2010年11月30日

『龍馬伝』 最終回

刺客には亀様を持って来ましたかぁ!
もっと見せて欲しかった~。もったいなくて~贅沢な気分を味わえましたけど♪
弥太郎との対峙は魅せてくれましたね~。流石の…
いとこでしょ(笑)

京都見廻組・今井信郎(市川亀治郎)。
暗殺説では京都見廻組が有力のようですが、彼は見張り役だったと言う説も。
暗殺には未だに謎が多く、どう魅せて貰えるのか期待の最終回でした。

表木戸で声をかけたのが中岡の妻だったと言う演出も意外でした。
暗殺者の「こなくそ」の方言が伊予地方のもの(新撰組・原田左之助)か、
「こげんなくそ」の鹿児島弁(薩摩藩)だったのか。。。
実は巻き添えになったと思われた中岡慎太郎の方が狙われていた。。。とか。
龍馬暗殺の真相はミステリーで興味をそそりますわぁ。

「新撰組も、幕府がの~なったら、ただの人斬りや!」ってセリフもあったのが…
龍馬フリーク・ビビる大木さん!彼の町人姿を見た時は驚きましたけど、
『おもいッきりPON!』でも、その暗殺疑惑を語ってましたね。

新撰組なのか、まさかの後藤象二郎なのか…
シャモ肉を買いに行った峯吉まで怪しいと解説してくれるビビるさん。
近江屋から走っても10分程度の陸援隊に知らせに行くのに、
3時間もかかったのは何故なのか、何があったのか。。。


ラスト前で感じた龍馬の何様ぶりを見せられ、ちょっとトーンダウンした私。
それまでの偉業には、惜しい人を亡くしたと悔しい思いが大きかったんですけど。
特に永井玄蕃頭(石橋蓮司)に面会した龍馬を見て…ん?
出すぎたマネに、そりゃあちこちから狙われても当然って。。。
暗殺へ向けて、そう演出してたんでしょうけども。
もっと上手く立ち回ることは出来なかったんですかねぇ。
ドラマでもそういう男だったんだと見せてるように、仕方のない話なんですが、
新政府綱領八策の《○○○を盟主とし》がまた波乱を起こす元凶に。
もうちっくと考えて欲しかったぜよ~。龍馬~。


今回の松平春嶽(夏八木勲)との対面でも、意気揚々の龍馬。
龍馬には好意的な殿様だからいいようなもんですけどねぇ。
春嶽は笑顔を見せながら龍馬に言います。

「ここへ来て、座ってみんか。
 どうじゃ、景色が違うて見えるじゃろ」
「そうですのぉ。。。
 けんどわしは元々土佐の下士の生まれですき、
 お殿様の席らまっこと居心地が悪いがです」
「ハハハ、まことお前は変わり者じゃ。
 その高い所に座ると、みんな気持ち良くなって、
 そこからは降りたくなくなるもんじゃ」  そうじゃそうじゃ、今でもそうじゃ。
「慶喜公は、降りて下さいました」

ここで座ってお菓子をポリポリ食べながらの間がすごく活きてた三岡八郎。
中川家・礼二さんがおいしかったですわぁ(笑)
後に由利公正と名を改め、政治家であり実業家になる人物とはね~。

お笑い芸人と言えば、別人のような顔に驚かされたのは原田泰造さん。
この人はお馬鹿さんなのか賢いのか分かんないヾ(゚∇゚*)オイオイ
近藤勇でしたよ~!あの顔つき。上手かった。(他の近藤勇をよく知らんけど)

幕末の歴史も知らない私は、大政奉還を受け入れた裏には
どんな約束が交わされたのか、そちらも気になって…
そこまで調べないですけどね^^;
将軍様の老後は安泰だったとして、各藩にはそれ相当の仕事を確保して
あげないと、多くのリストラに遭ってしまう浪士はそれこそ”浪人”なんですかね。
長屋で番傘でも作って生計を立てたとか…
ってそりゃ時代劇の見すぎだわ(笑)


『坂の上の雲』で明治維新を見てると、
それなりの役職の人は、県庁へお勤め出来たように見えますが。
新政府って大変だったでしょうねぇ。
ドラマで見るには、やっぱり幕末が面白いですけど。

龍馬を楽しく見ることが出来たのも、福山龍馬と香川弥太郎のお陰。
最終回での弥太郎も魅せてくれました。
最後まで龍馬には屈することなく、それでも友を守ろうとし、
その死を悔やむ姿に、龍馬のセリフよりもジーンと来ましたもん。
 

「弥太郎。おまんはそんなにわしのことが嫌いかえ」
「あぁ、大嫌いじゃ!この世の誰よりものぉ!」
「そうか。けんどわしはのぉ、おまんのことを嫌うたことは、いっぺんもないがじゃ。
 岩崎弥太郎ゆう男は、土佐に居る頃から、わしは死ぬまで友達じゃと」
「そういうところが嫌いながじゃ!
 おまんは、自分の思うまんまに生きて、それがどういう訳か
 ことごとく上手う行って。おまんと一緒に居ったら、わしはのぉ、
 わしは自分が何ちゃぁ出来ん。こんまい、つまらん人間に思えたがぜよ。
 けんどのぉ龍馬。人がみんな自分のように、新しい世の中を望んじゅうと
 思うたら大間違いやぞ。…
 恨みや、妬みや、恐れ、保身。そのうち怒りの矛先はおまんに向くろう。
 わしには分かる。眩し過ぎる日の光は、
 無性に腹が立つゆうことを知っちゅうきにのぉ」

自分に出来ることをしただけだと言う龍馬。それは弥太郎も同じだと。
「おまんはこの金で、日本一の会社を作って、
 日本人みんなを幸せにせんといかんがじゃき。
 それはのぉ、それはわしには到底できん。
 この世で、岩崎弥太郎ゆう男だけが出来る大仕事ぜよ!…
 達者での。。。達者でのぉ弥太郎!」

土佐の頃からの幼馴染の二人に、胸が熱くなるものがありました。
二人の仲をこの1年で面白おかしく見せてくれましたもんね~。
鳥かごを背負う汚い身なりの香川照之さんが懐かしい~(笑)

「あんな奴は殺されて当然ぜよ!」と今井信郎に言い放った弥太郎でしたが…
「けんどのぉ、龍馬は殺されるほどのことらしちゃぁせんがじゃき。…
 いかんぞ。龍馬を殺したらいかんぞ!
 待ちやぁ、待ちやぁ。殺さんとってくれ。そうじゃ、金ならあるき!…」
最後まで弥太郎キャラが憎めなかったのは、香川さんの名演技だと思う。


『龍馬伝』では、男の世界の嫉妬も上手く見せてくれてましたから、
あ~こういうことなのかって部分は理解できました。
最近の野太い声の龍馬を思うと、19歳だった頃の龍馬を思い出し懐かしい。
歳月の流れと夢を叶えながら大きくなって行った
龍馬を見せるには当然の演技なんでしょうけど、
私には終盤の福山龍馬がどうもしっくり来なかったですね~。
福山君自身、力が入りすぎてなかったですか?そういう見せ方(演出)ですか?
19歳がしっくり来てたのに、33歳がそうでないってのもおかしい…私の目線?


近江屋。。。
咳き込む龍馬の「今日はわしがこの世に生まれた日ぜよ」のセリフに、
いよいよかー!今夜なのかー!。。。期待と寂しさで見入る私。
咳き込む龍馬の姿に、風邪気味だったために
シャモ鍋の肉を買いに行かせたと言う説を思い出す。

中岡慎太郎が訪ねて来ましたよー(ノ゚ο゚)ノ
新政府に徳川御家門である松平春嶽を入れることを反対する中岡。
シャモを買って来るように階下へ声をかける龍馬。
外では雨の中を刺客たちが迫って来る…

「あの○○○!誰の名前が入るがじゃ。答えや。。。龍馬!」
「。。。それはのぉ。”みんな”じゃ。…
 上士も下士もない。商人でも、百姓でも、志がある者やったら
 あの○○○には誰もが入れるがぜよ。それを、それをのぉ、みんなで選ぶがじゃ。
 ほんでみんなで選んだそのお人を、この人らぁで支えたらえぇがじゃ。
 それがわしの考えじゃ」
「おまんの名前がない」
「わしはのぉ。役人になる気らぁこれっぽっちもないがじゃ」

アメリカ、エゲレス…世界へと目を向け、
蝦夷地(北海道)の開拓をし新しい村を作ると言う夢を中岡に話す龍馬。
「この日本に、世界中から知恵と技術と人々が集まったら、
 この国は、まだわしらぁが感じたことのないような、
 夢と希にあふれた国になるがじゃぞ!」

「誰にも言わんとうせや」
「どういた?」
「わしゃ泳げんがじゃ」
「ハハハハ。そりゃ誰にも言えんの」
「ハハハハ」


表の戸を叩く音が。。。
「峯吉か?」
「夜分遅うにすみません。
 中岡慎太郎の家内でございます」

龍馬は、下の騒々しい物音に「ほたえな!(騒ぐな)」
「いかん!」先に気づいた中岡。
太刀打ちできない勢いで何度も斬りつけられる二人。

今井の刀を鞘で押し除ける龍馬。
「どういてじゃ!どういて、分からんがじゃ!」
「このー!くそー!くそー!」
恨みをぶつけるように何度何度も斬りかかる今井。
その顔は返り血を浴びて真っ赤に染められ。。。

「もうよい」と止めたのは、見廻組組頭・佐々木只三郎でしょうか。

雨の音が激しい中…
「中岡。。。泳げんでも平気じゃ。
 わしの、わしの船は、わしの船は、どんな嵐やち沈まん!」

何度も起き上がろうとしては倒れる二人。。。こういう演出にしたのねぇ。

「あぁ、ほんなら、安心じゃのぉ。のぉ、龍馬」
「何、何ぜ」
「世界ゆうは、どればぁ広いかの?」
「すんぐに見に行けるき」
「そうじゃの」

額に手を当て、傷の深さを知り死を覚悟した龍馬。
「。。。あぁ。。。中岡」
「ん?何ぜよ」
「わしは、この命を、使い切れたがえ」  
「何言うがじゃ。おまんはまだまだ。まだまだー!」
「そうかえ。フッ そうかえ。まだまだかえ。ハハハ そうじゃの」


「龍馬ー!」と近江屋まで走る弥太郎と出くわした見廻組。
血に染まった今井の姿を見た弥太郎は、
「あーーーーーー!おんしら、何ちゅうことをしてくれたがじゃ!おんしら!」
普通なら切り殺されてますけどね。

「どうしますか」
「放っておけ」  命拾いしたからこその三菱財閥。


「そうじゃの」
「龍馬。。。龍馬。。。龍馬ーーーー!」

龍馬死す。

龍馬の死は、お涙頂戴に作られていませんでしたが、ちょっと間延びが…
水溜りを何度も何度も叩き悔しがり泣き叫ぶ弥太郎の方が見せ場に思えたし。
「返してくれ。返してくれ。龍馬を返してくれ。大事な人や。大事な人なんや」

多くの大事な命が奪われて来ましたねぇ。
その死を無駄にすることなく、今の日本は築かれて来たんでしょうか。
戦争は終わらず、醜い勢力争いも続き、140年経った現在も、
お陰様で明るい未来がやって来ましたと、
喜んでいいもんなんでしょうかねぇ。。。


第4部では、13%~18%と伸び悩んでいた視聴率も、
最終回は21.3%ありましたね~。
有名な龍馬暗殺の最終回だけを見たかった人も多かった?

