2009年06月18日
『アイシテル~海容~』 最終回
まさか野口家に新たな命が誕生し、
その小さな命によって智也が心底から涙を流し詫びの言葉を漏らすとは!
予想外の展開にヤラレましたわぁ。。。
エンドロールで流れた、クランクアップの様子を見せてくれたのも良かった。
本当に皆さんお疲れ様でした!って感じが伝わって来ましたわぁ。
番宣も兼ねて出演してた番組で見た板谷由夏さんが本当にキレイでした♪
今回のドラマでは、板谷さんの新境地を見せて貰って満足です。
被害者の母の心情に毎回涙でした。
今更、さつきのパート先や和彦の仕事場、智也の小学校で、
すったもんだもないだろうと、楽な気持ちで見守れましたわ。
憎しみからは何も生まれない。
そして海容から生まれたものは。。。
よくある期待ハズレの最終回ではなくて良かったです(^。^;)ホッ
聖子の前で土下座して謝るさつき。
聖子はその肩に手をやり、顔を上げるようにと涙ながらに言います。
「あなたがどんなに苦しんでも、私は楽にならないんです。
おそらく、これからもずっと。娘のために、主人のために笑いたいのに。
笑う時間が欲しいのに。ですから、お願いします。顔を上げて下さい。
…生きて。生きて下さい。清貴のために。あなたのお子さんのために」
泣き崩れるさつきでした。
「お花ありがとうございます。もう二度と、会うことは」
そう言い残し立ち去る聖子。大人だわ~。
すると、離れた場所から様子を見守っていた秀昭がそこに立っていました。
これがまたもっと大人な佐野父さんなんですよね~。
「パパ~」
「分かってる」
そう言うと黙って聖子が持っていた手桶を取り、帰る二人でした。
ここでは涙が溢れて来ちゃいました(T_T)
佐野父さんにはホント泣かされます。
聖子が羨ましく思える程、頼りがいのある夫を演じてくれますわぁ。
自分の気持ちは抑え、無言を通したのも聖子のため。
聖子から手桶を…そんな秀昭のさり気ない行動がすごく効いてました。
一年後。。。
あの看板も変わり、
世間もあの事件のことはすっかり忘れてしまってるんでしょうね。
富田家の休日。
「…せっかく休み貰ったのに~。…お昼一緒に食べに行こうよ」
「やだよ、母ちゃんなんかと」
「どの口がそんなことをぉ~!」
ホッペにブチュ~ッとする富田親子。
私もこれやるんですよね~。今でも♪
こういう富田さん…田中美佐子さんがもっと見たかった!
智也は退所して来ますが…
無口なまま遠慮気味の智也に、腫れものにでも触るような野口家。
「僕、ここに居ちゃいけないんだ。だから施設に戻りたくておばさんに。
僕は、お父さんやお母さんが傍に居て、新しい服も買って貰えて、
美味しいものも食べられるのに、だけどあの子は、もう」
「ありがとう智也。話してくれて。お母さん、智也が話してくれるの待ってた。…
智也が何にもしちゃいけないってことじゃないの。
これから先、智也は長い人生を歩んで行かなきゃならない。
それは笑ったり泣いたりして、色んなことを学んで行くことなの。
もしそうしなかったら、智也は自分が犯した罪がどんなものだったのか、
分からないままで居てしまう。それは智也のためにならないし、
清貴君と清貴君を失ったお父さんとお母さんが望んでることじゃない。
大切なのは、智也が清貴君の分も生きて行くこと。
生きて、今出来ることをすること。
色んな経験をして自分が何をしてしまったのか、知ること。…」
「僕が居たら迷惑が。…ごまかさないで、分かってるんだ。…
おばあちゃんが書道教室を辞めたのも、お父さんが前の会社を辞めたのも、
僕のせいだって。
…僕が居るから、だから僕なんか生まれて来なきゃ良かったんだ!」
ビンタは強烈でしたね~!
「生まれて来ちゃいけない命なんてない!
…智也が居なかったら、お父さんもお母さんも生きていけないくらい
智也を愛してるの」
そう言って智也を抱きしめるさつきでした。が…
今までもそう、さつきの遠慮気味の抱き締め方ってグッと来ないんですよねぇ。
どうしてギュッと抱きしめられないんだろう。。。
そしてあの長いセリフですが、感動したから全文書いたんではないんです。
これで智也は何か感じ取れるのかなぁって聞いてた私です。
ちょっと綺麗事に聞こえて…グッと来なかったんです。
やっぱりさつきだから?この呪縛には最後まで解き放たれることはなかった…
それでラストへ繋いでくれたんですかねぇ。としておこう(^_^;)
智也の流した涙で救われた気がしましたもん。
これで本当に前へ進めるんだって。
美帆子が思わず智也の通う小学校の前まで
来てしまった気持ちも分からないではないです。顔も知らないのに…
「ママはね、こう信じたいの。
あの子もきっと私たちと同じように苦しんでるの。
苦しんでる子を憎んで、その先に何が生まれる?何も生まれない」
「ママの言う通りだ。憎むべき相手は、あの中には居ない。
憎しみを持つ自分の中にしかその相手は居ないんだよ。
だからもう、あの子は居ない」
小沢夫婦は鑑ですね。
初回の甘ちゃんパパ・ママからは想像できない位強くなりましたもん。
「キヨタンは色々なことをパパたちに気付かせてくれた」
「美帆子が、私たちに愛されてないって思いながら生きていたこと」
「家族がバラバラになりかけたことも何度かあった。
だけどその度に、キヨタンがパパたちを繋ぎ止めていてくれたような気がする。
家族のもろさも、尊さも、そして親子の喜びも、みんなキヨタンが教えてくれた。
キヨタンが亡くなったことを、無にしないためにも、
しっかり生きて行かなくちゃな」
「キヨタンが、これからも見守ってくれるわ」
智也が言った行きたい所とは、あの場所。。。
現場で手を合わせる智也。そして頭を下げるさつきと和彦。
一年後。。。
さつきは分娩室へ。
これには驚きましたよ!
きっと智也のために生まれて来たんですね、弟君。
三ヶ月後。。。
智也が差し出した指を握り締める赤ちゃん。
自然と溢れ出す涙に「生きてるんだね」と、そこに”命”を感じる智也でした。
「ごめんなさい。ごめんなさい。清貴君、僕は、何てことを、ごめんなさい…」
裁判所で「分かりません」と言った智也に、”その時”は来たんですね。
富田さんへのお礼と近況報告の手紙を読むさつき。。。
野口家と小沢家が、見知らぬ家族の如く道路を隔ててすれ違って行きます。
それぞれが笑顔で。。。
何事もなかったような今現在の幸せそうなこの家族が、一年前には
悲痛と苦悩の日々を過ごし、それを家族と乗り越えて来たんだと思うと、
MONKEY MAJIKの優しい歌声を聴きながら、ジーンと涙が出て来ました。
ベストな終わり方だったなぁって思いました。
それしかないですもんね。
いつどこで起こるかもしれない、事件・事故。
その加害者にも被害者にも成り得るかもしれない考えると、
その時自分はどう対処出来るのか…
マニュアルも答えもないんですよね。
でも、家族が居てくれたから頑張れたってことには共感できました。
被害者の立場になったとしても、
海容できる心の広さを持ち合わせてる自信が自分にはありません。
それでも、聖子の残した言葉に「ドラマだから」とも思えませんでした。
熱演だった板谷さんに引き込まれました。
憎しみからは何も生まれない。。。
どう自分の気持ちを切り替えるかですね。
色々と考えさせられるドラマでした。
無理に泣かせようとなんてしなくても良かったんですよ。
それを感じてしまってからトーンダウン。
そしてさつきは最後まで富田さんから貰ったシュシュは付けなかったのでした。
惜しい!
いつもありがとうございます。
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番宣も兼ねて出演してた番組で見た板谷由夏さんが本当にキレイでした♪
今回のドラマでは、板谷さんの新境地を見せて貰って満足です。
被害者の母の心情に毎回涙でした。
今更、さつきのパート先や和彦の仕事場、智也の小学校で、
すったもんだもないだろうと、楽な気持ちで見守れましたわ。
憎しみからは何も生まれない。
そして海容から生まれたものは。。。
よくある期待ハズレの最終回ではなくて良かったです(^。^;)ホッ
聖子の前で土下座して謝るさつき。
聖子はその肩に手をやり、顔を上げるようにと涙ながらに言います。
「あなたがどんなに苦しんでも、私は楽にならないんです。
おそらく、これからもずっと。娘のために、主人のために笑いたいのに。
笑う時間が欲しいのに。ですから、お願いします。顔を上げて下さい。
…生きて。生きて下さい。清貴のために。あなたのお子さんのために」
泣き崩れるさつきでした。
「お花ありがとうございます。もう二度と、会うことは」
そう言い残し立ち去る聖子。大人だわ~。
すると、離れた場所から様子を見守っていた秀昭がそこに立っていました。
これがまたもっと大人な佐野父さんなんですよね~。
「パパ~」
「分かってる」
そう言うと黙って聖子が持っていた手桶を取り、帰る二人でした。
ここでは涙が溢れて来ちゃいました(T_T)
佐野父さんにはホント泣かされます。
聖子が羨ましく思える程、頼りがいのある夫を演じてくれますわぁ。
自分の気持ちは抑え、無言を通したのも聖子のため。
聖子から手桶を…そんな秀昭のさり気ない行動がすごく効いてました。
一年後。。。
あの看板も変わり、
世間もあの事件のことはすっかり忘れてしまってるんでしょうね。
富田家の休日。
「…せっかく休み貰ったのに~。…お昼一緒に食べに行こうよ」
「やだよ、母ちゃんなんかと」
「どの口がそんなことをぉ~!」
ホッペにブチュ~ッとする富田親子。
私もこれやるんですよね~。今でも♪
こういう富田さん…田中美佐子さんがもっと見たかった!
智也は退所して来ますが…
無口なまま遠慮気味の智也に、腫れものにでも触るような野口家。
「僕、ここに居ちゃいけないんだ。だから施設に戻りたくておばさんに。
僕は、お父さんやお母さんが傍に居て、新しい服も買って貰えて、
美味しいものも食べられるのに、だけどあの子は、もう」
「ありがとう智也。話してくれて。お母さん、智也が話してくれるの待ってた。…
智也が何にもしちゃいけないってことじゃないの。
これから先、智也は長い人生を歩んで行かなきゃならない。
それは笑ったり泣いたりして、色んなことを学んで行くことなの。
もしそうしなかったら、智也は自分が犯した罪がどんなものだったのか、
分からないままで居てしまう。それは智也のためにならないし、
清貴君と清貴君を失ったお父さんとお母さんが望んでることじゃない。
大切なのは、智也が清貴君の分も生きて行くこと。
生きて、今出来ることをすること。
色んな経験をして自分が何をしてしまったのか、知ること。…」
「僕が居たら迷惑が。…ごまかさないで、分かってるんだ。…
おばあちゃんが書道教室を辞めたのも、お父さんが前の会社を辞めたのも、
僕のせいだって。
…僕が居るから、だから僕なんか生まれて来なきゃ良かったんだ!」
ビンタは強烈でしたね~!
「生まれて来ちゃいけない命なんてない!
…智也が居なかったら、お父さんもお母さんも生きていけないくらい
智也を愛してるの」
そう言って智也を抱きしめるさつきでした。が…
今までもそう、さつきの遠慮気味の抱き締め方ってグッと来ないんですよねぇ。
どうしてギュッと抱きしめられないんだろう。。。
そしてあの長いセリフですが、感動したから全文書いたんではないんです。
これで智也は何か感じ取れるのかなぁって聞いてた私です。
ちょっと綺麗事に聞こえて…グッと来なかったんです。
やっぱりさつきだから?この呪縛には最後まで解き放たれることはなかった…
それでラストへ繋いでくれたんですかねぇ。としておこう(^_^;)
智也の流した涙で救われた気がしましたもん。
これで本当に前へ進めるんだって。
美帆子が思わず智也の通う小学校の前まで
来てしまった気持ちも分からないではないです。顔も知らないのに…
「ママはね、こう信じたいの。
あの子もきっと私たちと同じように苦しんでるの。
苦しんでる子を憎んで、その先に何が生まれる?何も生まれない」
「ママの言う通りだ。憎むべき相手は、あの中には居ない。
憎しみを持つ自分の中にしかその相手は居ないんだよ。
だからもう、あの子は居ない」
小沢夫婦は鑑ですね。
初回の甘ちゃんパパ・ママからは想像できない位強くなりましたもん。
「キヨタンは色々なことをパパたちに気付かせてくれた」
「美帆子が、私たちに愛されてないって思いながら生きていたこと」
「家族がバラバラになりかけたことも何度かあった。
だけどその度に、キヨタンがパパたちを繋ぎ止めていてくれたような気がする。
家族のもろさも、尊さも、そして親子の喜びも、みんなキヨタンが教えてくれた。
キヨタンが亡くなったことを、無にしないためにも、
しっかり生きて行かなくちゃな」
「キヨタンが、これからも見守ってくれるわ」
智也が言った行きたい所とは、あの場所。。。
現場で手を合わせる智也。そして頭を下げるさつきと和彦。
一年後。。。
さつきは分娩室へ。
これには驚きましたよ!
