントはママの方が。。。
 抱きしめられたかったんだ。
 ごめんねって。ありがとうって」

咲人に抱きしめられ、
タガが外れたように泣き出す窓花。
初めて心から息子を抱きしめた母でした(/_;)

ギュッはいい!
魔法の「大丈夫だよ」♡
家路久が病気の元妻を後ろからギュッもね。
あの体勢は斬新だった…
ベッドの上でスーツでって(*ノ▽ノ)ギュッキュン

あ~木村も山下もスーツはヤバイ(笑)


竹部の懐の大きさに泣く。。。

「申し訳ありませんでした」 咲人

「何のことだ?」 竹部

「私は、あなたにひどいことを」

「もういいよ」

「よくありません。
 一番お世話になった方に
 これ以上ないひどい言葉を
 投げかけてしまった」 

「そういう時もある」 

《母と寝たんでしょ?》

「あなたを、人として
 信用しないと言ったも同じです。
 バカでいい。私がバカのままでいい。
 あなたは唯一、そう言ってくれた方です」

《ばかだめ~》
《何があっても、絶対お前のこと見捨てないからな》

「まぁまぁ語弊はあったよな。
 でも実際俺はホントにそう思ってた。
 ムショから出たばっかの奴は、
 大体みんな警戒心が強い。
 だから俺は新人が来る度に、お前と同室にした」

「はい、檜山君も」

「お前は、そう言う奴らの警戒心を解くんだ。
 尖ったトゲを、いつの間にか抜いちまう。
 だからお前は、そのままで十分偉い奴なんだって」

「そんな風に、私を理解してくれてたあなたを」

「もう戻れ。
 俺んとこなんか顔出してる場合じゃねぇだろうが。
 その目覚めない女の子、救ってやんだろ」

「はい」

ケジメをつけて行く咲人。

元に戻ってしまう前に…
震える手で書き記す。

〈さくとへ

 ままに あいにいかないで
 かわいそうだから

 しゃちょうさんに
 あいにいかないで
 ひどいことをしたから〉

 
杉野も小久保も蜂須賀も、
真剣に咲人を助けようとしてくれた。
それは咲人に出会えたから。
遥香や仲間、咲人と家族を通して、
『愛』を教えてくれました。。。

「知能が低い人間が野蛮な訳ではなく、
 知能が高い人間が理性的な訳でもなく、愛が」 咲人

「愛?」 蜂須賀

「愛に満たされた人は人を傷つけない。
 心ない人に、時折見せられる悪意には
 戸惑うこともある。
 けれど、知能や知識ではなく、
 本当に愛し愛された記憶のある人は、
 もしかしたら世界は、
 そんな単純なことで、
 穏やかになるのかもしれません」

「誰もが、愛に」

「包まれた世界なら」

このドラマが伝えたかったこと。
咲人が見つけて教えてくれた。

梨央を助けたことで蜂須賀も救われた形に。
別の意味でも…

咲人の愛は、みんなを変えた。。。

〈はるかに
 あわないで

 あいしてるから〉 

震える手で…
最後の言葉はパパと一緒に書けた(/_;)ローズダメ


梨央の手術は無事成功し、
咲人に小切手を手渡す河口社長。

「娘は目覚めた。
 君のお陰だ。
 どんな感謝の言葉でも足りない。
 いくらでもいい。好きなだけ書くといい」

小切手で鼻をかむ咲人。
そこにはもう天才咲人は居ない。。。

泣き崩れる遥香に、
イヤリングを差し出す咲人。
笑顔が見たいから。ただそれだけ(/_;)

住む世界が違う。
どうにもならないことだってある。

身を引く檜山も同じ。
強がる舞と柳川も苦渋の選択をする。
シャンパンの口移しにギュッ(・・、)

そして死を覚悟した蜂須賀。

「退行が始まる前に
 彼に頼まれていたのです」 杉野

「彼?」 蜂須賀

「自分が元に戻ったあと、
 しばらくは昼夜問わず、
 あなたに注意して欲しいと」

「咲人が」

「私のもう一人の、父をと」

「。。。アァ」 涙の蜂須賀

「部長。
 新しい研究を始めましょう」 小久保

「また、天才の発想を見せて下さい」 小沼

「皆で支えます。
 我々チーム全員で」 杉野

「みんな。。。ありがとう。
 ありがとう~アァァァ」 

蜂須賀を演じた石丸幹二さん、
あの初回キャラからここまで、お見事(/_;)


「この中に、咲ちゃんの友達は居ませんか?
 咲ちゃんの対等の友達は居ませんか?」 小久保

『たいとう=ともだち』

あの2話からここで繋げて終わらせてみせる。
心地良いBGM使いも、
さすがっすね!。・゚・(*ノД`*)・゚・。


アルジャーノンが眠る場所でまどろむ咲人。
ママの匂いがするマフラーをして。
柳川くんと檜山くんと川の字で…

「さてさて、
 これからどうしたもんかな」 柳川

「まっ、何とかなるだろ」 檜山


『ローズ』の曲が合いすぎて…(・・、)

〈しんぱいしないで 
 あるじあのんおはかで
 たいとうの

 ともだちをまって〉

青いローズの花にも…

そう来ましたか~。
ヤラレた( -_-)ノノ゙☆パチパチ




この歌詞にドラマの深さを知り。。。
咲人の笑顔が過ってまた泣けちゃう(・・、)

 第1話~最終回記事


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2015年06月06日

『アルジャーノンに花束を』 第9話

描き方、見せ方が本当に上手いですね~(・・、)

