2008年09月23日

『太陽と海の教室』 最終回

最終回をまとめるための”履修問題”って感じでしたね。
卓袱台なんて全く必要なく(笑)満足でした。
生徒や先生達が変わって行くのもスッキリしました。
理事長の本心も見えましたし。。。


受験資格がない。。。
不正だと分かってて、カリキュラムが組まれてた。
補習を受ければ大丈夫だと言う朔太郎の言葉に生徒達は動揺し、
特に英二が怒ってるんですが…
大学受験に躍起になってる風貌ではないのがリアルさに欠けません?
逆に、大和と羽菜は余裕だから落ち着いてるのか?(^_^;)

朔太郎は理事長に訊きます。
「生徒には何と伝えるんですか?
 不正はあったが、何とか誤魔化せそうだと伝えるんですか?」
 …守ることと、逃げることは違う!」

「あなたは勘違いなさってる。生徒は私の意見に賛成するでしょう。
 生徒はあなたではなく、私を選びます」

救済措置を申し入れたので、補習は受ける必要はないと、生徒に話す理事長。
受験後にレポートを提出すればOKらしい。
「安心しなさい。君達は守られてる」。。。

世界史の教科書を取り出し、シュメール人の文化を話す朔太郎。
「シュメール人は実に様々な発明をしてる。…
 時間の60分や60秒と言う単位は、紀元前3500年前に
 彼らが考え出したことなんだ。一時間はどうして60分なんだろう?
 そういうの考えるのって楽しいって思わないか?…」

思う~~!こういうの好きです…けど現実、受験には関係ないですし。。。
生徒達もそうなんですよね。

 【シュベール】
  メソポタミア(現在のイラク)南部を占めるバビロニアの南半分の地域、
  またはそこに興った最古である都市文明。

へぇ~。。。って思わず調べちゃいましたよ(^_^;)
  
朔太郎は、野球での例え話をします。
ワンバウンドでキャッチしたボールを、見えなかった審判がアウトと判定して
優勝しても、心から喜べるかな。。。

「私、シュメール人がどんな人達か知りたいです」と羽菜。
「ズルはよくないんじゃない」と灯里。
「俺も、櫻井先生の意見に賛成です」と洋樹。
補習に賛成なのは3人だけ。

「補習なんかしてたら、私達志望校に入れないよ」と言う凛久。


高一の時に書いたと言う、シュメール人に関する論文を見せる柴草先生。
「この間、先生が言ってたこと合ってるよ。
 世界史の教科書は、俺にとってのタイムマシンだった」
そう朔太郎に話す嬉しそうな芝草先生の目はキラキラ輝いてました。

「補習するべきだと思うよ、俺は。世界史の資格持ってるから、手伝えるよ」
そう言ってくれた芝草先生。こんなラストへの持ってき方がありましたかぁ。
八嶋さんの使い方グゥ~です(笑)

「介護士になるのが夢」羽菜。
「小学校の先生になる」灯里。

凛久だけが反対…仲間から浮いてます。
ところが洋樹も造船科へ進むと凛久に話します。

「同じ大学に行く約束は?」
「それは、ごめん」
「…何で勝手に決めちゃうの?」
「分かんないかな?」
「分かんないよ」
「ハチのことがあったからだよ」。。。
「もう決めたの?…そっか、洋樹が決めたことだもんね。応援しなきゃ」

ハチがやりたがってた日輪祭を派手にやろうと決めた洋樹と凛久。
ハチを無駄死にさせない使い方(^_^;)

世界史の補習をしようとする芝草先生は、生徒達に言います。
「あんな先生、滅多にいないんだぞ。
 お前らは素晴らしい先生に出会えたんだぞ」

「あのぉ、私、家庭科の授業が出来ます」と槙村先生(小林すすむ)。
小林さん、副校長だったんですね。存在薄(笑)
教師達にも変化が…


朔太郎を呼び、辞めて貰うと話す理事長。
「…世の中には必要悪とされるものがあるでしょう?…
 想像してみるんです。いっそそんな必要悪と呼ばれるものを
 せーのでやめてみたらどうだろうか。
 悪は廃止と、人はその時知るんですよ。
 必要悪は必要だったのか必要じゃなかったのか」
「どっちなんですか?学歴は必要なんですか?」 
「愚問です。そんなものは無い方がいいに決まってる。
 人の価値は学歴では決められない」
 
それでもなくならないものはなくならないと訴える理事長。
分かってるんですよね。”そんなものは無い方がいいに決まってる”と。

「どうしてそれを生徒達に話してあげないんですか?」
「こんなこと話しても意味はない」
「いや、意味はありますよ」

「迷ったっていいじゃないですか。教師は人です。生徒も人です。
 そこに違いなんてない。教師が何を考え、何を迷っているのかを知れば
 彼らも共に考えてくれるんじゃないでしょうか…彼らを信じて下さい」


「絶対に守んなきゃいけないものがある。それは誇りだよって。…
 俺、胸張って受験したい」と洋樹。

「私も桜井先生に言われたよ。…
 私、桜井先生の心に、心で答えたい」と灯里。

「桜井先生言ってたよな。絶対逃げちゃいけないものがある。
 それは、自分自身の可能性だよって。
 俺達さぁ、もっと自分を信じていいんじゃないのかなぁ」と茂市が言う?
ピアノの回想シーンなのに。しかし茂市の存在って…何も言えねぇ(笑)

「うん、櫻井先生言ってた。勉強は宝探しだって。
 ”99%の無駄な努力の先に宝物はある”」と大和。

「先生から貰ったバトンを今度は私達が先生に渡すの」と羽菜。

「櫻井先生言ってた。俺達は一人じゃないんだ」と英二。

生徒達の心には、朔太郎の言葉がしっかり刻まれていました。
「もう一回みんなで決めよう」と凛久。


「生徒を信じます」と理事長に話す朔太郎。。。その頃。。。
教室では生徒達全員が笑顔で補習をすることを決めていました。

「辞める必要はありません。辞任をするのは私の方です」
だからって、朔太郎に同意した訳ではないようです。
理事長の理念は貫き通しましたね。
でも、朔太郎を羨ましく思ってたのかもしれません。
生徒達が櫻井先生を信じ、補習を受ける姿を見てたんでしょうし。

補習すると決め、校庭を走る生徒達。。。
走る、雑巾を縫う、合唱する、日輪祭の準備…
勉強漬けの生徒達のいいストレス発散になってたのでは?

