2010年03月18日

『曲げられない女』 最終回

最後の最後まで、スキのない魅せ方で見事にヤラレちゃいました。
3ヶ所ほど泣いたでしょうか~(・・、)
早紀は無事に出産したんですが、感心したのが…
赤ちゃんですよ。何て良い子なの!何て良い演技をするの!(笑)
『白い春』で、エンケンさんが抱いた赤ちゃんが
タイミング良く泣いた名演技を思い出したりして。
赤ちゃんの無垢な姿を見てるだけで癒されますね~。。。

そうそう私、「10年日記」が欲しいって言ってた割には
最終回までその見方(使い方)を分かってませんでした。
2005年に正登が司法試験に合格したことが書いてあったのを見て、
そっかぁ、それで10年日記なんだぁって気づきましたよ。テヘ
5年前の今日、何があったのか一目瞭然って…
便利ですね~ヾ(゚∇゚*)イマサラカ
やっぱ欲しいな~(笑)         【追記】 ゲットしました、10年日記


早紀にプロポーズするため、役所に婚姻届の用紙を取りに来た藍田は、
無料法律相談の受付に座る正登を発見。
もう友達、同志、イイコンビな二人ですね。


試験当日…
「お願いだからもうちょっとだけ待って」
お腹の子に言い聞かせる早紀。
それでも陣痛は激しくなるばかり。ついには、
「どうして分かってくれないの。
 私がどれだけ勉強して来たと思ってんのよ。…
 これ以上邪魔するなら、そんな子供は、私には必要ありません!」

と言いつつ、我に返りお腹の子に謝る早紀でした。
「あなたはこの世にたった一人しか居ないんだから。
 試験を諦めたって誰も死にやしない。
 でもあなたを失ったら、きっと一生後悔することになる。
 ごめん。病院行こう」

その時、「33番の方。試験室1番へ」のアナウンスが。

「荻原早紀さん、荻原さん」
「ハギワラです」 (≧∇≦)ノ彡 ナンデヤネン
「オギワラさんじゃないの?」
「ハッ、すみません。今ちょっとテンパッてて」 

試験を辞退すると伝えると、お腹が…あれ?大人しい。
「試験受けてもいいの?」
お腹を蹴ってOKサインを出す良い子(笑)

そして試験後、病院へ運ばれる早紀。
お母さんそっくりな女の子誕生~♪オメデトー! ^-^)ノ☆.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚♪

「死んだ母のように、たくさんの人の心に光を灯す人間になって欲しいから」
命名は「荻原灯(とも)」に決めていた早紀。
もう一つの意味は、友達の「とも」。
「この子にも私と同じように、かけがえのない友に出会って欲しいから」
そう璃子と藍田に話す早紀に感動の二人。

「荻原。俺と」婚姻届を出そうとしたところに正登発見^^
「入ってくればいいじゃないか。そんな所でウロウロしてないで」
「いや、俺は子供が無事生まればそれでいいから。じゃぁな早紀」
「正登。抱いてあげて」
「え?いいの?」
「灯。お父さんよ」  この辺から涙腺が(・・、)
「早紀。お願いがあるんだけど。
 認知だけはさせて貰えないかな、この子の。養育費も払わせて欲しい。
 もちろん親権なんか主張しないし、
 早紀の許しがなかったらこの子にも会わないから」
「ありがとう」
「良かった。灯。お前はすごいラッキーなんだぞ。
 荻原早紀の娘に生まれたんだから。ママはホントに凄い人なんだぞ。
 それに比べて、俺はホントにダメな父親でさ。
 今まで、ママに散々酷いこと言って、苦しめて来た。
 だからお前と一緒に居る資格がないんだ。
 でも、何かあったら、いつでも助けに来るから。全力で灯のこと守る。…
 認めて貰えるよう頑張るから。ごめんな」 

正登父さん、最高だよぉ(/_;)


璃子は家を出ることを決めますが、義母の世話は続けて行くと善隆に話します。
ここで甘えてしまったら、またダメ妻・母親に戻ってしまいそうだと…

義母・富貴恵の寂しそうな顔が切なかったです。
不思議ですね~、子供たちの泣き顔よりもッグッと来ました。
しかし家政婦の三田さんもガラッと変わりすぎやないか~ぃ。
二人の子供たちも、今までおばあちゃんに合わせてたんでしょうかねぇ。
泣いて璃子を追う程、親子の距離は縮まってた?
璃子が強くなれた時から、子供たちも何かを感じ取ったんでしょう。


「今から言うことは、冗談じゃないからな。
 別に楽しんでいただかなくていいからな。
 荻原。俺と。俺と」
ドキドキ告白しようとする藍田の背後には…中島先生が!(笑)
「私に遠慮しないで、どうぞ続けて下さい」
って言われれも~ムリ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

しかも…
「また受けりゃいいじゃないかぁ。
 10年間やり続けたことを信じれば大丈夫。来年こそ必ず受かる」
「先生。発表は明日ですけど」
って勘違い~(笑)
「君は話の続きがあるんだろう?」
って振られても~ムリ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!


合格発表の日。
「やった~!」。。。って夢かよっ。
そして今度こそ…
「えぇ~!」早紀の番号がない。。。ってそれも夢かよっ。
楽しんでいただけました?てかっ(笑)


中島事務所で早紀の報告を待つみんな…
って今田君も居るしぃ(笑)
「10年間やり続けたことを信じれば大丈夫!」
「先生、それ分かりました」 (ノ∇≦*)キャハッッッ♪

「あのぉ。実は法務省のHPでも見れるんですよ。合格発表」と正登。
でも本人の口から聞いた方が…ってことで、
でも我慢出来ずPCの前に集まってしまうみんな~(笑)

そこへ帰って来た早紀。
「お帰り、早紀」
「どうだった?」
「。。。すみません」
「てことは?」
「ダメ、だったの?」
「すみません。皆さん、そんな顔しないで下さい。
 もう諦めがついたって言うか、さっぱりした気分なんですから、私。…
 皆さん、ありがとうございました。
 私は本当に幸せ者です。心配してくれる人がこんなに居て。
 これからは、灯と一緒に、頑張って生きて行きます」

気持ちの整理をつけたつもりで居た早紀でしたが…


《不合格。もう、本もワインも全部捨てよう。
     ごめんね父さん。ごめんね、母さん……》


片付けながら、六法全書に書き込んだ勉強の跡を読み涙を流す早紀。
ホント、菅野ちゃんの泣きの演技はさすがですよね~。
悔し涙って、あんな感じ。こちらまで貰い泣きしちゃう。


今度こそ、
「荻原。俺。お前にプロポーズしようと思って、こんなもの貰って来た。
 でもやめた。今のお前とはこっちからお断りだ!」
婚姻届を破る藍田。
早紀には、人を幸せに向かわせる力があると言う藍田。
本人も気づいてない訳なので、してやってるって気持ちもない。
何が正しいのかも分からない。でも、
「どんな時も誰に対しても自分を通す人間が、この世に一人でも増えて欲しい」
そう願う藍田のシャッターが開く?
「俺、今まで通りの、バカで頑固で面倒臭くて
 おまけにズレてるフンコロガシみたいな
 荻原早紀が好きなんだー!」


璃子も何か言おうと…
「うっ、生まれる~」(*゚0゚)


病室で璃子の陣痛に付き添う早紀。
あの巨大抱き枕は持ち込み?楽なのかな?^^
「私、もし生まれ変われるのならば、絶対に男がいい」
生みの苦しみ、浮気される不公平さを訴える璃子に共感するものの、
生まれ変わっても女がいいと言う早紀。

「母親になって分かったの。女には、変わるチャンスがたくさんあるって。…」
「何偉そうなこと言ってんのよ。
 子供も産むし、司法試験も諦めないって啖呵切っといて、
 結局逃げ出したくせに。…子供のせいにしないでよ!
 あんた、自分が失敗するのを人に見られるのが嫌なだけなのよ。…」

早紀の母親も長生き出来たかもしれない。
中島先生も引退した方が幸せだったかもしれない。
弁護士を目指す今田君も、司法試験に10年も落ちたらどうする?
正登はフラれたせいで仕事もなくなった。
藍田もコックの見習いが本当の幸せだったのかどうか。
璃子自身、家を飛び出して来たものの、
お腹の子にとって良かったのか分からない。。。

「それなのにさ、何なのよあんたは!
 自分が傷つくのが怖いだけじゃない。
 恥さらすのが嫌なだけじゃない。…
 弁護士になるのなんて、諦めて正解よ、早紀。
 あんた、やっぱり不遜だわ!」

璃子の言葉にグッと堪えていた早紀のシャッターが…

「しょうがないでしょ!
 私はそういう人間なんだから~!
 自分でも、余計なことしてると思うわよ。
 …でもね、周りの人には幸せになって欲しいの!
 困ってると放っとけないの!
 嫌な奴見ると、ムカつくの~~~!…」


自分さえ良ければいい、人の迷惑は考えない、弱い者いじめする、
どうして争いごとをやめて仲良くしようと思わないのか。
勝ち組負け組に拘ったり…そのくせ生きててもいいことないと愚痴る。。。

「みんな何したい訳?
 人よりおいしい思いすればいい訳?
 安心や安定がそんなに欲しいかよー!
 人生なんて答えが分からないから楽しいんじゃない!
 自分の力で何とか出来るから面白いんじゃないの!
 …周りの目は気にしないで、
 自分の思いはいつか伝わるって信じて
 不安と闘って来たの。だから、私は後悔してない!…」


これがドラマを通して見て欲しかったところなんでしょうね。
陣痛で苦しんでる時に~。。。止まってました?我慢してたのか。
璃子も命がけだわ。

「ふっふっふ、今回のシャッターは、今までで一番迫力あったな~と思って。
 でもさ、それだけ偉そうなこと言って、 
 自分は諦めますって言うのは、通用しないよね」
「ひょ、ひょっとしてウソついたの?私をその気にさせるために」
「ふふ~ん、私がウソつきだってこと、忘れちゃダメよ~~。
 あんたを幸せにするためのウソになってた?」(・・、)

弁護士になって、たくさんの人を救って欲しいと願う璃子。。。
そして無事男児出産♪オメデトー! ^-^)ノ☆.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚♪
命名は「蓮美光(ひかる)」に決めていた璃子。
早紀の母親・光から貰いつつ…光GENJIファンでもあったらしい^^

そこへ正登が…
善隆と子供たちを連れて病室までやって来ました。
本当はこういう優しい男なんです。


「灯。ママ、また司法試験目指したいんだけど、いいかなぁ?
 弁護士になるまで、諦めたくないの。。。痛い痛い、痛っ」
灯ちゃんの握力の強さは母親譲りか~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
この赤ちゃんがまたいい顔して笑うんですも~ん!可愛い~♪欲しい~♪


マイケルのラスト曲、『Man in the Mirror』がまた良かった~♪
早紀の笑顔も最高でした~。

「これからは、あなたが守って貰いなさい」
母の形見のネックレスを灯の手の平に乗せると、
その手を握り締める早紀。。。

《灯の1才の誕生日には、
 必ず弁護士になってみせるからね。
 ママ……》

そう書かれた日記を閉じたのは…
大きく成長した灯ちゃん(浅見姫香)!早紀そっくり(笑)
そしてその首にはちゃんとネックレスが。

「灯、何やってるの~?ご飯食べた~?」
「うん」

「あんたも早く用意しなさい。今日パパに会う日でしょ」
「分かってるよ~」 洗い物をする灯。さすが家事分担か^^
「もしかして、日記見た?」
「まさか」
「微妙にズレてるんだけど、位置が」
「気のせい気のせい」

弁護士バッヂを胸につけると、
「行こうか」
「うん」



介護センターでは…

「元気出るよ。あんたの料理最高だよ」
「ありがとうございます。リクエストがあったら何でも言って下さいね。
 殺したい相手とかいたら、毒入りスープでも作りますから。
 冗談ですよ!ハハ、楽しんでいただけました?」(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
「いつも張り切ってるね」
「すいません。コレが、コレなもんで」

璃子の投げキッスにかぶりついちゃう光ちゃんが可愛い~。
ってことで結局、璃子とくっついちゃったのね~。
初回では有り得ないカップルに見えた二人も、
めちゃお似合いに見えちゃうのも、早紀の不思議な力のお陰ってことですか。


灯はパパと待ち合わせ。
今日は無料相談の日ってまさか。。。
介護センター内で、老人の話を聞いてあげてる正登が居ました。

「お、灯」
「パパ~」
「いや参ったよ、さっきから同じことばっかり言ってるし、終いには寝ちゃうしさ」
「頑張って。それが弁護士の仕事でしょ」
「な~に生意気言ってんだお前」

こんな父娘の姿を見られる日が来るなんて~、泣けた(・・、)


中島・荻原法律事務所と改名された事務所。。。ってことは折半?
そこに相談に来てたのが…
正登よりず~っとお金持ちのイケメンと結婚したはずの里美。
「早紀さんも早く幸せになって下さいね。私みたいに」
なんて言った勘違い女は、やっぱり幸せになれないって見本のように登場。
こんなオチがあったなんて、油断してましたわ。
旦那に内緒で多額の借金を作ったって…そんな生活をしてたんですかぁ。
正登も式場から逃げ出して良かった。チガウカ

