2007年11月30日

『3年B組金八先生』 第8話

イラク戦争へ行く紋土の父は、その前に紋土に会いたいと手紙を送って来ました。
〈父さんが好き。。。有り得ねぇ〉

幸作先生、選択教科を国語ではなく英語にしたんですね。
でも、父親の背中を見て育ってることを実証してくれたような回でした。
間違いなく坂本金八のDNAです(笑)

”中学生英語スピーチコンテスト”の代表生徒に、帰国子女でもある
亮子(忽那 汐里)が選ばれました。本当にオーストラリア出身なんですね。
それで英語の矢沢先生との英会話もネイティブ(^_^;)

ドラマのオーディションの段階で、どの回にはこの子って決まってるんですかね?
当たり前かもしれませんが、女形と今回の帰国子女で、改めてそう感じました。
ホント、芸は身を助ける…(^▽^;)ヾ(゚∇゚*) ゲイジャナイヨ(笑)

チーン♪お母ちゃん…
金八先生と乙女の、お母ちゃんの使い方が可笑しい(≧∇≦)ノ彡

『紋土が亮子にラブレター』って、裏サイト!どうにかならないですかね?(`へ´)

幸作先生は、紋土の様子を感じ取り、公民権運動を指導しノーベル平和賞を
受賞したキング牧師についての授業をしました。
英語の時間に社会の授業してもいいじゃないですか。矢沢先生!
私も勉強になりましたし(^_^;)

本人にも分からない…キング牧師のスピーチを暗記していた紋土。
意味は分からなくても、母親の子守唄代わりだったようです。

紋土が、亮子に父親からの手紙を訳して貰おうとしますが、裏サイトを見た
亮子は、「何で私が黒人なんかと付き合うの!」と言い放ちました。
何も言わずその場を去る紋土。駿に「お前最低だな」と言われた亮子。。。

金八先生は授業を切り上げ「別々ゲーム」をしようと提案します。
「デカ組とチビ組」「カッコイイ人とブサイクな人」に分けることを、
「先生、これ差別だよ」と生徒達からブーイング。

金八先生は人種差別の歴史を話し始めます。
白人社会は何故黒人を差別したのか…
「ミュージシャン・スポーツ・カルチャー…今、黒人達は活躍しています。
白人より黒人が劣ってるのは大ウソです。…
憎しみは憎しみを生む。愛だけが憎しみを消し去ることが出来る」

そして紋土に言います。
「I have a dream。。。この言葉は、実は君のお父さんが君に手渡したかった
言葉なんじゃないかな…君が決して道に迷わないように…」

そして紋土の本当の気持ちを知って後悔する亮子に金八先生は、
「少しも悪意がなかったのは分かってる」とちゃんとフォローしてくれました。
「紋土、酷いこと言ってごめんね。私、自分の言ったことが恥ずかしい」と、
亮子もイギリスで日本人だと差別されたことがあると話し、泣いて謝りました。
ジーン(・・、)

紋土の手紙を亮子は訳して読みました。。。
息子への思いが綴られた手紙には涙でした。
「日本にお前とお前の母親を残して来た事を、後悔しない日は一日も無かった
事だけはわかって欲しい。出来れば最後にもう一度、この腕の中に
お前を抱きしめてから死にたい」と書き締めた、your father。。。。(T_T)

スピーチコンテストのクラス代表は紋土がいいと、亮子は提案しました。
「大丈夫、私が手伝うから」
この亮子があんな差別的なセリフを言ったのにはちょっと違和感ありましたね。
自分も差別を受けたことがあるとも言ってましたし。
う~む、これも裏サイトのせいか!!

でも、どんなきっかけで差別する側に成り得るか分からないってことですね。
亮子って、金八シリーズでの若かりし頃の上戸彩ちゃんに見えませんでした?

「教育は勝ち負けじゃないでしょ」と言われた矢沢先生も、気になるようです。
いい人なのに素直じゃない。けど言うことはアメリカンなストレート(笑)

いよいよ紋土のスピーチコンテスト。緊張するぅ~~!