「保釈金の準備が出来ております。私は理事長について参ります」って、
真山先生(吉瀬美智子)、あなたは愛人か?
『魔王』でもお疲れ様でした(笑)


朔太郎は『しょうがない』という魔法の言葉を教えました。。。

「これからみんなが行く先には、たくさんの壁があるぞ。
 壁を乗り越えられなかった時、つい魔法の言葉を使いたくなる。
 だけど、それを使った瞬間に君達は、君達の嫌いな大人になる。
 …壁は本当は壁じゃないんだ。君自身を映す鏡なんだ。
 君の敵は、君なんだ。…
 これは僕からのお願いです。君は、君が思うように変わる。…
 目の前にある鏡に問いかけて欲しい。
 君は君らしくあるか。君は生きてるか。今を生きてるかと…
 これから10年かけて、この問題を解いて欲しい…”君達は誰だ”」


日輪祭。。。
次原登場に「よく来てくれたね」と灯里は笑顔で迎えます。
心が広いわぁ。。。いやこれも朔太郎の存在があってこそです(^_^;)

それぞれが10年後の自分へ手紙(夢)を書いたプレートを飾り、
最後に「ハチありがとう」の寄せ書きを朔太郎が置くと、
カウントダウンで火が灯されました。
これが日輪祭なんですね~。朔太郎を胴上げしてめでたしめでたし。

制服は冬バージョンに変わり、卒業の日を迎えていました。
英二は黒髪でしたね(^_^;)

海岸を走るみんなに朔太郎が問いかけます。
「おーい、今を生きてるかー?」
「は~い!」


新しい学園ものを見せてくれたドラマでした。
ちょっと違うタイプの熱血先生を織田裕二さんが好演したと思います。
私は、朔太郎が残した数々の言葉が好きで、リタイアを免れました(^_^;)
脚本家・坂元裕二さんにヤラレたといいましょうか。。。
ここがツボに入らないと耐えられないかもしれませんね。
履修問題からハチの死への方向性は賛否ありましたが、それもアリかなと。
チェーンソー持って…そんなこともありましたね~。懐かしいと許せる(笑)

朔太郎がこの学園に現れなければ、この生徒達の笑顔も
見られなかったですし、どんな大人になってたのか懸念が残ります。
大事な時期の教師との出会いは本当に宝物だと思いました。

月9らしくないっちゃぁ~ないって物足りなさは残りますけどね~(^▽^;)





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2008年09月15日

『太陽と海の教室』 第9話

涙をダーダー流してる私に、そっと横からティッシュをくれた下の娘。
すると娘も号泣してましたよ。・゚・(*ノД`*)・゚・。
そう、あのシーンにはヤラレました。。。


「あたし、ハチにありがとうって言わなきゃ…」
「田幡は。。。亡くなった」

ハチが死んでしまったことより、
灯里の気持ちや仲間の思いを見せられると泣けて来ちゃいます(・・、)

雪乃を止めるために自分から船に乗って行ったらしいハチ。
う~ん、ハチらしいですけど納得行かない理由ですわ。なぜ船に?

マスコミに巻き込まれないようにと、理事長はクラスでの葬儀参加を
認めません。抗議する若葉に「うるさい!」と怒鳴る理事長、ピークです。
柴草先生が「葬儀ぐらい行かせてやりゃいいのにな」と若葉にこぼしました。
むむ?前回までの芝草先生とは様子が違います。

朔太郎は雪乃をお通夜に誘います。
「君自身のために行くんだ。君は見とかなきゃいけないんだ。
 自分がどんなことをしたのか、見とかなきゃいけないんだ。
 田幡に会って、田幡と話をするんだ」

「海の上で流されてる間、ずっと怖かった。死にたくなかった。田幡君は。。。
 どうして私なんかに、一着しかないライフジャケットを着せてくれたんですか?」

こう雪乃に言わせた脚本家の意図を考えちゃいました。
まさかそれまでのハチの優しさに気づいてなかったんですか?
う~ん、分からない。。。


ハチの部屋を訪れた雪乃と朔太郎。
「どうぞ、二階です」と笑顔で出迎えてくれたハチの母親ってスゴイです。

「どうして田幡のお母さんが君をこの部屋に通したのか分かるか?
 誰よりも悔しいはずの人が、どうして君を責めないのか分かるか?
 君の命は、田幡が救った命だからだよ。
 君の命は、田幡がこの世に生きてたって言う証なんだ。
 君は生きなきゃいけない。…」

涙を流して頷く雪乃を見てると、病んでたと言うより
ただ我がままだったんだと理解しました。結果的には困らせてただけ。
気づくの遅すぎ~~。
多くの視聴者を納得させるためにはこれしかないんでしょうけどね~。
これは救われませんよ~。灯里も、私も┐(-。ー;)┌
ナイフを持ってハチの後ろに立ってたのは完全にサービスショットですね。
こんなに素直に朔太郎の話を聞けるんですよ。
あの切り刻んだ手紙は何だったんでしょう。

雪乃の母親にこの学校に残るよう提案する校長と朔太郎。
教室では雪乃が母親を待っています。そこに現れた灯里。。。

「ねぇ、どうして?死ぬなら勝手にすればいいじゃない。
 どうして人を巻き込まなきゃいけないの?
 どうしてハチが死ななきゃいけないの?」
「ごめんなさい」
「謝ったってハチは帰って来ないんだからね。
 返して、ハチを返して。いいよ謝らなくて」
そう言いながらカッターを突きつけます。

朔太郎が言います。
「屋嶋、田幡はどんな奴だった?
 田幡の何を知って好きになった?田幡はどんな奴だった?」
「優しかったよ。人の事ばっか心配して。
 お人よしで、すぐ人の事信じて、バカで」
「お前が笑ってると、田幡も笑ってた。お前が泣いてると田幡も泣いてた。
 田幡、今怒ってるか?復讐を望んでるか?田幡は、そんな奴だった?」
「違う。ハチは違う。ハチは多分言うかなぁ。
 灯里、そんなことしちゃダメだよって。言うかなぁ」(/_;)

「ごめんなさい。本当にごめんなさい」
って雪乃、普通です。頭がおかしくもありません。
予告で想像したこのシーンは、雪乃を改心させるためではなく、
ハチを思い、復讐しようとする傷ついた灯里を救うためのシーンでした。

無言で頷き背中を向ける朔太郎。
「屋嶋、泣いていいんだ。…」
「泣いたらハチが流されちゃう」
「流すんじゃない。心に浸み込ませるんだ」

朔太郎の背中で号泣する灯里。・゚・(*ノД`*)・゚・。


ハチの撮ったビデオカメラの映像を見る仲間達。
みんなで日輪祭の準備をする光景が映されます。
ハチが一人ずつ言葉をかけながら回って行きます。
そして最後は…

「…灯里です。僕の彼女です。灯里~」
「何ぃ?」(画面のハチに答えていく灯里)
「何色が好きですか?」
「水色」
「水色でしょう」
「どんな食べ物が好きですか?」
「練乳」
「練乳は食べ物って言わないんだけどな~」
「だね」
「どこに行きたい?」
「ハチのところ」(/_;)
「水族館?どこだろね~」
「ううん。ハチのところ」。・゚・(*ノД`*)・゚・。
「どっか行こうね」

