2007年04月17日

『華麗なるイタリアン』

『SMAP×SMAP』ビストロスマップのお客様は…
『華麗なる一族』の曲をバックに、北大路欣也さんが登場!('▽'*)ゾクゾク~

「今は腑抜けになっちゃって」と優しい顔でしたね~。
「共演出来るなんて思ってなかった…新鮮なショックだった」と。
木村君から波動をいっぱい貰って、北大路さんも良い思い出が出来たそうです。

鉄平を殴るシーンでは「知らないうちに引っ叩かれてた」と言う木村君に対して、
「俺嫌われたなぁ。って落ち込んだ時があった」と言う大介パパ(笑)

”将軍”のラジコン操作をやらせて貰った欣也さんに、周りも和んだようで(^▽^;)
そんなの想像したら、あの将軍シーンでよく笑えなかったなぁと感心しますよ(笑)

「銭高…銭形君、それは僕だー!」って(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
銭形平次を演じてた北大路さんの辛いNGですね(^▽^;)

今日のご注文は『春のイタリアン』。
毎度両チームの料理は美味しそうですわぁ♪
「文句の言いようがない」と満足の北大路さんに…
「ようやくお父さんに認めて貰えた!」とガッツポーズの木村鉄平(笑)ウマイ!

慎吾ちゃん、鉄平パロディ面白すぎですよー(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
木村・草彅ペアの勝利で、流れる音楽があのイーグルスの「Desperado」♪
これまた泣けるじゃないですか~(/_;)

そして高級筆ペンを5本。
それぞれにプレゼントしました。
大先輩の森繁久弥さんから、
「ありがとう」の手書きメッセージを貰って嬉しかったと言うエピソードを添えて、
後輩SMAPにプレゼントした北大路さん。
こうして時代は流れて行くんですね~('▽'*)
素の北大路さんは、とても素直で穏やかな印象でした。
好感度アップ(*^o^*)

しかし最近のテレビ番組は、局関係なしの何でもありですね(^_^;)
『華麗なる一族』もその後の『花より男子』のパロディもTBSだ\(^o^)/ワーイ

華麗なるネタでまだご飯2杯はイケます(笑)
  

2007年04月01日

『華麗なる一族』を食べる

 昨日やっと巡り会えましたよ!
 華麗なる「華麗パン」に\(^o^)/ワーイ \('_')オソイ
 かなり出遅れて、今頃何?って感じですが、
 ドラマの余韻がまだまだ残る私には新鮮♪
 
サントラも飽きずに聴いてますし、まだ暫くイケそうですわぁ♪
あ、お味の方は…
美味しいじゃないですかー!
色々な感想を耳にしてたので、期待してなかったせいでしょうかねぇ。

本屋さんで『華麗なる一族』の原作本をちょいと覗いてみました。
上・中・下巻ある!
しかも私にとっては…ぶ厚い(笑)
でもどうして上巻から下巻へ40円ずつ値下がってるんでしょうか?

「陽が傾き、潮が満ちはじめると、志摩半島の英虞湾に華麗な黄昏が訪れる。」

こう言う書き出しステキ~♪
小説らしくて良いですね~。
って小説なんて読まない私が言うのも何ですが。

きっと小説から入っていたら、想像を掻き立てられるんでしょうね。
私は第1話の、新年を万俵家恒例の志摩観光ホテルで迎えたシーンを
思い浮かべました。
昭和天皇をはじめとする著名人が訪れたと言う由緒正しい名門ホテルだそうで、
山崎豊子さんもお気に入りで泊まられたそうですよ。
関西方面が舞台だった事もあってか、視聴率も関西の方が高かったですしね。

それでは、挿入歌で泣いて下さい→イーグルス「Desperado」

ドラマでもうお腹いっぱいなんですけどね…
まだまだ『華麗なる一族』ネタで、ご飯3杯イケます♪
って意味分からんヽ(*´∀`)ノゎーィ♪
  

2007年03月20日

『華麗なる一族』 最終章 後編

大介側には不利な裁判と思われましたが…
会社更生法の適用が認められ、阪神特殊製鋼の管財人が
帝国製鉄の和島所長に決まりました。役員も、一之瀬工場長以外は解任。
裁判も提訴を取り下げ、真実は闇の中。大介の社会的名誉は守られました。

帝国製鉄の傘下に入る事を反対する阪神特殊製鋼従業員達は
クーデターを起こそうとしますが、
「君達はこれからも鉄を作って行けるんだぞ。鉄鋼マンが錆びてどうする!
 …君達に情熱がある限り、ここは君達の工場だ。
 僕の夢だった高炉を君達の手で完成させて欲しい。
 そしてもう一度この工場の煙突の煙を僕にみせてくれ。頼む」
と頭を下げる鉄平。もう一度この工場の煙突の煙を…

銀平に「万俵大介の本当の狙いは何だったんだ」と尋ねます。
全ては大同銀行を飲み込むためと知った鉄平は、
「ありがとう…お前はず~っと前から分かってたんだな。
 辛かったろ。悪かった。じゃ」と去ります。何も言えない銀平の目には涙が。

大同銀行が吸収される相手を知った三雲は「謎が解けました」と大介に言います。
すでに綿貫率いる生え抜き派が団結しており、三雲の説得空しく
「日銀から来られたあなた達が今まで我々生え抜きに
 何をして下さったと言うんですか」に返す言葉がありません。

鉄平は大介を庭に呼び、話しを聞きます。
「どうしたら僕の思いはあなたに伝わるんですか!
 …もう何の力もなく何もしてやれない」
「まだそんな甘い理想を言ってるのか」
「その理想のために僕は闘って来たんです」
「死んだ爺さんがよくそんな事を言っていたよ。
 私よりお前の才能を高く買っていてな」
「僕が本当にあなたの息子だったら、こんな戦いは無かったはずですよね。
 あなたはこれで僕やおじいさんに復讐したつもりですか。
 僕は普通の家族で居たかった。ただそれだけです」
「私だってそう望んでいた。だが、お前は生まれてしまった」
これには鉄平もショックだったでしょう。
「僕が、、、生まれなければ」
涙を流し、これ以降はただ聞いていただけの鉄平でした。
「正直そう思う事がある。お前が爺さんの子じゃなかったら、
 私も今とは違った人生を送ったかもしれないと。
 そんな事を思う自分がとてつもなく嫌になる。
 私も理性ではお前を愛そうと努力した。だが感情がそれを許さなかった」
鉄平の目から涙がこぼれます。
「お前も辛かっただろう。その事には私も同情する。だが私だって苦しかった。
 この苦しみはどんな事があっても一生消える事はない」
鉄平に近づき、
「それがお前と私が背負った宿命だ」
と大介も目を潤ませ鉄平に告げると、その場から去りました。
何も言い返さず、空を仰ぎ放心の鉄平。
池に向かうと将軍が現れ、憎しみの目でそれを見つめ、
夢中で何度も石を投げつけるのでした。
暗くなるまで、工場が見えるその庭のベンチに座ったまま…
覚悟を決めたんですね(/_;)