1年を通して欠かさず大河ドラマを見ることが出来たのは、
ドラマ好きな私でも、今回『龍馬伝』が初めてでした。
それだけでもありがとうを言いたい!
最終回が大満足でなくてもヾ(゚∇゚*)オイ
回想シーンが少ししかなかったのは、泣きツボをチクリともせず残念でしたけど。
延長分、回想に使ってもらっても良かったぐらい(笑)

とか何とか言いながら、作った人も見た人も、お疲れ様でした~!


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2010年11月19日

今が旬な長崎土産ぜよ

帰省土産にいつも気遣って下さるKさん。
今日は高校生の息子さん・T君がカットの来店時に持って来てくれました~。

「龍馬ぜよ!」って思わず叫んだ私。
昨日、龍馬の記事を書いたとこだったので、ちょっと嬉しかったの♪
いつも以上にテンションアゲアゲな私を見た笑顔のステキなT君は…
イケメンです。礼儀正しくて、おっとこ前ぜよ~(人´∀`)


  やっぱり『龍馬伝』ですよ。
  龍馬ではなく、伝がつくのがミソ(笑)

  それも今月で終わりですけどね~。
  (『龍馬伝』最終回は11/28)

  デパ地下の長崎フェアも
  大盛況だったようですし、
  大河ドラマのお陰で、今年は一段と
  長崎が盛り上がったことでしょう。

  九州には美味しいものがいっぱいあるし♪



龍馬=土佐のイメージしかなかった私。
長崎がこんなに深く龍馬と縁があったところだったなんて、
知らなかった~。恥ずかしかった~。今まで損してた~。

私が女子高生だった頃。。。そう、ついこの前のこと('▽'*)ヾ(゚∇゚*)オイ
修学旅行で見学したグラバー邸にも全く興味なく…

長崎ちゃんぽんと皿うどんが美味しかったな~♪
あ~、今なら行きたいと思う。。。長崎~(ノ゚ο゚)ノ


肝心の焼き芋まんじゅうのお味は。。。
黒ゴマの風味とさつまいもの餡が合う~♪
土産物に美味いもの…
ありです!ヽ(*´∀`)ノゎーィ♪


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Posted by mana at 19:46Comments(10)TrackBack(0)「龍馬伝」

2010年11月18日

龍馬暗殺まであと40日…

『龍馬伝』最終回まで、あと2話…(ノ゚ο゚)ノ イヤーーー!
京都へは行くなー!と言っても、この史実を変えられるわけもなく。
どうしてもこの先待っているのは、暗殺シーンなんですね~。


今朝の『めざましテレビ』で福山君が撮影を振り返ってましたけど、
演じてる役者も視聴者も48話って、あっと言う間でしたよね~。
そして…
蝶ネクタイの軽部アナが福山龍馬と、近江屋の前で写真を撮ってるんですもん。
民放は時空とNHKを越えた(笑)


昨日の番組欄を見て、龍馬と中岡を発見。。。『歴史秘話ヒストリア』。
番組欄と言えば…
「競馬」も「龍馬」に見えてしまう私って、どんだけ~(ノ*´▽)ノアハハハハ


143年前。。。旧暦11月15日が龍馬の命日。(誕生日でもあるなんて!)
その二日後の17日が中岡慎太郎の命日になるんですね。
毎年11月15日には京都にある二人の墓前で「墓前祭」が開かれるそうです。
あの最後の夜…
シャモ鍋を食べる前に襲われてしまったと言う二人を偲び、シャモ鍋を供えます。


同郷であり、同年代、最期も一緒。
親友のようで実は何から何まで正反対の凸凹コンビだったと言う二人。
なぜこの二人が相棒に?そして時は今です、旬の二人なのです^^
どんな人物像を見せてくれるのか興味津々。。。

海の男・龍馬と、山の男・中岡。
二人は武市の道場で運命の出会いをします。龍馬21歳、中岡18歳。
身長は173㎝と153㎝。剣術が得意と勉強熱心。
中岡は、20歳の時に親が決めた村娘・兼(15歳)と結婚。
龍馬は、30歳で医者の娘・龍と恋愛結婚。
個性の違う二人も、同じ志から友情と信頼が生まれて行ったんですね。。。


武市半平太の妻・富が二人の印象を証言してしました。

「柿を出しますと、中岡様はうやうやしく、いただきますと行儀良く食べ、
 最後は、ご馳走にあずかりました。
 坂本様は、種を吐き出しながら、むしゃむしゃ召しあがりました」

再現や絵で見せてくれる龍馬と中岡でしたけど、
どうしても福山くんと上川さんを想像しながら見てしまうわぁ。
もちろん富の証言も奥貫薫さん(笑)


薩摩と長州は政治方針の違いから対立。
京都での戦争で激突したばかりか、
徳川が長州を懲らしめるため包囲した連合軍に、薩摩も参加していました。
もしここで戦いが起きて長州が滅べば、幕府の権威は高まり、
薩摩など幕府に物申す有力藩まで、次々に押さえ込まれる恐れがありました。

薩摩と長州を和解させる。。。
幕府に対抗する勢力の盛り返しを計画した中岡と筑前勤王党の早川たち。
交渉役として西郷と面会した中岡は、
出方によっては西郷と刺し違えるつもりだったと言います。

議論と弁舌で人を動かす中岡と、利益で人を結びつける龍馬。

歴史的偉業の秘密は、正反対の「相棒」の個性、凸凹ぶりにあったのかも。
そう番組では解析していました。なるほど~φ(.. )フムフム
ドラマでも見て来ましたが、分かりやすく解説してくれましたわぁ。

薩長同盟成立は、龍馬だけのお手柄ではありませんが…
それでも彼には人の心を惹きつけるものがあった。。。華がある。運がある。
あ、すべて福山くんを思い浮かべて語ってます(笑)
だって~、上川さんの登場って少なかったですよね^^;
陸援隊まで描いて見せて欲しいところですけどね~。


両者を知る土佐出身の政治家・板垣退助(龍馬より一つ下)が後に語っています。
「中岡はもし生きていれば、西郷隆盛や木戸孝允と肩を並べる政治家に、
 坂本は、岩崎弥太郎のように実業家方面に発展していたはずだ」と。


逃れられない暗殺の日を、福山くんと上川さんがどう演じて魅せてくれるのか…
悲しいけれどしっかりと見届けたい。。。期待してます。

『龍馬伝』46回(11/14)放送の、容堂と龍馬の見せ場は見事でした!
容堂の武市への思いや心情を龍馬が読み、語るシーンには涙(・・、)
「武市半平太はわしの家臣じゃき」。。。

容堂を演じる近藤正臣さんって、こんなに凄い役者さんでした?
って思わせる今回の大河ヾ(゚∇゚*)ナニサマ
ただの酔っぱらいじゃ~ない容堂を見事に演じて魅せてくれます。
どうしても、つま先でピアノを弾くシーンしか浮かばないんですもんヾ(゚∇゚*)オイ

後藤象二郎がまたいいですね~。
青木崇高さんは第一部からずっと出演してますけど、変わって来ましたよね。
もみ上げが立派になって貫録が出て来たと思ってたら、
15キロ太らせたそうです。やっぱり~って驚きました。15キロで丸顔に(*゚0゚)スゴイ

「妬ましかったがです!
 坂本竜馬が次々と大志を成し遂げていくのが、妬ましかったがです!」
ここも見せ場でしたね~。

龍馬を一番妬ましく思い続けて来た弥太郎も実業家として成功してますけど、
後藤象二郎も政治家として生き、明治30年に亡くなってます。
あ~、暗殺を逃れた龍馬が現代へタイムスリップしてたら…『JIN』まで妄想。

生きてたら…そう思いたい歴史上の人物は大勢居ますもんね~。
しかしドラマや映画で見せてくれる影響力は、
歴史に無知な私のような人間には大きすぎますよ。
また福山龍馬から内野龍馬に戻さなきゃならないって(笑)
来年の4月から『JIN』の続編スタートですヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪

ラスト前の『龍馬伝』47回(11/21)「大政奉還」では、
相違する考えの龍馬と中岡が見られる…かも?