きっと智也のために生まれて来たんですね、弟君。
三ヶ月後。。。
智也が差し出した指を握り締める赤ちゃん。
自然と溢れ出す涙に「生きてるんだね」と、そこに”命”を感じる智也でした。
「ごめんなさい。ごめんなさい。清貴君、僕は、何てことを、ごめんなさい…」
裁判所で「分かりません」と言った智也に、”その時”は来たんですね。
富田さんへのお礼と近況報告の手紙を読むさつき。。。
野口家と小沢家が、見知らぬ家族の如く道路を隔ててすれ違って行きます。
それぞれが笑顔で。。。
何事もなかったような今現在の幸せそうなこの家族が、一年前には
悲痛と苦悩の日々を過ごし、それを家族と乗り越えて来たんだと思うと、
MONKEY MAJIKの優しい歌声を聴きながら、ジーンと涙が出て来ました。
ベストな終わり方だったなぁって思いました。
それしかないですもんね。
いつどこで起こるかもしれない、事件・事故。
その加害者にも被害者にも成り得るかもしれない考えると、
その時自分はどう対処出来るのか…
マニュアルも答えもないんですよね。
でも、家族が居てくれたから頑張れたってことには共感できました。
被害者の立場になったとしても、
海容できる心の広さを持ち合わせてる自信が自分にはありません。
それでも、聖子の残した言葉に「ドラマだから」とも思えませんでした。
熱演だった板谷さんに引き込まれました。
憎しみからは何も生まれない。。。
どう自分の気持ちを切り替えるかですね。
色々と考えさせられるドラマでした。
無理に泣かせようとなんてしなくても良かったんですよ。
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そしてさつきは最後まで富田さんから貰ったシュシュは付けなかったのでした。
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2009年06月11日
『アイシテル~海容~』 第9話
聖子が書いた智也への手紙を読み上げる富田調査官。
〈…困ってる清貴を助けてくれたそうですね。ありがとう。…
それなのに清貴は、あなたに酷いことばかり言ってしまったようですね。…
けれども、あなたが見た清貴だけが、
清貴の全てではないことを分かって下さい。…
あなたは、心から愛し合える人と出会い、温かい家庭を築いて下さい。…〉
中々言える言葉ではないですね~。
聖子の海容がこういうことなんでしょうけれど。
「どう感じましたか?」
「分かりません」
智也は児童支援施設への送致が決まりました。
いつか罪の重さを「分かる時」が来るんでしょう。
きよたんは悪気がなかったんだと知って欲しかった。
そしてどんなに重い罪を犯したのか感じて欲しかったから手紙を書いたと、
聖子は秀昭に話します。許した訳じゃない。でも…
あの日の”15分”に苦しめられる聖子と、
智也と同じようにきよたんへの嫉妬があったと話す美帆子に、
秀昭も苦しんでいます。
あの飲み屋さんはいいですね~。
秀昭が唯一肩の力を抜ける場所が出来て良かったですわぁ。
しかしさつきも働く場所を考えたらいいのに。
私はあー言う職場は絶対ムリ。井戸端会議みたいなの苦手ですし。
「妻は清貴のことを思ってあの手紙を書いたのであって、
私たち家族は決して許した訳じゃありません」
「はい。でも、奥様のお手紙は加害者家族にとって、指針となるものでした。…
許されているとは思っていないはずです」
「…いつかは帰って来る子を待つ家族と、
私たちのように、二度と帰って来ない子を持つ家族とでは全く違います。
そこの所、はき違えないでもらいたい」
「お気持ちは、よ~く分かります。
ですが、親である立場に違いなどあるとお思いですか?…
子供のために、生きて行こうとする母親。
その親としての思いに、違いがあるとお思いですか?」
「もっと、相手が嫌な奴だったら良かったんだ。…」
気持ちのぶつけようがない秀昭でした。
「加害者の母親の気持ちが分かる」と言った妻のことを
分かりたくないと言った秀昭。
許せないより許したくない。
分かってやりたいが分かりたくない。。。
秀昭の心情が一番当然だと思って見て来ましたが、
被害者家族に対して、不愉快にもなり得る富田調査官の言葉も、
冷静に言い返すなぁって思いました。
「でも」「ですが」「あるとお思いですか?」
これらはドラマ的に視聴者へ投げかけてる言葉だと思うんですけどね。
このタイミングでこんなことを調査官に言われたら…
被害者立場の私だったならキツイかも。
「清貴が殺されたと言う現実がある以上、この先も私たちの苦しみは
ず~っと続きます。私たち家族が一つになって行くには、全てを忘れるか、
清貴を殺されたことを胸に憎しみを抱えて生きて行くしか
それ以外方法はないんです。
そして、この家族を守ることが私の役目なんだ」
「奥様と御主人の目的は同じです。
奥様は奥様なりに、清貴君の死を懸命に乗り越えようとされてるんです」
秀昭に、何とか分かって欲しい思いの富田さん。
それでも、分かってるはずの秀昭の中でも何か変わり始めてました。
「許す」と「忘れる」は違いますしね。
「それ以外の方法」も見つかるはず。
美帆子は獣医になりたいことを両親に打ち明けます。
笑顔で賛成する秀昭と聖子に、安心した美帆子でした。
進路が決まり、未来に夢膨らませてみたりする夫婦の姿に、
小沢家も少しずつ前へ進み始めているようでした。
何年後かを想像する両家が対照的でした。
いつかは帰って来る我が子を待つ両親と、
何年経っても7歳のまんまの我が子なんだと、
そのことを思い出す度に辛い過去を思い出さなければならない両親。
聖子がさつきに宛てた手紙が野口家に届きます。
「…私はきよたんママと呼ばれていました。
そうなのですよね~。私たちは、野口さつき、小沢聖子である前に、
智君ママであり、きよたんママなのですよね。…
今まで何万時間と積み上げて来たものが、
あのたった15分のせいで、何もかも消えてしまったのです。
確かに、清貴の命を奪ったのは智也君です。
でも、なぜもう少し早く帰らなかったのかと言う、
内なる声がずっと私を責め続けています。
きっとあなたもそうなのではないでしょうか。…」
泣きながら手紙を読むさつき。
そしていてもたってもいられず向かった先は、小沢家のお墓でした。
これも運命なんですかねぇ。
お互いに目の前に立つその人が誰なのか分かり合ってます。
涙を浮かべるさつきに対して、顔色を変えない聖子の思いは。。。
どちらがどんな言葉を発するのか…
手紙とは違い、加害者の母親を目の前に聖子は何を言えるんでしょう。
許しても許さなくても、きよたんは帰って来ないんですから。。。
母親としてさつきの気持ちを汲む聖子の手紙には参りましたわ(/_;)
それも本人が読んだ方が断然感情移入しちゃいますね。
いよいよ最終回ですかぁ。
何がベストなのか、その答えはあるのか…
私も早く解放して欲しい(笑)
いつもありがとうございます。
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〈…困ってる清貴を助けてくれたそうですね。ありがとう。…
それなのに清貴は、あなたに酷いことばかり言ってしまったようですね。…
けれども、あなたが見た清貴だけが、
清貴の全てではないことを分かって下さい。…
あなたは、心から愛し合える人と出会い、温かい家庭を築いて下さい。…〉
中々言える言葉ではないですね~。
聖子の海容がこういうことなんでしょうけれど。
「どう感じましたか?」
「分かりません」
智也は児童支援施設への送致が決まりました。
いつか罪の重さを「分かる時」が来るんでしょう。
きよたんは悪気がなかったんだと知って欲しかった。
そしてどんなに重い罪を犯したのか感じて欲しかったから手紙を書いたと、
聖子は秀昭に話します。許した訳じゃない。でも…
あの日の”15分”に苦しめられる聖子と、
智也と同じようにきよたんへの嫉妬があったと話す美帆子に、
秀昭も苦しんでいます。
あの飲み屋さんはいいですね~。
秀昭が唯一肩の力を抜ける場所が出来て良かったですわぁ。
しかしさつきも働く場所を考えたらいいのに。
私はあー言う職場は絶対ムリ。井戸端会議みたいなの苦手ですし。
「妻は清貴のことを思ってあの手紙を書いたのであって、
私たち家族は決して許した訳じゃありません」
「はい。でも、奥様のお手紙は加害者家族にとって、指針となるものでした。…
許されているとは思っていないはずです」
「…いつかは帰って来る子を待つ家族と、
私たちのように、二度と帰って来ない子を持つ家族とでは全く違います。
そこの所、はき違えないでもらいたい」
「お気持ちは、よ~く分かります。
ですが、親である立場に違いなどあるとお思いですか?…
子供のために、生きて行こうとする母親。
その親としての思いに、違いがあるとお思いですか?」
「もっと、相手が嫌な奴だったら良かったんだ。…」
気持ちのぶつけようがない秀昭でした。
「加害者の母親の気持ちが分かる」と言った妻のことを
分かりたくないと言った秀昭。
許せないより許したくない。
分かってやりたいが分かりたくない。。。
秀昭の心情が一番当然だと思って見て来ましたが、
被害者家族に対して、不愉快にもなり得る富田調査官の言葉も、
冷静に言い返すなぁって思いました。
「でも」「ですが」「あるとお思いですか?」
これらはドラマ的に視聴者へ投げかけてる言葉だと思うんですけどね。
このタイミングでこんなことを調査官に言われたら…
被害者立場の私だったならキツイかも。
「清貴が殺されたと言う現実がある以上、この先も私たちの苦しみは
ず~っと続きます。私たち家族が一つになって行くには、全てを忘れるか、
清貴を殺されたことを胸に憎しみを抱えて生きて行くしか
それ以外方法はないんです。
そして、この家族を守ることが私の役目なんだ」
「奥様と御主人の目的は同じです。
奥様は奥様なりに、清貴君の死を懸命に乗り越えようとされてるんです」
秀昭に、何とか分かって欲しい思いの富田さん。
それでも、分かってるはずの秀昭の中でも何か変わり始めてました。
「許す」と「忘れる」は違いますしね。
「それ以外の方法」も見つかるはず。
美帆子は獣医になりたいことを両親に打ち明けます。
笑顔で賛成する秀昭と聖子に、安心した美帆子でした。
進路が決まり、未来に夢膨らませてみたりする夫婦の姿に、
小沢家も少しずつ前へ進み始めているようでした。
何年後かを想像する両家が対照的でした。
いつかは帰って来る我が子を待つ両親と、
何年経っても7歳のまんまの我が子なんだと、
そのことを思い出す度に辛い過去を思い出さなければならない両親。
聖子がさつきに宛てた手紙が野口家に届きます。
「…私はきよたんママと呼ばれていました。
そうなのですよね~。私たちは、野口さつき、小沢聖子である前に、
智君ママであり、きよたんママなのですよね。…
今まで何万時間と積み上げて来たものが、
あのたった15分のせいで、何もかも消えてしまったのです。
確かに、清貴の命を奪ったのは智也君です。
でも、なぜもう少し早く帰らなかったのかと言う、
内なる声がずっと私を責め続けています。
きっとあなたもそうなのではないでしょうか。…」
泣きながら手紙を読むさつき。
そしていてもたってもいられず向かった先は、小沢家のお墓でした。
これも運命なんですかねぇ。
お互いに目の前に立つその人が誰なのか分かり合ってます。
涙を浮かべるさつきに対して、顔色を変えない聖子の思いは。。。
どちらがどんな言葉を発するのか…
手紙とは違い、加害者の母親を目の前に聖子は何を言えるんでしょう。
許しても許さなくても、きよたんは帰って来ないんですから。。。
母親としてさつきの気持ちを汲む聖子の手紙には参りましたわ(/_;)
それも本人が読んだ方が断然感情移入しちゃいますね。
いよいよ最終回ですかぁ。
何がベストなのか、その答えはあるのか…
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2009年06月04日
『アイシテル~海容~』 第8話
私のピークは6話だったような気がします。
何だか…
泣かせようとしてません?
逆にテンション下がるわぁ。。。引っ張りすぎだし。
審判で読まれた智也の日誌もそう。
富田調査官は手を加えてないでしょうねぇ。上手過ぎ(;¬∀¬)ヾ(゚∇゚*)コレコレ
読み方も調査書を読むと言うより、子供への本の読み聞かせのようで、
仕事の枠を超えて感情的な葉子の姿にも、違和感でした。
看板の謎もよく分からなかったんですけど、
智也がいつも羨ましく見てたってだけのことですか?