12月24日、街はクリスマスの賑やかさ。
赤い公衆電話から自宅に電話をします。
「太郎…お前は強い男になるんだぞ」
涙をこらえながら「約束だぞ」と最後の言葉をかけました。
「あなた今どこですか?、、、あなた」「早苗、、、メリークリスマス」ガチャッ!
涙で精一杯の言葉でした。
猟銃を肩に、丹波篠山でお爺さんや三雲と夢を語った思い出の場所へ向かう鉄平。
その後ろ姿は見るに耐えられません。もう涙が止まらないし(T_T)

私は日付が気になり、ここからの数日間、鉄平はどう過ごすのだろうかと。
数日を過ごしても覚悟に変わりはないのは、裁判に負けたからでもなく、
この先の工場を心配したからでもない。
大介を苦しめていたのは自分だったと改めて知った事。
自分が生まれてしまった宿命を自分で絶つと覚悟したからこそ、
手紙に自分の正直な気持ちを綴り、この世から自分を失くす事で
父を解放してあげなくてはと。大介を「あなた」ではなく「お父さん」と書いた
鉄平の気持ちが優しく胸を打ちます(/_;)
いつもそうでした。人を憎まずの鉄平。

吹雪の中、あの山の上の木の下に腰を下ろし、手には猟銃を…
早苗の元に手紙が届きます。
「早苗すまない。結局僕は自分勝手で卑怯な方法を選ぶ。本当に申し訳ない」
自殺するであろう鉄平の姿を見てる時間がとても長くて嫌でした。
木村君だから?配役が別人でも?想像してみたり/(-_-)\

家族写真を見て覚悟を決め、右足の靴紐を解き、靴下を脱ぎ、
長い銃口を喉元に向けました。どうするのか想像がついてしまい(/_;)
その時日が差したんです。それを見て少し微笑み、祈るように目を瞑り、
目を大きく見開いた瞬間!バーンッ!もう号泣ですよ(T^T)
泣けて泣けて、早苗と共に号泣です。
鉄平が~!木村君が~?って何だか錯覚もあるような複雑な思い。

その頃大介は、阪神・大同合併協定調印式共同記者会見が開かれており、
銀平を通して渡されたメモには[ご令息 鉄平氏 丹波篠山にて猟銃自殺]と。
メモにしてはとても達筆(登場した文字は全て達筆で感心しましたけど)。
大介は篠山警察署に駆けつけ、そこで死亡診断書の確認をしますが…

私は、前田吟警官の「弾は一発しか込められておらず、男らしい死に様でした」
ってセリフがピンと来ませんでした。男らしい死に様って肯定的な物言いが(-_-;)
鉄平の血液型はB型と判明。戦時中の集団検査ではミスがよくあったそうで…
ってえらい迷惑ですよ!
「あなた、鉄平さんは私とあなたの子供だったんです~~」
と泣き崩れ鉄平に謝る寧子。
「何と言う残酷な」と言う父に銀平は、
「兄さんを殺したのは僕とお父さんです」と涙を流します。
早苗は「鉄平さんの最後の思いが綴られています」と手紙を渡しました。
やはり『白い巨塔』のラスト、財前の遺書が流れるシーンが思い出されます。

[思えば僕の人生の中心にはいつも父が居た。僕はずっとただ父に愛されたい
 と願い、父に褒めて貰いたくて人一倍勉強し、仕事にも打ち込んで来た。
 …もしかすると父もまた、僕が生まれたせいで出来た心の傷を埋めるために
 合併と言う大きな野望を抱いたのかもしれない。全ての不幸は僕がこの世に
 存在した事が原因だ。…本来僕は生まれて来てはいけない人間だったんだ]

涙を流す大介がひざまずき、棺に手をかけます。
[なのに母は僕を生んでくれた。感謝の思いで一杯だ。
 …夢を追ったこの2年は僕の誇りだ。支えてくれた全ての人に心から感謝する。
 迷惑をかけた全ての人に心から詫びる。これを機に父にも母にももう楽になって
 欲しい。…憎み合っていても、血は繋がっていなくても、僕の父親は
 万俵大介だった。せめて一度でもお父さんに微笑みかけて欲しかった]

涙を流し悔いる大介。鉄平の顔を見つめ、
頬に手をやり「鉄平」と声をかけ棺に顔を埋めて泣きました。
もうあの憎たらしい大介の姿はなく、初めて本当の親子になれたのを見て
涙が止まりませんでした。最高潮のシーンでした。と書きながら今も泣いてます。
サントラを聴きながら打ってるせいでの臨場感もあり、
あのシーン、このシーンが思い出され涙で文字が読めません(T_T)

葬儀の日、大介は「最後に鉄平に見せたいものがある」と
工場の煙突から出る煙を見せるのでした。
「鉄平は大きなものを残して旅立ちました。私はそれを重く受け止めています。」
と三雲に話すその顔は何だか穏やかでした。
野望、怒り、悲しみ、悔やみ、新たな決意、北大路さんの表情での演技は流石。

相子へ手切れ金を渡した事も、鉄平の意思を受け入れたのだと思いました。
そして「君への気持ちは今も変わらない。だが、これが私の下した決断だ」
と相子への感謝も大介の表情と5千万と言う大金が表していると思いました。

銀平が妹達の前で話した「お父さんは銀行家の理念を失い、後継者も育ってない。
いくら大きくなっても志を失った銀行の未来は明るくないですよ」の言葉通り、
発足したばかりの東洋銀行も、永田大臣の思惑により他銀行に飲み込まれる
運命に。それを美馬が任されます。
辛い立場の美馬でしたが、大介に微笑んだ瞬間、心に決めたのでしょうね。
そう「食うか食われるか」です。