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2010年07月13日

『龍馬伝』いよいよ第三部へ

武市半平太が切腹し、岡田以蔵が処刑され、
次回から舞台は長崎へ。。。

歴史上の人物の死を知りながら見るのは辛いですね。
もうその役者さんにも、情が沸いてますしね。
なので…
どうしても亀弥太に対しても許せない部分が(笑)

亀弥太を演じた音尾琢真さんとビビる大木さんのトークが可笑しかった~。
やっぱり亀弥太として「お前のせいで」みたいに言われるって。
音尾さんって面白いですね~。話し方上手♪
『おもいっきりPON!』で、裏話などを面白可笑しく話してくれてました。 
 

今回は武市の最期を見事に魅せてましたけど、不思議と泣けなかったんです。
武市の書いた手紙にも、それを読んだ妻・冨にも。
武市には回想して欲しかったと思ったし、(走馬灯のように)
冨には号泣してもらいたかった。(個人的好みです)
夫の非業の最期に笑顔を見せる気持ちも汲めるし、
それまでの気丈な冨と言う人物像もしっかりと見せてましたけどね。

武市を演じた大森さんには、これが本当に最後だって気合を感じました。
私の泣きツボにはビンゴしませんでしたけど。
こういう見せ方もあるんだなぁって見守ってた感じですかね。

それより、以蔵と弥太郎の毒まんじゅうのシーンの方が泣けましたわ。

   以蔵を演じた佐藤健君、良かったですね~。
   どんどん顔つきが変わって行く熱演に
   感心してました。

   『ROOKIES』で彼のことを知り、
   「細っそ~いイケメン」ぐらいに思ってましたけど、
   この数年での彼の成長振りはスゴイですね。
   ホント嬉しくなりますよ♪
   時代劇でここまで魅せてもらえるなんて…
   いい経験ができたことでしょうね。今後も楽しみ。
             (絵・ikasama4さん)


公式HP 『いいぞ、かっこいいぞ、岡田以蔵!佐藤健!』 → こちら
  

これはいいぜよ~。キャナメ君に笑えます♪
幕末フリークのビビるさんが案内人の…
『第三部スタート!! プロモーションムービー(10分)』(画面右) → こちら


こんな美味しいものもありますよ。
『お菓子でめぐる坂本龍馬のゆかりの地』 コラボってます。
ロッテさん、おいしいですね~(笑)  分かりやすい年表もあり  → こちら 


第29回(7/18)『新天地 長崎』 1865年。。。3年後には明治ですかぁ。
その前に…
龍馬~、どうしても死んじゃうの~(ノ゚ο゚)ノ

。。。毎度イケメン贔屓ですみませ~ん(笑)


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Posted by mana at 11:17Comments(4)TrackBack(7)「龍馬伝」

2010年06月11日

あさイチで『龍馬伝』in長崎













「故郷での土佐弁、照れるぜよ!」 これは女性誌で見つけたツーショット。
龍馬が寵(ちょう)愛したと言われる、長崎の芸子・お元(蒼井優)と♪



今朝の『あさイチ』プレミアムトークは福山雅治くん。
ロケ先の長崎へは、
イノッチ、有働さん、柳澤さんの3人揃って行っちゃうんですもん。
悔しがるのはゲストの森公美子さん。福山くんの大ファンだそう^^

『龍馬伝』は、第29話(7/18)の第3部からいよいよ長崎へ。。。

〈龍馬が日本初の貿易会社、亀山社中を結成し、武器の輸出を通じて
 薩長を結ぶきっかけを作るなど、歴史の教科書に名を残す仕事をした所。
 そして福山さんが生まれ育った故郷でもあります〉

福山くんが「亀山社中って、どこの中学校?」ってほど、
無知だったことや、地元の稲佐山でのコンサートの話など、
飽きさせないトークで楽しませてくれました。


何もかもが初めて。衣装も正座も…
いきなり来た龍馬役のオファー。
大河に、僕みたいなタイプの人間が出ていい場所じゃないと、
もっと男クサイ感じの人がやった方がいいと、即OKではなかったんですね。


〈福山さんが表現する新たな龍馬像。ナイーブで、心優しく、
 それでいて遠い未来を目指して駆け上ろうとする熱く一途な思い〉

泣くシーンも凄いんですが…
「ただ泣くだけでなく長い間やってると、出て来ちゃうんですよね。鼻水が」(笑)

「イメージと違うって必ずあると思いました。
 でも僕もそうですけど、ずっと見てもらえば慣れて来るかなって。
 どれだけ見てもらえるかにもう尽きるなと思いました。
 母親は喜んでますね。新聞の切り抜きもいっぱい送って来ましたね。 
 母ちゃんが送って来なくても事務所でちゃんと取ってあるようですけど」(笑)

「本当に体力使いますね。大河ドラマはね。
 ワンシーン、ワンカットにかける体力的なものってのが、やっぱ違いますよね」

あの肉体美は撮影のためではなく、
ここ何年かで作り上げて来たらしいですよ。。。41歳(人´∀`)ステキ♡


「こんなことが人生にはあるんだなって、驚きですよ。
 この見慣れた街の風景ですけど、僕にとっては。
 対岸にあの辺が実家だなってのもあるんですけど、
 そこに何かこんな格好して座ってるとはねぇ。グラバー邸に。…
 そういう意味では坂本龍馬さんにも似てるのかもしれないと思うんですよ。
 龍馬さんも土佐に居た頃は、自分が最終的に日本政府の新しい国作りの層を
 作ったりとか、構造を根底から覆すとは思ってなかったと思うんですよね~」
 

去年、一大イベントを開催した稲佐山。
長崎で福山さんのコンサートを開いて欲しいと、県民7万人の署名が集まり、
2009年、「音返し(おんがえし)」と題してふるさとコンサートを開催。
あ~そんなニュースを思い出しましたわ。

「(音楽を)やり始めた時は、自分が夢を叶えるためにやってたんですけど、
 やって行くうちに、自分がやりたくてやってることなんだけど、
 ファンの皆様とか、スタッフの皆さんとかに、
 支えてもらってやらせてもらってるみたいな感じって、だんだん肌で感じて来る。
 じゃぁ何か自分のためってことじゃなく、出来ることってないのかなって思いに
 だんだんなって来て、長崎の街が元気がないんですって話を聞いて、
 暗い事件も続いたんですよ。…
 僕がやれることがあるんだったら、やりたいなと」


「知ってたようで知らなかった。
 亀山社中のことなんかどうでも良かった。長崎に居た頃は(笑)…
 岩崎弥太郎は長崎の人だと思ってましたね。え?土佐の人なの(笑)」

「今回は(親とかに)連絡してないです。恥ずかしいんで。
 実家に帰ってないです。僕なりにスイッチを切り替えてと言いますか、
 母親に会うと何かこうねぇ、ありませんか?
 コンサートなんかも見られると照れ臭いんですよやっぱり。
 だって母親の前で、カモーンとか言ったことないんですよ(笑)」


”マシャ”って呼ばれるようになったのは、
お父さんが電話口で「ましゃー」って呼んだことからそうなったらしいですね。
(「さ」が九州訛りの「しゃ」なところから)
これは意外な柳澤秀夫さん情報。ラジオで聴いたんですって。


ファンの声で龍馬の死を延ばして欲しいって
言われるんじゃないかと心配する柳澤さんに、
「まず、坂の上の雲が迫ってますんで。はい。12月には」(笑)上手い!

会話は面白いし、やっぱ頭いいですわ。(毎度イケメンには贔屓目ですので~♪)
全てを伝え切れなくて残念。


次回、『龍馬伝』第24話は。。。

龍馬の母親役だった草刈民代さんが、寺田屋の女将・お登勢役で再登場。
「母上っ。。。」
予告での龍馬の言葉に、やっぱりそっくりさんで登場するんですね。
母の面影を追う、甘えん坊龍馬が見られるかも?o(^o^)oワクワク

ストーリーはもちろんのこと、
色んな福山龍馬の顔が見られるのは、ホント楽しいですわぁ~♪
と同時に、あと半年もないと思うと今から寂しい。。。


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2010年05月07日

『龍馬伝』と『SP』の顔

こんな記事を見つけました~。














ホント、二つの顔は…別人^^;
薄化粧に髪を結い上げた真木よう子ちゃん。。。幼く見えますね。

『SP』の笹本絵里役では、「強くてカッコイイ女」でしたからねぇ。
どんなお龍を見せてくれるのかも楽しみです。
啖呵切ったらカッコイイだろうな~。


   これって同一人物?な役作りを見せた女優・真木よう子(27)。
   福山 「以前CMで共演したときに、真木ちゃんから
        ”一緒に写真撮って下さい”と言われて、嬉しいな~と思いました」
   岡田 「撮影では、真木ちゃんのアクションを近くで見てました」


と記事には書かれてました。
『SP』劇場版は今秋公開で、
『龍馬伝』でのお龍と同じ人だと思えるだろうか(笑)


第3のヒロイン・お龍の登場は、第22回「お龍と以蔵」(5月30日放送)。
あ~ワクワクする!

二人は1864年に出会うんですねぇ。。。
暗殺まであと3年じゃないですかー!
あと半年、持たせますか(笑)ヾ(゚∇゚*)ソッチ?

そうそう、龍馬の母親役だった草刈民代さんが、
寺田屋の女将・お登勢役で再登場するようですね。
なぜ?
そっくりさん登場で、母親と重ねちゃったりするんですかねぇ。
マザコン龍馬もそそりますけど(u_u*)


『龍馬伝』はどんどん面白くなってます。
毎回飽きさせることなく、それどころかどんどん惹き込まれ…
今期、いや今年一番のドラマじゃなかろか(人´∀`)
まだまだ楽しませて貰えそうで、
まっこと嬉しいぜよ~ヽ(*´∀`)ノゎーィ♪


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2010年04月01日

『龍馬伝』 裏話

1862年3月24日、龍馬は沢村惣之丞と脱藩しました。
ちなみにこの年、仁先生と龍馬は出会います(笑)

暗殺されるまであと5年。。。
6年後には明治ですもんね~。
『JIN』の時から、そんな計算ばかりしちゃってます。
どうしても亡くなっちゃうんですよね~。龍馬~(ノ゚ο゚)ノ ニゲロー


『龍馬伝』はストーリーはもちろんのこと、映像や音楽など
見せ方の上手さに感動しきりなんですが、裏話がまた面白い♪

ハリウッド映画の撮影スタイルと同じで、
まず3台のカメラで違う角度から同時に撮影し、
さらにカメラの位置を変えながら2回、3回と本番を繰り返す。
すると「カメラ3台×本番の回数」の映像が撮れるので、
一番いいアングルのものを編集作業で繋げて行くんだそうです。
フィルムで撮影された映画のような質感も、
「プログレッシブカメラ」の使用によって、リアルな世界を演出できるんですね~。