その看板が目に入って、きよたんにちょっと意地悪になってしまった…
〈待ってなんかいない。僕は清貴君にそう言いました。
あの看板のようにいつもお母さんに抱きしめてもらってる清貴君に、
とてもムカついたからです。そしたら、清貴君は僕にこう言いました。
お兄ちゃん嫌な奴。大っ嫌い。お兄ちゃんのママとうちのママを一緒にしないで。
お兄ちゃんは、すごく悪い子なんだ。だからみんなお兄ちゃんを大っ嫌いなんだ〉
あの看板のように…だなんて出来すぎた文章に感心しますね。
特に下線のような表現の仕方は10歳では高度ですもん。
「分かるよ。お姉さんが君を怒るの」
「僕、帰る!」
グローブを叩きつけたきよたんにキレる訳ですね。
しかし、自由奔放なきよたん。学校では友達と問題はなかったのかしら。
お姉ちゃんの前で両親に対して可愛がられるワザも持ってましたしね~。
智也だったからこそ、深い傷を受けたのかもしれませんが。。。
それはお母さんが買ってくれたグローブ。
「僕のお母さんを悪く言うな!」。。。
さつきが涙を流して聞いてるんですが、
ここで流れるBGMも、いつぞや流れたあの…
行きつけの岩盤浴で流れる癒し系音楽なんですよね~ヾ(゚∇゚*)ナンデヤネン
BGMって重要なのに、個人的に泣けなくて困った~。
しかも違和感ある葉子の音読が、泣かせようとしてるようで/(-_-)\
「僕は悪い子です。僕は悪い子です。悪い子です。悪い子です。…」
「お母さんを許して」と智也を抱きしめるさつき。
う~ん。こういう持って行き方をしちゃいますかねぇ。
こういうのは、よくある”ベタ”でもなく、
何か冷める。
泣きツボはこういうことじゃないんですよね~。
帰宅した葉子が息子を抱きしめて泣くシーンも何か違う。。。残念。
共感・感動できるところがなかった中、
聖子には感情移入しちゃいました。板谷さんがお上手だから~。
審判の記録を見せて貰う小沢夫婦。
「私達は、ようやく知る権利を与えられたんですね。
最後に清貴が何を言い、何を見たのか、親として知ることが出来る。
聖子、これで終わりにしよう」
そして、智也の証言を信じようとしない秀昭でしたが、
これが被害者側の本当のところでしょう。
「清貴君は、心からお母さんを愛していたんだと思います。
ですからその少年に、うちのママとは違うと、素直な気持ちをぶつけて。。。」
葉子の被害者側への配慮は流石です。
「犯人の少年も、お母さんを愛してたんですね。
その子に会わせて貰えませんか。その子に伝えたいんです。
清貴は、傷つけるつもりで言ったんじゃないって。
だって、その子の中で清貴が酷い子のままだなんてそんなの、
清貴が可哀想すぎます」
思いやりも含め、涙で訴える聖子の気持ちに泣けそうになりました(・・、)
被害者家族からの手紙を読み上げる葉子。。。
加害者に会うことが許されない聖子が、手紙に何を託したのか。
聖子の海容に泣かされるかも。。。
景気と共に低迷期な私を救って下さい(-人-)
次回に期待!
いつもありがとうございます。
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何だか…
泣かせようとしてません?
逆にテンション下がるわぁ。。。引っ張りすぎだし。
審判で読まれた智也の日誌もそう。
富田調査官は手を加えてないでしょうねぇ。上手過ぎ(;¬∀¬)ヾ(゚∇゚*)コレコレ
読み方も調査書を読むと言うより、子供への本の読み聞かせのようで、
仕事の枠を超えて感情的な葉子の姿にも、違和感でした。
看板の謎もよく分からなかったんですけど、
智也がいつも羨ましく見てたってだけのことですか?
その看板が目に入って、きよたんにちょっと意地悪になってしまった…
〈待ってなんかいない。僕は清貴君にそう言いました。
あの看板のようにいつもお母さんに抱きしめてもらってる清貴君に、
とてもムカついたからです。そしたら、清貴君は僕にこう言いました。
お兄ちゃん嫌な奴。大っ嫌い。お兄ちゃんのママとうちのママを一緒にしないで。
お兄ちゃんは、すごく悪い子なんだ。だからみんなお兄ちゃんを大っ嫌いなんだ〉
あの看板のように…だなんて出来すぎた文章に感心しますね。
特に下線のような表現の仕方は10歳では高度ですもん。
「分かるよ。お姉さんが君を怒るの」
「僕、帰る!」
グローブを叩きつけたきよたんにキレる訳ですね。
しかし、自由奔放なきよたん。学校では友達と問題はなかったのかしら。
お姉ちゃんの前で両親に対して可愛がられるワザも持ってましたしね~。
智也だったからこそ、深い傷を受けたのかもしれませんが。。。
それはお母さんが買ってくれたグローブ。
「僕のお母さんを悪く言うな!」。。。
さつきが涙を流して聞いてるんですが、
ここで流れるBGMも、いつぞや流れたあの…
行きつけの岩盤浴で流れる癒し系音楽なんですよね~ヾ(゚∇゚*)ナンデヤネン
BGMって重要なのに、個人的に泣けなくて困った~。
しかも違和感ある葉子の音読が、泣かせようとしてるようで/(-_-)\
「僕は悪い子です。僕は悪い子です。悪い子です。悪い子です。…」
「お母さんを許して」と智也を抱きしめるさつき。
う~ん。こういう持って行き方をしちゃいますかねぇ。
こういうのは、よくある”ベタ”でもなく、
何か冷める。
泣きツボはこういうことじゃないんですよね~。
帰宅した葉子が息子を抱きしめて泣くシーンも何か違う。。。残念。
共感・感動できるところがなかった中、
聖子には感情移入しちゃいました。板谷さんがお上手だから~。
審判の記録を見せて貰う小沢夫婦。
「私達は、ようやく知る権利を与えられたんですね。
最後に清貴が何を言い、何を見たのか、親として知ることが出来る。
聖子、これで終わりにしよう」
そして、智也の証言を信じようとしない秀昭でしたが、
これが被害者側の本当のところでしょう。
「清貴君は、心からお母さんを愛していたんだと思います。
ですからその少年に、うちのママとは違うと、素直な気持ちをぶつけて。。。」
葉子の被害者側への配慮は流石です。
「犯人の少年も、お母さんを愛してたんですね。
その子に会わせて貰えませんか。その子に伝えたいんです。
清貴は、傷つけるつもりで言ったんじゃないって。
だって、その子の中で清貴が酷い子のままだなんてそんなの、
清貴が可哀想すぎます」
思いやりも含め、涙で訴える聖子の気持ちに泣けそうになりました(・・、)
被害者家族からの手紙を読み上げる葉子。。。
加害者に会うことが許されない聖子が、手紙に何を託したのか。
聖子の海容に泣かされるかも。。。
景気と共に低迷期な私を救って下さい(-人-)
次回に期待!
いつもありがとうございます。
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2009年05月28日
『アイシテル~海容~』 第7話
「僕、全部話すよ」
ってここで終わる?やっぱりまだまだ引っ張るのね┐(´-`)┌
「二度めの手紙となります」
って書き出しは必要だったんでしょうかねぇ。
時期尚早な二度目の手紙とも思えますが、
さつきが「生きてることの意味」を見せないといけないですしね、
この手紙が小沢家の人々に影響を与えることにもなったので、
重要な小道具として使われたようにも思いました。
「智也が犯した罪を一緒に背負い、共に生きて行くことだと」
さつきは葉子に手紙を託します。
「智也、会ってくれた」
「良かったなぁ~」
配送会社で働く和彦。変わりましたね~。
さつきからの電話で安心した様子は、本当に優しさが伝わって来ましたわぁ。
今までお互いに心の余裕がなかったんでしょうね。
「…ただ、読んではみます。
この手紙を書いたお母さんも、きっと苦しんでるんだと思います。
同じ母親として、その気持ちを知りたいので」
葉子から手紙を受け取った聖子は、これを最後にしてくれるように頼みました。
〈…ご家族のお気持ちも考えず、本当に本当に申し訳ございませんでした。
今、はっきりと言えます。
息子があのような罪を犯したのは、私たちのせいであると。…
母親として必要なことは全てしていると思い込み、
してあげてないことの方が多かったことに、思いも及びませんでした。…
尊い清隆君の命を奪ってからそのことを知る事態に、
ただただ陳謝申し上げるのみでございます。…
ただ一生をかけ、息子に罪の深さ、その過ちの重さを気づかせるために、
私たちが生きていくことを、どうかお許し下さい。
かけがえのない清貴君の命を奪ってなお、
私たちが生き、息子が生きて行くことを、心の底から申し訳なく思います〉
手紙を読み号泣する聖子でした。
これは息子を奪われた悔しさと共に、母親として気持ちが汲めるだけに
聖子は辛かったように思いました(・・、)
読んだ母親・書いた母親、両方の気持ちになって心に響いて来ましたわぁ。
智也は、最後の扉を開けられるのを恐れているんだと、さつきに話す葉子。
それを開けられるのは母親のさつきだと。
秀昭は会社帰りに飲み屋に立ち寄ります。
「僕の夢はね、息子が二十歳になったら一緒に酒を飲むことでね」
「息子さん、幾つ?」
「7歳」
「はは~ん、そりゃまだ大分かかるよ」
「大分どころか、永遠に叶わない夢です」
グイッとビールを飲む秀昭を見て察した大将がまた良かった~。
以前、和彦がバーで一人飲んだヤケ酒とは違ってましたが、
立場が違うものの、触れ合う人間関係もえらい違いだと思い出してました。
「大きな幸せなんか望んでた訳じゃない。
普通~に暮らして、普通~に子供たちが成長して…
そんなささやかな普通~の幸せで良かったのに。
どうして、守ってやることも出来ずに。…」
そして帰宅した秀昭は、手紙を見て言います。
「この手紙を受け取るってことはなぁ、犯人を許すってことなんだぞ」
そうなんでしょうね。そういう抵抗でもしていないと、
辛さに負けそうになる気持ちは分かる気がしました。それでも、
この手紙を書いたお母さんの苦しい気持ちは伝わって来たと話す聖子。
聖子が加害者の母親を「お母さん」と呼ぶのも優しさが伝わります。
「やっぱり私は知りたい。
何できよたんが死ななくちゃならなかったのかって」
「知ったところで救われるのか?」
「今より、もっと辛いだけかもしれない。でも、
でも私たちは全部を知って、受け入れることでしか、前へ進めないのよ」
「そんなことはない」
「この手紙を書いた犯人のお母さんが、
子供が犯した罪とちゃんと向き合おうとしているように」
そんな秀昭でしたが…
「あの人よ。…まだ出て行かないのかしら」
とさつきに向かって言ってた近所の人たち。
貼り紙と言い、こういう汚い部分もしっかりと見せてくれてましたね。
子供を抱いてましたしね、他人事ではないんです。
野口家へ手紙を返しに行った秀昭が目にしたものは、
玄関先の〈消えろ人殺し〉〈殺人者の親がいます〉の貼り紙。
苦しんでるのは加害者も同じかもしれない。。。
そう感じたからこそ、返せなかったんでしょう。
持ち帰った手紙をこっそりとゴミ袋に入れた秀昭。
その手紙を見つけて読んだ美帆子は何を思ったでしょうね。
「死ねば」と言って後悔した美帆子に、今はそんな気持ちがあるはずはなく、
「…生きて行くことをお許し下さい」の意味も理解してると感じさせましたわぁ。
辛いかもしれないけど本当のことが知りたい。。。
そう言った聖子が、きよたんが智也を挑発したような言葉を聞いたら…
これも耐え難いかも(*'へ'*) ンー
智也が言えずにいることって何でしょう。。。
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「二度めの手紙となります」
って書き出しは必要だったんでしょうかねぇ。
時期尚早な二度目の手紙とも思えますが、
さつきが「生きてることの意味」を見せないといけないですしね、
この手紙が小沢家の人々に影響を与えることにもなったので、
重要な小道具として使われたようにも思いました。
「智也が犯した罪を一緒に背負い、共に生きて行くことだと」
さつきは葉子に手紙を託します。
「智也、会ってくれた」
「良かったなぁ~」
配送会社で働く和彦。変わりましたね~。
さつきからの電話で安心した様子は、本当に優しさが伝わって来ましたわぁ。
今までお互いに心の余裕がなかったんでしょうね。
「…ただ、読んではみます。
この手紙を書いたお母さんも、きっと苦しんでるんだと思います。
同じ母親として、その気持ちを知りたいので」
葉子から手紙を受け取った聖子は、これを最後にしてくれるように頼みました。
〈…ご家族のお気持ちも考えず、本当に本当に申し訳ございませんでした。
今、はっきりと言えます。
息子があのような罪を犯したのは、私たちのせいであると。…
母親として必要なことは全てしていると思い込み、
してあげてないことの方が多かったことに、思いも及びませんでした。…
尊い清隆君の命を奪ってからそのことを知る事態に、
ただただ陳謝申し上げるのみでございます。…
ただ一生をかけ、息子に罪の深さ、その過ちの重さを気づかせるために、
私たちが生きていくことを、どうかお許し下さい。
かけがえのない清貴君の命を奪ってなお、
私たちが生き、息子が生きて行くことを、心の底から申し訳なく思います〉
手紙を読み号泣する聖子でした。
これは息子を奪われた悔しさと共に、母親として気持ちが汲めるだけに
聖子は辛かったように思いました(・・、)
読んだ母親・書いた母親、両方の気持ちになって心に響いて来ましたわぁ。
智也は、最後の扉を開けられるのを恐れているんだと、さつきに話す葉子。
それを開けられるのは母親のさつきだと。
秀昭は会社帰りに飲み屋に立ち寄ります。
「僕の夢はね、息子が二十歳になったら一緒に酒を飲むことでね」
「息子さん、幾つ?」
「7歳」
「はは~ん、そりゃまだ大分かかるよ」
「大分どころか、永遠に叶わない夢です」
グイッとビールを飲む秀昭を見て察した大将がまた良かった~。
以前、和彦がバーで一人飲んだヤケ酒とは違ってましたが、
立場が違うものの、触れ合う人間関係もえらい違いだと思い出してました。
「大きな幸せなんか望んでた訳じゃない。
普通~に暮らして、普通~に子供たちが成長して…
そんなささやかな普通~の幸せで良かったのに。
どうして、守ってやることも出来ずに。…」
そして帰宅した秀昭は、手紙を見て言います。
「この手紙を受け取るってことはなぁ、犯人を許すってことなんだぞ」
そうなんでしょうね。そういう抵抗でもしていないと、
辛さに負けそうになる気持ちは分かる気がしました。それでも、
この手紙を書いたお母さんの苦しい気持ちは伝わって来たと話す聖子。
聖子が加害者の母親を「お母さん」と呼ぶのも優しさが伝わります。
「やっぱり私は知りたい。
何できよたんが死ななくちゃならなかったのかって」
「知ったところで救われるのか?」
「今より、もっと辛いだけかもしれない。でも、
でも私たちは全部を知って、受け入れることでしか、前へ進めないのよ」
「そんなことはない」
「この手紙を書いた犯人のお母さんが、
子供が犯した罪とちゃんと向き合おうとしているように」
そんな秀昭でしたが…
「あの人よ。…まだ出て行かないのかしら」
とさつきに向かって言ってた近所の人たち。
貼り紙と言い、こういう汚い部分もしっかりと見せてくれてましたね。
子供を抱いてましたしね、他人事ではないんです。
野口家へ手紙を返しに行った秀昭が目にしたものは、
玄関先の〈消えろ人殺し〉〈殺人者の親がいます〉の貼り紙。
苦しんでるのは加害者も同じかもしれない。。。
そう感じたからこそ、返せなかったんでしょう。
持ち帰った手紙をこっそりとゴミ袋に入れた秀昭。
その手紙を見つけて読んだ美帆子は何を思ったでしょうね。
「死ねば」と言って後悔した美帆子に、今はそんな気持ちがあるはずはなく、
「…生きて行くことをお許し下さい」の意味も理解してると感じさせましたわぁ。
辛いかもしれないけど本当のことが知りたい。。。
そう言った聖子が、きよたんが智也を挑発したような言葉を聞いたら…
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2009年05月21日
『アイシテル~海容~』 第6話
今回は彩乃に功労賞を差し上げたい。
結婚はダメになっちゃいましたけど、彩乃なら大丈夫!