手紙を書き終えようとする鉄平。
[…志を忘れた時、栄光はすぐに、終わりへ向かうだろう]とペンを置きます。
窓に入る朝日を見て思います。
[でも僕は、なぜ明日の太陽を見ないのだろう]と。  完


将軍は死んでいました。主人を失い、役目を果たし終えたように。

【半年後、鉄平の夢は実現した その火は今も燃え続けている】

『白い巨塔』と比べては何ですが、同じく見応えのあるドラマでした。
最終回も期待以上のもので感動しました。何度も見ては泣きました。
コメディものも好きですが、私は人間の深層部分を突き、
そこで気付いた人間が本来の道へ進む時を見るのが好きです。
出逢った人間で人は変わる。
「理想と信念を持つ人間。それに人はついて来るんです」
と言った銀平の言葉が心に残ります。その通り、鉄平の死が無駄では
無かった事で、こんな悲しい終わりでも救われましたから。

ここへ足を運び、この長い記事を読んで下さった事に感謝します。
そしてとても長くなってしまった事を、詫びる…(笑)  

2007年03月12日

『華麗なる一族』 最終章 前編

第一回・証人尋問での争点は、20億の追加融資を取りやめた理由と時期。

「突貫工事を危惧して、2月15日に融資の返金を受けたと言うことに
 間違いないのか」と問われ「申し上げた通りです」と答える大介。
しかしもう一つの借り入れ表には《1月31日に返金》と記されており、
それが事実だとすると、突貫工事決定以前だったと言う事になります。
追い詰められる大介。どう答えるのか…そこで「意義あり!」
と弁護士の一声が。裁判官も認めてしまうし!20分間の休憩が大介に有利に…

大介は「1月31日です」と認識の違いだった事を詫び、訂正する作戦に出ました。
そしてもう少しで!と言う所でまた「意義あり!」に裁判官が「認めます」って!
ちょっとー、裁判官だってその先が聞きたかったはずですよ!ヾ(゚∇゚*)ドラマドラマ

銑鉄供給がストップする情報を得ていた事で、1月31日時点で突貫工事に
踏み切る予測がついていた…その無謀さに危惧したと言う大介。
大体、帝国製鉄に手を回してストップさせたのも大介じゃないですか!
爆発事故も帝国製鉄の仕業なんじゃないですか?

銭高が高利の金に手を出した事で、全てを銭高自らがした事だと言わんばかり。
突貫工事後も高炉建設に支援し続けた大同銀行を傲慢な経営態度だと指摘し、
「大同銀行が正しい判断を下し、突貫工事を止めていれば、あの不幸な事故は
 起きず、このような事態を招かなかったと思うと、無念でなりません」と大介。
この”無念でなりません”は男優賞もの。流行語にもなりそうですし(笑)

鉄平は「今でも高炉建設が間違いだとは思っておりません」とキッパリ!
「資源の無いこの国の企業が、海外の企業と戦って行くには優れた製品を作る事
しかないんです…」と鉄に対する夢を語る鉄平。
「それが間違いだと言われるんだったら、我々はどうすれば良かったんでしょうか。
 企業の志を否定するような事が許されるなら、この国に未来はあるんでしょうか」

素晴らしい弁論だぁ♪と感じてるのも束の間…
「理想を語るのも結構ですが…責任回避の論理のすり替えに過ぎない」と返され、
またもや裁判官の「では尋問はここまでとします」って、もう興醒め!
鉄平は「我々は、阪神特殊製鋼、銭高常務を申請します」と突然の
証人銭高指名に、傍聴席で困惑し大介を見る銭高。
その後も銭高は証人を断り続けますが…

大介は銭高に、
「君を見捨てたりしない。君の家族のためにも必ずちゃんと手を打つ」
とまたも。今までこれらのセリフで部下を好きにして来ましたからねぇ。

銀平は「どうして僕に頼もうとしないんですか」と鉄平に言いますが、
「頼めない…お母さんや二子達の事は、お前が守ってやってくれ。頼んだぞ」
と微笑みました。

「真実を明らかにされたら都合の悪い事でもあるんですか?」と大介に聞く一子。
二子の婚約も、閨閥作りの犠牲になっただけだと反論する一子に、
「いい加減にしなさい」と大介が怒鳴ると、
「一子さんは間違った事は言ってないと思います」と言い返したのは寧子!
大介に初めて反論したのでは?万俵家も崩壊しつつあり…

この先の銀行経営のためにも、家を出た銀平の妻・万樹子を迎えに、
いや取り戻すために向かう相子。ところが逆に万樹子から
「あなたもそろそろ身の振り方を考えたらどうですか」と、愛人問題で辞任した
他銀行頭取の記事を見せられ、何も言い返せない相子なのでした。

大介は、全て他力本願。成就のためなら金を使い、冷血に部下を切り捨てる。
家族も閨閥結婚で有力者と結びつける。その上、鉄平には嫉妬から来る仕打ち。
それも”力”なんでしょうか…卑怯極まりないです。男として、これは家族のため
ではなく、それが何のためなのかも見失ってしまっているのかもしれません。

裁判の前日も鉄平は銭高家を訪れますが、居留守。その頃家の中では、
大亀専務と銀平が最後の念押しに来ていました。
「私は阪神銀行の人間です。
 証拠に特殊製鋼の制服に一度も袖を通した事はありません」と誓う銭高でした。

工場へ足を向けた鉄平。そこには四々彦が居ました。そして銭高も工場へ…
「銭高さんは結局この会社を見捨てた訳ですか」と言う四々彦に、
「そう言うなよ…その事で一番辛い思いをしてるのは銭高さんだよ。
 あの人だって犠牲者だ…経理面でもしっかり支えてくれたお陰だ…あの人だって
 鉄鋼マンなんだよ。大丈夫、銭高さんもきっと分かってくれてるはずだ」と、
信じる気持ちに賭ける鉄平なのか。

制服と退職願を届けに来た銭高が、外で聞いていました。阪神特殊製鋼のために
一緒に闘って来た自分を思い返しながら、熱いものが込み上げて来るようでした。
ここがドラマなんですけどね、それでも涙が出ちゃう(/_;)
それと共に思い出すのは、
「君一人の責任に収めてくれ。この間の話は分かってるな」と言った大介の言葉。
どうする銭高!