ワンシーンを細かくカットしないと言うことは、セリフも大変なこと。
福山龍馬と香川弥太郎の、完璧セリフ覚えには驚かされるそうです。
「リハーサルの段階ですべて頭に入っている。
 10ページ分くらいなら台本を一切見ないで演技します」と鈴木CP談。


シーンごとに色みも変えてるそうで、光と影の見せ方にも拘りが!
これは本当に感じますもんね~。
これって大河?って思わせる瞬間(笑)

オープニングには未だにゾクゾクするんですが、
早送りしたくない素晴らしい画と曲に見入っちゃう。カッコイイ~♪
1月27日発売のサントラCDは1万枚を越えたそうですよ。
で、弥太郎の登場シーンに流れるあの曲も収録されてるのが気になるぅ(笑)
ズンチャチャズンチャチャ♪
『雑草魂』ってタイトルなのもウケるぅ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

弥太郎の汚しメイクも5段階あるんですって!
弥太郎の人生に合わせて…

そう言えば結婚してからの弥太郎は随分マシになりました。
てか、どうしてあんな可愛いお嫁さんが来たのか不思議~。
しかも加尾に似てません?^^;

「今日は、(汚し)レベル4で」って、香川さん本人も拘ってるらしい(笑)
第2部でヒゲ面になってしまったら、
もう汚れ弥太郎が見られないのは寂しいかも~。


そんなこんなを、振り返ってみるのも感慨深いですよ。  → 龍馬伝絵巻
ほんの3ヶ月のことだったのに。。。
やっぱり画がキレイ。


前回の13話『さらば土佐よ』で見せた龍馬の苦悩。

布団の中で「脱藩」に思い悩む龍馬を、姪っ子の春猪が起こしに来るシーン。
朝まで寝られなかったはずの龍馬が、寝てたフリをして見せてたんですが、
そこじゃなかったんですね~。
それが三度目の正直には、龍馬の部屋をもぬけの殻で見せた。
やられた~って思いましたわ。
その後の坂本家の人々の姿勢にも、泣けました。
こういう魅せ方が本当に上手い!

龍馬に毒入り茶を飲ませることに苦悩する弥太郎も良かったですが。
ここで死ぬはずはないのが分かっているので、
どうやって弥太郎は後藤象二郎からの龍馬暗殺命令を切り抜けるのか、
ドキドキハラハラして見守ってましたわ。
福山君のムダな血のり…ご苦労さま。いやいや無駄じゃないですね(笑)


歴史の資料でしか分からない史実。
それが真実だと言うことも分からない。
そこから想像を膨らませ、きっとこうだったに違いないって見せてくれる力量。
歴史ものに惹かれるのはそういう所なんでしょうね。
「土佐勤王党への血判」や「脱藩」の覚悟。
龍馬の気持ちを何となく了解しちゃったんですよね~。
それでいいじゃな~いヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪
何もかも許せるドラマってこういうことなんです(笑)

でも、
暗殺された吉田東洋なんですけど…
享年46歳って、どうなの?
おじいちゃんじゃなかったのね(笑)
東洋演じる田中泯さんの実年齢は65歳なんですが、
本業はダンサーなんですって。そっちのが驚き!


いよいよ第2部がスタート。
武田鉄矢さん演じる勝海舟の登場ですね。
トータス松本さん演じるジョン万次郎も、密かに楽しみにしてるんです♪

次回の、『お尋ね者龍馬』もそそりますわぁ。
大阪で何が起きる?o(^^o)(o^^)oワクワク


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Posted by mana at 15:58Comments(4)TrackBack(1)「龍馬伝」

2010年03月08日

『龍馬を愛した女たち』

『龍馬』の文字を見つけては、何かしら食いついてる私ですが(笑)
これまたそそるタイトルでしょ?。。。

NHKの特番~ヒロインたちの龍馬伝~を見て、今後が益々楽しみです♪
しかし、噂通りの女好きには間違いないんでしょうかねぇ…
内野龍馬からは納得できても、
福山龍馬からは想像もつきませ~ん^^


  幼い時から龍馬は、多くの女性の愛情を受けて育った。
  青年になってもまた、行く先々で女に出会う。
  龍馬を愛し、育てた幕末の女。
  それを演じる現代の女優たち。。。

キャナメ君のナレーションで始まったのもサプライズヽ(*´∀`)ノゎーィ♪


幼馴染みで初恋の人・加尾を演じる広末涼子ちゃんと、
剣術の達人・千葉佐那を演じる貫地谷しほりちゃんの対談。。。

龍馬を男性として憧れる部分があると言うしほりちゃんに対して、
実際は好みじゃないと言った広末ちゃん。
個人的にはもっと穏やかな人がいいらしい(笑)

 
龍馬が残した手紙に書かれていたのは…

「馬によく乗り、剣もよほど強く、なぎなたも出来、力は並々な男子より強い。
 顔かたちは、平井加尾より少しよし」

これってお乙女姉やんに送った手紙ですかね。
「少しよし」って…龍馬キャラにウケる(笑)


龍馬が土佐を脱藩し、日本各地を駆け回ると言う第2部では、
加尾も成長して登場するそうです。
4年の歳月を経て2人は再会…
撮影風景を見せながら、
加尾に成り切る広末涼子ちゃんの演技力を魅せてくれます。

「龍馬さんに会いたかった…」
そう言いながら両手を龍馬の顔に当てる加尾。
これは生理的な部分の”触る”ではなく、
存在を確かめたい思いで、リハーサルとは違う行動に出てしまったと話します。

演出の大友さんは、
「あれはあれで面白かった。…どうしようかと思ってます」と。
どんな再会シーンになるんでしょうね。。。

そんな再会も間もなく、龍馬に別れを告げるシーンが流されます。
加尾の最大の見せ場。。。
迫真の演技に涙が出ちゃいましたよ(・・、)
広末ちゃん自身もモニターの中の加尾を見て泣いちゃうんですって。
そう話す彼女と、加尾とのギャップにも驚きました。
声のトーンも話し方も、本当に別人のよう。。。
彼女独特の喋りや演技って、広末涼子が役を演じてるんですね。
そんなこと当たり前なんですけど、
会話から垣間見る彼女に女優魂を見た気がしましたもん。
ちょっと見直しちゃったかもヾ(゚∇゚*)ナニサマ


しかし昨日放送の第10話「引きさかれた愛」では、
龍馬があそこまで加尾の事が好きだったなんて驚きました。
淡い初恋として終わるのかと思ってたので、
プロポーズするシーンを見ながら、
どうして結婚までに至らなかったのか、そちらが気になってしまいました。


後に妻となるお龍は、京の町医者の娘として生まれ。。。
妹が男にさらわれた時、「女身一つで取り返しに行くような女」だったそうで、
このエピソードを「まことにおもしろき女」と評している龍馬。
勝気で破天荒なお龍に「面白い」と惹かれたんでしょうかねぇ。
2人の出会いも楽しみです。

真木よう子さん、出産後初の連続ドラマのヒロインです。
『SP』も撮影中じゃないですかねぇ。
龍馬伝の撮影まで一ヶ月。。。ってことはまだまだ登場は先ですかぁ。

自らが演じるヒロインに近づくために、鹿児島で登山に挑みます。
それは、龍馬とお龍が新婚旅行で登った高千穂峰でした。
頂上にある”天の逆鉾”って…
私は初めて耳にしましたけど、有名なんでしょうか。
ここもまた、龍馬ゆかりの地として人気スポットになりそうですね。
熱いのは高知と私だけではありません(笑)

「妻とはるばる登りましたが、女の脚には難しいようでした。
 馬の背越えです。なるほど。左右目が届かないくらい下がかすんでいます。
 あまりに危なっかしいので、妻の手を引っ張ってやりました」

龍馬は書く事が好きだったんでしょうか。
内容も当時としてはイケてませんか?
妻の手を引っ張ってやったなんて。。。普通書くぅ?
山の絵も描きながら、長文の手紙を書き残してるんですよね~。
字は大したことないんですがヾ(゚∇゚*)コラ

往復4時間の登山で、彼女は得たものがあったようです。
2人が登った険しい道を歩きながら、そして景色を見下ろし…
時を経て尚、見えて来るものがあるんでしょうね。


千葉佐那(貫地谷しほり)と、兄・重太郎(渡辺いっけい)のシーンも好きでした。
しほりちゃんは、剣術も稽古して来たんですよね。
2ヶ月間、道場に通ったそうです。
役作りをして行く上で、千葉佐那に憧れが芽生えて行ったと言います。
役者さんってそういうもんなんですね。
成り切る部分で言うと、悪役って大変でしょうね。
逆にブラックな部分を演じられて楽しいとか?

別れの立ち合いのシーンも泣けちゃいました(・・、)
本人も、2人の気持ちを表現できた殺陣の力を借りた演技には、
涙だったと語っていました。

59年の生涯を独身で貫いた女性。。。ドラマのようですわ。
龍馬って罪な人ねっ!


そして最後に、蒼井優ちゃん。
どんな役なのかと思ったら…
龍馬が寵(ちょう)愛したと言われる、長崎の芸子・お元。
も~ぅ、龍馬ってお好きねっ!(笑)


「出会った女性から色々な影響を受けて、
 そのことを素直に受け止めながら人生を歩んで行った。
 そういうタイプの人だと思いますね」

そう語る福山君、やっぱりカッコイイ~(人´∀`)♡
ドラマを見てると、色々な錯覚が起きて来るんですけど、
それも仕方のないことですよね。
偉人さんがカッコ良くてもいいじゃな~い♪
凄い個性派な役者さんばかりなんですも~ん。

岩崎弥太郎がどうやって成り上がって行ったのか。
武市半平太がどこまで信念を貫き通せたのか。
勝海舟が武田鉄矢さんなのがえぇじゃないか。

これからも見逃せませんわぁ
『龍馬伝』第2部は、4月4日スタートです!