檜山と班長の殴り合いを見せ、
知性を持った人間とは何かを考えさせられる。
人間らしいって何なんですかね。。。

前科者が善人でも世間は認めてくれないし。
そもそも「善人」ってどんな人なんだか…
檜山の人情まで警察には見えないし見ないし。
「またお前か」ってレッテルで片付けられて、
はいお終い。

知性のある者(研究所の人たち)、
感情的になる者(寮の人たち)、
どっちが人間らしい善い人なんですかね。。。


「街なかで、やれ肩がぶつかった
 目が合ったっちゃ
 因縁ふっかけるような輩と一緒か。
 本当にくだらねぇ。
 そうやって人生を、
 そんなつまんねぇことで棒に振る。
 つまんねぇ人生。
 ちっぽけな命だな」 竹部

蜂須賀(息子の死)にも繋がる。

竹部の過去にも…

「昔、腎臓を一つ、ある人から貰った。
 …
 いいか?お前ら。
 この世には紛れもなくそう言う人が存在する。
 せっかく医者になったって、銭金じゃねぇ。
 戦地とか自分の命が
 危ない所に行くような人間が居る。
 震災じゃボランティアが3万人現地に入ったそうだ。
 そりゃ中には見物感覚や、
 ミーハーみたいな気持ちで行ったヤツも居たろう。
 だけど、本当に居るんだよ!
 困ってるヤツを見たら何とかしてやりてぇ、
 そんな風に感じちまう、
 根っこから優しい人間がさ」

竹部が咲人やその家族を見守って来た理由が分かると、
そのDNAと父の教え、考え、母の苦悩へと繋がって、
スッと腑に落ちた感じがした~。
上手い!

やっぱり咲人はパパの血を引いてる…
根っこから優しい子(・・、)


「なぜそっちに行く?
 自分の家族じゃないだろうに」 蜂須賀

「見て見ぬ振りはできません」 咲人

「自分を犠牲にしてもか?」

「誰かのために、
 誰かを救うためにこの知能を使わなければ、
 私とアルジャーノンの存在が、
 無意味になってしまいます」

梨央を救うために集まってくれた優秀なスタッフたちにも、
善意の欠片ぐらいはあると思いたい。

病院に駆け付けた仲間の気持ちは100%。。。

「咲人」 抱きつく檜山

「檜山君」 背中をトンする咲人

「咲」 

「柳川くん」

言葉は無くても分かる、対等の友達(/_;)


アルジャーノンが死んで
一番ショックを受けたのは小久保(菊池風麿)。
エサはもちろん、文字を教えたのも彼…

後輩が先輩を「咲ちゃん」と呼ぶ不思議な錯誤(笑)
それは事務所で繋がる。。。

「初めてアルジャーノンと会った日、
 自分の名前を教えてくれたのには驚いたよ」 咲人

「”あ”の文字の上にだけ、エサを置いて、
 それを繰り返す。
 次は”る”。”る”の文字へ。
 多分100万回ぐらいかな」 小久保

「100万回くらいか」 

「時間はたくさんあったから。
 僕にはガールフレンドも居ないし。
 友達は、
 友達はアルジャーノンだけだった」 

お菓子箱の棺に入れられたアルジャーノン。
その上には花の種が置かれ、
土をかける2人。

どんな花を咲かせるんだろう。。。

「子供の頃を思い出すよ。
 僕には難しい遊びができなかったからね。
 砂場で毎日、飽きもせずこうして。。。
 さよなら。アルジャーノン」

「さようなら」

手を合わせる先輩と後輩(-人-)ヾ(゚∇゚*)オイ
だって~、
咲人がまだ研究所に来たばかりの頃は、
そんなこと全く感じさせなかったのに、
今は山Pに見えちゃう不思議♡


〈笑顔をつくると、
 人は脳の中にアドレナリンが分泌される。
 この人は、今幸せなんだと。
 だからこそ、苦しい時、悲しい時こそ、
 彼は笑顔をつくるのだろう〉

幻の父が咲人に声を掛ける…
「あいきょでしょ」

〈この極限の恐怖と不安。
 そう、愛する彼女を
 失うかもしれないと言う怯えの中でも。
 あの彼のように〉

笑顔で答えた「あいきょでしょ」。。。


予告を見ただけでもダメだ~。
最終回は涙が止まらない気がする。・゚・(*ノД`*)・゚・。

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2015年05月31日

『アルジャーノンに花束を』 第8話

ここで杉野(河相我聞)が動いてくれるとは。
彼もいい人で良かった。
研究所の人たちに悪意を感じさせないのも、
見てて苦痛じゃないのがよろし…

舞のキーキー声ぐらい(笑)

蜂須賀をそれほど憎めなかったのも、
天才ゆえに…

心理的な病気を描くドラマが多い中で、
人間の良し悪しを決めるのは何だろうって、
色々と考えさせられる今日この頃。
情が深い人間の方がいい人なのかどうか、
分からなくなるんですよね~。

頭のいい人間ってどんな行動を取るものなのか…
天才にしか分からないことですけど、
右脳を休ませながら左脳を強引に活性化させるなんて(笑)
咲人と蜂須賀のやり取りには興奮しました。


「咲人。改めて君には」 蜂須賀

「謝らないで下さい。
 先生の研究は素晴らしかった、
 私に素敵な夢を見させてくれた。
 愛する人もできた。
 愛されることも」 咲人

「そうか」

「できれば覚めたくない。
 永遠に見続けていたい。
 この上もなく素敵な夢です。
 だから、力をお貸し下さい。
 私一人では無理です。
 あなたの頭脳を、貸して下さい」

「分かっている。
 夢なんかにはさせない。
 私達の力で、必ず」

「はい」

研究のためだけじゃない、
父性愛のようなものを感じさせるのは何だろう。
蜂須賀も人の親ってことですかね。


柳川くんも、桧山くんも…
人を思いやる人情派に泣ける(・・、)

