2013年09月12日
『Woman』 最終回
エンドロールで流されるこれまでの映像を見てたら、
色々ありましたね~('▽'*)。。oO
人生のほんの一部って、
こんな感じにハイスピードで流れてしまうものなのかも。
死ぬ前に走馬灯を見るような瞬間?
『Mother』の最終回を思い出してました。
当時のレビューを読むと今でも泣ける。
泣きながら書いてたことも思い出しますもん。
ず~っとテンション下がらずの、大満足の最終回でしたからねぇ。。。
今回も毎週引き込まれてましたけどね…
違和感が減点ヾ(゚∇゚*)オイ
それが母の原点(笑)
タイトルが逆の方がしっくり来たりして。。。
序盤で「母」としての心が読めなかった紗千に違和感で、
小春の病気や栞の罪を知ってからの変化は、
田中裕子さんの名演技に救われたよう。
驚くような過去に期待してしまった自分のせい。
小春や子供たちを拒否し続けたことに納得できないまま、
紗千のあまりにも違いすぎる変わりように、何で?って。
小春を無視して栞だけを守ろうとしたり、
今度は栞を突き放して小春にだけ笑顔を見せるようになったり。
そりゃもう紗千が小春の手を握るシーンには泣きましたよ。
「小春。。。また会えて良かった」ですもん(・・、)
でも…
同じ娘なんだもの、同じように接すればいいだけなのに、何で?って。
結局、紗千と言う人も不器用な母だったってことなんですかねぇ。。。
植杉家の円居せんの中、栞が訪れた時、
それだけでも寂しく辛い立場の娘に、
紗千の敢えてそう見せることで考えさせられる。
「ご飯食べてる?眠れてる?
今日だけはゆっくり寝なさい」
今日だけは?
普通はわざわざ言わないでしょうに。
「あなたはもう、一生許されないの。
栞。。。あなたの人生は終わったものと思いなさい」って、
そこまで言ったぐらいですからね。
強い母と言うか、真っすぐと言うか、要領悪いと言うか。
小春の居ないところでも誠心誠意気遣っている様子が、
田中さん上手し!
「適合したら。。。その時だけ、妹だと思って下さい。
お願いします。。。病院に行って来ます」
自分のことを「妹」だとは思ってくれてない小春への罪滅ぼし。
適合しなければもう完全に赤の他人で生きて行く道しかない。
妹だと認めてくれると言うことは、
骨髄移植を受け入れてくれると言うこと。。。
小春は紗千に気持ちを伝えます。
そこに栞が居ることを分かっていて。
「私。。。許せるかどうか分かりません。
でもこんな風にも思うんです。
子供達がいつか、知るかもしれない。
私、その時、子供達に彼女のことを憎んで欲しくないって。
信さんを好きな気持ちで誰かを憎むとか。。。
人を大事に思う気持ちが。。。
それが。。。憎む気持ちに変わる。
それが辛いです。。。
伝えて下さい。
”検査受けてくれて、ありがとう。手術の時は、よろしくお願いします”
私の妹に伝えて下さい。
”あなたのお陰で生きられる。あなたも生きて下さい”」
そう言えたのも信さんの言葉があったから。。。
『人生に答えなんかないんだって。
生きてる限り、色んなことがあるけど、答えは出ないし、
人は、最後のページを読むことはできないんだと思う。
最後のページを読むのは、子供達なんだ。
僕と小春が生きて来た答えを見つけるのは、子供達なんだよ。
いつか、僕達が居なくなった後、子供達が僕達が生きて綴った人生を読む。
僕達の人生を子供達が読んでくれる。
その時、子供達がその本を、う~んその答えを こう
胸に抱いてくれるように、もらえるように、そのために生きる。
できるだけ誠実に、できるだけ一生懸命。
子供達に恥ずかしくないように。
そうやって続いて行く。
子供達は、子供達の子供達に向けて。
子供達の子供達は子供達の子供達の子供達に向けて。
そうやって読み継がれて行く』
この言葉を聞きながら店のお客様を思い出したせいもあってか、
ちょっとキレイ事に思えてしまったんですよねぇ。。。
自分が死んだ時に残された人たちのことを考えると、
洋服も捨てられないって。
タグがついたままの物も着て貰おうと思ってタンスにしまったまま。
「死んだら(お金を)持って行けないから使って行けばいい」
なんて言いますけど、使えないと言うより…
「これしか残ってないのか」って思われるのが嫌らしい。
子供に残してやりたい気持より、見栄に驚いたり。
嫁が着るわけないのに…
服なんて簡単に捨てられちゃうよΩ\ζ゜)チーン
子供達に恥ずかしくないように。。。
お金を残したい人も居る。
そうやって続いて行っても、
残らないからあら不思議(笑)
使い切ろう 残せばケンカの もとになる ヾ(゚∇゚*)ナンノコッチャ
望海の絵日記を上手く使って見せて来ましたね~。
日付で時の流れも分かりやすい。
小学1年生にしては…絵のタッチはキレイ事で許そう(笑)
《7月10日 はれ。
きょう ひとりででんしゃに のりました。
おおつきえきでおかあさんにあいました。
おかあさんがなきました。
とうきょうのおうちにかえって
3にんではなびをしました》
《7月13日 はれ。
きょうおかあさんのおかあさんのおうちにいきました。
おかあさんとおかあさんのおかあさんが
ちくわのチャーハンのことで大ゲンカをしました》
《8月4日 はれ。
きょうからおかあさんのおかあさんのおうちにすみました。
おうちにはにわがありました。
わたしはこのにわをみたときのことを
いっしょうわすれないとおもいます》
《9月11日 はれときどきあめ。
にわにコスモスがさきました。
まどいせんをしました。
「まどいせん」というのは
かぞくみんななかよしのことです》
小春が望海の絵日記を読んだのはここまで。
紗千と小春が何でもない昔話をする。
心を開いて本当の親子になれた夜。
「私大きくなった?」 小春
「なった」 紗千
「ず~っと見せたかったんだよ。。。大きくなったの」
「。。。」 小春の手を握る紗千
「。。。思い出があったから大きくなったの。
子供って。。。思い出で大きくなれるの。。。
私達ずっと結ばれてた訳じゃないけど。。。
離れ離れだったけど。。。
代わる代わる。。。渡し合うみたいに、続いてたんだと思う。
あや取りみたいに。
だからねぇ、望海が、陸が、
いつか、そう思ってくれたらいいな~って思いながら、
いつも 手握ってる。
お母さんが握っててくれたみたいに、握ってる」
「。。。小春」
「ん?」
「また会えて良かった。。。良かった。。。
いい一日だった」
「。。。ただいま」
「。。。お帰り」
手を握る母の手を握り返し、
子供のように甘えながら母の昔話を聞く小春。
♪遠き山に日は落ちて~が涙を誘う(・・、)
《10月9日 くもり。
おかあさんがにゅういんするまえのひ
おかあさんとわたしとおとうとで
かんらんしゃにのりました》
《11月3日 はれ。
びょういんにいきました。
おばあちゃんがおかあさんのかみのけを
みじかくきりました》
「おかあさんのおかあさん」が「おばあちゃん」に変わったことで、
子供たちの目にも仲良し親子に映ってるんでしょうねぇ。
《11月30日 はれ。
おばあちゃんとし~ちゃんといっしょに
びょういんにいきました。
し~ちゃんがおかあさんに
えをプレゼントしました》
みんなの笑顔が浮かぶよう。
栞が元気に働く姿からも、希望を感じましたねぇ。。。
《12月5日 あめのちはれ。
よるながれぼしがみえました。
おとうととふたりでおかあさんのことを
おねがいしました》
《12月31日 くもり。
ナマケモノさんとおばあちゃんと
おとうとといっしょに
じょやのかねをききました》
《2月3日 あめ。
ナマケモノさんとおばあちゃんと
おとうとといっしょに
まめまきをしました》
《4月10日 はれ。
おかあさんがかえってきました》
完
あの頃には考えもしなかった、
円居せん(まどいせん)をする日がやって来ようとは。。。
罪を償うってことは、
被害者側の気持ちが一番で、
加害者側のその思いが伝わらない限り、
どれだけ頭を下げたって、お金を積んだって、死んだって、
償うことはできないんですね。
小春が病気にならなければ、
子供が居なければ、
信さんの思いを理解しようとしなければ、
円居せんでみんなが笑える日は来なかった。
人を憎み続けて生きるって疲れますよね。
何もいいことなんて待ってないし。
でも人を許すって簡単じゃない。
そんなこと分かってるから、
どうしたら楽になれるかって模索し続ける。
新しい何か、忘れられる何かを頼る方向ではなく、
加害者とは切るに切れない状態を作り出すと言う、
今回の坂元さんも凄いな~って思いました。
『Mother』では子役の名演技に毎回泣かされましたけど、
『Woman』は、母性について毎回考えさせられましたね~。
やっぱ逆でしょ、タイトル。
今は、もう陸に会えないことが一番寂しいかも~。。。
「エスカルゴってな~にぃ?」o(≧∇≦)oカワイイ
陸だけシーンのDVDってな~ぃ?
陸は人間の子です。人間の4歳です。
青柳さん家の男の子です。
笑うといいです。めちゃいいです。
陸の可愛いのところです。
100円ショップで名前覚えられたの。
ボク借金まみれなの~(ノ∇≦*)
ナマケモノさんが電話する横で、
うん、うんって頷くのが上手いです。
ワニのぬいぐるみはトトロです。
臭いキノコ~!
不味いキノコ~!
こそ泥キノコってな~にぃ?
なぞなぞ分っかりませ~ん┐(≧∇≦)┌
陸を探して下さい。
次のドラマまで見たいの待てないのところです(笑)
応援ありがとうございます。
色々ありましたね~('▽'*)。。oO
人生のほんの一部って、
こんな感じにハイスピードで流れてしまうものなのかも。
死ぬ前に走馬灯を見るような瞬間?
『Mother』の最終回を思い出してました。
当時のレビューを読むと今でも泣ける。
泣きながら書いてたことも思い出しますもん。
ず~っとテンション下がらずの、大満足の最終回でしたからねぇ。。。
今回も毎週引き込まれてましたけどね…
違和感が減点ヾ(゚∇゚*)オイ
それが母の原点(笑)
タイトルが逆の方がしっくり来たりして。。。
序盤で「母」としての心が読めなかった紗千に違和感で、
小春の病気や栞の罪を知ってからの変化は、
田中裕子さんの名演技に救われたよう。
驚くような過去に期待してしまった自分のせい。
小春や子供たちを拒否し続けたことに納得できないまま、
紗千のあまりにも違いすぎる変わりように、何で?って。
小春を無視して栞だけを守ろうとしたり、
今度は栞を突き放して小春にだけ笑顔を見せるようになったり。
そりゃもう紗千が小春の手を握るシーンには泣きましたよ。
「小春。。。また会えて良かった」ですもん(・・、)
でも…
同じ娘なんだもの、同じように接すればいいだけなのに、何で?って。
結局、紗千と言う人も不器用な母だったってことなんですかねぇ。。。
植杉家の円居せんの中、栞が訪れた時、
それだけでも寂しく辛い立場の娘に、
紗千の敢えてそう見せることで考えさせられる。
「ご飯食べてる?眠れてる?
今日だけはゆっくり寝なさい」
今日だけは?
普通はわざわざ言わないでしょうに。
「あなたはもう、一生許されないの。
栞。。。あなたの人生は終わったものと思いなさい」って、
そこまで言ったぐらいですからね。
強い母と言うか、真っすぐと言うか、要領悪いと言うか。
小春の居ないところでも誠心誠意気遣っている様子が、
田中さん上手し!
「適合したら。。。その時だけ、妹だと思って下さい。
お願いします。。。病院に行って来ます」
自分のことを「妹」だとは思ってくれてない小春への罪滅ぼし。
適合しなければもう完全に赤の他人で生きて行く道しかない。
妹だと認めてくれると言うことは、
骨髄移植を受け入れてくれると言うこと。。。
小春は紗千に気持ちを伝えます。
そこに栞が居ることを分かっていて。
「私。。。許せるかどうか分かりません。
でもこんな風にも思うんです。
子供達がいつか、知るかもしれない。
私、その時、子供達に彼女のことを憎んで欲しくないって。
信さんを好きな気持ちで誰かを憎むとか。。。
人を大事に思う気持ちが。。。
それが。。。憎む気持ちに変わる。
それが辛いです。。。
伝えて下さい。
”検査受けてくれて、ありがとう。手術の時は、よろしくお願いします”
私の妹に伝えて下さい。
”あなたのお陰で生きられる。あなたも生きて下さい”」
そう言えたのも信さんの言葉があったから。。。
『人生に答えなんかないんだって。
生きてる限り、色んなことがあるけど、答えは出ないし、
人は、最後のページを読むことはできないんだと思う。
最後のページを読むのは、子供達なんだ。
僕と小春が生きて来た答えを見つけるのは、子供達なんだよ。
いつか、僕達が居なくなった後、子供達が僕達が生きて綴った人生を読む。
僕達の人生を子供達が読んでくれる。
その時、子供達がその本を、う~んその答えを こう
胸に抱いてくれるように、もらえるように、そのために生きる。
できるだけ誠実に、できるだけ一生懸命。
子供達に恥ずかしくないように。
そうやって続いて行く。
子供達は、子供達の子供達に向けて。
子供達の子供達は子供達の子供達の子供達に向けて。
そうやって読み継がれて行く』
この言葉を聞きながら店のお客様を思い出したせいもあってか、
ちょっとキレイ事に思えてしまったんですよねぇ。。。
自分が死んだ時に残された人たちのことを考えると、
洋服も捨てられないって。
タグがついたままの物も着て貰おうと思ってタンスにしまったまま。
「死んだら(お金を)持って行けないから使って行けばいい」
なんて言いますけど、使えないと言うより…
「これしか残ってないのか」って思われるのが嫌らしい。
子供に残してやりたい気持より、見栄に驚いたり。
嫁が着るわけないのに…
服なんて簡単に捨てられちゃうよΩ\ζ゜)チーン
子供達に恥ずかしくないように。。。
お金を残したい人も居る。
そうやって続いて行っても、
残らないからあら不思議(笑)
使い切ろう 残せばケンカの もとになる ヾ(゚∇゚*)ナンノコッチャ
望海の絵日記を上手く使って見せて来ましたね~。
日付で時の流れも分かりやすい。
小学1年生にしては…絵のタッチはキレイ事で許そう(笑)
《7月10日 はれ。
きょう ひとりででんしゃに のりました。
おおつきえきでおかあさんにあいました。
おかあさんがなきました。
とうきょうのおうちにかえって
3にんではなびをしました》
《7月13日 はれ。
きょうおかあさんのおかあさんのおうちにいきました。
おかあさんとおかあさんのおかあさんが
ちくわのチャーハンのことで大ゲンカをしました》
《8月4日 はれ。
きょうからおかあさんのおかあさんのおうちにすみました。
おうちにはにわがありました。
わたしはこのにわをみたときのことを
いっしょうわすれないとおもいます》
《9月11日 はれときどきあめ。
にわにコスモスがさきました。
まどいせんをしました。
「まどいせん」というのは
かぞくみんななかよしのことです》
小春が望海の絵日記を読んだのはここまで。
紗千と小春が何でもない昔話をする。
心を開いて本当の親子になれた夜。
「私大きくなった?」 小春
「なった」 紗千
「ず~っと見せたかったんだよ。。。大きくなったの」
「。。。」 小春の手を握る紗千
「。。。思い出があったから大きくなったの。
子供って。。。思い出で大きくなれるの。。。
私達ずっと結ばれてた訳じゃないけど。。。
離れ離れだったけど。。。
代わる代わる。。。渡し合うみたいに、続いてたんだと思う。
あや取りみたいに。
だからねぇ、望海が、陸が、
いつか、そう思ってくれたらいいな~って思いながら、
いつも 手握ってる。
お母さんが握っててくれたみたいに、握ってる」
「。。。小春」
「ん?」
「また会えて良かった。。。良かった。。。
いい一日だった」
「。。。ただいま」
「。。。お帰り」
手を握る母の手を握り返し、
子供のように甘えながら母の昔話を聞く小春。
♪遠き山に日は落ちて~が涙を誘う(・・、)
《10月9日 くもり。
おかあさんがにゅういんするまえのひ
おかあさんとわたしとおとうとで
かんらんしゃにのりました》
《11月3日 はれ。
びょういんにいきました。
おばあちゃんがおかあさんのかみのけを
みじかくきりました》
「おかあさんのおかあさん」が「おばあちゃん」に変わったことで、
子供たちの目にも仲良し親子に映ってるんでしょうねぇ。
《11月30日 はれ。
おばあちゃんとし~ちゃんといっしょに
びょういんにいきました。
し~ちゃんがおかあさんに
えをプレゼントしました》
みんなの笑顔が浮かぶよう。
栞が元気に働く姿からも、希望を感じましたねぇ。。。
《12月5日 あめのちはれ。
よるながれぼしがみえました。
おとうととふたりでおかあさんのことを
おねがいしました》
《12月31日 くもり。
ナマケモノさんとおばあちゃんと
おとうとといっしょに
じょやのかねをききました》
《2月3日 あめ。
ナマケモノさんとおばあちゃんと
おとうとといっしょに
まめまきをしました》
《4月10日 はれ。
おかあさんがかえってきました》
完
あの頃には考えもしなかった、
円居せん(まどいせん)をする日がやって来ようとは。。。
罪を償うってことは、
被害者側の気持ちが一番で、
加害者側のその思いが伝わらない限り、
どれだけ頭を下げたって、お金を積んだって、死んだって、
償うことはできないんですね。
小春が病気にならなければ、
子供が居なければ、
信さんの思いを理解しようとしなければ、
円居せんでみんなが笑える日は来なかった。
人を憎み続けて生きるって疲れますよね。
何もいいことなんて待ってないし。
でも人を許すって簡単じゃない。
そんなこと分かってるから、
どうしたら楽になれるかって模索し続ける。
新しい何か、忘れられる何かを頼る方向ではなく、
加害者とは切るに切れない状態を作り出すと言う、
今回の坂元さんも凄いな~って思いました。
『Mother』では子役の名演技に毎回泣かされましたけど、
『Woman』は、母性について毎回考えさせられましたね~。
やっぱ逆でしょ、タイトル。
今は、もう陸に会えないことが一番寂しいかも~。。。
「エスカルゴってな~にぃ?」o(≧∇≦)oカワイイ
陸だけシーンのDVDってな~ぃ?