「お前の人生はもう終わりだって、心の中で爆笑してるんでしょ」
と相変わらずの里美。
「爆笑と言うのは、大勢の人が一度に笑うことを言うので、
 今の使い方は間違っています。
 それから、あなたの人生は終わりなんかじゃありません。
 すみません、正確に言っておきたいので」



上手い終わらせ方しますね~。
まとめ方がきちっと整理されてて気持ちがいい。早紀の性格のよう(笑)
灯が大きくなった見せ方も、何年後…とするのではなく、
日記を閉じた瞬間から…って流れは見事でしたよ。
そしてそこからまだ10年日記は続いていたことも見せ~の。
壁に飾られた合格証書で、一年後の司法試験に見事合格したことも分からせ~の。

最後まで中身が濃くて、見せ場はたくさんありました。
ラストも良かったです。
「曲げられない」ところに視点を置いたのも上手いと思いました。
見てて気持ちが良いはずなんですが、
こういう生き方が出来るかって考えると、難しいですね~。
生きて行く中で、学んで行くからこそ、要領も分かって行くんですもんね。
人間関係をスムーズにするには、人に合わせないといけないことも多々あり。
理想の人生を描いたドラマだと分かっていても、そこに近づきたいですね~。

「正確に言っておきたいので」
このドラマを見た人限定で使わないと、痛い目に遭いますよ(笑)

  第1話~


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2010年03月11日

『曲げられない女』 第9話

フンコロガシ。。。虫ネタがまだここで繋がって来るとは!
正登も”虫”の仲間だったんだ~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

しかし義母の大そうなワガママぶりや、今田青年の改心ぶり(笑)
ドラマ~。って突っ込みどころも多かったようなラスト前。

あの大きなお腹の丸み…
永作ちゃんのお腹にも詰め物が?気になって仕方なかったです^^;
璃子はやっぱり介護の仕事が向いてますね。感心しちゃった。
しかしあの上品だった義母が、あそこまで手がつけられなくなっちゃうとは驚き。
でもこうなると逆に「クソババァ!」って言えなくなるもんですね。
夫婦もそうでしょうけど、紙切れ一枚…
これが気持ちを随分楽にしてくれるんですから、凄い力ですわ~離婚届って。
人間やめますか、嫁やめますか。。。ヾ(゚∇゚*)ナンデヤネン


「早紀のせいだろ。…」
「…このままだと、今まで頑張って来たものを、全て失うことになるよ。 
 私が、母さんを失った時みたいに」
人のせいにする正登に対しても反論せず、
式場に戻ってちゃんと謝るしかないと諭し、
正登の腕を必要以上に引っ張って(笑)式場まで連れて行く早紀って…
お母さんみたい。

しかし道生先生や藍田から、
「その顔は…」と心を読まれる早紀の顔~分かり易っ!(ノ∇≦*)キャハッッッ♪


「この子と三人で暮らそう。…」
「いい加減目覚めたら。…」
まさか5回目のプロポーズがあったなんて~┐(´-`)┌

「俺と駆け落ちしないか、早紀」
「まだそんなこと言ってるの?」

道生クリニックで静養する早紀にまだ食らいつく正登。
そこへ藍田が現れ…

「父親だ父親だって言う前にやることあるだろう。
 これ以上、こいつのこと邪魔しないでくれよ」


「お義母さん、体自由利かなくなったら、前よりも気難しくなっちゃって。
 子供たちは怖がって近づかないし、お手伝いさんも結構手を焼いてんのよ。
 私が居なくなったらどうなっちゃう訳?あの家って感じ」
逃げ出そうとしない璃子って凄い。
それなのに義母は…

「何ヘラヘラ笑ってんの。いつまでも居座ってないで、早く出て行きなさいよ!」
「母さん、いい加減にしろって」
「…ホントに乗っ取られるわよ、この家」
「そんな気があったら、とっくにやってますから、ご心配なく。
 私がヘラヘラ笑っているのは、この家から笑顔が消えるのが嫌なんです。
 …これだけはやめる気がありませんから。あしからず」

やるなぁ璃子。
普通は笑えなくなるんですよ。人間こういう状況に置かれると。


母親を施設に入れることに決めた善隆について、見学に行く璃子。
そこで…

「安子~、会いたかったよ~」
と馴れ馴れしく璃子の肩に手をかける老人。
死んだ妻と思い込んでるボケ老人の扱いの上手いこと!
「ヤダ、ヤダ、助けて~安子~」って、
この老人が私にはツボでしたよ。どこの役者さん?(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

謝る介護士の言葉に、
「全然大丈夫です。私、嘘得意なんです~」と璃子。
こういう得意分野も役立つのね~。介護って(ノ∇≦*)キャハッッッ♪



正登の所へ助けを求めにやって来た璃子の姑・富貴恵(高林由紀子)。
。。。私今まで「義母」か「クソババァ」としか呼んでなかったので、
ここへ来て初めて名前を書きましたよ。来週最終回なのに(笑)

「先生、助けて下さい。
 息子が嫁にたぶらかされて施設に入れようとしているんです。私のこと」
「すいません。僕は何も出来ないんで、今」
半身マヒの富貴恵を置いて行ってしまう、それどころじゃない正登。



「今日もカロリー少なめ、便秘予防に食物繊維たっぷり、
 ひじきで鉄分補給の安産メニュー」
「ありがと~。いつも助かる」
「結婚したくなった?俺と」
なったなった~、したくなった~。。。私σ(^∇^ヾ)


富貴恵が行方不明になり、みんなで探しますが…
「早紀、俺はどうすれば」と言う正登に、
今度こそ早紀は何も答えず行ってしまいました。

「あ~あ、怒っちゃったよ。どうせ俺は仲間外れだよ。いつものパターンだし」

正登って、ダメ人間の代表にされてますね。
しかも気が小さくて臆病で、一人でやる勇気もない…
「お前のせいだ」とか「どうせ俺なんか」とか、ネガティブ正登が居るお陰で、
周囲の人間を一層引き立ててます。
藍田と璃子は、早紀と関わりながら大きく変わった…強くなれたのに。


「病人扱いしないで!」
と早紀に言い放つ富貴恵の杖を拾ったのは正登でした。
「先程はすみませんでした。帰りましょう。僕が何とかしますから」

家に帰るのは嫌だと言う富貴恵を背負い、早紀の家に。
そこには璃子が…

「お母さん、家に帰りましょう」
「分かってますよ、あなたの魂胆は。私が死んだら、うちの財産も
 子供達も奪う気でしょ!おあいにく様、あなたには一銭も残さないように
 もう遺言に書いてありますから」
「そんなことする必要なかったのに~。
 だってもう長部璃子じゃなく、蓮美璃子に戻ってますから、私。
 善隆さんにも内緒で離婚届、出しといたんです。
 私が嘘つきだって、忘れてました~?」

こう返されては何も言えないでしょうね。
あんな酷いこと言われても冷静に返す璃子って、どんだけ大人なの~。
しかも面倒まで看るって覚悟を決めてるんですもん。
てか冷静だからこそ、一人では子供も育てられないって理解してるんですよね。
そこが、どうしても意地を張ったりして可愛くなれない所なんですけど。
分かっちゃいるけど、素直になれないってのが…
にんげんだもの^^

「善隆さんは男だから何もできないし、子供たちを放っとく訳にも行かないし、
 三田さん一人じゃ、お義母さんの世話も無理だし、
 それに、他人になった方が、出来るような気がしたんですよね。
 お義母さんの世話も。嫌になったらいつでも出て行けばいいんだし、
 結婚した時は、義理の母親の介護なんて絶対無理って思ったし、
 お義母さんが倒れた時も、正直ザマ~見ろって思ったけど、
 でも、今は、夢や望が病気のせいで大っきいママのことを
 どんどん嫌いになって行くことが嫌なんです。…
 これが私の正直な気持ちです。
 嘘だと思いますか?お義母さん」


「信じて下さい。蓮美璃子は誓ったんです。
 これからは、人を幸せにする嘘しかつかないって」  この言い方もどうなの(笑)

「この人が居れば寂しくないですよ~。
 日本一にぎやかな主婦ですから」    ここが嫌いだったかもしれないし(笑)

璃子の手を握り、泣く富貴恵。。。
落ちました。


「おれなんかどうせお邪魔虫だし」
どうせどうせって、正登って自分に自信がないのでこんな口癖が出るんですかね。
お子ちゃまだから、いつもスネてるだけか。

「なるほどね~。ハハハハハ」
「何が可笑しいんですか?」
「前からさぁ、あんたを虫に例えたら何だろうなって思ってたからさぁ。
 そうかぁ、あんた”お邪魔虫”だったんだ。ハハハ」
「早紀がフンコロガシで、光ちゃんが弱虫で、私が蝶のフリした蛾なの」
「ふざけないで下さいよ」

ずっと黙ってる早紀は…昔からケンカすると黙るらしい。血筋らしい。

「あなたは、なぜ弁護士になったの?」
璃子への耳打ちを介して正登に問う早紀。
「そんなの、決まってるだろ。自分のためだよ。
 人間なんて所詮、自分が一番可愛いんだし、自分が得したいから頑張るんだよ。
 その他に何があんだよ。…」

正登が嫌な奴って言うより、どこまでも人間の汚ない部分を見せる役に徹する
塚本君がいじらしくさえ見えて来ましたよ。お子ちゃまだから(笑)
人間の中に住む悪魔な部分って誰にでもあると思うんですよね。
言葉や顔に出すか出さないかで人間の価値って決まるんですかね?
最近色々あったので、深く考えちゃいますわ。

サービス業で言うと…
コンビニ店員にはもう期待度ゼロですけど、
多くの営業マンと接してて感じること。。。
付き合って行くと人柄って見えて来ますよね。(大抵第一印象は当たってる)
不器用だけど正直者。口が上手くて軽い人。
いくら装っててもある程度分かります。
「悪い人じゃないんだけど…」ってどちらも満点じゃない。
そういう意味で、大人じゃない正登は正直者で人付き合いがヘタなタイプ。
早紀と似てるのかもしれませんね。
人に上手く伝える方法を知らないと言うか、
言葉が過ぎても足りなくても誤解される。。。

「…俺の優しさは本当の優しさじゃない。優しくするしか能がないから
 無理にそうして来ただけだよ」

「あ~ぁ、そんなこと言わない方がいいのに」
「もうすぐシャッター開くわよ」


「って言うかさ、俺みたいな奴と付き合わない方が良かったんじゃないか?…」

それ以上汚さないでくれるかなぁ!私の宝物!

「はい、半年ぶりのシャッター」
「あんまり興奮しない方がいいなだけどなぁ」 
もう慣れた感じで見守る二人にウケる(笑)

正登と付き合った9年間は私の宝物なの!
 正登が居たからここまで頑張って来れたの!
 付き合わなければ良かったなんて思ったこと、
 一度もない!

 いつになったら昔の正登に戻ってくれるの?
 この子の父親は正登しか居ないのよ。…
 私がチーズが好きだって知ったら、自分が嫌いなのはずっと隠して
 外で食事する度にいつも頼んでくれたじゃない。…
 9年間、誰よりも優しくして貰ったから、私には分かる。
 あなたは冷たい人なんかじゃない! 
 今日だって、蓮美のお義母さんを救ったじゃない」

早紀が正登に対して感じる”優しさ”って勘違いな気がしないでもないのは、
普通の人なら誰でもそうするようなことでも、
早紀は正登の良い所として見てるってことなんですかね。
藍田のことも、璃子のことも…
ホント早紀って、その人の良いとこ探しの達人だわ(笑)
でもそのことで周囲の人間も変えちゃうんだから…ドラマ~。
見せ方が上手いのね。すんなり受け入れられて好きです^^
元気が出るからって…マイケルも正登が教えてくれたんですね~。
ってオチもあり、伏線や流れはさすが遊川脚本って見てました。

「私は、それが弁護士にとって一番大切なことのような気がする。…
 正登に聞いて貰って、安心した、元気が出たって。
 これからは、正登の本当の優しさで、たくさんの人を救って欲しい。
 自分をアピールするための優しさなんて、あなたにはもう必要ありません!
 坂本正登弁護士にしかできないことは、この世に必ずあると思うから」

こう早紀に言って貰えるのって、すごく自信が湧いて来ますね。
その早紀だって、みんなに助けて貰ってるんですから、
やっぱり人は一人じゃ生きていけないですね。
ところが…

「無理だよ。俺なんか」
「え?」
「いつか早紀が言ってたみたいに、弁護士に弱者が救えるなんて思わない。
 そんなのきれい事だよ」
いつもより更に強く両腕を掴む早紀。。。イタタタ
…現実はそんな甘いもんじゃないって分かってる!
 今だって、子供をちゃんと産めるんだろうか、
 私なんか母親になれるんだろうか、
 …不安だらけだし!でも、私は、
 弁護士は人を救えるって信じたい!
 私は理想を追い続けたい!