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Posted by mana at 17:00Comments(5)TrackBack(3)「龍馬伝」

2010年02月15日

『龍馬伝』 第7話

リリー・フランキーさん、良かったですね~!
山Pの父親よりも、いいぜよ~(笑)

絵師ということもあって抜擢されたのかとも思ったんですが、
河田小龍と言う人物を知らないだけに、す~っと馴染めましたわ。
居候したって憎めないキャラでしたわ。
龍馬よりも、ひと回り年上なのでまだ若いんですよね~^^
そこも許せるぜよ(笑)

ジョン万次郎のことは、歴史無知な私でも知ってましたけど、
(15歳の時、漁船が遭難。アメリカの捕鯨船に救助され、アメリカで暮らす)
その中浜万次郎がアメリカから帰国した際、取調べに当たったのが小龍。
その話をまとめたのが『漂巽記略』。
ジョン万次郎を演じる、トータス松本さんの登場も楽しみです♪

万次郎は15歳だったのも良かったかもしれませんね。
怖い思いもしたでしょうけど、読み書きも殆ど出来なかった彼に与えられた
運命のいたずらって凄すぎますよ!
万次郎も小龍も、弥太郎も…頭柔らか組。
「頭が固いと認知症になりやすい」って、『エチカの鏡』でやってたところ(笑)

「攘夷」を主張し、断固として開国を拒む武市半平太。
顔つきが変わりましたもんね~。目つき怖いし…こちらは頭カッチカチ組。
その考えについて行く武士たちは宗教のよう。
でも…
1話で「下士」がどんなものだったのかをしっかりと見せてくれたこともあり、
武市の「身分に対する思い」や「龍馬への嫉妬心」なども伝わって来て、
ただ武市を責めるような目線にはなれませんでしたわぁ…
大森南朋さんだから?(^▽^;)
武市は武市で、この国を守ろうと必死なんですもんね。
歴史の流れを知ってて見てる立場としては、歯痒い思いです。

長く続いて来た江戸幕府…当時はそれが本当だろうと思うと、
小龍や龍馬など先見性あった人物は頭柔らかで新しいもの好き。
そうでなければ、どんな業界であろうと発展はないですもんね。
世の中を変えて行く人って、そういうことなんでしょうね。

小龍もまた、龍馬に影響を与えた人物だったんですね。。。


「わしはこれから河田小龍先生の所に行くがじゃ。絵描きで学者じゃ。…
 土佐一の物知りじゃと聞いたきのぉ、
 ほんまかどうか、ちっくとこの目で見て来ちゃる」
そう龍馬に話す弥太郎。ついて来るな!
と逃げるように走る弥太郎を追いかける龍馬が可愛い(≧∇≦)ノ彡バンバン!

小龍の話を聞くために大勢の武士達が集まって来ました。
饅頭屋のせがれ・長次郎(大泉洋)も小龍の弟子。。。頭柔らか~(笑)
大泉洋さんのズラ顔が、ネズミ男に見えて仕方なかったですけど。。。
怒って帰る攘夷派の武士達を見送るシーンもクスッと笑えます。
「お忘れ物のないようにぃ」
「弟子やめろ!」
(≧∇≦)ノ彡バンバン!


「ヌーヨーカー」  これはインパクトある登場でしたね~。

アメリカは、他に比べる地もないほど豊かで、東西南北さまざまな国と交易し、
国の棟梁に当たるプレジデントは、学識、人格ともに秀でた者が、
人々に推されてなると説く小龍。

「町人や百姓であっても、プレジデントになれるがぜよぉ」

そりゃ、百姓が将軍になれるなんて信じ難い話ですよね。
世界地図を見せられ、小っぽけな日本(土佐)に一々驚く龍馬がまた可愛い(笑)


言い争いに面倒になった小龍は、かわやへ逃げ込みます。
そして龍馬・弥太郎・武市の会話に聞き耳を立てます。

「小龍先生が言いたいがは、アメリカ、エゲレス、オロシアを目の敵にする前に、
 まずはこの日本を守っちゃる言う心構えを持て言うことですろう」

そう武市と弥太郎に話す龍馬に、小龍は興味を持ちます。。。
さすが面白いこと好き^^
小龍は坂本家を訪ねると、居心地の良さにそのまま居ついてしまいます。


何やら墨で絵を書き始める小龍。
隣で養生する龍馬の父・八平が、布団の中から語りかけます。

「先生、龍馬は年を取って出来た子です。
 生まれた時から、わしは覚悟しちょった。長い付き合いは出来んと。
 覚悟しちょったのに、困ったもんじゃ。あいつのことが心配でたまらん。
 龍馬は、花を咲かせてくれるがですろうか」
「この家は、実に気持ちがよろしい。
 皆がそなたを敬い、慕い、心配しちゅう。
 人の温かみ言うもんがここには満ちちゅう。
 そう言う家じゃきぃ、あの末っ子は、優しい男になったがじゃろうのぉ。
 けんどあれは、中々太いぞ。
 きっと、大きい花を咲かせるぜよ。龍馬は」
「そうですかぁ。その花が、見たかったのぉ」

ゆっくりと語る小龍がいいんですよね~。
自分の寿命を察し、息子の活躍を見届けられない残念な思いの父。
静かに語る八平の姿にジーン(・・、)
流れるBGMもピッタリで、そのまま瞑想する龍馬の顔をゆっくり見せます。。。
ホント撮り方・見せ方が上手いな~。
そして、小龍が描いてたのは「龍」の絵だったんですね。
ラストでバーンと見せて終わるなんて、やってくれますわ!
猫の鳴き声の使い方もグーッですし、ほんわかと癒されます♪


坂本一家揃って、土佐の浜辺へ。
「土佐の海は、こんなにも美しかったかぇ」 感動する八平。
龍馬は父親に見せてあげたかったんでしょうね。

「父上。答えが見つかりました。黒船を造ったらどうするか」
「ほぉ、聞かせてくれ」
「はい。黒船を海に浮かべて、わしはこの一家みんなを乗せるがじゃ。
 ほんで、世界を見て回る!…」

世界に夢を馳せ、意気揚々と語る龍馬を、
優しく頷きながら見つめる八平に涙ですよ~(/_;)

「…ヌーヨーカー言う町は、どこにあるがかのぉ。
 プレジデント言う人にも会うてみたいがぜよぉ」
「おまんは、そんなことを考えちょったか。。。
 楽しそうな旅じゃぁ、うん。みんなで行くがぜよ。
 こんな嬉しい日は初めてじゃ」 
。・゚・(*ノД`*)・゚・。

この日から間もなく、父・八平は亡くなりました。。。

父親が亡くなって寂しい思いですが、
父子愛をしっかり見せて貰って満足です。
小龍も言ってた通り、この父があってこその龍馬だったことも頷けます。
実際は誰も見てないんだから、これでいいのよ(笑)


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Posted by mana at 12:04Comments(6)TrackBack(35)「龍馬伝」

2010年02月13日

武田龍馬

  日本で一番有名な…
  坂本龍馬の宣伝係とまで言われる
  武田鉄矢さん。
  龍馬好きは周知の事実^^
  何たって、海援隊ですからね~。

  「大学受験に失敗した19の春にね、
  福岡から高知まで行ったんですよ。
  それで桂浜の龍馬の銅像の足元に 
  土下座して…。
  俺を弟子にして下さいって泣いたんです。

  龍馬が”志”を持って生きることの
  大切さを教えてくれた」


武田さんに”龍馬”を語らせたらネタは尽きません(笑)
『龍馬伝』では、勝海舟を演じます。

「福山くんはいいっすねぇ。
 あまりやりたくなさそうに龍馬を演じてるところが素晴らしい。
 香川照之くんがあれだけ熱演して押してくると普通は、
 俺が主役だって押し返そうとするんです。
 でも福山龍馬はとぼけてるから、肩透かしになっちゃう」

「福山龍馬は、歌っているように涼やかでいいんだなぁ」と語ってます。
私も、こんな龍馬もアリだと思いましたもん。

『JIN』で内野聖陽さん演じた龍馬が衝撃的な出会いだった私。
そのために福山龍馬を心配してたんですけど、
可愛い子役から10代の龍馬にすんなり入り込めたのも良かったかも~^^


「NHKのプロデューサーから『龍馬を育ててやって下さい』と口説かれましてね。
 思わず、鼻の奥がツーンと涙くさくなってね。いやもう感無量です。
 龍馬が俺に弟子入りしに来るなんてね。…」

『竜馬がゆく』の司馬遼太郎さんが、
歴史上先見性があって優れた人物としてあげているのが、
坂本竜馬、勝海舟、緒方洪庵なんですって。
その3人全てを演じられる武田さんの喜びはハンパないのが伝わります(笑)
『JIN』で演じた緒方洪庵には泣かされましたからね~。期待しちゃう。

京都にある、龍馬と司馬さんのお墓参りには奥様と行かれるそうですよ。
そんなこんなが書かれた『私塾・坂本竜馬』も面白そう!
ってまだ読んでないんですが、ブックレビューにそそられましたσ(^_^;


桜の花が咲く頃、福山龍馬が脱藩して江戸へ、
武田海舟の門を叩く。。。
「黒板を背に、一丁、授業をやらかしますか!」
と語る武田さんが、どんな海舟を魅せてくれるのか楽しみです。


「龍馬から、”先生、弟子にして下さい”と言われるシーンがあるんです。
 芝居とは言え、役の上とは言え、龍馬に”先生”と呼びかけられるんですよ。
 おれ、泣くんじゃないかなぁ」

ウルウルする武田海舟の顔…何話で見られるんでしょうね。
しっかり確認したいと思います♪


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2010年02月08日

【龍馬伝】の題字

偶然、今日の『おもいっきりDON!』で知って驚きました。。。
えぇもん見れた~ヽ(*´∀`)ノゎーィ♪

書家の紫舟さんがゲストで登場。
また”美人女性書家”ってのがいいじゃないですかぁ♪
イケメン書道家の武田双雲さんの字も好きなんですけどねσ(^_^;
(『天地人』の題字は双雲さんだったんですね!)

私もずっと書道を習ってたので、墨や筆文字は好きなんです。


紫舟さんは、素晴らしい書をスラスラと書いて魅せてくれたんですが…

スズキアルトのCM、陶芸家・書家・囲碁棋士が登場する
「かしこくステキな女性達」篇も、気にはなってたんです。
あのS字の道を一筆でスッと書く女性が…
紫舟さんだったとは!
面白かったのは、途中で入ったCMでコレが流れるんですも~ん。
「新型アルト誕生♪」って^^
まさかスポンサーだったのを意識しての特集でした?