裁判当日、待っても銭高は現れません…とそこへ、待ってましたっ銭高常務!
お礼を言う鉄平に「私だって、鉄鋼マンの端くれですから」と笑顔で答えます。
銀平も涙を浮かべてました。ダメだわ、ここでも泣けちゃう(/_;)

私は”それに人はついて来るんです”と言った銀平の言葉が忘れられず、
大介vs鉄平を見ていていつもこの言葉が過ぎります。
今回、あれだけ頑なに断っていた銭高が鉄平に流れた気持ちとは…
自分の正直な気持ちと人間(鉄平)の情の深さを改めて知ったんではないかと。

銭高は不正の関与を認め「阪神銀行から指示されました」と答えます。
その人間は…鉄平を見つめた後に堂々と「万俵大介頭取です」と。スカーッ!

予告を見ても泣けて来ます。鉄平の悔し泣きを見ては泣き、妻早苗の号泣、
そして喪服姿の家族で想像するに、あの丹波篠山での出来事とは…(T_T)
最終回はタオルを用意しなくては!
もう終わっちゃうなんて『冗談じゃない!』ですよー。  

2007年03月06日

『華麗なる一族』 第8話

つる乃屋の女将・志乃が残した手紙を読む鉄平。
「…鉄平さんの本当の父親が、万俵敬介さんだと私は思います」ガーン!
ってガーンと来たのは視聴者ですよ。思いますって何?憶測ですかぁ(^_^;)
期待した血液型も、どちらも父親の可能性あり。引っ張りますなぁ(^▽^;)
”将軍”だってあんなに懐いてますし(笑)

事故処理委員会で、重大な問題が判明。メインバンクである阪神銀行から20億の
追加融資をされておらず、サブバンクの大同銀行の融資額が上回る事態になって
おり、しかも不足分は高利に手を出したと言う。大介の策略ですが、銭高が高利に
手を出したのは独断でしょう。と言っても今までも、いつも大介はそうなるように
仕向けて来たので、今回も銭高を窮地に追い込み、計算通りに進んだと思れ。
綿貫は次期副頭取の椅子が待ってるからって、鉄平への罵声には腹立ちます!
三雲の「何があっても君の会社を支援するつもりですから。それと、君には
この件の真実を明確にすると言う義務もあります」力強い言葉に決意します。

鉄平は「最初から僕の会社を売るつもりだったんですね…」と大介に言いました。
「馬鹿な憶測はやめろ。息子の会社を父親の私がどうして潰すような真似をする」
「お父さんが僕の本当の父親だったらそんな真似はしなかったはずです…
銀平に向ける笑顔を、僕にも向けて欲しかった。小さい頃からずっと、ずっとずっと
そう願ってました。僕の中にあなたの笑顔はありません…本当の事を教えて下さ
い。僕の父親は誰ですか!…僕の本当の父親は万俵敬介ですよね」
涙を浮かべて追求する鉄平。
「だからお父さんは、子供の頃から僕の事が疎ましかったんです。だから
おじいさんが一番大切にしていた阪神特殊製鋼をこの世から失くしたかったんじゃ
ないんですか!」「黙れ!お前は本気でそう思ってるのか」大介の目にも涙。
寧子が「あなたは私の子です!」と言うものの”お風呂場じいさん乱入事件”が
フラッシュバックし「許して下さい。ごめんなさい鉄平さん」と泣き崩れるのでした。
「やめろ!何を謝ってるんだ!」とビンタする大介に「触るなー!」と怒りの鉄平。
「僕はあなたを父親とは認めません。これで本気で戦えます。僕はあなたを
訴えます」「お前が私を訴える?何を以って訴えると言うのだ」
「あなたは阪神特殊製鋼の非常勤取締役である事をまさかお忘れではないでしょ
うね。自社への背信行為を行ったんです。それによって被った損害に対して責任
を持つべきだ。僕は裁判を起こして徹底的に戦います」凄い目で睨みつける鉄平。
大介vs鉄平の見せ場。木村君の迫力の形相と長セリフ、お見事でしたわぁ♪
北大路さんの細かく変幻自在する形相も流石でした!

高校時代からの親友・倉石弁護士(萩原聖人)に「今のままじゃ裁判に勝てる要素
がない」と言われます。決定的な証拠を探し出すために、財務資料の洗い出し。
萩原君が喋ると、冬ソナ・ヨン様がチラチラ出て来てしまいますわぁ(^▽^;)

永田大臣が大介に言った、庭の大きい石と小さい石「まだ大きな石が二つ足らん」
って2億円の事なんですねー!流石解釈の仕方が一般庶民とは違います(笑)
しかし永田大臣のたまに出る喋り方「あにょね」とか…田○元首相を意識してると
思うのは私だけでしょうか?まぁその~(笑)

財務資料に、銭高が管理していた借入表が見つかり「あった!」とまた怒りが蘇る
鉄平。証拠が見つかった事に、一之瀬親子と共にまずは安堵の3人でした。
親子裁判に世間は騒ぐでしょう。しかし民事裁判を決めた鉄平なのでした。

今度は銭高の首を切るつもりの大介は「君にはいずれ帝国製鉄の役員に名を
連ねて貰おうと思ってる」とまた上手い事言ってました。
どんどん人材を切り捨て、同時に自分の首を締めて行ってるようにも思えます。

「私は堂々と受けて立ち、必ず勝利を手に入れてみせる」と決意の大介。
第1回証人尋問が始まりました。オーケストラのBGMが効いて、ゾクゾクします。
『白い巨塔』を思い出し、いつか銀平が証人の席に立つ日が来るのではないかと、
妻の万樹子に言われた「結局あなたはお父様の下でしか生きられない」
そんな銀平が葛藤する中、殻を打ち破り、父の不正を暴く事が出来るのか…
裁判の行方が楽しみです。  