 必ず救うんだって言う決意と、覚悟さえあれば」
 

それでも正登の中では変わり始めてたんですね。。。
里美に三行半を突き付けられると、
「三行半って言うのは、男の方から別れる時使うんで、
 今の使い方は間違ってます」
早紀に言われたまんまここで使うことになるなんて~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

そりゃビンタぐらいされますわ。
本人は至って真面目なんですけど~。
まぁそんなことで済むならどんだけでも叩かれましょう(笑)


あんな設備の整ったきれいな施設に入れるのも、お金持ちだから。
現実は厳しいですもんね~。
世の中銭ズラ~って学んだじゃない(笑)


「早紀。横谷さんに謝って来た。事務所も辞めた。
 今までの顧客の信用も全部失った」

弁護士になる夢に向かって突き進んでる早紀を見て頑張ってた、
大学の頃が一番楽しかったと言う正登。
司法試験に受かり、早紀より自分の方が優秀だと思い込むようになってから
正登は変わってしまったんですね。
今年こそ司法試験に受かって弁護士になって欲しいと、
心から応援する正登が良かったです。
藍田に早紀を譲る気持ちも正直に現れてて、まだ同情しちゃう単純な私^^

「私、司法試験を受けるのは、今年で最後にします」と宣言した早紀。

受かって欲しいですね~。
しかし二人の男に愛される早紀って…
やっぱりイイ女なんですね~。

最終回でどんなすったもんだが残されてるのか。。。
まだまだ楽しみですわぁ。


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2010年03月04日

『曲げられない女』 第8話

これまでの集大成のような回でしたわぁ。中身が濃かったです。
心に響く言葉、ジーンと来るシーンもいっぱいありました。
それらを、パズルのピースをはめ込んで行くように
気持ち良く見せてくれたのも上手いと思いましたね~。

人は一人じゃ生きて行けない。
誰にも助けてもらわないで生きて行ける人間なんて一人もいない。。。

初回で”曲げられない”早紀を見せられた時には、
他人に合わせることができない、変わり者だと思いましたけど、
早紀のことを知れば知るほど、人間味のある真っすぐで温かい、
不器用な人なんだって、本質が見えて来ました。

「てめぇ一人で新潟に帰れ!」
上の階に住む今田健治が母親に言い放った言葉が気にはなったんですが…
まさかこの親子をこう持って来るとは、予想外で驚きましたわぁ。


「あんたは、生まれてから一回もその言葉を言ったことがありませ~ん」
夢の中で、もう一人の自分から言われた早紀。
その大事なひと言って…
「私は間違ってました」って、撤回する言葉なのかと思ってましたけどハズレ。
早紀が藍田と璃子に対して、人生で初めて使った言葉。。。
その言葉を聞いた瞬間、泣けちゃいました(・・、)

お金に困って、部屋の棚に並んでいた専門書を全て処分する早紀。
それでも2100円にしかならなかった。。。
《途中で開けるべからず》と書かれた500円玉貯金の缶も開封。
その69,500円も家賃に消えた。。。
最後の最後、本当に困った早紀は母親の形見のネックレスを手放しますが…
ここも見せ場でした。


今回の正登は何だか可哀想でしたよ。
イライラ男は前回がピークだった?
ここへ来て正登のテンションも低かったですしね。マリッジブルーか(笑)

「最初から俺と結婚してりゃ、こんなことにはならなかったのに」
一人で無理する早紀の姿を見てて、私もそう思っちゃいましたもん。
いつものような正登のセリフも、早紀が風邪でダウンしてるせいか否定出来ず。
前回までとは違う状況なのです。。。いや私の心境の変化か(笑)
てか、そこまで早紀が好きなのは何故なのか…
もしかして、早紀のことを早くから分かってたのは正登だったのでは?
とかさ。どやさ。急に甘いかσ(^_^;

てか、善隆が一番イヤな男かも~!
彼女にこんなメール送ってるバカ夫。

  《カミさんのことはもう心配しなくていいよハート1ハート1
   うちの母親の言いなりだしグッド矢印1


事務所の家賃を滞納している中島先生にも、
給料の値上げなんて頼めない早紀でした。。。お金がない!/(-_-)\コマッター

「無駄足も 踏んでみなけりゃ 分からない」。。。ペケポン(笑)
今回の平泉さんの声ってかすれてませんでした?
平泉さんが平泉なんのモノマネしてたみたい。


長部の家に戻った璃子は、義母に嫌味を言われながらも頑張る。
一人じゃ子供は育てられないと覚悟を決めたとは言え、胎教には悪そう。。。

親父の言いなりでお見合いをする藍田。
仕事を辞めちゃったのに大丈夫なの?
ところが一風変わった藍田を気に行った様子の相手女性は…

「光輝さんカッコイイし、私のこと守ってくれそうだから」
〈何にも分かってねぇな、お嬢さん〉
「え?」
藍田の腹話術も見事でしたよ~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!


風邪を引き、一人勉強しながらも金策に頭を悩ます早紀。
残り一枚(二枚重ね)のテッシュを、半分にして使うのを見た時、
自分の今をありがたいな~って思わずにはいられませんでしたよ。


エレベーターから降りた早紀は体調を崩し倒れ込みます。
そこに居合わせた健治の母親(酒井麻吏)が早紀を背負って病院へ…

「あなた、妊娠ナメてない?
 このままだと体壊して勉強も出来ないし、子供もダメになるわよ」
道生先生に一喝された早紀。
一人で頑張るって本当に大変なことです。

「母さん。ごめんね。。。」
泣く泣くネックレスを売って当座をしのぐ早紀が居るかと思えば…

「さすが1本10万円のワインは違いますね。
 あ、心配しないで下さい。今日は私のおごりですから」
なんて簡単に言えちゃう藍田の見合い相手(渡邉小百合)も居たり。
昔の藍田なら、心の中で「ラッキー」と叫んでたに違いない。

チーズを見て思い出すのは誰かさん…
日本一表情の分かりにくい女に電話をかける藍田。
「お客様の都合で…」電話は繋がりません。心配になっちゃう?


璃子は母親からの電話に、精一杯元気なフリをしてみせます。
「もしもし。ママ?どうしたの?…
 みんな気ぃ使って優しくしてくれてるし。
 え?また野菜送ってくれたの?いいって言ってるのにぃ。
 。。。ママ、私のいいところってどこだっけ?
 何か、分かんなくなって来ちゃって。…」(・・、)

「お荷物届いてますけど」って迷惑そうに言う家政婦の三田(柳谷ユカ)。
義母よりも何様な態度で腹立つわぁ┐(´-`)┌

早紀から送られて来たものは…
〈ウチに忘れていった 私物返します〉
ガッカリする璃子でした。。。ところが、
これが早紀のネックレスを手元に戻すことになるとはね~。上手い。


「大丈夫か?」
熱と咳で、もうろうとする早紀の前に現れたのは正登。
「どうしたの?」
「今日誕生日だろ?プレゼントだけ渡して帰ろうと思ったら、鍵が開いてたからさ」

温かいポタージュスープはありがたい。

「もう痩せ我慢するのやめろよ、早紀。…お前が心を入れ替えてくれるんなら、 
 俺は今までのことを全部水に流しても構わない。横谷さんとも別れるし」

だから~。何を水に流すんだか…こういう言い方しか出来ないのが可哀想。
4度目のプロポーズってこと?
何としても早紀とよりを戻したい正登。
元々、里見とつき合うことだって早紀にヤキモチを焼いて欲しかっただけ。

「結婚しても今まで通り、年の数だけバラの花贈るからさ」
だから~。そういう恩着せがましい言い方はやめなさいって。

これでどうだ~今度こそYESだろう。。。な自信たっぷりの正登に、
またもや邪魔が入るって。どこまでも運のない男。
てか自分の首を絞めてるのは自分…みたいなぁ。

「息子が部屋で暴れて、死ぬとか言ってるんです」
と健治の母親が助けを求めて来ました。


「早紀に呼ばれた」とか「俺は別に用事はない」とか言いながら、
早紀のことが気になってやって来た璃子と藍田。
ピンポンダッシュする二人(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

その頃、上の階では…

「うるせぇんだよ!どいつもこいつも説教ばっかしやがって!…
 病気でダブって、もう負け組確定だし。
 停学になったら、友達も居なくなって独りぼっちだし。
 俺なんて生きてる意味ねぇんだよ、もう」

独りぼっちっていうのはねぇ!
 あんたが思ってるほど
 そんなに甘いもんじゃないんだよーーー!…
 両親も死んだし、たった二人しかいなかった友達にも、
 もう二度と会えないんだぁ。
 バカ野郎ーーーーーー!
 …
 私だって、父と同じように司法試験に9年続けて落ちて、
 自分のやってることに何の意味があるんだって思うけど、
 でも、きっと、私達に生きる意味なんて必要ありません。
 私達に必要なのは、生きる意志です」

「何調子こいて喋ってんだよ、ババァ」
「ババァではありません。荻原早紀です。正確に言っておきたいので」

「あの、荻原早紀さんって、もしかして荻原義紀さんの娘さんですか?」
「え、父をご存じなんですか?」

23年前に早紀の父親に助けられた、あのベビーカーの赤ちゃんが…
今田健治だったなんてー!(ノ゚ο゚)ノ

「私は心のどこかでずっと、まだ人は一人で生きて行けると思ってました。
 でも違うんですね。
 人は、誰かに助けてもらって生きている。生かされている。…」

早紀は気づきました。。。

璃子の母親に電話をしてやってくれと頼んだのは早紀でした。
「ごめん。余計なことして」
「別にいいわよ。お互い様だし」
そう言うと取り出したのは、早紀のネックレス。
リサイクルショップで見かけてびっくりしたと話す璃子。もうすっからかん。

一人で生きてるんじゃない。。。
そのことに気づいた早紀は、藍田と璃子に伝えます。
今まで言ったことのない言葉とは…

「。。。助けて。。。やっぱり二人が居ないとダメなんだよ私。
 これからも、私が辛い時や苦しい時、助けて下さい。お願いします」(・・、)
「それはこっちのセリフだけどね」
「俺も」

初めて笑顔を見せた早紀を見て嬉しそうな藍田と璃子でした。。。
人は素直になれた時、周囲も変わって行くのが分かりますね。
でも中々素直になれないのも人間ですもんね~。人の心は簡単じゃない。

今日が誕生日だと知った藍田と璃子は、ケーキと手料理…
そして早回しのハッピバースディの歌でお祝い♪^^

「ほらほら食べよ。美味しいからさ、そのアボガドのサラダ」
「アボガドではなく、アボカドです」
「うそ~」
「アボガドでしょ~」
「すみません。正確に言っておきたいので」  辞書を引いて見せる早紀。

今回はアボカドですか~。上手いな~。
私も昨日買って来たところでちょっと嬉しかったり…アボカド♪

ここでアボカドレシピを一つ。。。ってそんな大げさなもんじゃない^^
細かく刻んだアボカドと、鰹節と醤油をアツアツのご飯と混ぜ合わせるだけで、
簡単美味しいアボカド飯の出来上がり。娘も大好き♪
手抜き料理を見逃す手はない(笑)


藍田と璃子のために作った分厚いレポートも早紀らしかったですね。

「なぁ、俺の好物って知ってる?」
「え?何?」
「お前らだよ。お前ら見てると飽きないし、
 俺が作った料理、美味しい美味しいって食べてくれるの見てたら、
 何だかこっちまで幸せになった。…」

そういうことなんですよね。
生きてる喜び、人を幸せにする喜び、頼りにされる喜び…

「…泥の中で育ちながら美しい花を咲かせる蓮のように、
 辛くて苦しい環境でこそ、蓮美璃子は輝きを増すような気がする」
早紀のレポートに書かれた璃子のこと。。。良く分かってますね。

『大丈夫、私がいるから』って言える強い人間になりたいと言った璃子。
そういう人間になりたいですね~。
そういう友達っていいですね~。

何で3人で踊ることに?(笑)
『今夜はビート・イット』PVと同じ振りつけには笑った~!いや感動しました~♪
いつ練習した~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!


料理人の道を目指すことに決めた藍田。
離婚届にサインをし、義母に差し出した璃子。

どころが義母は突然倒れ。。。
どうなる?(*゚0゚)


《人って1回失ってみないと、本当に大切なものが分からない。
 生きるってもしかしたら、余計なものは捨てて、
 本当に必要なものを大切にすることなのかもしれない……》

大事な専門書も思い切って全部捨てた。。。
そうして行くことで、本当に必要なものが見えて来るのかもしれませんね。
こういう繋げ方も上手いですね~。
今回の伏線の張り方には脱帽!感動!


そして10月。。。

口述試験日と、分娩予定日が重なってますよ!10月23日って。

いよいよってところに…
「どうしよう、早紀。結婚式から逃げて来た」って正登~。
どうする?(*゚0゚)


バーンと大きく「最終回15分拡大」なんて出るからビックリしたじゃないですか!
よ~く見たら…3月17日(水)って。ややこしいことするわぁ。
来週はラスト前ですよ~(ノ゚ο゚)ノ 
って、もう最終回でも良かった気もしないでもない。。。


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2010年02月25日

『曲げられない女』 第7話

早紀の妊娠にも驚きましたけど、  
璃子が3人目を妊娠してたなんて流れになるとは思いませんでしたね。
しかも私が冗談で言ってたセリフが聞けてビックリ!
「だって、ただの食べ過ぎかと思ってたんだも~ん」(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

ホント急にお腹が目立って来ましたよね~。想定内?