あんな小っちゃい男、こちらからお断り~だ。
小っちゃいと言えば…
あの和彦がこんなに早く激変したのには驚きました。
やっと、やっと普通に見る事ができる日がやって来てホッとした回でしたわ~。
美帆子も彩乃も、さつきに酷いことを言ったと後悔するんですが、
だからこそ相手のことを思い返すことが出来るし、
自分も反省し成長出来るんですから、良かったと思いましたよ。
さつきに言い放った彩乃のセリフには正直スッキリしましたもん。
ありがとう彩乃。
「いい加減、優等生ぶるのやめてよ。…
勉強も出来たし、ちょっと綺麗な顔してるからって
昔から周りのみんなが喜びそうなことばっか口にして、
お姉ちゃんみたいになんなさい。お姉ちゃんを見習いなさいって、
私いっつも比べられて…もううんざりよ。
智也だってきっと私みたいに思ってるわよ。
だからあんなことを。。。」
しかし「ちょっと綺麗な顔してるからって」には、
姉妹の配役に、そういう理由があったからなのかと複雑な思いでしたわ。
大丈夫よ、彩乃にはさつきが持ってないものがあるんだから!
私は子供の頃「お姉ちゃんなんだから」と言われて来た思いがあるので、
娘にはそのセリフを絶対に言わずに育てて来ました。
それでも、姉妹ってどちらが得なんてありませんね。
上には上の、下には下の言い分があるんですもん。
「お兄さんが仕事に打ち込めたのは、
お姉ちゃんが一人で子育て頑張って来たからじゃない。…
お兄さん一人だったらどう?自信ある?…
お兄さんに支えて欲しいだけなんだ。…
お兄さんにしか出来ないのよ。
だって、本当に辛い時は好きな人に傍に居て欲しいんだから。
そうじゃなきゃ、一緒に居る意味ないじゃん。だって夫婦でしょ」
彩乃のこの言葉も和彦に届いたようです。
さつきが入院する病院へ行き、「色々申し訳ありませんでした」と、
さつきの母親に頭を下げる和彦も立派。
「辛い事、たった一人で悪かったな」とさつきに謝る和彦もステキでしたよ。
何と言っても、息子に向き合った和彦には泣かされましたから~。
これぞ山本太郎!って演技を見せて貰えましたよ。
「どうして来たの?」
「お母さん、具合悪くてな。…
だからお父さんがカブトムシの面倒みなきゃなぁって」
「カブトムシ?」
「聞いてないのか?お母さん買って来たんだ。虫嫌いなのにな。…
また来るよ。だから、お母さんにも会ってやって欲しい」
「あの時、キャッチボール楽しかった」
そう言って面会室を出る智也。
和彦の震える背中を見る智也は何を感じたでしょう。
和彦の男泣き?父親泣きに泣けるわぁ(T_T)
ここでCM入るかなー!
きよたんの納骨が決まり、秀昭の言葉に返した美帆子が面白い。
「小沢家のお墓には、おじいちゃんもおばあちゃんも
みんな一緒に入ってるんだ。ちっとも寂しくなんかないさ」
「でも、きよたん、おじいちゃんもおばあちゃんも知らないじゃん」…ププ
美帆子らしいと言うか子供らしいセリフに、ここは笑っちゃいました。
小沢家も前へ進んでるんですよね。
病室で失意のさつきに一喝する母親の敏江も良かった~。
「見損なわないでちょうだい!
お母さん、あなたと彩乃を生まなきゃ良かったなんて、
一遍だって考えたことないよ。…
辛いことはあった。苦労だってあった。けど、
それを乗り越えて来られたのは、あなた達が居たから。…
さつき、あなたが居ないってことは、智也も居ないってことなんだよ。…
親って言うのは、子供のために頑張ってこそ生きてることになるんだよ。…
あなたが一緒に償っていかなかったら、智也はどうするの。…
ご遺族には絶対甘えちゃいけない。
これからだって辛いことはある。死ぬほど苦しいことだってある。
だけど、生きて行かなくちゃいけないんだよ」
さすが長いこと母親やってます(・・、)
そして、やっとこのドラマが伝えたかったものが見えた気がした瞬間でしたよ。
”このドラマを全ての母に捧げます”
この言葉を思い出し、ピタッと嵌って良かったシーンでした。
もう~、今まで意地悪ぅ。
そしてここにも苦しんでる父親が居ました。
家族の前では気丈に振舞っていた秀昭でしたが、きよたんの遺影の前で。。。
「…悔しさも、悲しみも、あの日から何も変わっちゃいない。
だけど、家族が前に進むために、きよたんにも手伝って欲しい。…
パパ達家族を見守っていてくれ、きよたん」
そう話しかけ涙する秀昭に泣ける~(T_T)
さつきは新たな気持ちで再度、小沢家へ手紙を書きます。
「…前回の無礼な手紙を心からお詫び申し上げます。
…ただ一生をかけ息子に罪の深さ、その過ちの重さを気づかせるために
私たちが生きて行くことをどうかお許し下さい」
そうなのよ。これなのよ~。
さつきもやっと前へ進めましたね。
やっと、やっと重いドラマから深いドラマに変わってくれて、ホッとした~。
今回はよく泣いたし(/_;)
前回からもうどうなることかと、自分を心配しましたよ。
葉子がさつきに対して、優しく慰めて、強く励ましてるのを見ていて、
いつも甘い優しさだなぁって感じてました。
敏江の場合は母親ですもんね、あのぐらいの強さは必要だったと思います。
で、『BOSS』の天海ボスを思い出してました。
救急車の中…木元(戸田恵梨香)をまず叱り、そしてちゃんと謝るって凄いです。
片桐(玉鉄)がまず「大変だったな」と労おうとした所を被せたのも上手かった。
ボスだったら、さつきをどう扱うんだろう(笑)
色んな励まし方があるんだなと。。。
タイプも色々…ご利用は計画的に♪チガウカ
そうそう、葉子の息子・健太役の吉川史樹君って…
『アットホーム・ダッド』で宮迫パパの息子役だった、
あのめちゃ可愛かった子じゃないですかぁ。大きくなって~。
今回しっかりと顔を見て気づきました。今頃~(^_^;)
シャブリさんから『役者魂』の姉弟の顔合わせだと聞いて驚いたんですが、
あの子だったなんてすっかり忘れてましたわぁ。ホント記憶力のない私です。
「おばさん、僕全部話すよ」
次回は智也の口から真相が聞けそうです。
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あんな小っちゃい男、こちらからお断り~だ。
小っちゃいと言えば…
あの和彦がこんなに早く激変したのには驚きました。
やっと、やっと普通に見る事ができる日がやって来てホッとした回でしたわ~。
美帆子も彩乃も、さつきに酷いことを言ったと後悔するんですが、
だからこそ相手のことを思い返すことが出来るし、
自分も反省し成長出来るんですから、良かったと思いましたよ。
さつきに言い放った彩乃のセリフには正直スッキリしましたもん。
ありがとう彩乃。
「いい加減、優等生ぶるのやめてよ。…
勉強も出来たし、ちょっと綺麗な顔してるからって
昔から周りのみんなが喜びそうなことばっか口にして、
お姉ちゃんみたいになんなさい。お姉ちゃんを見習いなさいって、
私いっつも比べられて…もううんざりよ。
智也だってきっと私みたいに思ってるわよ。
だからあんなことを。。。」
しかし「ちょっと綺麗な顔してるからって」には、
姉妹の配役に、そういう理由があったからなのかと複雑な思いでしたわ。
大丈夫よ、彩乃にはさつきが持ってないものがあるんだから!
私は子供の頃「お姉ちゃんなんだから」と言われて来た思いがあるので、
娘にはそのセリフを絶対に言わずに育てて来ました。
それでも、姉妹ってどちらが得なんてありませんね。
上には上の、下には下の言い分があるんですもん。
「お兄さんが仕事に打ち込めたのは、
お姉ちゃんが一人で子育て頑張って来たからじゃない。…
お兄さん一人だったらどう?自信ある?…
お兄さんに支えて欲しいだけなんだ。…
お兄さんにしか出来ないのよ。
だって、本当に辛い時は好きな人に傍に居て欲しいんだから。
そうじゃなきゃ、一緒に居る意味ないじゃん。だって夫婦でしょ」
彩乃のこの言葉も和彦に届いたようです。
さつきが入院する病院へ行き、「色々申し訳ありませんでした」と、
さつきの母親に頭を下げる和彦も立派。
「辛い事、たった一人で悪かったな」とさつきに謝る和彦もステキでしたよ。
何と言っても、息子に向き合った和彦には泣かされましたから~。
これぞ山本太郎!って演技を見せて貰えましたよ。
「どうして来たの?」
「お母さん、具合悪くてな。…
だからお父さんがカブトムシの面倒みなきゃなぁって」
「カブトムシ?」
「聞いてないのか?お母さん買って来たんだ。虫嫌いなのにな。…
また来るよ。だから、お母さんにも会ってやって欲しい」
「あの時、キャッチボール楽しかった」
そう言って面会室を出る智也。
和彦の震える背中を見る智也は何を感じたでしょう。
和彦の男泣き?父親泣きに泣けるわぁ(T_T)
ここでCM入るかなー!
きよたんの納骨が決まり、秀昭の言葉に返した美帆子が面白い。
「小沢家のお墓には、おじいちゃんもおばあちゃんも
みんな一緒に入ってるんだ。ちっとも寂しくなんかないさ」
「でも、きよたん、おじいちゃんもおばあちゃんも知らないじゃん」…ププ
美帆子らしいと言うか子供らしいセリフに、ここは笑っちゃいました。
小沢家も前へ進んでるんですよね。
病室で失意のさつきに一喝する母親の敏江も良かった~。
「見損なわないでちょうだい!