今はもう居ない、ビデオの向こうのハチと会話する灯里。
このシーンは何度見ても泣けてしまって、書いてる今も泣ける(゜-Å)

最後にハチが映ると、最近決まったと言う将来の夢を語りました。
「櫻井先生のような先生になることです!」
この突然の告白に、朔太郎も複雑な顔を見せていました。


棺の中のハチを見て声をかける灯里。
「ハチ、ありがとう」そう言うと唇にキスをしてお別れしました。


「理事長留守みたいだからさぁ、
 生徒達葬儀に連れてってやってもいいんじゃない」
と芝草先生が率先して参列。

葬儀中『サウンド・オブ・サイレンス』のBGMが合わない感じがしたんですけど、
ここで使うかなぁ。遺影も遺体も受け入れられないと言うか、
違和感もあって、スーっと引いちゃいました。
私の中ではここは盛り上がる場面ではなかったです。
それから流れた『君の瞳に恋してる』ピアノバージョンでの
朔太郎がハチを回想するシーンの方がずっと良かったですもん。
そこでまた涙腺が…(・・、)

履修不足問題をリークしたのは芝草先生だったんですね。
長いものには巻かれろ派だった芝草先生が、どこでどうなっちゃった?
最終回に近づき、キレましたか。ヤケクソですか。開き直ってるようでしたよ。

履修不足は補習しかないんでしょうし、
理事長がこのままでは済まされないでしょうし、
ハチの死はこれで終わりなんでしょうし、
次回最終回は日輪祭で締めですね。

しかし、小日向さんは最後までイイとこなし?今回の役、
「生徒のため」にと思ってる所が、悪党ともちょっと違うんですよね~。
世の中が学歴社会なのは否めません。

小日向さん…『20世紀少年』では鍵を握る男です。間違いない!(笑)





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2008年09月09日

『太陽と海の教室』 第8話

腹立たしくて涙も出ませんわ。
やっぱりあの時、屋上で鍵を落とすんじゃなく…
スイカを落としとくべきでしたね。。。ってヾ(゚∇゚*)オイ


屋上の階段で雪乃を受け止めて落ち、怪我をしたのは朔太郎。
後頭部を強打しそうなもんですけどね。額横に絆創膏。

「ケンカした?ダメじゃん…大事にしなきゃ…」
ハチに声をかけ、アドバイスなんかもしちゃったりする灯里。えぇ子やなぁ。

「俺が他の子好きになる訳ないじゃん。
 灯里以外、好きになる訳ないじゃん。…あれは嘘だもん」とハチ。


雪乃は両親と共に、静岡の家に戻りカウンセリングを受けることに。。。

母親役の秋元奈緒美さん。
どうしても15歳年下の旦那様が思い浮かんでしまいますわぁ(^▽^;)
さすがお肌もつるっつる(笑)


「我々は、心のケアに関しては素人なんですから。…
 教師の仕事は生徒を高いレベルの学校に入れることです。
 …他の生徒を犠牲にする訳には行きません」と理事長。

「友人のために走ることは犠牲ではありません。
 生き方を見失った友達の相談に乗るのは、愚かなことではありません。
 …一人の生徒を見殺しにしたら、この学校はもう学校じゃなくなります」

そう朔太郎は理事長に訴えますが…
自分の命を引き換えにしても友達は救われたんでしょうか。
「一緒に死んで」と願う雪乃の気持ちは救われたとは思えません。

生きることは旅をすること…そうハチに話す朔太郎。
「…時々、立ち止まって周りを見ないと、
 思い出のない旅行になってしまうんだ。…思い出のない人生じゃぁ、
 何で生きてんのか分かんなくなっちゃうんじゃないかな」

「何か出来ないかな…何か、思い出になること」と
ハチはみんなに相談します。。

さり気なく凛久に「日輪祭」を耳打ちする朔太郎。

「…うちらの思い出が、あの人達の思い出に負けてる気がしてさぁ。
 このままだったら人生が思い出のない旅行みたいになっちゃうと思う。
 …一生思い出のない旅行を続けることになる気がする」
ハチの言葉で気合が入る仲間達。

「私も、生徒が卒業するまでちゃんと見届けます」と若葉。
もう2話(船上手術の回)辺りの若葉とは違います(笑)


「ハチに泣かされるとは思わなかった。これぐらい泣いたよ」
とプールの前に立つハチと灯里。イイ感じ♪
「何で?」…
アイスキャンディのアタリ棒を見せ、
「アタリだよ。好きだからだよ。好きだから泣いたんだよ。
 好きだから寂しくて。。。」
そこでギュッと抱き締めるハチ。
「ハチの彼女にしてくれる?…」
いいシーンでした(・・、)

でもキスはしないのね(*^m^*) ムフッ
「ヤッター!」とプールに飛び込むハチ。
泳げないハチにとってはすごい勇気の要ることでしょ。

ハチに”人魚姫”からメールが届きましたが、迷惑メールだと思い削除。
しかしこれが死神からの序章メールだったとは…
雪乃からのメールだったとは誰も気づくはずもなく。
てか、人魚姫のお話でハチに気づけってか┐(-。ー;)┌ムリ

朔太郎に届いた手紙の中身は、
雪乃へ送っていた手紙、しかも切り刻まれていました。


日輪祭の準備をする仲間たち。
L字の定規を家に取りに行くハチ。。。
「ハチ」
「ほぃ?」
「呼んでみただけ」
「じゃぁね~」
ハチと灯里。やっと両思いになれた二人なのに…嫌な予感。

雪乃から電話。やっぱりだ(-_-;)
「田端君。今ね、私ナイフ持って、あなたの後ろに居るの」
(||゚Д゚)ヒィィィ!ホラーか!!

「人魚姫のように海の泡になるの」

星の次は泡ですかぁ。
朔太郎の手紙も言葉も、雪乃の心には届かなかったんですね。
読まずに食べた♪…いや切り刻んだのか?バカ者が~!
しかしハチに恨みでもあるんですか?どうしてもハチなんですね。

朔太郎に電話をしたハチ。
「先生。次原さんが、ナイフを…
 暴走を避けられなくて、故障して…海の上に居ます」

救命胴衣は一着。
泳げないハチの勇気はここでも違う形で(*'へ'*) ンー
死にたいのはどなたでしたっけ?

「次原さん、ライフジャケット着ようね」
って気絶してる雪乃に優しく声をかけながら着せるハチってどうなの?