家族の助けなしに一人で出産するなんて絶対無理だと、自分の話をする璃子。
その横でメモる早紀(笑)

「他にはどんなことが?つわりっていつ頃まであるんですか?」
「何でそんな真剣になってんの、あんた」
「何だか荻原も妊娠してるみたいだけど」
「実は、そうなんです」
「ハハハハハそんな冗談を」
「そんな訳ないだろう、お前がぁ。ハハハ」

驚く璃子と藍田でしたが…
弁護士になってから子供を作った方がいいって考えもあると言う藍田と、
若くない早紀がこのまま永遠に弁護士になれなかったらどうすると言う璃子。
産むのか、諦めるのか…

結論が出るのが難しい問題が起こると、文書にしてじっくり考えるって…
ワープロを打つのも早紀らしい。

仕事場でも、認知問題の相談に赤ちゃんを連れて来た女性と自分を重ね…
〈やっぱり、女が一人で子供を育てるのは大変?〉と打つ早紀。
そこに書かれてた豆知識のようなメモが笑える。それって今必要?(笑)
そりゃ膨大なレポートになるはずですわ。

〈マイコプラズマ肺炎〉なんて言葉、懐かしい~。
〈3時間おきにミルクをあげなければならない〉
あ~、そんな頃もありましたね~('▽'*)トオイメ

しかし、”あげなければならない”って書き方(考え方)が早紀らしいですね。
何も3時間おきにあげなきゃどうかなる訳じゃあるまいし、
お腹が空けば泣いたりして知らせるし、気分で飲んでくれない時もある。
これじゃ益々子育てに不安が募るばかり。
璃子には「スイカを鼻から出すみたい」なんて聞かされるし(笑)
で、これから現実に出産を控えてる永作ちゃんは大丈夫なのかぃ?

〈赤ちゃんはあんなに小さいのに、何だか重かった…〉
と打つ背後に視線を感じると、
「あ、ごめん。見ちゃった」って中島先生、可愛いな~(^▽^;)

「やはり、このまま司法試験を受けるのは、無理でしょうか?」
「大丈夫だよ。大きなお腹で結構試験にチャレンジしてる人いるから」
「そういう方は、どうだったんですか?結果は」
「。。。」
「やっぱり厳しいんですね。現実的には」
毎度軽い気持ちで励ますつもりが、突っ込まれて言葉もない中島先生(笑)


子供を育てるには3000万円かかると言う璃子に、
節約すれば何とかなると言う早紀。
「贅沢な生活に慣れすぎてるところあるし、蓮美」
早紀の言葉も当たってる。
共同生活にズレを感じ始めた二人はつい言い合いに…
自分より何倍もトイレットペーパーを使うのは許せないのか(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

「あ~貧乏くさい!
 …女二人の共同生活は何て楽しいんでしょうって思ってたのに、
 一瞬先は闇よね~」
「一瞬ではなく、一寸先です。すみません、正確に」
「あー、うるさい!」

しかし毎回、こういう言葉を考えますよね~。
正確に言っておきたくなる言葉、言いまつがい探しを(笑)


【妊娠による今後の選択についての 考察とその対応】をまとめた早紀は、
最後のページの結論を藍田に見せます。
子供は諦めるしかない…
そして、中絶の同意書にサインをお願いする早紀でした。

「冗談じゃないわよー!」
「蓮美」
「何でここに?」
「あんたねぇ、自分が何やってるかわかってんの?
 光ちゃんも光ちゃんよ!何でこういうこと簡単に引き受けんのよ」
「いや俺は友達だからさぁ」
「…私は友達じゃないわけ?早紀」
「どうせ反対すると思ったから。…」

璃子が長部の家に戻るのは反対だと思っても、
最後に決めるのは自分自身だと早紀は言います。

「私、今司法試験を諦めて子供を産んで、もし弁護士になれなかったら
 一生子供のせいにするかもしれないと思ったの。
 そんなことだけはしたくないの」

ですよね~。十分あり得ます。あの時夢を諦めなければ…って。
これには二人とも何も言い返せませんでした。

ところが、それじゃやっぱり納得行かない璃子は、正登に話しちゃいました。

「どういうつもりだよ、早紀。父親は俺なのに何で知らせてくれないんだよ。
 結婚しよ、早紀。神様が言ってんだよ。…
 最初にプロポーズした時に結婚してくれれば良かったんだよ、俺と。はい」
と正登はあの指輪を渡します。
何?この男は。。。秘書課の里見とはそういう関係じゃないとまで言う。
「俺が好きなのは早紀だけだから」
ってどの口が言う?┐(´-`)┌
「3回もプロポーズする男が他にどこに居る~?」
どんな自慢だ。

そこへ藍田が現れ、中絶の同意書に印鑑を押すのを見た正登は逆上。
「藍田は友達だし、あなたには頼めない」
「いい加減にしろよ!お前のエゴでこんなことしていいと思ってんのかよ!
 俺の子供なんだぞ!産めよ!勉強なんかやめろよ!
 司法試験が何だよ!お前の夢なんて大したことじゃないだろ!」

また言わなくてもいいことまで口走る~。
結婚しても怖いわぁ。キレやすい性格って、弁護士としてもどうなの?
もう何でだか分かんないけど、そのグレーのコートもやめて。

「あんたいい加減、自分の立場で物を言うのやめた方がいいんじゃないか。
 荻原がその中で、あんたのために何ページ悩んで、
 何ページ苦しんだと思ってるんだ」
「何が友達だよ。あんたがやってることは友情じゃないよ。慣れ合いだよ。
 結局まだ早紀のことが好きなんだろ?
 でも仕事も目標もないあなたに、早紀を幸せにすることが出来るんですか」

「何だよ、こんな物ー!」と、早紀のまとめたレポート用紙を投げ捨てる正登。
もうやだ~、指輪投げたり感情的になって物に当たる人~。
これじゃ恋も仕事も最低男。
里見のことも心配になって来ましたよ。


産婦人科から戻った早紀。。。

「川で旦那さんと子供が溺れてたらどっちを助ける?って。
 私は二人をボートに乗せて自分は泳いで両方助けたい」
「何言ってんの?早紀」
「二つの選択肢があってどっちも選びたくない時は、
 三つ目を自分で作るってことか」
「はい」
「司法試験も諦めないし、赤ちゃんも産むってこと?」
「はい」

一人で育てるのは無理だと話す璃子に、死にもの狂いで頑張ると言う早紀。
何もかも背負って自分を追い込むなと話す藍田。

「でも私は、本当に不可能だと分かるまでは、辛くても進んで行きたいの。
 諦めずにやってみたいの」
「きれい事言わないでよ。結局あんたは、自分が正しいと思いたいだけなのよ。
 …私たちがどんだけプレッシャーかかってるか分かってんの?
 毎日毎日、勉強勉強って日記に書いてりゃ偉いってもんじゃないのよ」
「それマズイって」
「読んだの?私の日記」
「…心配だったからさ」
「…そうよ、だって友達だからさ。」
 
「これは私の人生なの!
 あなたたちには関係ない!
 友達友達って、勝手に日記を読んだり、
 余命なお節介をしたり。
 どうしても私のことを理解してくれないなら、
 そんな友達は、私には必要ありません


「あっそ。分かった」
荷物をまとめて出て行こうとする璃子。
それを止めようとはしない早紀。

「あんたなんかに、友達だなんて思って貰わなくて結構。
 いい年して気持ち悪いと思ってたし。 
 早紀、あんた、やっぱり不遜だわ。  
   (【不遜】へりくだる気持ちがないこと。思い上がっていること)
 そうやって今まで何手に入れて来た?
 32にもなって、結婚もしてなきゃ、弁護士になってないじゃない。
 それなのに、ちょっと自分の意見否定されたからって、
 人に責任転換しちゃって」
「責任転換ではなく、責任転嫁です」
「すいません!正確に言っておきたいのでって、バカじゃないの?
 死ぬまで言ってなさいよ!」

璃子も間違ったこと言ってないんですよね~。てか共感したぐらい。
友達だと思えばこそ笑って聞けた”曲げられない”一言も、
このタイミングで「正確に言っておきたいので」は、さすがに腹立ちますよね~。
不遜てか…KY?(^_^;)

「俺ももう会わない方がいいのかもなぁ。
 まだホントはお前のことが好きだし。
 元彼の子供を産むお前のそばに居るの、辛いからさ。
 俺さ、何が嫌いって、争いごとが一番嫌いなんだよね。
 だから、悲しいし、悔しかった。お前たちが喧嘩したの」

二人は早紀の部屋を出て行きました。。。


プライドも意地も捨て、旦那と義母の仕打ちにも耐える覚悟をし、
頭を下げて戻ることを決めた璃子でしたが…

「お願いします。もう一度、ここに置いて下さい」
「何言ってんの、今更」
「お腹の中に赤ちゃんが居ます。善隆さんの」
「え?」
「お願いします!」

これが本当に璃子やお腹の子のためになることなんでしょうかねぇ。。。

それぞれが、自分の生き方を考え、それを信じて突き進む。
結局は自分の人生ですもんね。それが悔いの残らない選択かもしれません。


マイケルの歌は映画『THIS IS IT』の中のマイケルを思い出しちゃいました。
「アイル・ビー・ゼァ~♪…」
そばにいるよ。。。毎回ピッタリと嵌る曲を選択して来ますね~。

《私はバカだ。32になって
 やっと出来たたった2人の友を
 失ってしまった……》


正登は、今度こそ捨てたんだろか?
ゴミ箱の指輪が気になる…ってことは使い回しはしないつもりか(笑)
ってまだしつこく、バラの花束持ってやって来るみたいですね。
なんだかんだ言って、簡単には離れそうもありません。

道生クリニックの先生(片岡礼子)がいいですね~。
今後も良き相談相手になってくれそうな感じ?
で、見覚えのない女優さんなんですが、キャンペーンガールやモデルを経て、
日本映画初となるヘアヌードを披露し、体当りの演技で注目を集めた…らしい。
なるほど~。現在38歳。。。色気のある女医さんなはずだ^^


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2010年02月18日

『曲げられない女』 第6話

「覚悟しとけよ、このクソババァ!」(≧∇≦)ノ彡バンバン!
な~んかスッキリするわ~このセリフ♪
初回では絶対に友達にはなれないタイプだった璃子のことが、
どんどん好きになってる自分が居るかも~(笑)

ただの過労で倒れた早紀でしたけど、
バッテリーチャージしたのでもう大丈夫…かと思いきや!
妊娠にはビックリしましたよー!
友達を作るのに精一杯じゃなかったのかぃ?

あのお泊りの時の?
正登とはキスすらしてないのかと思ってたのにぃ、ヤラレた~。
実は友達以上だったのねん(笑)

その正登ですけど、どんどん嫌いになってたとこだったので、
こんな形でまた絡んで来ることになるとは、上手いな~。

そして妊娠と言えば…
永作ちゃんのお腹が目立って来たな~って思ってたら、璃子も妊娠?
そこ使っちゃう?(^▽^;)
これまたヤラレましたね~。。。
どうするお腹の子!


「藍田は、どうして警察官僚になったの?」
「え?」
「確かに、そういうタイプじゃないもんね~」
「それは、父親も警察官僚だったし、それに受験勉強だけは良く出来たから、俺」
「何か隠してるような気がして」  藍田をジーッと見つめる早紀。

今回は、藍田に向かってシャッターが開く回(笑)


璃子の荷物が送り返されて来ましたけど、捨てられなくて良かったですね。
リサイクルショップであんなに大金になったんですもん♪
いい人達じゃん(^▽^;)チガウカ
下着とか小物はどうしたんだろぉ。。。

旦那の浮気を証明して、慰謝料とか養育費とかガッポリ取って、
子供たちを引き取ると意気込む璃子。

「もっと自信を持ったら?
 蓮美がウソをついて人を騙そうとしてる時って、 
 生き生きとして凄いパワーだし」
「そうだよ!あんたに向いてる仕事が絶対あるよ!」
「そ~ぉ?え?た例えば?」
「。。。デザート食べる?」
「。。。ご馳走様でした」  
ないんかぃ(≧∇≦)ノ彡バンバン!