2007年02月26日

『華麗なる一族』 第7話

高炉完成まであと2ヶ月。帝国製鉄の和島所長が何か手を打つんでしょうか。

鉄平に会いに来た銀平と二人で、作業員達と同じ食堂でお昼を食べます。
そこへ「今日も若の奢りやで~!」と玄さんがやって来て言いました。
鉄平と玄さんは勝負する事に…と言っても”じゃんけん勝負”です(^▽^;)
「最初はグー」って言わなかった事にホッとしましたよ(笑)
鉄平が勝ったものの、帰り際「おばちゃん、あれ全部ツケといて」なんて、
これも鉄平の”人がついて来る”男気なんでしょうかね~。

「何でも出来る兄さんがずっと羨ましかった」と言う銀平に対して、
「何かにつけてお父さんは銀平のことばかり気にしてた」と話す鉄平。
お互いを認め合う仲の二人。あの父にしては良い子で(^_^;)
「高炉建設を必ず成功させて下さい」と心から応援する銀平なのでした。

大介は大同銀行・綿貫専務を取り込もうと画策しますが、
「私は負け戦に乗るつもりはないですから…阪神が他行から飲み込まれるのも
時間の問題ですか」と綿貫からあっさり言われてしまいます。どうする大介!

銀平の妻・万樹子が酔って現れ、妊娠している事が万俵家の人々に知れる事に。
「私は何のためにこの家に来たのか」と訴え、腹痛に倒れます…そして流産。
大介は「何て事をしてくれたんだ!万俵家の後を継ぐべき銀平の子が。
私は銀平の子が欲しかったんだぞ!」と怒りに震えます。
「鉄平が居ると言っても、息子はお前一人だ。鉄平はいつも私の邪魔をする。
鉄平と居ると、じいさんを見ているようでおぞましい。いっそ私の前から
消えて欲しいと思う事さえある。だから…」振り返ると、そこには鉄平が!

36年前の忌まわしい出来事がフラッシュバックする大介。そこには父敬介が…
「大介、公家の女の肌はマシュマロのように白くて柔らかだなぁ」と。
「お父さん、何があったんですか!」と大介は聞くものの、敬介は部屋から
黙って出て行きました。余韻にでも浸ってたんでしょうかヾ(゚∇゚*)オイオイ
いらんこと言わんでも~。お盛んなじいさんてば!/(-_-)\
しかも妻・寧子も「分からないんです」って。んなアホな!(笑)
「お風呂でめまいがして、ここに運んで下さって。きっとそれだけのことに
違いないのです」ってお嬢様発言?┐('~`;)┌ トホホ
鉄平さえ生まれなければ…の前に、じいさんのあのマシュマロ発言がなければ、
もっと違った人生を生きていたんではないでしょうかぁ?(^_^;)

その頃庭で、早苗は鉄平に「あなたの事を誇りに思っています」と…
ブラウスだけの早苗は、寒そうな6月でしたね(^_^;)\('_')ハセキョ~ガンバッタ!
二人の背後で、建設中の高炉が爆発!走る鉄平。悔しがる銀平。そして…
「天は我に味方したか」と大介。

死者5名・重軽傷者数百名を出した大事故。玄さんも亡くなりました(/_;)
早期建設を目指した突貫工事のせいではないかとの見方もされ、
銀平は「お父さんが引き起こしたようなもんだ!」と責めます。
ここで気になったのが「念の為に別の手も打っておきました」と言った、
帝国製鉄・和島所長の言葉。関係ないとは思えませんが。

普通の精神ならこんな逆境には耐えられません。それでも、
「彼らの為にも、僕は絶対に諦めない。高炉は必ず完成させる」と誓う鉄平。

今回の爆発事故によって、綿貫専務が大介になびきました。
大同銀行の極秘内部資料を渡した見返りに、副頭取の座を保障。
名刺裏に「御高配多謝 御約束厳守」と書かれた中国語のような念書(笑)
これでも有効なんですね。どうして名刺裏を使うんでしょう(^_^;)

つる乃屋女将・志乃が、芙佐子に出生の秘密を話し、亡くなりました。
そして芙佐子は、鉄平に渡すよう頼まれた手紙を届けに来ました。
「芙佐子の本当の母親は私、父親は万俵敬介。…鉄平さんの本当の父親が…」
手紙の内容に形相が変わる鉄平。「嘘だ!」
これで、大介の冷たさに悩み苦しんで来た謎が解けたはずです。

次回「僕の父親は誰ですか」「黙れ!」言い合うふたり。
裁判に持ち込むようですし。大介vs鉄平!見ものですo(^o^)oワクワク  

2007年02月19日

『華麗なる一族』 第6話

鉄平を応援する三雲が、「大介と話してみる」と言うが…
『この三雲頭取と父との会談から、僕と父の悲劇が一気に加速したのだった』
と鉄平の言葉で始まり、ハラハラして観ました。

三雲から「鉄平君には、強い意志と才能がある。鉄平君の可能性に賭けている…
鉄平君にはそれだけの価値があると言う事です」
その言葉を聞いた大介の睨みつけるような目は間違いなく嫉妬でしたね。
それでも「息子を見放さないでやって下さい。この通りです」と頭を下げる大介。
役者ですわぁ!お前を食ってやる!って闘志がメラメラと沸いて来てましたよ(笑)

20億の融資を確認する鉄平でしたが、父の数々の言動に不信感は残り…
そして大川が亡くなった事で、最も恐れていた事が起こりました。
帝国製鉄が、銑鉄の供給を6月までの契約で、更新しないと決めました。

鉄平は、何とか6月までに高炉を完成させようと、作業員確保に奔走。
そんな中、船上作業員が海へ転落!鉄平は迷わず海へ飛び込みます。
何てキレイな海中(笑)しかし1月の海はキツイですわぁ!