絵本の世界で目を覚ますのは…
ホッペじゃ十分じゃない純情派。


「あの社長」 隆一

「何だ?」 竹部

「咲のこと許してやっちゃくれません?
 なんつうか息子って、
 母親の親父以外の男関係に
 敏感になりやすいって言うか、
 いきなりツーショットなんか見せられて
 俺も分からないでも」

「気にしちゃいねぇよ別に」

「マジ?
 じゃぁいいっすか?
 もう怒ってねぇって伝えても」

「あぁ。
 それにな、咲に何言われても、
 ホントは俺に、怒る資格なんかねぇんだよな」

「え?じゃぁマジで咲のお袋さんと」

「バカ!」

咲人の母親を見守る理由は他に何かあるんですかね。
独り身で居たことと関係してるとか?

これだけいい人たちに囲まれてる中で、
母親の窓花だけが最初から違和感なのは、
キャストのせいかも~。個人的好みかも~。
夫婦にも親子にも、
竹部とのツーショットにも、合わないわ~/(-_-)\

「愛」を感じない適役?

平穏な暮らしを乱さないで欲しいって、
どうやって平穏な生活をしてるんですかね。
まさか竹部が援助を?

自分は息子を捨てたんだと言いながらも、
自分を責めてるようにも見えないのが違和感なのか…

「昔のことだから忘れてくれる?
 もう恨んでない?」 窓花

「恨んだことなど、一度もありません」 咲人

「咲人さんがお利口になったのも、
 手術をして、
 立派な人間になりたいと望んだのも、
 全てあなたのためなんです。
 あなたに、褒めてもらいたくて」 遥香

「いいわ。
 ちょっと立ってもらえる?
 一度だけで済ませてしまいましょう」

両手を広げる窓花。

「。。。」

「抱きしめて欲しいんでしょ?
 お利口になったんですってね。
 立派になったわ。
 ママも嬉しい」

「。。。」

「どうしたの?恥ずかしいの?
 そういうところはまだ子供なのね」

その手を振り払う咲人。

「もういい。。。
 もういいです」

不器用にも程がある。
突き放すためには見えない猿芝居。
これも心の病のせいなんだろうか。

黄色い靴下も…
わざとらしく見える偏見で残念に映ってしまうし。

母親の資格がないとかあるとか、
決めるのは子供の方って…確かにそうかも。


「仕方ないことってあるんだよ。仕方ない。
 僕には家族が居ない。
 その現実を知っただけさ」 

咲人の手を握る遥香。

「居るわ。
 家族なら、ここに居る。
 私が、あなたの家族になる。
 ずっと一緒に居て、
 ずっと同じ時を刻んで、
 おじいちゃんおばあちゃんになるまで、
 二人で、ずっと一緒に」 

遥香を抱きしめる咲人。

「遥香。。。君を愛してる」

「私もよ」

「君が想像するよりずっとだ。
 君さえ居れば、他に何もいらない」

「私も」

家族は3人になるかも(゚-゚*)ベイビー

君が想像するよりずっと…
う~ん素敵なセリフと、
キスもあすなろ抱きも上手いものね♡


「お届けです!」
咲人に給料を持った来た隆一。
咲人の状況を分かってやれる親友。

天才咲人との距離感…上手いな~。
頑張る様子に泣ける。
若いのにホント偉い子!恐ろしい子(笑)

あんなこと言われたらもう近づけないはず…
「僕が自分より頭が良くなったことが気に入らないんでしょ」


社長が怒ってないことを伝え、
一緒に謝りに行こうと誘うと…

「すいません。
 こちらで、少しトラブルがあって」

「トラブル?」

「えぇ」

「。。。ちょっと深刻な感じ?」

「まぁ」

「そっか。なら、また改めて、うん」

「はい」

車を降りると…

「柳川君」

「うん?」

「顔が見れて嬉しかった」

「。。。俺の?」

「うん。
 僕のこと、まだ友達だと思ってくれてる?」

「。。。親友じゃん。対等の」 

「ありがと」

「うん、またな」


ともだち=たいとう。・゚・(*ノД`*)・゚・。


研究室では2人の天才が…

何とかしてくれるに違いない。
以前とは違ったパワーを感じるもの('▽'*)。。oO

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2015年05月23日

『アルジャーノンに花束を』 第7話

パパは幻?
幻覚が見え始めた咲人。

相手の気持ちを思いやれる人間に
なり始めたところでこんなことって/(-_-)\アルジャーノン

賢くなるって何だろうって考えちゃう。
人間って複雑~。

「アルファー・リポキサンチン・グルコシド」
って噛まずに言えると…
馬鹿には見えないとか(笑)