陸は人間の子です。人間の4歳です。
青柳さん家の男の子です。
笑うといいです。めちゃいいです。
陸の可愛いのところです。
100円ショップで名前覚えられたの。
ボク借金まみれなの~(ノ∇≦*)
ナマケモノさんが電話する横で、
うん、うんって頷くのが上手いです。
ワニのぬいぐるみはトトロです。
臭いキノコ~!
不味いキノコ~!
こそ泥キノコってな~にぃ?
なぞなぞ分っかりませ~ん┐(≧∇≦)┌
陸を探して下さい。
次のドラマまで見たいの待てないのところです(笑)
応援ありがとうございます。
2013年09月05日
『Woman』 第10話
まさかここで、あのサラリーマンが出て来るなんて(*゚0゚)
事故後に相当苦しんで来た栞とは対照的な見せ方が巧み~。
「俺のせいじゃないよ」
信の背中を押したサラリーマンに対しての怒りより、
それが普通かもって、忘れようとするだろうって、
4年の月日がそうさせるだろうに栞は…って、
要領よく生きられない側の辛さを見せつけられた感じ。
本当に弱い人間は逃げるのも簡単で、
強い人間はそれが出来ないせいで苦しむ。。。
どうしても栞のことを憎み切れずに見て来たんですが、
これまで見え難かった真意が見えてホッと出来ましたよ。
本当は誰よりも人間らしかったのかもしれない栞。
同級生が言ってた「一番人の気持ちが分かる子」って言葉を確信した。
してしまった罪は別として、どうすることが償いなのか…
考えさせられる回でした。
「青柳信さんのこと、忘れられなかった。
会いたい。。。青柳信さんに会いたい。会いたい。会いたい。会いたい」
屋上へ続く非常階段で言うもんだから、心配しちゃった~。
死にたい。消えたい。死にたい。死にたい。。。
ってもがいてた栞に変化が。
これまでとはまた違う表情が見事で、二階堂ちゃんの演技にまた感心。
健太郎が川へ落ちたのは、しーちゃんのせいじゃない(笑)
お母さんが長袖ばっかり着てること。
「丈夫に産んでやれなくて」ってどういうことだろう。
ここにもまた、普通(平凡)じゃない子が居る…
子供たちに心配をかけまいとして、
病気のことを話さない母心も分かりますが、
望海のようなタイプの子には余計に心配をかけてしまうんですねぇ。
病院内で見た重篤患者に母親を重ね恐怖を感じた望海。
他愛もない会話を必死に続ける望海と、
それをしっかり受け止める小春。
ギュッとしたり、手を繋いだりするだけでいい。
そんなセリフのないシーンの方が涙が出て来ちゃう。
それは小春を見守ってくれる澤村先生も立ち入ることはできない領域で、
それでも子供優先で治療のことを考えてくれてる、いい先生です。
「患者を止める自信はあるけど、母親を止める自信はないよ」
って言うか、陸がたまらなく可愛くて~。
これまで以上の今回の活躍に、集中力を阻む(笑)
「哲学ってな~にぃ?」
「シングルマザーってな~にぃ?」
ナニナニ攻撃もよその子だと可愛いのか。チガウカ
「ぼく借金まみれなの~」o(≧∇≦)oサイコー
ゲームで良かったね♪
臭いキノコ~に不味いキノコ~!
陸はキノコ嫌いか(笑)
こそ泥キノコってな~にぃ?
やめられないキノコシリーズしりとり(≧∇≦)ノ彡バンバン
川の字になって病気の話をする青柳親子のほのぼのシーンも、
陸に釘付けで集中できまてん!
陸の台本ト書きには何て書いてあるんだろうとか、
どこでどう演技するって教えられてるんだろうって、
本当のお母さんの言う事聞いてるのかなぁって思ってしまうほど、
流れを分かってる自然な演技が素晴らしい。
あの笑顔だけでも十分なのに、ちゃんと演じてる4歳児に驚き。
洗濯物も畳みます…いや畳めまてん(笑)
そして遊び始めるのも寝転ぶタイミングも、お母さんトントンも演技?
しかし洗濯物が…
どんだけタオルばっかり使う家族だヾ(゚∇゚*)エェヤン
病気のことを隠してたこと、嘘をついてたことを子供たちに謝る小春。
「いいよ」って、陸がまたナイス返事~(ノ∇≦*)ヾ(゚∇゚*)ドンダケー
「お母さん、好きなことが出来なかったなんて思わない。
お母さん、シングルマザーだなんて思わない。
うちは、3人家族だよ」
望海が他のお母さんと比べて思ったこと。
小学1年生にはしては本当にしっかりさんすぎて、
現実離れを感じる場面は多々あるものの、
母親に対してそういう思いを抱いたことはありましたしねぇ。
それを我慢してるとか犠牲になってるって思わないのが母親なんですね。
スイカの端っこを食べる常も、
バームクーヘンを薄く切ってしまう当然も。。。
うちの母親が「食べやぁ食べやぁ」って、
高級マスクメロンを孫より私に取っておくのも(笑)
親だからこその愛情(-人-)アリガタヤ
特にうちの母親は、子供命で育て生きて来た人ですからねぇ。
決して要領のいい人ではない分、同情する。
心配かけたくない。
普通のお母さんで居たかったって思うのは、
やっぱり、お母さんだから。。。
お母さんになると、お母さんのお母さんの気持ちが少し分かる。
望海や陸も、どんな大人に育って行くんだろう('▽'*)。。oO
3人でじゃれ合うシーンを見ながら、
お母さんが一番いい、こんな頃が一番いいって泣けて来ちゃうのも、
そんなこんな思い出や経験がそうさせるのねぇ(・・、)
今回の紗千は栞に甘ちゃんではなく、
言葉にも力が入ってて、その覚悟も伝わりました。
「楽になることを、選んだらダメなの。
もうね、あなたも、私も、それは選べないの。
小春が生きようとしてるのに。。。」
人生をやり直させてあげたいと言った健太郎。
でもそれはムリだと言う現実を栞に話す紗千。
亡くなった人に謝っても聞こえない。
残された人に尽くしても届くはずない。
取り返しのつかない、掛け替えのないもの、命は戻らないものだから。
「あなたはもう、一生許されないの。
栞。。。あなたの人生は終わったものと思いなさい」
ここまで言えないですね~。
紗千も変わった。
その気持ちが栞にも伝わった。
今自分にできることは何か、病院へ足が向いた栞の決意は、
許しにはならなくても、きっかけになるはず。
それは小春の気持ち次第。
しーちゃんは悪い子じゃないんだから。。。
最終回へ
応援ありがとうございます。
事故後に相当苦しんで来た栞とは対照的な見せ方が巧み~。
「俺のせいじゃないよ」
信の背中を押したサラリーマンに対しての怒りより、
それが普通かもって、忘れようとするだろうって、
4年の月日がそうさせるだろうに栞は…って、
要領よく生きられない側の辛さを見せつけられた感じ。
本当に弱い人間は逃げるのも簡単で、
強い人間はそれが出来ないせいで苦しむ。。。
どうしても栞のことを憎み切れずに見て来たんですが、
これまで見え難かった真意が見えてホッと出来ましたよ。
本当は誰よりも人間らしかったのかもしれない栞。
同級生が言ってた「一番人の気持ちが分かる子」って言葉を確信した。
してしまった罪は別として、どうすることが償いなのか…
考えさせられる回でした。
「青柳信さんのこと、忘れられなかった。
会いたい。。。青柳信さんに会いたい。会いたい。会いたい。会いたい」
屋上へ続く非常階段で言うもんだから、心配しちゃった~。
死にたい。消えたい。死にたい。死にたい。。。
ってもがいてた栞に変化が。
これまでとはまた違う表情が見事で、二階堂ちゃんの演技にまた感心。
健太郎が川へ落ちたのは、しーちゃんのせいじゃない(笑)
お母さんが長袖ばっかり着てること。
「丈夫に産んでやれなくて」ってどういうことだろう。
ここにもまた、普通(平凡)じゃない子が居る…
子供たちに心配をかけまいとして、
病気のことを話さない母心も分かりますが、
望海のようなタイプの子には余計に心配をかけてしまうんですねぇ。
病院内で見た重篤患者に母親を重ね恐怖を感じた望海。
他愛もない会話を必死に続ける望海と、
それをしっかり受け止める小春。
ギュッとしたり、手を繋いだりするだけでいい。
そんなセリフのないシーンの方が涙が出て来ちゃう。
それは小春を見守ってくれる澤村先生も立ち入ることはできない領域で、
それでも子供優先で治療のことを考えてくれてる、いい先生です。
「患者を止める自信はあるけど、母親を止める自信はないよ」
って言うか、陸がたまらなく可愛くて~。
これまで以上の今回の活躍に、集中力を阻む(笑)
「哲学ってな~にぃ?」
「シングルマザーってな~にぃ?」
ナニナニ攻撃もよその子だと可愛いのか。チガウカ
「ぼく借金まみれなの~」o(≧∇≦)oサイコー
ゲームで良かったね♪
臭いキノコ~に不味いキノコ~!
陸はキノコ嫌いか(笑)
こそ泥キノコってな~にぃ?
やめられないキノコシリーズしりとり(≧∇≦)ノ彡バンバン
川の字になって病気の話をする青柳親子のほのぼのシーンも、
陸に釘付けで集中できまてん!
陸の台本ト書きには何て書いてあるんだろうとか、
どこでどう演技するって教えられてるんだろうって、
本当のお母さんの言う事聞いてるのかなぁって思ってしまうほど、
流れを分かってる自然な演技が素晴らしい。
あの笑顔だけでも十分なのに、ちゃんと演じてる4歳児に驚き。
洗濯物も畳みます…いや畳めまてん(笑)
そして遊び始めるのも寝転ぶタイミングも、お母さんトントンも演技?
しかし洗濯物が…
どんだけタオルばっかり使う家族だヾ(゚∇゚*)エェヤン
病気のことを隠してたこと、嘘をついてたことを子供たちに謝る小春。
「いいよ」って、陸がまたナイス返事~(ノ∇≦*)ヾ(゚∇゚*)ドンダケー
「お母さん、好きなことが出来なかったなんて思わない。
お母さん、シングルマザーだなんて思わない。
うちは、3人家族だよ」
望海が他のお母さんと比べて思ったこと。
小学1年生にはしては本当にしっかりさんすぎて、
現実離れを感じる場面は多々あるものの、
母親に対してそういう思いを抱いたことはありましたしねぇ。
それを我慢してるとか犠牲になってるって思わないのが母親なんですね。
スイカの端っこを食べる常も、
バームクーヘンを薄く切ってしまう当然も。。。
うちの母親が「食べやぁ食べやぁ」って、
高級マスクメロンを孫より私に取っておくのも(笑)
親だからこその愛情(-人-)アリガタヤ
特にうちの母親は、子供命で育て生きて来た人ですからねぇ。
決して要領のいい人ではない分、同情する。
心配かけたくない。
普通のお母さんで居たかったって思うのは、
やっぱり、お母さんだから。。。
お母さんになると、お母さんのお母さんの気持ちが少し分かる。
望海や陸も、どんな大人に育って行くんだろう('▽'*)。。oO
3人でじゃれ合うシーンを見ながら、
お母さんが一番いい、こんな頃が一番いいって泣けて来ちゃうのも、
そんなこんな思い出や経験がそうさせるのねぇ(・・、)
今回の紗千は栞に甘ちゃんではなく、
言葉にも力が入ってて、その覚悟も伝わりました。
「楽になることを、選んだらダメなの。
もうね、あなたも、私も、それは選べないの。
小春が生きようとしてるのに。。。」
人生をやり直させてあげたいと言った健太郎。
でもそれはムリだと言う現実を栞に話す紗千。
亡くなった人に謝っても聞こえない。
残された人に尽くしても届くはずない。
取り返しのつかない、掛け替えのないもの、命は戻らないものだから。
「あなたはもう、一生許されないの。
栞。。。あなたの人生は終わったものと思いなさい」
ここまで言えないですね~。
紗千も変わった。
その気持ちが栞にも伝わった。
今自分にできることは何か、病院へ足が向いた栞の決意は、
許しにはならなくても、きっかけになるはず。
それは小春の気持ち次第。
しーちゃんは悪い子じゃないんだから。。。
最終回へ
応援ありがとうございます。
2013年08月29日
『Woman』 第9話
「お母さん」
この言葉のパワーってスゴイと思う。
男だってね、お母さんから生まれて来るんですから(笑)
母は強し!の『Woman』ですが、
これこそ『Mother』のタイトルがピッタリだと思わせた今回。
観覧車のシーンも懐かしく思い出しちゃいましたねぇ('▽'*)。。oO
台所でのシーンには号泣。2度目も(T_T)
きっと3度目も泣いちゃう。。。
まるで、あやとりの赤い糸が見えるように、
それが2人を結ぶ赤い糸のようで見事でしたわぁ。
舟とダイヤモンドって言うんですね~、知りませんでした。
「最後はホウキだよね」って、横で呟いた上の娘。
それさえ憶えてない私だから…
小さかった頃の小春をよ~く憶えてる紗千に感心する。
信さんが食べた晩御飯を忘れないところも。
やっぱりこの人の愛情はハンパない。。。
普通なら、普通に親子で立つ台所なのに…
これがまた、キッチンと呼ぶような今式な感じじゃない演出がイイ。
子供だった小春が母親と会話するキッチンからは、
団地住まいのような間取りを想像したんですけど、
貧乏生活やDV夫が暴れる悲惨な家庭とは程遠い空間でした。
紗千がどんな思いで娘を置いて家を出たのか…
今なら分かる気がします。
台所で遠慮しながら夕飯の支度をする母と娘。
一つ一つの動きがゆっくり丁寧に描かれて、
煮魚と焼き魚の適当な会話もなるほど~ってほのぼのと。
また我が身と合わせて思い出したりして…
「あの子たち、サバ食べてたわよ」 紗千の言葉
自分が作らない”年寄りの食べ物”を娘たちが喜んで食べたことを聞き、
複雑な気持ちになる嫁の立場は娘とは違うけど(笑)
嫁姑ではないのに…
近くて遠い距離感の2人の会話に、もどかしい。。。
「私、覚えてるのは、
人は死んだらどうなるの?って。
それはすごく、毎晩考えてました」 小春
「私は、お星さまになるのよって答えたの」 紗千
「今だったら何て答えますか?」
「えっ?」
「どうなるんですか?どこに行くんですか?」
「あなたはそんなことにはなりません。
絶対に、そんなことはありません」
丈夫に産んでやれなかったことを詫びる母心から、涙腺ヤバし(・・、)
「私ね。。。返事して」
「何?」
「子供達居なかったら、別にいいやって思ってたと思うの。。。返事して」
「うん」
「それぐらい許せないんだよ。
あなたのことも、あなたの娘のことも、許せないんだよ」
「うん」
「それはねぇ。。。一生、一生なの!
そんな人達に頼らなきゃいけない自分も許せないの」
「うん」
「ねぇ」
「うん」
「嫌なんだよ」 紗千の左肩を押す小春
「うん」
「許せないんだよ」 ♪遠き山に日は落ちてはヤバし(・・、)
「うん」
「助けてよ」 (/_;)
「うん」
「許せないんだよ」 何度も紗千の左肩を叩いて言う小春
「うん」
「助けてよ!」
「うん」 その腕を握り返事を返す紗千
「ねぇ」
「うん」
「お母さん。。。お母さん!。。。お母さん。ゥゥゥゥ」 抱きしめ背中をさする紗千
こうしたかった娘。
ずっとこうしてやりたかった母。。。
ダメだ~。
何度でも泣けちゃう。・゚・(*ノД`*)・゚・。
お星さまには絶対にならないと誓った小春でした。
初めて呼んだ”お母さん”の胸で泣いた小春。
命を助けてってことじゃない。
今まで一人で全て頑張ってやって来た。
子供たちが居なかったら頑張る必要なんてなかった。
一番に頼りたい人なのに…
それが許されない、許せなかった母に抱きしめて貰った小春。
もう感情のコントロールなんて出来ない。
素直な気持ちで泣けたんでしょうねぇ(/_;)
自分も母親だから。。。
望海と陸の「お母さん」って呼ぶ声を重ね見せワザも見事です。
炊飯器のアラーム音を入れるあたりも見事で、
それが我が家と同じで嬉しびっくりだったり~♪
健太郎が栞の罪を知るシーンも見事でした。
セリフで見せない手腕には脱帽。
こういう時は父親ですね~。
栞に会いに行った健太郎のカンカン帽姿にスイカ…
何てハマッてるんだ。
小林薫さん、見事すぎる!
「小春ちゃんに、ちゃんと謝ろうか。
ずっと聴いてたってことは、そういう気持ちある訳だろ?
償い、分かるか?
できるかどうか別だよ。その、償い」
父から手渡されたipodを川へ投げ捨てた栞。
それが答え。
もう自分のことを良い子だと思ってくれる人は居なくなってしまった。。。
家を売って償いをしようと話す父に、
他人事のように笑顔を見せる栞。
「何の話?」
「償いの話だよ」
「フッ」
「し~ちゃん。お父さん、面白い話何もしてないよ。
し~ちゃん分かるか?お父さんの声、聞こえてるか?
し~ちゃんのしたことは、人の命を、分かるか?
世の中で、一番悪い人は、自分のしたことを分かってない人だよ。
お父さんもそうだった。何も分かってなかった。
し~ちゃんがどこで何をしていたのか、何も分かってなかった。
分かったか?命を奪ったんだよ?
小さな、軽はずみな気持ちが、誰かの大切な、
誰かにとって大切な命を奪ってしまったんだよ!
反省の仕方分かるか?
後悔の仕方分かるか?
償いの仕方分かるか?
信くんは、望海ちゃんの4歳の誕生日を祝ってない。
陸くんの顔を、見たこともない。
分かるか?
この手が、彼の人生、断ち切ったんだよ。
途中で断ちきったんだよ!