「自分の息子が生涯を賭けた会社を潰して、その恩人である三雲頭取の
大同銀行を飲み込もうとは」と言う美馬に、大介は「阪神特殊製鋼のアキレス腱は
”銑鉄”だ」と。やはり大介が帝国製鉄に手を回したんですね。
美馬達との会話と同時に進行する鉄平の救助シーンには、
大介と鉄平の対照的なものを見た気がしました。そんな演出にゾクっとしましたね。

一時入金しただけだった20億は、大同銀行を安心させるための見せ金でした!
突貫工事計画を知った大介に銀平は「もし完成したらお父さんの負け」と言い、
「建つはずがない」と自信の大介。勝ち負けって…何の勝負してるの?
「二子の結婚も決まり、突貫工事の人員も3割しか集まらない。私の勝ちだ」
と銀平に告げる大介ですが、「お父さんは兄さんに負けます。今のお父さんには
信念がない。阪神特殊製鋼を潰すと考えた時から、企業を育てると言う銀行家と
しての信念をなくしてしまった。兄さんはいつだって技術者としての理想と
経営者としての信念を持って行動しています。
お父さん、それに人がついて来るんですよ。おじいさんのように…
おじいさんがよく言ってたじゃないですか。理想と信念を持つ人間が、
策謀だけの人間に負けるはずがないと。」
ここまで銀平に言われ、大介には禁句の『じいさん』の言葉に反応する大介。
フラッシュバックする光景は、じいさんの傍で寝ていた女性…やはり寧子?
じいさんの「公家の女の肌はマシュマロのように白くて柔らかだなぁ」の言葉。
しかしこのエロじいさんのせいで大介の矛先は鉄平にまで…
「私は勝つ。鉄平にも、先代の亡霊にもなぁ」と、やはり勝負してます。
もはや銀行生き残りの事よりも”打倒鉄平”じゃないですか?

鉄平に、海中から仲間を救って貰い大喜びだった沖仲仕の玄さん(六平直政)が、
「若ー!連れて来たぜー」と多くの作業員を引き連れやって来ました!
このシーンはもうビリビリ来ましたよ。涙が出ました(/_;)
「当社はこれより突貫工事に突入する!」嬉しそうに叫ぶ鉄平でした。

印象深いのは、銀平が父に言った「それに人がついて来るんですよ」のセリフ。
大介が配下の者達にして来た事。今回は闇献金リークの責任を、
東京支店長に被せて解雇しました。リーク自体も大川を裏切る行為でしたが。
鉄平・大介それぞれの「成功させたい夢」は、理想と信念の違いから
悲劇の方向へ進んで行ってしまったんですね。
これもやはり、エロじいさんが蒔いた種のせいですよ!
蒔いた種と言えば、次週は芙佐子の身にも降りかかるんですから(笑)  

2007年02月12日

『華麗なる一族』 第5話

三栄銀行から大川への闇献金をリークしたのは阪神銀行だと知ったら…
そう話す美馬中と大介の会話を聞いてしまった一子。

危篤の大川が「新聞記事をリークした奴がとうとう分からなかった。悔しいよ~」
と鉄平に言い残し亡くなりました。実の息子のように可愛がってくれた
義父・大川の無念を晴らすべく「僕が必ず探し出します」と誓う鉄平なのでした。

銀行局長とのゴルフが急遽葬儀の日に変更になり、大介はそちらに向かいます。
それを知った鉄平は大介を問い詰めますが、ここは…
「葬儀の件は本当に申し訳ありませんでした」と早苗に頭を下げるのでした。
えらい素直で~、逆に怖い(^_^;)

相子は相変わらずの凄腕で、今度は二子の結婚相手に佐橋総理の甥を紹介。
今回も正妻・寧子に「やぁね、あなたのお陰で苦労ばっかり!」
と言い放ってましたけど、何故か憎めませんでした。本当の事ですし(^▽^;)
逆に寧子にイライラして来たかもしれませんσ(^_^;
現実、今の万俵家に必要なのは寧子より相子ですもんね。
どうして寧子はあんなにオドオドしてるのか…これも後々解明されるんでしょう。
今回は、そんな高須相子の素性が少し明かされましたね。
実弟に「普通の幸せに興味ない」と言ったものの、どこか寂し気で、本音とは
思えませんでしたけど。通り過ぎる子供達に目を向けていた相子の過去に何が?
大川が亡くなり、早苗にも「万俵家の閨閥にとって何の価値も無くなったのよ」
と言い放ち、「これ以上私の邪魔をすると出て行って貰いますよ」と貫禄の相子。
「アメリカで差別を受けて結婚に失敗して帰国した私を、万俵は救ってくれたのよ。
希望を失った私の人生まで背負い込んでくれた。彼の為だったら何でも出来る。
万俵大介と言う男が成功して行く姿を見る事が私の生き甲斐なの。」
そう話す相子に、理解出来ない鉄平でした。
そこに早苗が居る事を承知でまた相子は芙佐子の名前を出します。
気付いた鉄平が早苗に弁解しようとすると…
「私はあなたをそんな風に疑った事は一度もございません。ただ、私や父が
万俵家にとって何だったのか、それが悲しいんです」と言った所で、
健気な言葉に思わず早苗を引き寄せ抱きしめる鉄平…は分かりますが、
感情が入りすぎてムチ打ちになる勢いには笑ってしまったじゃありませんか(笑)
それでも、この熱意が木村君なのよ♡と早苗が羨ましくもあり…(^▽^;)

迷っていた一子は鉄平に打ち明けます。「新聞社にリークしたのは阪神銀行」だと。
何もそんな猟銃を持ってる時に言わんでも(笑)…猟銃片手に「ありがとう」って!
猟の最中も、大川を侮辱する言葉を思い出し、怒りをキジにぶつけ?(^▽^;)
ところがその流れ弾が大介の額に!何でそんなとこに居るのよヾ(゚∇゚*)オイオイ
予告でのシーンはこう言うことだったんですね~。
美馬中から、鉄平がリークの事を知ったと聞かされていた大介は、
「お前は私を殺そうとしたのか」と本心から殺されそうになったと感じたのでした。
美馬中が「阪神銀行の一人が独断で記事を書かせた」と取り繕いましたが、
「一緒に新年を迎えられる気分ではありません」と鉄平は早苗と出て行きます。

そんな折、アメリカンベアリング社から契約を打ち切られると通告された鉄平…
次回は、大同銀行頭取・三雲の力に期待したいところです。  

2007年02月05日

『華麗なる一族』 第4話

銀平と大阪重工業社長令嬢・安田万樹子(山田優)との結婚披露宴の最中、
安田社長から三栄銀行の黒い噂を聞いた大介。
「小が大を食う」吸収合併を望んでいる大介にとって
三栄銀行が平和銀行と合併する事は、何としても阻止しなければならなかった。