そして何と言ってもビックリしたのが、
大河ドラマのタイトル『龍馬伝』を書かれたのは、紫舟さんだったんですね!
初回からあの題字には惹かれたんです。
誰がこんなステキな字を書いたんだろうって。
それでも調べるでもなく、毎週見てはタイトルバックに感動。
まさに「画になる字」(笑)

 ←このバランスにも感動^^
  鋭い力強さの中にも線の優しさを感じて、
  男性なのか女性なのか、
  まさかコンピューターで書いた?
  ってほど美しい~。


「文字に表情や感情をつける」と話されてましたが、
『龍馬伝』にも一文字ずつ意味があると、説明してくれました。。。

坂本龍馬…
今までの無骨なイメージではなく、福山さんの持つ繊細さを出したいと言うことで、
懐に手を入れた福山龍馬と、その横に入る文字、
そのお互いが活きるようなタッチで書けないかと考えたそうです。

【龍】  福山さんの背の高さや繊細なイメージを加えている

【馬】  真ん中二本は”たてがみ”。龍馬が天空を駆け、地を走ったイメージ。

【伝】  龍馬が、北辰一刀流の免許皆伝でありながら、一度も人を殺めなかった
     剣の軌道を表し、その最後は止めている所もミソ。細かっ!^^


司会の中山秀ちゃんが、【馬】の右の点がはみ出てるのを、
「間違えたわけじゃないですよね?これは漢字テストではダメですけどね」
って言うもんだから、会場に笑いが(≧∇≦)ノ彡バンバン!

でもこの【馬】の最後の点が全体のバランスを良くしてますもんね~。
【伝】の最後を伸ばし、しかも止めたバランスも、流石ですよね~。

紫舟さんは、色々な種類の筆を使いこなすんですが、
手元を見てると、マジシャンのように文字を生み出すのが不思議でした。

     紫舟さんの作品は → こちら


秀ちゃんも習字がお上手なのは見て知ってましたけど、
最後に自分の名前の一文字【秀】を凛々しく書いてくれました。
字は体を表すって言いますが…
強さや、真っ直ぐ!って感じがよく出てましたわぁ。

秀ちゃんの司会って、面白くて好きです。
目から鱗のゲスト達を「あんぐり~ずの皆さん」と呼ぶのも可笑しい!

あんぐり~ずのメンバーが書いた一文字も、
それぞれがちゃんと表れてたのも面白いですね~^^
(蝶野正さん、徳光和夫さん、榊原郁恵さん、友近さん、ヨネスケさん)

蝶野さんの【正】が一番細くて小さいのが意外だとウケてました。
ホント、体は大きいのに(≧∇≦)ノ彡バンバン!


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2010年01月25日

『龍馬伝』 第4話

活気溢れる江戸の町を目の当たりにした龍馬は意気揚々と…
溝渕の江戸見物の誘いを断ります^^
「わしは剣術修行で来たがですきぃ。まずは千葉道場にご挨拶に」

北辰一刀流の創始者で、
千葉道場の総師範・千葉周作の弟が、千葉定吉(里見浩太朗)なんですね。
その息子・重太郎(渡辺いっけい)が龍馬と勝海舟と引き合わせたようですが、
海舟暗殺未遂事件って?…何がどうしてどうなった?
龍馬が絡んでるとなると、『JIN』で見る龍馬と勝海舟からは想像つきませんわ。
『JIN』では千葉重太郎役が平山浩行さんでチラッと登場してました。

重太郎と龍馬は友人になって行くようですが…
どうしても『ガリレオ』の二人が過ぎっちゃうんですよね~(ノ∇≦*)キャハハッ♪

「道場に、太鼓を入れてみたらどうですろう?」
「え?」
「太鼓に合わせて剣を振ったらみんな楽しいし、
 千葉道場は面白いことをやりよる言うて、評判になるがじゃ」
「いや驚いた。…僕と一緒に初心者の手ほどきをする気はないか?」

道場へ来ていきなりこの会話はちょっと信じられないですが、
龍馬の機転や、重太郎の人の良さが感じられた初対面のシーンでしたわ。

そして龍馬は千葉定吉とご対面。。。
「では、早速、太刀筋を見せて貰おうか。お前が相手をしなさい」

その相手とは、定吉の娘・佐那(貫地谷しほり)。
見事な竹刀さばきで、これが本当の太刀打ち出来ないって感じ^^
何しろ「千葉の鬼小町」と呼ばれるぐらいですから。

北辰一刀流の凄さを改めて感じる龍馬でした。
それでも、女を手本にするのも面白いもんだと言ってしまえる龍馬も凄い。
龍馬の筋肉質な上半身も凄いですけど~(人´∀`)(笑)


土佐で門人を集め、文武両道を教える武市。
「弥太郎、侍が鳥篭売りとは情けないのぉ。お主も、わしの所にきぃ。…」
「…龍馬が戻って来て、道場を開いたら、もうお主は敵わん。
 武市半平太にも、嫉妬言うもんがあったかぇ。こりゃ面白い!ハハハ」
龍馬の江戸行きで、どうしようも出来ない苛立ち、悔しい思いの二人の男。
しかし弥太郎、せめて鳥篭を半分にしたら?全く売れてないのに傷むだけ。


「お佐那様、一つ訊いてもえぇですろうか?」
「何でしょう」
「あぁ、お佐那様は、いつもそんな風ながですか?
 あ、いやこう腹を抱えて笑い転げるとか、酒に酔うてふにゃ~っとなるとか」
「ありません」

お乙女姉やんとは大違いだと佐那に説明する龍馬でしたが…
サラッと聞き流されてしまいます。つまらん話をしてしまったと反省する龍馬。
しかしこのつまらんことが、ラストで生きて来る訳ですな。
龍馬18歳、佐那16歳。。。♪


お乙女姉やんからの手紙を嬉しそうに読む龍馬。
〈龍馬、おまんの手紙読みました。
 父上も母上も、みんなは喜んじょったがじゃ、けんど私は納得できん。
 おまんは剣術をするためだけに土佐を出たがか。
 広い世の中を見るちゅう大事な目的はどういた。
 初心を忘れてはいかんぜよ〉

「え?もう終わり?」…って毎度こんな感じだったのかも(≧∇≦)ノ彡バンバン!

今は剣術のことで一杯だと言う龍馬に溝渕は、
「姉やんの言う通り、せっかく江戸に出て来たがじゃ。
 剣術以外のことにも目を向けんとー!いかんいかんいかんいかん。
 わしが教えちゃる。おまんの知らん世界を。ニヤニヤ」

そこは表向きは飯屋なんですが…
このピンクっぽい照明は何(≧∇≦)ノ彡バンバン!
お金を払うと二階で”添い寝”をしてくれると言うのは裏の商売?
まさかウブな龍馬に色々と教えたのは溝渕だったとか?
思わず、そんな風に仕上がった『JIN』の内野龍馬を思い出しちゃいましたよ~!

”添い寝”には興味津々な龍馬…何たって18歳(笑)
そこへ…
「君は偉い!」と声をかけて来たのは、長州藩士・桂小五郎(谷原章介)でした。
その顔には、店の二階でおなごと遊んだ証のヒゲが描かれており(笑)
そんな顔で世界を視野に真面目に語ります。
「日本よりも文明が遥かに進んだ国がよぉけあるんじゃ、サカトモ君!」
って酔ってる(≧∇≦)ノ彡バンバン!

しかし何が驚いたって、桂小五郎とあの木戸孝允が同一人物だったこと!
恥ずかしながら無知な私、今の今まで知らなかったんですぅ(/。\)イヤン
『JIN』のお陰で、幕末の歴史に興味を持ち始めちゃったんですが、
名前は知っててもどんな人物だったのかよく分からない人ばかり。
せめて今まで大河ドラマを見てれば良かったか?
これからの長い一年間も、楽しみに見続けることが出来そうですわ。


武市の塾は活気に溢れていると言うのに…
弥太郎が戻って来た岩崎家では、父の弥次郎はやっぱり働く気力なし。
草を摘んで食べる生活に危機を感じる弥太郎。
「このままじゃいかん。わしも塾を開くぜよ」と意気込んだものの、
その気のない生徒たちばかりで嘆いてるところへ…

「岩崎様。私に、学問を教えて下さいませ」と加尾が現れましたよ。
「えぇ?これは夢じゃ、夢じゃ。夜明けじゃ~」(≧∇≦)ノ彡バンバン!


道場では、太鼓に合わせて竹刀を振る子供たちが。
佐那が現れると、龍馬は子供たちに紹介します。
皆憧れの眼差しで佐那を見つめます。

「朝の稽古はわしがつけることになったがです。
「そうですか」
「みんなよぉ聞きや。このお佐那様はな、恐ろしゅう強いがじゃ。
 この千葉道場で敵う者は誰もおらんがじゃ。
わーー!!
「坂本さん、そういうことは」
佐那の技を見せて貰いたいとみんなにせがまれ、
「困ったのぉ。お佐那様、じゃぁちっくとだけぇ」

龍馬はこういう使い方が本当に上手いですよね~。

「雑巾絞りで、スッ」
「スッ」「スッ」「スッ」…
太鼓に合わせて「ヤー!」「ヤー!」…
いつの間にか、龍馬と佐那が太鼓を。。。

「今日はみんな大感激でした。ありがとうございました」
「私も楽しかったぁ」
「あ、初めて見たぜよ。お佐那様の笑顔。ハハハハハハハ」
「ご苦労様でした」と立ち去る佐那でした。
〈時々はあんな笑顔見せたらえぇのに〉
これから時々見せてくれるんでしょうね。龍馬に惹かれながら♪


「お前はもう坂本には勝てん」
「何を仰います!私が負けるなど」
「わしはな、お前を責めているわけではないぞ。
 幼い頃からずっとわしは前に、北辰一刀流を教えて来た。
 だがお前は、女だ。それを認めねばならん時が来たのだ」

