2008年12月17日

『イノセント・ラヴ』 第9話

ここへ来て、車中でヒッキーの歌を聴きまくって盛り上げてる私です(笑)
『Eternally』…切ない歌ですわぁ。

お兄ちゃんが殉也を刺したと思われた予告シーンは、
そういうことだったんですね~(・・、)


「…私全部思い出したんだよ。私がお父さんを刺した」
「違う佳音。それは違う!全然違う!」
面会に来た佳音は兄に詫びました。
刑務官の藤堂も、「本当は私なんです!」と言われて困惑するほど、
このシーンでの真希ちゃんの迫真の演技は見事でした。

池田もまた、編集長が部数の伸び悩みのために
記事を載せてしまったことにやり切れない思いでした。
豊原さんがいい人で救われたからいいです(u_u*)


今回は美月の意地悪ぶりが全開。
ここまで来たらもう地獄でもどこでも堕ちる覚悟なのね。

長野へ発つ準備をする殉也を部屋に閉じ込め、
聖花の世話をしていた3年間、苦しんでいたと…今更話す美月。
そりゃ笑って「結婚おめでとう」って言われれば気づかないでしょう。
顔や言葉に出しても出さなくても、女の嫉妬は怖い。

兄のために生きると覚悟した佳音に殉也は言います。
「汚れてるって、あの記事に書いてあったこと?
 僕はそんな風に思わない。全然思わないよ。…
 僕は待ってる。ずっと待ってる」
イノセント殉也の愛です。


公園で一人ベンチに座る聖花に近づく美月。
「殉ちゃんのこと、忘れた訳じゃないでしょ」と、
聖花の手に爪を立てながら…(||゚Д゚)ヒィィィ!
「やっぱり分かんないか。いいわね、気楽で」
こういうシチュエーションって懐かしいですわぁ。ちょっと物足りない位かも。

聖花って記憶喪失だったんですか?昴のことだけを思い出してたんですかね。
食事の介助をする殉也や佳音に意地悪をしてたんじゃないんだと思えば、
聖花も悪い人間ではないんだとも思えたりして?と頑張ってみる(笑)

佳音にオルゴールを聴かせ部屋に入れて貰う殉也(^_^;)ヾ(゚∇゚*)オイオイ
「…何でも打ち明けてごらん。重い荷物を下ろしてごらんて。
 人間のやることなんてきっとたかが知れてるんだよ。
 自分じゃ取り返しのつかない大それたことをしたと思ってても、
 神様から見たら大したことないんだ」
「神様なんて、本当に居るんですか?」
「…でも、好きな人のことは何でも許して、受け止めてあげたいって思う…
 その人のことは守ってあげたいって思うんだ」

こういう優しさって、落ち込んでる人には救われる言葉ですよね。
純粋に「愛」を感じます。

「大丈夫。僕は何を聞いても驚かないから」と佳音の手を握り話を聞く殉也。

「…この手で、お父さんを刺したんです。…私だったんです。罪を犯したのは」
「大丈夫、僕はこの手を離さないから…」

自分を責める佳音に優しく言葉をかける殉也。
すがりたい気持ちを素直なまま、佳音は殉也にしがみつくように泣きました。
下心を全く感じさせないところが、純愛の殉也です。

そこへお兄ちゃんが!また靴のまんま。。。
寄り添うように寝ている二人に向かってナイフを振りかざし…

「やめてお兄ちゃん!」
フラッシュバックする佳音は思い出し…両親を刺す兄を見た!

「思い出したか。思い出したか、佳音。そうだよ。
 俺が殺ったんだ、父さんと母さんを。だからこれでいいんだ。これでいいんだ」

自分にナイフを向ける耀司を止める殉也。
「どうしてこんなことを」
「佳音が俺の全てだからだよ!」
父親を許せなかったことは分かりますが(*'へ'*) ンー
せめて佳音を母親の連れ子とかにしてくれないと…「俺の全て」って。
この異常な愛情に苦情だ(笑)ヾ(゚∇゚*)オイオイ
それでも福士君の演技の素晴らしさにウルッと来ちゃいましたよ。

「生きてるってことが大事なんです」
「お兄ちゃん」
何も言えず泣き崩れる兄でした。。。


殉也の家に戻った二人は結ばれました…やっと。きっと(笑)
でもベッドシーンなんて見せません。イノセントですから。
殉也の愛が、佳音のトラウマも克服したんでしょう。愛は勝つ!

殉也は心機一転、ダウンジャケットも新調♪
「さよなら、聖花」。。。完全決別できました。

昴にアルバムを預ける殉也。どうしても手元から遠ざけたいのね。
結婚式の招待状とアルバムを見てしまった聖花。


殉也の幸せを望む昴。
招待状を見つめ、佳音の幸せを願う耀司。
屋上で…何を思う美月。。。飛び降りるのかと思いきやクルリンパ(笑)
二人の幸せを教会で祈る神父。
…って神父様は何かを知ってるとかないんですか?つまんない。

殉也が佳音へ送った曲がBGMで流れる中、それぞれの思いを表します。
そして二人の式が始まるとヒッキーの『Eternally』が流れ…
今回も感じた音楽の使い方の上手さ。

〈お兄ちゃん、私は幸せでした。
 愛がどんなにもろく儚いものであったとしても、
 全てが、愛の記憶さえもが、いつかは泡のように消えてしまうとしても、
 愛は、確かにここにあったと思うから〉
…この過去形表現は最終回でどう繋げてくれるんでしょう。
いよいよ殉也は殉死?

拍手で祝福される二人でしたが。。。
やっぱりこんな幸せは長く続くはずがなく…

涙を浮かべた聖花がそこに立っていました!
ここは『ラスフレ』のBGMまんまでしょう。宗佑が立ってた時のように。
聖花って殉也のことが好きだったんですか?
喋ってくれないから分からないじゃないですかぁ!あの涙の訳は…


予告では、二階へ上がり手すりに立つ聖花が。ンナアホナ
どうしてそこから飛び降りる?
聖花を庇い下敷きになった殉也の頭からは相当の流血。
もぉ~、水のあるプールに飛び込んでぇ~~(笑)

いよいよ最終回ですかぁ。
イマイチ盛り上がれません。
お兄ちゃんはこれで終結?
殉也と佳音の赤い紐の謎は?
お願いです。もう何でもいいから泣かせて(-人-)ヾ(゚∇゚*)オイ




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