2007年02月19日
『華麗なる一族』 第6話
鉄平を応援する三雲が、「大介と話してみる」と言うが…
『この三雲頭取と父との会談から、僕と父の悲劇が一気に加速したのだった』
と鉄平の言葉で始まり、ハラハラして観ました。
三雲から「鉄平君には、強い意志と才能がある。鉄平君の可能性に賭けている…
鉄平君にはそれだけの価値があると言う事です」
その言葉を聞いた大介の睨みつけるような目は間違いなく嫉妬でしたね。
それでも「息子を見放さないでやって下さい。この通りです」と頭を下げる大介。
役者ですわぁ!お前を食ってやる!って闘志がメラメラと沸いて来てましたよ(笑)
20億の融資を確認する鉄平でしたが、父の数々の言動に不信感は残り…
そして大川が亡くなった事で、最も恐れていた事が起こりました。
帝国製鉄が、銑鉄の供給を6月までの契約で、更新しないと決めました。
鉄平は、何とか6月までに高炉を完成させようと、作業員確保に奔走。
そんな中、船上作業員が海へ転落!鉄平は迷わず海へ飛び込みます。
何てキレイな海中(笑)しかし1月の海はキツイですわぁ!
「自分の息子が生涯を賭けた会社を潰して、その恩人である三雲頭取の
大同銀行を飲み込もうとは」と言う美馬に、大介は「阪神特殊製鋼のアキレス腱は
”銑鉄”だ」と。やはり大介が帝国製鉄に手を回したんですね。
美馬達との会話と同時に進行する鉄平の救助シーンには、
大介と鉄平の対照的なものを見た気がしました。そんな演出にゾクっとしましたね。
一時入金しただけだった20億は、大同銀行を安心させるための見せ金でした!
突貫工事計画を知った大介に銀平は「もし完成したらお父さんの負け」と言い、
「建つはずがない」と自信の大介。勝ち負けって…何の勝負してるの?
「二子の結婚も決まり、突貫工事の人員も3割しか集まらない。私の勝ちだ」
と銀平に告げる大介ですが、「お父さんは兄さんに負けます。今のお父さんには
信念がない。阪神特殊製鋼を潰すと考えた時から、企業を育てると言う銀行家と
しての信念をなくしてしまった。兄さんはいつだって技術者としての理想と
経営者としての信念を持って行動しています。
お父さん、それに人がついて来るんですよ。おじいさんのように…
おじいさんがよく言ってたじゃないですか。理想と信念を持つ人間が、
策謀だけの人間に負けるはずがないと。」
ここまで銀平に言われ、大介には禁句の『じいさん』の言葉に反応する大介。
フラッシュバックする光景は、じいさんの傍で寝ていた女性…やはり寧子?
じいさんの「公家の女の肌はマシュマロのように白くて柔らかだなぁ」の言葉。
しかしこのエロじいさんのせいで大介の矛先は鉄平にまで…
「私は勝つ。鉄平にも、先代の亡霊にもなぁ」と、やはり勝負してます。
もはや銀行生き残りの事よりも”打倒鉄平”じゃないですか?
鉄平に、海中から仲間を救って貰い大喜びだった沖仲仕の玄さん(六平直政)が、
「若ー!連れて来たぜー」と多くの作業員を引き連れやって来ました!
このシーンはもうビリビリ来ましたよ。涙が出ました(/_;)
「当社はこれより突貫工事に突入する!」嬉しそうに叫ぶ鉄平でした。
印象深いのは、銀平が父に言った「それに人がついて来るんですよ」のセリフ。
大介が配下の者達にして来た事。今回は闇献金リークの責任を、
東京支店長に被せて解雇しました。リーク自体も大川を裏切る行為でしたが。
鉄平・大介それぞれの「成功させたい夢」は、理想と信念の違いから
悲劇の方向へ進んで行ってしまったんですね。
これもやはり、エロじいさんが蒔いた種のせいですよ!
