2014年12月22日

『ごめんね青春!』 最終回

〈青春。
 それは神様からレンタルしている貴重な時間。
 コメディーでもシリアスでもホラーでも。
 いずれ返却しなくちゃいけません。
 いい年してしがみついてると、
 高い延滞料金を払わされます。
 彼のように〉

なるほど~。
上手いこと言いますね。
それを平助を使って、しっかり返却して見せる。
彼の告白は泣かせました。


信じてやることができなかった父と、
疑うことができなかった父。
どっちも弱い人間かもしれないけど、
そこに『愛』があるから…
強い絆を感じることができました。

遠藤って…
文化祭でコレを見せたかったためにo(≧∇≦)o
髷が結えない関取姿にすることを、
初回から狙ってたなんて!

相変わらずの、
分かる奴に分かればいい加減手法に脱帽(笑)
スゲーなクドカン♪

ひとみの顔を見せない加減も上手い(ノ∇≦*)
アルパカみてぇだってよ!

全てを丸く収めやがってよ。
みんなともう会えないなんて。。。


初代ミス青春は村井に、
初代ミスター青春は平助が受賞。

嬉しいに決まってるけど、
辞退すると言う平助。

「先生はミスター青春どころか、
 本来なら教壇に立って
 君達に授業する資格すらない
 最低な人間なんです。

 今となっては信じられないけれど、
 東高と三女は
 つい最近まで犬猿の仲でした。
 その不仲の原因となる、
 事件を起こしたのは、
 他ならぬ、私です。
 礼拝堂に、放火したのは私です。
 どうもすみませんでした。

 動機は、
 情けないくらい、しょうもないことです。
 悔しかった。
 目の前の現実を認めたくなかった。
 先生は、愚にもつかない行動に出ました。
 親友と、その彼女が居る
 三女の屋上をめがけて
 花火を打ち込んだのです。
 その花火で礼拝堂が燃えたんです。
 怖かった。
 とても自分の仕業とは思えなかった。
 たまたま居合わせた男女が、
 東高生と三女生だったばっかりに、
 二人は犯人扱いされ、
 別々にこの三島を去りました。
 そして、良くない噂が流れた。
 東高生と三女生がつき合うと
 ろくなことがない。
 交際禁止だ。
 合同文化祭も中止だ。
 真犯人は、俺なのに。
 モテない、冴えない、
 しょうもない東高生の、
 醜い嫉妬が招いた火事なのに」 平助

「名乗り出ようとは思わなかったのですか?」 吉井校長

「何度も、交番の前まで行きました。
 でも、足がすくんで」

「罰を受けるのが怖かったんですか?」

「はい。
 でも、それだけではありません」

「何ですか?
 正直に言いなさい!」

「学校が好きだったんです。
 東高が好きだったんです!
 いずっぱこも、
 あくびしながらみんなで唱える般若心経も、
 月に1回の説法も、
 売店のパンも、コーヒー牛乳も、
 保健室も、どんまい先生も、
 大好きだったんです。
 全部、俺の青春なんです(・・、)」

「平ちゃん」 どんまい先生

「俺のせいで中止になった合同文化祭、
 みんなの夢だった男女共学、
 叶えるまで、学校に居たかった。
 いや、居なくちゃいけない。
 そう考えるようになりました。
 そのためには」

「教師になるしかないと」 浜口教頭

「はい。
 それで教員試験受けて、
 教師になりました。
 全て、成し遂げたら
 告白するつもりで居ました。
 結果、
 14年かかりました。
 この年までズルズル、
 青春を引きずってしまいました」