お母さん、あなたと彩乃を生まなきゃ良かったなんて、
一遍だって考えたことないよ。…
辛いことはあった。苦労だってあった。けど、
それを乗り越えて来られたのは、あなた達が居たから。…
さつき、あなたが居ないってことは、智也も居ないってことなんだよ。…
親って言うのは、子供のために頑張ってこそ生きてることになるんだよ。…
あなたが一緒に償っていかなかったら、智也はどうするの。…
ご遺族には絶対甘えちゃいけない。
これからだって辛いことはある。死ぬほど苦しいことだってある。
だけど、生きて行かなくちゃいけないんだよ」
さすが長いこと母親やってます(・・、)
そして、やっとこのドラマが伝えたかったものが見えた気がした瞬間でしたよ。
”このドラマを全ての母に捧げます”
この言葉を思い出し、ピタッと嵌って良かったシーンでした。
もう~、今まで意地悪ぅ。
そしてここにも苦しんでる父親が居ました。
家族の前では気丈に振舞っていた秀昭でしたが、きよたんの遺影の前で。。。
「…悔しさも、悲しみも、あの日から何も変わっちゃいない。
だけど、家族が前に進むために、きよたんにも手伝って欲しい。…
パパ達家族を見守っていてくれ、きよたん」
そう話しかけ涙する秀昭に泣ける~(T_T)
さつきは新たな気持ちで再度、小沢家へ手紙を書きます。
「…前回の無礼な手紙を心からお詫び申し上げます。
…ただ一生をかけ息子に罪の深さ、その過ちの重さを気づかせるために
私たちが生きて行くことをどうかお許し下さい」
そうなのよ。これなのよ~。
さつきもやっと前へ進めましたね。
やっと、やっと重いドラマから深いドラマに変わってくれて、ホッとした~。
今回はよく泣いたし(/_;)
前回からもうどうなることかと、自分を心配しましたよ。
葉子がさつきに対して、優しく慰めて、強く励ましてるのを見ていて、
いつも甘い優しさだなぁって感じてました。
敏江の場合は母親ですもんね、あのぐらいの強さは必要だったと思います。
で、『BOSS』の天海ボスを思い出してました。
救急車の中…木元(戸田恵梨香)をまず叱り、そしてちゃんと謝るって凄いです。
片桐(玉鉄)がまず「大変だったな」と労おうとした所を被せたのも上手かった。
ボスだったら、さつきをどう扱うんだろう(笑)
色んな励まし方があるんだなと。。。
タイプも色々…ご利用は計画的に♪チガウカ
そうそう、葉子の息子・健太役の吉川史樹君って…
『アットホーム・ダッド』で宮迫パパの息子役だった、
あのめちゃ可愛かった子じゃないですかぁ。大きくなって~。
今回しっかりと顔を見て気づきました。今頃~(^_^;)
シャブリさんから『役者魂』の姉弟の顔合わせだと聞いて驚いたんですが、
あの子だったなんてすっかり忘れてましたわぁ。ホント記憶力のない私です。
「おばさん、僕全部話すよ」
次回は智也の口から真相が聞けそうです。
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2009年05月14日
『アイシテル~海容~』 第5話
智也が「ムカついた」のは、
「ただいま」を言わなくなったあの日のこととは別のことだったんですね。
引っ張りますね~。
美帆子は学校帰りに、現場に花を供えるさつきを目撃します。
しかし白昼堂々とそれをするさつきってやっぱり…
自分本位な上に悲劇のヒロインを演じてるように映ってしまう。
現場に花を置いて帰るさつきの晴れやかな顔ってどうなの?
また、すれ違う美帆子の苦痛の顔と対照的に見せてたのがスゴイ。
返された手紙に対しても、
「もし智也が殺されたとしたら、同じことしたと思う。
やっぱり届くはずなかった。智也のことさえ何にもわかってない。
あんな言い訳だらけの手紙で、謝罪の気持ち伝わるはずなかった」
こういうセリフはどうなんですか?試してみた?
やっぱりと思うなら、行動する前に何とかならないものですか。
まだ続くんですかねぇ。。。
これはきっと、さつきの姿から視聴者に感じ取って欲しい部分なんだと、
見方を変えようと思うものの…
ムリかも┐( -"-)┌
やり直しが利かない大それたことを犯してしまった我が子。
そこまでには何があったのか、
母親はどう子供と接して来たのか、
どう向き合って扉を叩き続けて行くのか、
立ち止まっては居られないんだと言う警鐘を鳴らしてるんでしょうけども。。。
あまりにKYなさつきに同情できなくて/(-_-)\ こまった~!
父親として、男の生き甲斐を仕事に見つけ、家族を顧みなかった和彦。
そんな仕事人間から仕事を取ったら何が残るのか。。。
ドラマ『白い春』では、愛する人を失い生きる希望もなかった春男(阿部寛)が、
娘の存在を知った時からの変わりようにジーンと来るものがありましたね~。
私はもうそちらのドラマの方が楽しみですよ。何たって阿部ちゃんだし(笑)
守る者が出来た時のやる気と、生き甲斐を見つけたイキイキした姿を
思い出してしまったんですが、
和彦の場合は「家族のため」とも違ってましたからね。
それでも、さつきの話を聞く姿勢は持てるようになって来たようです。
そして父親としての自覚が持てるようになるにはまだ時間がかかりそう。
びしょ濡れになって帰って来ても気づいてやれなかったさつき。。。
「どうしたのー!びしょびしょじゃない!
どこでそんなことして来たの。水かけでもして来たんでしょ。…」
いくら育児サイトにのめり込んでたとは言え、
智也が水遊びするような子かどうかぐらいは分かるはずですし、
まずは「どうしたの?」と訊くのが先。
しかもこの件を思い出し、葉子に話すさつきはしっかりと憶えてるんですもん。
去年の9月頃から「ただいま」を言わなくなった…って。
事件のあった場所を元に戻せないかと父親にお願いする美帆子。
「事件を思い出すんだ。それに、あの人来てる。
毎日のように”これ見よがし”にお花供えて、
あんなことしても、きよたんは戻って来るわけじゃないのに!」
これ見よがしに…私も感じてましたから~。
いつものように爽やかに映されるさつきの姿がもう耐え難くて。。。
グッと我慢。
美帆子がズバッと言ってくれましたから。
ホームレスが住む河川敷。
「絶対にあそこに近づいちゃダメよ。
智也はいい子だから、約束守れるよね」と指きりしますが…
5年生の男子って、お母さんと手を繋いで歩きますかねぇ。
そして笑顔で「指きりげんまん、嘘ついたら…」って。
智也は甘えん坊の優しい子なんでしょうね。
ところが、あるきっかけでホームレスのおばあさんと仲良くなってしまう智也。
亡くなった息子と智也を重ねるうちに、
息子だと思い込んでしまった半狂乱のおばあさんから逃げ出した智也でした。
怖くて怖くて、恐怖で公園の噴水に入り、血のついた指先を見て水を浴びます。
「僕が悪いんだ。お母さんとの約束を守らなかったから」
そう葉子に泣いて話す智也。
「智也君は悪くない。気がついてあげらんなくてごめんね~」
と抱き締め、体をさする葉子(・・、)
〈お母さん、出て来て。お帰りって言って。お母さん。。。〉
玄関で母親を待つ智也の前に現れたさつきは、
「どうしたのー!びしょびしょじゃない…いつからそんな悪い子になったの!」
となった訳ですね。
その経緯を葉子から知らされたさつきは、後悔の涙を流します。
「何てことを。…智也に会わせて下さい。…あの時出来なかったことを今、
この手に抱きしめてあげたいんです。智也~智也~」泣き崩れるさつき。
さつきの妹・彩乃の彼はイケメンですね~。
「今度、両親に会って欲しい」って言われてましたけど、何かありそう。
さつきはホームレスのおばあさんに会うために施設までやって来ました。
で!ここで初めてこのおばさんが、大空真弓さんだと分かったんですよ!
こんな汚れ役に、女優魂を感じましたわぁ。誰かと思ってたんですよ~。
名前が分からないんですけど、ある女優さんだと思い込んでました。
リコーダーを吹いてくれたり、昆虫の話をしてくれたり…
おばあさんから優しい智也の話を聞くと涙を流し、
「…ありがとうございます。智也に優しくしてくれて。
本当は母親の私がやらないといけないことを…」
と礼を言い、頭を下げるさつきでした。
現場の花束などが撤去されたにも関わらず、
そこに花束を供えようとする相変わらず自己中のさつきの姿を見た美帆子は、
「やめて!そんなことして喜ぶと思ってんの。…
帰れよ。もう二度と来るな。帰れ!」
「あの子があんなことをしてしまったのは私のせいなんです。
だから私が殺したようなもんなんです」と土下座のさつき。
「だったら償ってよ。あんたが死んでみれば!」
「。。。。」
さつきはどうしても「ごめんなさい」以外に言い訳しちゃうのね。
次回は死ぬの?死ねるの?死なないの?ヾ(゚∇゚*)ナンデ
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「ただいま」を言わなくなったあの日のこととは別のことだったんですね。
引っ張りますね~。
美帆子は学校帰りに、現場に花を供えるさつきを目撃します。
しかし白昼堂々とそれをするさつきってやっぱり…
自分本位な上に悲劇のヒロインを演じてるように映ってしまう。
現場に花を置いて帰るさつきの晴れやかな顔ってどうなの?
また、すれ違う美帆子の苦痛の顔と対照的に見せてたのがスゴイ。
返された手紙に対しても、
「もし智也が殺されたとしたら、同じことしたと思う。
やっぱり届くはずなかった。智也のことさえ何にもわかってない。
あんな言い訳だらけの手紙で、謝罪の気持ち伝わるはずなかった」
こういうセリフはどうなんですか?試してみた?
やっぱりと思うなら、行動する前に何とかならないものですか。
まだ続くんですかねぇ。。。
これはきっと、さつきの姿から視聴者に感じ取って欲しい部分なんだと、
見方を変えようと思うものの…
ムリかも┐( -"-)┌
やり直しが利かない大それたことを犯してしまった我が子。
そこまでには何があったのか、
母親はどう子供と接して来たのか、
どう向き合って扉を叩き続けて行くのか、
立ち止まっては居られないんだと言う警鐘を鳴らしてるんでしょうけども。。。
あまりにKYなさつきに同情できなくて/(-_-)\ こまった~!
父親として、男の生き甲斐を仕事に見つけ、家族を顧みなかった和彦。
そんな仕事人間から仕事を取ったら何が残るのか。。。
ドラマ『白い春』では、愛する人を失い生きる希望もなかった春男(阿部寛)が、
娘の存在を知った時からの変わりようにジーンと来るものがありましたね~。
私はもうそちらのドラマの方が楽しみですよ。何たって阿部ちゃんだし(笑)
守る者が出来た時のやる気と、生き甲斐を見つけたイキイキした姿を
思い出してしまったんですが、
和彦の場合は「家族のため」とも違ってましたからね。
それでも、さつきの話を聞く姿勢は持てるようになって来たようです。
そして父親としての自覚が持てるようになるにはまだ時間がかかりそう。
びしょ濡れになって帰って来ても気づいてやれなかったさつき。。。
「どうしたのー!びしょびしょじゃない!
どこでそんなことして来たの。水かけでもして来たんでしょ。…」
いくら育児サイトにのめり込んでたとは言え、
智也が水遊びするような子かどうかぐらいは分かるはずですし、
まずは「どうしたの?」と訊くのが先。
しかもこの件を思い出し、葉子に話すさつきはしっかりと憶えてるんですもん。
去年の9月頃から「ただいま」を言わなくなった…って。
事件のあった場所を元に戻せないかと父親にお願いする美帆子。
「事件を思い出すんだ。それに、あの人来てる。
毎日のように”これ見よがし”にお花供えて、
あんなことしても、きよたんは戻って来るわけじゃないのに!」
これ見よがしに…私も感じてましたから~。
いつものように爽やかに映されるさつきの姿がもう耐え難くて。。。
グッと我慢。
美帆子がズバッと言ってくれましたから。
ホームレスが住む河川敷。
「絶対にあそこに近づいちゃダメよ。
智也はいい子だから、約束守れるよね」と指きりしますが…
5年生の男子って、お母さんと手を繋いで歩きますかねぇ。
そして笑顔で「指きりげんまん、嘘ついたら…」って。
智也は甘えん坊の優しい子なんでしょうね。
ところが、あるきっかけでホームレスのおばあさんと仲良くなってしまう智也。
亡くなった息子と智也を重ねるうちに、
息子だと思い込んでしまった半狂乱のおばあさんから逃げ出した智也でした。
怖くて怖くて、恐怖で公園の噴水に入り、血のついた指先を見て水を浴びます。
「僕が悪いんだ。お母さんとの約束を守らなかったから」
そう葉子に泣いて話す智也。
「智也君は悪くない。気がついてあげらんなくてごめんね~」
と抱き締め、体をさする葉子(・・、)
〈お母さん、出て来て。お帰りって言って。お母さん。。。〉
玄関で母親を待つ智也の前に現れたさつきは、
「どうしたのー!びしょびしょじゃない…いつからそんな悪い子になったの!」
となった訳ですね。
その経緯を葉子から知らされたさつきは、後悔の涙を流します。
「何てことを。…智也に会わせて下さい。…あの時出来なかったことを今、
この手に抱きしめてあげたいんです。智也~智也~」泣き崩れるさつき。
さつきの妹・彩乃の彼はイケメンですね~。
「今度、両親に会って欲しい」って言われてましたけど、何かありそう。
さつきはホームレスのおばあさんに会うために施設までやって来ました。
で!ここで初めてこのおばさんが、大空真弓さんだと分かったんですよ!