お飾り署長として、与えられた仕事をこなすだけの日々に疑問を持ち続ける藍田。
「…そう言えば、例の若い女性が襲われる事件、どうなりました?」
「署長がご心配なされるようなことでは」
「ですよね~」


早紀に、璃子の旦那・善隆の代理人になったと話す正登。
「子供の親権を渡す気は一切ないし、
 多少の金額は払うから早く離婚届に判を押して欲しい。
 璃子さんにそう伝えてくれるかな。じゃ」

って、本人に直接言えば~。


模擬試験の判定は50%って…どっちなんだ?受かるのか?落ちるのか?
心配になる早紀。

《どうしよう、今やってることが
 無駄になったら……》


上の階に住む今田健治(市川知宏 )の部屋から騒音が鳴り響き、
静かにするよう注意しに行く早紀でしたが、
「何か文句あんのか、おばちゃん!」
と仲間に凄まれます。するとエレベーターの音が。
「若者諸君、暴力はやめましょう」と藍田登場~。
藍田が警察署長だと知ると、退散する今田たち。
こういうのって気持ち良いですよね。権力を振りかざしてみたいわぁ(笑)

イベントで使った防犯グッズを持って来たと言う藍田。
これが上手く使われることになるなんて…
カラーボールや防犯ブザーはいいとして、
切っても破れないTシャツって?


「なぁ、頼む。母さんに謝ってくれないか?…」 善隆はまだやり直したいらしい。
「謝るのはそっちでしょう。て言うかその前に女と別れるのが筋なんじゃないの?」
母親からの電話に出る善隆。
「善隆さん!ちゃんと言いたいこと言った?
 絶対うちの子は渡しませんからね。あのウソつき女に。
 これ以上騙されたらダメよ!どうせ何も出来やしないんだから、あんな女!」
「お義母さ~ん。全部聞こえてますよ~」
「善隆さん。何?今の」
「冗談じゃないわよ。裁判でも何でもやってやるわよ。
 絶対に負けないからね。覚悟しとけよ、このクソババァ!」
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
何でこんなに「クソババァ」がウケるんだろう自分♪


「何であんな奴と付き合ってんだよ」
「友達だから。藍田も蓮美も」
「何であの二人なんだよ。早紀のことなら俺の方がずっと分かってんのに。
 いい年して友情ってさぁ、そんなの偽善だよ。自己満足だよ。
 そんな関係すぐダメになるに決まってる」

ってさぁ、正登は醜い男に成り下がっちゃいましたね~。
こういう言い方するとこも、善隆を弁護する姿も、
早紀に弁護士は諦めて司法書士を勧める態度も…
もうちょっと骨のある奴だと思って同情したりしたのに、
負けじと早紀の前で里美を誘ったりして。最悪~。。。
でも早紀はそれほどでもないとこが早紀らしい。鈍感なのか、人がいいのか…
藍田のことの方が気になってる様子。

大好物のチーズに「うっ」ってなったり、食欲がないと言う早紀に
つわりみたいだとは思ったのに、まさかそれはないとスルーしてしもたー(*゚0゚)

「どっか悪いんじゃないかぁ?やっぱり」
「ちょっと疲れただけ。
 それよりそっちこそ何かあったんじゃないの?仕事のこと?」
「昨日、例の事件の犯人が捕まったんだ。…
 襲われた被害者の女性が大怪我して、通り魔事件だと思ってたら
 実はストーカーだったんだ。彼女前から何度も狙われてて、
 うちの署に助けを求めてたらしくて。…
 市民よりも組織を守ることに躍起になってる訳。警察って」


酔っ払いに絡まれた藍田と早紀。
「お兄さん、お金貸してよ」
警察だと言い出そうとする早紀を止める藍田はボコボコにされ…
権力を使うことをやめたんですね。
早紀はバッグに入れてあった防犯ベルを鳴らすと、
逃げる男達の1人にカラーボールを命中させます!

「俺はキリギリスって言うより、弱虫なんだ。…」
警察官僚になったのは、それを隠すためだったと話す藍田。

私だって本当は暴力は怖いわよ!
 病気とか将来のこととか不安だし、
 うぅ~注射だって怖いわよ!
 けど、私達が本当に戦わなきゃいけないのは、
 そういう弱い自分となんじゃないの?

 私もずっと逃げてた。…一々自分の思いを説明するのが面倒だから、
 心のシャッターも閉めてた。…
 私達に今やれることをやるしかないよ。いいじゃない。少々失敗したって。
 失敗って”失って敗れる”って書くけど、
 別に何も失わないし、負けてもいないんだから」

…ってお母さんじゃなく夏木マリの言葉だって~(≧∇≦)ノ彡バンバン!

「私は、どうして藍田と友達になりたかったか分かる?
 あなたは、頭ごなしに私の生き方を否定しなかった。
 一番先に興味を持って、理解してくれた。
 あなたは、誰とでも分け隔てなく向き合える、
 優しくて強くて、愛を一杯注げる強い人なの。見かけ倒しなんかじゃない」
「うん、光ちゃんと居ると楽しいし」
「自分を卑下したり、恥ずかしいと思う事は、あなたにはもう必要ありません」
泣き出す藍田。。。
「いつ以来だろう。泣いたの。もしかしたら、母親が死んで以来かもな」
えぇ仲間やないの~。友達っていいな~。


ストーカー事件の記者会見で、
カンペ通りに読むよう副署長(小林すすむ )から言われる藍田は…
「嫌です」
「は?」
「子供の頃教わりませんでした?
 悪い事したらごめんなさいって謝りましょうって」
「嫌だなぁ。どうせまた、
 冗談です。楽しんでいただけました?って仰るでしょう?」
「いえ、至って真面目ですよ。僕は」
紙を丸めてポイッ。お見事♪
藍田がゴミ箱へ投げ入れるために、早紀はあの時投げるのを留まったとか?


「大切なご家族をお守りすることが出来ず、本当に申し訳ありませんでした」
頭を下げる藍田署長は、辞職を宣言。
その様子をテレビで見て驚く璃子。。。アルバイトの面接中。
「…うちは安いですよ。800円しか出せませんけど」
「うん、大丈夫です。1分800円ですよねぇ」
「。。。」
「冗談です。楽しんでいただけました?アハハハ」

上手いな~。こう回して来ましたかぁ。
早紀のゴミ箱ポイ→藍田。藍田の楽しんでいただけました?→璃子。
璃子のクソババァは…以前早紀が母親に使ったか(^▽^;)チガウカ


早紀は藍田を守ってくれる天使?
友達以上の感情を抱き始めたのか?と思いきや…
早紀が妊娠って!(*゚0゚)どうすんの~


「弁護士って、人と関わって行く仕事なんでしょう?
 頭でっかちになって知識を詰め込むことばっかり考えてないで、
 もっと弁護する人の気持ちを分かろうとする努力をした方がいいんじゃないの?
 早紀に必要なのは、知識じゃなくてハート。
 あぁ、何か私今、かなりいいこと言ってない?
 遠慮しないで日記に書いていいわよ~。じゃぁね、おやすみ」

今日の璃子はかなりいいですよ~(≧∇≦)ノ彡バンバン!

璃子が体験した通り、弁護される側の気持ちを分かろうとするって、
中島弁護士がそうでしたよね。
善隆はまだ璃子と別れたくなさそうだと感じ取ってましたもん。
それに比べ、正登の未熟さったら…子供かっ。

《蓮美のやつ、ムカつく
 でも、案外当たってるかも……》

鏡を取り出すと笑顔の練習をする早紀。
「弁護士の荻原です。ニカ~」(≧∇≦)ノ彡バンバン!


「おめでたかもしれません」
かもしれませんって?…そこに賭けるしかないかもしれません!


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2010年02月11日

『曲げられない女』 第5話

子供達は戻って行ってしまったけど、
強くなった璃子が今後どう巻き返してくれるのか、楽しみになって来ましたよ~。


「私はウソのエキスパートだから、他の奴のウソを見破る自信だけはあるの」
璃子らしい~(≧∇≦)ノ彡バンバン!
早紀のことになると鋭い指摘や的確なアドバイスができる璃子なのに、
自分のこととなると、全くどうしようもできないんですもんね~。
しかし永作ちゃんの、お腹をカバーしながらもオシャレな服装には感心してます。
お腹もバストもふっくらしてるんですよね~。
6ヶ月のお腹…どうしても気になっちゃう^^


「友達って、どうやったらなれるものなのでしょう?」
「まぁ、気がついた時にはなってるものじゃないのかね。友達なんて」
「そうなんですか。。。」
「ハハハ、今時珍しいね。そんなことで真剣に悩んでいるなんて」

中島が早紀に言うんですけど…
そういうことを考えて友達って作りませんよね。
自分にはどうして友達と呼べる人が居るのか、改めて考えちゃいましたわ^^

でも早紀と言う人間を知らないと、近寄りがたいタイプかもしれませんね。
初回の早紀は変わりもんに見えましたもん(笑)
実際は、知れば知るほど惹かれてしまった藍田のように…
魔法にかかっちゃったみたいになっちゃうのかも~(ノ∇≦*)キャハハッ♪


やっぱり様子のおかしい璃子を見て、長部邸へ偵察に行った早紀。
「妻らしいことも母らしいことも何一つしてないから、
 居ても居なくても困らないし。…カードはもう使えないようにするって」
と、璃子に伝えます。

「…友達でもないのに、余計なことしないでくれる?」
「。。。」

すると藍田から電話が…
「昨日はごめん。酔っぱらって何も覚えてなくて。…
 宴会芸を思いついたから…。これ何か分かるかなぁ。ブ~ッブ~ッブ~ッ」
「いいえ、さっぱり」
「ハハハ。ケイタイのバイブのマネなんだけど。ブ~ッブ~ッ、楽しんで頂けました?」
イケメン顔捨てての演技は見事だわ(≧∇≦)ノ彡バンバン!

頑張ったのにぃ。。。相手にされず落ち込む藍田でしたが、早紀の事務所へGO!
そこへ璃子から電話が。
「早紀、困ったことになっちゃった。お願い、助けて」
藍田のバイクでGO!お役に立てました^^

「うちの子供たち、夢と望。連れて来ちゃった」

パパと大きいママも来るからって嘘でも言わないと、
璃子について来ないのが悲しいわぁ。
しかも娘のワガママにタジタジの璃子。

「夢、望。しばらくママと3人で暮らさない?」
「何でそんなことしなきゃいけないの~?」
「ママ、しばらくお家に帰れないからさ」
「僕お家に帰りたい」
「私も大きいママ達と居る方がいい」
泣き出す子供たちに何じゃこりゃ。

夢(松浦愛弓)は、祖母に対しては気を遣ってるのか気になったんですが、
祖母とお手伝いが璃子の悪口を言ってるせいで、こんなんなっちゃった?
とか思ってたんです。でもラストまで見返すと違うものが見えて来ました。。。


早紀が夕飯を作りますが、
「やだ、こんなの食べられない。ピザがいい!」
「だったら食べなくて結構。ここに今あるの食事はこれだけです。
 食べるのなら手を洗って来る。ちなみにピザではなく、ピッツァです。 
 すみません。正確に言っておきたいので」
子供にも容赦なく正確さを貫き通す早紀。
別にピザでもいいと思うけど(笑)

「いただきますは?」
「何でそんなこと言わなきゃいけないわけ?」 クソババァの躾はどうなっとんじゃ?
「これはあなた方が作ったものでもなければ、
 あなた方が稼いだお金で買ったものでもありません。そこに感謝を込めて
 ”いただきます”と言うのは当然です」

藍田は子供達を扱うのも上手いですね~♪
不穏な空気を和ませてくれる潤滑剤のような父親像を垣間見たりして。
きっと二人の子なら立派に育つことでしょう…
いや、やっぱり怖いかも~(≧∇≦)ノ彡バンバン!

子供達が喜ぶことをしたくても、どうしていいのか分からない璃子。
子供を生んでない早紀や藍田の方が上手く接してますよ。


《母さん、友達を作るのは
 無理なのかな、私には…》


長部親子プラス家政婦が早紀の所へ押しかけて来ました。

「ママと居れば大丈夫だから」
「大きいママがいい。パパと帰りたい」
って泣き出す子供達もどうかと思いますけど、
ただ子供達を連れ出してどうするつもりだったのか、
計画性もなければお金もない璃子の無責任な行動も理解し難くって。。。

「お願いだから、みんなで私の幸せ奪わないで!
 私は早紀みたいに生きる目標が何もないの。
 今の幸せを失ったらどうしていいか分かんないの!
 どうせ私なんか、誰にも必要とされてないんだし。
 何の役にも立たないんだから!」

ビシッ!

それ以上さぁ、私の友達の悪口言うのやめてくれるっ!
 私はさぁ、蓮見のこと友達だと思ってんだけどさぁ、
 ダメかなぁ!この間さぁ、ビンタされた時もさぁ、
 めちゃくちゃ痛かったし、腹も立ったけど、嬉しかった!
 何が、自分が誰にも必要とされてないよ!

 望君はね、ぜんそくの発作が起こった時、ずっとママ、ママ言ってたんだからね。
 夢ちゃんが落書きしたのだって、同じ気持ちだったからじゃないのかなぁ。
 もういい加減逃げるのやめたら。
 蓮見はねぇ、もうすっごいパワーを持ってるんだよ。…
 今までも私のこと助けてくれたし。…
 あなたの人生に、嘘やごまかしはもう必要ありません」

となると、もしかして…
この子たちはママを守ろうとしてるのかもしれないですね。
それでおばあちゃんたちの言いなりにお利口さんを演じてるとか?
何だか、夢のしっかりお姉ちゃんぶりに泣かされそうな予感までして来たわ!