しーちゃん、家に帰ろう」
黙って行ってしまう栞を追いかけながら足を踏み外し、川へ落ちた健太郎。
予告で救急車に運ばれる様子では、夜でしたよねぇ。。。
しーちゃん(||゚Д゚)コワイコワイ
母親が何かの病気なんだと知って、耐えながらも涙が止まらない望海。
「お母さん、病気なの?(・・、)」
子供の頃の自分を思い出し…ってまたどんだけ昔だ。
死んだらどうなるんだろうって、
布団の中で涙が止まらなかったことを憶えてるんですけど、
人間は…自分はいつか死ぬ。
死んだら母親と別れることを想像して泣いたんですよねぇ。
昼寝から起きたら家には誰も居なかった…
と言う恐怖心からの妄想だと思われ(笑)
今は…
母親が死んだら後悔することばかりだろうって想像する毎日。
『あまちゃん』の夏ばっぱと春子を見てるせいだべ。
小春が住んでたアパートで児童相談所に通報したおばさんや、
今回の生活保護申請者への「花を買っていた」目撃通報とか。
弱者目線でのドラマ視聴者としては、ヒドイ人たちに映る区民(市民)も、
育児放棄や虐待、不正受給者がはびこる現実を考えると、
どちらが正義の味方なのか分からなくなりますね。
『24時間テレビ』がボランティアなのか否か…
それとは違う問題か。
世の中、弱い者で食ってる奴らが居るのも現実か。
『あまちゃん』見て、ほっこりしでぇな。
世の中みんな北三陸の人たちならえがったのに♪
第10話へ
応援ありがとうございます。
この言葉のパワーってスゴイと思う。
男だってね、お母さんから生まれて来るんですから(笑)
母は強し!の『Woman』ですが、
これこそ『Mother』のタイトルがピッタリだと思わせた今回。
観覧車のシーンも懐かしく思い出しちゃいましたねぇ('▽'*)。。oO
台所でのシーンには号泣。2度目も(T_T)
きっと3度目も泣いちゃう。。。
まるで、あやとりの赤い糸が見えるように、
それが2人を結ぶ赤い糸のようで見事でしたわぁ。
舟とダイヤモンドって言うんですね~、知りませんでした。
「最後はホウキだよね」って、横で呟いた上の娘。
それさえ憶えてない私だから…
小さかった頃の小春をよ~く憶えてる紗千に感心する。
信さんが食べた晩御飯を忘れないところも。
やっぱりこの人の愛情はハンパない。。。
普通なら、普通に親子で立つ台所なのに…
これがまた、キッチンと呼ぶような今式な感じじゃない演出がイイ。
子供だった小春が母親と会話するキッチンからは、
団地住まいのような間取りを想像したんですけど、
貧乏生活やDV夫が暴れる悲惨な家庭とは程遠い空間でした。
紗千がどんな思いで娘を置いて家を出たのか…
今なら分かる気がします。
台所で遠慮しながら夕飯の支度をする母と娘。
一つ一つの動きがゆっくり丁寧に描かれて、
煮魚と焼き魚の適当な会話もなるほど~ってほのぼのと。
また我が身と合わせて思い出したりして…
「あの子たち、サバ食べてたわよ」 紗千の言葉
自分が作らない”年寄りの食べ物”を娘たちが喜んで食べたことを聞き、
複雑な気持ちになる嫁の立場は娘とは違うけど(笑)
嫁姑ではないのに…
近くて遠い距離感の2人の会話に、もどかしい。。。
「私、覚えてるのは、
人は死んだらどうなるの?って。
それはすごく、毎晩考えてました」 小春
「私は、お星さまになるのよって答えたの」 紗千
「今だったら何て答えますか?」
「えっ?」
「どうなるんですか?どこに行くんですか?」
「あなたはそんなことにはなりません。
絶対に、そんなことはありません」
丈夫に産んでやれなかったことを詫びる母心から、涙腺ヤバし(・・、)
「私ね。。。返事して」
「何?」
「子供達居なかったら、別にいいやって思ってたと思うの。。。返事して」
「うん」
「それぐらい許せないんだよ。
あなたのことも、あなたの娘のことも、許せないんだよ」
「うん」
「それはねぇ。。。一生、一生なの!
そんな人達に頼らなきゃいけない自分も許せないの」
「うん」
「ねぇ」
「うん」
「嫌なんだよ」 紗千の左肩を押す小春
「うん」
「許せないんだよ」 ♪遠き山に日は落ちてはヤバし(・・、)
「うん」
「助けてよ」 (/_;)
「うん」
「許せないんだよ」 何度も紗千の左肩を叩いて言う小春
「うん」
「助けてよ!」
「うん」 その腕を握り返事を返す紗千
「ねぇ」
「うん」
「お母さん。。。お母さん!。。。お母さん。ゥゥゥゥ」 抱きしめ背中をさする紗千
こうしたかった娘。
ずっとこうしてやりたかった母。。。
ダメだ~。
何度でも泣けちゃう。・゚・(*ノД`*)・゚・。
お星さまには絶対にならないと誓った小春でした。
初めて呼んだ”お母さん”の胸で泣いた小春。
命を助けてってことじゃない。
今まで一人で全て頑張ってやって来た。
子供たちが居なかったら頑張る必要なんてなかった。
一番に頼りたい人なのに…
それが許されない、許せなかった母に抱きしめて貰った小春。
もう感情のコントロールなんて出来ない。
素直な気持ちで泣けたんでしょうねぇ(/_;)
自分も母親だから。。。
望海と陸の「お母さん」って呼ぶ声を重ね見せワザも見事です。
炊飯器のアラーム音を入れるあたりも見事で、
それが我が家と同じで嬉しびっくりだったり~♪
健太郎が栞の罪を知るシーンも見事でした。
セリフで見せない手腕には脱帽。
こういう時は父親ですね~。
栞に会いに行った健太郎のカンカン帽姿にスイカ…
何てハマッてるんだ。
小林薫さん、見事すぎる!
「小春ちゃんに、ちゃんと謝ろうか。
ずっと聴いてたってことは、そういう気持ちある訳だろ?
償い、分かるか?
できるかどうか別だよ。その、償い」
父から手渡されたipodを川へ投げ捨てた栞。
それが答え。
もう自分のことを良い子だと思ってくれる人は居なくなってしまった。。。
家を売って償いをしようと話す父に、
他人事のように笑顔を見せる栞。
「何の話?」
「償いの話だよ」
「フッ」
「し~ちゃん。お父さん、面白い話何もしてないよ。
し~ちゃん分かるか?お父さんの声、聞こえてるか?
し~ちゃんのしたことは、人の命を、分かるか?
世の中で、一番悪い人は、自分のしたことを分かってない人だよ。
お父さんもそうだった。何も分かってなかった。
し~ちゃんがどこで何をしていたのか、何も分かってなかった。
分かったか?命を奪ったんだよ?
小さな、軽はずみな気持ちが、誰かの大切な、
誰かにとって大切な命を奪ってしまったんだよ!
反省の仕方分かるか?
後悔の仕方分かるか?
償いの仕方分かるか?
信くんは、望海ちゃんの4歳の誕生日を祝ってない。
陸くんの顔を、見たこともない。
分かるか?
この手が、彼の人生、断ち切ったんだよ。
途中で断ちきったんだよ!
しーちゃん、家に帰ろう」
黙って行ってしまう栞を追いかけながら足を踏み外し、川へ落ちた健太郎。
予告で救急車に運ばれる様子では、夜でしたよねぇ。。。
しーちゃん(||゚Д゚)コワイコワイ
母親が何かの病気なんだと知って、耐えながらも涙が止まらない望海。
「お母さん、病気なの?(・・、)」
子供の頃の自分を思い出し…ってまたどんだけ昔だ。
死んだらどうなるんだろうって、
布団の中で涙が止まらなかったことを憶えてるんですけど、
人間は…自分はいつか死ぬ。
死んだら母親と別れることを想像して泣いたんですよねぇ。
昼寝から起きたら家には誰も居なかった…
と言う恐怖心からの妄想だと思われ(笑)
今は…
母親が死んだら後悔することばかりだろうって想像する毎日。
『あまちゃん』の夏ばっぱと春子を見てるせいだべ。
小春が住んでたアパートで児童相談所に通報したおばさんや、
今回の生活保護申請者への「花を買っていた」目撃通報とか。
弱者目線でのドラマ視聴者としては、ヒドイ人たちに映る区民(市民)も、
育児放棄や虐待、不正受給者がはびこる現実を考えると、
どちらが正義の味方なのか分からなくなりますね。
『24時間テレビ』がボランティアなのか否か…
それとは違う問題か。
世の中、弱い者で食ってる奴らが居るのも現実か。
『あまちゃん』見て、ほっこりしでぇな。
世の中みんな北三陸の人たちならえがったのに♪
第10話へ
応援ありがとうございます。
2013年08月22日
『Woman』 第8話
あんなに振ったら崩れるってば…
と心配したケーキは無事でした。が!
喉を通らず、味も分からず。タイミング悪し。
「植杉さん、
ご存じだったんですか?
私の夫が事故に遭った理由」 小春
…
「前にも話したでしょ?
梨を私があげて。その通りなの。
私の責任なの。…
あの子は関係ないの!」 紗千
誤魔化そうとする紗千も良くないと思いますけど、
栞本人ではない母親を問い詰めても、
黙ってたことが罪なんだろうか。
普通は言えないでしょ。
怒りの矛先がそこへ向くのは、
少なからず紗千と栞の絆への嫉妬がそうさせるのか。
ナマケモノさんがそうであってもこうじゃなかったはずで。。。
「さっちゃん、色々言うけどさ、2人とも」
「2人とも私の娘です」
「認めるわけだ。認めるわけでしょ?」
「うん」
「だったら、どちらか選んだりしないでさ」
「選んでなんか」
これはどちらの娘にも丸分かりで、
選ばれない方も寂しいけど、
選ばれた方も重荷だったのねぇ。。。
栞がクラスで一番優しくて良い子だったって、
一番人の気持ちが分かる子だったって、
同級生の春菜に聞かされたために、
独りぼっちで悩んでた栞が可哀想で、
母親目線で紗千の気持ちが分かるし、
紗千に抱きしめられる栞を見て泣けちゃったのに…
「もう過ぎたことなんだよ」
栞が父親にそう言った真意が、ラストで見えたどんでん返し。
家を出て行った娘の、毛布の匂いを嗅ぐ母。
眠る我が子の手と手を握り締め頬を寄せる母。
子供が一番。
「怖いぐらい楽しかった」 望海
「人生で、いっちばん楽しかった」 陸(笑)
子供が楽しいことが幸せ。
親の言う事を聞く良い子が「幸せ」なんじゃない。
親の所有物じゃないって、よく言いますけど、
親離れと子離れのタイミングって重要ですね。
「し~ちゃん、もう二十歳だよ」
「二十歳だから何よ」
「独り立ちしたいんだよ。
さっちゃんはもう、十分にあの子を育てた。
一番の子育ては、親はもう必要ないって、子供が思うことだよ」
昨日お店の男性客と話したばかりだったんですけど、
高校生になった息子に構い過ぎる妻を止めてもダメだって。
上のお姉ちゃん2人にはそんなことないのに、
末っ子で男の子って違うみたいです。
息子が嫌がるほどでも黙ってられないんですもんね。
分かっちゃいるけどやめられない♪ス~ダラホイ(笑)
お祭りが楽しくて喜ぶ子供たちの笑顔に癒やされ救われる。
怒りや意地は置いといて紗千にお礼を言える小春って偉い。
ただ、病気の話を聞いて貰うタイミングが悪かったために、
家を出て行った栞のことでパニック状態の紗千には通じない。
「どうして今、そんな話をするかなぁ」
あの子のせいじゃなのに…
罪の意識に出て行った娘が不憫でたまらない。
「あなたはどうして居るの?
どうしてあなたが居るの?
栞は居なくなったのに。
あなたはどうしてここに居るの?って聞いてるの!」
…
「私は望海と陸の母親です。
あの子達が大人になるまで一緒に生きていたいだけの母親です。
私達ここに居るしかないんです。
お願いします」
許すも責めるもない小春。
抱きつき泣く紗千。
「娘に、また捨てられちゃったぁ」。。。
栞はいつも何を聴いてたんだろう…
と思ってたら『BELIEVE』♪
栞の部屋で聴く望海と陸。
それはお父さんの好きな歌。
病院で澤村医師から説明を受ける紗千のBGMに…
上手く繋げて来ましたね~。
私は下の娘の卒業式までリンクして泣けて来ちゃいましたけど(・・、)
これからお世話になる親戚の真希ちゃんと、
牛丼屋に入った栞。
「初めて食べた」
「元気そうじゃない」
「だって、やっと逃げ出せたんだもん」
「何かあったの?」
「忘れた。フフ」
笑顔で牛丼を頬張る栞に、
涙を返せ~(ノ゚ο゚)ノ
もう過ぎたことだって意味は…
どうにもならないことだから忘れようってことで、
自由を手に入れた清々しい笑顔って…
そう言うことなのね~。
お姉ちゃんとバトンタッチしたかったのかも。。。
どちらも、紗千の娘。
我を取り戻すと病気の娘のため、
捨て身の覚悟で適合検査を受ける母・紗千でしたが…
ドナーは栞の方に決まりだって、
信~じ~てる~。
人生、全てタイミング(-ノ-)/Ωチーン
第9話へ
応援ありがとうございます。
と心配したケーキは無事でした。が!
喉を通らず、味も分からず。タイミング悪し。
「植杉さん、
ご存じだったんですか?
私の夫が事故に遭った理由」 小春
…
「前にも話したでしょ?
梨を私があげて。その通りなの。
私の責任なの。…
あの子は関係ないの!」 紗千
誤魔化そうとする紗千も良くないと思いますけど、
栞本人ではない母親を問い詰めても、
黙ってたことが罪なんだろうか。
普通は言えないでしょ。
怒りの矛先がそこへ向くのは、
少なからず紗千と栞の絆への嫉妬がそうさせるのか。
ナマケモノさんがそうであってもこうじゃなかったはずで。。。
「さっちゃん、色々言うけどさ、2人とも」
「2人とも私の娘です」
「認めるわけだ。認めるわけでしょ?」
「うん」
「だったら、どちらか選んだりしないでさ」
「選んでなんか」
これはどちらの娘にも丸分かりで、
選ばれない方も寂しいけど、
選ばれた方も重荷だったのねぇ。。。
栞がクラスで一番優しくて良い子だったって、
一番人の気持ちが分かる子だったって、
同級生の春菜に聞かされたために、
独りぼっちで悩んでた栞が可哀想で、
母親目線で紗千の気持ちが分かるし、
紗千に抱きしめられる栞を見て泣けちゃったのに…
「もう過ぎたことなんだよ」
栞が父親にそう言った真意が、ラストで見えたどんでん返し。
家を出て行った娘の、毛布の匂いを嗅ぐ母。
眠る我が子の手と手を握り締め頬を寄せる母。
子供が一番。
「怖いぐらい楽しかった」 望海
「人生で、いっちばん楽しかった」 陸(笑)
子供が楽しいことが幸せ。
親の言う事を聞く良い子が「幸せ」なんじゃない。
親の所有物じゃないって、よく言いますけど、
親離れと子離れのタイミングって重要ですね。
「し~ちゃん、もう二十歳だよ」
「二十歳だから何よ」
「独り立ちしたいんだよ。
さっちゃんはもう、十分にあの子を育てた。
一番の子育ては、親はもう必要ないって、子供が思うことだよ」
昨日お店の男性客と話したばかりだったんですけど、
高校生になった息子に構い過ぎる妻を止めてもダメだって。
上のお姉ちゃん2人にはそんなことないのに、
末っ子で男の子って違うみたいです。
息子が嫌がるほどでも黙ってられないんですもんね。
分かっちゃいるけどやめられない♪ス~ダラホイ(笑)
お祭りが楽しくて喜ぶ子供たちの笑顔に癒やされ救われる。
怒りや意地は置いといて紗千にお礼を言える小春って偉い。
ただ、病気の話を聞いて貰うタイミングが悪かったために、
家を出て行った栞のことでパニック状態の紗千には通じない。
「どうして今、そんな話をするかなぁ」
あの子のせいじゃなのに…
罪の意識に出て行った娘が不憫でたまらない。
「あなたはどうして居るの?
どうしてあなたが居るの?
栞は居なくなったのに。
あなたはどうしてここに居るの?って聞いてるの!」
…
「私は望海と陸の母親です。
あの子達が大人になるまで一緒に生きていたいだけの母親です。
私達ここに居るしかないんです。
お願いします」
許すも責めるもない小春。
抱きつき泣く紗千。
「娘に、また捨てられちゃったぁ」。。。
栞はいつも何を聴いてたんだろう…
と思ってたら『BELIEVE』♪
栞の部屋で聴く望海と陸。
それはお父さんの好きな歌。
病院で澤村医師から説明を受ける紗千のBGMに…
上手く繋げて来ましたね~。
私は下の娘の卒業式までリンクして泣けて来ちゃいましたけど(・・、)
これからお世話になる親戚の真希ちゃんと、
牛丼屋に入った栞。
「初めて食べた」
「元気そうじゃない」
「だって、やっと逃げ出せたんだもん」
「何かあったの?」
「忘れた。フフ」
笑顔で牛丼を頬張る栞に、
涙を返せ~(ノ゚ο゚)ノ
もう過ぎたことだって意味は…
どうにもならないことだから忘れようってことで、
自由を手に入れた清々しい笑顔って…
そう言うことなのね~。
お姉ちゃんとバトンタッチしたかったのかも。。。
どちらも、紗千の娘。
我を取り戻すと病気の娘のため、
捨て身の覚悟で適合検査を受ける母・紗千でしたが…
ドナーは栞の方に決まりだって、
信~じ~てる~。
人生、全てタイミング(-ノ-)/Ωチーン
第9話へ
応援ありがとうございます。
2013年08月15日
『Woman』 第7話
信が忘れて行った手紙を預かってると言う、
土産物屋の店主・津川(すわ親治)って、
ドリフターズのメンバーで喋らない人ですよね~!