帝国製鉄と通産省からの圧力で、第一製鋼からの銑鉄の供給がストップし、
落ち込む鉄平を見た義父の大川一郎は、体調を崩して入院していたにも関わらず
通産省に掛け合います。「今すぐくだらん邪魔はやめさせろ!」と一喝。
気持ち良いですね~。石橋局長に頭下げさせて\(^o^)/スッキリ

「君の事を本当の息子だと思ってるから…
子供の役に立てると言う事は、親にとって一番の喜びだから」と言う大川の言葉に、
鉄平は目を潤ませ、心から感謝していたのでした。嬉しそうでしたもんね。
父大介からの愛を感じられなかった鉄平が、
”本当の息子”と言ってくれた大川に見せたあの表情!木村君の熱演でした。
その流れから、大介が大蔵大臣の永田(津川雅彦)との密談へと移行します。
実の父は今まさに我が身阪神銀行のために、大川議員を犠牲にしようと!
『大川議員に3億の不正献金』と新聞紙面に大きく載ったのを見て、
「誰の仕業だー!」入院中の大川の怒りは凄まじく。

13回忌の日、「あの日の事を一日たりとも忘れた事はない」と寧子に言う大介。
あの日って?何があったの?
今回、相子が今まで以上に采配を揮ってました。何様?でした!(`へ´)
「寧子さんはどうしてこう何も出来ないのかしら!」と正妻にも強気な態度。
「閨閥結婚を否定されると言う事は、ご自身の結婚を否定なさる事ですよ」とか、
「万俵家の親族から犯罪者が出たのよ」って、あなたは親族じゃないでしょ!
食事中に大介の足をスリスリしてー!めちゃ器用じゃないのヾ(゚∇゚*)オイオイ(笑)

「あの記事は私も胸が痛い。しかしあれは大川先生の自業自得」だと
大介が抜けぬけと言う態度には腹が立ちますね!
鉄平も言います「僕はあの記事を書かせた人間を絶対許さない…
目の前に現れたら撃ち殺してやりたい」と。

予告、ちょっと見せ過ぎじゃありません?(^_^;)
猟銃を持って…大介は血を流してましたよ(・_・;)

大亀専務(武田鉄也)の「外科部長と話が出来まして…」と
大介に話していた事も気になりましたけど。何を企んでるの?
そして、芙佐子の”本当の両親”とは?
あ~見逃せないわ!面白くなって来ましたo(^o^)o  

2007年01月31日

『華麗なる一族』 第3話

「亡くなった先代に約束したんです。
 約束を叶えさせて下さい」
そんな事を大介に言っちゃダメよー、鉄平。

「お前は何かと言うと、じいさんの事を口にする。」
ほら~。

「私より祖父を尊敬するひねくれた人間だ!」
ひねくれてるのはどっち?みたいな。

「おじいさんの何に嫉妬してるんですか?」
それを聞く~?

…大介がキレちゃいました。

大介の「小が大を食う」策略は、
各支店長を上手く操り、
預金順位9位も時間の問題となりました。
ヘビに睨まれた蛙状態の池田支店角田支店長は、
他銀行との預貯金争奪戦で、
持病の心筋症を悪化させ亡くなりました。
しかもその持病を大介は知っていた。

「白い巨塔」での弁当屋主人佐々木を演じた田山涼成さん。
銀行支店長もこれからって時に、
またしても死んでしまいヾ(゚∇゚*)オイ

鉄平の母校は、東京大学工学部冶金学科だったんですねー!
しかも数々の感謝状が飾られてました。
優秀だったんでしょうね。
”冶金”(やきん)ってどんな事をするのか、
ちょっと調べてみました(^▽^;)

【鉱石から金属を取り出して精製・加工すること】だそうです。
         (DS漢字そのまま楽引き辞典より)

父の嫉妬のせいで、伸びるもんも伸びやしない!
しかしその大介も13年前にじいさんから、
「お前より遥かに器の大きな人間だ」
なんて言われてましたもんね。
全ての火種はじいさん?
別の意味での”種”もですが(笑)

三雲と鉄平が行ったキジ撃ちの場所…
何だか気味の悪い予感が走りました。
この場所で何が起こるのか…

このドラマ、エンドロールと共に予告が流れますが、
目が話せません。
フィルハーモニア管弦楽団のオーケストラをバックに流れる、
モノクロの東京上空と長い予告には感動すら覚え…
そしてまたチラッとおまけ予告があるんですもんね~。
千住明さんの音楽なのかと思ってましたけど、
服部隆之さんでした♪
このドラマを盛り上げる音楽だと思います。  

2007年01月23日

『華麗なる一族』 第2話

高炉建設のため、原料確保を最大の課題とし、
この先スクラップ確保に尽力してくれる四々彦(成宮寛貴)。
鉄平の会社に顔を出した妹の二子(相武紗季)は実は四々彦に
会いに来たのですが、3人で一緒に食事する事に…社員食堂へ(笑)
二人の事を知った鉄平は、二子が家柄や地位ではなく、
純粋に四々彦を好きになった事を嬉しく思ったのでした。

鉄平が将軍に話しかけているのを見た母の寧子が、「将軍」の名を聞いて
あれだけ動揺したのはやはり…将軍=じいさん=あの足?(笑)

料亭つる乃屋の女将(多岐川裕美)が養女の芙佐子(稲森いずみ)を、
鉄平から遠ざけようとする理由も気になる所。養女って…兄妹説はあり?
外国に行ったままだと嘘をつく女将を不信に思い、芙佐子に問い詰める鉄平。
実はこの二人は7年前に、高須相子によって引き裂かれていたのでした。
それを知らなかった二人は…また想いを寄せ合っちゃうじゃないの~(^_^;)
真実を知った時の鉄平…
何かを訴えるあの潤んだ瞳に、唇をかみ締める無言の表情の木村君!
この演技が木村君なのです♡ゾクゾクしますね♪絶妙な”間”がイイ!
鉄平だけが髪型も現代風だとか、どのドラマも一緒だとか言われても…
それが”木村拓哉”なのですヾ(゚∇゚*)オイオイ(笑)

母から父を奪い、自分から芙佐子を奪った相子が許せず神戸に向かいます。
時折映る上海の街…ちゃうちゃう(笑)神戸の街並みで、この時ばかりは
40年代に急にタイムスリップしてしまいますね~(^▽^;)
「豪華さ」に力を注いだ割には、それ程万俵家には反映されずヾ(゚∇゚*)オイオイ
そして気になっていた3台のベッド…1台で充分ですのにぃ(笑)
それより寧子の白装束の方が気になり出しましたわぁ(^▽^;)アハハ

今回の一番の見せ所だと感じたのは、大介と鉄平の会話のシーンでした。
相子を辞めさせて欲しいと懇願する鉄平に大介は、
「お前はすぐに思った事を口にする。じいさんそっくりだ!」
じいさんへの積年の思いがそのまま鉄平に注がれてしまうんですね。
肖像画外せばいいのに…ってそんな問題ではありません!(笑)

 「お父さんは僕の事が嫌いですか?」
 「私はいつもお前の事を一番に考えているよ」
大介の言った、この”一番に考えている”意味が違う所が怖~っ(-o-)
銀行の跡取りは銀平(山本耕史)がいるじゃない!

