2016年10月01日

『とと姉ちゃん』 最終回

花山の最後の「ありがとう」の言葉に、
「大河だとナレ死」だと予想した有働さん…オモロ♪
一緒に泣き笑いしましたよ。

別れを悲しんだと言うよりも、
穏やかな最終週に癒された感じ。
とと。。。(・・、)

「やぁ、常子」 竹蔵

「とと?」 常子

「どうかしましたか?」 

「いえ、少し驚いてしまって」

「そうですよね。
 突然こんな風に現れては
 驚くのも無理はありません」

「ととは、あの頃のままですね」

「常子は大きくなりましたね」

「大きくなったと言いますか、年を取りました。
 今では、ととよりも年上です。
 とてもご自分の娘とは思えないでしょう」

「いくつになっても常子は僕の娘です」

ダメだ(・・、)
こう言うセリフに弱い。
でなければ、
ファンサービスの再登場だと冷めてたはず。

こんな夢が見られたら最高だと思えました。。。

親が亡くなった年を超えると、
あ~若かったのにと親を尊く思う。
いくら若いままの「とと」でも、
偉大なる父への思いは変わらない。

その「とと」に褒めて貰った今の常子も、
あの11歳の頃と気持ちは同じなんだから。。。

自分が作った会社を「見て見て」
と言わんばかりの笑顔で案内する常子。

「よくぞここまで」 竹蔵

「色んな方と出会って助けて頂きました。
 皆さん一人一人のお力添えがあったからこうして、
 。。。とと?」

「ここまで来るのには。。。
 相当な苦労があったでしょう」 涙を浮かべる竹蔵

「ええ、まぁ。
 平坦な道のりではなかったですけれど」

「僕が常子に父親代わりを託したために、
 随分と苦労させてしまったね。
 すまなかった」

「そんな事はありません。とと。
 私、ととの代わりだから、
 とと姉ちゃんって呼ばれてるんです」 

涙を堪えながらも嬉しそうに話す常子。。。

人の役に立つ雑誌を作る夢が叶った。
家訓の通り、妹たちを結婚させ家も建てた。
大家族で過ごす日常が常子の生きる糧だと、
ととにも幸せの報告ができた。

「常子」 竹蔵

「はい」 常子

「頑張ったね。。。ありがとう」

11歳も今も、頭なでなではアカン…
どうしたもんじゃろの~。・゚・(*ノД`*)・゚・。


昭和63年、夏。
公園を駆け抜ける常子、68歳。
マラソンランナーの勢いを見せたのは…

まだまだ93歳まで頑張りますよ~!
ってメッセージが込められた走りに違いない。

突っ込みどころも優しくなれる、
「おわり」でした。

終わり良ければ、めでたしめでたし(笑)


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2016年09月22日

『とと姉ちゃん』 君子の晩年

「小さな幸せっていうのかしら。
 その積み重ねで、今の幸せがあるのね。
 本当にありがとう。
 あなたたちは、私の、自慢の娘よ」 

〈君子は、73年の生涯を閉じました〉

人参の飾り切りやハンカチのたたみ方も、
上手く繋げて見せられて…
親が亡くなれば、どれもこれも思い出で…

親目線になったり娘目線になったり、
泣くのが忙しいわぃ(・・、)

今週は君子の晩年のせいか、
これまでにない感情で見入ってしまう。
今週だけこれまでとは違う演出家さんって、
そのせいか偶然か。
深川貴志さんって、新人さん?


昭和48年(1973)。

〈東洋の奇跡といわれる
 未曽有の高度経済成長を成し遂げた日本は
 世界第2位の経済大国になりました。
 この頃になると
 あなたの暮し出版で働く女性の割合は
 7割を超え男性と同様に
 女性が活躍できる職場になっていました〉

それでも私が小学生の頃は、
働くお母さんは少なかった思う。
友達の家へ行くとおやつが出て来る当たり前、
羨ましかったもの~。

仕事をしていた母曰く、
「その頃は今と違って貧乏人が働いてた時代」だと。
語弊はありますが、
スキルを活かすとかキャリアウーマン的な
「働く」とは、当時は違ってたんですよね。

働かないと食べて行けない…
そんなセリフは社交辞令の今でしょ(笑)


〈1970年を過ぎた頃から
 既製品の洋服を取り上げる女性誌が
 次々と創刊され 
 若い女性の間で人気を博しておりました〉

常子が53歳と言うことは…
糸子が還暦の頃かぁ('▽'*)カーネーション
驚いたことに大往生は、
小篠綾子さんと同じく今回の大橋鎭子さんも!
93歳で~ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ ゴセイキョ

あっぱっぱーや既製品にもつい反応!
あ、君子の宝箱もや~ヽ(*´∀`)ノ
ちなみに、
優子36歳。直子34歳。聡子30歳。
小原家イケイケな頃やな(笑)


木村多江さん演じる君子の晩年期。
のほほん中年期とは違って魅せられて、
死に際は見せないでグッジョブ!

