2012年07月16日

『ビューティフルレイン』 第3話

お店のお客様にも評判よろしくないこのドラマ。
裏の『サマーレスキュー』を捨てて見てるのに…
何とかして~(ノ゚ο゚)ノ

ところが裏の方も、
「オノマチのヒステリーに耐えられるかどうか」なんて感想を読むと、
予告で見たオノマチちゃんに耐えられそうになかった予想通りで一安心したり。
糸子の時でもギリギリ。
ツイートでのほっしゃん。とのやり取りにはキツイ性格をそのまま引きずり、
バラエティー番組でのお調子者にも違和感ありました。
自分のキャラに迷ってると言うか、中途半端な控えめがまた邪魔してません?
『サマー~』は見てないですけど、
これ以上苦手な女優さんにならないために見ないで良かった~。

でも『ビューティフル~』はどうしたらいいの?

圭介が仕事中にいつ記憶がなくなってしまうのかドキドキ。
朝までに仕上げないといけないネジの注文を、
無事仕上げたと思いきや、やっぱりか~。
サイズを間違えてしまった圭介。
そこへアカネが現れたのでありんす。。。

「何で一人でやってるの?」

「元々俺が打ち合わせに遅刻したせいでやることになった仕事だし、
 ここは俺が受け持ってたパートだから」

「じゃぁ明日にすれば?疲れてるんじゃないの?」

「明日、美雨の参観日なんだ。だからどうしても今夜中に終わらせなきゃ。
 あっ、社長や奥さん、秋生たちには内緒にしといてくれ。
 長いことやってて今更こんな単純ミスしたのかって、愛想尽かされると困るから」

「何でそんな単純なミスを。
 もしかして圭さんがこないだ買ってた本」

「あれは人に頼まれたんだって。さっ、仕事仕事」


アルツハイマーの本を買ったことも、あんな所に置いてることも、
それを美雨が見てしまったことも、
遠回りすぎて進まないことも、
何もかも上手く繋がらないのがモヤモヤする~。
授業参観中に立って爆睡してるのもアリエンティ(笑)


「これ何?病気の本でしょ?父ちゃん病気なの?
 アルツハイマーってどんな病気なの?」

「どうってことないんだ。ちょっと物忘れが多くなる病気らしい。
 大丈夫だよ。ちゃんと薬も飲んでるし」

「じゃぁあの薬。。。」

「黙ってて ごめん。美雨に心配かけたくなかったんだ」

「薬を飲んでれば治る?ねぇ、治るの?」

「治る」

「ホント?」

「本当だ。ちゃんと栄養取って、たばこもやめて、薬飲んでれば。。。
 すぐ治るって言われた」

「父ちゃん。大嫌いって言ったのは取り消します。ごめんなさい。
 それから眠いのに頑張って参観日に来てくれてありがとう。 
 だけど病気も治ってないのに寝ないで朝まで仕事するってどういうこと?
 今度からそういう無茶はやめて下さい」

「はい」


どっちが大人だ(笑)


美雨が書いた作文、『わたしのたからもの』を呼んで号泣する圭介。

《わたしのたからものは父ちゃんです。
 わたしのお母さんは、わたしが生まれてすぐにしんでしまいました。
 だから父ちゃんはわたしが生まれてからずっと一人で
 わたしをそだててくれました。
 朝ごはんを作ってせんたくをしてそうじをして
 工場ではたらいて買いものに行ってばんごはんを作って
 それから夜ねる前にはお話をしてくれます。
 わたしは父ちゃんがいなかったら生きてこれませんでした。
 だからわたしは父ちゃんにかんしゃしています」
 わたしは早く大きくなって父ちゃんのいろいろなおてつだいをしたいです」
 そしてたからものの父ちゃんとずっとずーっと
 いっしょになかよくくらしていきたいです。おわり》


最後には自分が誰か、家族のことすら忘れてしまうと言う
担当医の言葉が過ぎる圭介の気持ちは分かります。
でも…

どうして全く涙腺が刺激されないのか考えてしまった。
過去、涙腺を崩壊させられた親子愛を振り返ってみても。。。

う~ん、分からない。
てか分析も面倒なくらいヾ(゚∇゚*)オイ

丁寧に描くことより、「泣け!」ってあざとさが見えてしまうから?
初回から引き込まれる何かが何もなかったこと。
エピや伏線がお粗末様に見え、その通りの展開が待ってるだけ。
それらを演技で魅せるでもなく…
って言ってしまうと申し訳ないんですけど、
役者さんたちがもったいなく映る。。。


さて次回は…
圭介、みんなに告白するの巻き。

アカネが隠してる真実にも乞うご期待!


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2012年07月09日

『ビューティフルレイン』 第2話

今回視聴率は9.5%でダウン。
TBSでスタートした『サマーレスキュー』が14.7%に、やっぱりな。。。
日曜洋画劇場『トイ・ストーリー3』は12.1%って何で?
やっぱり何度目だのジブリなのか。。。恐るべし。
ちなみに来週は『スパイダーマン』ですが、
スーパーマンになった父ちゃんなら勝てるかも!