キング牧師が残してくれた言葉「I have a dream」の意味を理解したことを
スピーチの中で話し「僕には僕を支えてくれる先生がいます。そして大切な友達
がいます。それから自分を生んでくれた母と。。。。。父がいるのです」
泣けますわぁ(/_;)
そして「みんなへの感謝をこめて父がよく口にしていた!I have a dreamの
一節を聞いてもらいたいと思います。」と続けました。

紋土のスピーチは胸を打ちました(・・、)
堂々の3位(^^)//゛゛゛パチパチ
矢沢先生も泣いてたじゃないですかぁ。ホント素直じゃないんだから(^_^;)

壁を乗り越えてちょっぴり大きくなった紋土…今回も泣かせて貰いました。  

2007年11月23日

『3年B組金八先生』 第7話

幸作(佐野泰臣)が、桜中学で教育実習だなんて、時の流れが早いですね~。
乙女のことをあれこれ訊く遠藤先生。脅してどうする!
その遠藤先生に、養護の本田先生(高畑淳子)が、
「乙女ちゃんの赤ちゃん」と言ったのはナイスでしたよ♪

漆田駿(坂井太陽)は、大衆演劇一座の座長である父・錦次(渡辺正行)を
嫌っていました。自分の夢は、高校へ行って音楽をやりたいと。
小宮パパの後に渡辺パパ登場とは!ラサール先生も居ましたしね。
しかし渡辺さんの女形はキツイでしょう(^▽^;)ヾ(゚∇゚*)オイオイ

音楽をやりたいわりには歌がイマイチの駿よりも、茅ヶ崎紋土(カミュー・ケイド)
のダンスは上手でしたよ。何でもやっとくべきですね。芸は身を助ける(^_^;)
紋土も父親のことで悩んでます。母親が池津祥子さんとは!楽しみ♪

路上で歌う駿に、通りすがりの音楽プロデューサーからダメ出しが。
しかしそれは父親が仕組んだ劇団員だったのです。何故にオネエ系?(^_^;)
それを知った駿は「こんな仕事クソじゃねぇかー!」と、女形の仕事なんて
世の中の役に立たないと言い「あんたがそんなんだから母さんは出てった」
とまで言い放ちますが、黙って聞いたままの錦次。。。
感情的に手を出す父親ではありませんでした(^。^;)ホッ

一座の経営が苦しくて、公園のトイレ掃除をする錦次は、
こっちの仕事なら世の中の役に立つだろう、と金八先生に話しました。

金八先生は授業で『便所掃除』と言う詩を生徒達に読ませました
「はい次、駿お願いします」「読みたくねぇ~し」「立って読みなさい!!」
金八先生の力強い言葉と、泣きながら読む駿にBGMも入って
貰い泣きしちゃいました(・・、)
「感謝もされないトイレ掃除」とバカにしていた駿に読ませたかった詩。
「まだこの詩は汚いか?」。。。

「身勝手な人がいて、みんなのものを汚すだけ汚してさっさと逃げてしまう。
その身勝手な人が汚したものを、黙って片付ける人がいます。…自分のために
自分を表現して、自分だけ気持ちがいい人には誰も感謝しませんよ。
誰からも拍手されない。だれからも感謝されない。それでもただ黙って、
誰かのためになると思って一生懸命働く人、そういう人が本当に働く人なんじゃ
ないかな。…誰かがやらなければ困る仕事、そんな仕事を黙ってやる人、
その人達こそがまさに、個性に輝く人なんじゃないかな」と金八先生は話しました。

金八先生が駿に「…読みなさい!」と真剣な表情で強い口調で言ったのを見て、
ふざけて読みたがらなかった生徒達も、表情が変りました。
いつも穏やかな金八先生の心の内が伝わったように見えました。

…が、「じゃぁやってみろよ!…女形やってみろよって言ってんだよ!」
と駿が言い返したのにはちょっとびっくり。こんな展開?(^_^;)

「やってやろうじゃないか!」で金八先生の女形を見ることに…(笑)
故ばってん荒川さんのお米ばあさんを思い出しましたよ。

見てられなかったのか「僕がやる!」と駿が言い出し…
本当に女の子みたいで可愛かったですね。化粧栄えします♪
まさかどこかの一座の跡取りなのかと思いましたけど、普通の子でしたわ(^_^;)
それにしては踊りの方は素人っぽかったですけど、頑張ってましたよ!