見舞いに訪れた花山(唐沢寿明)とのシーンは、
わざとらしい年寄り感も見えず、
感謝を伝える君子が良かった~(・・、)

そうなのよ。
私は商品試験が見たかったんじゃない。
もっと母娘のコレが欲しかった。


あと一週間。
また半年が始まるのねぇ。。。

少々お待ち下され(笑)


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2016年05月13日

『とと姉ちゃん』 ととの手紙partⅡ

「おい!危ねぇぞ。すぐに戻れ」

なんて場面を見せられたら、
絶対にドボンするでしょ~よ~(ノ゚ο゚)ノヨシコー!

おばあ様からはおやつは貰えず、
急に来ることも拒まれ、
友達は去り、姉たちとも遊べず…
美子が一番の被害者かも。

川へ飛び込む前に法被は脱がないと~。
着衣水泳を甘く見た男衆(。ˇε ˇ。)ヤクタタズ


昨日の手紙から今日の手紙も、
やっぱり泣けちゃった(・・、)

毎月の手紙を滝子は楽しみに読み、
大切に保管してたんですもんね。
ただ、
認めるのに15年もかかったのが悔やまれるわぁ。
母娘って、意地っ張りだから仕方ないの巻~。

《そうそう、常子が物干し台に上がった時の
 君子さんが傑作でした。
 よほど慌てたのか大きなザルを持って
 駆けつけてきました。そんなものでは
 常子を受け止めきれないと言うのに。
 君子さんは時々どこか抜けていて
 一緒に居るととてもほほ笑ましいです》

不器用だけど真っすぐで一生懸命な母と、
些細なことでも大切に思い、いいとこ見つけの天才父。
そんな両親から生まれたんだと思わせる、とと姉ちゃん。

そこに気づかされた滝子。

「常子を見ていると感心するよ。
 竹蔵さんも君子も
 よくぞ常子のような娘に育てたもんだって。
 君子が正しかったんだねえ。
 間違っていたのは私だよ」

やっと言えました!
常子から母の言葉を聞いた君子、
解放の瞬間(ノ_・、)

いつも自分のことを思い守ってくれた
母を思い出し素直に感謝できるから不思議。。。

これをね、母親の方から言わないことには、
娘の方は張った意地を動かせない訳ですよ。
老いては子に従ってちょうだいよ…
って誰に言ってるσ(゚∀゚*)ワテ

他人じゃないんだから。
意見の違いと意地の張り合いが親子な~のだ。


昨日やっと『天才バカボン』の録画を観たのだ。
家族ってありがたいのだ。。。

こひさんはレレレのおじさんも、やれるのだ(笑)

ハジメちゃんが可愛かったのだ~ヽ(*´∀`)ノ
早坂ひららちゃん4歳。楽しみなのだ♪

清がお巡りさんで出て来てビックリ!
先に見てたら朝ドラ登場にビックリしただに(笑)


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2016年05月12日

『とと姉ちゃん』 ととの手紙

とと~(・・、)
あなたって人は…

それであの時、
おばあ様は娘たちをすんなり受け入れたのね。
ここへ来て納得~。

母と娘だからこそ意地を張ってしまうって、
すごく分かります。
母は娘を思い、娘にはその思いが通じず、
親の心子知らず。
その年になって気づくありがたさとしか言えない。
分かってても素直になれないって…
どうしたもんじゃろのぉ~?