雪乃は救助されましたが、まだ見つからないハチ。
探しに向かうため船に乗り込もうとした朔太郎でしたが、
そこで救助隊員に連絡が入ります。

「制服を着た男子高校生が、心配停止状態で発見されましたが、
 たった今死亡が確認されました」


予告を見ると、来週の方が泣けそうです。
ハチが死んだ悲しみより、残された人たちに感情移入しそうで。。。
しかし無表情のままの雪乃の姿…何とかして~ヽ(`Д´)ノ
申し訳ない気持ちも沸き起こって来ないほど神経病んでるの?
教室で雪乃へナイフを突きつける灯里の気持ちの方を救ってやりたい。

もう~、水のないプールに飛び込んでぇ~~!!!!(*ノД`*)




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2008年09月02日

『太陽と海の教室』 第7話

久しぶりにリアルタイムに見てたんですよ~。
誰かリモコンを踏んだのかと思いましたし(笑)
福田首相の辞任表明。
『CHANGE』の頃ならグッドタイミングゥ~でしたのに(^_^;)テヘヾ(゚∇゚*)オイ
しかし何故この時間?(*'へ'*)ンーヾ(゚∇゚*)ソッチ?
留守録された方はお気の毒ですΩ\ζ゜)チンヾ(゚∇゚*)ヤッパソッチ?


〈…ある日突然、友達は死んでしまった〉

「お願い、田端君。刺して」
その場から一旦逃げ出したハチでしたが、
気になり戻ってみると雪乃は手首を…
軽く切っただけ(-_-;)

親友だと信じてた友達に裏切られ、彼を奪われたのが原因らしい。
そんなことで死ぬだなんて、命がいくつあっても足りませんよ!
そんなことのために…ハチは。。。

理事長の指示で、朔太郎は3年1組の担任から外されました。
やはり長いものには巻かれないといけないんですかねぇ。。。

前回同様、エンディングはここで流されました。
先週より悲しい最後が待ってるのかと思わせます。

前髪を5mm切ったことにも気づくハチ。
どんだけ灯里を見てる!(笑)

手をつないでデートするハチと雪乃を目撃した灯里は平静を装います。
灯里の元へ行こうとするハチを止める雪乃(~ヘ~;)クー

「言ったよね~、裏切らないって」。。。
「大丈夫、俺はどこにも行かない」
こう言うことがハチの考える「優しさ」なんですね。


「俺、次原さんと付き合うことにした。…後もう灯里のこと好きじゃないし」
そこまで言わんでも~。。。涙の灯里。

その頃我が家では…健気な灯里の姿に同情してる娘達が、
「もう死にたかったら早く死ねばー!」とキレる!ムキャー!!
こんな生の声を聞けるのも、リアルタイムの面白さ(笑)

「灯里が好きなのは、お前だよ。洋貴」
って言っちゃいましたね!
驚く洋貴に涙の凛久。。。

元彼から電話があったと、ケロッとハチとバイバイする雪乃。
ってどんだけぇ~┐(-。ー;)┌


教師は割に合わない仕事だと言う若葉に朔太郎は、
「教師の仕事は、ゴールに着くことじゃないよ。…
 俺たちはただ、スタートラインに立って生徒達の背中を押す。
 …俺たちにゴールはない。だけど結果はいつか、
 彼らがゴールに辿り着いた時、笑顔が知らせてくれる。
 それだけで充分、割りに合うんじゃないかな…」

そんな朔太郎の胸の内を知った若葉は、職員会議中…
「何が分かるんですか。…
 どうしてあのクラスのことを誰よりも知っている人の意見を
 聞こうとしないんですか。どうして櫻井先生はここに居ないんですか…」


「ねぇ、何で生きてんの?」と雪乃に言った元親友。
人の痛みを知らない子…現実少なくないかもしれません。
あんたがうぜぇ女だよ!と言ってあげたい気持ちです(`ヘ´)

居ると当たり前の存在が、居なくなって気づくんですよね。
ハチをだんだん好きになって行くのに気づいてた灯里。

「田端君。私、もう死ぬ。…お願い、私と一緒に死んで」と雪乃から電話。
「嫌だ。何で俺にそんな事言うんだよ。もう勝手にしてよ!」
つい言ってしまったハチ。

「田端、教えてくれないか?次原に何があったのか…」と朔太郎から電話。
「俺、自分で何とか出来ると思ったんです。…助けて下さい」

サウンド・オブ・サイレンスのBGMが死の予感を…

マンションの屋上から飛び降りようとする雪乃。
「こんな世界からさよならして…夜空に光る、綺麗な星になるの…」
「ならないよ。こんなとこから飛び降りたって、星になんてならない」
鍵を落として見せます。バラバラになったストラップ。。。
「あんな風になるだけだ。…人は、死んでも救われない。…
 綺麗な死に方なんてどこにもないんだよ」

あれを見せられたら飛び降り出来ないですよね…
うん、良い方法かもφ(.. )メモメモ
ってそんな気なさそうな雪乃ですが。。。

朔太郎が伸ばす手を握ろうとする雪乃。。。
そこへ柴草先生が「次原ー!」と声をかけた途端逃げる雪乃。

もう、最近の八嶋さんには…いや柴草には辟易してたんですよ。
で「つづく」て。
『SP』じゃないんですから~(*'へ'*) ンモー

凛久の言葉からして…死ぬんですよね?





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2008年08月27日

『太陽と海の教室』 第6話

ウソでしょー!どうしてハチなの?
しかも今回見せられたあのシーンだけじゃ…納得出来ません!


「39時間後、地球は破滅してUFOが私を迎えに来るの。
本当のお父さんとお母さんが住んでる星に、私を連れて帰ってくれるの」

船木真由(前田敦子)の言葉も真剣に受け止めてくれる朔太郎。

ここでエンディングが!録画だったので終わりなのかと思っちゃいましたよ。
これはラストで…と嫌な予感が走りました。


「人間はどうして泣いて生まれて来るのか知ってる?」

  あなたが生まれたとき 周りの人は笑ってあなたは泣いてたでしょう。
  だから あなたが死ぬときは 
  あなたは笑って周りの人が泣くような人生を送りなさい。

そんな言葉を思い出しましたが、真由は…
「生まれて来るのが嫌だからだよ」と凛久に言います。

朔太郎が真由の両親に言った言葉は、親として救われた気がしました。
「親が力不足だったら、子供はあんなに大きくは育ちません。
 ご立派だと思います」
教師としても人としても、常識人以上だと思いましたわ。


しかし『自殺入門』って本を売るのもどうかと思いますけど、
店員はどう思いながら普通の顔してレジを打つんでしょうね。
読むのも買うのも死ぬのも自由?に何だかなぁ┐(-。ー;)┌