駿の踊りに生徒達もあんぐり見とれてました♪
「この前は笑ったりして悪かった、ごめんな」と言われ気分も良さそうな駿。

駿の交換ノートには「マジ充実した感じだったよ」の言葉が…
字がまたキレイで、、、
音楽以外の才能に目を向けた方が良いですって(笑)  

2007年11月16日

『3年B組金八先生』 第6話

いつもみなみ(菅澤美月)と一緒のみーちゃん(藤井真世)。
相手に合わせてしまう性格を、もっと自己主張するように友達から言われます。

「どうしたら美香みたいになれるの?」と訊かれた美香は、
「自分に嘘をつかない。それだけよ」と答えました。
中3でも分からないですかねぇ。しかもみーちゃんは成績も良いのに。。。トホホ

そしてみーちゃんは金髪にして登校して来ました。
「ちょっと自己主張してみただけなの」とケロッ♪
本当はビジュアル系が好きだから?しかし親はどう見送ったんでしょ。

みーちゃんが、みなみとの勉強の約束を忘れ、風邪を引いたと嘘をついたこと
から二人は行き違い…裏サイトに「死ね」と書いたみなみ。
簡単に「死ね」と書いたり言ったりしますけど、言われた子も簡単に死んで
しまいそうで怖いです。
”親友”って難しいお年頃でもあり、一旦壊れると修復も困難だったり。。。
裏サイトや闇サイト…なくならないんでしょうかね。怖いです。

サトケンの父親は息子へメールを送り続けていました。一方通行のメールを。
金八は「必ず返事は返って来ますから」と励ましますが、
サトケンは中々心を開いてくれそうもない様子でした。

テストが出来なかったからと、学校の屋上から飛び降りようとする、
A組の佐藤(杉山大喜)を助けたチャラ(真田佑馬)とニコラス(岩方時郎)。
先生や生徒達からヒーロー扱い。ところが夜の学校に忍び込んだ理由が…

金八先生は、ロールプレイング(役割演技法と言う教育方法の一つ)で、
”自殺する側””制止する側”を生徒に疑似体験して貰いました。
で、先生が歌ってた鼻歌って…何?刑事ものが思い出せない(´ヘ`;)
なぜあのシーンであのBGMだったのかも疑問(笑)

自殺を止めさせるのは思ったより難しく…そんな中、みなみはみーちゃんの
自殺を止めることが出来ました。本音で言い合えた二人は喜びます。

「頭で説得しようとする言葉は意外と相手に届かない。
身体から出た言葉はちゃんと届く。…人を”死ね”と非難することはルール違反。
”死んだ方がマシだ(楽だ)”と言う言葉も文法として間違ってる。
死んだ人が使う言葉です。自分の思いをきちんと人に伝えたいと思ったときは、
正しい言葉で、頭ではなくて身体から出た言葉で相手に思いを伝える。
そうすると伝わる」と金八先生は話してくれました。

サトケンも両親と気持ちが通じ合える日が来ますように。。。

みんな~、やっぱりA組よりB組の生徒で良かったね(笑)
金髪に染めて来たからって、即カラースプレーで対処しようとする、
遠藤先生(山崎銀之丞)。理科の実験中に音楽を聴いていた美香を注意する
時も熱くなり過ぎだと思って見てましたけど、一事が万事こんな風。
乙女の彼には相応しくないのは見抜いてましたね、金八先生(^_^;)

チャラとニコラスは職員室に忍び込み、数学の問題を写メで撮っていました。
数学のテストを見て不審に思った乾先生が金八先生に相談。追試と言う形で、
内密に治めてくれました。ホント乾先生は良い人になりましたよ~♪

そして、職員室の鍵を落としたのは教頭先生だったというオチ。
先生だって、大人だって失敗するんですもん。

金髪にしたみーちゃん、授業中に音楽を聴く美香、職員室に忍び込んだチャラと
ニコラス…上手く軌道修正してあげられる大人が傍に居る居ないで、
これから先が全く違って来ますもんね。
まず話を聞いてあげる姿勢の金八先生はステキです。  

2007年11月09日

『3年B組金八先生』 第5話

美術と体育以外は内申1の光也(高橋伯明)が「学校の先生になりたい」と。
そんな光也の夢を真剣に受け止めてくれる金八先生が素敵です。

『オール1の落ちこぼれ、教師になる』宮本延春さん著書の本を皆に紹介します。
この宮本さんは地元愛知の方で、ドキュメント番組で見たことがありました。
義家先生も凄いですが、こちらは不良ではなくいじめられっ子だったと言う…
光也と同じ境遇だったことも、やる気を起こさせたようでしたね。

しかし”オール1先生”。金八先生の説明にもありましたが、物理学に興味を
持ったことから、算数ドリルから独学を始め、定時制高校から名古屋大学大学院
理学研究科にまで進学し、素粒子宇宙物理学を学ぶって…凄過ぎ!