『飛べ!孫悟空』で、馬だった人(笑)
いい感じに役者さんになってたんですね~。
何と62歳になってる(*゚0゚)
『Mother』でも、室蘭の漁師役で出演してたなんて。。。
「あそこで書いとった。
帰りのバス乗り遅れそうになってなぁ、
せっかく書いたのに忘れて行きよった。
捨てようかと思ったが、ちょっと読んでみたら、
あっ、すまんが、ちょっと読んでみた。
そしたら。。。
1人で読んだ方がいい」
4年前、信が小春に宛てた手紙には、
故郷の山梨に帰って来たことが書かれていました。
《あの人に会うために》。。。
その村に居たのは15歳まで。
そして8歳から10歳まで1人暮らしをしていたこと、
そのことが周囲にバレないように生活をしていたこと、
あの人との約束だったから。。。
東京からの仕送りが途絶え、
そんな時に助けてくれたのが郵便屋さんの宮前さん(田中要次)。
入院中の病院へお見舞いに…
「何だよ、お前親父になったのかよ~」
「はい」
「あ~。。。ハァ。良かったな。死なねぇで」
「はい」
「最近も見かけたけど、あの人は今でもキレイだよ」
「そうですか」
「シングルマザーにしても、息子に生命保険 入れて」
「宮前さん!プリン 。プリン食べて」
「うん」
「僕も逃げましたから。
結局。。。あの人置いて逃げましたから」
「バ~カ。。。
生きてて良かっな。
生きて親父になったんだから」
「。。。か、家族、できました」
涙を拭きながら手紙を読む小春。
信は壮絶な少年期を過ごして来たんですね。
生まれて初めての「家族」をどれだけ大切に思ってたか、
3人で晩御飯を食べる…
そんなことが幸せ。
小春と望海、そしてお腹の中の陸との家族団欒。
あの事故を悔やんでも悔やみ切れないけれど、
人生は逆回転できないもんね。。。
あ~最終バスに乗り遅れたら良かったのにぃ。
あの人に会いに行った信。
鍵のかかったドア横の窓から覗くと目に止まったのは、
空き缶に挿してある花と、オレンジ色のマフラー。
ファストフード店で働く母・静恵(神野三鈴)に会いに行く信。
客と店員の会話をし、コーヒーを受け取り立ち去ろうとすると…
「ねぇ。。。家で待ってなさい」
鍵を手渡され戸惑いながらも部屋で待つ。
息子だって気づいてたんじゃん(*゚0゚)
気を利かせて買って来た花瓶を差し出すと…
褒めたり喜んだりする親ではありません。
「地デジ」知ってる?」
「えっ?」
「地デジ。もうすぐ テレビ映らなくなるのよ。
花瓶ってことないでしょう。
せめてテレビ買ってよ」
「。。。」
「え?いくら持ってんの?」
「。。。1万3000円。。。えっと603円です」
「フッ。 バカにしてんの?」
「すいません」
1万円を頂戴すると、
信の家族のことには全く興味はなく、
パートのお金も酒代に消えるだけの生活なのか、
生命保険を解約すればそこそこあるだろうと、
金の無心をする鬼母。
「私だって別にあなたにそういうつもりで入れた訳じゃ」
「あっでも、イヤじゃなかったので、
イヤじゃなかったのであなたにそう言われた時も」
「私酔ってた時でしょ?」
「はい」
「酔ってたのよ~。
酔ってなかったらあんなこと言わないわよ。冗談よ。
1人で子供を育てたら、誰だってあぁなるのよ。
あなたの女房だって、あなた居なくて1人になれば。。。
私みたいになるのよ」
それでもお母ちゃんのことが好きだった。
お母ちゃんの楽しいのが僕の楽しいのだったから。
お母ちゃんの封筒の住所の字を見るのが幸せだったから。
泣いても悲しんでも、
生きてただけ。。。不幸とは思わなかった現実。
「気持に寄り添うこと、悲しみに寄り添うこと、
丁寧に、心を込めて生きること、子供らに伝えます。。。
お母ちゃん。。。ありがとう。
僕は元気です。。。元気で」
疲れて酔って寝てしまった母親に語りかけた信。
それをじっと聞いていた静恵の、
鬼の目にも涙が救いだったかも。
オレンジ色のマフラーを電気のヒモに付けていたのも、
信への思い、母の愛だと思いたい。。。
同時に小春親子のことを考えていた信。
何とかならないものか、2人を仲直りさせるには…
《僕は小春ちゃんと、小春ちゃんのお母さんと一緒に、
ご飯が食べたいです。
なので今から小春ちゃんのお母さんに会いに行こうと思います。
会って話します。
…
きっと上手く行く。
何もかも上手く、そんな予感がして、仕方ないんです》
手紙を抱きしめ、泣く小春。
その手紙の字と言葉から、
子供たちにもお父さんを感じてもらいたいと思い、
望海に読ませます。それを一緒に聞いてる陸…
可愛い♪
信が食べた晩御飯が何だったのかを電話で訊ねる小春に紗千は、
もう憶えてないと言いながら…
「大したものじゃないのよ。
ご飯。豆ご飯と、あさりのお味噌汁。
カレイの煮つけ。
キュウリとササミを、お酢であえたのと、
なすとレンコンを煮たの。
あと、ご飯の後、梨をむいたわ」
それから色んな話をしたことを思い出し…
信が話してくれることに頷きながら聞き入る紗千は、
小春がどんな大人になってるのか想像を膨らませます。
健康そうで幸せそうで良かった。
安堵の母の顔。。。
田中裕子さんの表情の魅せ方がスゴイ。
「もしもし?」
「。。。それだけです」
「ありがとうございます」
「切ります。はい」
必死で感情を押し殺す母心に泣けて来る(・・、)
栞はどうして喋ってしまったんだろう。。。
「…手紙に」
「読んだんですか?」
「望海ちゃんが漢字教えてって」
「私、お姉ちゃんと仲良くしたい」
「はい」
「紙読んで、泣いたんです。
そうなんだぁと思って泣いたんです。
お姉ちゃん、旦那さん亡くなって、
それでも強く乗り越えてるなって思うし、
望海ちゃん達もお父さんいないのに頑張ってて偉いなって思うし。
普通、家族死んだら」
「信さんは死んだんじゃないから。
生きたの。生きただけなの」
「私も反省して。。。苦しくて。。。
ちゃんと、ちゃんとして、言わなきゃって思って。。。
あの日」
言わなくていいってー(ノ゚ο゚)ノ シオリー
その頃紗千はケーキ屋さんで、
普通のケーキを4つと、
カエルとライオンのケーキを2つ、買っているところで…
小春は割れたグラスで怪我して、
血が止まらなくなっちゃうーって心配で(*゚0゚)ヤメテー
「私が電車で青柳信さんを痴漢だって言いました。
私がウソをついたからあぁいうことになりました。
青柳信さん優しい人でした。
私のこと心配してくれて。。。優しくしてくれて」
「うっ うぅ」 堪える小春
「だから手紙のこと分かるって言うか、
幸せだったんだなって」
「うっ うぅ」
「ごめんなさい。。。ごめんなさい。
ごめんなさい。。。。ごめんなさい」
栞を掴み…
「ごめんなさい。ごめんなさい…。
お母さんがこういう風に育てたの!ごめんなさい」
押し倒し…
「何で?何で?」
「ごめんなさい」
「何で!」
「お母さんどうしたの?」
「望海ダメ! 来ちゃダメ!
割れてるからダメ!
裸足ダメ!」
仲良くしたいなら黙っててよ~。
焦って言うタイミングじゃないでしょうが~┐(´-`)┌
自分が楽になりたくて?
自分を育てた母親が悪いって?
だから同情して許して下さいごめんなさいって?
栞の骨髄が適合しそうな予感がして、仕方ないんです。。。
第8話へ
応援ありがとうございます。
土産物屋の店主・津川(すわ親治)って、
ドリフターズのメンバーで喋らない人ですよね~!
『飛べ!孫悟空』で、馬だった人(笑)
いい感じに役者さんになってたんですね~。
何と62歳になってる(*゚0゚)
『Mother』でも、室蘭の漁師役で出演してたなんて。。。
「あそこで書いとった。
帰りのバス乗り遅れそうになってなぁ、
せっかく書いたのに忘れて行きよった。
捨てようかと思ったが、ちょっと読んでみたら、
あっ、すまんが、ちょっと読んでみた。
そしたら。。。
1人で読んだ方がいい」
4年前、信が小春に宛てた手紙には、
故郷の山梨に帰って来たことが書かれていました。
《あの人に会うために》。。。
その村に居たのは15歳まで。
そして8歳から10歳まで1人暮らしをしていたこと、
そのことが周囲にバレないように生活をしていたこと、
あの人との約束だったから。。。
東京からの仕送りが途絶え、
そんな時に助けてくれたのが郵便屋さんの宮前さん(田中要次)。
入院中の病院へお見舞いに…
「何だよ、お前親父になったのかよ~」
「はい」
「あ~。。。ハァ。良かったな。死なねぇで」
「はい」
「最近も見かけたけど、あの人は今でもキレイだよ」
「そうですか」
「シングルマザーにしても、息子に生命保険 入れて」
「宮前さん!プリン 。プリン食べて」
「うん」
「僕も逃げましたから。
結局。。。あの人置いて逃げましたから」
「バ~カ。。。
生きてて良かっな。
生きて親父になったんだから」
「。。。か、家族、できました」
涙を拭きながら手紙を読む小春。
信は壮絶な少年期を過ごして来たんですね。
生まれて初めての「家族」をどれだけ大切に思ってたか、
3人で晩御飯を食べる…
そんなことが幸せ。
小春と望海、そしてお腹の中の陸との家族団欒。
あの事故を悔やんでも悔やみ切れないけれど、
人生は逆回転できないもんね。。。
あ~最終バスに乗り遅れたら良かったのにぃ。
あの人に会いに行った信。
鍵のかかったドア横の窓から覗くと目に止まったのは、
空き缶に挿してある花と、オレンジ色のマフラー。
ファストフード店で働く母・静恵(神野三鈴)に会いに行く信。
客と店員の会話をし、コーヒーを受け取り立ち去ろうとすると…
「ねぇ。。。家で待ってなさい」
鍵を手渡され戸惑いながらも部屋で待つ。
息子だって気づいてたんじゃん(*゚0゚)
気を利かせて買って来た花瓶を差し出すと…
褒めたり喜んだりする親ではありません。
「地デジ」知ってる?」
「えっ?」
「地デジ。もうすぐ テレビ映らなくなるのよ。
花瓶ってことないでしょう。
せめてテレビ買ってよ」
「。。。」
「え?いくら持ってんの?」
「。。。1万3000円。。。えっと603円です」
「フッ。 バカにしてんの?」
「すいません」
1万円を頂戴すると、
信の家族のことには全く興味はなく、
パートのお金も酒代に消えるだけの生活なのか、
生命保険を解約すればそこそこあるだろうと、
金の無心をする鬼母。
「私だって別にあなたにそういうつもりで入れた訳じゃ」
「あっでも、イヤじゃなかったので、
イヤじゃなかったのであなたにそう言われた時も」
「私酔ってた時でしょ?」
「はい」
「酔ってたのよ~。
酔ってなかったらあんなこと言わないわよ。冗談よ。
1人で子供を育てたら、誰だってあぁなるのよ。
あなたの女房だって、あなた居なくて1人になれば。。。
私みたいになるのよ」
それでもお母ちゃんのことが好きだった。
お母ちゃんの楽しいのが僕の楽しいのだったから。
お母ちゃんの封筒の住所の字を見るのが幸せだったから。
泣いても悲しんでも、
生きてただけ。。。不幸とは思わなかった現実。
「気持に寄り添うこと、悲しみに寄り添うこと、
丁寧に、心を込めて生きること、子供らに伝えます。。。
お母ちゃん。。。ありがとう。
僕は元気です。。。元気で」
疲れて酔って寝てしまった母親に語りかけた信。
それをじっと聞いていた静恵の、
鬼の目にも涙が救いだったかも。
オレンジ色のマフラーを電気のヒモに付けていたのも、
信への思い、母の愛だと思いたい。。。
同時に小春親子のことを考えていた信。
何とかならないものか、2人を仲直りさせるには…
《僕は小春ちゃんと、小春ちゃんのお母さんと一緒に、
ご飯が食べたいです。
なので今から小春ちゃんのお母さんに会いに行こうと思います。
会って話します。
…
きっと上手く行く。
何もかも上手く、そんな予感がして、仕方ないんです》
手紙を抱きしめ、泣く小春。
その手紙の字と言葉から、
子供たちにもお父さんを感じてもらいたいと思い、
望海に読ませます。それを一緒に聞いてる陸…
可愛い♪
信が食べた晩御飯が何だったのかを電話で訊ねる小春に紗千は、
もう憶えてないと言いながら…
「大したものじゃないのよ。
ご飯。豆ご飯と、あさりのお味噌汁。
カレイの煮つけ。
キュウリとササミを、お酢であえたのと、
なすとレンコンを煮たの。
あと、ご飯の後、梨をむいたわ」
それから色んな話をしたことを思い出し…
信が話してくれることに頷きながら聞き入る紗千は、
小春がどんな大人になってるのか想像を膨らませます。
健康そうで幸せそうで良かった。
安堵の母の顔。。。
田中裕子さんの表情の魅せ方がスゴイ。
「もしもし?」
「。。。それだけです」
「ありがとうございます」
「切ります。はい」
必死で感情を押し殺す母心に泣けて来る(・・、)
栞はどうして喋ってしまったんだろう。。。
「…手紙に」
「読んだんですか?」
「望海ちゃんが漢字教えてって」
「私、お姉ちゃんと仲良くしたい」
「はい」
「紙読んで、泣いたんです。
そうなんだぁと思って泣いたんです。
お姉ちゃん、旦那さん亡くなって、
それでも強く乗り越えてるなって思うし、
望海ちゃん達もお父さんいないのに頑張ってて偉いなって思うし。
普通、家族死んだら」
「信さんは死んだんじゃないから。
生きたの。生きただけなの」
「私も反省して。。。苦しくて。。。
ちゃんと、ちゃんとして、言わなきゃって思って。。。
あの日」
言わなくていいってー(ノ゚ο゚)ノ シオリー
その頃紗千はケーキ屋さんで、
普通のケーキを4つと、
カエルとライオンのケーキを2つ、買っているところで…
小春は割れたグラスで怪我して、
血が止まらなくなっちゃうーって心配で(*゚0゚)ヤメテー
「私が電車で青柳信さんを痴漢だって言いました。
私がウソをついたからあぁいうことになりました。
青柳信さん優しい人でした。
私のこと心配してくれて。。。優しくしてくれて」
「うっ うぅ」 堪える小春
「だから手紙のこと分かるって言うか、
幸せだったんだなって」
「うっ うぅ」
「ごめんなさい。。。ごめんなさい。
ごめんなさい。。。。ごめんなさい」
栞を掴み…
「ごめんなさい。ごめんなさい…。
お母さんがこういう風に育てたの!ごめんなさい」
押し倒し…
「何で?何で?」
「ごめんなさい」
「何で!」
「お母さんどうしたの?」
「望海ダメ! 来ちゃダメ!
割れてるからダメ!
裸足ダメ!」
仲良くしたいなら黙っててよ~。
焦って言うタイミングじゃないでしょうが~┐(´-`)┌
自分が楽になりたくて?
自分を育てた母親が悪いって?
だから同情して許して下さいごめんなさいって?
栞の骨髄が適合しそうな予感がして、仕方ないんです。。。
第8話へ
応援ありがとうございます。
2013年08月08日
『Woman』 第6話
「どんなに嫌いで憎んでる相手でも、適応する時はします。
どんなに愛情があっても、しない時はしないのと同じように」 澤村医師
子供たちのために生きる覚悟をした小春。
母親に病気の話をするしないとか、
骨髄移植が適合するかどうかより、
もし自分が倒れた時、
そこに子供たちしか居なかったら…
藍子の言葉の方が突き刺さったでしょうね。
病気になっても仕事はしなければならない。
子供たちを育てて行かなければならない。
自分より子供のことが心配。
でも自分が倒れてしまったら。。。
上杉家を頼るしかない。
部屋を1つ貸して欲しいと頭を下げる小春。
健太郎は大喜びするものの、
「部屋は空いてない」と断る紗千。
病気じゃなかったら、
頭を下げることはなかったのに。
栞が抱えた悩みを知らないままだったら、
断らずに済んだのに。
それは、エアコンを送ったことが証明してる。
栞とカラオケボックスに行く前の出来事。
この日から紗千は、
こっちの娘のために生きて行こうと誓ったのだから。。。
アパートの更新料を払おうとする紗千に、
断固として食い下がる小春でした。
「嫌です」
「嫌って何なの?」
「ここに住みたいんです」
「図々しいのね」
「はい。図々しいです。動きません」
「あなた、そういう人だった?」
何か違う。
母の勘じゃなくても分かる小春の態度。
「あなた、この間と言ってること違うじゃないの。
私のこと恨んでるみたいな」
「恨んでません!感謝しています」
「どうしてそんなウソ言うの?」
「ウソじゃありません」
「ウソよ」
「ウソじゃありません」
「そんなウソ言ってまでここに住む理由があるの?」
ホントは家族だと思ってないのに…
でも感謝の思いはウソじゃないはず。
それは母親に対する思いとは違っても。。。
澤村先生に実家に引っ越したことを告げると、
母に病気のことを話しても心配しないと思うと話す小春。
「…ズルしたんです。
ホントは家族だと思ってないのに、ウソついて同居を迫りました」
「でも、お子さんのためにでしょ?」
「子供にもウソついてます。ここが私達の家だって。
でもホントはそんなこと思ってません。
無料の託児所として利用してるんです」
”ズル”って言葉に、『あまちゃん』でもアキが言ってたことを思い出しました。
切羽詰まってます。。。
ズルじゃないよって言ってあげたい。
生き残るための手段の一つだと思えばいいんだもの。
頑張るだけじゃダメなこともある。
正義が勝つとは限らない世の中で、
要領良く生きなきゃ野たれ死ぬ。
意地を張っても仕方が無いと諦めるのも覚悟が要ります。
これって中々出来ないことですけど、
子供のために…って考えたら、
意地も見栄もプライドも何もない。
やるっきゃない。。。だから母は強し。
貧血で倒れた小春のために、
お粥を作ることに抵抗を感じさせない紗千。。。それが母の愛。
寝顔を見てつい手が伸びそうになったところで小春が目覚めると、
驚き慌てた紗千は土鍋を倒してしまう。
こぼれたご飯も気にせずありがたく頂く小春。
心配してくれてるとは思わずに。。。
♪遠き山に日は落ちて~
このBGMに、ただお粥を作る姿を見てるだけで泣けて来る(・・、)
庭があることを望海が喜んでると、紗千に話す小春。
ちゃんと現状を分かってるし、その先も考えてるしワガママも言わない子。
それどころか、言われなくてもちゃんと挨拶も出来る望海はしっかりさん。
「全然、私がちゃんと出来てないので。。。
あの子、そういうところあって」
「あなたにもそういうとこあったわ。。。
甘えない子だったけど」
母娘の会話に弱い(・・、)
そして信の話になると紗千は…
「申し訳ありません。
私があのコに梨を持たせたから。。。
そんな事故に遭いました。
私が梨を持たせたから、あなたの。。。大切な人を殺しました。
申し訳ありません」
「何でそんなこと言うんですか!?」
「ごめんなさい」 (/_;)
…
「そうね。
私とあなたは昔、母と娘だったけど。。。
そうね。ずっとこうなんでしょうね。
…
細かいことなの。
母親が娘を捨てたことに比べたら、細かいことなの。
許される理由にはなりません。
あなた、あの子達、捨てられる?