視聴率と同時に、録画率って出せないもんですかねぇ。
我が家も録画しながらもつい観ちゃいましたけど、
やっぱりおもちゃの仲間たちには泣きました。
ラストはそう持って来なきゃ~(/_;)

そういう見せ方、ツボが分かってないと感じた今回。

もしも、今回のラストが泣かせて盛り上げる演出だったとしたなら、
それは違う。あれでは貰い泣きもしないです。
てか、父ちゃんは子供か┐(´-`)┌

誕生日会に遅れて戻った圭介(豊川悦司)。
プレゼントのローラーシューズはサイズが違う。
この前は水筒を買うのも忘れてた。
買って来た本も隠すなんて怪しい。
何か嘘をついてる父ちゃん。。。

「こんなの要らない!父ちゃんのバカ!」 シューズを投げる美雨

「謝れ、美雨。ごめんなさいしろ。美雨、謝れ」

「嫌だ!
 美雨が一番大事って、世界で一番大事な宝物だって言ったくせに、
 どうして誕生パーティーに遅刻したの?
 何で?ねぇ何で?
 父ちゃん何で忘れ物ばっかりするの?おかしいよ。
 父ちゃんはこの頃おかしいよ」

「おかしくない。
 父ちゃんだって、色々大変なんだ。
 何にも知らないくせに、何にも分かってないくせに、
 父ちゃんばっかり責めるな!。。。

 美雨 ごめんな。悪いのは父ちゃんだ。
 ぜ~んぶ父ちゃんが悪いんだ。
 美雨 ごめんな。ごめんな。ごめんな。ごめんな。。。」

涙を流す2人のやり取り。
全くこちらに響いて来ないのは…

圭介が本屋で、『アルツハイマー病がわかる本』を買い、
住み込み先の中村工業の娘・アカネ(中谷美紀)に見られると言う見せ方。
圭介はネットが使えないのかな~って思って見てると、
夜中にこっそりPCを開き、若年性アルツハイマーについて調べてる。
持ってるんじゃ~ん。

この本の使い方がイマイチで、
小道具になってるようで邪魔してるようで…

その本を見た娘の美雨(芦田愛菜)に訊ねられた圭介は、
「これはあれだ、あの、大人の本。
 だから、あの、あっ子供は見ちゃ駄目」と手の届かない場所へ。。。

仲良し同級生の小太郎(高木星来)から、
「それは女だな。美雨の父ちゃんには女ができた」
なんて言われて益々不安になる美雨。
口裂けオヤジの噂話と言い、
すったもんだのタネを蒔く小太郎の使い方はグッジョブ(笑)
だって可愛いんだも~ん♡


中村工業社長・富美夫(蟹江敬三)が、
娘のアカネに何も言えない様子はどこも同じな父親像。
娘に弱いのは我が家とダブって見てました。

蟹江敬三さんっていいな~って魅せられたのは、
NHK土曜ドラマ『トップセールス』での上司役でした。
『龍馬伝』での汚らしい父親の姿もインパクトありましたけど、
『Sweet Season』で松嶋菜々子ちゃんの父親役も、嫌で印象的(笑)
好きな俳優さんの一人です。
今回も優しい人柄で嬉しい。

そんな社長だからこそ、圭介は相談するべきだと思うんですけど、
大事な取引先との約束も忘れ、
これ以上迷惑をかけられないって危機感が全く感じられない。

道に迷って家に帰ることができない様子も、自転車でグルグルグルグル…
あそこまで長く見せられちゃうとイライラする~。
「もう早く訊けばー!」って。
結局、交番で訊いてるじゃんって┐(´-`)┌
言いたいことは分かるのに何だか残念で。。。

本人がまだこの現実を受け入れられなくて、
パニックになるのも分からないでもないんですけど、
「何も分かってないくせに、父ちゃんばっかり責めるな!」ってセリフにも唖然。

謝れ!って言う前にちゃんと説明してあげて~。
上手な嘘もつけないんだから。
その葛藤が、再三周囲の人間に迷惑をかけることで見せられるのが辛いところ。

全てを受け入れ、周囲の協力も得ながら前向きに…
そこからが見せ場でしょうか。
早くしてくれないと視聴者の心は他局に奪われちゃうよ(笑)

不安な表情が切なくて…
困った顔して立ちすくむ圭介を見てたら、
『愛していると言ってくれ』の続編が見てみたいな~って過ぎりました。
ここに常盤貴子ちゃんとか、麻生祐未さんとか、
余貴美子さんとか相島一之さんとか…
出て来てくれないかな~って。

「榊くん!紘子のことは覚えてるでしょ?
 話せるようになったのに、全部忘れちゃったの?」

妄想するしかおまへんねん(笑)ヾ(゚∇゚*)ナンデヤネン


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2012年07月01日

『ビューティフルレイン』 第1話

「この夏、最も泣ける親子愛」ってキャッチコピーはやめて欲しいですね。
『ビューティフル~』ってタイトルに、
芦田愛菜ちゃん起用でどうだ!って自信はどこから?

