2009年07月06日

『官僚たちの夏』 第1話

”ミスター・通産省”の異名を取る、
元通産事務次官・佐橋滋さん(1913-1993)を佐藤浩一さんが演じます。

実在した官僚たちをモデルに、
高度経済成長…夢の実現に向かって戦う、熱き男たちを描くんですね。

モデルの佐橋さんは岐阜出身なんですが、名古屋の名門東海中学から八高、
そして東大法学部から当然のようにエリートコースを進まれた感じがします。
「官僚」と聞くだけで良いイメージがなくなってしまった現在ですが、
戦後の復興を夢見て、それを実現させようとした熱い男達が、
本当に居たと思うだけで嬉しくなりますわぁ。

原作者の城山三郎さんは、2007年に79歳でお亡くなりになってるんですが、
名古屋出身なのも何だか嬉しいです。

そして名古屋と言えば、このドラマのロケ地にも使われてるんですね。

  この通産省内部。
  名古屋市公会堂にも思えるんですが…

  昭和が漂うレトロな建物って、
  名古屋市役所か公会堂しか
  思い浮かびませんわぁ。



さて、ドラマの雰囲気は『華麗なる一族』を思わせるんですが、
北大路欣也 さんは、そのうち万俵大介に見えなくなることでしょう(笑)
脚本家は『華麗なる一族』と同じく橋本裕志さん。。。納得。

佐藤浩一さんも、真面目な顔して…ナイフをペロ~ン♪
って舐めそうで期待しちゃいますわぁ(≧∇≦)ノ彡ヾ(゚∇゚*) ナンデヤネン
『ザ・マジックアワー』での佐藤さんは一生忘れられないと思います(笑)

自動車作りに命をかけた男・アケボノ自動車社長・朝原太一(蟹江敬三)。
『トップセールス』で自動車販売に命を賭けた男・蟹江さんを思い出します。
蟹江さんには泣かされたんですけどね~、初回で亡くなってしまって寂しいです。


昭和30年と言う時代背景が、『~三丁目の夕日』みたいですね。
私はまだ生まれてませんが、何だか懐かしく思えるのは何故σ(^_^;
自動車の三角窓は、その後開くようになるんですね。憶えがありますもん。

電気の供給量が少なかった時代。。。よくヒューズが飛んでたような…
そう言えば今は停電なんてしないですもんね~。
子供の頃は停電すると、ろうそくが楽しみで~(^▽^;)ワクワク


アケボノ自動車が作った車を「あの程度の車…」と馬鹿にしたアメリカ人。
悔しいですね~!
でもそれをバネに頑張って来た人たちが居てくれたからこそ、
今の日本があるんですよね。
しかし道も整備されてないから、泥ハネやぬかるみに嵌る車も当たり前。
ジープを乗り回すアメリカ兵なんてまだ居たんですね。泥ハネ謝れ~!

「アメリカに出来たことが、日本に出来ないはずはない」
風越信吾(佐藤浩市)の熱き思いは、
敗戦後の夢や希望を諦めかけていた朝原社長の心を動かします。
それが…(・・、)


能力がある者が昇進すべきと人事を改革することを考え、
戦後の日本を復興させるにはどうするべきかを優先させた風越。
こんな熱い男が、昔の官僚には居たんですね。。。
あ、今でも居るんでしたら、ぜひ続編でドラマ化にお願いします。

ナレーションは安住アナだったんですね。TBSにはなくてはならない男ね(笑)
そしてエンディングはコブクロですかぁ。
これからドラマを盛り上げてくれるのを期待できそうです♪

次回は「三種の神器」。
三種、それはね。。。
今ではなくてはならない電化製品ね(笑)
                                 公式HP

【追記】 

通産省の内部はやはり名古屋市役所本庁舎のようです。
在米日本大使館は豊橋市公会堂。
名古屋市公会堂は使われてないですね~。
でもその他のロケ地も愛知県内が多く使われていて嬉しくなりました。

風越と庭野と鮎川が歩いていた銀座数寄屋橋の風景は、
名古屋堀川の納屋橋だとか。
ノコギリ屋根のオカヤ織物は、一宮市の日誠毛織さん。
工場内部も一宮市の葛利毛織工業さん。
オカヤ社長演じる、ざこばさんには泣かされましたわぁ。。。
見応えのあるドラマです!


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