2008年11月19日

『イノセント・ラヴ』 第5話

お兄ちゃんが可哀想で…泣けた~。・゚・(*ノД`*)・゚・。

前回のあらすじでスタートしましたが、BGMがいいですね~。
これがなかったら絶対シラけるセリフ回しだと思いますわ。
そしてこのドラマのBGM使いもやっぱり『ラスフレ』を感じます。
そしてドキドキハラハラの展開も…

で、池田の原稿を削除する耀司に近づく警備員にもドキドキしましたね~。
一気にドラッグして捨てちゃえばいいのに(笑)
6年前に佳音が診察を受けた心療内科のカルテを盗み、
即燃やすなど妹を守るために奔走する耀司。
そんな所で燃やしてたら、放火犯に間違われないか心配しましたわ。

ハンマーで殴られた割には元気そうだった池田。
「家族の秘密」と確信を得て、意欲満々。

耀司が「匿ってくれ」と頼ったのが卓夫(浅利陽介)だったのが驚きでしたが、
これは彼が信用ないからこそ利用しようとしたのかもしれませんね。

佳音のアパートの周りにはマスコミが押し寄せ、
「お兄さんはどこに居るんですか…答えて下さい!」って、迷惑するのは身内。

仕事だとは言え「今の気持ちは?どんな言葉をかけてあげたいですか?」…
マスコミもこのセリフしかないんですかねぇ。
現実、加害者家族はその場に住み続けることも許されないでしょう。
人に迷惑をかけずに生きることって簡単じゃないけど、考えさせられます。

大家さんも、何もアパートの前からケイタイで出てって欲しいって言わんでも~。
「こんなこと言いたくないけど…」の前置きが余計に意地悪感アップ。
弁護士の冷たい態度も加えられ、どん底の花音。
美月の言葉を思い出し、殉也を頼る訳にも行かず…

しかしボロアパートでも、部屋の壁はデザインされた塗り方なんですよね。
左官屋さんが遊んでみた?ヾ(゚∇゚*)ナンデヤネン(笑)

美月から花音の兄のことを聞き、新聞で事件を知った殉也。
昴から住所を聞き出し訪ねてみると、部屋からはオルゴールの音が流れ。。。
「佳音ちゃん、居るの?」
救いの声、神の声♪

「…兄のことを知られると、離れて行くんです、みんな」
「僕は離れないよ…僕も君のために祈るよ」
涙を流す佳音。。。
人の優しさが身に沁みる、ジーンと来るシーンでした。


池田に謝りに行き「私に出来ることだったら何でもします」と言う佳音に、
6年前にPTSDの治療を受けた山本心療内科へ行って、
もう一度治療を受けて欲しいと条件を出す池田。

佳音自身も昔のことを思い出したいと、長野へ行く決心を殉也に話します。
「僕も父と母が亡くなった時のことを思い出さないようにしてる…」
そう言った殉也の過去も気になるところです。
しかし聖花の床ずれ防止のために3時間置きに起きてる殉也って…
よく毎日穏やかな顔してられますね~。

心療内科の山本先生は役名も同じ山本圭さん(笑)
催眠療法ですかね?もうちょっと!ってとこで興奮し「頭が痛い」と佳音。
自分の意思とは裏腹に拒否してるから思い出せないんでしょうか。

池田から昔の家族写真を見せられた佳音は興奮し、何故か山中を走り出し、
それを追いかける池田…
これでまた思い出す訳ですね。

「やめて!」と怯え震える佳音。
「何か、されたのか?誰かに、何か。親父か、兄貴か」

やっぱり佳音の部屋に忍び込んで来てたのは、『白夜行』平田さんか。。。


家に帰ると、部屋には血の付いた服が置いてあり、
それを見てまたフラッシュバックする佳音。両親が刺された傍に立つ兄。。。

バイト先に現れなかった佳音を心配してアパートを訪れた殉也。
「…思い出したんです。ずっと忘れてたこと。お兄ちゃんがナイフを持ってた。…
 やっぱりあの時、お兄ちゃんはお父さんとお母さんを手にかけたんです。
 でもどうしても分からない。あんなに優しいお兄ちゃんが何故あんなことを
 しなきゃいけなかったのか。仲のいい家族だった。…」

外で聞いてる耀司の表情に引き込まれます。
佳音の話を無言で聞く彼の目や握りしめる拳。。。
これは悔しいからではなく、〈それでいいんだ〉という気持ちが伝わり、
とっても切なかったシーンでした。
 
「それでもお兄ちゃんは何もやってないと思ってたのに。
 お兄ちゃんを信じて頑張って来たのに」

泣き出す佳音をそっと抱きしめる殉也。。。

その背後に耀司が立っていました。これまた宗佑のような映し方とBGM。
でも全くホラーを感じなかったのは、耀司の気持ちが汲めたから。
元々このドラマには昭和のニオイを感じてたのもあり、
突っ込まなくていいものと捉えて見てるせいもあり…
それぞれの登場人物の心の中を読む方が断然面白いと思います。
耀司にホラーは無用。聖花だけにして(笑)

でもお兄ちゃん…
靴は脱がないと~(^_^;)

「そうだよ佳音。俺が、父さんと母さんを殺った。
 二人を殺して、あの家に火をつけたんだ。ふっ。よく思い出したな。
 けど、これ以上もう何も思い出すな」

そう佳音を見つめると外へ出て行きました。
「お兄ちゃん!」

ここでヒッキーの歌が流れ、私の涙腺はブチ切れましたわ(T_T)
何度見ても泣けちゃう!
走り去るお兄ちゃんの後姿が可哀想で。。。

妹を守る。そのためにだけ生きる兄。
覚悟を決め警察の前へ立つ耀司。握りしめた手の中には十字架が。。。

もう耀司・福士君にヤラレてます。
『ラスフレ』の時の宗佑よりもいいかもしんな~い(人´∀`)


心拍数が落ちて行く聖花。その目から涙がこぼれ落ち…っと目を閉じたー!
お別れの涙?それとも…
佳音がお泊りするから?(^_^;)\('_') ォィォィ...




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