以前、北大路欣也さんの「赤ひげ先生」を御園座で観た時は、
な~んとも思いませんでした(^_^;)\('_') ォィォィ...
「万俵大介」役はとてもハマってて、こう言う役はイイですね~!何様?私(笑)

阪神銀行での融資会議で、阪神特殊製鋼への融資が合意されようとする中、
父であり頭取の大介自ら「息子だからと手心を加える事はない」と反論。
10%の減額で決まりましたが、残りの2億円をどうする鉄平…

「父が下した非情な決定は、僕と万俵家の運命を大きく狂わせた」

大介の鉄平に対する仕打ちは、自分で自分の首を絞めることになるのでしょう。
「高炉建設2年計画」
2年後にどんな悲劇が待っているのかと思うとツライですわぁ。  

2007年01月16日

流石 視聴率男!

木村拓哉主演『華麗なる一族』の視聴率。
流石、中日スポーツにも載る位ですから(^_^;)

中スポ見出しは『キムタク 華麗に発進 28.7%』
(関東地区は27.7% 関西地区は30.5%)
名古屋地区では番組スタート1分後に25.6%
午後9:15には30.8%
そして9:24には最高瞬間32.1%を記録。

「ロングバケーション」「ギフト」「ラブジェネレーション」「眠れる森」
「ビューティフルライフ」「HERO」「空から降る一億の星」
「GOOD LUCK」「プライド」「エンジン」…木村君の主演ドラマです。
勿論全て見てますよσ(^_^;
名古屋地区30%越えは「ロンバケ」と「空降る」のようです。

原作者の山崎豊子さんは81歳になられるんですねー!
「白い巨塔」も田宮二郎さんの時代ですもんねぇ。何十年前?(笑)
唐沢寿明さんバージョンも面白かったです、ハマりましたわぁ。

そして…『パンもバカ売れ』だそうでヾ(゚∇゚*)モウカリマンナァ♪
山崎パンとTBSのコラボ商品。(最近ではコラボ商品も増えてるようですね)
その名も「華麗パン(中辛)」税込み105円。
21種類のスパイスを使用した一品だそうで、是非食してみたいです(^~^)

もう怖いものなしでしょう!木村君♡  

2007年01月15日

『華麗なる一族』 第1話

一番楽しみにしてたドラマです。期待を裏切らないスタートで満足♪

昭和43年12月31日からのお話でしたが、
2年前の丹波篠山でのあの木の下で何があったんでしょう?まさか…

撮影は上海ロケだそうで、凄いセットですねぇ!当時の車も動いてるし!(笑)
街を歩くエキルトラは中国人でしょうか?(^▽^;)

阪神特殊製鋼の専務・万俵鉄平(木村拓哉)。
いきなり製鉄所の爆発でドキドキしました~(^-^;Aアツイアツイ
逃げ遅れる従業員にちょっとイライラしましたけどね、
木村君を見てテンションが戻りました(笑)

大川元通産大臣(西田敏行)は、
鉄平の妻・早苗(長谷川京子)の父親です。義父です。そう…
料亭でのお二人は、まるで財前又一と財前五郎のよう by『白い巨塔』
関西弁じゃないのが物足りなかったですよ、西田さん(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

高炉建設の夢を実現させるため、阪神銀行頭取の父・万俵大介(北大路欣也)に
資金援助を申し出る鉄平ですが、大介は約束を先延ばし。
どうも息子に”厳しく”と言うより意図的に協力的してないと感じたんですが…
深夜に父の元を訪れ、再度資金援助を頼みます。
鉄平の熱意に負け?「生産量・コストの増減・ポイントをまとめた物を見せなさい」
「分かりました。10分だけ時間を下さい!」と別室でまとめ始めました。
そこへ母・寧子(原田美枝子)がお茶を持って行き…鉄平を見て驚きます!
その光景を見た大介も部屋を覗くと…
思いふけった表情で資料をまとめる鉄平。
その背後には、同じポーズで本を読む姿の祖父・敬介の肖像画が!
「じいさん!」と大介は何かを確信しました。私も確信しましたよ!(笑)

ダメ押しが”鯉”ですよ~!何あの演出は(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
鯉の”将軍”は「じいさんが手をたたかないと姿を現さなかった」らしいですが、
どんな”将軍様”が現れるのか(現れるのは確かですもんね~:笑)
ドキドキ♪…ジョーズかよ?(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
でかっ!あれは作り物ですよねぇ(^_^;)\('_') コイコイ(笑)
実は、池もデコプールなんですよねぇ(^_^;)\('_') デコメールカ!
”じいさんの肖像画”を見ると笑えませんか?(^_^;)\('_') 似すぎてて?

「やはりお前はじいさんの子…」どうする大介!いや困るのは鉄平か(^_^;)
”父に愛されなかった”二人の息子、大介と鉄平。(想像です:笑)

寧子は、あの自宅の?大浴場で襲われたんでしょうかぁ。あの足は…じいさん?
寧子の入浴シーンは、0.5秒しか映らないので想像ですが(笑)
それで大介に気兼ねしたような態度だったんですね、寧子は。
大介の執事兼愛人の高須相子(鈴木京香)にまで小さくなって。
寝室にあった3台のベッドも気になったんですけど~(^▽^;)何故に3台?

あぁ、どう使うの?ベッド…ヾ(゚∇゚*)じゃなくて~(笑)…この先どうなるの~?
原作も知らないので楽しみですわぁ♪           公式HP