私には。。。それが。。。それが出来たの。出来たのよ」
「そうですね。
ずっとこうなんでしょうね。
私達は、昔、娘と母だったけど。
今は別々の。。。別々の場所で生きている2人の母親だから。
お互いのこと一番に思うことは、もうないんでしょうね」
エアコンもお粥も…
娘のことを心配するからこそ。
小春たちから信を奪ってしまったことも、
栞の罪は自分の責任。
栞を守るために鬼になると誓ったんですもん。
小春に優しくすることも許されないんでしょうし…
顔にも出さず冷血女に徹し、嫌ってくれたら幸いと我が娘に接する紗千。
母としてホント辛いと思います。
栞が生まれてなかったら、小春への思いはどうだったんだろう。。。
子供のことを一番に思うのが母親…だと信じてます。
小春が母のことを思うより、
紗千が小春を思うのは当たり前だと思ってるし、
それを見透かされないような態度を取る紗千が気の毒で、
何が2人の距離を縮めてくれるのか、期待して見守ります。
信が置き忘れたマフラーから、
どんな真実が見えて来るんでしょうね。。。
第7話へ
応援ありがとうございます。
どんなに愛情があっても、しない時はしないのと同じように」 澤村医師
子供たちのために生きる覚悟をした小春。
母親に病気の話をするしないとか、
骨髄移植が適合するかどうかより、
もし自分が倒れた時、
そこに子供たちしか居なかったら…
藍子の言葉の方が突き刺さったでしょうね。
病気になっても仕事はしなければならない。
子供たちを育てて行かなければならない。
自分より子供のことが心配。
でも自分が倒れてしまったら。。。
上杉家を頼るしかない。
部屋を1つ貸して欲しいと頭を下げる小春。
健太郎は大喜びするものの、
「部屋は空いてない」と断る紗千。
病気じゃなかったら、
頭を下げることはなかったのに。
栞が抱えた悩みを知らないままだったら、
断らずに済んだのに。
それは、エアコンを送ったことが証明してる。
栞とカラオケボックスに行く前の出来事。
この日から紗千は、
こっちの娘のために生きて行こうと誓ったのだから。。。
アパートの更新料を払おうとする紗千に、
断固として食い下がる小春でした。
「嫌です」
「嫌って何なの?」
「ここに住みたいんです」
「図々しいのね」
「はい。図々しいです。動きません」
「あなた、そういう人だった?」
何か違う。
母の勘じゃなくても分かる小春の態度。
「あなた、この間と言ってること違うじゃないの。
私のこと恨んでるみたいな」
「恨んでません!感謝しています」
「どうしてそんなウソ言うの?」
「ウソじゃありません」
「ウソよ」
「ウソじゃありません」
「そんなウソ言ってまでここに住む理由があるの?」
ホントは家族だと思ってないのに…
でも感謝の思いはウソじゃないはず。
それは母親に対する思いとは違っても。。。
澤村先生に実家に引っ越したことを告げると、
母に病気のことを話しても心配しないと思うと話す小春。
「…ズルしたんです。
ホントは家族だと思ってないのに、ウソついて同居を迫りました」
「でも、お子さんのためにでしょ?」
「子供にもウソついてます。ここが私達の家だって。
でもホントはそんなこと思ってません。
無料の託児所として利用してるんです」
”ズル”って言葉に、『あまちゃん』でもアキが言ってたことを思い出しました。
切羽詰まってます。。。
ズルじゃないよって言ってあげたい。
生き残るための手段の一つだと思えばいいんだもの。
頑張るだけじゃダメなこともある。
正義が勝つとは限らない世の中で、
要領良く生きなきゃ野たれ死ぬ。
意地を張っても仕方が無いと諦めるのも覚悟が要ります。
これって中々出来ないことですけど、
子供のために…って考えたら、
意地も見栄もプライドも何もない。
やるっきゃない。。。だから母は強し。
貧血で倒れた小春のために、
お粥を作ることに抵抗を感じさせない紗千。。。それが母の愛。
寝顔を見てつい手が伸びそうになったところで小春が目覚めると、
驚き慌てた紗千は土鍋を倒してしまう。
こぼれたご飯も気にせずありがたく頂く小春。
心配してくれてるとは思わずに。。。
♪遠き山に日は落ちて~
このBGMに、ただお粥を作る姿を見てるだけで泣けて来る(・・、)
庭があることを望海が喜んでると、紗千に話す小春。
ちゃんと現状を分かってるし、その先も考えてるしワガママも言わない子。
それどころか、言われなくてもちゃんと挨拶も出来る望海はしっかりさん。
「全然、私がちゃんと出来てないので。。。
あの子、そういうところあって」
「あなたにもそういうとこあったわ。。。
甘えない子だったけど」
母娘の会話に弱い(・・、)
そして信の話になると紗千は…
「申し訳ありません。
私があのコに梨を持たせたから。。。
そんな事故に遭いました。
私が梨を持たせたから、あなたの。。。大切な人を殺しました。
申し訳ありません」
「何でそんなこと言うんですか!?」
「ごめんなさい」 (/_;)
…
「そうね。
私とあなたは昔、母と娘だったけど。。。
そうね。ずっとこうなんでしょうね。
…
細かいことなの。
母親が娘を捨てたことに比べたら、細かいことなの。
許される理由にはなりません。
あなた、あの子達、捨てられる?
私には。。。それが。。。それが出来たの。出来たのよ」
「そうですね。
ずっとこうなんでしょうね。
私達は、昔、娘と母だったけど。
今は別々の。。。別々の場所で生きている2人の母親だから。
お互いのこと一番に思うことは、もうないんでしょうね」
エアコンもお粥も…
娘のことを心配するからこそ。
小春たちから信を奪ってしまったことも、
栞の罪は自分の責任。
栞を守るために鬼になると誓ったんですもん。
小春に優しくすることも許されないんでしょうし…
顔にも出さず冷血女に徹し、嫌ってくれたら幸いと我が娘に接する紗千。
母としてホント辛いと思います。
栞が生まれてなかったら、小春への思いはどうだったんだろう。。。
子供のことを一番に思うのが母親…だと信じてます。
小春が母のことを思うより、
紗千が小春を思うのは当たり前だと思ってるし、
それを見透かされないような態度を取る紗千が気の毒で、
何が2人の距離を縮めてくれるのか、期待して見守ります。
信が置き忘れたマフラーから、
どんな真実が見えて来るんでしょうね。。。
第7話へ
応援ありがとうございます。
2013年08月01日
『Woman』 第5話
家族って「さよなら」を言わない人達。。。
脚本の坂元さんって、
普通に使ってる日常言葉を拾って、その意味をグッと掘り下げて来ますね。
ふと『最高の離婚』を思い出してました。
心に残る会話の数々…
ほとんど忘れちゃうんですけどね~。
人は忘れるから生きて行けるんだもの、にんげんだもの(笑)
「結婚も離婚も、どちらも幸せになるためにすること」
なんてセリフも印象に残ってますね。
家族に対して「さよなら」って言ったことないなって。
またまた目からウロコ。
「”さよなら”って言いたくない人に出会った時、
人は結婚するのかなって思うんです。
”行って来ます” ”行ってらっしゃい”って言える家族を作るのかなって」 信
私の遠い記憶…
結婚した時に思ったのは「もう帰らなくてもいいんだ」ってこと。
デート後の別れを惜しんでる頃が一番幸せかも。
そんな気持ちがずっと続けばいいのに(笑)
そんな幸せが続くはずだった小春たちの不幸の始まりって何?
幸せな家族の運命っていつどうなるのか分からないですね。
たまたま自分たちは運良く生きてるんだって思う。
クーラーがないことよりも何よりも、
病気は勘弁してあげてよ~(ノ゚ο゚)ノ カミサマ~
「子供のために」と働いてる親も、
本当は何が子供のためなのか分からないで、
まずはお金のため…生活するためだから当然。
小春を担当する研修医の砂川藍子(谷村美月)は、
生活に困ってるのではなく、自分の夢(仕事)と子育ての両立ができず、
それは夫への不満へと変わり…
「俺、何かした?」 良祐
「してないよ。優しかったよ。
私が仕事と育児で寝込んだ時も、あなた言ってくれたもんね。
”大丈夫だよ。食べて帰るから”って。
そういう優しさ。
”俺のご飯作るの1回許してやったよ”って優しさ」 藍子
これには激しく共感しちゃいましたよ。
藍子の夫のように、
分からないんですよね。。。してるつもり。
言わなくても分かるでしょってことも出来なかったり、
それなのに妻の方を世間知らず扱いしたりして…
会社へ行ってる人は世間のことをどれだけ知ってるんですか?
主婦のネットワークを舐めたらいかんぜよー!
って言ってやりたいけど言わないけどね(笑)
遠い記憶で忘れられないことはいっぱいある。
私の脳内ネットワークが古い記憶を検索開始。。。
新婚当時、体調を崩して寝てた私を残し、
「俺は外で食べて来るからいいよ」って優しさ。
あ~この人を選んだのは間違いだったのか?
冷たいのとは違う。気づかないだけ。
それがバカこの~だべ(笑)
頼み事はどんなことでも嫌な顔をせずにしてくれるパパさん。
言ってもムダだと口チャックできるようになった私。
お互いに大人になれたかも。。。今頃だけど。
今を幸せに思えるのは、娘たちが居たから。
家族ってありがたいと思えるのもそう。
夫婦2人なら「家族」じゃなくて、「同居」だったかもしれない。
注:体験を基にうっぷんを晴らしてます(笑)
息子の心配をしない訳ではない藍子はネグレクトとも違って、
夫への信頼感が取り戻せれば修復可能なのかも。
自分がしたいことは譲れない前提で。
診察に行かなかった小春より、
赤の他人である小春に息子を平気で預ける藍子の非常識さはどうなの。
そんな母を察し、
涙を堪えて「行ってらっしゃい」と言った藍子の息子が健気で(・・、)
小春が子供たちに見せる心の余裕には毎度感心してしまう。
本当に強くて逞しい女性。。。真似できない。
甘えられる人が居ない、涙を見せない、病気を知られないように…
ってもう大変。
貧血で倒れ込んでも、会話の流れそのままに泳いで見せたりして、
子供たちに心配させないように頑張る小春。
でも母親の頑張りを知ってる望海は…
「我慢しないでいいよ」って(・・、)
お手伝いも出来るし、
お母さんの気持ちを察することも出来るし困らせないし、
思いやりのある子に成長したしっかりさん。
この子たちを残して死ねない。。。
母親として同じ思いで見てると泣けて来る。
何が辛いって、死ぬ怖さより子供を置いて行くこと。
そんな小春の思いを、診療時間外でありながら、
医師と言う立場を離れて聞いてくれた担当医の沢村(高橋一生)。
いい先生に出会えて良かった(・・、)
「あなたがお子さんを思うその気持があれば病気は治ります。
僕は全力で治療に当たります。
覚悟なさってください。
死ぬ覚悟じゃありませんよ。
生きる覚悟です。
よろしいですか? 青柳さん。。。お母さん」
看護師たちのヒソヒソ話と冷たい視線が気になって、
廊下で話す2人に集中できませんでしたよ。
電気を消したのもそう…
気づかせようとして店じまいの掃除を始める行為とか、
店側の気持ちも分からないでもない。
そこを敢えて気づかせないようにしてくれてることに気づいた時、
人は感動するんです(笑)
職務と言うよりも、人として…
看護師にあるまじきことを言って見せる現実もまた、
坂元さんらしい目の付けどころですかね。
スイカの端っこから食べる母親同様に、
自分のバームクーヘンを薄く切る小春の気持ちに共感しながら、
母親ってそうするよね~って…
今の私はダイエットのためだけど(笑)
第6話へ
応援ありがとうございます。
脚本の坂元さんって、
普通に使ってる日常言葉を拾って、その意味をグッと掘り下げて来ますね。
ふと『最高の離婚』を思い出してました。
心に残る会話の数々…
ほとんど忘れちゃうんですけどね~。
人は忘れるから生きて行けるんだもの、にんげんだもの(笑)
「結婚も離婚も、どちらも幸せになるためにすること」
なんてセリフも印象に残ってますね。
家族に対して「さよなら」って言ったことないなって。
またまた目からウロコ。
「”さよなら”って言いたくない人に出会った時、
人は結婚するのかなって思うんです。
”行って来ます” ”行ってらっしゃい”って言える家族を作るのかなって」 信
私の遠い記憶…
結婚した時に思ったのは「もう帰らなくてもいいんだ」ってこと。
デート後の別れを惜しんでる頃が一番幸せかも。
そんな気持ちがずっと続けばいいのに(笑)
そんな幸せが続くはずだった小春たちの不幸の始まりって何?
幸せな家族の運命っていつどうなるのか分からないですね。
たまたま自分たちは運良く生きてるんだって思う。
クーラーがないことよりも何よりも、
病気は勘弁してあげてよ~(ノ゚ο゚)ノ カミサマ~
「子供のために」と働いてる親も、
本当は何が子供のためなのか分からないで、
まずはお金のため…生活するためだから当然。
小春を担当する研修医の砂川藍子(谷村美月)は、
生活に困ってるのではなく、自分の夢(仕事)と子育ての両立ができず、
それは夫への不満へと変わり…
「俺、何かした?」 良祐
「してないよ。優しかったよ。
私が仕事と育児で寝込んだ時も、あなた言ってくれたもんね。
”大丈夫だよ。食べて帰るから”って。
そういう優しさ。
”俺のご飯作るの1回許してやったよ”って優しさ」 藍子
これには激しく共感しちゃいましたよ。
藍子の夫のように、
分からないんですよね。。。してるつもり。
言わなくても分かるでしょってことも出来なかったり、
それなのに妻の方を世間知らず扱いしたりして…
会社へ行ってる人は世間のことをどれだけ知ってるんですか?
主婦のネットワークを舐めたらいかんぜよー!
って言ってやりたいけど言わないけどね(笑)
遠い記憶で忘れられないことはいっぱいある。
私の脳内ネットワークが古い記憶を検索開始。。。
新婚当時、体調を崩して寝てた私を残し、
「俺は外で食べて来るからいいよ」って優しさ。
あ~この人を選んだのは間違いだったのか?
冷たいのとは違う。気づかないだけ。
それがバカこの~だべ(笑)
頼み事はどんなことでも嫌な顔をせずにしてくれるパパさん。
言ってもムダだと口チャックできるようになった私。
お互いに大人になれたかも。。。今頃だけど。
今を幸せに思えるのは、娘たちが居たから。
家族ってありがたいと思えるのもそう。
夫婦2人なら「家族」じゃなくて、「同居」だったかもしれない。
注:体験を基にうっぷんを晴らしてます(笑)
息子の心配をしない訳ではない藍子はネグレクトとも違って、
夫への信頼感が取り戻せれば修復可能なのかも。
自分がしたいことは譲れない前提で。
診察に行かなかった小春より、
赤の他人である小春に息子を平気で預ける藍子の非常識さはどうなの。
そんな母を察し、
涙を堪えて「行ってらっしゃい」と言った藍子の息子が健気で(・・、)
小春が子供たちに見せる心の余裕には毎度感心してしまう。
本当に強くて逞しい女性。。。真似できない。
甘えられる人が居ない、涙を見せない、病気を知られないように…
ってもう大変。
貧血で倒れ込んでも、会話の流れそのままに泳いで見せたりして、
子供たちに心配させないように頑張る小春。
でも母親の頑張りを知ってる望海は…
「我慢しないでいいよ」って(・・、)
お手伝いも出来るし、
お母さんの気持ちを察することも出来るし困らせないし、
思いやりのある子に成長したしっかりさん。
この子たちを残して死ねない。。。
母親として同じ思いで見てると泣けて来る。
何が辛いって、死ぬ怖さより子供を置いて行くこと。
そんな小春の思いを、診療時間外でありながら、
医師と言う立場を離れて聞いてくれた担当医の沢村(高橋一生)。
いい先生に出会えて良かった(・・、)
「あなたがお子さんを思うその気持があれば病気は治ります。
僕は全力で治療に当たります。
覚悟なさってください。
死ぬ覚悟じゃありませんよ。
生きる覚悟です。
よろしいですか? 青柳さん。。。お母さん」
看護師たちのヒソヒソ話と冷たい視線が気になって、
廊下で話す2人に集中できませんでしたよ。
電気を消したのもそう…
気づかせようとして店じまいの掃除を始める行為とか、
店側の気持ちも分からないでもない。
そこを敢えて気づかせないようにしてくれてることに気づいた時、
人は感動するんです(笑)
職務と言うよりも、人として…
看護師にあるまじきことを言って見せる現実もまた、
坂元さんらしい目の付けどころですかね。
スイカの端っこから食べる母親同様に、
自分のバームクーヘンを薄く切る小春の気持ちに共感しながら、
母親ってそうするよね~って…
今の私はダイエットのためだけど(笑)
第6話へ
応援ありがとうございます。
2013年07月25日
『Woman』 第4話
陸の名演技に涙(・・、)
黙々と食事する陸も、
迷子犬の貼り紙を見つけ、じっと見入る陸も、どれも可愛らしくて♪
大人目線の掲示板でも通り過ぎてしまう小春たちの目には止まらず…
犬が大好き以前に、その犬のことが気になって仕方ない様子。
「新しい子買って来たから」って、
平気で言える母親に育てられてる子供は、
「殺処分」の意味を分かってて平気で言える。
お金に困らない生活も困りものねぇ。。。
望海に「殺処分」が何か訊かれて、こちらもドキドキ…
「お母さんにも分からないなぁ」って答えた小春の、
時期尚早の判断はグーでした。
陸は4歳で、言葉が遅い。
「一度、知能テストを受けてみられたらどうですか」
託児所でのアドバイスと言うより、言葉が冷たい。
ファストフード店で栞を見つけた元クラスメイトの、意地悪な言葉。
「相変わらず気持ち悪いね」
戻りたくない、思い出したくない過去に怯える栞。
小春も要領のいい人間じゃないけど、
栞も不器用にしか生きられなくて、
母親に対しても無理を言わない子。
我慢の糸が切れたのがエアコンのせいだとしたら…
姉に対する嫉妬心が一番上位の感情で、
その人は母親に向いて欲しくない相手で。。。
「私、あの人苦手。苦手っていうか、嫌い。
暮らして行けないなら、うちに頼らないで、再婚すればいいと思う。
…
死んだんだよ。。。死んだ人だよ。
…
結構 バカだと思う。
ずっと1人で居るの?おかしいよね。後ろ向き過ぎでしょ。
新しい人好きになればいいのに。。。
じゃない?」
でも紗千は肯定もしなかった。
「そうは言ってもそうはいかないのよ。…
それはそんなに悪い生き方じゃないわ」
カラオケボックスで、お母さんに気晴らしして貰おうと思ってたのに。。。
怒りの矛先は…
食べきれない程の注文をする栞。
そして、褒めて育てられたことに対する母への責任転嫁へ。
「…何もできないくせに自己評価ばかり高いから
自意識ばかり強いからイジメられるの。
小学校の時も中学校の時も、ずっとイジメられてたんだよ。
…
1年の時、高校。
グループがあったの。5人とか6人の。
いつの間にか私もその中の一人で。
で、何をするかっていうと、
サラリーマンの人の手掴んで、
「この人痴漢です!」って言うの。ウソで。お金貰うために」
こう言う手口の事件が実際にもありましたね。
「痴漢です!」って言われたら、そうでなくても面倒なことになる。
間違いであっても間違われた男性の方が不運の始まりで…
会社でも家庭でも近所でも、エライ目に遭いますからね。間違いでも。
『それでもボクはやってない』のラストでの判決は衝撃的でしたもん。
そういうことなんですよ。
事実が真実とは限らないって。
理不尽な世の中で生きてるって。
温かい人間ばかりじゃないって。
そして要領のいい人間ばかりじゃないって。
幸せそうな笑顔への嫉妬。。。
信が家に来て、両親と楽しそうに食事しながら会話するのを聞いていた栞。
小春の好きな梨を持たせた母。
その後、信の後をつけ同じ電車に乗ったことを話します。
「あ~、こういう風に笑う人が居るんだ。
こういう風に笑う人が世の中には居るんだ。
幸せな人なんだろうな。
栞みたいな思いしたことないんだろうな。
こういう人達が、うちに来たら、栞どこに行けばいいんだろう。
もう行くとこないのにな。腹立つなって。。。
で、あの人の手、握ったの。掴んだの」
震えてたのは栞の手で、
自分のことよりも心配してくれてるようなだった信の顔…
泣きながら話す栞。
次の駅のホームで地面に抑えつけられ、殴られ蹴られ…
止めなきゃと思って前に出ようとしたら、
信の手から梨が転がり落ちた。
「そしたら、誰かが。。。逃げるな!って。
誰かが、背中ドンって押して。。。
線路に。。。電車に。。。
死にたい。。。消えたい。。。死にたい。。。」
思わず栞を平手打ちした紗千。
そして抱き締め、泣く2人。
この娘を守るため、口止めをした母。。。
「あの人」呼ばわりから「お姉ちゃん」に変わって行く心境の変化…
と言うより本当の気持ち、自責と姉への思い。
見事な見せ方でしたね~。
ちょっとしたことが、飛んでもないことになってしまい、
だからこそお姉ちゃんには幸せに暮らして欲しいはずなのに、
大好きなお母さんの気持ちがそっちへ向いてしまうことが怖い。
栞も悪い子じゃないのに、言えない苦しみに耐えて来たのは分かるけど、
「この人違います!」って言える勇気が欲しかったぁ。。。
母親って、自分より子供が優先。
「お母さんはいいわよ」って言葉に共感してしまう。
私もそうだけど、母親もいつもそうで、
何を食べたいか訊いても「何でもいいよ」が口グセ。
でもその瞬間、自分も子供に遠慮しちゃダメなのかもな~って反省しちゃう。
スイカだって、端っこから食べるでしょ(笑)
陸は知能検査を受けたら、
とんでもない記憶力ってことが判明したりして!