黙ってる賢さはないのかと思わせる暴言や、
冷酷な言葉で人を傷つける咲人。
正直がいい訳じゃない。
人から嫌われるって簡単なことね。

知識・知能・知性の3つを活用することを英知と呼ぶ。

咲人は兼ね備えたんですよね。
だから考えて行動した。

「母と寝たんでしょ。
 関係はいつからなのか分からない。
 妹はもしかしたら、
 あなたの子供だったかも」

「出てけ。
 ここから出て行け」

あの温厚な竹部を怒らせ殴られるって…
わざと?
そう思いたい。

遥香への感情を見ながら、
咲人はもうそこまで読める人間になってるでしょ。

蜂須賀の洗脳に気づいたのも、
遥香のお陰。

「咲人さんを悪く言うのはやめて」
「僕も咲人ですよ」

知的障害者だった頃の記憶がなくなった訳じゃないので、
今の咲人なら冷静な分析もできるはず。

〈過去の私に、
 失って惜しいものなどあったのだろうか。
 以前の私に、
 失ってはいけない大切なものなど〉

賢くなったばかりの頃なら、
同僚たちから馬鹿にされてたと思えば、
見返してやりたいと思うのは当たり前の気持ち。
そんな小っちゃな人間はとっくに超えた。

研究室で言い放つ咲人は、
尊敬してた人をも越えた。
ALGも作れちゃうほどに…

「あなたは、あるいはここにいる誰もが、
 人間としての大切な何かを
 欠落してるのではありませんか。
 真心を」

純粋だった咲人と遥香の回想シーンや、
康介の優しさと隆一の優しさに泣ける(・・、)
真心って、
相手を思いやる気持ちなんですね~。
そこには交換条件も恩着せがましさもない。


「僕がずっとイラだっていたのは遥香、
 君が僕への気持ちをごまかそうとしていたからだ。
 ホントは恋してるくせに。
 ホントは愛してるくせに」

はっきり言うよね~。
嫌味な人間に見えないのはなぜだ(ノ∇≦*)

咲人に欠けていた「温かみ」を感じさせたラスト。
山Pの上手さに感心する…

キッスもね♡

英知ですかー!
英知があれば~何でもできる。

はじめて~の( ˘ ³˘)チュゥ
からの上級編(笑)

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2015年05月16日

『アルジャーノンに花束を』 第6話

お利口になったら、
キスも上手いっすね(*ノ▽ノ)予告イヤン

前回はベッドインしても、
してなかったのに~。
服は着ないで寝るザ・メンズな感じ?

好きじゃなくても、
する事はするんだと思ったぞなもし~。
どんな顔してする事したのか…
暴走咲人のおもてなしを妄想したぞな・も・し(*ノ▽ノ)

本能もフタをすればいいだけ?
それができたら大人だけど、
にんげんじゃないもの。。。

人間、賢くなればいいってもんじゃない。
賢く生きなきゃ、
幸せどころか嫌われ者になりますよ~(ノ゚ο゚)ノ

「いくら知識を身につけても、
 それだけでは知性とは言えない。
 その知識を自分の頭で考え、
 判断し、的確に活用するんだ」 蜂須賀

普通の人間がそうしようと思うのは当たり前でも、
それを咲人に求めると、
益々人間らしくなくなって行くのはなぜ?
冷たい咲人はヤダ~(ノ゚ο゚)ノ

ラストのBGMが流れ、
学会のステージに立つ堂々とした咲人を見ながら、
2話で泣いてた咲人を思い出す。。。

「ともだちじゃない。
 ぼく。ばかだから、
 たいとうじゃありません。
 ともだちいない。
 やながわくん、かなしかったです。
 わからない。
 ぼく。なにもできません。
 ばかはきらい!
 もっと、おりこうなりたい。
 いいこといえる、
 なにもできない。ううぅぅ
 なにもいえないぃ。ううぅぅ
 もうばかは、
 たいとうじゃありません。
 ばかだめ。ううぅぅばかだめ。
 ううぅぅ。。。ともだちいないぃ。
 ともだちいない。
 ううぅぅううぅぅ」

こんなに純粋だった咲人に泣けて泣けて(・・、)
前の咲人は可愛くて可愛くて…
いまはかわいくありません。グスン

「前の僕?
 ひらがなも書けない、
 バカで哀れな頃の僕のことですか?
 周りにそういう人間が居ると、
 人は安心するんでしょうね。
 自分より明らかに下の人間が居ることで、
 優越感が満たされるから。
 自分はこいつよりマシだって、
 こんなバカじゃなくて良かったって思えるから。
 だから優しくできるんですよね?
 でも そんなのはホントの仲間でも友達でもない。
 エゴを満たすための偽善です」 別人咲人

殴りかかる檜山を止める柳川。

「図星ですか?
 二人とも、僕が自分より頭が良くなったことが
 気に入らないんでしょ?
 見下す相手が居なくなって」

「お前、お前、誰なんだ?」 檜山

「誰?質問の意図が分かりません」

立ち去る咲人。

友達って何?
対等って何? 
 

蜂須賀の教え通りの思い通り。。。

「人は対等ではないんだ。
 価値が違うと言い変えてもいい。
 君は素晴らしい価値を持った人間になったんだ」

対等じゃないことが悲しくて泣いてた咲人が、
仲間を友達以下に見下す姿は、クズ野郎で…
明日やろーは馬鹿やろー!
蜂須賀コノヤロー(ノ`0´)ノ

遥香にはもう止められない。。。


さ~て来週のアルジャーノンは…

メガネ女子の登場にどんな仕掛けが?
父親は生きてた?
竹部の「俺だって昔はさ…」何があった?

の3本です。

あいきょでしょ!ウフフフフ


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2015年05月10日

『アルジャーノンに花束を』 第5話

人間が成長するって、
何なんですかね。。。

「物理学者スティーブン・ホーキング博士は言った。
 人は人生が公平ではないことを悟れるくらいに
 成長しなくてはならないと。
 私も同感だよ。
 人生は成長してこそ意味がある。
 すべての人生が公平であるはずがない。
 知性を磨かずに、
 怠惰なまま生きるなど、何の意味もない」 蜂須賀

生まれて来たことに意味があると思いたい(笑)

