2008年12月13日

『流星の絆』 第9話

レシピノートに残された香水で、静奈だと確信した行成。
「本当は有明さんですね?…
 父がアリアケの味を盗むために有明さんを殺したと…」

行成の推理は見事でした。
アホっぽい振りをしてただけだったのかと思うほど、只者ではなかった(笑)

「…黙ってちゃ分かりませんよ、志穂さん!」
「違う。私志穂なんかじゃない!そんな名前で呼ばないで!」
「じゃ一体、何て呼べばいいんです?」
「静奈」
「え?矢崎静奈さんですか?」
「違います。有明静奈。それが私の名前です。殺されたのは私の両親です」

行成に事件当夜の話をする静奈。

「静奈さん、最後に一つ訊いていいですか?」と、
深夜になぜ子供達だけで出かけたのかを訊く行成。

「流星です。獅子座流星群を、みんなで見に行ったんです」


証拠捏造で捕まることよりも、時効が成立するまで、
犯人が何もしないことが怖いと言う功一。。。時効まで一週間。

そして柏原に協力を求めることにした功一達。
静奈を紹介され驚く柏原。
「俺達、詐欺師なんです」と柏原を信じ、今までの経緯を正直に話し謝る功一。

「で、俺に何して欲しいんだよ」
切り札は一つしかないと言う柏原。指紋を拭き取った傘…
脅しに使うことぐらいは出来るとアドバイスした柏原でした。
ここは、犯人だからなのか、親代わりのように見守って来たからなのか…
全く読めません。

「俺もあと一週間で引退だ。今日の話は聞かなかったことにするよ」
「柏原さん。すいません」


「兄と会っていただけないでしょうか」。。。静奈から電話を受けた行成。
そこはジョージクルーニー。

「有明功一です」
「嘘でしょ」
めちゃくちゃ驚く行成。そりゃそうです(^_^;)
宝石商の泰輔(笑)も加わり、4人で話をします。

「このノートだけでは、殺人の証拠にはなりませんよね」と、
今度は自分も協力するから、別の作戦でチャレンジしようと言い出す行成。
「真実が知りたいんです。…
 僕も見たんです。その夜、獅子座流星群。…父にはアリバイがないんです」

DNA鑑定のために、ブラシと髭剃りを刑事に渡したと、父に嘘をついた行成。

3人の笑った顔を見て心底安心したと功一に言う柏原の顔は優しかったです。
「良く頑張ったな」
「あのさ。食いに来てよ、ハヤシライス。また作るからさ。…」
「そうだな」

二人のやり取りは泣けちゃう(・・、)
三浦さんの表情が何とも言えずイイんです!
柏原は事件とは関係ないのかなぁ。あるからこその顔つきなのか。。。
申し訳なさそうな表情で、償う気持ちにも見えてしまう(*'へ'*) ンー

しかし柏原と萩村まで協力して大丈夫なの?

ニセ刑事に扮した功一と泰輔は、戸神邸で政行にカマをかけ…
「遺留品の取っ手の部分に触れたことが証明されたんです」
とDNA鑑定が一致したと話します。
行成もグルになり名演技(^_^;)
「確かあの頃父さん、気に入って使ってたのがあったよねぇ。
 軽くて、取っ手が握り易いって。それ盗まれたよねぇ」

「そんなことがあったような気も。…
 憶えてないよ。そんな昔失くした傘のことなんか」
「…」
「ん?」
「どうして、傘だと分かったんだ…」
「ボロ出しちゃいましたね戸神さん」
「どういう事だ行成。答えなさい!これは一体何の真似だ!」

「殺された、有明夫妻の息子さんだよ」
自首を勧める行成。

「何で殺した?言えよ」と功一は政行に迫ります。
「そうですか。有明さんの息子さん達か。…
 君達の想像通りだ。…私はお父さんの味を盗みました」

当時、不味かったら暴れてやるつもりで行ったアリアケで衝撃を受け…
「それまでの洋食というものに対する私の固定概念を覆す味だった。
 それほど上手かった。…恥も外聞もなく訊いたんだ」

断った有明幸博から一ヵ月後に連絡が入り、
「レシピを買ってくれないかと持ちかけられたんだ」と。
レシピを金で買った。そのレシピを受け取るために家に行った。。。
レシピはもう一つあったんですね。これでノートの問題は解決。

「これだけははっきり言っておく。君達の両親を殺したのは私じゃない」

両親はすでに殺されていた…
政行の話は嘘ではないでしょう。これは初回からの予想通りですしね。

政行の傘だったと言うことで、柏原が指紋を拭き取ったのでもなかったのね。
とすると、お金を盗んだだけ?とは思えても、殺人は違うでしょう(*'へ'*) ンー
となると、殺したのは誰?何のために?

ラスト前まで犯人が見えないなんて…
何てサスペンス!q(≧∀≦q*)
予告がまた気になる~!
「あんたが犯人なんだろ?答えろよー!」
って功一の前に立つのは誰なの?
いよいよ最終回。ワクワク




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