こんな汚れ役に、女優魂を感じましたわぁ。誰かと思ってたんですよ~。
名前が分からないんですけど、ある女優さんだと思い込んでました。
リコーダーを吹いてくれたり、昆虫の話をしてくれたり…
おばあさんから優しい智也の話を聞くと涙を流し、
「…ありがとうございます。智也に優しくしてくれて。
本当は母親の私がやらないといけないことを…」
と礼を言い、頭を下げるさつきでした。
現場の花束などが撤去されたにも関わらず、
そこに花束を供えようとする相変わらず自己中のさつきの姿を見た美帆子は、
「やめて!そんなことして喜ぶと思ってんの。…
帰れよ。もう二度と来るな。帰れ!」
「あの子があんなことをしてしまったのは私のせいなんです。
だから私が殺したようなもんなんです」と土下座のさつき。
「だったら償ってよ。あんたが死んでみれば!」
「。。。。」
さつきはどうしても「ごめんなさい」以外に言い訳しちゃうのね。
次回は死ぬの?死ねるの?死なないの?ヾ(゚∇゚*)ナンデ
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2009年05月07日
『アイシテル~海容~』 第4話
親は無意識のうちに子供を差別してしまっているのかもしれません。
それは、お姉ちゃんがしっかりしてると思ってたから。
「美帆子。お前は強いな。救われるよ」
父親までもが自然に娘を頼ってしまってたんですね。
娘はどれだけ両親のことを思いやり、気遣っているのか…
美帆子もそれに応えようと頑張って来たんでしょう。
初回で見せた憎たらしい美帆子は、ここへ繋げるためだったのね。
「うちの一番はいつもきよたんで、だからきよたんなんか消えちゃえばいいって
ずっと思ってた。そしたら本当に消えちゃって、私があんなこと言ったから
消えちゃったんだよ。私最低でしょ。だから居なくなればいいんだよ」
「そんなことない」
「…ママだってそう思ってんでしょ。
きよたんの代わりに私が死ねば良かったって」
「思ってない!そんなこと思う訳ないでしょー」
「うそ。みんな勝手に私が強いとか、しっかりしてるとか、私のことなんか
誰も、誰も分かってないくせにー!」
まだ中学生の美帆子を思うと可哀想。・゚・(*ノД`*)・゚・。
きよたんが生まれてからずっと抱えて来たものをやっとぶつけられた姿に涙。
娘が一人で苦しんでたことを知った両親。
「ちゃんと”愛してる”って伝えるしかないよ。遅くはないさ。
あの子は生きているんだから」
当たり前に思っていたと、この両親が反省する言葉を聞いて、
思わず我が身に置き換えちゃいましたよ。
親が子供を嫌うはずはないけれど、子供にはどう伝わってるのかが大問題。
抱きしめて謝る姿勢を見せるのは良かったですね~。
こういうことは「言わなくても分かるだろう」じゃない。
「今日はね、あなたが生まれて来てくれた大切な日だから」
欲しがっていた腕時計はちゃんと用意してありました。・゚・(*ノД`*)・゚・。
「あんなひどいこと言ってごめんなさい」って素直に言える良い子です。
誕生日にも上手く繋がって泣けました。
美帆子役の川島海荷ちゃん、上手かったですよ~。
カフェで会話を聞いてしまったシーンも含め、今回は素晴らしかった。
それにしても、あの育児日記には助けられましたね~。反則ですよ(・・、)
「愛情に差がない」と思っていた聖子が気づいたことで、
小沢家は崩壊を免れて良かったです。
問題はさつきの方。
こちらも気づき始めてはいるものの…
「見たんだ。犯人の母親。その人、笑ってた」
カフェでの様子を目撃した美帆子が言ってたように、
ビジュアル的にも反感を買う加害者の親。
これはドラマ上、仕方がないんでしょうけど、
いつも綺麗すぎて…
どうしてもシュシュで髪を留めるのは嫌らしい┐(´-`)┌ ヾ(゚∇゚*)ソッチ?
智也の優しさを知って安心するのは分かりますけど、笑えます?
こちらがすべきことは、”笑顔”を取り戻すことではないでしょう。
こういう感情の見せ方がずっと違和感です。
葬儀に行こうとするのも、手紙を書いて渡すのも、自分の気持ちが優先。
しかも「苦渋の日々を過ごしております」なんて書いてます。
「こんなことしても、何の償いにもならないって分かってるけど…
親として、せめてお詫びの気持ちを伝えなきゃいけない気がして」
そう言って和也に手紙を見せるさつきでしたが…
何かズレてます。
「子育てって、常に自分を試されてるみたいで、不安だし孤独ですから」
と、子育てサイトに参加していた話を葉子にするんですが…
試されてるなんて感じるものなんですね~。
不安や孤独って思いを抱くのも、
周りに相談したりする親や仲間が居ない環境の人が…って気もします。
「子育ては苦行ですかぁ?」
「いいえ、そんなことは。。。」
葉子に尋ねられると、否定したもののハッと思い返すさつきは、
今までずっと逃げてたことに気づいたんですね。
さつきという人物が見えて来ると同時に、
さつき自身も自分と向き合うようになって来てるようですが、
この先、「気付けなかった」ことで相当辛い思いをするんでしょう。。。
「きよたん上手いでしょ~。パパと、い~っつもキャッチボールしてるんだぁ」
と自慢気に智也に話すきよたんを可愛く思えないのを何とかして~ヾ(゚∇゚*)コレコレ
へたくそ呼ばわりしたり「お兄ちゃん家、変だぁ」って言いたい放題のきよたん。
でもそんなことが殺す原因ではなかったようです。
「ムカついた。だから、だから。。。あの子が悪いんだ」
あの日、どうして息子は少年と一緒にいたのか尋ねる聖子に、
トイレを貸してあげたことだけを伝えた葉子。
「犯人の子は、清隆に優しくしてくれたんですかぁ」
そしてその母親のことも知りたい聖子でしたがそれは許されず。
「分からないって、本音なのかもしれない」
美帆子に気付かなかった聖子は
母親として理解出来るものがあるんでしょうね。
経験しないと相手の立場になって考えられないことってあります。
でも聖子って大人~。
手紙を返されたさつきも、こうして経験しながら扉を叩き続けて行くんですね。
立ち止まっては居られないんですから。。。
「ただいま」を言わなくなった、あの時から…
って何があったの?
智也が守ろうとしてるものって何?
智也がムカつくって相当のことのような気がします。
さつきの妹・彩乃の結婚も心配。わざわざ登場させたからには…
さて、男を見る目があったんでしょうか。
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それは、お姉ちゃんがしっかりしてると思ってたから。
「美帆子。お前は強いな。救われるよ」
父親までもが自然に娘を頼ってしまってたんですね。
娘はどれだけ両親のことを思いやり、気遣っているのか…
美帆子もそれに応えようと頑張って来たんでしょう。
初回で見せた憎たらしい美帆子は、ここへ繋げるためだったのね。
「うちの一番はいつもきよたんで、だからきよたんなんか消えちゃえばいいって
ずっと思ってた。そしたら本当に消えちゃって、私があんなこと言ったから
消えちゃったんだよ。私最低でしょ。だから居なくなればいいんだよ」
「そんなことない」
「…ママだってそう思ってんでしょ。
きよたんの代わりに私が死ねば良かったって」
「思ってない!そんなこと思う訳ないでしょー」
「うそ。みんな勝手に私が強いとか、しっかりしてるとか、私のことなんか
誰も、誰も分かってないくせにー!」
まだ中学生の美帆子を思うと可哀想。・゚・(*ノД`*)・゚・。
きよたんが生まれてからずっと抱えて来たものをやっとぶつけられた姿に涙。
娘が一人で苦しんでたことを知った両親。
「ちゃんと”愛してる”って伝えるしかないよ。遅くはないさ。
あの子は生きているんだから」
当たり前に思っていたと、この両親が反省する言葉を聞いて、
思わず我が身に置き換えちゃいましたよ。
親が子供を嫌うはずはないけれど、子供にはどう伝わってるのかが大問題。
抱きしめて謝る姿勢を見せるのは良かったですね~。
こういうことは「言わなくても分かるだろう」じゃない。
「今日はね、あなたが生まれて来てくれた大切な日だから」
欲しがっていた腕時計はちゃんと用意してありました。・゚・(*ノД`*)・゚・。
「あんなひどいこと言ってごめんなさい」って素直に言える良い子です。
誕生日にも上手く繋がって泣けました。
美帆子役の川島海荷ちゃん、上手かったですよ~。
カフェで会話を聞いてしまったシーンも含め、今回は素晴らしかった。
それにしても、あの育児日記には助けられましたね~。反則ですよ(・・、)
「愛情に差がない」と思っていた聖子が気づいたことで、
小沢家は崩壊を免れて良かったです。
問題はさつきの方。
こちらも気づき始めてはいるものの…
「見たんだ。犯人の母親。その人、笑ってた」
カフェでの様子を目撃した美帆子が言ってたように、
ビジュアル的にも反感を買う加害者の親。
これはドラマ上、仕方がないんでしょうけど、
いつも綺麗すぎて…
どうしてもシュシュで髪を留めるのは嫌らしい┐(´-`)┌ ヾ(゚∇゚*)ソッチ?
智也の優しさを知って安心するのは分かりますけど、笑えます?
こちらがすべきことは、”笑顔”を取り戻すことではないでしょう。
こういう感情の見せ方がずっと違和感です。
葬儀に行こうとするのも、手紙を書いて渡すのも、自分の気持ちが優先。
しかも「苦渋の日々を過ごしております」なんて書いてます。
「こんなことしても、何の償いにもならないって分かってるけど…
親として、せめてお詫びの気持ちを伝えなきゃいけない気がして」
そう言って和也に手紙を見せるさつきでしたが…
何かズレてます。
「子育てって、常に自分を試されてるみたいで、不安だし孤独ですから」
と、子育てサイトに参加していた話を葉子にするんですが…
試されてるなんて感じるものなんですね~。
不安や孤独って思いを抱くのも、
周りに相談したりする親や仲間が居ない環境の人が…って気もします。
「子育ては苦行ですかぁ?」
「いいえ、そんなことは。。。」
葉子に尋ねられると、否定したもののハッと思い返すさつきは、
今までずっと逃げてたことに気づいたんですね。
さつきという人物が見えて来ると同時に、
さつき自身も自分と向き合うようになって来てるようですが、
この先、「気付けなかった」ことで相当辛い思いをするんでしょう。。。
「きよたん上手いでしょ~。パパと、い~っつもキャッチボールしてるんだぁ」
と自慢気に智也に話すきよたんを可愛く思えないのを何とかして~ヾ(゚∇゚*)コレコレ
へたくそ呼ばわりしたり「お兄ちゃん家、変だぁ」って言いたい放題のきよたん。
でもそんなことが殺す原因ではなかったようです。
「ムカついた。だから、だから。。。あの子が悪いんだ」
あの日、どうして息子は少年と一緒にいたのか尋ねる聖子に、
トイレを貸してあげたことだけを伝えた葉子。
「犯人の子は、清隆に優しくしてくれたんですかぁ」
そしてその母親のことも知りたい聖子でしたがそれは許されず。
「分からないって、本音なのかもしれない」
美帆子に気付かなかった聖子は
母親として理解出来るものがあるんでしょうね。
経験しないと相手の立場になって考えられないことってあります。
でも聖子って大人~。
手紙を返されたさつきも、こうして経験しながら扉を叩き続けて行くんですね。
立ち止まっては居られないんですから。。。
「ただいま」を言わなくなった、あの時から…
って何があったの?
智也が守ろうとしてるものって何?
智也がムカつくって相当のことのような気がします。
さつきの妹・彩乃の結婚も心配。わざわざ登場させたからには…
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2009年04月30日
『アイシテル~海容~』 第3話
「ウザイ。ウザイよ。。。帰っていい?」
面会に来た母・さつきにそう言い、部屋に戻る智也。
智也にどう接していいのか探りながらも、必死で会話をするさつき。
気を遣ってることが伝わるのか、母親を疎ましく思う智也…と思いきや、
実はとっても母親思いの優しい子だったことが明かされて行きます。
被害者家族の小沢家では。。。
「私のせいで…きよたんは死んだの。
私が早く帰ってさえすれば、あんなことにはならなかったの」
「いい加減にしてくれー!お前が悪いと言えば気が済むのかぁ?