「ママね、もう嘘つかない。
 夢と望に、一緒に居たいって思って貰えるように、頑張る」

子供達を引き渡すと…
「やっぱり私の思ってた通りね。あなたとんでもない人だわ!善隆さん」
と、興奮するクソバ…義母。そして善隆から離婚届を渡される璃子。

涙を堪えて笑顔で子供達を見送る璃子の手を握る早紀。。。温かい手。
「早紀に会えて、ホント良かった。ウソじゃないよ。
 ありがとう。私のこと友達って言ってくれて」(・・、)

「腹減らないか?俺が何か作ってやるよ。荻原ん家にあるもので」
「本当?お腹空いた~」
なんて3人だと思ってたら…
向こう~の方に正登が小さく、恨めしそう~に立ってましたよ~(笑)

「正登も食べて行けば?」
と声をかける早紀も鈍感だし。
「早紀、俺さ、秘書課の横谷さんと付き合ってるから」
「そう」
「多分、結婚すると思う」
早紀がヤキモチを焼くと思ったのか、精一杯の抵抗を見せる正登も意地っ張り。
もう戻れないじゃないの~。


「人を本当に好きになるのって、辛いんだな」
「いい年して、今頃分かったの?」
「もっと辛いのは、こんなこと、あなたにしか言えないってことだ」
「ってことは、私達も友達ってこと?」
「まさか~」
「だよね~」
藍田と璃子。。。友達って確認し合うもの~?(≧∇≦)ノ彡バンバン!


「今度のことで、俺は益々お前のことが好きになった。
 俺と付き合ってくれないか?」
「。。。ありがとう。でも、友達じゃダメかな?」
断る口実ではなく、本当に友達になって欲しいって気持ちを伝える早紀。
彼氏じゃダメのかぃ!(笑)


《初めて、友だちと呼べる人が出来た。
 しかも、2人も…
 でも、藍田に付き合えないと
 断ったことは、何だか
 胸が痛む…》

日記の書く行数が増えてます。
はみ出すほど書き残したい言葉があるって、嬉しいことですね~。

突然倒れた早紀でしたけど、予告では元気そう。過労らしいのでひとまず安心。
それよりも楽しみなのは、璃子が電話で叫んでましたね…
「覚悟しとけよ、このクソババァッ!」って(≧∇≦)ノ彡バンバン!


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2010年02月04日

『曲げられない女』 第4話

面白かった~♪どんどん面白くなってってません?
今回は特に、思わずクスッと笑えちゃうところも多くて、
それでもってラストの菅野ちゃんには泣けちゃったし~。
ここでの表情の作り方がホント上手でしたよ~!
好きな女優さんには贔屓目なのも仕方ないんですけどぉ、
このアップの表情に見とれちゃったのは…
我が家に大画面テレビがやって来たせいかもしれませんヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪
テレビの前から離れない今日この頃♪ヾ(゚∇゚*)ジマンカ(笑)

今回の谷原さんも可笑しくて~。。。いいな~このキャラ。
「誰にしようかな~」ってケイタイに登録された多くの女性。
早紀を”日本一表情の分かりにくい女”で入れてるし(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
しかも、「26~35歳女性」って振り分けられてるし~。
上は何歳までOKなんだろう?(笑)恐るべしタラシ!

そこへ電話が…
”日本一にぎやかな主婦”から(ノ∇≦*)キャハッッッ♪

「コウちゃん?新潟から帰ってから早紀に連絡した?」
「何で俺が。って言うかその呼び方やめてくれます?」
「気になってるくせにぃ。早紀のこと好きになっちゃったから」
「この前から何を誤解してるのか分からないですけど、
 何で俺があんな色気のない無愛想な女を?」

自殺してないか心配だから一緒に様子を見に行かないか言う璃子に、
そんな暇はないと言う藍田でした。


「何のために弁護士になるのか分からなくなって。
 母が死んで、もう喜んでくれる人も居なくなったし。はぁ~ぁ」

目的を失い、やる気が全く起こらないダラダラ生活を目の当たりにした璃子は、
早紀を連れ出します。
パワースポットで運気を上げようとしたり、
韓流ドラマで泣く…のは璃子だけ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
泣くのもストレス発散になるんですよね~。
そうそう、買い物もかなりストレス解消になります!

ところが…
女性にブランドバッグを買ってあげてる夫・善隆(山口馬木也)を目撃した璃子。
〈私の前じゃ何年もあんな顔したことないのに〉


踏切で早紀が自殺しそうだと勘違いした璃子が、電車を止めちゃったために
藍田署長のお世話になる流れは上手いですね~。
そこで、地球滅亡しそうな顔をした早紀を見て心配になる藍田は…

早紀の家で料理をふるまいます。お料理上手~♪
それでも食欲も元気も出ない早紀。あの方法で励まそうとする二人は…

「頭痛が痛いな~」
「新しいニューフェイスなのよ」
「情けは人のためならずって言葉の意味知ってる?」
「うん、情けをかけても人のためにはならないってことでしょ?」
「あ~みんなそう勘違いしてるんだけど、違うんだよねぇ?」
「ねぇ早紀。間違い訂正しないの?」
「。。。どうでもいいです」
「重症だわ、こりゃ」

「どうせ、私なんて誰にも必要ありません。ふぅ。
 母も居ないし、仕事もないし、恋人も居ないし。
 もう犬も言うこと聞いてくれないし!もう32だし。
 蓮美さんみたいにステキな旦那さんと結婚して、可愛い子供産んで、
 幸せに暮らすなんて、出来ないしぃ。
 はぁ~。藍田さんみたいに、キャリア官僚とか社会的にちゃんとした
 地位に就いて、たくさんの人に愛されるのも絶対、無理ですぅ。
 友達だって居ないしさぁ。…」

幸せそうで何不自由ない生活をしてるように思える璃子と藍田だって、
悩んでるんですよね~。。。

早紀を何とかしてあげたらと、正登に電話する璃子。
「俺なんか何も出来ないですよ、もう。この前、新潟で恥かいたし」
ダメだこりゃ。。。と思いきや、
早紀をライバルに取られると脅された正登は、早紀を見舞いに来ました。

しょうが汁を作ってくれる正登。優しいんだけどなぁ。。。
そこへ藍田がしじみを持ってやって来ました。

「あんたここで何やってんだよ」
「あなたこそ何しに来たんですか」
「俺はしじみ汁」
   〈面白くなって来たわよ~〉 
    嬉しそうに傍観する璃子。あっちにもこっちにも電話して楽しんでる^^

「ふっ、知らないだろうけど、早紀はしじみがダメなんです。
 だから気持ち悪くなったんです!」
「あんたそうやって人の弱みにつけ込んで、
 またあいつを惑わすようなこと言いに来たのか?」
「…早紀のことが好きなら好きって言えばいいじゃないですか」
「だ誰がそんな余計なことを!。。。あんただな」
「痛って。ちょっと何すんですか」 藍田に体当たりする正登。
「今押したろう」 正登を軽く突き飛ばす藍田。
「痛っ!そっちから…」

と、やり出す二人。
警察にそんなことして…だの、弁護士にそんなことしてだの(笑)
お互いの足先を踏みつけ合う戦いが可笑しくて~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

大喜びして見てた璃子が二人を止めます。
「ちょっともうやめなさいよ、二人とも。アハハハハハ
 ドラマみたいに、もっとパンチの応酬するのかと思ったら、
 見かけによらず二人共カッコ悪いんだもん。
 しかも早紀見てないし~」

本当~!セコイ乱闘に笑えるんだも~ん(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

ここで平泉さん登場~。
てっきり引退して田舎に帰っちゃうんだと思っちゃいましたよ。
早紀は弁護士の中島(平泉成)から、参考にと受け取ったノートを読んで、
現役の頃の熱い中島に心を動かされます。

早紀はフンコロガシ。
藍田はキリギリス。
璃子はチョウ…のフリした蛾。。。光ってるものに飛んでっちゃうからって。
なるほど~、上手いこと言いますわぁ、藍田。

藍田も署では蚊帳の外。
「どうせ俺みたいなキリギリスには何もできません。か」。。。


正登、二度目のプロポーズ。。。
あの時に放り投げた指輪はちゃんと手元に…拾ったんだぁ(笑)
頑張ってるんだけどなぁ。イイ奴なんだけどなぁ。いつも空回り…
「やっぱり早紀には、絶対諦めずに司法試験目指して欲しい。
 俺と一緒に、もう一度頑張らないか?」
「。。。」
「なぁ、聞いてる?早紀」
「あっ、何だっけ?」

そして、ゴメン!と走り出す早紀が向かった先は…
ビルの屋上には中島さんが!
田舎へ帰る前に、この母校へ来てみたくなっただけで、自殺は早紀の勘違い。

昔、痴漢の弁護をして裁判に勝ったのに裏切られた話をする中島。
それからはどんな案件も力が出せなかったと。

「自分をごまかしてダラダラ弁護士を続けているのが、恥ずかしくなったんです。
 いい年をして、私はまだ人を信じたいんです。
 裏切られて、傷つくのが怖くてね。。。それじゃ」
逃げんなよジジィ!
 いいじゃねぇか、人信じたって!
 傷つかないで生きて行ける人間なんて居るか!
 バカ野郎~!ハァハァ


(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
「またシャッター開いた」
「またすぐ落ち込むぞ~」。。。

「私や父のように、9回司法試験に落ちても諦めきれない人間が居るんです!
 だから、先生のように弁護士になれた人が、
 簡単に諦めるなんて言わないで下さい!
 先生を必要としている人が、この世には必ず居ると信じて諦めないで下さい。
 中島タケシ先生!」

顔が近すぎですってば~!平泉さんは嬉しいか(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

「ちょっとぉ。。。中島ツヨシです」
「あっ、すみません」
「。。。もう少し、信じることにします。自分を。
 楽しみにしてますよ。あなたが弁護士になるのを」

藍田の言葉も、璃子も良かったなぁ。。。
正登は可哀想に、入れない。

「お前、お母さんが死んだから、自分が司法試験受かっても
 もう誰も喜んでくれないみたいなこと言ってたけど、
 冗談じゃない!ここに二人も居るじゃないか。なぁ」
「え?私?」
「違うのか?」
「ううん。嬉しい。嬉しい!」
「あの、俺だって」 正登だってね~(笑)

「いい加減、目を覚ましなさいよ早紀。
 あんた、お母さん死んでから泣いてないでしょ。
 それがいけないのよ。心の中に溜まった、
 悲しさとか悔しさとか不安とか寂しさとか、全部そういうの吐き出さないから、
 いつまでもそうやってウジウジ惨めったらしい顔してんのよ!
 自分で泣けないんだったら、私が手伝ってあげるわよ」

ビシッ!

ビンタされて「痛い。。。痛い~」と涙を流す早紀に貰い泣き~(/_;)
「う~~。うっうっ。ぅわ~。。。。。。」
張り詰めてたものがプチッと、噴き出して来るようでした。
「。。。ない!母さんに貰ったネックレスがない!ぅわ~~」

「勘弁してくれよ。どこに落としたんだよ~」
「失くした場所が分かっていたら、探す必要はないので、
 その質問はおかしいと思います」 
泣きながらも…正確に言っておきたいので(笑)
しかもポケットに入ってたしぃ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

「あ~疲れた」
「帰るわよ~早紀」
良い友達に恵まれてるじゃないですかぁ、早紀。

歩いて行く二人の背中を見ながら、
《我死すとも いいとも 友》のメモを見ながら…
ニコッと微笑む早紀でした♪
二人が振り向いた一瞬で真顔に戻るとこも可笑しい。てか上手い!

「行くぞ~荻原!」
「はい」


でも藍田は友達以上になる可能性が…
どうして、あんな色気のない無愛想な女を?(笑)

中島さんも事務所を構え、早紀はそこでお世話になることに…
う~ん、期待してた良い展開♪
給料は安いけど、暇な時は勉強していいんだし。

「これからはね、どんな依頼者にも、あまり感情移入をせず
 時には厳しい態度で、接しようと思います。
 ”情けは人のためならず”って言いますからねぇ」
「すみません。一ついいですか?
 ”情けは人のためならず”と言うのは、
 情けをかけるのは、人のためではなく
 自分の利益のためにすると言う意味なので、
 今の使い方は間違っています」
「あ、いや勉強になるなぁ。ハギワラさんと居ると」
「オギワラです」

ここで「情けは…」を持って来るとは、上手いですね~。
「友」の使い方も上手いですしね。全体のバランスがホント見事ですわぁ。

今度こそ負けちゃうの?里見(能世あんな)にキスした正登~(ノ゚ο゚)ノ ナゲヤリ?