てか、陸を演じる髙橋來くんのセリフ覚えに驚き(・・、)
♪遠き山に日は落ちて~をバックに、
陸のブン捜索願いが涙をそそります。。。
「ブンを捜して下さい。
ブンは犬です。犬の3歳のです。
内村さんのお家の犬です。
色は白のとこがあります。
茶色のとこもあります。
白のとこは多いです。
尻尾があります。
鼻のは黒いです。
ヒゲがあります。
耳が、折れています。
可愛いのところです。
遊ぶのは、ボールです。走ります。
走る時には、ベロが出ます。
可愛いのところです。
手をなめます。噛まないです。
優しいです。可愛いです。
とっても捜しています。
とっても捜しています。捜して下さい。ゴホッゴホッ
お願い、お願いです」
父親の写真の前にブンの絵を置いてお願いする陸。
「探して下さい。お願いします。…
お母さん、お父さん、捜してくれるかな?」
…
「…一緒に遊べなくても、ギュ~ってできなくても、愛すことはできるの。
だからね」
「嫌だ。思うのだけじゃ嫌だ。
お父さんと、手繋ぎたい。
お願いするのだけじゃ嫌だ。
お父さんと遊びたい」
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
死んだら会えないんですよねぇ。
どんなに会いたくても。。。
小春はやっぱり白血病なんですか?
骨髄移植の適合者は、母親か妹か…って流れなのか。
病院は怖いところ、行きたくないところ。絵本まで、
繋がってるわぁ。。。
注:絵本『ウーギークックのこどもたち』。
病院の待合には置いてあっても、実在する書店には売ってません(笑)
第5話へ
応援ありがとうございます。
黙々と食事する陸も、
迷子犬の貼り紙を見つけ、じっと見入る陸も、どれも可愛らしくて♪
大人目線の掲示板でも通り過ぎてしまう小春たちの目には止まらず…
犬が大好き以前に、その犬のことが気になって仕方ない様子。
「新しい子買って来たから」って、
平気で言える母親に育てられてる子供は、
「殺処分」の意味を分かってて平気で言える。
お金に困らない生活も困りものねぇ。。。
望海に「殺処分」が何か訊かれて、こちらもドキドキ…
「お母さんにも分からないなぁ」って答えた小春の、
時期尚早の判断はグーでした。
陸は4歳で、言葉が遅い。
「一度、知能テストを受けてみられたらどうですか」
託児所でのアドバイスと言うより、言葉が冷たい。
ファストフード店で栞を見つけた元クラスメイトの、意地悪な言葉。
「相変わらず気持ち悪いね」
戻りたくない、思い出したくない過去に怯える栞。
小春も要領のいい人間じゃないけど、
栞も不器用にしか生きられなくて、
母親に対しても無理を言わない子。
我慢の糸が切れたのがエアコンのせいだとしたら…
姉に対する嫉妬心が一番上位の感情で、
その人は母親に向いて欲しくない相手で。。。
「私、あの人苦手。苦手っていうか、嫌い。
暮らして行けないなら、うちに頼らないで、再婚すればいいと思う。
…
死んだんだよ。。。死んだ人だよ。
…
結構 バカだと思う。
ずっと1人で居るの?おかしいよね。後ろ向き過ぎでしょ。
新しい人好きになればいいのに。。。
じゃない?」
でも紗千は肯定もしなかった。
「そうは言ってもそうはいかないのよ。…
それはそんなに悪い生き方じゃないわ」
カラオケボックスで、お母さんに気晴らしして貰おうと思ってたのに。。。
怒りの矛先は…
食べきれない程の注文をする栞。
そして、褒めて育てられたことに対する母への責任転嫁へ。
「…何もできないくせに自己評価ばかり高いから
自意識ばかり強いからイジメられるの。
小学校の時も中学校の時も、ずっとイジメられてたんだよ。
…
1年の時、高校。
グループがあったの。5人とか6人の。
いつの間にか私もその中の一人で。
で、何をするかっていうと、
サラリーマンの人の手掴んで、
「この人痴漢です!」って言うの。ウソで。お金貰うために」
こう言う手口の事件が実際にもありましたね。
「痴漢です!」って言われたら、そうでなくても面倒なことになる。
間違いであっても間違われた男性の方が不運の始まりで…
会社でも家庭でも近所でも、エライ目に遭いますからね。間違いでも。
『それでもボクはやってない』のラストでの判決は衝撃的でしたもん。
そういうことなんですよ。
事実が真実とは限らないって。
理不尽な世の中で生きてるって。
温かい人間ばかりじゃないって。
そして要領のいい人間ばかりじゃないって。
幸せそうな笑顔への嫉妬。。。
信が家に来て、両親と楽しそうに食事しながら会話するのを聞いていた栞。
小春の好きな梨を持たせた母。
その後、信の後をつけ同じ電車に乗ったことを話します。
「あ~、こういう風に笑う人が居るんだ。
こういう風に笑う人が世の中には居るんだ。
幸せな人なんだろうな。
栞みたいな思いしたことないんだろうな。
こういう人達が、うちに来たら、栞どこに行けばいいんだろう。
もう行くとこないのにな。腹立つなって。。。
で、あの人の手、握ったの。掴んだの」
震えてたのは栞の手で、
自分のことよりも心配してくれてるようなだった信の顔…
泣きながら話す栞。
次の駅のホームで地面に抑えつけられ、殴られ蹴られ…
止めなきゃと思って前に出ようとしたら、
信の手から梨が転がり落ちた。
「そしたら、誰かが。。。逃げるな!って。
誰かが、背中ドンって押して。。。
線路に。。。電車に。。。
死にたい。。。消えたい。。。死にたい。。。」
思わず栞を平手打ちした紗千。
そして抱き締め、泣く2人。
この娘を守るため、口止めをした母。。。
「あの人」呼ばわりから「お姉ちゃん」に変わって行く心境の変化…
と言うより本当の気持ち、自責と姉への思い。
見事な見せ方でしたね~。
ちょっとしたことが、飛んでもないことになってしまい、
だからこそお姉ちゃんには幸せに暮らして欲しいはずなのに、
大好きなお母さんの気持ちがそっちへ向いてしまうことが怖い。
栞も悪い子じゃないのに、言えない苦しみに耐えて来たのは分かるけど、
「この人違います!」って言える勇気が欲しかったぁ。。。
母親って、自分より子供が優先。
「お母さんはいいわよ」って言葉に共感してしまう。
私もそうだけど、母親もいつもそうで、
何を食べたいか訊いても「何でもいいよ」が口グセ。
でもその瞬間、自分も子供に遠慮しちゃダメなのかもな~って反省しちゃう。
スイカだって、端っこから食べるでしょ(笑)
陸は知能検査を受けたら、
とんでもない記憶力ってことが判明したりして!
てか、陸を演じる髙橋來くんのセリフ覚えに驚き(・・、)
♪遠き山に日は落ちて~をバックに、
陸のブン捜索願いが涙をそそります。。。
「ブンを捜して下さい。
ブンは犬です。犬の3歳のです。
内村さんのお家の犬です。
色は白のとこがあります。
茶色のとこもあります。
白のとこは多いです。
尻尾があります。
鼻のは黒いです。
ヒゲがあります。
耳が、折れています。
可愛いのところです。
遊ぶのは、ボールです。走ります。
走る時には、ベロが出ます。
可愛いのところです。
手をなめます。噛まないです。
優しいです。可愛いです。
とっても捜しています。
とっても捜しています。捜して下さい。ゴホッゴホッ
お願い、お願いです」
父親の写真の前にブンの絵を置いてお願いする陸。
「探して下さい。お願いします。…
お母さん、お父さん、捜してくれるかな?」
…
「…一緒に遊べなくても、ギュ~ってできなくても、愛すことはできるの。
だからね」
「嫌だ。思うのだけじゃ嫌だ。
お父さんと、手繋ぎたい。
お願いするのだけじゃ嫌だ。
お父さんと遊びたい」
。・゚・(*ノД`*)・゚・。
死んだら会えないんですよねぇ。
どんなに会いたくても。。。
小春はやっぱり白血病なんですか?
骨髄移植の適合者は、母親か妹か…って流れなのか。
病院は怖いところ、行きたくないところ。絵本まで、
繋がってるわぁ。。。
注:絵本『ウーギークックのこどもたち』。
病院の待合には置いてあっても、実在する書店には売ってません(笑)
第5話へ
応援ありがとうございます。
2013年07月18日
『Woman』 第3話
紗千の母性が分からないんですよねぇ。。。
『あまちゃん』で春子が言ってたように、
「どんなに辛い事も全部親のせいにして乗り越えて来た」
って娘の気持ちは理解できても…
逆も然り?
母親が娘に対して吐く言葉が、恨みつらみに聞こえ、
夫からDVを受けていた真実を知っても理解し難く。
お腹を痛めて産んだ、可愛がって育てた娘が、
自分へ暴力を振るう赤の他人のダメ人間の味方をするのは、ショックでも。
娘が父親と血が繋がってる以上に、
母娘関係って深いと思うんですよね。
それゆえにって女の業も深いのがクセものなのか。
『母』と『女』って違いますもんね。。。
電車事故の時、
その場から居なくなった痴漢被害者の女子高生や、
背中を押した人物を探そうとしなかったのか、由季に訊かれた小春。
「そんなことしても信さん帰って来ないから。
もしそういう人に会ったら。。。
お母さんじゃ居られなくなるから。
抑え切れないと思うから」
この子たちを育てて行かなければならない。
過去を振り向いてる暇も金もない。
健太郎が気にかけてくれるお陰で、
小春や子供たちとの距離が縮まり、
紗千との間に入る健太郎に笑わせて貰ったり、
過去の真実まで聞けたり…
電球を交換するシーンは見事。
お絵描きをする子供たちの相手をするでもなく、窓拭きをする紗千。
電気が消え、それに気づくと電球を…
「熱っ!」
紗千にタオルハンカチを差し出す望海。
「最近の子供は、媚びるのが上手ね」
電気が点くと、
「ありがとう」
絵を覗き込む紗千。絵を見せる望海。
「てんとう虫人間でしょ。てんとう虫ウサギでしょ。
てんとう虫ヘビでしょ。てんとう虫ザリガニ」
黙って窓拭きに戻る紗千の顔…
笑ってました。
突然現れた孫に、しかも娘のことは忘れようと生きて来た20年。
おばあちゃんですよ~なんて顔は見せられない意地がある?
子供に罪はないけれど。
紗千の心に深く残る傷跡のせいなのか、小春の方が大人に映る。
栞に対する母性が強い紗千は、
小春に対する意地悪とも思える言動も多く、
言わなくてもいいことまでいちいち口にしては、
小春の傷口も広げてしまうことに。
望海のリクエスト…
ちくわのチャーハンおばあちゃんバージョンは、
お母さんと同じ味がする。
ゴミ箱ポイッてワザも同じ。
母娘って。。。そういうこと。
でも、栞はちくわを食べません。
「し~ちゃん、好き嫌い多いし、
何でも食べられるようになった方がいいんじゃないの?」 健太郎
「無理してちくわ食べる理由がないでしょ」 紗千
…
「好き嫌いない方がいいよねぇ?」 健太郎
「はい」 小春
「何?」 紗千
「はい?」
「何、はいって」
「はい?」
「何であなたが、口出すの?うちの娘のことに」
「口出してません」
「はいって言いました」
「返事しただけです」
「何でちくわでそんなこと言われなきゃいけないの?」
「私何も言ってません」
「僕が聞いたから、はいって答えただけだよ」 健太郎
「はいって答えたってことは、口出したってことです」
…
「はいって言っただけです」
「え~?」
「別に、私あなたのことに何も口出してません」
「そういうところに出るのよ。
この人そういう人なのよ。
何かあると必ず、私以外の人の味方になるの。
昔っからそうだったの」
「何を仰ってるのか分かりません」
ちくわのことからどこまでもさかのぼります。
女の話ってそういうもんです。
ピアノを習わせても、行ったのは最初の一回だけで、
小学1年で母親にウソをついてたって。
肺炎で入院した時もお見舞いに来なかったって。
ピアノより将棋を指してる方が楽しかった。
ウーギークックの絵本を読んで、病院が怖くて行けなかった。
その時に解決出来なかったことなんだろか、
ボタンの掛け違いなんだろか…
「あ~あの子は私のことなんてどうでもいいんだ~って思った。
生まれた時から、生まれる前から、話しかけて、
早く会いたいね~って、思ってた子よ。
私が産んで、私が育てたの。
2人でご飯食べて、2人でお風呂入って、子守唄歌ってたの。
だけど、この子が懐いたのは、
たまにしか帰って来ないくせに、
気まぐれに甘やかすだけの男の方だった。…」
口に出すとそういうことだけになるけど、そういうことだけじゃない。
分かるなぁ。
説明しても男の人には理解して貰えない感覚だと思う。
言い出すとキリがない悪口になってしまうけど、そういうことだけじゃない。
嫌いになるともうそんなことじゃない。
何もかもが合わない。することなすこと気に入らない。
悪気はない?
いやいやいや~。
ボタンの掛け違いとは呼べない悪意を感じたりして。
こちらの思いは相手にも通じるもの。。。だからお互い様。
この母娘がどこからかやり直せるのか、
何がそうさせてくれるのか見もの。
通常、母親は子供のために我慢するものだと思ってましたけど、
そうじゃないのかもしれないって思いながら見てました。
『母』になり切れない『女』は、親子も対等。
真実を自分の口から話すことは決してしなかった紗千。
味方につけようと思うなら娘に話せばいいこと。
これは母性なのか?
ただの諦めだったのか。。。
「親子だから我慢できるんじゃないの。
親子だから我慢できないの!」
「そんな理由で?
あなたが出て行って父は、押し入れにあったダンボール何箱もあった、
原稿用紙を捨てました。…
ごめんなぁ小春。お父さんがこんなのに、すがってたから、
お母さん出て行ったって、言いました。
不器用な人だったんだと思います。
仕事も転々として、社会から見たら、
ダメな人だって言われたかもしれません。
でも私には、ずっといいお父さんで居てくれました。
…
苦労して育ててくれたから、1人で育ててくれたから。
大切な、お父さんです。
そんなお父さんが1人で苦労して来たことを、
私がピアノ習わなかったとか、
私が病院のお見舞いに行かなかったこととか、
そんな、そんなことが理由なんですか?」
「フッ」
「何がおかしいんですか!」
「おかしいわよ」
「どうして家族を壊したあなたが、そうやって笑うんですか!」
小春から紗千を奪ったのは自分だと庇う健太郎。
それ以上はもう何も言わない紗千でしたが、
玄関の方でじっとやり取りを聞いていた栞の口から真実が。。。
「知ってる。お母さんに暴力振るってた男の娘でしょ。…
うちのお父さん、あなたからお母さん取ってないですし。
お父さんはお母さんのこと助けただけで、
あなたの父親の暴力から」
叔父さんから聞いて黙ってたんですね。
毎日殴られたり蹴られたり、前歯も何本か差し歯だって知ってた栞。
そんな可哀想な母親を捨て、人間のクズを選んだのは小春の方だと…
「あなたがいい父親だと思ってた人は、人間のクズで、
それで死んだ人のことを、キレイな思い出にして、
生きてる人間傷つけて、そういうのって、
あ~星がキレイだなって言いながら、
足元の花踏みまくってる人のパターンでしょ。ねぇ。
あなたの結婚相手だって、痴漢して、それで死んだんだし。。。
だってそういう風に新聞に」
言った時はスッキリしても、
吐いてしまったことに後悔することの方が多いのに、
それでも繰り返してしまう。。。にんげんだもの。
そうして相手に傷跡を残すことは、
花踏みまくってる人と同じパターンのヤツや~って、
自分のことは分からない。。。栞も同じだもの。
真実を知った小春になら、紗千は同情するんですかね。
自分が捨てられたという傷跡は、置いとく訳には行かないんですかね。
望海と小春の背丈が同じ浴衣を着せる紗千を、
上手い具合に想像させるんですよね~。
望海を使って(・・、)
健太郎に礼を言うと、
「チャーハン、美味しかったです」と紗千の方に向けた小春。
真実を知った上で、大人だなぁ。
「植杉さん、ありがとうございました」
その言葉を受けた紗千の背中。
陸が忘れて行った、パトカーじゃない牛の牛乳パックオモチャを、
愛おしそうに手に取る紗千に…
泣けて来ちゃいましたよ。
遠き山に日は落ちて♪
沁みるなぁ。。。
毎週、ラストで落とすワザですか?(・・、)
第4話へ
応援ありがとうございます。
『あまちゃん』で春子が言ってたように、
「どんなに辛い事も全部親のせいにして乗り越えて来た」
って娘の気持ちは理解できても…
逆も然り?