清貴を死なせたのはお前だって俺が言えばそれで満足なのか。
だったら言ってやる。清貴を死なせたのはお前だ。お前が清貴を死なせたんだ。
これで気が済んだか…すまなかった…」
外の空気を吸いに行こうと妻・聖子を誘う秀昭。
”夫”として…
被害者・加害者が逆だったならどうだったんだろう。。。
和彦が被害者側なら、仕事を失くすことはなかったかもしれない。
息子を失った辛さとどちらが大きいのかも疑問ですが。
調査官・葉子との会話で心を開いて行く智也。
葉子の息子・健太のことや、父親が亡くなった話を聞くと、
「関係ないよ、お父さんなんて。居ても居なくても」と言った智也。
父親からの微妙な愛情を敏感に感じ取っていたんでしょうね。
智也の担任(金子貴俊)から、カブトムシの研究発表を見せてもらい、
周りを和ませる雰囲気を持った子だったと聞かされるさつき。
そんな様子や、カブトムシが好きだったことさえも知らなかった。。。
だからこそ、もっともっと智也のことを知ろうとするさつきでした。
【班長 野口智也
カブトムシの一生で一番安心できるのところは
幼虫の時に過ごす土の中だと、僕は思います。
柔らかい土は、まるでお母さんのお腹の中のように温かく、
カブトムシの赤ちゃんを守ってくれているからです。
そして、ぼくも赤ちゃんカブトムシのように
お母さんに守られているんだと思います。】
「あの子のために、もっともっと智也のこと知らなきゃだめなの」
そう母親・敏江に話すさつきは、母としての覚悟が見えます。
敏江が話した「親って子供に教わることの方が多いんだから」にも納得です。
まさに、育児は育自ですもんね。
母親との会話も、こんなことが起きてから出来るようになるとは皮肉なもんです。
「嘘言ってんじゃないの!ピクピクゲームの音してんじゃないの。
…え?お粥は飽きた?出前?バカ言ってんじゃないの…」
田中美佐子さんの上手さに笑っちゃいました。
こんな息子とのやり取りを聞く智也の笑顔も良かったです。
「キャッチボール、したんだ。あの子と」
自分から事件のことを話し始めた智也。
葉子の接し方はホント上手いですね。
子供の気持ち(目線)で言葉をかけてるのがよく分かります。
仕事だけではなく、家でも息子に対して同じなのが凄い。
「バカ言ってんじゃないの」の愛情がステキです。
智也はちゃんと感じ取ってましたしね。
これは私自身の経験から重なって見てしまったんですが、
仕事で子供(お客さん)に接する方が余裕があるんです。
家に帰ってから子供に接する時間は惜しまれる。
そんな心にゆとりのない子育てをしてたのかと反省…時すでに遅しですが。
「僕があの日の事を話したら、おばさんもっと健太君と居られるんでしょ」
トイレに行きたがってるきよたんを自分のマンションへ連れて行ったと話します。
トイレを貸してあげたら、グローブを見つけキャッチボールがしたいと…
頭を押さえ苦しむ智也を抱きしめる葉子。
「もういいよ。智也君。ありがとう、話してくれて」(/_;)
お母さんが虫苦手だからって。。。
家ではカブトムシを飼えなかった理由を、智也の友達から聞くさつき。
智也の優しさが分かるにつれて泣けて来ます。
智也の書いた研究記事を思い返すさつきの涙にまた涙(/_;)
気を遣う子なんですね。
そんな真実を知り、母親としてこんなに辛いことはないです。
佐野さん演じる父・秀昭がいいですね~。
そんな父親の傍に居る娘・美帆子も変わって来ました。
”居ても居なくても同じ父親”ではないです。
さつきの実家の玄関にも「人殺し」と赤いスプレーで書かれ、
敏江の書道教室の生徒も断りの電話をして来たりと、
現実はそんなに厳しいものですかね。実家にも厳しい仕打ち。
ここまでする赤の他人の気持ちも理解できないです。
人の良さそうな、評判も良さそうな敏江でさえも…
「お互い思ってること、素直に全部話したの初めてだったって」
「そういやそうだな」
お互いに気づいたさつきと和彦。
思いをぶつけ合って、絆が深まった野口夫婦。
ここで使われてたBGMが、岩盤浴で流れる癒し系音楽と同じでした(^_^;)
美帆子にも優しい友達が居て良かったです。
そう思ってると…
美帆子を励まそうと友達とやって来たケーキバイキング店内で、
さつきと葉子が話すのを聞いてしまった美帆子。
でもどうしてそこで葉子は「…なぜ清貴君にあんなことをしたのか」
なんて言ったのか、不自然な会話にちょっとガッカリヾ(゚∇゚*)ドラマ
美帆子には衝撃的過ぎます。。。
予告で「ムカついた」と言った智也。
きよたんのどんな言葉に?
まさか母親思いの優しさがそうさせたんだとすると…
これまた辛いところですわぁ。
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面会に来た母・さつきにそう言い、部屋に戻る智也。
智也にどう接していいのか探りながらも、必死で会話をするさつき。
気を遣ってることが伝わるのか、母親を疎ましく思う智也…と思いきや、
実はとっても母親思いの優しい子だったことが明かされて行きます。
被害者家族の小沢家では。。。
「私のせいで…きよたんは死んだの。
私が早く帰ってさえすれば、あんなことにはならなかったの」
「いい加減にしてくれー!お前が悪いと言えば気が済むのかぁ?
清貴を死なせたのはお前だって俺が言えばそれで満足なのか。
だったら言ってやる。清貴を死なせたのはお前だ。お前が清貴を死なせたんだ。
これで気が済んだか…すまなかった…」
外の空気を吸いに行こうと妻・聖子を誘う秀昭。
”夫”として…
被害者・加害者が逆だったならどうだったんだろう。。。
和彦が被害者側なら、仕事を失くすことはなかったかもしれない。
息子を失った辛さとどちらが大きいのかも疑問ですが。
調査官・葉子との会話で心を開いて行く智也。
葉子の息子・健太のことや、父親が亡くなった話を聞くと、
「関係ないよ、お父さんなんて。居ても居なくても」と言った智也。
父親からの微妙な愛情を敏感に感じ取っていたんでしょうね。
智也の担任(金子貴俊)から、カブトムシの研究発表を見せてもらい、
周りを和ませる雰囲気を持った子だったと聞かされるさつき。
そんな様子や、カブトムシが好きだったことさえも知らなかった。。。
だからこそ、もっともっと智也のことを知ろうとするさつきでした。
【班長 野口智也
カブトムシの一生で一番安心できるのところは
幼虫の時に過ごす土の中だと、僕は思います。
柔らかい土は、まるでお母さんのお腹の中のように温かく、
カブトムシの赤ちゃんを守ってくれているからです。
そして、ぼくも赤ちゃんカブトムシのように
お母さんに守られているんだと思います。】
「あの子のために、もっともっと智也のこと知らなきゃだめなの」
そう母親・敏江に話すさつきは、母としての覚悟が見えます。
敏江が話した「親って子供に教わることの方が多いんだから」にも納得です。
まさに、育児は育自ですもんね。
母親との会話も、こんなことが起きてから出来るようになるとは皮肉なもんです。
「嘘言ってんじゃないの!ピクピクゲームの音してんじゃないの。
…え?お粥は飽きた?出前?バカ言ってんじゃないの…」
田中美佐子さんの上手さに笑っちゃいました。
こんな息子とのやり取りを聞く智也の笑顔も良かったです。
「キャッチボール、したんだ。あの子と」
自分から事件のことを話し始めた智也。
葉子の接し方はホント上手いですね。
子供の気持ち(目線)で言葉をかけてるのがよく分かります。
仕事だけではなく、家でも息子に対して同じなのが凄い。
「バカ言ってんじゃないの」の愛情がステキです。
智也はちゃんと感じ取ってましたしね。
これは私自身の経験から重なって見てしまったんですが、
仕事で子供(お客さん)に接する方が余裕があるんです。
家に帰ってから子供に接する時間は惜しまれる。
そんな心にゆとりのない子育てをしてたのかと反省…時すでに遅しですが。
「僕があの日の事を話したら、おばさんもっと健太君と居られるんでしょ」
トイレに行きたがってるきよたんを自分のマンションへ連れて行ったと話します。
トイレを貸してあげたら、グローブを見つけキャッチボールがしたいと…
頭を押さえ苦しむ智也を抱きしめる葉子。
「もういいよ。智也君。ありがとう、話してくれて」(/_;)
お母さんが虫苦手だからって。。。
家ではカブトムシを飼えなかった理由を、智也の友達から聞くさつき。
智也の優しさが分かるにつれて泣けて来ます。
智也の書いた研究記事を思い返すさつきの涙にまた涙(/_;)
気を遣う子なんですね。
そんな真実を知り、母親としてこんなに辛いことはないです。
佐野さん演じる父・秀昭がいいですね~。
そんな父親の傍に居る娘・美帆子も変わって来ました。
”居ても居なくても同じ父親”ではないです。
さつきの実家の玄関にも「人殺し」と赤いスプレーで書かれ、
敏江の書道教室の生徒も断りの電話をして来たりと、
現実はそんなに厳しいものですかね。実家にも厳しい仕打ち。
ここまでする赤の他人の気持ちも理解できないです。
人の良さそうな、評判も良さそうな敏江でさえも…
「お互い思ってること、素直に全部話したの初めてだったって」
「そういやそうだな」
お互いに気づいたさつきと和彦。
思いをぶつけ合って、絆が深まった野口夫婦。
ここで使われてたBGMが、岩盤浴で流れる癒し系音楽と同じでした(^_^;)
美帆子にも優しい友達が居て良かったです。
そう思ってると…
美帆子を励まそうと友達とやって来たケーキバイキング店内で、
さつきと葉子が話すのを聞いてしまった美帆子。
でもどうしてそこで葉子は「…なぜ清貴君にあんなことをしたのか」
なんて言ったのか、不自然な会話にちょっとガッカリヾ(゚∇゚*)ドラマ
美帆子には衝撃的過ぎます。。。
予告で「ムカついた」と言った智也。
きよたんのどんな言葉に?
まさか母親思いの優しさがそうさせたんだとすると…
これまた辛いところですわぁ。
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2009年04月23日
『アイシテル~海容~』 第2話
「ちゃんとみんなに説明しなさい。口ついてんでしょ」
「お母さんこそ耳ついてんの」
きっとこんな口応えは初めてだったんじゃないですかねぇ。
益々息子が分からなくなる母・さつき。
息子がどうしてそんなことをしたのかよりも、
殺したことがどうしても受け入れられない。
自分の子育てに絶対の自信があるからこそでしょうね。
「刑事さん、僕が殺しました」
親よりもしっかりと話せる智也です。
嘉数一星君の表情がいいですね~。上手いです。
殺された側の母・聖子(板谷由夏)は、息子を守れなかった自分を責めます。
そして被害者家族には犯人に関する情報は何も入って来ません。
テレビのニュースで犯人を知るなんて。
息子を殺したのは小学5年生、10歳の犯人だと。。。
「俺達の知らない智也が居た…」
それを目の当たりにし、息子に会うのが怖いと言った父・和彦。
母親も否定できないんですから、どんな親子関係なんだか。
改めて「親子の絆」はどうして作られて行くのかを考えさせられます。
家族のために父親は仕事をする。
そんな当たり前のことを、どこの父親もしてると思うんですが、
和彦の一個人としてのストレートにぶつけて来る気持ちを聞いてしまうと、
やっぱり母親とは違うものを感じますね~。女目線ですからσ(^_^;
そんな女目線から見ても、母・さつきにも違和感はあります。
葬儀に行かなきゃと言う思いは自分の気持ちであって、
相手を思う気持ちではなく。。。
謝りたい気持ちは分かりますが、相手の気持ちを逆撫ですることは必至。
被害者家族の姿を目の当たりにして引き返すことになるんですが、
順風満帆に生きて来た、世間知らずなんですかねぇ。
育った環境も結婚後も何の苦労もなさそうですもん(^_^;)
企業戦士の和彦も一瞬にして終わりです。
人生はどこでどん底に落とされるか分かりませんね。
草彅君の”公然わいせつで逮捕”には本当~~にビックリしましたもん!
「手抜きせず精一杯育てて来たつもりでした」
そう自負するさつき。それが正しいことだと信じて来たんですもんね。
それなのにどうして?ですわ。
しかし手抜きしないで出来るなんてすごい。羨ましくもないですけどね。
私が子供でも息が詰まりそう(^_^;)
「親子の関係は、片思いの恋愛に似てる」
家裁調査官の葉子がさつきに言いますが、
一歩を踏み出さないと、永遠に相手の心には届きませんって。。。
そんなに構えるものですか?親子って。
それでも「一緒に答えを見つけましょう」と言ってくれる葉子は
これからもさつきの支えになってくれるんでしょうね。
こういう人が居てくれることは本当に救いです。
”人殺し”の貼り紙や嫌がらせ電話をして来る人とか…
同じ目に遭って痛みを知るといいですね。
特に子供が居ると、他人のことは言えないと思うんですけどね~。
そう言えば昔「うちの子はそんな風になりません」と言い放った人が居ました。
どこから来るのかその自信。現実にもあるんですもん不思議じゃない。
「きよたんのバカ。嫌いだったけどまた会いたいよ。喧嘩したいよ。。。」
お姉ちゃんの変なセリフ。
どうしても「嫌いだったけど」は入れたいのね。
「どうしていいか分んない。答えなんか見つからない。母親失格よ」
そう母親(藤田弓子)の胸で泣くさつき。
母親って心のよりどころ…のはずなのに。
そうやって甘えることが出来なかった智也も可哀想な子です。
冷血人間のようには思えない、おばあちゃんにも優しい子。
藤田さん演じる母親像がいいですね~。
娘のさつきに対して「何があったの!どうして智也があんなことしたの」とか
まくし立てるような母親ではないんですよね。
妹の方がちゃっかり育った感じ?