惰性に生きるのは
もったいないことだとは思いますけど、
知性を磨くって、経験も必要で…

咲人を見てるとよく分かる。
本を読んで知識は増えても、
先を見たり空気を読んだりすることが出来ない。

人は、後悔と反省を繰り返しながら成長して行くのね。
人間関係を築く、上手く保てるかって大事で…

「ぼくは、あなたに、キスがしたい」

正直に気持ちを伝えればいいってもんじゃない(笑)
山Pバージョンなら断れないはず(u_u*)ヾ(゚∇゚*)コラ

咲人が時折り見せる普通の顔にドキッとしたり、
ホワイトボードにササッと書いた「X」(エックス)の美しさも…
走り方もお利口になってるんだもの~('▽'*)カッコイイ
いつも走ってたな~('▽'*)プロポ

それでも「フフフ」って笑ういつもの咲人にホッとする♪


「人間、生きてる事自体が奇跡だと思えてきます」 by『アイムホーム』

人間ってスゴイ、脳ってスゴイ!
成長すると性格も変わるってことですかね。
嘘も方便、生きる知恵。

「要領がいい」はまだ聞こえがいいけど、
名古屋で「こっすい」は人聞きが悪い(笑)

人から好かれるって、何だろう。。。

みんなから可愛がられてた純粋な咲人が、
どんどん離れて行く。
そしてみんなを見下して行くって(*'へ'*) ンー
何だかなぁ。。。


咲人の父親は亡くなってたんですね。

「毎年、
 親父さんとこ行く日は、帰りが遅くなるからな」 竹部

「お父さんのところに?」 遥香

「えぇ。いつも俺が迎えに行くんですけど。
 でも今回はほら、あいつ頭が良くなったでしょ」

「はい」

「だから、話も長引くんじゃないですかねぇ」

ここから咲人が父親に近況報告するシーンに変わり、
そこがどこか屋外で、
ゆっくりと墓石らしきものを入れながら映す…
もしかして死んでる?って見せ方。

これが視聴者の経験から想像させるワザなんだな~って、
ドラマや映画もそう言うものありきで作られてる。
当たり前のようで、改めて感じました。

「咲人の父親は13年前に死んだんですよ」
なんていきなり言わないのがいいのん。
人間、言い方があるじゃ~ないのん。
竹部は人を思いやれる人で…
そんな彼が独り者の理由が気になるわ。

「あいきょでしょ」
墓前でジャンケンする咲人が可哀想で(・・、)

大好きな女の子が出来たのに、
どうしていいのか分からない。
お利口になっても…
お父さんとも話せない、声も聞けない。


学会での公表を急ぐのは、認可の問題?
河口社長が娘を助けるために焦る気持ちが、
どう出るか。。。

早くも失恋した咲人と同様に、梨央が心配。

「どうしてぼくじゃだめなんだ、はるか。
 どうして。。。」 

咲人を抱きしめる梨央。

「私が、遥香さんの代わりになってあげる。
 私は大丈夫。
 私には、時間がないから」

「じかんがない?」

咲人にキスをする梨央。。。


からのベッドインより…
スーツ姿でしょ♪(/∀\*)キュン

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2015年05月02日

『アルジャーノンに花束を』 第4話

「まいちゃんウンコ」

「おけつです。おけつ」

「おばさんダメ」

「おんなのこ、はずかしい」

「なんで、ぼくルアー?
 なんでみんなごちそうで、ぼくルアー?」

「ぼくヘンです」

「あだもと」

…アダモちゃん(ノ∇≦*)ペイ!ヾ(゚∇゚*)ムカシカ!

咲人語録♪
もう聞けなくなるのは寂しいけど…

「おりこうなったら、パパ、よろこぶでしょう。
 ママは。。。
 きっとママもぼくに、いいこいいこ、してくれるでしょう」

早くお利口にしてあげたい。
でも「お利口」になるって辛いのよね。

「望月さん、あなたはどうしてあいつが
 お利口になりたいって言い出したか分かりますか?
 周りがね、そうであれと、期待するからです。
 頭いいことが素晴らしい、
 高尚なことが偉いって、
 世の中が、我々がそう言う空気だからです。
 でも俺はそう言うのって、
 世の中の思い込みなんじゃないかなって思うんです。
 違いますかねぇ。
 子供と一緒ですよ。そのままで十分。
 大丈夫だよ~って包んでやることが、
 大事なんじゃないかなって思うんですよね。
 
 それに、期待させといて、
 後でガッカリなんてのは、酷なんじゃないかなぁ」 竹部

そうなんですよねぇ。
頭が良くなってみないと分からない。
頭がいいってズルくなるって感じ?
人間ってそう言う生き物だもの。

知らなきゃ良かったってことも現実にあり…
知らない方が幸せ?

何が「幸せ」なのか分かりません┐(´-`)┌


「どうしてですか?
 ぼく、おりこうなったのに、はるかのきもちわかりません。
 おりこうなったのに、
 あるじやのんとたいとうなれません。
 やきゅうのボールうてません。
 ともだちと、たいとうなれません。グスン
 なにもできません。
 ぅうう。グスン。ぅううーー」 (・・、)

「ごめんね。
 苦しませて。ごめん」 抱きしめる遥香
 


野球の試合で見せてくれました~!
蜂須賀先生まで来た。
はいみんな集合~(笑)

スカッとしたいなら、
野球とアイスホッケーo(≧∇≦)oチガウカ
あ、バスケ!
こちらでは『プライド』絶賛放送中♪

ここは打ってくれよ~って出番の康介が、
肘を痛めたフリを見せると、
「勝つことだけが全てじゃない」って、
竹部監督も同じ考えなのが素晴らしい。
普通なら…
ここでおけつは有り得ない(笑)ヾ(゚∇゚*)ホケツ

でも仲間たちが、
咲人を仲間外れにしないのが気持ちがいい。
富士の山が清々しい。。。

打つとは思いましたけどね~、
咲人の変化が表情で見えた。。。


振るのか振らないのか…
見送り。

柳川くんのアドバイスを聞く咲人。
ファウル!

