2007年01月21日

『わるいやつら』 第1話

「黒革の手帖」 「けものみち」 「わるいやつら」
松本清張の3部作の最終章が始まりました。これで今クール出揃いました!

徐夜の鐘が鳴る頃、戸谷病院に心臓発作の急患が運ばれて来ます。
患者の横武社長の妻・龍子(小島聖)のソワソワする様子が気になりましたが…
院長の戸谷(上川隆也)と龍子は、この後不倫関係になったんですね。
そして実は経営難の戸谷病院。横武殺害計画かと思われましたが…
「毎日飲み続けると心臓が弱って行く」と戸谷から渡された薬を貰う龍子。

気になる存在の院長に惹かれ始める看護師の寺島豊美(米倉涼子)。
食事に誘われたり、温泉旅行まで行くことに…
ところが旅館に突然現れた戸谷の愛人、料亭の女将・藤島チセ(余貴美子)。
チセの名古屋弁は昔風で年寄りっぽいですよ(^_^;)\('_') ミャーミャー
ところが、戸谷もチセに帰れとは言いません。
”3年間別居している奥様”だと思い黙って聞いていた豊美も、
チセが愛人だと知ると「理解出来ません!さよなら!」と帰ってしまいます。

戸谷の友人で弁護士の下見沢(北村一輝)が連れて来た、
有名デザイナーの槙村隆子(笛木優子)の診察をする戸谷。
「服を脱いで下さい」なんて診察有り得ませんが、素直な脱ぎっぷりで(笑)
やはりこの後、隆子ともそう言うことになってしまうんですね~(^_^;)

戸谷を軽蔑しながらも惹かれる豊美。この辺が複雑な女心で。
気になる相手に新たな女の気配を感じると面白くないんですね ~φ(.. )(笑)
豊美の靴紐を結びながら「こんな事位しか出来ない、ごめんね…」と言う戸谷に、
「どうしたら独り占め出来ますか」と着火してしまった豊美(笑)
これが女心をくすぐるワザなんですかね~。私は無理(^▽^;)アハハ

「夫が死んだ」と戸谷に知らせに喪服で病院へ駆けつける龍子。
「夫の体から毒物が出て…先生のために何もかも失いそうなの…」と訴えると、
「あれは整腸剤で、毒物ではない」と反論する戸谷。そうだったの?
そこへ豊美が現れ…
「先生、鎮静剤打ちましょうか」って。看護師の分際で(^_^;)
”緊急処置室”に入れられ、本当に緊急処置されちゃいましたヾ(゚∇゚*)オイオイ
豊美の気持ちを”龍子を始末する方向”に持って行く戸谷!まんまと…
「死亡診断書はノーチェックだから」なんて豊美に言わせてしまいましたね。
本当”わるいやつ”だわぁ。タイトル通り悪い奴だらけになるんでしょう(笑)
でも…ノーチェックって?マジですかー!ヾ(゚∇゚*)オイオイ     公式HP