エンディングは、もちろんお久しぶりのユーミンを待ってると、
愛菜ちゃんの歌声が流れて来てビックリ。
歌までか(*゚0゚)

それでもやっぱり天才子役ですわ。
愛菜ちゃんって子は他とは違うのねぇ。。。

涙をポロポロ流しながら「ごめんなさい。ごめんなさい」って、
出たー(ノ゚ο゚)ノ
てかどんだけ涙出るんだー)゚0゚(

そんな娘を見つめ涙を浮かべる父ちゃん、
トヨエツを見てたらウルウルしちゃいましたよ。
心配してたんですけど、すんなり入り込める父ちゃんキャラで良かったです。

45歳の設定ですけど、もう50歳。
あ~。。。『愛していると言ってくれ』は不朽の名作です(u_u*)
『青い鳥』も。。。意外な成長ぶりは鈴木杏ちゃん(ノ゚ο゚)ノ ヨシモリー
『江』での信長様もステキでしたね~('▽'*)。。oO


八百屋の娘・松山菜子役の吉田里琴ちゃんが名子役でも、
愛菜ちゃんの引き立て役ですもんねぇ。
美人さんは12歳になっても美人さんだ~。こちらの将来も楽しみ♪

『リーガル・ハイ』に登場した里琴ちゃんを見た時には、
すぐに分からなかったほど成長しててビックリ。
『ハガネの女』以来でしたかねぇ…
『山田太郎ものがたり』をもう一度見返してみたいですわ('▽'*)。。oO

もう一人、美雨(芦田愛菜)の同級生・小太郎役の高木星来くん。
あの笑顔に見覚えが…
『全開ガール』で錦戸亮くんの息子役・笑太郎(ビー太郎)。
今度は小太郎(こたろう)♪
笑顔が可愛いくてたまらないんですけど、誰かに似てる…
ジミーちゃんの笑った顔を思い出してスッキリ(笑)ヾ(゚∇゚*)オイ

『シルシルミシル』で飲むシュークリームを試食してた女の子が、
『八日目の蝉』の渡邉このみちゃんだと分かってこれまたビックリ!
すごく可愛くなってて、ちょっと見ないうちに大きくなっちゃって、
2006年生まれって…
ついこの前でしょ(笑)

まさか、福くんが『一休さん』を演るなんて…似合ってました♪
しかし懐かしいメンバーに、桔梗屋もすっかり忘れてて…
あ~居た居た!憎たらしい親子。
アニメの声までしっかり蘇りましたよ。
フラッシュバーック(笑)

子役ちゃんたちの成長が楽しみで、つい誰々どこどこ探しをしてしまうわ。。。


「俺、どんな病気なんです?」

「血液検査の結果から見ても、内臓疾患の疑いは持てません。
 CTスキャンの結果から判断するとおそらく、
 アルツハイマー病の初期症状とみてほぼ間違いないでしょう」

「はっ?」

「木下さんは、若年性アルツハイマー病と思われます」

「そんなバカな」

「失礼ですが自覚症状もあるはずです。
 最近、物忘れや約束を忘れたことはありませんか?」

心当たりをいくつか思い出しショックを受ける圭介(豊川悦司)。

「若年性アルツハイマー病の症状は大きく初期・中期・後期に分類され、
 初期では新しいことが覚えられない、
 さっき話していた内容を忘れてしまう、
 身の回りの小物をしまった場所を忘れてしまうなどの症状があります。
 
 中期になると、過去に身に付けていたことがどんどん出来なくなる。
 例えば時計が読めなくなる。
 車の運転や携帯電話の使い方も忘れてしまう。
 後期には今まで通りの日常生活は送れなくなり、
 最後には自分が誰か家族のことすら忘れてしまいます。

 残念ながらこの病気を完全に治す薬は開発されてません」

主治医・古賀(安田顕)の説明は淡々としているように見え、
初回からそこまで言うものですかねぇ。
患者がパニックになってるところへ被せるように、
「最後には…」とか「残念ながら」とか。。。

古賀も何かを抱えてるようなので、
圭介とどんな関係を作って行くのかも見せ所かもしれません。

父ちゃんは美雨に隠し事はしない。
美雨も父ちゃんに隠し事はしない。
それが2人の約束。

美雨は父ちゃんが買ってくれたピンクの水筒を失くしたこと、
そして隠してたことを謝ります。

「そう言えば、父ちゃんはどうだったの?」

「どうだったって、何が?」

「病院だよ。検査の結果」

「それはその。。。何でも、なかった」

「どこも悪くなかったの?」

「うん、しょうゆうこと」

「良かった」


娘のことも忘れてしまったら、この先どうやって生きて行くのか…
嘘をつくと言うより、気持ちの整理がつかないでしょうね。

ある日突然、思わぬ病魔に襲われる恐怖。
トヨエツの演技に見入ってしまうほど迫真でした。
成長した?ヾ(゚∇゚*)コヤクカ

雨の中、橋の上でずぶ濡れになって立ちすくむ美雨。
あのシーンは作り過ぎな感じがしたんですけど…
お天気が良かったせいとか?ヾ(゚∇゚*)キツネノヨメイリ


この夏、最も泣けるんだろか。。。
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