「知ってるの。あなたが浮気してること」
璃子は善隆に言っちゃいますが…開き直られると思った~。
義母にまで「あなたがしっかりしてないからいけないのよ」と言われる始末。
自分が幸せだと分かってないだの、もう少し感謝して貰わないとだの!
「どいつもこいつも~クソババー!!」
…って璃子の代わりに叫んどきました。
しかも子供たちまでクソバ…義母についてしまって、
もう本当に璃子の居場所はなくなってしまいましたよ。


【私はひとりじゃない… たぶん】
日記には、やっと前向きな言葉が書かれました。

人間、必要とされてないなんて思ったら生きて行けないですよね。
でもそういうことを改めて考えたりしないですけど、
一応、家族や職場で必要とされてるだろうと思ってるので、
毎日をやって行けてるんでしょうね。
昨日は友達から誘いのメールがあったりして、
ありがたいな~って思ったりしちゃったし。。。
特に私って、自分からメールしまくるタイプじゃないので(^_^;)\('_') ォィォィ...


「何で好きになっちゃったんだろ。。。好きだよ。荻原~!」
早紀に抱きつく藍田は…
酔ってるしぃ。本気?(≧∇≦)ノ彡 バンバン!


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2010年01月28日

『曲げられない女』 第3話

私ならどうしただろう?
仕事に命を賭けて来た母親に、死んでも本望だと言われて…
行かせたかどうか、考えても答えが出せませんでしたよ~。

母親が気の済むようにしてあげることが孝行なのかもしれないと思い、
余計なことは言わないようにしたり、ムダを承知で受け入れるようにしたり…
そういう考え方に変わって来た今日この頃。
私もそういうお年頃になったってことですかね。しみじみ~。
自分が親になると、親の立場から「親孝行」って何だろうって思いますね。
もちろん、物を貰うことなんかじゃないんです。。。
「思いやり」には胸キュンしちゃいます。
なら、親にもすればって話なんですが^^

藍田と璃子の二人にも「思いやり」を感じるから憎めないんでしょうね~。
きっと、正登は”普通”なんだと思う。
そんな男性、ゴロッゴロッ居そうですもん(笑)

通夜の席で、正登にガツーンと言った藍田がカッコ良かったですよ。
何気に毎回イイこと言うんですよね、この男(^▽^;)


早紀の母親・光が入院している新潟へ。
同窓会に来た璃子と、事件を追って来たと言う藍田。
もちろん、早紀を追っかけて来た二人^^

「早紀のことをおちょくってる方が、
 ヘタなテレビドラマ見てるより面白いとか言ってなかったっけ?」
「そっちこそ、彼女が不幸になればなるほど、日頃の辛いことが忘れられるって」
「何言ってんのかしら、この人。ハハハ」
「冗談です。楽しんでいただけました?ハハハハ」

この時、初対面の二人のことをしっかり読んでたんですね。
光の言葉「友達を見れば分かる」。。。


〈何であんなに頑固なんだろう?
 母は私の気持ちなんか全然分かってない〉


「これは私の人生だ!あんたには関係ないんだよー!
 人間ね、生まれ方は選べないけどね、死に方は選べるんだよ。どいて」

生徒たちに会いに行こうとする光。すると心臓発作が!

「娘として、どうしてあげたいの?お母さんに」
「そうよ。そこをハッキリさせないと。後で後悔することになるわよ、早紀」
「すみません。一ついいですか?後悔と言う言葉は、それ自体が
 ”後で悔やむ”と言う意味を持つので、後で後悔すると言う言い方は
 間違っています」
「何言ってんのよ、こんな時に」
「すみません。正確に言っておきたいので」

どうでもいい~。けど重要~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
ありますよね、こういう言葉遣いって…「期待して待ってます」とかさどやさ(笑)

最後に生徒たちに会いに行かせてと、懇願する母親に負けた早紀。
ナースステーション前を、しゃがんで車椅子を運ぶ早紀。
あまりにスムーズな足さばきにウケる(ノ∇≦*)キャハッッッ♪
菅野ちゃんのこういう可笑しな動き、毎回あるんですよね。楽しみ~♪

「ほ~ら、やっぱり」
「こんなこっちゃないかと思ったわよ」
やっぱり気になる藍田と璃子が病院に現れ…当然手伝っちゃいます。

「母が、初めて私に頼んだんです。行かせてくれって。
 寝ている間も、うわ言のようにずっとブツブツ言ってて、
 夢の中でも、教壇に立とうとしてるんです」

車椅子に乗せ、病室を出ようとした所へ担当医が、
「…ハギワラさん」「オギワラです」って。。。先生、いい加減覚えてね。

璃子が「痛たたた」と腹痛を訴え、廊下で名演技中に、
コートを広げた藍田の背後を通る車椅子(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
ところが看護師に見つかると藍田は…
「もしかしたら、今が人生で最も素晴らしい瞬間かもしれない。
 君は、僕のことを救いに来た天使だったりして」
と言い、キスまでしちゃう~?いくら何でもね~(^∇^)コラコラ
その間に通り抜け~。。。大成功(笑)ヾ(゚∇゚*)ンナアホナ

教室の前まで来たものの…
「やっぱり病院に戻ろう。…
 私、やっぱり母さんと、1分でも、1秒でも長く一緒に居たいの」
「ごめんね、早紀」 手を振りほどく母に、
一度位こっちの言うこと聞けよ、クソババァ!
 私はね、今まで散々我慢して来たの!
 それを、許してとかごめんねで済ませんじゃねーよ!


クソババァ呼ばわりする程、我慢も限界の早紀の気持ちが凄く伝わる~(笑)

「また、シャッター開いた」
「悪気ないんですよ。この後すぐに落ち込みますから」
「ほら、落ち込んだ」

自分よりも学校の方が大事だった母をずっと恨んでいたと言う早紀。

「それでも行くって言うなら、そんな母親は、私には必要ありません。
 生徒に送りたい言葉があるなら、私が伝えて来る。私はあなたの娘です」
「。。。」

生徒たちは教室に居たんですね。
早紀がシャッター開いた時の声は絶対聞こえてると思うけど(笑)

教壇に立つ早紀でしたが、上手く話すことが出来ません。
すると、ハンカチに挟まっていた、『我死すとも いいとも』のメモが。。。

「これは、母が倒れた時、私に伝えようとした言葉です。
 辞世の句だと言ってましたが、何が言いたいのかさっぱり分かりませんでした。
 でも、もしかしたらこれは、『夫が死んでも、いい友が居れば大丈夫』って言う
 意味なのかもしれません。
 どんな時も変わらず、必要な時はいつでも傍に居てくれる、
 そんな友達が居れば人生は何とかなるのかもしれません。
 恥ずかしいけど、私にはまだそんな友達は居ません。
 そう言えば昔、母はこんなことも言ってました。
 その人がどんな人間かは、友達を見れば分かる、と」

なるほど、それは言えてるかも。
親を見れば子が分かるのと同じですね。類は友を呼ぶもんですし。

 
もう時間がない光は、早紀ではなく藍田と璃子を病室に呼びます。

「私が死んだら、娘をよろしくお願いします。
 もうすぐ、あの子は、独りぼっちになってしまいます。
 私の育て方が悪かったせいで、他人と付き合うのが苦手な不器用で、
 分かりにくい人間になってしまいました。
 どうか、これからも、あの子のこと、助けて、あげて下さい」

ベッドの上で土下座して頼む光でした。
子を思わない親なんて居ません。(でないとしたら親じゃない)


そんなに悪かったの?何だか呆気なく亡くなってしまいました。
通夜に現れた正登。。。
「早紀、俺に出来ることがあったら、何でも言ってくれよ」

今頃現れ、周囲にも高感度をアピールしたり、早紀を慰める正登に藍田は…

「口ではきれい事言ってるけど、
 結局自分のためにやってるとしか思えないんだけど。
 今日ここへ来た人はみんな、心からお母さんのことを悼んでる。
 俺も流石にお通夜では女は口説かない。
 普段うるさいこの人も、珍しく一言も喋ってない。
 でも、あんたどうなんだ?亡くなった人のこと、ホントに悲しんでんのか?」

黙って席を立つ正登。。。痛い所を突かれたようです。
毎回見てて、正登の本意が読めないんですよね。
大体がどうしてそこまでして早紀?本当に一途なのね~。
悪い奴じゃないけど。。。って実はこれが今の若者像なのかも?
いわゆる『まっすぐな男』とはかけ離れたタイプって言うの?(笑)


母親も10年日記を書いてたんですね。
何から何まで親子そっくり。
「母親のそういう所が嫌い」とか言ってみても、結局自分も同じなんですよね。
私自身もビックリしたりしますもん。。。同じことしてるって^^


「死んだら燃やしてくれって言われて。絶対に読まないって約束したんで」

日記には、早紀が9歳の誕生日に撮った両親の写真が挟んであり、
「早紀が一番なんだ」と言う璃子の言葉に涙の早紀でした。。。


「何かあいつ見てると胸が痛むって言うか」
「ヒッヒッヒッ」
「何、その不気味な笑いは」
「その胸の痛みは、実はときめきだったりして」
「はっ?」
「コウちゃん。早紀のこと好きになっちゃったんじゃないの?」
「やめてくれよ。何で俺が」
「やだぁ。意外な展開。何か面白くなって来た」

璃子と藍田の会話も面白いですよ~♪
そんな明るい璃子も、帰宅すると…

「あら、もう帰って来たの。璃子さん。もっとゆっくりしてくればいいのに」
と笑顔でグサグサ言うクソバ…義母。
どうしたらギャフンと言わせることが出来るのかっ。

お風呂も大きいママと入ると言う璃子の娘たちって、
どうやって洗脳されてるんでしょう。。。怖っ!
早く何とかしないと、完全に子供たちを取られて、璃子はお払い箱。


ケイタイから母親に電話をかけてみる早紀。
「お客様のおかけになった電話番号は、現在…」
そして、写真を見ながら登録を削除する姿に、涙が出て来ちゃいました。
何だかすごくリアルに伝わって来たんです。通夜の時よりも。。。
母親が亡くなっても実感が湧いて来ない。それをケイタイで確認する。
これで本当に母親は居なくなってしまったと言う覚悟をしなければならない。
辛いシーンでしたわぁ(・・、)


〈どうして死んだのよ。母さん…
 何のために生きてるのか、
 分からなくなったよ、私…〉

母のために頑張って来たようなもんですからね。
平泉さんが再登場で嬉しいですわぁ♪
早紀を何とかしてやって下さい!(-人-)


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2010年01月21日

『曲げられない女』 第2話

早紀がシャッターを開いて大声で訴えるシーンはスカッとしますね~♪
あの走り方もいいですわぁ(笑)

「お前は絶対弁護士にはなれない」と早紀に言い放ってしまった正登でしたが、
そこは素直に反省し、早紀に謝る姿は男として見直しましたけども…


正登の高校時代の友人・仲野(近藤公園)が相談にやって来ます。
あだ名はオラウータン。
「オラウータンではなく、オランウータンです。
 すいません。正確に言っておきたいので」
軽く聞き流せない女ですから(笑)

仲野は、会社の方針が間違ってると抗議すると、突然クビになったと話します。
そんな小さな案件に手を出してる暇はない正登が悩んでる間に、
キイナのような能力で、不当解雇の判例を収集してしまう早紀。早っ!


家に居場所がなく、お手伝いさんにも邪魔者扱いされちゃう璃子は…
早紀の所へ行くしかない。
ってやっぱりこういう性格上、気の合う友達は居ない模様。

「私的には留守にしたくないのよ。でも子供たちがお義母さんに懐かなくて、
 可哀想だから、たまにこうやってわざと出かけてんの。
 ねぇあんたぁ、私なんか存在してないみたいに行動してな~い?今日も」
「そんなつもりは」

スーパーでのやり取りもお約束ですね。
早紀には興味のない様子も、璃子には救われてるのかもしれませんね。

財布を落としても、絶対にお金を借りようとはしない早紀って、
借りを作りたくないの?
自分の力で頑張りたいの?
困った時にはお互い様なんて言葉は通用しない?
そのくせ、正義を貫くためには自分を犠牲にしてまでも
困った人を助けようとしちゃうんですから。

ん?もしかして、お金の貸し借りは曲がったこと?
実際、こういうことから問題が生じたりするもんですしね~。
このドラマを見てると、今まで当たり前にして来たことも
本当に良かったのか?って考えさせられちゃうんですよね。

【2時半まで勉強。
 母のためにお金が必要なのに
 財布を落とす。最悪。】

今日はいつもより1時間多く勉強した早紀。
この先も、色んな出来事で日記の余白が埋まりそう^^
しかしこれだけ勉強して9回も試験に落ちるって…
よっぽど運が悪いとか?


早紀の母親・光(朝加真由美)が病気で大変なこともあり、
ボス(西岡徳馬)が、早紀に正社員になることを勧めます。
「困った時はいつでも俺に甘えてくれって言ってるんだよ」

こう言われると、大抵の人間は素直に甘えちゃうと思うんですけどね。
「ありがとうございます」とは言ったものの、早紀は素直に喜んでない感じ?