たまご焼きの味はまた別問題で…
受け継ぐって大小あれどお家騒動なお話(笑)


ただ頑固なだけではない滝子なので
まだ見ていられるんです。
これが意地悪ばあさんならムリなお話で…
苦痛だった『マッサン』が過ったり(゚-゚*)。。oOヾ(゚∇゚*)オイ

ジェンヌ口調は優雅にスルーしましょう…

「あさが来たの息子もだったね」 娘

「ん?。。。あ~、はつの息子ね(笑)」 私

今朝は娘が休みだったので、
一緒に見てから出勤できましたヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪
泣けちゃうイイお話だったし…

グッジョブ社長っさん!
田山涼成さん、ホントは名古屋っ子だでね。
「だもんで」は静岡だけじゃないにぃ(  ̄ノ∇ ̄)99.9

駆け落ち同然で結婚したなら尚更、
親の顔も見られないと思いますわ~男の立場で。

常子が生まれた15年前…
ととは青柳商店を訪れていた。
そして亡くなるまでの10年間、
滝子に手紙で近況を知らせてたなんて!
死を覚悟した手紙も出してたんだろか…

グッジョブ鶴ちゃん!
廊下で回れ左の隈井~(ノ∇≦*)

「…勝手なお願いですが、今まで通り
 妹たちの分の学費だけは援助頂けないでしょうか?
 このままだとかか、
 学費のために働き過ぎて体を壊してしまいます。
 ととの代わりになると決めた時私は目標を立てました。
 妹たちを女学校に入れ、嫁に出す。
 でも、今の私の力では、どうする事もできません。
 どうか妹たちの分の学費だけ
 お貸し頂けないでしょうか?
 お願いします。
 私は女学校をやめて働きます」 常子

思わず襖をバーンして中へ…

「女将さん。
 かわいい孫が頭下げてるんですよ。
 つまらねぇ意地張るのはもうよしやしょう。
 君子さんだって、
 誤解してるだけなんですから」 隈井

清の嫁問題と学費の援助は関係ないことや、
滝子の真意を知り涙が止まらない常子。

「ごめんなさい。うれしくて。
 私、どうしておばあ様とかかが
 仲たがいしているのかずっと分からなくて。
 でも、私のためだったんですね。
 かかは、私の幸せを深く考えて
 下さっていたんですね」


「私を、憎いとは思わないかい?
 私は、常子に話を通さず、
 清の嫁にしようと思ったんだよ」 滝子

「おばあ様も、かかも、
 私の幸せを考えて下さっていたんですよね。
 感謝こそすれ憎む訳ないじゃないですか」

えぇ子や~(ノ_-。)


竹蔵の手紙を読んだ君子を想像するだけで、
泣けるわ。。。

どうして死んだんじゃろのぉ~(ノ゚ο゚)ノトトー!

 第35話 『とと姉ちゃん』 ととの手紙partⅡ


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2016年04月08日

『とと姉ちゃん』 ととの代わり

西島父さん、
早く逝きすぎだにぃ( ノД`)・゚・。

つい新次郎はんの時と比べてしまったんですが…

結核を患ってることもあり、
声を振り絞って話す父の心情がとっても良かった。
薄明かりの見せ方も上手い。

11歳の娘に託す父の無念の思い。
それまでの父親像を見せられながら、
花見の約束からこのシーンですよ。
泣けない訳がない(・・、)


あの油絵を見た瞬間も、父は怒らなかった。
相手が子供だろうと、
ちゃんと理由を聞いて話し合う姿勢は親の鑑。

どうやって描き直すんだろう?
…なんて見てた自分を本当に恥じたわ。
馬鹿親(笑)

正直に生きる。。。

子供をちゃんと褒め、親でも謝る。
そこに「大人の都合」を当て嵌めないもの。

「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言えたら、
争い事なんてないよな~って見てました。
こんな時代にこんなお父さんが居たなんて…

だからこそこの三人姉妹は素直に育ち、
ドラマにもなった~ヽ(*´∀`)ノ

現実もドラマも変わりないのは、
長女の責任感。
親はそんな風に育てたつもりないんだけど。。。

明治から昭和初期…そして今を思う…
親に対する言葉遣いは残せなかったのか(笑)


精一杯生きたつもりでも無念。
考える間もない即死なら…怨念が残る?
どちらにせよ先に逝かれるって、
遺された者の無念は続くもんねん(* ̄ノ ̄)/Ωチーン


「常子かな?」 竹蔵

「はい」

「眠れないんですか?」

「はい。 
 何だか久しぶりに今日は楽しかったので」

「ゴホッゴホッ。。。少し、お話をしませんか?」

「はい」 襖の前で正座する常子

「常子に、お願いしたい事があるんです」

「お願いしたい事ですか?」

「今日のお花見は、ありがとう。
 今まで見た、どの桜よりもきれいでした」

「フフッ。
 でも来年は本物の桜でお花見がしたいです」

「いつだったか、
 物干し台に上がった事がありましたね」

「ああ、ととから人に迷惑をかけては
 ならないと、叱られました」

「常子は、すぐに妙な事を考えては行動し、
 周りが見えなくなるけど、
 その発想力と集中力は素晴らしいと思います。
 今日のお花見もそう。
 これからも、それを大切にすると、
 約束してくれますか?」