「ボールの軌道を学習している」 蜂須賀

「あいつ、まさか」 隆一

ヘルメット姿の横顔45度アップが美しい('▽'*)。。oO

「咲人さん!打って」

頷く咲人。

ホームランヽ(*´∀`)ノ

からの走り方が可愛くて笑う~o(≧∇≦)o

「パパ、ママ、やったー、やったー!」

同点だけどね(笑)


打ったシーンを何度も見返したんですけど…
ワンバウンドボールを打ったように見えるのは、
CG処理のミス?


次回は咲人の…

「あなたにキスがしたい」

聞けるんですってよ~(ノ゚ο゚)ノ オクサーン!

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2015年04月25日

『アルジャーノンに花束を』 第3話

泣かせるわ~。
でも笑わせてもくれる咲人が、
やっぱり可愛くて可愛くて~♪

何て答えるんだろう?とか、
どんな顔するんだろう?とか、
ついついそっちを期待して見てしまう。

フフフって返す笑顔が最高で('▽'*)。。oO

「はるか!」って呼び止められてドキッとした、
山Pファンも居たんじゃないかと妄想族(笑)

からの…
『ビストロスマップ』でかくれんぼしてたなぁ。。。
芦田愛菜ちゃんを探す木村くん♪
「まなー!」って渾身の叫びに、
本名よりドキッとしたわ♡
とか(*ノ▽ノ)

そんな私のレビューを、
生粋の山Pファンの皆さまに支持して頂き感謝(-人-)

好きな役者・タレントが、
その役を見事に演じてくれると、
ドラマがより生きるんですよね~。
野島作品でありながら、
脚本を担当してる池田奈津子さんにも今後注目。

序盤から投げかけて来る会話でのネタを、
終盤まで一つずつ拾って見せてくれる。
重くなり過ぎず微笑ましく…
おっぱい繋がりも見事(笑)

疑問が解けたスッキリ感と、
繋げて見せるその上手さに感心しながら、
ラストで泣かすんですって~あの曲が。

BGM使いも上半身チラ見せも、
反則~(ノ∇≦*)


「ばかだめー。ばかだめ。フフフハハハ」 咲人

「きゃー!」 梨央・舞

自分でシャンプーも出来ます。
そこが女子シャワー室だっただけ(ノ∇≦*)キャハッッッ♪

土下座して謝る、
ともだちの柳川くんと檜山くん。

「許してやってくれ。こいつのしたことだから。
 それに、一瞬だし、ろくに見てもないだろうから」 康介

「みましたー」 咲人

「見たのかー!」 隆一

「おっぱいみた」

「咲、どっちがどうだった?詳しく話せ」 隆一

舞の咳払いで我に返る(≧∇≦)ノ トモダチー

「頭下げろ」 康介

「どうもすいません」 隆一

「いや~まぁ、
 私は別に減るもんじゃないからいいんだけどさ、
 梨央は見るのも見られるのも初めてだから」 舞

見るのも?
見せたのかo(≧∇≦)oサクトー

「咲、お前梨央ちゃんのおっぱい見てどう思った?
 言ってやれ」 隆一

「りおちゃんの、おっぱいより、
 まいちゃんのおっぱいのほうがおっきい!」 咲人

梨央(谷村美月)と舞(大政絢)のおっぱい…
見間違いじゃ?(ノ∇≦*)ヾ(゚∇゚*)オイ

梨央にドキドキしないと言った咲人。

ここから「ドキドキ」の感情を、
上手く繋げて見せてくれるんですよね~。
「あるじやのんのママ」から「はるか」になり、
変わった意識は無意識?成長?してる?


「いいか。その手術、絶対受けるんじゃねぇぞ」 康介

「どうして」 咲人

「どう考えても怪しいだろ。
 その何とか先生って人に騙されてるんだよ。
 お前お金で売られたんだぞ」

「おかね」

「だから、お前の母さん
 そいつらからお金受け取ったんだぞ」

「ママ、おかねもらった?」

「そうだ」 竹部

「フフ よかった。よかった。よかった。
 おかねもらうと、みんなよろこびます。
 やながわくんのママも、ぼくのママも、
 きっとよろこびます。ん~よかったね。フフフ」

「手術を受けるのは、こいつ自身の願いなんだ。
 咲人にも、自分の人生を選ぶ権利がある。
 そうだろ?」 竹部

「。。。」 康介・隆一

”母”への強い思いは、息子ならではの見せ場。
弱いんですよね~。こういうの。
ないもの妄想族(笑)
 

今回は遥香の揺れ動く恋心を、
咲人を通して上手く描いてくれました。

だから急いでた手術。
スポンサーである河口社長(中原丈雄)の娘…
梨央の脳に異常がある事実。
咲人はその実験台だった…

そのことに失望した遥香は蜂須賀の元を去り、
手術に立ち会うこともやめた。。。

「うんめい。うんめい」

「咲人さん」

「あ、はるか。ハハハはるか」

「お利口に、なりたい?」

「おりこうなりたい」

「どうしても?
 どうしても、お利口になりたい?」

「ぼく、どうしても、おりこうなりたい」

「。。。そうだよね。
 一緒に居られなくて、ごめんね」

出て行く遥香の後ろ姿を見ながら、
言葉が掛けられない咲人のもどかしさ。

「あ、あ、はるか。あ、はるか!。。。
 どうしたの?泣いてた」

「違うのよ。
 ただちょっと。自分が情けなくて。
 私ね、尊敬してる人が居て、
 その人と、同じ理想を追ってるって、
 気持ちが通じてるって、思い込んでた。
 でも、そう思ってたのは私だけで、フッ
 何だか私、勘違いしてたみたいで」