この事実には生徒皆が励まされるでしょう(^_^;)
「問題がない限り答えは見つかりません」。。。
「一番大事なことはね、今分からないことがある、今出来ないことがあるって言う
のは、素晴らしいこと」だと金八先生は言いました。
どれだけの生徒が目標や夢に向かって進み、叶えられるのか…
中学生ですもん、取りあえず良い高校入っとこ!が現実でしょう。

光也をアインシュタインにする実験…補習が始まりました。
アインシュタインのお話は勉強になりましたわぁ。
金八先生みたいな授業なら違った私になってたかもしれない(笑)ププ

500円の2割引が分からないようなら補習に出ようよ、浩一、みなみ(^_^;)

サトケンの父親は、よく学校へ足を運ぶ気になりましたね。
このきっかけも母親が、捨てたはずの野球帽を取っておいて、金八先生に相談
したからでしょうか。母親が「憲太郎の話を聞いてあげて」と父親に言った時には
何だか救われましたもん。でもサトケンはバカな行動を取らない子で良かった。

帽子に書かれた”一球入魂”の言葉は、サトケンのケイタイアドレスにも使われ
ていました。”ikkyuunyuukon@.....”
「野球はお父さんの愛情そのものだったんじゃないでしょうかねぇ」と金八先生の
言葉に涙腺がプチッ!こう言うの弱いんですよね~(/_;)

金八先生が家まで訪れた時には、聞く耳も持たなかった父親。
「私は息子に幸せな人生を送らせてやりたいんです。そのためには一流の大学
を出て、一流の企業で働くべき」だと信念を話す、高卒と言う学歴の父親。
親は皆、幸せな人生を送って欲しいと願います。
何が本人の幸せなのか…そこが難問なんですね。
サトケンの父親はどう動く?


補習に協力してくれた社会・川口先生(明星真由美)と英語・矢沢先生(山田純太)
の行動も良かったですね。何で竹刀持ってるんでしょ、川口先生(^_^;)
数学の乾先生(森田順平)はいつも金八先生に賛同してくれてますが、
かつては一番の敵でしたよね~。第5シリーズで、デイサービス導入により
出会いが…結婚してから丸くなられましたね(^_^;)  

2007年11月02日

『3年B組金八先生』 第4話

サトケン(廣瀬真平)は、父親(小宮孝泰)に野球のグローブを捨てられ、
部屋で怒りをぶつけ、学校に行かなくなりました。「こんな物があるから勉強
出来ないんだ」と本当に思ってるんですかね。このタコ親父!

乙女(星野真理)は、つき合ってる人がいることを金八に報告します。
彼は10歳年上の35歳、バツイチ、子供あり。ところが結婚はしないと言う乙女。
もう少ししっかりしてると思ったんですけど、やはり恋に「しっかり者」は関係ない?
ここにも悩める父親が。。。トホホ
そう言えば、北海道へ行ってしまった(顔にアザのある)彼とは終わってたの?

大将(亀井拓)が裕美(山田麗)の家・寿司政で父親(石倉三郎)に脅されます。
それも娘可愛さで、近づく男は全てシャットアウトして来たらしい。。。トホホ

教室では大将が「やくざかチンピラだ」と裕美を責めました。
金八は「お父さんは無口…愛を伝えようとすると無口になる」のだと父親像を話し、
「お父さんとの一番最初の思い出は?」と皆に訊いてみます。
「親なんてみんな自分のことしか考えてないし」と言う生徒に同感する子も多い中、
父親との思い出が強烈に残ってる子達も結構居たりして…
訊いてみたくなりましたよ、うちの娘達にも(^_^;)
しかし山上憶良って相当家族思いだったんですね~。1300年も前でもね~(笑)

大将の父親は酒飲み、母親は見て見ぬふりで、小さい頃のことは「何も憶えて
ねぇ」と言います。ここにもトホホな父親。

親子愛について語る金八は、乙女のことと重なり、
「父親は娘のことが心配なんだよなぁ~」と涙ぐみ、
「先生、何か辛いことでもあった?」と生徒達が優しく慰めてくれます。