朔太郎は凛久にボランティアをしてた頃の話をします。
「…焼け野原だった…炊き出しやったり、コンサートみたいな
 お祭りやったり…大変な時だからお祭りをやるんだよ。…
 全てを失った人っていうのは、泣き叫んだりしないんだよ。…」

もう一度泣く、笑うっていうことを思い出すため、
また生きようって思えるように祭りをするんだと話す朔太郎。
悲しみが深すぎて涙が出ないって話は聞きますね。
そんな状態の人を救う術とは…難しいでしょうねぇ。。。

「人間がさぁ、泣きながら生まれて来るのは、叫んでるからだよ」
私はここにいる!って叫びの声だと朔太郎は言います。

修行をするためにこの世に生まれて来たって聞いたこともありますけど、
そうなると嫌がってると言うか覚悟の涙とも言えなくもないですが(^_^;)

過去盛大に行なわれていた日輪祭の写真を見た凛久は感動。
でも自分には出来ないと諦める凛久に、
「出来るか出来ないかは、やりたいかやりたくないかの後に決めるもんだ」
なるほど~。毎度イイこと言いますわぁ。当たり前のことなんですけどね(笑)


真由の「UFO話に付き合う朔太郎に、凛久は…
「全部ウソだったんですよ。…分かってるんでしょ」
「助けてって素直に言えない時ってあるじゃないか…
 彼女が出してるSOSだと思うよ」

朔太郎のしてることを、先生の仕事じゃないと非難する凛久。
いつも凛久は朔太郎からイイ話を聞いてるはずなんですけど、
一番反抗的でもあるんですよね~。どうして?
ただ素直じゃないだけ?このドラマが(笑)
そう簡単に金八先生や鬼塚、川藤のようには行きません。


「もう二度と、大切な教え子を失いたくないからだよ」
そのために勉強以外のこともすると言う朔太郎。
それなのに…また同じ思いをしてしまうことになるんですかー!(*'へ'*) ンー


12時にUFOが来る?砂浜に作られたミステリーサークルは…
大きな電飾の「HAPPY BIRTHDAY」ケーキでした。
真由の18歳の誕生日。ちゃんと18本の電飾ローソクが立ってました。
しかしハートと「MAYU」のバランスもステキで♪
朔太郎にそんなセンスもあったとは感動(笑)

「私は祝福されて生まれて来た訳じゃないから」
「いいや、今日はお前の誕生日だよ。祝福される日だ。
 今日は、お前と御両親が初めて会った日なんだ…
 誕生日は、親と子が初めて出会った日でもあるんだ」
その通りですもんね。

今まで両親の似顔絵が、顔なしでしか描けなかった真由。
しっかり描くことが出来ました。しかも上手すぎる!


履修問題を告発した校長。
しかしそれも理事長の力で握りつぶされてしまいました。
朔太郎にあれだけの説教をされた理事長がキレちゃいましたよ。
朔太郎の処分は免れない?


〈…だけど、私達はまだ気づいていなかった。
 あの夏休みは、私達が思い出を作る最後のチャンスだったことを。
 大切な友達を失う前の、最後の時間だったことを〉

凛久の言葉が不吉な想像を駆り立てます。


「田端君さぁ、ウチ来ない?」と次原雪乃(大政絢)に誘われるハチ。。。
行くんだぁ。灯里と待ち合わせてたのに。これも「優しいから」?

『自殺入門』を読んでいた雪乃。
「サウンド・オブ・サイレンス」のBGMが何だか怖い。。。
いつもの明るいエンディングが流せない訳はコレでしたかぁ。

「田端君、お願い。私と一緒に死んで欲しいの」と涙を流す雪乃。

その本にはそう書いてあったんですか!
どうしてまたハチなんですか!
”優しい”ってそういうことですか?
ハチ~~~!!(・・、)





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2008年08月20日

『太陽と海の教室』 第5話

どんどん良くなってってません?今回も朔太郎大活躍!

「これでまた、勉強に集中できるよ」そう言う大和とは違った思いの羽菜。
顔つきも”女の子”になってましたもんね。そこにガリ勉羽菜は居ません。

受験生の見本となるはずの羽菜の中で何かが変わりました。
「先生方に質問があります。
 私たち、どうして勉強しなきゃいけないんでしょうか…
 受験勉強って何のためにするんでしょうか」

「漢字の書き順は何の役に立つんですか」と問う羽菜。
これ、私も思ってたんですよね~。娘が小学校の時に…
勉強してた『馬』の書き順。初めて知りましたもんσ(^_^;
『右』と『左』の書き順が違うからって、それが何なんですか。

羽菜の言う通り、パソコンを打てば漢字も出て来る時代。
因数分解は?微分積分は?歴史の年号は?
何の役に立つのかと訊かれても…
羽菜の猛攻撃にタジタジの柴草先生(八嶋智人)。
大人はどうやって説明したらいいんでしょう。勉強が大事な理由を。。。

それをニコニコしながら聞いてる朔太郎。
「不満を言ってるんじゃない。分からないんだ」と、
羽菜の気持ちを理解してあげられる朔太郎は拍手を送ります。

勉強が何なのか分からなくて勉強が出来なくなってしまった羽菜。
学年トップの成績である羽菜の処分を検討する理事長に対して、
褒めてあげると言う朔太郎。
理事長の「03112」って呼び方、何ですか!
名前の方が覚えやすいでしょうに、無理矢理頑張ってます?ヾ(゚∇゚*)オイ

「塾があるから」「時間ないから」と羽菜に素っ気ない大和。
大和はこのまま大学を出てどんな大人になるんだろう…
ここから朔太郎が羽菜や大和の人生をも救うことにもなるんですが。。。
大和の声だけはどうにもなりません(笑)ヾ(゚∇゚*)オイ


1ぽん、2ほん、3ぼんって遊び、しましたね~。
それを教えてくれようとする羽菜に、
「受験から逃げ出したくせに、偉そうなことすんなよー!」と怒鳴る大和。
勝手に羽菜との結婚10年計画なんて立ててたんですね~。
「それを羽菜は壊したんだよ!」って。羽菜の方が理想を追ってると言う大和。
「俺は、普通に受験するんだよ。バイバイ」…大和ももがいてるんです。


「何で勉強してんだ?」と、朔太郎は訊きます。

凛久「しないと不安だから?」
洋貴「義務」
ハチ「修行」
灯里「保険?将来困らないための」
英二「今は、妹と弟のためかな」

それぞれがその通りの答えを持ってるところがまた面白い。
ハチにとってはそんなに辛いことだったりして(笑)
そうでした。中学までは義務。それ以降は自分で選ばなければなりません。
それが将来の自分のためなんですけどね~。