母親が娘に対して吐く言葉が、恨みつらみに聞こえ、
夫からDVを受けていた真実を知っても理解し難く。
お腹を痛めて産んだ、可愛がって育てた娘が、
自分へ暴力を振るう赤の他人のダメ人間の味方をするのは、ショックでも。
娘が父親と血が繋がってる以上に、
母娘関係って深いと思うんですよね。
それゆえにって女の業も深いのがクセものなのか。
『母』と『女』って違いますもんね。。。
電車事故の時、
その場から居なくなった痴漢被害者の女子高生や、
背中を押した人物を探そうとしなかったのか、由季に訊かれた小春。
「そんなことしても信さん帰って来ないから。
もしそういう人に会ったら。。。
お母さんじゃ居られなくなるから。
抑え切れないと思うから」
この子たちを育てて行かなければならない。
過去を振り向いてる暇も金もない。
健太郎が気にかけてくれるお陰で、
小春や子供たちとの距離が縮まり、
紗千との間に入る健太郎に笑わせて貰ったり、
過去の真実まで聞けたり…
電球を交換するシーンは見事。
お絵描きをする子供たちの相手をするでもなく、窓拭きをする紗千。
電気が消え、それに気づくと電球を…
「熱っ!」
紗千にタオルハンカチを差し出す望海。
「最近の子供は、媚びるのが上手ね」
電気が点くと、
「ありがとう」
絵を覗き込む紗千。絵を見せる望海。
「てんとう虫人間でしょ。てんとう虫ウサギでしょ。
てんとう虫ヘビでしょ。てんとう虫ザリガニ」
黙って窓拭きに戻る紗千の顔…
笑ってました。
突然現れた孫に、しかも娘のことは忘れようと生きて来た20年。
おばあちゃんですよ~なんて顔は見せられない意地がある?
子供に罪はないけれど。
紗千の心に深く残る傷跡のせいなのか、小春の方が大人に映る。
栞に対する母性が強い紗千は、
小春に対する意地悪とも思える言動も多く、
言わなくてもいいことまでいちいち口にしては、
小春の傷口も広げてしまうことに。
望海のリクエスト…
ちくわのチャーハンおばあちゃんバージョンは、
お母さんと同じ味がする。
ゴミ箱ポイッてワザも同じ。
母娘って。。。そういうこと。
でも、栞はちくわを食べません。
「し~ちゃん、好き嫌い多いし、
何でも食べられるようになった方がいいんじゃないの?」 健太郎
「無理してちくわ食べる理由がないでしょ」 紗千
…
「好き嫌いない方がいいよねぇ?」 健太郎
「はい」 小春
「何?」 紗千
「はい?」
「何、はいって」
「はい?」
「何であなたが、口出すの?うちの娘のことに」
「口出してません」
「はいって言いました」
「返事しただけです」
「何でちくわでそんなこと言われなきゃいけないの?」
「私何も言ってません」
「僕が聞いたから、はいって答えただけだよ」 健太郎
「はいって答えたってことは、口出したってことです」
…
「はいって言っただけです」
「え~?」
「別に、私あなたのことに何も口出してません」
「そういうところに出るのよ。
この人そういう人なのよ。
何かあると必ず、私以外の人の味方になるの。
昔っからそうだったの」
「何を仰ってるのか分かりません」
ちくわのことからどこまでもさかのぼります。
女の話ってそういうもんです。
ピアノを習わせても、行ったのは最初の一回だけで、
小学1年で母親にウソをついてたって。
肺炎で入院した時もお見舞いに来なかったって。
ピアノより将棋を指してる方が楽しかった。
ウーギークックの絵本を読んで、病院が怖くて行けなかった。
その時に解決出来なかったことなんだろか、
ボタンの掛け違いなんだろか…
「あ~あの子は私のことなんてどうでもいいんだ~って思った。
生まれた時から、生まれる前から、話しかけて、
早く会いたいね~って、思ってた子よ。
私が産んで、私が育てたの。
2人でご飯食べて、2人でお風呂入って、子守唄歌ってたの。
だけど、この子が懐いたのは、
たまにしか帰って来ないくせに、
気まぐれに甘やかすだけの男の方だった。…」
口に出すとそういうことだけになるけど、そういうことだけじゃない。
分かるなぁ。
説明しても男の人には理解して貰えない感覚だと思う。
言い出すとキリがない悪口になってしまうけど、そういうことだけじゃない。
嫌いになるともうそんなことじゃない。
何もかもが合わない。することなすこと気に入らない。
悪気はない?
いやいやいや~。
ボタンの掛け違いとは呼べない悪意を感じたりして。
こちらの思いは相手にも通じるもの。。。だからお互い様。
この母娘がどこからかやり直せるのか、
何がそうさせてくれるのか見もの。
通常、母親は子供のために我慢するものだと思ってましたけど、
そうじゃないのかもしれないって思いながら見てました。
『母』になり切れない『女』は、親子も対等。
真実を自分の口から話すことは決してしなかった紗千。
味方につけようと思うなら娘に話せばいいこと。
これは母性なのか?
ただの諦めだったのか。。。
「親子だから我慢できるんじゃないの。
親子だから我慢できないの!」
「そんな理由で?
あなたが出て行って父は、押し入れにあったダンボール何箱もあった、
原稿用紙を捨てました。…
ごめんなぁ小春。お父さんがこんなのに、すがってたから、
お母さん出て行ったって、言いました。
不器用な人だったんだと思います。
仕事も転々として、社会から見たら、
ダメな人だって言われたかもしれません。
でも私には、ずっといいお父さんで居てくれました。
…
苦労して育ててくれたから、1人で育ててくれたから。
大切な、お父さんです。
そんなお父さんが1人で苦労して来たことを、
私がピアノ習わなかったとか、
私が病院のお見舞いに行かなかったこととか、
そんな、そんなことが理由なんですか?」
「フッ」
「何がおかしいんですか!」
「おかしいわよ」
「どうして家族を壊したあなたが、そうやって笑うんですか!」
小春から紗千を奪ったのは自分だと庇う健太郎。
それ以上はもう何も言わない紗千でしたが、
玄関の方でじっとやり取りを聞いていた栞の口から真実が。。。
「知ってる。お母さんに暴力振るってた男の娘でしょ。…
うちのお父さん、あなたからお母さん取ってないですし。
お父さんはお母さんのこと助けただけで、
あなたの父親の暴力から」
叔父さんから聞いて黙ってたんですね。
毎日殴られたり蹴られたり、前歯も何本か差し歯だって知ってた栞。
そんな可哀想な母親を捨て、人間のクズを選んだのは小春の方だと…
「あなたがいい父親だと思ってた人は、人間のクズで、
それで死んだ人のことを、キレイな思い出にして、
生きてる人間傷つけて、そういうのって、
あ~星がキレイだなって言いながら、
足元の花踏みまくってる人のパターンでしょ。ねぇ。
あなたの結婚相手だって、痴漢して、それで死んだんだし。。。
だってそういう風に新聞に」
言った時はスッキリしても、
吐いてしまったことに後悔することの方が多いのに、
それでも繰り返してしまう。。。にんげんだもの。
そうして相手に傷跡を残すことは、
花踏みまくってる人と同じパターンのヤツや~って、
自分のことは分からない。。。栞も同じだもの。
真実を知った小春になら、紗千は同情するんですかね。
自分が捨てられたという傷跡は、置いとく訳には行かないんですかね。
望海と小春の背丈が同じ浴衣を着せる紗千を、
上手い具合に想像させるんですよね~。
望海を使って(・・、)
健太郎に礼を言うと、
「チャーハン、美味しかったです」と紗千の方に向けた小春。
真実を知った上で、大人だなぁ。
「植杉さん、ありがとうございました」
その言葉を受けた紗千の背中。
陸が忘れて行った、パトカーじゃない牛の牛乳パックオモチャを、
愛おしそうに手に取る紗千に…
泣けて来ちゃいましたよ。
遠き山に日は落ちて♪
沁みるなぁ。。。
毎週、ラストで落とすワザですか?(・・、)
第4話へ
応援ありがとうございます。
2013年07月11日
『Woman』 第2話
子供たちを家に残し働きに出る。
そうするしかない小春に心配して声を掛けるでもない隣人。
子供って迷惑なんだなぁ。。。
「子供は犬や猫じゃないのよ」って怒鳴ったおばさん。
児童相談所に通報したのも、心配したと言うより…
小春が誰とでも打ち解けられるような、
要領のいい人間だったなら周囲も違ってたかもしれない。
唯一の友達、パート仲間の蒲田由季(臼田あさ美)に、
子供たちを預かって貰うことにした小春。
これが電車に乗って行かなきゃならない遠い場所で、
預ける方も大変だけど、他人の子を預かる方も大変で。。。
しかも小春の体調が思わしくない。
まさかの白血病?
貧乏で病気はもっとツライ。
バイト先の居酒屋でお皿を落とすんじゃないかヒヤヒヤしてたら、
倒れ込む前に手渡された男子従業員が落としちゃうし~。
ホント病気はツライ。
強いからパンクする。
強いから甘えられない。
甘え下手って損ばかり。
どうしてこんなことになっちゃったんだろうって。
梨を紙袋じゃなくてスーパーの袋にでも入れてくれてたら。。。
ってことじゃなくてホームでの事故は、
信さんが痴漢に間違われたことが運の尽きだった(*゚0゚)
栞の部屋中に貼られたデッサンの『手』。
『痴漢で逃走~会社員電車にはねられ死亡』の新聞記事。
そこには”青柳信容疑者”の名前が。
なぜ栞がそれを持って居るのか。
「電車乗ったの、4年ぶりだから」
望海からの電話で駅に駆け付けた栞がそう呟いたのは、
当時高校2年生だった痴漢被害者だったとしたら…
栞役の二階堂ふみちゃんの表情が読み取れなくて、
小春をどう思ってるのか、近づきたいような逃げたいような…
「お姉ちゃん」って呼んだ時にはホラーヽ(゚Д゚;)ノ!!
母親の紗千の気持ちも分かり難くて。。。
「私の娘は栞だけです。
他の人のことは栞を産んだ時に忘れました」
栞に気を遣って言ってるようにも思えず。
「娘が自分を捨てた」と言ったのにはどんな理由があるんだろう。
7歳だった小春が母親をどう見てたんだろう。。。
福祉課の砂川良祐の妻・藍子はネグレクト(育児放棄)だったんですね~。
そんな家庭不和の中、
たまたまスーパーで小春を見かけた良祐は思わず言ってしまう。
広告品の315円のワインを買おうか相当悩んでた小春に、
「お子さんは?。。。預けて。それでワインですか」って。
お互いにタイミング、悪~。
小春を追いかけ謝るとワインを手渡そうと、割る~。
それより何より…
望海の髪についてしまったガムが取れずに、
髪を切り始めた由季にビックリ!
ちょっとだけ超5㎝ってどんだけ~(*゚0゚)
よその子の髪を勝手に切ってはいけません。
孫の前髪カットをお願いされるお客様とか…
「短くしといて」って注文が怖いわ~。
嫁の承諾なしに(笑)
それよりもっと何より…
陸が可愛いの~(人´∀`)♡
少ないセリフの中、お姉ちゃんを見守る表情や仕草、走り方まで…
4歳とは思えない自然な演技に釘付け。
今朝の『ZIP!』に出てた青柳親子の3人。
陸役の髙橋來くんが満島ひかりちゃんにベッタリで、
相手にして貰いながらお利口さんにしてた姿も可愛かった~♪
鈴木梨央ちゃんはしっかりさん過ぎて大人顔負けの受け応えで、
つまんないヾ(゚∇゚*)オイ
いやいや~、
大月駅の公衆電話からお母さんに電話をするシーンなんて見事でしたよ。
普通の8才じゃない。天才。
ここで「1129」の電話番号を思い出す訳ですよ。
そしてナマケモノさんは居眠り中の円居せんの電話出~せん(笑)
『究極クエスチョン』で質問の「主婦」って言葉に、
そう言えば満島ひかりちゃんって結婚してたんだ~って思い出したほど、
ウソみたいな映画監督と新婚3年目♡
実家の沖縄では『Woman』が放送されてないんですって。
ウソ~(ノ゚ο゚)ノ
大月駅まで探しに来た小春。。。
「望海!」
「お母さん。。。お母さん」
「良かったぁ。どうしたの?大丈夫大丈夫」
「ごめんなさい」
「いいの。お家帰りたかったんでしょ?
ごめんね。お母さん、望海と陸に寂しくさせちゃったね」
首を横に振る望海。
「あのね。。。あのね。
花火しちゃったの。お母さんとしようねって約束したのに。
花火しちゃったのぉ。ウウウ
今度しようって約束したのに。お母さんごめんなさい。
お母さんごめんなさい。ウウウ」
抱きしめる小春。
「いいよ。いいの」
「お母さん」
「いいよいいよ。大丈夫だよ」
「花火しちゃったの~」
「望海、お母さんと花火しよ。帰ったら花火しよ。
ごめんね。約束したもんね。
いっつも”今度”って言ってたもんね。
いっつも”今度”ばっかだったもんね。。。ごめんね」
耳が痛い言葉だった~。
軽く約束したことも、子供の方はしっかりと憶えてる。
「後でね」って待たせてばかりだったあの頃…
あの日に戻って「ギューッ」ってしてあげたいって、泣けて来た。
小春はエライ(・・、)
長い次回予告でしたね。
「お姉ちゃんなんて言わないで!」と栞に言ったり、
「最近の子は、媚びるのが上手ね」って孫に言えちゃう、
紗千がどんな思いで家を出たのか、何があったのか知りたい。
あぁ、貧乏ってツライ。。。
第3話へ
応援ありがとうございます。
そうするしかない小春に心配して声を掛けるでもない隣人。
子供って迷惑なんだなぁ。。。
「子供は犬や猫じゃないのよ」って怒鳴ったおばさん。
児童相談所に通報したのも、心配したと言うより…
小春が誰とでも打ち解けられるような、
要領のいい人間だったなら周囲も違ってたかもしれない。
唯一の友達、パート仲間の蒲田由季(臼田あさ美)に、
子供たちを預かって貰うことにした小春。
これが電車に乗って行かなきゃならない遠い場所で、
預ける方も大変だけど、他人の子を預かる方も大変で。。。
しかも小春の体調が思わしくない。
まさかの白血病?
貧乏で病気はもっとツライ。
バイト先の居酒屋でお皿を落とすんじゃないかヒヤヒヤしてたら、
倒れ込む前に手渡された男子従業員が落としちゃうし~。
ホント病気はツライ。
強いからパンクする。
強いから甘えられない。
甘え下手って損ばかり。
どうしてこんなことになっちゃったんだろうって。
梨を紙袋じゃなくてスーパーの袋にでも入れてくれてたら。。。
ってことじゃなくてホームでの事故は、
信さんが痴漢に間違われたことが運の尽きだった(*゚0゚)
栞の部屋中に貼られたデッサンの『手』。
『痴漢で逃走~会社員電車にはねられ死亡』の新聞記事。
そこには”青柳信容疑者”の名前が。
なぜ栞がそれを持って居るのか。
「電車乗ったの、4年ぶりだから」
望海からの電話で駅に駆け付けた栞がそう呟いたのは、
当時高校2年生だった痴漢被害者だったとしたら…
栞役の二階堂ふみちゃんの表情が読み取れなくて、
小春をどう思ってるのか、近づきたいような逃げたいような…
「お姉ちゃん」って呼んだ時にはホラーヽ(゚Д゚;)ノ!!
母親の紗千の気持ちも分かり難くて。。。
「私の娘は栞だけです。
他の人のことは栞を産んだ時に忘れました」
栞に気を遣って言ってるようにも思えず。
「娘が自分を捨てた」と言ったのにはどんな理由があるんだろう。
7歳だった小春が母親をどう見てたんだろう。。。
福祉課の砂川良祐の妻・藍子はネグレクト(育児放棄)だったんですね~。
そんな家庭不和の中、
たまたまスーパーで小春を見かけた良祐は思わず言ってしまう。
広告品の315円のワインを買おうか相当悩んでた小春に、
「お子さんは?。。。預けて。それでワインですか」って。
お互いにタイミング、悪~。
小春を追いかけ謝るとワインを手渡そうと、割る~。
それより何より…
望海の髪についてしまったガムが取れずに、
髪を切り始めた由季にビックリ!
ちょっとだけ超5㎝ってどんだけ~(*゚0゚)
よその子の髪を勝手に切ってはいけません。
孫の前髪カットをお願いされるお客様とか…
「短くしといて」って注文が怖いわ~。
嫁の承諾なしに(笑)
それよりもっと何より…
陸が可愛いの~(人´∀`)♡
少ないセリフの中、お姉ちゃんを見守る表情や仕草、走り方まで…
4歳とは思えない自然な演技に釘付け。
今朝の『ZIP!』に出てた青柳親子の3人。
陸役の髙橋來くんが満島ひかりちゃんにベッタリで、
相手にして貰いながらお利口さんにしてた姿も可愛かった~♪
鈴木梨央ちゃんはしっかりさん過ぎて大人顔負けの受け応えで、
つまんないヾ(゚∇゚*)オイ
いやいや~、
大月駅の公衆電話からお母さんに電話をするシーンなんて見事でしたよ。
普通の8才じゃない。天才。
ここで「1129」の電話番号を思い出す訳ですよ。
そしてナマケモノさんは居眠り中の円居せんの電話出~せん(笑)
『究極クエスチョン』で質問の「主婦」って言葉に、
そう言えば満島ひかりちゃんって結婚してたんだ~って思い出したほど、
ウソみたいな映画監督と新婚3年目♡
実家の沖縄では『Woman』が放送されてないんですって。
ウソ~(ノ゚ο゚)ノ
大月駅まで探しに来た小春。。。
「望海!」
「お母さん。。。お母さん」
「良かったぁ。どうしたの?大丈夫大丈夫」
「ごめんなさい」
「いいの。お家帰りたかったんでしょ?