父・定吉は、龍馬と佐那の様子をちゃんと見ていました。
それでも負けん気の強さで、龍馬に挑みますが…
「詰まる所、剣は戦で相手を殺す道具ですきぃ」
「戦に、男も女もなーい!」
竹刀を振りかざす佐那に、竹刀を取り上げ押さえ込むと、
「これが戦なら、佐那様は死んじょりますぅ!」
「どうして、私は、女に生まれて来てしまったの」
涙を流す佐那。
「…お佐那様は、わしにはまっこと眩しゅう見えるぜよ。
 女に生まれんかったら良かった言うて、そんなもったいないこと言うたら
 いかんがです。あ、わしは、何ちゅうことを」
「私は、弱くない。あなたが、強すぎるのです」
「そうじゃ、お佐那様は強い。お乙女姉やんより強い!」
「お仁王様?」
「そうじゃ。坂本の、お仁王様じゃ。ハハハハ」
龍馬の言葉に笑顔を見せる佐那でした。。。


二人の距離が縮まるのは、あっという間でしたね。
佐那とは婚約したとかしないとか?
妻となるお龍との出会いも待ってますもんね~。お忙しいことで(笑)

1853年6月。。。ペリーの黒船、浦賀(横須賀市)に来航。

まだまだ見せ場は一杯♪o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク


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Posted by mana at 17:06Comments(4)TrackBack(22)「龍馬伝」

2010年01月18日

『龍馬伝』 第3話

「3名とも、通ってよし」
「ありがとうございます」。。。
「ちとぉ待て」

関所を通り抜けられるのか、もうドキドキして見守ってましたよ~。
しかし、通行手形に目を通す役人の力量と、運にかかってるんでしょうかね。
袖の下も必要な場合も?
何だか現代でも通じるところがありそうな。。。


いよいよ江戸へ。

「龍馬さんが、江戸から無事に戻って来られますように」
神社で手を合わせる加尾。
そこへ龍馬が現れ、江戸行きを伝えます。

「加尾、わしはおまんが好きじゃ」と言いいつつも、
それが女としてなのか妹のように思うのか分からないと話します。

「自分が何をなすために生まれて来たがかを、江戸で探さんといかん」
「私が今、手を合わせちょったがは、良い縁談をありがとうございます言うて
 お礼を言うちょったが」
「そうか」
「ほなら、元気で」
「加尾もな」 笑顔を見せる龍馬。

涙を堪え立ち去る加尾を見つめながら「これでえぇがじゃ」と、
笑顔は消え、涙を堪える龍馬は手を合わせ…何を願う。。。

いきなりのこのシーンが好きでした。
二人の心の内を見せる微妙な距離と表情は見事!
やっぱり加尾のことは妹以上には思えなかったんでしょうかねぇ。
龍馬の頭の中はそれどころじゃなかったのかもしれませんが…
女子に興味津々のお年頃なだけに、キレイにまとめてくれたな~って^^

家族に見送られ、喜びとありがたさと寂しさの入り混じった龍馬の表情もイイ!
…って、切ない顔を見せる福山君に参っちゃってる私(´▽`*)アハハ
上手いな~。青年龍馬を本当に上手く演じてると思います。

江戸へ行きたくても行けない武市の葛藤も上手く見せてくれますね。
どんな手を使ってでも江戸へ行こうとする弥太郎の心情・意気込みも迫真。


江戸までの案内役として、江戸行きの経験もある
溝渕広之丞(ピエール瀧)が、龍馬に同行することに。
ここでも加尾がそっと見送る姿を見せるんですよね。
黙って頭を下げる龍馬。。。
恋も友情も親子愛も、期待通りの福田脚本ヽ(*´∀`)ノゎーィ♪

土佐から江戸まで、歩いて30日!しかも道なき山を越えて…
よく道筋が分かりますね~。昔の人って本当に凄い!

龍馬に追いついた弥太郎。
口八丁手八丁の勢いに飲まれる溝渕たち。
ズンチャチャ ズンチャチャ ズンチャチャチャっチャ♪
香川さんの名調子と、このBGMとがハマッてて可笑しい。上手いな~。

土佐 立川番所。

「坂本龍馬です」
「。。。通ってよし」
「ありがとうございます」
「次っ」
「倉田安兵衛にございます」

弥太郎の言葉に驚く溝渕と龍馬でしたが…

「通ってよし」
「ありがとうございます」 


「偽手形を作るとは、何ちゅう男。
 ばれたらどうするぜよ。打ち首になっても文句は言えんぞ」
「ばれりゃせん。それを偽物と見抜ける奴はおらん」

この自信はどこから来るのか…
頭を下げ頼む弥太郎でしたが、龍馬は断ります。
断られても追いかけて来る執拗な弥太郎に、とうとう折れてしまうお人よし龍馬。
ところが宿で…
弥太郎は、借金親父のせいでチンピラたちに金を返せと迫られます。
人違いだと助けに入る龍馬。

「お主らがやりゆう博打は、どうせ如何様じゃろ。
 それで巻き上げた金を返せ言うがは、筋が通らんぜよ」

ここで龍馬の剣術にチンピラたちは怯むんですが、剣術が役に立つと言うよりも、
龍馬の持って行き方が上手いとつくづく思いましたわ。

「ここは黙って、引き下がってくれんかぇ」
刀を捨て、お願いしちゃう姿勢を見せる龍馬。
この引き加減が龍馬の今後に繋がって来るんだろうと思える話術。

「恥をかかせてしもうて悪かったのぉ。今夜のことは誰っちゃに言わんきぃ」
チンピラ相手にこんなこと言えませんって(笑)
龍馬18歳。

しかも…
父・八平が書いて渡した修行心得に背いてしまったと反省する所がまた凄い。
「あんなことで刀を使うてしまうとは、わしはまっこと未熟者ぜよ」

そんな修行心得を、夜中にそっと読もうとする弥太郎に龍馬は、
厳しい父だが自分のことを心底思ってくれていると話し、
「これはわしの宝じゃ。おまんのお父上も、おんなじじゃ思うぞ」と。

「分かった風なこと言うな」
恵まれた環境で育った龍馬に、嫉妬心を剥き出しにし反論する弥太郎。

「おまんと一緒?龍馬、おまん飢えたことがあるがか。…
 百姓同然に畑耕しながら、鳥篭売りながら、
 這い上がりたい、這い上がりたい、そう思うて必死で本を読んだがじゃ。
 けんど、どんなに頑張っても、誰も助けてくれん。…
 それやのに、おまんは、おまんは。わしはのぉ。何もかも捨てて来たがじゃ。
 おまんと一緒にすな」

弥太郎の言葉に、目を潤ませながらじっと聞いていた龍馬。。。

皮肉なもので、弥太郎が家を出た後の父・弥次郎の姿を見られたら少しは…
息子のために、息子の喜ぶ顔が見たくて、本を買って来たのに時すでに遅し。
児玉清さんと蟹江敬三さんが、それぞれの父親像を見事に魅せてくれました。


翌日。
「一緒に行こう、弥太郎。おまんの覚悟はよぉ分かった。
 わしが力になっちゃるきぃ」
反対する溝渕にアホと言われようが、龍馬は覚悟を決めます。

讃岐 多度津陣屋。

弥太郎だけ残るように命じられました。しつこく役人に迫る龍馬にドキドキ。
手形の筆遣いが気になったと言う役人の言葉に引き下がらないんですもん。
ところが…

「違います。こいつらとわしは、関わりがございません。
 夕べの宿で初めて会うて、わしが博打に誘うたです。…赤の他人だがじゃ」
借金をした自分に付きまとってると話す弥太郎。
ここで龍馬たちにまで及ぶ危険を回避しようとした弥太郎は偉かった!
あれだけ江戸行きを強行しようとしていた弥太郎を分かってるだけに、
咄嗟の口八丁も見事すぎて可哀想になっちゃいました。
この先どうやって江戸へ出ることになるのか、益々楽しみになりましたけど。


船に乗る龍馬と溝渕。
「あいつは、わしらを巻き込むまいとしたがじゃ。
 自分の志を、おまんに託したがじゃ」
「けんど、弥太郎はもう。。。」

すると、崖から見送る弥太郎の姿が!
喜ぶ龍馬。

「弥太郎!あいつ、逃げおった。弥太郎~!」
「お主だけ江戸に行きおって!ちくしょー。どっかで野垂れて死にやがれー!」
「分かった。分かったっちゃ。
 おまんの志も、わしが背負うて江戸まで行っちゃるきぃ」
「どアホー!。お主は嫌いじゃ~」
「元気でのぉ、弥太郎~。元気での~。
 この海を渡ったら、江戸までは地続きじゃ」

弥太郎の無事な姿を確認し安堵すると、
これから先は、意気揚々の龍馬でした。。。

どうやって江戸へ行ったのかと言うことより、
どんな思いで行ったのか…
そういう部分を見せて貰えて良かったです。
龍馬の色んな表情も魅せて貰えて、満足ヾ(゚∇゚*)ソッチカ

あんなに離れた船と崖から聞こえる訳ないじゃ~ん。
なんて突っ込まないの(笑)
いや、だから良かったのよ~。。。
やっぱり上手いわ~。魅せますわ~(*^^)//パチパチ


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Posted by mana at 13:33Comments(4)TrackBack(30)「龍馬伝」

2010年01月12日

『龍馬伝』 第2話

「私を江戸へ行かせてつかぁさい。お願いします!」
姉の乙女と一緒に土下座をして頼む龍馬でしたが…
父・八平は、二十日以内に堤防を仕上げるよう龍馬に差配役を命じます。

そう言えばこのお二人、『美女か野獣』で共演してましたね。
7年後に親子として、しかも坂本龍馬を演じることになるとは!
この歳月…人気上昇の福山君を思うと、感慨深いですわぁ。。。
もうこれ以上、誰の役をせぃっちゅうがじゃ(笑)


江戸へ夢を馳せる龍馬に、
武市半平太(大森南朋)や弥太郎は刺激されますが…
年老いた祖母を妻に任せて家を出る訳には行かない半平太。
酒と博打に金食い虫の父の存在に、歯痒く悔しい思いの弥太郎でした。


堤防工事の現場では、日頃から仲が悪い二つの村の農民たちを相手に
龍馬は手を焼き、酒を振舞ったりするものの、一向に仕事ははかどりません。

「お侍さまに百姓のことは分からんぜよ」
「侍と言っても、わしは下士じゃきぃ。…」

酒場を盛り上げようと三味線片手に歌い始める龍馬。。。
流石いい声じゃ~(u_u*) そう思って聴いてたのは視聴者だけ(笑)
様子を見に来た八平もビックリ。
とうとう農民もキレます。

「やめやぁ、やめやぁ。おめでたい奴じゃの、おまんは。…
 下士と百姓は同じではないぜよ。…わしらがおまんらを見下しちゅうがじゃ。

 土佐の国を動かしちゅうがは上士様じゃ。
 米を作りゆうがはわしら百姓じゃ。下士は何もしちょらん。
 一体おまんらは、何のためにおるがじゃ!