金八の話しから何かを感じ取った大将は寿司政へ向かいます。
このシーンは良かったですわぁ。。。

「裕美に謝ろうかなぁと」「居ねぇよ」「じゃぁ…」
「すぐ帰るから」と引き止める父。。。カウンター越しに気まずい二人。
「やっぱ俺帰ります」「おい。。。食え」と出された中トロ?上マグロ?美味しそう♪
「そんな。。。頂きます。。。やべー、これ超うめぇ」にはニコッと親父さん。

父親ってこれなんですよね。言葉は無くても気持ちが通じた時、信頼し合える
何かが生まれたように感じました。何だかジーンと来ちゃいました(・・、)
言葉少ない親父さんの”目”で判断する大将が可笑しかったですわぁ♪
しょうゆもつけずに食べた大将は”通”ですね(笑)

サトケンの父親も、昔は一緒にキャッチボールするほど親バカだったらしく、
信用金庫の支店長代理になってから変わってしまったと、裕美の両親から
聞いた金八。親も辛いものを抱えているのかもしれませんが、子供の気持ちを
汲み取る余裕がなくなってしまうのは危険なこと。
第三者で見てるとよく分かるんですけどね~ヾ(;´▽`A``
…横でゲラゲラお笑いを見て笑ってたうちの娘。。。きっと大丈夫!だよね?(笑)  

2007年10月19日

『3年B組金八先生』 第2話

赤い私服の転校生…森月美香(草刈麻有)。
「親から自由になるため」だと転校理由を述べ、謎を残しましたね~。
そして美術展に出品するかしないか…長谷川孝志に決着のついた回でした。


「明日から制服を着て来るように」「嫌です」…
制服を着る意味が分からないと言う美香に、「皆と同じように着て来なさい」と、
その意味に答えてやれない副校長(金田明夫)。トホホ
「大人はいいの」と答えるバカ親と同類。

孝志の問題で教育委員が学校へ調査に来ます。背後に都議会議員がいるのが
問題らしく、教育委員会も予算が絡んで来るとお困りの様子。
校長から、孝志の絵も美術展に出すように言われ悩む立花先生でした。
そこへ、既に選ばれていた女生徒が、えこ贔屓されてると思われるのが
嫌だから、自分達の絵は出さないで欲しいと頼みにやって来ました。

孝志本人も悩む毎日。
そんな孝志に何も訊かず笑顔で見つめ、見守る金八先生がとても良かった。
心のHP(ノート)を見つめる孝志…

翌日も赤いセーターで登校する美香。”赤”にも意味があるんでしょうか。。
副校長から、学校へ来なくていいと言われても、
「私をこの学校から追い出して下さい。…この学校へ通う権利があります」と
強気な発言で言い返し、周りからも「あの子と仲良くするとヤバイ。内申に響く」
と…中3の心情を追い詰める”内申”って言葉が辛い。

美術の時間。立花先生は予定を変更し、生徒達に自画像を描かせました。
国語の時間。金八先生はその事を知ると、授業を脱線し自画像鑑賞会へ…
金八先生の、孝志を待つタイミングや、この脱線のタイミングが流石です。
重要ですもんね。大事な時間です。

自画像…「意外と自分の顔ってよく覚えてないんだよね。…自分の思ってる自分
と違う。どうしてだろう…本当の自分じゃないからなんじゃないかな。」
左右反対に映る鏡でしか自分を見ることが出来ない。
「一番知ってるのは家族。…
何と言ってもお父さんやお母さん達…一番よく知ってらっしゃる」
…ドキッ(^▽^;)(笑)


雨でずぶ濡れ、遅くに帰宅した孝志。時間をかけ悩み・闘い決心したんでしょうね。
「お母さん、僕の顔ってどんな顔?僕ってどんな人間か教えてよ。僕は誰なの?
何のために生きてるの?」と訊く息子に「お前、疲れてるんだ」とバカ父。

「あの絵は僕が描いた絵じゃない」と大学生に貰ったことを話しました。
大体、息子がどの程度の絵が描けるのかも知らないなんて…そんな親に限って、
「うちの息子に限ってそんなことありません」と自信持って乗り込んで来るタイプ。

「お父さんもお母さんももっと僕を見てよ!親だったら僕がどんな人間なのか、
僕が誰なのか教えてよ!」と孝志の叫びにジーン(・・、)