そして羽菜は「勉強は無駄だ」と言う結論に達した。

大和が羽菜から貰ったお守りの中には…
98点の答案用紙が入ってました。大和と同じ勘違いをして間違えたー2点。
それともう一つ、二人で撮った証明写真。
プリクラじゃないとこがまたこの二人らしくて微笑ましい。
羽菜のお守りになってたことを知った大和は。。。

「楽しくなかった?俺は楽しかったよ。羽菜と一緒に勉強するのが。…
 必死で覚えた化学式の中に、俺と羽菜の思い出はあるよ。…」

ひとよひとよにひとみごろ… √2= 1.41421356…
ひとなみにおごれや…√3 = 1.7320508075…
すいへいりいべぼくのふね (H He Li Be B C N O F Ne …)

役に立ってなくても、思い出に残ってますね~。懐かしい。。。
ってそんだけです。だから何?(^_^;)
一体何のために覚えたんでしょ(笑)
そう、思い出ですよ、何もかもあの頃の…


5科目の模擬テストをする朔太郎の意図は。。。
大和、羽菜、英二と一緒に受けた朔太郎は最下位ですが…

「お前達に本当のことを教える。
 実は学校の先生は、勉強が出来ない。…
 お前達が普段受けてる試験を先生が受ければ、
 お前達程の点数は取れない。
 大人になると、勉強が出来なくなるんだ。それは何故か。
 お前達がしている受験勉強は、将来二度と使うことがないもの
 ばかりだからだ。受験勉強は役に立たない。…ただ。。。」

ハチドリの話をする朔太郎。
くちばしで少しずつ水を運び火事を消そうとするハチドリは、
「私は、私に出来ることをしてるだけ」と言う。
そんな無駄なこと?
じゃぁ、何もしなくても良いのか?
それは違う。
「例え99%の努力が無駄になったとしても、1%しか報われないとしても、
 力を尽くした者にとってその1%は、100%なんじゃないかな」

イイこと言うわぁφ(.. )フムフム
今回は娘たちに見せてやりたいですもん(笑)

「俺にとって勉強とは、宝探しの旅なんじゃないかって。…
 無駄な努力は無駄じゃないんだって」

それを見つけるために生きるんですね。
こういう話をして貰えたこの生徒達って幸せですよ。
これこそ宝の言葉ですわぁ。
目的を見い出せたことは、この先将来への目標が出来た訳ですし。


「先生は見つけたんですか。その宝物を」
「見つけたよ。だからこうしてお前達に勉強を教えてる」

初回で鬱陶しくも感じたBGMが、
最近ではタイミングも心地良く響いて来るのが不思議です(^_^;)

それでも生徒達と朔太郎の距離が縮まらないのも不思議です(笑)


「03112を改心させて下さったようですね」と理事長。
そっちですか?┐(´-`)┌

「名前を仰って下さい」
「知りませんね」
やっぱり人間扱いしてないんですね。
どうやら柴草先生のことも同様扱いです。

羽菜の気持ちも退学問題も解決。大和とも修復。
ところが…

この学校での履修科目の時間数が、国で定められてる規定に達していない。
このままでは3年生全員が卒業出来ないかもしれない問題が浮上。
朔太郎どうする!




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2008年08月13日

『太陽と海の教室』 第4話

三崎雅行(中村優一)が弾いていた、ショパンの『英雄ポロネーズ』。
その昔『赤い激流』で水谷豊さんが弾いてる姿を見て以来…
ショパンのファンです(笑)
『軍隊ポロネーズ』を特訓したりもしましたわぁ('▽'*)。。oO


バレー部廃部の危機を救うため、朔太郎はビーチバレー大会を企画。
雅行がバレーをやりたいと言った本当の理由は。。。

雅行と凛久がペアを組むことになると、おだまりこまりも黙ってません(笑)
貴林優奈(黒瀬真奈美)も名乗りをあげます。するとハチも挙手。。。
これで4人のメンバーが揃いました。

ビーチでの練習。
男子はTシャツで、女子は水着姿って…サービスなんですかね。
なら男子にも…ヾ(゚∇゚*)イワセネーヨ!(笑)


「それはお前が自分で書いた、なれませんっと言う”せん”だ。…
 大人になると知らず知らずのうちに引いてしまう”せん”」

朔太郎の言葉に凛久は何だかやる気が出ます。。。

そうなんですよね。
夢を持ち続けるって素敵なことですけど、これが叶うかどうかと考えると…
いつまでも夢を追いかけてはいられない現実があったりして、
子供の頃からの夢が叶った人って幸せですね。
私は”スチュワーデス”にはならなかったですけど(笑)


「それは、恋だ」
朔太郎は決して鈍感な先生ではなく、アンテナ張り巡らせてますし、
声をかけるタイミングもグゥ~です。
大体、凛久が洋貴のおかしな行動に気付かない方が鈍感だと思いますけど。

「恋は逃避」か「恋は勘違い」か。。。

小学校の頃にビデオカメラで洋貴を撮る凛久ですが、
机の上に置いて自分も入れながら…ってちょっと出来すぎじゃないですか?


「三崎雅行は予定通りピアノを弾きます。と、桜井先生は言ってます」
そう朔太郎に絶対の信頼を寄せる校長が言う通り…

胸に手を当て目を瞑りじっと祈るのか、パワーを送るのか、
朔太郎のこの行動が気になります。


推薦入学の演奏会から逃げたことを謝る雅行に、
「いいんだよ。逃げたって。俺だって逃げたことあるよ。
 嫌いなもんからは逃げりゃいい」

そして一つだけ確かめたいことがあると…
それでトラックを自腹で借りてまで、ピアノを運んで来たんですかー(^▽^;)
「お前、本当にピアノが嫌いになったのか?」

みんなで運ぶことに意義があるんです(笑)

「立ち向かう奴だけが偉いんじゃないよ。…
 だけど、逃げちゃいけない時もある。…
 生きることは、自分の限界を決めることじゃない。
 可能性を信じることだよ。…地図の外へともっと向こう、もっと向こうへと。
 生きるってことは、はみ出して行くことだ。ここじゃない。どこかへと。…」


連日のオリンピック観戦が蘇りました。
どの国の選手も皆この日のために頑張って来たわけで、
それはもう普通の努力ではないはずです。
北島康介選手の涙に貰い泣きしてしまったのも、
そんな苦労が伝わって来たからだと思いました。
逃げ出したくなることも何度かあったと思います。
好きなことも、度を超えて嫌いになる壁も乗り越えなければならない精神力。

そんな思いを今回の朔太郎も、雅行の今の状況を汲み取り
優しく説いてやる姿勢は流石でした。

「海に向かって弾いてみな」

激しい「ポロネーズ6番」ではなく、優しい「ノクターン2番」。
上手い流れですわぁ♪

そんな音色を聴きながら、凛久は淡い初恋を思い出してました。

「聴こえる?洋貴。ショパンはパンじゃないよ」
「知ってる」
「だったらいいんだ」
そう言うと携帯電話で雅行の弾くショパンを聴かせます。

凛久は、あの日のことを忘れてたのかな?初キス。。。


ビーチバレー大会当日、洋貴は現れましたが試合の結果は…
顔面にボールを食らい、鼻詮する二人(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
 
8年振りに2回目のキスは出来ず。
また言い争っちゃう素直になれない二人。。。

「恋はするもんじゃない。恋は落ちるもんだ。
 ある日突然、それとは気付かずに、真っ逆さまに落ちるんだ」と朔太郎。
恋も語れるんですね~(^_^;)

この言葉に当てはまる二人がいました。。。
大和と羽菜が図書室でそっとキス♪
こんな時期に恋に落ちて大丈夫なんでしょうかねぇ。
予告での「勉強って何!」
…羽菜が退学を決めた理由って?



