2008年12月10日

『イノセント・ラヴ』 第8話

「…可哀想じゃないか、聖花」と泣く殉也を見て…
「キモイ~!」
と言ったのは娘です(笑)

これが普通の感覚で見てる人の素直な感想かもしれないと思いながらも、
私は殉也が嫌いじゃないので…
「これが純粋な愛なんだよぉ」と説明しときました(^_^;)


「これからは俺が聖花の世話をするよ」
「聖花を愛してるの?」
「うん」
「だったら聖花も幸せだな。ありがとう」

そう言って昴からの電話を切った殉也。
それでも聖花の心配をし、シャンプーを買って持って行ってしまうのね。
「今日はコーンスープだよ」と、聖花の口にスプーンを運ぶ昴を目撃。
やっぱりポタージュ系が大好きな聖花は嬉しそう♪ヾ(゚∇゚*)ソッチ?

未練タラタラに見えますが、3年間看病し続けた殉也の気持ちを考えると、
そう簡単に忘れられるもんじゃありません。
またそんな簡単な軽い男じゃないのが殉也です。


「あったことをないことにして、知らん振りしてりゃ彼女は救われるんですか」

池田にもトラウマがあったんですね。
昔、イジメで取材した女子高生を自殺に追いやってしまった。
彼女が同級生にレイプされてたと言う秘密を後で知り、自分も同罪だと…
「人は、真実に復讐されるんです」と山本医師に訴える池田でした。


殉也邸を美月が訪ねると、真っ先に言った佳音のセリフが、
「上がって下さい。今洗濯物取り込んだばっかりで散らかってますけど」
〈お前ん家か!〉と美月は思ったに違いない(笑)

「あなた、殉ちゃんと一緒に住んでるの?」
「はい」
ってまた普通に言ってしまう佳音に、イライラが背中を押しました。

「私ね、聖花さんが嫌いだった…」
そう佳音にハッキリ言う美月。

聖花が自ら望んでこの家を出て行ったことを知らない美月は、
佳音のせいじゃないのかと殉也にも言いますが…
何も言い返さない二人。あ~じれったい。

善も悪も口に出すか出さないかの違いです。
人の心の中まで読めません。
そう言う意味でこのドラマを見てると、殉也と佳音はイノセントなんです。


佳音は昴の家を訪ねます。
「殉也の幸せのためだと思ったら、頑張れるよ。
 あいつは、聖花から自由にならなきゃいけないんだ…」と、
昴もまた殉也を想って選んだ道なんですね。
ってやっぱ両刀なのか(笑)ヾ(゚∇゚*)オイオイ


気晴らしに殉也を外へ連れ出す佳音。

  「(風船を)すぐに手を放してなくしちゃうの」
  「大丈夫。僕が持ってる」
聖花の好きだった赤い風船を見て聖花の言葉を思い出します。
女の子の手から離れて空へ飛んで行く風船を見て涙を流す殉也は…

「何で俺に優しくするんだ。…君の気持ちが全然分からない」
と佳音にぶつけます。

思い出の写真を燃やそうとする殉也に、
また見たくなる時が来るから預かると説得する佳音ですが、
別にもう無きゃ無くてもいい訳で…
そんな過去の思い出を、新しい家族と見ても、こっそり見てもマズイです。
でもそんな佳音にまたヤラれちゃう殉也なのでした~。
失恋の痛手から救うのは楽じゃない(笑)


「昴さんなら何か知ってるんじゃないかと思って」
と昴の家を訪れた美月の前を、スルスルスル…と、
車イスで通り抜ける聖花。
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
申し訳ないですが、ここは本当笑ってしまったのよー。狙ってた?
「誰?」みたいに登場するならまだしも、
スルスルスル~って通っただけ?みたいなぁ。
しかもあの無表情は何?全部聞こえてるくせにぃ(笑)


「この曲は、佳音ちゃんのために書いたんだ」

今まで使われていたこの優しいBGMは、
殉也が佳音のために作った曲になる流れだったんですね。
優しい顔して弾いてましたね~。

「聖花の時間は止まってるのに、…俺だけ前に進んだら、
 聖花が可哀想だって、そう思ってたんだ」

どうしようもなかった殉也を救ってくれた佳音の存在に気付いた殉也は、
「佳音ちゃん、ありがとう」と心から感謝しました。
涙を流しながら聴く佳音。

お兄ちゃんのために使ってと、お金を貸してくれる殉也。
「それともう一つだけお願いがあるんだ。
 どこにも行かないで、ずっとここにずっと居て欲しいんだ」
「はい」

もうこのまま二人をそっとしといてあげましょうよ~。

二人が仲良く買い物をする様子を偶然見かけた池田。
悩んでいました。原稿は出来上がっています。。。
過去のトラウマが邪魔をし…
原稿を破いてゴミ箱へ。なぜそこへ捨てる?シュレッダーにかけるでもなく…
皆さんそう思ったことでしょう。
そしてやっぱり拾った編集長。
あの捨て方は〈拾って下さい〉と無言で訴えてるようなもんでしたけど。

【長野両親殺害放火事件に衝撃の新事実 父親が娘に性的虐待!!】
と写真まで載せられている記事を、佳音は読んでしまいました。
フラッシュバーック!今回こそは…
平田満父さんの顔がハッキリと!出たら出たで気分良くないもんですが。
しかも佳音の手にはナイフが握られ。。。

佳音の幸せだけを願ってるお兄ちゃんが知ったらどうなるの~!


佳音は殉也にお別れの手紙を残し、長野へ向かいました。

〈だったら私、祈ります。あなたに幸せになって欲しいから…〉
佳音が今までどれだけ自分を支えてくれたか、
自分にはかけがえのない存在になっているのか、
改めて佳音を失いたくないと確信した殉也は走ります。。。

「アゴ出して走るよね」と娘が横で呟くし…
殉也はバスよりも早く走るし…
ケイタイがあるでしょうが~…
と色々突っ込んでみても、次回また再会するんでしょうし。。。
こんなに必死さを見せられたのに、このラストには泣けませんでしたわ。
いくらベタ好きな私でも。
第5話のお兄ちゃんの回に勝る回はもうないのかしら。。。

それよりも次回!
どうしてお兄ちゃんが殉也を刺すの!(*'へ'*) ンー




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