「。。。」

女の涙に弱いのは男の本能か。
どうすべきか、何をしてあげたらいいのか…
遥香に抱きつく咲人。
一生懸命の優しさが素直な感情(・・、)

「どうしたの?」

「だっこ」

「どうして?」

「だっこしたい。フフ」

「ありがと」

遥香の胸に手をやる咲人。
そこはダメよダメなのよ~(ノ∇≦*)

「どきどき」の確認をしたと思われ…
術後は、そうはいかんよ(笑)


「はるかいない!」

オペ室を飛び出した咲人。
蜂須賀(石丸幹二)から連絡を受けた遥香は、
捨てられたと思った咲人が
来るはずはないと答える。

そこへ、インターホンが。
電話の向こうでそれに気づいた蜂須賀が…

「君は私を卑怯者の科学者としか思わないだろう。
 ただ、彼には、白鳥咲人には、何の罪もない。
 このままでは、彼は人生の大きなチャンスを失ってしまう。
 美しい音楽や、絵画の深遠を理解して涙し、
 素晴らしい文学を読んで、心を震わせたりする機会を、
 彼は知らずに失ってしまうかもしれないんだ。
 君の力が必要だ。頼む」 

そう言って電話を切った。
ドアを開けると…

「う~ん。う~ん。う~ん」 咲人

「咲人さん」 遥香

「はるか~。ハハ。う~ん」

裸足で遥香の家まで…
来たのよねぇ。着いたねぇ(・・、)

「くつわすれちゃった~」

「私のとこ、来るとは思わなかった。
 約束破ったから、怒ってると思って。
 怒ってる?」

「う~ん、おこってます。ウーン
 でも、はるかにあいたい。
 いっぱいあいたいよ~。どきどき」

「ドキドキ?」

遥香の手を自分の胸に持って行くと…

「どきどき。どきどき。ね。。。
 あぁ!あ、ぼく、わかりました。
 ぼく、わかりました。
 これ、はるか。
 はるかは。。。
 せかいで、いちばんすきなおんなのこ。フフフ」 

「。。。ありがとう」

「フフフ」

絵具をこぼしたようにしか見えなかった絵が、
遥香に見えた咲人の変化。
大好きなママとあるじやのんのママを重ねる…
一番好きな女の子。

手術をすれば幸せとは限らないはずなのに、
乙女心が背中を押してしまうと言う皮肉な流れ。

可愛い咲人とカッケ~咲人…
どっちも見たいぃ選べないぃ(*'へ'*)ンー


山Pで 笑いも泣きも あるじやのん ヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪

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2015年04月18日

『アルジャーノンに花束を』 第2話

テレビの前でスタンバイしてると、
ちょうど帰宅した娘。。。

  娘 「何見るの?」

  私 「アルジャーノン」

  娘 「あぁ、山Pの?イメージが…
     見たくない~」

だで見せたった(笑)

初回を見てない娘に見て欲しかった。
社会人に必要な「3つの袋」。
堪忍袋、お袋、給料袋。

じゃなくて~、
こんな演技ができる山Pを見て!

給料を手にする嬉しそうな表情も、
分からないことを考える時の目も、
道順を教える能力も、
友達思いも、
笑いツボも…

「びまじょびまじょ」(笑)

咲人が可愛くて可愛くて~♪
迷子も可愛い~o(≧∇≦)o

山Pって。。。スゴイ。


ストーリーの見せ方、
繋げ方が上手いですね~。

あっちもこっちもダメ母で、
それでも息子は母親が一番好きで。。。

遥香(栗山千明)が、
咲人の母・窓花(草刈民代)を訪ねると…

「私がどれだけ努力して
 あの子を変えようとしたか分かる?
 それを諦めた後も、あの子がどれほど
 私や娘の負担だったかあなた分かるの?
 …
 もうあの子はうちとは関係ないの。
 咲人は私の息子じゃない」


同僚たちにイカサマがバレ、
ボッコボコにされた隆一(窪田正孝)。
買い物依存症の母親には金がないどころか…

「何だこれ。
 また借金してんのかよ。やめてくれよ。
 そのために俺が金渡してんじゃん」 隆一

「だって色々とかかるのよ。
 あの人のためにね、オシャレして
 いつまでもキレイな私で居ないと。
 あの人が帰って来てくれた時に
 ガッカリしちゃうじゃない」 京子(田中美奈子)

「親父は
 もう戻って来ないから」

「そんなことない。
 あなただって知ってるじゃない。
 ほら、去年の誕生日。
 この時計プレゼントして」

「それは俺が買ってやったんだよ!
 母さん、いい加減、現実見てくれよ、なぁ。
 若い女連れて出てったんじゃん。
 もう戻ってきやしないから」

「そんなことない!
 どうしてそんなこと言うの?
 何でそんなひどいこと言って
 お母さんいじめるの!?」


寮に戻れない隆一につき合う咲人。

「ともだちだから、いっしょいます」

友達だからお金も貸します。

「俺も落ちるとこまで落ちたなぁ。
 お前みたいなやつに同情されるなんて」

「どうじょう?」

「バカに同情されるなんて最悪だよ。
 友達ってのはな、対等なんだよ!」

「たいとう?」

「お前なんかな、
 友達でも何でもねぇんだよ」

「。。。」

優しい子なのに…
咲人に当たってしまう隆一。
病室で咲人の叫びを聞いてるシーンも(・・、)
たまらなかった。。。

病院で治療を受ける隆一を待つ咲人。
横で泣いてる女の子を見ながら思い出すのは、
妹を庇う母親の姿。

「100点取ったの私だもん。
 お兄ちゃんバカだもん!」 花蓮

「花蓮! お兄ちゃんに謝りなさい」 久人(いしだ壱成)