 わしらはのぉ、畑仕事があるのに働かされちゅうがじゃぞ。
 あそこに座って、あーせいこーせい言うおまんにはムカムカする。

 土佐に要らんもんは、下士と犬の糞じゃ。役立たずの侍もどきが!」

「そうじゃの。わしらが毎日食う米は、おまんらが作ってくれた米じゃ。…
 けんどなぁ、みんなちっくと聞いてくれ。この久万川が毎年のように氾濫する。…
 あの向こうにある家にはもう女しか居らんそうじゃ。
 男はみんな洪水で死んだそうじゃ。残っちゅう母親と娘は、わしらのことを
 仏様のように思うちゅう。洪水を止めてくれるために働いてくれるおまんらに
 心の底から感謝しちゅう。…この堤造りには、人の命がかかっちゅうがじゃき」

土下座をして頼む龍馬でしたが、帰ってしまう農民たち。。。

そして一部始終を陰で見守っていた八平が向かったのは、日根野道場でした。
今まで知らなかった息子の姿を目の当たりにし、
誰か別の人物から龍馬の事を聞いてみたくなった八平。
一体息子はどんな人間なのか。。。

「龍馬は14の時から日根野先生の門に入り、今日まで剣術のご指南を
 頂いております。先生からご覧になって、あれはどういう人間ですろう。…」
「龍馬は強い。強いけんど、足りん。足りんけんど、大きい。
 大きいけんど、分からん。分かっちゅうがは…
 弟子の中に龍馬のような男は、一人も居らんちゅうことです」

分かったような分からんような。。。
でも逸材なところは見えてたんでしょうね。


加尾の縁談話を相談された龍馬は、受けた方がいいと答えてしまい…

「本当にそう。こんな幸せなことは無いきぃ。。。
 何でそんなこと言うがじゃ。私は、龍馬さんが好きやったのに。
 子供の頃から、ず~と龍馬さんが好きやったのに」

差し入れたお弁当を取り上げると、怒って帰ってしまう加尾。
1852年ってことは…
17歳!龍馬にはまだ女心を読むなんて至難の業だったのね(笑)
加尾の言葉に、きょとんとした龍馬の顔は見事でした♪フフ

この翌年には千葉道場へ。
3年後には父・八平は亡くなってしまうんですね!
てか15年後には暗殺されちゃうんですよー(*゚0゚)ヤダー!
(『JIN』から言ってますが)


龍馬は雨の中、悩みます。農民たちのこと、加尾のこと。。。

〈わしは、人の気持ちが分かっちょらん。何一つ、分かっちょらん!〉

俵を持ち上げ運びながらも、自分の力不足を嘆きもがく龍馬。。。

「妙な侍じゃのぉ、おまんは。この仕事が終わるまで喧嘩はやめちゃる。
 おまんのためじゃないぜよ。この仕事には人の命が掛かってるじゃき」
「おおきに。おおきに。みんな、おおきに」

雨に濡れた龍馬の笑顔は、子役時代を思わせ、純粋さが溢れて見えましたわ。
そんな素直な思いが、人の心を動かしたんですね。

そこへ、あのおにぎりを届けてくれた娘と母親が頭を下げる姿が…
こういう持って行き方が福田脚本らしいですね~。
そして堤防は期限通り、二十日間で完成させることが出来ました。

八平がついつい飲み過ぎてしまったのは、
逞しく見えた息子に嬉しかった酒なんでしょうね。

父に土下座する龍馬。
「父上、私を、江戸に行かせてつかぁさい。…
 わしは、人に助けて貰うて生きちゅう。今のままではいかんち。
 一人で生きてみたいがです。
 この土佐を出て、広い世の中を見てみたいがです」

「広い世の中を見たいがか。そんな曖昧な理由では江戸にはやれんの。。。
 龍馬、江戸に行きたいがやったら、わしを納得させる理由を見つけよ」

そう言って手渡した紹介状。
龍馬の取り得である剣術を江戸で磨くと言うのなら認めると言う八平。

「千葉道場の猛稽古に耐えられるかぇ」
「耐えられます。父上の期待に、必ず応えてみせます!」
「武士に、二言は無いでや」
「ありません」
「行け、龍馬。土佐を出て、江戸に行ってきぃ」
「父上、ありがとうございます。ありがとうございます」(・・、)
 

一つの番傘に入り、肩を組む父子の姿がいいですわぁ。。。


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Posted by mana at 22:12Comments(3)TrackBack(30)「龍馬伝」

2010年01月05日

『龍馬伝』 第1話

目くそはどうして目尻ではなく目頭から出るのか…
確かにぃ!さすが目の付け所が違う龍馬(≧∇≦)ノ彡バンバン!

脚本の福田靖さんのインタビューを読んで期待してたんですが、
想像以上に面白かったですわ~。
公式サイトでの大友啓史さんの言葉も良かったです。
「演出家として、セットや小道具やエキストラの人たちなど、
 周りの状況をちゃんと演出しておけば、いい役者さんはそこに入るだけで、
 何も言わなくても演出家が何を望んでいるかわかってくれるんです。」

分かる気がしました。スタッフの意気込みやパワーを感じましたもん。
カメラのアングルやカット、ハンディカムなど、技術面も違うと思いますが、
時代劇の古臭さを感じさせない映像・演出が多々ありました。
南国土佐ならではの、あの緑の木々にも感じたり。。。

「これまでの龍馬に対するイメージや解釈をできるだけ取り除いて、
 自由になることからスタートしました。」
そう語られていた通り、史実よりも見せたい部分が読み取れます。

多くの『JIN』ファンが心配していたこと。。。
何ちゅ~ても、内野聖陽さん演じた龍馬がすんばらしくカッコ良かったきぃ(笑)
福山雅治君が薄っぺらに感じないだろうかと…


1843年高知。9歳の龍馬が登場します。
私は思わず、20年後に仁と出会うんだぁ。。。なんて妄想しちゃいましたよ。

この子役時代を演じた濱田龍臣君が可愛いの何のって!また名前に龍って^^
ここから青年・福山龍馬へと変わったのも違和感なく見ることが出来ました。
と言うよりも、そのまんまじゃないかと思えるほどそっくり♪
品のある龍馬もいいですね~。
上士に頭を下げる龍馬もステキでしたよ!

子役は岩崎弥太郎も同じでした。違和感なく香川照之さんへ移行。
今の子役って本当に上手いですよね。
だからこそ大変な競争率を勝ち抜くには並大抵の努力ではないはず。
そこから選ばれる訳ですから、視聴者を虜にしちゃうのも納得ですね。

  『天地人』でブレイクした加藤清史郎君、
  今年は大忙しのこども店長でしたしね^^
  クルクルヘアがキュートな龍臣君。
  またまた来そうな予感♪
  出番はあれだけなんでしょうか?
  また、与六カムバーック!
  みたいな展開があるかもしれませんね。


どうしても『JIN』から切り離すことが出来ずに見てしまった『龍馬伝』ですが、
あのドラマを見ていたからこそ、龍馬への愛着が芽生えた訳ですからね。
見比べると言うより、今度はどんな龍馬を魅せて貰えるのかと釘付けでした。

「本当にあの坂本龍馬さんですか?
 あの、乙女さんと言う男勝りのお姉さんいらっしゃいますか?」
「おまん、どういてそがいなこと知っちゅうがぜよ。。。」
 
仁先生が江戸の町で初めて龍馬に出会った時の会話を思い出しました。
そんな男勝りの姉・乙女(とめ)役の寺島しのぶさんも、
私の中ではピッタリしっくり合いました。

【12歳で母を亡くした龍馬にとっては、3歳年上の乙女が母親代わりとなった。
 いつも龍馬のことを気にかけ、泣き虫だった龍馬を強い男に鍛えあげた。
 脱藩した後も、龍馬はことあるごとに乙女に手紙を送り理解を求めた。
 龍馬はどれほど偉業をなそうとも、乙女に対してはまったく頭が上がらなかった。
 龍馬にとっては最愛、最大の理解者であった】

龍馬にとって、なくてはならない存在のお姉さんだったんですね。。。


幼馴染みであった平井加尾(広末涼子)と龍馬の恋模様や、
後に妻となる楢崎龍(真木よう子)との出会いなど、
現代風にアレンジされるであろう脚本に期待が膨らみます。
何たって『HERO』『救命病棟24時』『海猿』『ガリレオ』『CHANGE』を手がけた
福田靖脚本ですからね~。ベタベタ恋愛じゃないところがイイんです!


土佐藩地下浪人・岩崎弥次郎(蟹江敬三)の長男として生まれた
弥太郎(香川照之)が、龍馬とは不仲だったのか、
実は友情・ライバル以上の深い関わりを見せてくれるのか…
そんなことを期待させる始まりでした。何せ歴史をよく知らないのでσ(^_^;

岩崎弥太郎が、龍馬と繋がりがあったことも、三菱財閥の創業者だった史実も、
全く無知な私にはサプライズな1話はワクワクさせてくれましたよ。
しかし香川さんも大忙しの活躍ぶりですね~。

龍馬よりも…
この先、勝海舟役で登場する武田鉄矢さんに翻弄されるかもしれない私(笑)

初回視聴率は23.2%だったんですね。
大河的にこの結果はどうだったのか分かりませんが。。。

これなら見続けられそう~ヽ(*´∀`)ノゎーィ♪ヾ(^o^;) ナニサマ

                                      公式HP

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Posted by mana at 22:16Comments(8)TrackBack(44)「龍馬伝」