蒔いた種と言えば、次週は芙佐子の身にも降りかかるんですから(笑)
『この三雲頭取と父との会談から、僕と父の悲劇が一気に加速したのだった』
と鉄平の言葉で始まり、ハラハラして観ました。
三雲から「鉄平君には、強い意志と才能がある。鉄平君の可能性に賭けている…
鉄平君にはそれだけの価値があると言う事です」
その言葉を聞いた大介の睨みつけるような目は間違いなく嫉妬でしたね。
それでも「息子を見放さないでやって下さい。この通りです」と頭を下げる大介。
役者ですわぁ!お前を食ってやる!って闘志がメラメラと沸いて来てましたよ(笑)
20億の融資を確認する鉄平でしたが、父の数々の言動に不信感は残り…
そして大川が亡くなった事で、最も恐れていた事が起こりました。
帝国製鉄が、銑鉄の供給を6月までの契約で、更新しないと決めました。
鉄平は、何とか6月までに高炉を完成させようと、作業員確保に奔走。
そんな中、船上作業員が海へ転落!鉄平は迷わず海へ飛び込みます。
何てキレイな海中(笑)しかし1月の海はキツイですわぁ!
「自分の息子が生涯を賭けた会社を潰して、その恩人である三雲頭取の
大同銀行を飲み込もうとは」と言う美馬に、大介は「阪神特殊製鋼のアキレス腱は
”銑鉄”だ」と。やはり大介が帝国製鉄に手を回したんですね。
美馬達との会話と同時に進行する鉄平の救助シーンには、
大介と鉄平の対照的なものを見た気がしました。そんな演出にゾクっとしましたね。
一時入金しただけだった20億は、大同銀行を安心させるための見せ金でした!
突貫工事計画を知った大介に銀平は「もし完成したらお父さんの負け」と言い、
「建つはずがない」と自信の大介。勝ち負けって…何の勝負してるの?
「二子の結婚も決まり、突貫工事の人員も3割しか集まらない。私の勝ちだ」
と銀平に告げる大介ですが、「お父さんは兄さんに負けます。今のお父さんには
信念がない。阪神特殊製鋼を潰すと考えた時から、企業を育てると言う銀行家と
しての信念をなくしてしまった。兄さんはいつだって技術者としての理想と
経営者としての信念を持って行動しています。
お父さん、それに人がついて来るんですよ。おじいさんのように…
おじいさんがよく言ってたじゃないですか。理想と信念を持つ人間が、
策謀だけの人間に負けるはずがないと。」
ここまで銀平に言われ、大介には禁句の『じいさん』の言葉に反応する大介。
フラッシュバックする光景は、じいさんの傍で寝ていた女性…やはり寧子?
じいさんの「公家の女の肌はマシュマロのように白くて柔らかだなぁ」の言葉。
しかしこのエロじいさんのせいで大介の矛先は鉄平にまで…
「私は勝つ。鉄平にも、先代の亡霊にもなぁ」と、やはり勝負してます。
もはや銀行生き残りの事よりも”打倒鉄平”じゃないですか?
鉄平に、海中から仲間を救って貰い大喜びだった沖仲仕の玄さん(六平直政)が、
「若ー!連れて来たぜー」と多くの作業員を引き連れやって来ました!
このシーンはもうビリビリ来ましたよ。涙が出ました(/_;)
「当社はこれより突貫工事に突入する!」嬉しそうに叫ぶ鉄平でした。
印象深いのは、銀平が父に言った「それに人がついて来るんですよ」のセリフ。
大介が配下の者達にして来た事。今回は闇献金リークの責任を、
東京支店長に被せて解雇しました。リーク自体も大川を裏切る行為でしたが。
鉄平・大介それぞれの「成功させたい夢」は、理想と信念の違いから
悲劇の方向へ進んで行ってしまったんですね。
これもやはり、エロじいさんが蒔いた種のせいですよ!
蒔いた種と言えば、次週は芙佐子の身にも降りかかるんですから(笑)