そして正登には、
「さっきのクライアントは断ってくれ。
 今うちは、先生の同級生が告訴しようとしている会社と、
 顧問弁護士の契約を結ぼうとしてるんだ。…
 近い将来、パートナーとして、経営面も担って貰わなきゃいけないんだから」
「ホントですか?」

この言い方がまた上手いんですよね。
人の弱みに付け込んで、天秤にかける…簡単に負けそうだわσ(^_^;


日本一賑やかな主婦から連絡を受け(笑)
財布の落し物を調べて早紀に届けてくれた藍田。
札が抜かれて小銭しか入ってなかったって…ウケる~。
本当は母親に仕送りしてスッカラカンだったのに(^▽^;)

食事をおごってくれると言う藍田の言葉にも甘えられない女。
満了のスタンプカードを使って食事をする早紀の横では、
チーズの盛り合わせで一杯飲む藍田。大好きなチーズを勧められても…
「司法試験に合格するまでは我慢すると決めたので」と食べられない女。

「仲野さんの方が正しいのは明らかなのに、
 どうしてそれがすんなり通らないんでしょう?」
「弱い奴は逆らうと潰されるから、強い奴に黙って従うしかないの。
 組織にとって社員なんて、代わりはいくらでも居るんだし」
「私は、そう言う弱い立場の人を救うのが弁護士の使命だと思います」
「相変わらず変わってるね~。
 今時、そんなロマンや理想で物言う奴なんて居ないよ」
「ロマンや理想を失ったら、人間は終わりだと思います」
「もしかして、ちょっとムキになったでしょう、今」
「別に」
「ねぇあんた、何でそんなに頑固で面倒臭い女になったわけ?
 昔何かあったとか?」

小学生の頃に、あったんですね~。。。

「もしかして、何か思い出してたでしょう、今」
って、藍田の早紀の扱いも面白い。
シャッター開かせようと楽しんでません?(^▽^;)


「大事なのは、楽しいか楽しくないか。面白いか面白くないか。
 あんた最近いつ笑った?いつ幸せって思った?
 もしかしてそう言うのないんじゃないの?…
 人を幸せにするためには、まず自分が幸せにならないと」

藍田の言葉は、日本一表情の分かり難い女(笑)を奮い立たせたようです。

仲野をクビにした部長は業者と癒着していたことを調べ上げた早紀。
これをボスに話せば考え直してくれるんではないかと、正登の背中を押します。

パートナー会議では。。。

「裁判になっても勝てるはずです。
 事務所としてもサポートしていただけないでしょうか」
不当解雇の案件を進めて欲しいと頭を下げてお願いする正登。

「だから何だ?…
 弁護士の仕事ってのはなぁ、正義を貫くことなんかじゃない。
 クライアントの利益を守ることだ。
 クライアントが正しいか正しくないか、そんなことは関係ない。
 悪い事をした奴でも。弁護をするのが弁護士の仕事だ。…
 だから俺は、会社側との顧問弁護士を断る気は一切ない。
 誰か異論のある人居る?」。。。シーン

「分かりました」と言うしかない正登でした。

「もし私が間違ってると思うなら正直に言って下さい。
 裸の王様にはなりたくないからなぁ」。。。手を上げた早紀
「弱い立場の人が、正しいことをして、その結果不当な扱いを受けているのに、
 それを見捨てるのが弁護士の仕事でしょうか?
 ボスのおっしゃってることは、弁護士としては正しいかもしれませんが、
 人間として間違ってます。
 皆さんも、本当はおかしいと思ってるのに、どうして黙ってるんですか?…
 いじめを黙って見てる子供と同じじゃないですか」

ここで、早紀の過去の経験が繋がって来るんですね。
いじめられてた早紀を初めて庇ってくれた同級生。
それなのに、今度はその子がいじめられても守ることが出来なかった。
「いじめをやめろ」と言う勇気がなかったと話す早紀に、

「もういい加減で大人になれ。
 弁護士になるとなぁ、色々あるんだ。仕方ないんだよ」

こうして汚れた大人になって行くんですね。
大人が出来てないことを子供には言えませんもんね~。

「そんな言葉で、子供が納得すると思いますか?
 私は、子供に説明しても分からないことは、したくありません」
「じゃぁ仕方ないなぁ。事務所の方針に従えないなら、辞めてもらいしかないな」
と言いつつ、母親の病気のことを持ち出すボス。。。上手し!

でもそんな甘い言葉にも乗らない早紀なのです。
「…そんな仕事は、私には必要ありません。長い間、お世話になりました」
「…偉そうなこと言うのは、弁護士になってから言えー!」


「…俺だって一生懸命やったのに、これ以上どうしろって言うんだよ!
 お前は弁護士じゃないから分かんないんだよ、俺の辛さが!」
やっぱりキレ易い正登。。。┐( -"-)┌
また怒鳴ってこんなセリフを吐いちゃうし。


「…あんたはバカで頑固で面倒な上にズレてるよ。
 こんな時代に、あんたがやってることには何の意味があるわけ?
 別にいいじゃない。人生を楽しむためには多少自分を殺さなきゃ。ん?」

あたしだってお金が欲しいわよ!
 お腹一杯食べたいわよ!
 みんなみたいに楽しみたいわよ~!
 でもねぇ、自分を殺すって”自殺”って書くのよ。
 私はそんなの絶対イヤ!
。。。。ハァ
 お金があって恋人が居ても、自分を殺してたら生きてるって言えるんですか?
 幸せって言えるんですか?
 って母が昔、学校で教えていたような気がして。。。失礼します」

「またシャッター開いたよね」
「あいつ、絶対熱い奴だって、本当は」


なるほどね~。どうやって弁護士資格のない早紀が解決するのか…
役所の法律相談窓口の人間に頼むって、タダでどこまでしてくれるんでしょ。
平泉成さんをここだけで使っちゃうなんて~贅沢~♪
菅野ちゃん、顔が近いですって~(≧∇≦)ノ彡バンバン!


タダの炊き出しの豚汁には素直に「いただきます」の早紀なのね(^_^;)

仲野が会社に戻れそうでも、早紀はどうなるの?。。。
藍田や璃子も刺激を受けたようで、一歩前へ進めましたよ。

マイケルの歌が唯一、早紀のストレス解消法なのかも~♪
『BAD』の振り付けも可愛かった♪あの歩き方~(ノ∇≦*)キャハハッ♪

仕事から帰るなり…
「疲れた。風呂入って来る」って言葉に出す旦那は怪しいかも~(笑)


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2010年01月14日

『曲げられない女』 第1話

曲げられないって、こういうことなんですね。
結婚できなくても、弁護士になれなくたって、ここは譲れないってことがある。
ゴミの出し方に物申すところは、同じ枠だった『斉藤さん』をふと思い出しました。
しかも同じく、ぶっきら棒な言い方なんですよね。
こちらは正義感とは違うものかも。。。
ラストのaikoの歌声には『ホタルノヒカリ』が過ぎったりして♪

曲げられないってことは、良い意味で強い信念があるってことですもんね。
悪く言えば融通が利かない。協調性がない。人付き合いが悪い…
簡単に曲げられちゃう私には真似できません。
信念…何ですか?それ(笑)

でも人間、本音で生きられたら…
幸せなんだろか?


司法試験9連敗中の荻原早紀(菅野美穂 )は、
合格するまで大好物のチーズもワインも我慢して日々勉強。
どうしてそこまで拘るのか…
父親が同じように9連敗の司法試験に、もう最後にしようとした年に合格したのに、
階段から落ちそうなベビーカーを庇い、転がり落ちて亡くなった。
その父親の夢を叶えたい。。。


早紀は高校時代の同級生・長部璃子(永作博美)と偶然再会。
仲が良かった訳でもないのに、早紀のことが気になるのか、
家までついて来たり、やたらとお節介を焼く璃子。。。

永作さん、もう39歳なんですね。いつまでも変わらないから、ちょっとビックリ!
『四つの嘘』以来ですけど、ズケズケと入り込んで来るとこや、
裏表を顔にも出さず笑顔で切り抜けられる嫁。。。ピッタリじゃないですか~。
小声で「クッソババァ、クッソババァ」には思わず吹き出した(笑)
璃子も悩みやストレスを抱えてたんですね。
何だかホッとしました。ただの嫌味な人間じゃなくて。
実際、永作さんは妊娠6ヶ月位じゃないですか?お腹は目立たないですけど。
トイレのドアに体当たりしてるシーンは心配しちゃいましたよ。

早紀の恋人・坂本正登(塚本高史)は、
9年もつき合って来たようですけど、どんなおつき合いをして来たんでしょ?
早紀のことを見守って来たはずなのに…
実は早紀のことを全く理解出来てない感じでしたわぁ。年下君だし。
男性も適齢期になると、世間体での「結婚」を意識し始めるんでしょうかね。

塚本君、実際は二児の父親ですもんね~。まだ27歳!
最近の活躍ぶりに、顔つきが違って来ましたよ。
『木更津キャッツアイ』の頃がもう遠い昔ですわ~。。。


早紀に興味を持った藍田光輝(谷原章介)は、警察庁のキャリア官僚。
そんな肩書なのに…女性好きで軽い男。
早紀の存在で、この男の何かが変わって行く?

『ラブシャッフル』の時にも思ったんですよ…
どうしてこんなにペタ~なヘアスタイルにするの?って。
真面目なイメージで?いや真面目じゃないし(笑)
『龍馬伝』では、桂小五郎役としてこの先登場するので、そちらも楽しみ。
ズラ姿は『大奥』の綱吉役の時とは違う感じなのかな~。。。


殺人事件があった部屋に半額の家賃で住み、
節電のためにコンセントを抜き、無駄は極力排除。テレビも必要なし。
冷蔵庫の中は、タッパに分けられた食材がキレイに並べられ、
憲法第24条を聴きながら夕飯を食べる…
きちっと決められた生活をする早紀に驚く璃子。

「あんたさ、私のこと嫌いだったでしょ」
「どちらかと言うと」
「気が合うよね~。私も~。…
 私は決めたの。所詮ウソをつかないで生きて行ける人間なんて
 この世に居ないんだし、幸せになるためだったらウソだって何だってついてやる。
 それのどこが悪いのよ!」

璃子と早紀って、気が合わないように見えて、もう長い付き合いの友達みたい。
でもこういうタイプの人が居ると、背中を押されて良い場合もあるんですよね。
幹事にピッタリな子とか、企画上手な子も重宝されます(^_^;)ヾ(゚∇゚*)オイ


「早紀、結婚しよう。俺が必ず幸せにするから」
正登のプロポーズも、璃子が背中を押したようなものでしたが、
黙ったままの早紀は…

隣の席ですったもんだする夫婦の会話を聞いていたのでした。
トイレに向かった妻を見てビビビッ!追いかける早紀。
案の定、首吊り自殺を図り気を失ったところを救助。
こんな時、冷静沈着で意外と役に立つ藍田警視正(笑)

数日前に相談を受けた女性でした。
「一人じゃ生きて行けない~」
「大丈夫です。裁判には勝てます。でも条件があります。
 もう二度と、女が独りで生きて行けないなんて思わないで下さい。…」
 どんなことがあっても、絶対に逃げないと誓って下さい。
 そうすれば、必ずお子さんを取り戻せます」


そしてプロポーズの続き。。。
「…正登にはこう言って欲しかった。
 周りに何と言われても、絶対に諦めるな。どんなに辛くても、歯を食いしばって
 お前の生き方を貫けって。そうじゃない結婚なら、私には必要ありません」

「ごめんなさい」と指輪を返す早紀に、流石にキレた正登。
「散々待って、やっとプロポーズした返事がそれかよ。…
 だったらこっちもはっきり言ってやるよ。
 お前は絶対、弁護士なんかになれない。
 お父さんの夢を叶えるために頑張っても、そんなの何の意味もないから!」

外へ出ると指輪を放り投げる正登。。。あ~150万。
璃子にも藍田にもバカ呼ばわりされる早紀。当然かも。
「自分を貫き通す生き方なんて流行んないよ、今どき。…
 別にいいじゃない。高い山登るんだったら、歩かずヘリコプターにでも乗れば」
「そうよ、早紀!」
このままじゃ弁護士にもなれない、結婚も出来ない、
お母さんが死んだら独りぼっちになると言われ…

「私だって本当はしんどいわよ!楽してチーズだってワインだって飲みたいわよ!
 でも、不安や寂しさに負けないのが生きるってことじゃないの?
 そう母に言われました。東京に来る時に、これを貰って(ネックレス)。
 母が父から貰った、たった一つのプレゼントなんです。
 だから私は、山を下りる訳には行かないんです。
 ヘリコプターには乗れないんです」

そう言うと立ち去って行きました。。。

「今、一瞬シャッター開いたよね~」
「すぐ閉まったけどね」
「あいつ、本当は熱い奴だったりして」
「まさか~」
璃子と藍田のコンビも面白いですわぁ。


脚本は遊川和彦さん。
『十年愛』『GTO』『魔女の条件』『幸福の王子』『女王の教室』『リミット』。。。
期待して見てたんですが、それを見せつけられたのはラストでした。
ずっと笑わない早紀が笑顔を見せ、自宅で無駄に電気やガスを使ってみたり、
マイケルの歌を「フォ~!」って振り付きで歌ったりして、
普通の女の子のように振舞った早紀の本当の姿が見られて良かったですわぁ。
拘ってる訳じゃないんだ。頑張ってたんだって。


「人は、どうして結婚するのでしょう」。。。
その答えを聞くまで見るわ(笑)
この4人のやり取りも面白いんですもん♪
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