「はい。
 お願いというのはその事だったんでしょうか?」

「いえ、もう一つ。それはね。。。
 常子に、ととの代わりになって欲しいんだ」

「ととの代わり?」

「ととが居なくなったら、
 かかは一人で大変だろうと思うんです。
 だから、常子が、ととの代わりになって、
 かかと、鞠子と、美子を、
 守ってやって欲しいんだ」 (・・、)

「ととの代わりなんて居ません。
 どうしてそんな事を言うんですか?
 それじゃあまるで」

「ゴホッゴホッ」

「とと!」 襖を開けようとする常子

「ゴホッゴホッ。いけません。
 部屋に入っては、決して。ゴホッゴホッ
 常子。
 こんな事を託して、すまないね。
 ただ、君たち3人と、かかを残して、
 いかねばならないのが、無念でね。。。
 心配なんだ。
 この世の中で、女4人で生きていく困難を思うと。
 だから、約束してくれないかい?
 ととの代わりを務めると」

「はい。約束します」 涙を拭い答える常子

「ありがとう。常子」 涙を流す竹蔵


〈3日後、竹蔵は息を引き取りました〉

無念!。・゚・(*ノД`*)・゚・。

 第34話 『とと姉ちゃん』 ととの手紙


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2016年04月06日

どうしたもんじゃろの~













こんなにデカイ乾燥剤が出てきて、
びっくりぽんや!
やり方がこすいだに(笑)

船場言葉から遠州弁に脳内変換中♪


『とと姉ちゃん』。。。

ピカッツァの絵が偽物だったなんて~。
鉄郎(向井理)が本物に間違いないって言うし、
千円はするって…┐(´-`)┌テキトー

大抵のことは間違えてる叔父さんも、
時には子供たちの拠り所になるもんだに。ププ

真面目な兄貴と、いい加減な弟。。。
朝ドラの定番だで~ヽ(*´∀`)ノ

それにしても…
今度こそいい人で良かったラサールさん♪
もう飲んだらダメだに(笑)


”威厳なんて必要ない”

戦前の昭和時代にも、
こんな家庭があったんですねぇ。。。

「家族で過ごす事は、
 いつでも出来るじゃないですか」 君子(木村多江)

「僕はそうは思いません。
 当たり前にある毎日でもそれはとっても
 大切な一瞬の積み重ねだと思っています。
 そしてそれは、いつ失う事になるか分からない。
 明日かもしれないし、
 1年後かもしれない」 竹蔵(西島秀俊)

「そんな」

「大袈裟かもしれませんが、
 両親を突然失った僕には何だかそう思えるんです。
 だから、無理をしてでも一緒にいる時間を大事にしたい。
 当たり前にある日常は、掛けがえのないものですから。
 月に一度の家族揃ってのお出掛けが、
 この先あと何回出来ると思いますか?」

「えっ?さぁ」

「常子が18歳で嫁いだとすると、
 あと87回しかないんですよ」

「数えたんですか?」

「そう。あと87回しかない。
 一度だって欠かす事なんて出来ません」

こんな風に考えられる親はそうは居ないでしょうけど、
とっても大事なことですね~。
あ~子供の寝顔が懐かしい(・・、)

頭では分かってても第一…
死ぬなんて思ってないのが厄介の始まりだに。
”当たり前”にどっぷり浸かって危機感ゼロ~(ノ゚ο゚)ノ


以前『あさイチ』でも、
こんな計算をしてませんでしたっけ?

結婚して遠くに暮らす息子(娘)目線から…
盆と正月に里帰りするとして、
親の顔を見られるのは年に2回。
80歳で亡くなると考えても…
あと何回会えるかφ(.. )フムフム

うそー!(゚ロ゚ノ)ノ コワッ


<竹蔵が結核に倒れたのは
 年の瀬も押し迫った頃でした>

こういうことなのよねぇ。。。


柿の種の量が何だってんだ(。ˇε ˇ。)チッチェー

 第5話 『とと姉ちゃん』 ととの代わり


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