もう朔太郎=織田裕二さんの暑苦しさ&鬱陶しさは微塵も感じません。
それでも視聴率は先週の12.7%から10.7%に。
初回の張り切りすぎが悔しいところですね~。
まぁ月9だと思わなければ(^▽^;)ヾ(゚∇゚*)オイオイ  

2008年08月06日

『太陽と海の教室』 第3話

子供って、うんちやおならって言葉が好きなんですよね~。どうして?(^_^;)

「お兄ちゃん達ヘンだね。何か分からないものを計算してるの?」
子供からの鋭い質問です!
言い返せない秀才2人の大和と羽菜。
トマトをどうにかしたくて計算しますが…
「この計算じゃ、トマトが宇宙になってしまうもん」って(^▽^;)
トマトの大きさを計算してたんですか?

『おもひでぽろぽろ』を思い出しました。
頭の良い二人の姉を持つタエ子が小学生の頃、分数の割り算が出来なくて、
リンゴを分けるのにどうしてかけるんだろう?と悩んでるのを、
お姉ちゃんが理屈でなく「割り算はかけるの!」と言い放つシーン。
そんなことを不思議にも感じたことがなかったので、妙に印象深く残ってます。

大人になる過程で、こういう子供心っていつしか失ってしまってて、
気づくと受験のために勉強させられて、エリートになるためにトップを目指すのが
当たり前になってる若者たち。

きっと東大出身の若菜(北川景子)もそうだったでしょう。
川辺英二(山本裕典)にとって、
どっちが大事なのか当たり前のように説いてました。
しかしキスまでされて、動揺した様子もない若菜って…分からない。

英二が、幼い弟妹の面倒を見てるんですが…
父親は事故で亡くなり、母親が入院中。
それでも、母親が児童相談所などに何の手続きをすることなく、
英二に任せて入院ってどうなの?


「僕は不幸だと言われる子供達を大勢知ってます。
 だけどある意味で、日本の子供たちは今、世界中のどんな子供たちよりも
 哀れなのかもしれません」と日本へ帰った来た朔太郎。。。

アフリカで教師をしていた頃の朔太郎とアミーの「ありがとう」の話も良かった。
そして18歳になったアミーが朔太郎の腕の中で戦死。。。泣けました。

同時に18歳の日本人高校生が、その様子を冷めた目で写メに撮るシーンが。
国の違いで同じ若者の生き方がこんなに違ってしまっている。
での本当に悲惨なのは日本人の方かもしれない。。。
暮らしは豊かであっても、心は…

立ち入り禁止の船艇に隠れていた英二兄妹。
朔太郎が探しに行くと、予想通りの大変な展開に!
足が挟まれ、傷口からは大出血の英二。
釣り針を取り出す朔太郎に若菜は…

「医者でもないのに、手術なんて出来るはずないでしょう…
 私はそんな責任は取れませんよ」

「責任?責任てのは何かあってから取るもんじゃない。
 何かが起こる前に、動くことだ。…
 誰もやらないことは、誰かがやらないといけないんだ」

『Tomorrow』で菅野ちゃんが看護師の立場でありながらもメスを入れた。
そんな「責任」云々言ってる場合ではない時、動けるかどうか。

命を助ける場面に出くわして、突っ立って見ていられる人間では
ありたくないですが、それには相当の勇気も必要でしょう。
でも現実、冷静な判断なしに溺れる人を助けに行って死んでしまう例も多く、
正義感が勝って動いたとしても、吉と出てこその結果オーライ。

あの縫合手術で大丈夫とは思えませんし(^_^;)
どうしてデッキで手術?
医務室とか他にもあるでしょうに。ショーじゃないんですから。
てか助け出す時に、もっと人手を借りればいいですのにね~。
で、朔太郎はお咎めなし?…
一応突っ込んどきましょうかね(笑)

「先生は縫い物得意なんですか?」って、
麻酔もなしで縫ってるのに…英二強すぎ!もう超越してたとか?(笑)

「一人で頑張ってるのはお前一人じゃない。
 お前みたいに頑張ってるのは、世界に大勢いる。
 一人一人だけど、一人じゃない…」

すごく励まされる言葉ですね。
一人で頑張りすぎてへし折れちゃいそうな時、
仲間が居ると思えるだけで強くなれます。
やっぱり人間は一人じゃ生きられない。
誰かのために頑張れる力があるように、
誰かに支えられて頑張れる力もあるんです(・・、)


「責任は取れない」と言った若菜が動いた時はやっぱりグッと来ますね。
おまけに…
「ありがとう」。。。「マハドゥサニ」
最後にそう言った若葉。何かが変わったんでしょうね。
ちょっとジーンと来たラストでした。
でも…
今回の月9に「LOVE」はなさそう?

そして前回から楽しみに期待したのは…

エリート商社マンだった朔太郎。。。ゴーストじゃなかったのねヾ(゚∇゚*)トウゼン
『ジェイソン』『ダイ・ハード』と来て、今回は何かのパロディでした?  

2008年07月30日

『太陽と海の教室』 第2話

旅先のホテルで見ました。
開放感の中、気楽に見たせいか1話より楽しめました。
録画予約して来たのに…

「ここに来てまでテレビつけるの~?」
とパパさん、一人不貞寝…てかただの酔っ払い(笑)
「お風呂行ってくれば~」と、ドラマは女3人でガッツリ見ましたよん♪
と言う訳で、遅くなりましたがレビューアップします(^_^;)


7股かけてる灯里(吉岡由里子)のすったもんだに振り回される
8番目の男、ハチ(濱田岳)。
ツルはハチでもこんな役なんですね~。でも癒されますわぁ♪

灯里は何話まで”宵町しのぶ”に見えちゃうのかσ(^_^;
しかもキャナメ君と絡みがあるなんて!でもこんな役ヤダ~。
ちょっとふっくらしてませんでした?