挿入歌「生きとし生ける物へ」。これがまた上手い具合にグッと来ます。

孝志の両親が抗議を取り下げたってことは、気づいてくれたんですね(^。^;)ホッ
ここもちゃんと示してくれたことで救われました。

孝志は心のHPにも書き込むことが出来ました。
〈…親に本当のことを言えました〉と、そこには成長した孝志がいました。


孝志役の坂本優太君、本当は12歳。頑張ったね(^_^;)
孝志を殴った北山大将役の亀井拓君は16歳!やはりジャニーズJr.でしたかぁ♪
…オーストラリア出身だなんて…オッシャレ~(笑)  

2007年10月12日

『3年B組金八先生』 第1話

何だかんだ言いながら第1シリーズから見続けて来た『金八先生』。
振り返ってみます('▽'*)。。oO

①雪乃(杉田かおり)の妊娠・出産はかぶりつきで見てました。
 今ではそれ程でもない?当時は…こんなことがあってもいいのか!(笑)

②腐ったみかんは衝撃的でした。その後沖田浩之さんの自殺もショックでした。
 イコール中島みゆきさんの歌でしたね~。

③これは見返して確認してみたい。当時の教師・生徒役は今では有名人ばかり。
 元SMAPの森君も出てたんですね。このシリーズはあまり記憶にないんです。

④雪乃の息子が3Bの生徒に。意地悪な優等生・美香が、自宅の高層マンション
 から飛び降りようとする!のが印象に残ってます。

⑤兼末健次郎(風間俊介)の家庭問題に、毎回号泣してました。
 亀梨君もデビュー。初代「ソーラン節」は感動ものでした。

⑥性同一性障害の直(上戸彩)。金八先生の息子・幸作が悪性リンパ腫。
 もう6年前になるんですね。

⑦薬物依存。ここまで来ちゃったんですもん。怖かったです。
 ジャニーズ・八乙女君のあの演技は許されるのか…心配しました(笑)

第7シリーズ(丸山しゅうの薬物依存)で終わりじゃなかったんですか?
これ以上ネタはあるのかと思いきや…今回のテーマは『親』。あぁ怖い(笑)
痴漢疑惑、ネットカフェや裏サイトなどの時代背景…ネタはあるもんですねぇ。

・布川隼汰君(大西悠司役)15歳。シブガキ隊のフッくんパパ。
     テレビで見た事があったので分かりました。
     フッくんは『仙八先生』だったから、ちょっと惜しい(^_^;)
・草刈麻有ちゃん(森月美香役)14歳。草刈正雄パパ。
     次回、赤いセーターで現れる転校生ですね。
・植草裕太君(金輪祐樹役)何と12歳!少年隊の植草パパ。
     「好きな歌手は少年隊」だなんてパパ嬉しいでしょうね♪

他にも二世は居るのかしら?(^_^;)


我が子の絵が選ばれなかった事で、学校へ乗り込んで来る長谷川孝志の親。
美術の立花先生(藤澤恵麻)の出身大学を訊いては侮辱し、「こんな酷い絵を
選ぶような教師はいかがなものか」と責め、教育委員会に訴えるとまで言い出す
バカ両親。あんた達がいかがな者かだよー!(桜塚やっくん風に:笑)

そしてもう一人バカ母から逃れるようにネットカフェへ通う江藤清花(水沢奈子)。
この子は愛知出身ですね!贔屓にしよ♪(笑)

どうしてこうも問題を抱える3B…また観ちゃう~?(^▽^;)ヾ(゚∇゚*)ドラマ
28年前の映像から回想…金八先生、若かったですね~。懐かしい♪

金八先生は清花と一緒に家へ行き、母親と話します。
凄い剣幕で、育て方をとやかく言われたくないと言う母親に…

「そう言う事を申し上げてるんじゃありません!よろしいですか、お母さん。
子供はねぇ、親の見栄や世間体のために生きてるんじゃないですよ。…
子供が苦しんでるんだったら、どうか子供の話を聞いてやって下さい。
子供がもし泣いとるんだったら、しっかり抱いてやって下さいよ。お願いします」
と頭を下げて頼む金八先生。こう言ってくれたことにすっきりしたのと同時に、
金八先生の言葉は当たり前のことなんですけど、子供が今何を思い、悩んで
いるのか分かってやれない親に、清花の安堵した顔を見たらジーン(・・、)

「当たり前のことは当たり前じゃない」
「なぜ生きてるのか分からないと、人間は生きていけないんです」

今回、第8シリーズも金八先生の言葉いヤラレそうですわぁ。
                                        公式HP