ごめんね。お母さん、望海と陸に寂しくさせちゃったね」
首を横に振る望海。
「あのね。。。あのね。
花火しちゃったの。お母さんとしようねって約束したのに。
花火しちゃったのぉ。ウウウ
今度しようって約束したのに。お母さんごめんなさい。
お母さんごめんなさい。ウウウ」
抱きしめる小春。
「いいよ。いいの」
「お母さん」
「いいよいいよ。大丈夫だよ」
「花火しちゃったの~」
「望海、お母さんと花火しよ。帰ったら花火しよ。
ごめんね。約束したもんね。
いっつも”今度”って言ってたもんね。
いっつも”今度”ばっかだったもんね。。。ごめんね」
耳が痛い言葉だった~。
軽く約束したことも、子供の方はしっかりと憶えてる。
「後でね」って待たせてばかりだったあの頃…
あの日に戻って「ギューッ」ってしてあげたいって、泣けて来た。
小春はエライ(・・、)
長い次回予告でしたね。
「お姉ちゃんなんて言わないで!」と栞に言ったり、
「最近の子は、媚びるのが上手ね」って孫に言えちゃう、
紗千がどんな思いで家を出たのか、何があったのか知りたい。
あぁ、貧乏ってツライ。。。
第3話へ
応援ありがとうございます。
2013年07月04日
『Woman』 第1話
タイトルからも、子役ちゃんの演技を見ても、
坂元脚本&水田伸生演出プンプンで、
田中裕子さん登場に『Mother』を思い出さない訳には行きません。
あれから3年('▽'*)。。oO
今回はどんなお母さん?
小林薫さんが良かったですね~♪
ここで会えるとは、これからも楽しみ!
山本耕史くんが出てくれたらもう欲は言うまい(笑)
いや、小栗旬くんじゃなくて瑛太くんだったら…
それでも、見てゆく。。。(ノ*´▽)ノアハハハハ
ツライ場面をこれでもかと見せられて、
あ~実家が近くてどれだけ助かったことか、
保育園が近くてありがたかったとか、
そんなこんなを振り返りながら見てる横で、
「夜の仕事するしかないでしょ」って簡単に言う娘。
それをされないで育ったこと、
自身もそれをしないで暮らして行けるありがたさは分からない。
実感ないのが幸せなのか不幸なのか…
苦労しない分、人間としてはあまちゃんだ。
そうして育ててしまった私が言うな(笑)
どこで泣けるんだろう…
なんて思いながら見てるうちに、ラストで泣けちゃいました。
子供のセリフの前に、青柳小春(満島ひかり)の号泣に(/_;)
頑張って頑張って頑張ってるのにどうにもできないこと…
そんなシングルマザーの姿を見せられたラストでこう来たか~の、
『Mother』の手法を思い出したり。
ツボを突いて来ますね~。
天才子役の芦田愛菜ちゃんもそうでしたけど、
同じ事務所の後輩・鈴木梨央ちゃんも『八重の桜』では驚かされましたもんね~。
今回ももちろん上手に決まってるんですけど、
3歳頃の望海役を演じた女の子がまた可愛らしくて~。
顔立ちと言い、愛菜ちゃんと同じニオイがしましたよ。
洋風より和風顔には親近感?
CMダカラちゃんとムギちゃんの可愛らしさとは違うんだなぁ。
にんげんだけど(笑)ヾ(゚∇゚*)オイ
「子供育てるのってホントは難しいことじゃなくて、
じゃないんだけど、難しいのはそれを1人ですることで」
なるほど~って振り返ってました。
言葉の使い方、見せ方が上手いんですよね~、坂元さん。
母親に捨てられたと言う感情を抑えながら話す娘と、
黙ってそれを聴く母親。
雨音だけが響く中の、インパクトある数々のセリフ。。。
小春は音信不通だった母親・植杉紗千(田中裕子)に、
20年ぶりに会いに行くことに。
それは助けて貰うためではなく、生活保護支給の妨げになる、
「親族の援助の意思あり」を取り下げて貰うため。。。
「子供連れて街に出て一番耳にするのが、舌打ちと咳払い。
毎日聞いてるとだんだん何か、子供連れてるのが悪いことに思えて来る。
子供って邪魔なんだなぁ、子供って迷惑なんだなぁ、分かんないですけど」
子供が居ない人には察して貰えないかもしれない。
子供が居たって…
その親の態度に辟易する場面の多い今どき。
野放しに走り回らせて知らん顔の親とか…
絵本を出しっ放しでも親も片付けないで帰るとか、
ガラスや鏡をベタベタ触らせるんじゃない!ってうちの店か(笑)
自分の家でも黙ってそれをさせてるのか?
ってほど自由に育ててらっしゃる方も少なくないですしね~。
私が人様のことは言えないですけどね、
小さい声でここだけの話(笑)
「お金が無いって人に言うと、母の愛があれば大丈夫って言われます。
そうか。。。そうかな。
お金で買えない幸せあるって言うけど、
そう言うこと言う人はお金持ってて、
私はとにかくまずお金で買える幸せが欲しい。
お金じゃ幸せ買えないかもしれないけど、
お金あったら不幸になることないしって」
幸せはお金で買えると思います。
心の余裕ができるもの。
子供を育てるために毎日必死な小春を見せられ、
生きるために何が必要なのかって、もちろんお金なんだけど、
心の余裕が持てないためにギリギリのところで踏ん張ってて…
見ててハラハラしちゃう。
子供たちが母親を驚かそうとした悪戯に、
張り詰めてたものがプツンと切れて泣いてしまった小春。
陸(髙橋來)の死んだフリが見事すぎてこちらも騙されたほど。
手が出なかったことに感心したんですけど、
そんな性格の小春だからこそ追い詰められちゃう。
吐くところがないストレス状態での頑張りは、
とても真似できないと思いましたわぁ。。。
通勤電車の中で陸が泣き出し、手前の駅で降りたシーンや、
コンビニでのお爺さんの言葉を聞いて思わず、
30年前にあったと言うお話、
『バスと赤ちゃん』を思い出しました。
ギュウギュウ詰めのバスの中…
泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せてバスは新宿に向い走っていました。
バスが次のバス停に着いた時、何人かが降り始めました。
最後の人が降りる時後方から、
「待ってください 降ります」
と若い女の人の声が聞こえました。
その時、私は子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで
泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだなと分かりました。
そのお母さんが運転手さんの横まで行き、
お金を払おうとすると運転手さんは、
「目的地はどこまでですか?」
と聞いています。
その女性は気の毒そうに小さな声で、
「新宿駅まで行きたいのですが、子どもが泣くのでここで降ります」
と答えました
すると運転手さんは、
「ここから新宿駅まで歩いて行くのは大変です。
目的地まで乗って行って下さい」
とその女性に話しました。そしてマイクのスイッチを入れると、
「皆さん。この若いお母さんは新宿まで行くのですが、
赤ちゃんが泣いて皆さんにご迷惑がかかるので、
ここで降りるといっています。
子供は小さい時は泣きます。
赤ちゃんは泣くのが仕事です。
どうぞ皆さん、少しの時間、
赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい」
と言いました。
私はどうしていいか分からず、多分皆もそうだったと思います。
ほんの数秒かが過ぎた時、一人の拍手につられて、
バスの乗客全員の拍手が返事となったのです。
若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました。
『一杯のかけそば』を思い出させるようなお話ですが、ヤラレちゃうんです(・・、)
世の中捨てたもんじゃないと言うものの、
そんないい人ばかりじゃないって現実の冷たい風当たりに、
現実でもここまで笑えないボンビー家族が居るのかって、
本当なら見られない見たくない辛いドラマなんですけどねぇ。。。
主人公・小春の生い立ちと性質上、
要領良く生きられないタイプの人間が、
不条理な社会でどんな困難にぶつかり、乗り越えて行くのか。
親子の和解の日が来るのか。
見届けたい。
母親の家族・植杉家の人たちとの関係も見せどころ。
娘の栞(二階堂ふみ)は、
どうして写真館の前で、信(小栗旬)の似顔絵を描いていたのか。
梨の絵もありましたしね。
キーワードは「梨」?
福祉事務所の担当・砂川良祐(三浦貴大)とその妻・藍子(谷村美月)、
藍子が勤める病院からどんな展開が待ってるのか…
小春に何か病気でも?
望海の出来が良すぎて泣けちゃう。。。
「望海は面白いね」
「面白いかなぁ」
「面白いよ、望海とお話するの楽しい。
お母さん、すっごく楽しい」
「いいよ、お母さん。お話しよ」
「ありがと。。。」
「お母さん?。。。
どうしたの?お腹痛いの?お熱あるの?」
「。。。何でもない。何でもないよ。。。ゥゥゥ」 泣き出す小春
「お母さん、どうしたの?」
「。。。お父さんに会いたいの。。。
信さんに会いたいのぉ」 (・・、)
「。。。お母さん。お父さん、居るよ」 泣き出す望海
「。・゚・(*ノД`*)・゚・。 アーン」
「お父さーん!。・゚・(*ノД`*)・゚・。 アーン
お父さん、来て!ねぇお父さん!すぐ来てよ~!
お父さん、お願いだから来てよ~!
会いたいよ~!お父さん~。・゚・(*ノД`*)・゚・。 」
ここでCM入れるってどうよ!
ちょちょ切れた涙が引いたわ┐(´-`)┌
♪いざや 楽しき まどいせん
「円居せん」(まどいせん)とは…
輪になって家族みんなで語り合う。家族団欒のこと。
『遠き山に日は落ちて』を上手く繋げて来ましたねぇ。
望海とナマケモノさんが、
「1129」(いいふく)で繋がってるからちょっと安心。
公式HP
第2話へ
応援ありがとうございます。
坂元脚本&水田伸生演出プンプンで、
田中裕子さん登場に『Mother』を思い出さない訳には行きません。
あれから3年('▽'*)。。oO
今回はどんなお母さん?
小林薫さんが良かったですね~♪
ここで会えるとは、これからも楽しみ!
山本耕史くんが出てくれたらもう欲は言うまい(笑)
いや、小栗旬くんじゃなくて瑛太くんだったら…
それでも、見てゆく。。。(ノ*´▽)ノアハハハハ
ツライ場面をこれでもかと見せられて、
あ~実家が近くてどれだけ助かったことか、
保育園が近くてありがたかったとか、
そんなこんなを振り返りながら見てる横で、
「夜の仕事するしかないでしょ」って簡単に言う娘。
それをされないで育ったこと、
自身もそれをしないで暮らして行けるありがたさは分からない。
実感ないのが幸せなのか不幸なのか…
苦労しない分、人間としてはあまちゃんだ。
そうして育ててしまった私が言うな(笑)
どこで泣けるんだろう…
なんて思いながら見てるうちに、ラストで泣けちゃいました。
子供のセリフの前に、青柳小春(満島ひかり)の号泣に(/_;)
頑張って頑張って頑張ってるのにどうにもできないこと…
そんなシングルマザーの姿を見せられたラストでこう来たか~の、
『Mother』の手法を思い出したり。
ツボを突いて来ますね~。
天才子役の芦田愛菜ちゃんもそうでしたけど、
同じ事務所の後輩・鈴木梨央ちゃんも『八重の桜』では驚かされましたもんね~。
今回ももちろん上手に決まってるんですけど、
3歳頃の望海役を演じた女の子がまた可愛らしくて~。
顔立ちと言い、愛菜ちゃんと同じニオイがしましたよ。
洋風より和風顔には親近感?
CMダカラちゃんとムギちゃんの可愛らしさとは違うんだなぁ。
にんげんだけど(笑)ヾ(゚∇゚*)オイ
「子供育てるのってホントは難しいことじゃなくて、
じゃないんだけど、難しいのはそれを1人ですることで」
なるほど~って振り返ってました。
言葉の使い方、見せ方が上手いんですよね~、坂元さん。
母親に捨てられたと言う感情を抑えながら話す娘と、
黙ってそれを聴く母親。
雨音だけが響く中の、インパクトある数々のセリフ。。。
小春は音信不通だった母親・植杉紗千(田中裕子)に、
20年ぶりに会いに行くことに。
それは助けて貰うためではなく、生活保護支給の妨げになる、
「親族の援助の意思あり」を取り下げて貰うため。。。
「子供連れて街に出て一番耳にするのが、舌打ちと咳払い。
毎日聞いてるとだんだん何か、子供連れてるのが悪いことに思えて来る。
子供って邪魔なんだなぁ、子供って迷惑なんだなぁ、分かんないですけど」
子供が居ない人には察して貰えないかもしれない。
子供が居たって…
その親の態度に辟易する場面の多い今どき。
野放しに走り回らせて知らん顔の親とか…
絵本を出しっ放しでも親も片付けないで帰るとか、
ガラスや鏡をベタベタ触らせるんじゃない!ってうちの店か(笑)
自分の家でも黙ってそれをさせてるのか?
ってほど自由に育ててらっしゃる方も少なくないですしね~。
私が人様のことは言えないですけどね、
小さい声でここだけの話(笑)
「お金が無いって人に言うと、母の愛があれば大丈夫って言われます。
そうか。。。そうかな。
お金で買えない幸せあるって言うけど、
そう言うこと言う人はお金持ってて、
私はとにかくまずお金で買える幸せが欲しい。
お金じゃ幸せ買えないかもしれないけど、
お金あったら不幸になることないしって」
幸せはお金で買えると思います。
心の余裕ができるもの。
子供を育てるために毎日必死な小春を見せられ、
生きるために何が必要なのかって、もちろんお金なんだけど、
心の余裕が持てないためにギリギリのところで踏ん張ってて…
見ててハラハラしちゃう。
子供たちが母親を驚かそうとした悪戯に、
張り詰めてたものがプツンと切れて泣いてしまった小春。
陸(髙橋來)の死んだフリが見事すぎてこちらも騙されたほど。
手が出なかったことに感心したんですけど、
そんな性格の小春だからこそ追い詰められちゃう。
吐くところがないストレス状態での頑張りは、
とても真似できないと思いましたわぁ。。。
通勤電車の中で陸が泣き出し、手前の駅で降りたシーンや、
コンビニでのお爺さんの言葉を聞いて思わず、
30年前にあったと言うお話、
『バスと赤ちゃん』を思い出しました。
ギュウギュウ詰めのバスの中…
泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せてバスは新宿に向い走っていました。
バスが次のバス停に着いた時、何人かが降り始めました。
最後の人が降りる時後方から、
「待ってください 降ります」
と若い女の人の声が聞こえました。
その時、私は子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで
泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだなと分かりました。
そのお母さんが運転手さんの横まで行き、
お金を払おうとすると運転手さんは、
「目的地はどこまでですか?」
と聞いています。
その女性は気の毒そうに小さな声で、
「新宿駅まで行きたいのですが、子どもが泣くのでここで降ります」
と答えました
すると運転手さんは、
「ここから新宿駅まで歩いて行くのは大変です。
目的地まで乗って行って下さい」
とその女性に話しました。そしてマイクのスイッチを入れると、
「皆さん。この若いお母さんは新宿まで行くのですが、
赤ちゃんが泣いて皆さんにご迷惑がかかるので、
ここで降りるといっています。
子供は小さい時は泣きます。
赤ちゃんは泣くのが仕事です。
どうぞ皆さん、少しの時間、
赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい」
と言いました。
私はどうしていいか分からず、多分皆もそうだったと思います。
ほんの数秒かが過ぎた時、一人の拍手につられて、
バスの乗客全員の拍手が返事となったのです。
若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました。
『一杯のかけそば』を思い出させるようなお話ですが、ヤラレちゃうんです(・・、)
世の中捨てたもんじゃないと言うものの、
そんないい人ばかりじゃないって現実の冷たい風当たりに、
現実でもここまで笑えないボンビー家族が居るのかって、
本当なら見られない見たくない辛いドラマなんですけどねぇ。。。
主人公・小春の生い立ちと性質上、
要領良く生きられないタイプの人間が、
不条理な社会でどんな困難にぶつかり、乗り越えて行くのか。
親子の和解の日が来るのか。
見届けたい。
母親の家族・植杉家の人たちとの関係も見せどころ。
娘の栞(二階堂ふみ)は、
どうして写真館の前で、信(小栗旬)の似顔絵を描いていたのか。
梨の絵もありましたしね。
キーワードは「梨」?
福祉事務所の担当・砂川良祐(三浦貴大)とその妻・藍子(谷村美月)、
藍子が勤める病院からどんな展開が待ってるのか…
小春に何か病気でも?
望海の出来が良すぎて泣けちゃう。。。
「望海は面白いね」
「面白いかなぁ」
「面白いよ、望海とお話するの楽しい。
お母さん、すっごく楽しい」
「いいよ、お母さん。お話しよ」
「ありがと。。。」
「お母さん?。。。
どうしたの?お腹痛いの?お熱あるの?」
「。。。何でもない。何でもないよ。。。ゥゥゥ」 泣き出す小春
「お母さん、どうしたの?」
「。。。お父さんに会いたいの。。。
信さんに会いたいのぉ」 (・・、)
「。。。お母さん。お父さん、居るよ」 泣き出す望海
「。・゚・(*ノД`*)・゚・。 アーン」
「お父さーん!。・゚・(*ノД`*)・゚・。 アーン
お父さん、来て!ねぇお父さん!すぐ来てよ~!
お父さん、お願いだから来てよ~!
会いたいよ~!お父さん~。・゚・(*ノД`*)・゚・。 」
ここでCM入れるってどうよ!
ちょちょ切れた涙が引いたわ┐(´-`)┌
♪いざや 楽しき まどいせん
「円居せん」(まどいせん)とは…
輪になって家族みんなで語り合う。家族団欒のこと。
『遠き山に日は落ちて』を上手く繋げて来ましたねぇ。
望海とナマケモノさんが、
「1129」(いいふく)で繋がってるからちょっと安心。
公式HP
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応援ありがとうございます。