今回の朔太郎(織田裕二)はウザイって感じませんでした。
初回が気合入り過ぎてましたしね。

楠木大和役の冨浦智嗣君。つくしの弟・進のイメージが強いせいか、
成績優秀な高校3年生に見えません。
同じく谷村美月ちゃんも『わたしたちの教科書』まんま中学生(^_^;)

ドラマの初回にキャスティングに違和感があると、
これを埋めるのにストーリーを相当頑張って貰わないと辛いです。

「ノックぐらいしなさいよ」
そう言われてノックし直そうとする若菜先生(北川景子)の
天然ぶりが中途半端で勿体無い感じ。
『モップガール』での弾けっぷりが最高にツボだったので惜しいです。
あ、八嶋智人さんもこっち系じゃない方が活きるのに…


「最悪な女だ。自業自得ってやつだな。ざま見ろだ」
「灯里はこんな女じゃないです」
「こんな女じゃないって証拠でもあんのか」
「一緒にご飯食べてると、僕にシイタケをくれます」
「自分が嫌いなんじゃないのか」
「電車でおばあさんが立ってると、僕に席を立てって言います」
「自分が立てよ」  (≧∇≦)ノ彡バンバン!
「うさぎのリンゴで泣いてました」

愛情が何なのかよく分かってないんだと話すハチ。。。

朔太郎の提案でハチが灯里に書いたラブレター。
読まずに破いてしまうという予想通りの展開。
でもそれは後でテープで張り合わせて登場するんだろうなぁって
展開も予想通りで嬉しかったです。
灯里が素直になれたって意味でも。

好きだった洋貴(岡田将生)に嫌われてしまい、友情も危機?!
そんな意地になった灯里が笑顔を取り戻すまで、
朔太郎のさり気なく踏み込んで来る感じが良かったです。

特に凜久(北乃きい)には毛嫌いされてるんですよね、朔太郎。
いつもきいきい言ってますもん(笑)
「絶対食べちゃダメだからね」って焼きそば(^▽^;)ドウシテ?
もんじゃの方が美味しそうでしたけど♪

灯里からハチにSOSの電話が!
出ないハチに朔太郎は…

「裏切られても関係ない…裏切られても裏切られても裏切られても」
「そんなの馬鹿です」
「馬鹿でいいじゃない…
 本気で好きになるってのは、馬鹿になるってことだよ。
 胸張って、馬鹿んなれ」

ハチは助けに走ります。変速の壊れた自転車で。。。
今回大活躍のハチのお陰でレビューリタイアしなくて済みましたσ(^_^;

マンションの窓から突入した朔太郎。。。ってこれもギリギリ許す(笑)
「この声、いくらで買う?」

外で「灯里~!」と呼ぶ仲間達の声。

「人の心は売り物じゃない。…
 人の心をさ、何かに代えるなんて出来ないんだ。
 うさぎのリンゴみたいにさ…」

灯里も気づきました…
てか早く開けてあげてよ~。
って皆さん思って見てたでしょうね(笑)

ハチはやっぱり…
洋貴のボタンで玉砕!
それでも「気づいてあげられなくてごめん」って、ハチ~(・・、)イイヤツ


「この学校が抱えるあの問題が発覚しても、
 彼ならば全力で生徒を守って」
「発覚などしません。私がさせません。命に代えて…」

校長と理事長が知る秘密。。。
あんまり引っ張らないでね(^_^;)

次回はいよいよ山本裕典君の謎が明かされる?

イライラ度が低いと、UZの歌も前回より爽やかに聴こえたのが不思議(笑)  

2008年07月21日

『太陽と海の教室』 第1話

『ライフ』に『イケパラ』 『プロポ』に『喜多善男』に『金八』、
『わたしたちの教科書』に『花男』…モゲッ!

「善男ちゃん」って言い出しそうな吉高由里子ちゃんですが…
善男ちゃん居るし!(≧∇≦)ノ彡バンバン!

吉高由里子ちゃんは明日(7/22)で20歳なんですね~♪
宵町しのぶがこんなに若かったとは(笑)

小日向さん、今回は湘南学館の理事長。
お人好しの善男ちゃんではありません。
「偏差値が決める。学力が決める」
校長も失脚させ、理事長ワンマン体制(経営)の学園を、
どう織田裕二さん演じる新任教師が変えて行くのか…


モップガール・北川景子ちゃんは、東大出身の現国担当の副担任。
そして母親が校長(戸田恵子)だったのには驚き。
二人の姓が違うんですよね。。。
そして校長先生は園芸好きがお決まり(笑)


父親が借金してる先の息子は、水泳の大会でわざと負けろと言い、
それに対して親子で反論できずに、どうにもならない先の見えない人生。
親同士の関係がこんな形で子供に影響するのって可哀想ですね。
息子には夢もあったのに…
父の跡を継ぎたかった根岸洋貴(岡田将生)。。。

そんな洋貴の話をちゃんと聞いて、
「俺に任せろ。力一杯泳いで来い」
とアドバイスした新任の櫻井朔太郎(織田裕二)。

織田裕二さんの登場の仕方やにらめっこに…
娘はお風呂に入って行きました(笑)
体操のお兄さんにビックリしてましたけど、私は知りませんでしたし。
弘道お兄さんしかリアルに見てませんでしたもんσ(^_^;

日垣茂市役の鍵本輝君って…誰?
ケイタイ小説『天使がくれたもの』で人気が出たんでしょうかね。
体操のお兄さん同様、初めて拝見しましたけど、今後の活躍に注目!


「私達の未来は、私達が決める前に決まってるんじゃない!」
白崎凛久(北乃きい)の言葉に朔太郎は、
チェーンソーを持って…


学園ものにもそろそろ飽きて来た今日この頃ヾ(゚∇゚*)オイオイ
こういうドラマで思い出すのは『GTO』。
真剣に見てたあの頃が懐かしい(^_^;)
小栗旬君もかなり成長しましたし、時代の流れを感じますわぁ。
あ、玉木宏君もチョイ役で出てたんですよね~。
フジッキーもヤンキー警官でしたし('▽'*)。。oO
反町先生も織田先生も、一生懸命さが生徒に届く?
時代は変わっても、生徒達の本質は変わらないもの?


「人に勝つってのは勝つことじゃない。自分に勝った奴。
 自分の目標に届いた奴が勝った奴なんだ。…
 絶対に守んなきゃならないものがある。それは、誇りだよ…」

最後に胸を打つセリフを言ってくれた朔太郎。
毎回こんな感じで生徒が強くなって行くんでしょう。


プールのシーンは『ウォーターボーイズ』を思い出してました。
いつの時代も、熱くなれるものがあるっていいですね~。

この学校には何の秘密が隠されてるのか…
そちらの方が気になります。
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