「あなた、やめて。
 この子は何も悪くないじゃない」 窓花

からの…

「たいとう、ってなんですか?」 咲人

「たいとう?
 対等の関係の対等?
 もしそうなら、一緒くらい、
 同じくらいってことかな」 遥香

「いっしょ。おなじ。。。」

遥香から連絡を受けた、
竹部(萩原聖人)と康介が駆けつけた。

「なっ、咲。
 お前は友達思いだもんな。。。どうした?」 竹部

「ともだちじゃありません」 咲人

「何言ってんだよ?」 康介(工藤阿須加)

「ぼくと、やながわくん、たいとうじゃありません。
 ぼくと、やながわくん、ともだちじゃありません」 咲人

「そんなことないぞ。立派な友達だよ。
 独りぼっちにしないようにしたんだよな」 竹部

「ともだちじゃない。
 ぼく。ばかだから、
 たいとうじゃありません。
 ともだちいない。
 やながわくん、かなしかったです。
 わからない。
 ぼく。なにもできません。
 ばかはきらい!
 もっと、おりこうなりたい。
 いいこといえる、
 なにもできない。ううぅぅ
 なにもいえないぃ。ううぅぅ
 もうばかは、
 たいとうじゃありません。
 ばかだめ。ううぅぅばかだめ。
 ううぅぅ。。。ともだちいないぃ。
 ともだちいない。
 ううぅぅううぅぅ」

。・゚・(*ノД`*)・゚・。


泣いてる私の後ろから、
「おもい(ひ)でぽろぽろだね」
って娘が言った…

『ローズ』の曲が心に沁みる♪

さすがだのう。。。若い脳(笑)

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2015年04月11日

『アルジャーノンに花束を』 第1話

パンは作らず花を届けます。。。
山Pバージョン。

「馬鹿な子嫌い。馬鹿な子嫌い」
大好きなお母さんから、
そんなこと言われて捨てられて…

咲人に泣けちゃったのは、
山Pだったからだと思えた(・・、)
上手いな~。

窪田正孝くんと工藤阿須加くんも、良かったですね~♪
栗山千明ちゃんは、
これまたチョコザイな(笑)

野島脚本のニオイがプンプンしたのは、
いしだ壱成パパのせいか…
「未成年」だった彼も40歳ですってよ~(ノ゚ο゚)ノ

草刈民代さんが49歳ってことに、
ママより妻にちょっと違和感。
いやパパが若すぎるのか。


アルジャーノンと言えば、
ユースケさんを思い出さない訳には行きませんが、
母親役のいしだあゆみさんと…
父親ってどうしたんでしたっけ?
あ!ここで「いしだ」繋がりヽ(*´∀`)ノヾ(゚∇゚*)オイ

そうそう、先生役が菅野美捕ちゃんで、
彼は吉沢悠くん。
オセロ・中島知子さんがパン屋オーナーで、
面倒みてましたね~。

ねずみを使って研究してた教授が益岡徹さんで、
田口浩正さんが助手でした。

榎本加奈子ちゃんも!
知的障害役でパン屋さんに居ましたわ。
…からの、大魔神の妻ですよ。34歳ですかぁ。。。
『金スマ』で野球人・清原氏の友人、
佐々木氏が登場して思い出してたところでした。
こんなところで繋がるなんて。

で今更驚いたのが、
脚本は岡田惠和さんだったんですね~。
こんなところで繋がるなんて。
『心がポキッとね』~φ(.. )

何かと繋げたガ~ルなので♪

そう言えば、
『医師たちの恋愛事情』を見ながら思ってたんですけど、
ここでも石丸幹二さんの白衣がそうでした。
まるでコートのような仕立てになってて、
ドラマはオッサレ~♪


母を守るために父を刺し服役出所した康介(工藤阿須加)。
咲人(山下智久)が6歳児並みの知能だと知ると、
その優しさも上手く演じて見せるんですよね~。
彼の目がいい。こう言う役がピッタリだと思う。

最初は馬が合わないと思われた、
隆一(窪田正孝)との距離感も見事に縮めて見せた男の友情、
みたいな(笑)

隆一も母のために詐欺で服役した過去が…
株も手品詐欺も、
そこまでしてお金を貯める理由は何なのか。


しかしクラブでの山Pは反則~♡
スーツ姿は視聴者サービスですかo(≧∇≦)o

梨央(谷村美月)のお陰(笑)

父・玲二(中原丈雄)の仕事の関係上、
咲人とはどうなって行くのか気になるところ。
梨央はいい子みたいなのでまずは安心。

心配なのは、親友の舞(大政絢)。
お嬢様の舞も、父親の横領で人生を狂わされると言う…
咲人とどう絡んで来るんですかね。

咲人の同僚で最年長スタッフの勝矢さんを見た時は、
『HERO』よりも再放送で見たばかりの
『テルマエ・ロマエ』が過り、
ちゃんと服着てるって印象(ノ∇≦*)

花の配送センター社長・竹部順一郎(萩原聖人)は、
大学の先輩・久人(いしだ壱成)から
咲人を預かり13年。いい人だ~。
ヨン様が過ったのは私だけ?
あれから13年。。。('▽'*)フユソナ


しかし素晴らしい演技でしたね~♪
咲人に「お名前は?」って訊かれ、
それに答えてくれたアルジャーノン(ノ∇≦*)
もしかして、CGを駆使?

でもあれじゃーのん…
あるじやのん(笑)

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