しっかりしないといけない空気を読めるのがお姉ちゃんですもんね。
真面目に育ったさつきも正解ではないの?何が正しいのか分かりません。
智也の口からどんな言葉が聞かれるか、
両親に対してどんな思いを抱いていたのか、期待が増すばかり。
「悪い子じゃないんだけどね。。。」
葉子のこの言葉に顔を強張らせた智也。
予告で見せる智也に泣けそうになるわぁ(・・、)
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「お母さんこそ耳ついてんの」
きっとこんな口応えは初めてだったんじゃないですかねぇ。
益々息子が分からなくなる母・さつき。
息子がどうしてそんなことをしたのかよりも、
殺したことがどうしても受け入れられない。
自分の子育てに絶対の自信があるからこそでしょうね。
「刑事さん、僕が殺しました」
親よりもしっかりと話せる智也です。
嘉数一星君の表情がいいですね~。上手いです。
殺された側の母・聖子(板谷由夏)は、息子を守れなかった自分を責めます。
そして被害者家族には犯人に関する情報は何も入って来ません。
テレビのニュースで犯人を知るなんて。
息子を殺したのは小学5年生、10歳の犯人だと。。。
「俺達の知らない智也が居た…」
それを目の当たりにし、息子に会うのが怖いと言った父・和彦。
母親も否定できないんですから、どんな親子関係なんだか。
改めて「親子の絆」はどうして作られて行くのかを考えさせられます。
家族のために父親は仕事をする。
そんな当たり前のことを、どこの父親もしてると思うんですが、
和彦の一個人としてのストレートにぶつけて来る気持ちを聞いてしまうと、
やっぱり母親とは違うものを感じますね~。女目線ですからσ(^_^;
そんな女目線から見ても、母・さつきにも違和感はあります。
葬儀に行かなきゃと言う思いは自分の気持ちであって、
相手を思う気持ちではなく。。。
謝りたい気持ちは分かりますが、相手の気持ちを逆撫ですることは必至。
被害者家族の姿を目の当たりにして引き返すことになるんですが、
順風満帆に生きて来た、世間知らずなんですかねぇ。
育った環境も結婚後も何の苦労もなさそうですもん(^_^;)
企業戦士の和彦も一瞬にして終わりです。
人生はどこでどん底に落とされるか分かりませんね。
草彅君の”公然わいせつで逮捕”には本当~~にビックリしましたもん!
「手抜きせず精一杯育てて来たつもりでした」
そう自負するさつき。それが正しいことだと信じて来たんですもんね。
それなのにどうして?ですわ。
しかし手抜きしないで出来るなんてすごい。羨ましくもないですけどね。
私が子供でも息が詰まりそう(^_^;)
「親子の関係は、片思いの恋愛に似てる」
家裁調査官の葉子がさつきに言いますが、
一歩を踏み出さないと、永遠に相手の心には届きませんって。。。
そんなに構えるものですか?親子って。
それでも「一緒に答えを見つけましょう」と言ってくれる葉子は
これからもさつきの支えになってくれるんでしょうね。
こういう人が居てくれることは本当に救いです。
”人殺し”の貼り紙や嫌がらせ電話をして来る人とか…
同じ目に遭って痛みを知るといいですね。
特に子供が居ると、他人のことは言えないと思うんですけどね~。
そう言えば昔「うちの子はそんな風になりません」と言い放った人が居ました。
どこから来るのかその自信。現実にもあるんですもん不思議じゃない。
「きよたんのバカ。嫌いだったけどまた会いたいよ。喧嘩したいよ。。。」
お姉ちゃんの変なセリフ。
どうしても「嫌いだったけど」は入れたいのね。
「どうしていいか分んない。答えなんか見つからない。母親失格よ」
そう母親(藤田弓子)の胸で泣くさつき。
母親って心のよりどころ…のはずなのに。
そうやって甘えることが出来なかった智也も可哀想な子です。
冷血人間のようには思えない、おばあちゃんにも優しい子。
藤田さん演じる母親像がいいですね~。
娘のさつきに対して「何があったの!どうして智也があんなことしたの」とか
まくし立てるような母親ではないんですよね。
妹の方がちゃっかり育った感じ?
しっかりしないといけない空気を読めるのがお姉ちゃんですもんね。
真面目に育ったさつきも正解ではないの?何が正しいのか分かりません。
智也の口からどんな言葉が聞かれるか、
両親に対してどんな思いを抱いていたのか、期待が増すばかり。
「悪い子じゃないんだけどね。。。」
葉子のこの言葉に顔を強張らせた智也。
予告で見せる智也に泣けそうになるわぁ(・・、)
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2009年04月16日
『アイシテル~海容~』 第1話
【海容】 海のように広い寛容な心で、相手の過ちや無礼などを許すこと。
世の中には、許せることと許せないことがありますが…
「殺人」は?
ある日突然、家族の一員が居なくなるなんて想像出来ないこと。
我が子が殺されるなんて!
我が子が人を殺すなんて!
被害者・加害者どちらの”親”も辛い立場ですが、
加害者側の野口家と、被害者側の小沢家。
第三者の目で見比べてると、見えて来る「違い」がありました。
でもどちらも「普通の家族」なんですよね。
野口智也(嘉数一星)がどうして殺人を犯すことになったのか、
どうして母親と距離を置くようになってしまったのか…
これから見えて来るんですね。
『流星の絆』で幼少の有明泰輔役を演じた一星君。
全く雰囲気の違う智也を上手く演じてましたわぁ。
こっちのが合ってるかも。目ヂカラが凄い。
智也の母親・さつき(稲森いずみ)を見てると、
レストランでパートするような生活ぶりにも見えず、
主婦として頑張って来たと言う割には…
あのカレーの作り方はどうなの(笑)
「塾サボッて何してたの」
「人、殺してた」。。。
今までもサインは出てたと思わせる場面でした。
口数の少ない智也だから理解し難い。
でも少ないからこそ、一語一句に耳を傾けたいところです。
って第三者だと見えるんですけどね~(^_^;)
「誰のために頑張ってると思ってんの」と息子に言ったり、
「とにかく明日絶対キャッチボールしてよ」と父親・和彦(山本太郎)に言ったり。
後に父親の口から出た言葉で、どっちもどっちの夫婦だと思いましたけども。
「子供は生んで良かった」と妹・彩乃(田畑智子)に話すさつきでしたが、
今の現実で何がそう思わせるのかが分かりませんでした。
私立の小学校に通わせてるのも、自己満足の子育てのように見えてしまって。
そのためにパートのシフトを増やすさつき。
でもこれも普通にどこの家庭でもあることなんですよね。
外から見たら「理想の家族」かもしれません。
「もう遅いよ」と呟いた智也の心情を聞いてあげられるのは、
家裁調査官の富田葉子(田中美佐子)のような人物だと思いました。
葉子と息子の健太(吉川史樹)には違う空気が流れてる感じがしたんですけど。
それも普通の親子なんですよね~。
刑事役のダンカンさん。イイ感じが出てましたわぁ。
この先、泣かしてくれそう(^_^;)かも。
被害者家族が世間にさらされることは避けて通れない現実。
こんな理不尽な思いをしなければならないのが被害者家族の方だなんて。
どちらも家庭崩壊ですね。
家族のために必死でやって来た。
そう思うのは父親も母親も同じ。
「会社首かなぁ」と自分の心配をする和彦ですが、
家族のために頑張って来た仕事ですから当然です。
が、ここで口に出して言わんでも~。
「やっぱりあの時、生まなきゃ良かったんだ。こんなことになるんだったら」
そう言ってしまえる父親ですからね~。
夫婦って何でしょう。ガタガタと崩れ落ちて行く音が聞こえましたよ。
あ、写真立てのガラスが割れた音か。
「人を殺したんだぞ。それでも間違いじゃなかったって言えるのか」
「間違いじゃない」
どうもこの夫婦の会話がズレてて違和感。
”生んだこと”が間違いだったかどうかって議論するところですか。
親の責任。。。
こういうテーマは、正しいとか間違ってるとか言えないですね。
自分も”親”だからσ(^_^;
昔は家庭に問題があるって言うと、放ったらかしや片親だったりしたもんですが、
今はごく普通の家庭の子や、逆にお金持ちだったりしますからね。
子育てがどうのって言われても分からないです。
このショッキングなスタートから、どう進んで行くのか、
何を見せようとしてるのか、
親として何を気づかせて貰えるのか…
野口家と一緒に考えて行くことになるのかしら。
重い。。。
ここはぜひ、田中美佐子さんに頑張ってもらいたいですわぁ。
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世の中には、許せることと許せないことがありますが…
「殺人」は?
ある日突然、家族の一員が居なくなるなんて想像出来ないこと。
我が子が殺されるなんて!
我が子が人を殺すなんて!
被害者・加害者どちらの”親”も辛い立場ですが、
加害者側の野口家と、被害者側の小沢家。
第三者の目で見比べてると、見えて来る「違い」がありました。
でもどちらも「普通の家族」なんですよね。
野口智也(嘉数一星)がどうして殺人を犯すことになったのか、
どうして母親と距離を置くようになってしまったのか…
これから見えて来るんですね。
『流星の絆』で幼少の有明泰輔役を演じた一星君。
全く雰囲気の違う智也を上手く演じてましたわぁ。
こっちのが合ってるかも。目ヂカラが凄い。
智也の母親・さつき(稲森いずみ)を見てると、
レストランでパートするような生活ぶりにも見えず、
主婦として頑張って来たと言う割には…
あのカレーの作り方はどうなの(笑)
「塾サボッて何してたの」
「人、殺してた」。。。
今までもサインは出てたと思わせる場面でした。
口数の少ない智也だから理解し難い。
でも少ないからこそ、一語一句に耳を傾けたいところです。
って第三者だと見えるんですけどね~(^_^;)
「誰のために頑張ってると思ってんの」と息子に言ったり、
「とにかく明日絶対キャッチボールしてよ」と父親・和彦(山本太郎)に言ったり。
後に父親の口から出た言葉で、どっちもどっちの夫婦だと思いましたけども。
「子供は生んで良かった」と妹・彩乃(田畑智子)に話すさつきでしたが、
今の現実で何がそう思わせるのかが分かりませんでした。
私立の小学校に通わせてるのも、自己満足の子育てのように見えてしまって。
そのためにパートのシフトを増やすさつき。
でもこれも普通にどこの家庭でもあることなんですよね。
外から見たら「理想の家族」かもしれません。
「もう遅いよ」と呟いた智也の心情を聞いてあげられるのは、
家裁調査官の富田葉子(田中美佐子)のような人物だと思いました。
葉子と息子の健太(吉川史樹)には違う空気が流れてる感じがしたんですけど。
それも普通の親子なんですよね~。
刑事役のダンカンさん。イイ感じが出てましたわぁ。
この先、泣かしてくれそう(^_^;)かも。
被害者家族が世間にさらされることは避けて通れない現実。
こんな理不尽な思いをしなければならないのが被害者家族の方だなんて。
どちらも家庭崩壊ですね。
家族のために必死でやって来た。
そう思うのは父親も母親も同じ。
「会社首かなぁ」と自分の心配をする和彦ですが、
家族のために頑張って来た仕事ですから当然です。
が、ここで口に出して言わんでも~。
「やっぱりあの時、生まなきゃ良かったんだ。こんなことになるんだったら」
そう言ってしまえる父親ですからね~。
夫婦って何でしょう。ガタガタと崩れ落ちて行く音が聞こえましたよ。
あ、写真立てのガラスが割れた音か。
「人を殺したんだぞ。それでも間違いじゃなかったって言えるのか」
「間違いじゃない」
どうもこの夫婦の会話がズレてて違和感。
”生んだこと”が間違いだったかどうかって議論するところですか。
親の責任。。。
こういうテーマは、正しいとか間違ってるとか言えないですね。
自分も”親”だからσ(^_^;
昔は家庭に問題があるって言うと、放ったらかしや片親だったりしたもんですが、
今はごく普通の家庭の子や、逆にお金持ちだったりしますからね。
子育てがどうのって言われても分からないです。
このショッキングなスタートから、どう進んで行くのか、
何を見せようとしてるのか、
親として何を気づかせて貰えるのか…
野口家と一緒に考えて行くことになるのかしら。
重い。。。
ここはぜひ、田中美佐子さんに頑張ってもらいたいですわぁ。
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