「合併を実現させ、
 合同文化祭を成功させ、
 それで罪を償ったとお考えですか?
 そんなのは思い上がりです」 吉井校長

「はい(・・、)」

「世間を欺き、生徒を欺き、
 神や仏を欺き、そして、
 自らをも欺いて来た14年間です。
 そんなもの正当化してはいけません」

「別によくない?」 神保

「きちんと贖罪すべきです!」

「仰る通りです。
 放火の罪は、決して消えません。
 責任を取って、教師を」

「今何か言いました?
 そこのチンチクリン」 吉井校長

「いや神保っす。
 いや、何でもないっす」

「別によくない?って言ってました」 大木

「神保さん、何がいいの?」 りさ

「だってうちらもう仲悪くないし。
 平ちゃん先生が犯人でも違くても、
 どっちでもいいかなって」

「何言ってるの。
 仮にも教師が放火した」 浜口教頭

「教師が放火した訳じゃねぇっしょ。
 放火魔が教師になったんでしょ」 神保

「どっちにしろ、14年前って
 うちらまだ4才だもんね」 佐久間

「どっちでもいい」 あまりん

「平ちゃんが担任じゃなかったら、
 合併も青春祭もなかった訳だし、
 そっちの方が切実だよな」 大木

「僕らの代で合併できて、
 ラッキーだったと思います」 半田

「楽しかったもんね」 村井

「楽しかったー!」 古井

「まぁどうしても辞めるっつうなら、
 別に止めないけど」 遠藤

「どうせ俺ら、卒業だしな」 古井
 
「あっ、3月で辞めて、
 東京で三島コロッケのお店をやったらいいよ」 ビルケン

「いや、先生、今日限り辞めます。
 突然だけど、
 教師になるときから決めてたことだから」 平助

「そうはさせない!」 三宮校長が登場 

「何、また腐ったミカン?」(笑) 吉井校長

「違います。
 この方々(警察)は原先生の無実を
 証明してくれる人達です」 

「べーやん!俺さ、
 またいい知らせ持って来ちゃったかも!」 サトシ


体育館から校長室へ移動。。。

ロケット花火が礼拝堂まで飛んで、
窓の隙間から入る確率は0.001%らしく、
10万本打って1本とすると、
平助が打った20本は、
限りなくゼロ。

「ロケット花火は現場に落ちてはいたけども、
 東高の屋上から飛んで来たとは考え難い。
 つまりべーやんは、シロ!」 サトシ

じゃぁ、誰なの?
って話になりそうなもんですが…
そこはもうモヤモヤしない不思議な気分♪
って何(笑)

それはね…

選挙で一週延びたせいで気が抜けてヾ(゚∇゚*)オイ
じゃなくて!


「いいじゃないか、
 刑事さんが無実だって言ってんだから」 平太

「そもそも何で礼拝堂の窓が
 開いてたのかしらね」 吉井校長

「私です。
 私が戸締まりを怠りました」 浜口教頭

「俺達が窓割って忍び込んだんですよ」 サトシ

「あっ!
 しょく台のロウソクの火を消し忘れたのよ。
 それで風が吹いて倒れたのよ」 吉井校長

「ネズミが倒したんじゃないかしら」 どんまい先生

「ほら~、
 みんなお前に辞めて欲しくないんだよ」 平太

「だって分かるも~ん。
 テメエの惚れた女がさ~、
 他の男とチューしてたらさ~、
 俺だってロケット花火飛ばすよ。
 飛ばす派よ。俺も本来は。
 火事にさえなってなきゃな」 蜂矢父まで

蜂矢姉妹も安堵の表情。

「東高の屋上に原先生が侵入できたのは、
 我が校のセキュリティーに
 問題があったからです」 豪徳寺教頭

「大体あんなところに
 礼拝堂があったのがいけないのよ」 吉井校長

「そうよ。
 ちょうど取り壊そうとしてたし」 浜口教頭

「借金も全部返せる訳だし、
 14年前のことなんてもう
 サラッと水に流して」 吉井校長

「そうですよね。
 私だって学校に内緒で、
 ラジオのDJやってんですから」 三宮校長
 
「えー!」 一同

(≧∇≦)ノ彡バンバン!

「私なんか不倫してました」 
二度言うどんまい先生(ノ∇≦*)キャハッッッ♪

みんなの優しさが伝わるから…
って言うか、
放火事件の時効過ぎてます。
チャンチャン


「蜂矢先生、
 結婚しましょう!」 平助

「。。。しますよ。
 しますとも。しますけど。
 それ言うの今かな~!?」 りさ

おめでとうヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪

いい校歌だ~♪
富士山が見える場所にあるなんて、
いい高校だ~♪

そして青春を卒業できた平助!
おめでとう♪


「ごめんね」って、
人を優しくさせる魔法の言葉なんだなって…
またまた気づかせてくれたクドカン。
ありがとう♪

平助の勇気に、
サルーテ!(*^ー^)/▼☆▼ヽ(^ー^*) チン♪


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ををー!
平助、お咎め無しでしたやん♪(´▽`*)
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この記事へのコメント
その後の物語がスペシャルで観たいような♪終わり方でした
最終回 随分 詰め込んでありましたね

リアルタイムで観て また録画しておいて繰り返し観ました

油断してると 小ネタを拾い損ね(笑)そうで
Posted by 夢見 at 2014年12月23日 13:50
★夢見さん

スペシャルいいですね~!
クリスチャンの嫁が、
寺に嫁いだらどうなるか…
他ネタだらけ(笑)
妄想が膨らむ~(≧▽≦)

私もまた見返したくて、
録画は消せず。
文化祭で歌った『バタフライ』は、
サトシ繋がりで狙ってたんじゃないかって、
今日もお客様と復習してました。

油断してると悔しい(笑)
Posted by manamana at 2014年12月24日 22:41
上の画像に書かれている文字を入力して下さい