2010年04月01日

『龍馬伝』 裏話

1862年3月24日、龍馬は沢村惣之丞と脱藩しました。
ちなみにこの年、仁先生と龍馬は出会います(笑)

暗殺されるまであと5年。。。
6年後には明治ですもんね~。
『JIN』の時から、そんな計算ばかりしちゃってます。
どうしても亡くなっちゃうんですよね~。龍馬~(ノ゚ο゚)ノ ニゲロー


『龍馬伝』はストーリーはもちろんのこと、映像や音楽など
見せ方の上手さに感動しきりなんですが、裏話がまた面白い♪

ハリウッド映画の撮影スタイルと同じで、
まず3台のカメラで違う角度から同時に撮影し、
さらにカメラの位置を変えながら2回、3回と本番を繰り返す。
すると「カメラ3台×本番の回数」の映像が撮れるので、
一番いいアングルのものを編集作業で繋げて行くんだそうです。
フィルムで撮影された映画のような質感も、
「プログレッシブカメラ」の使用によって、リアルな世界を演出できるんですね~。

ワンシーンを細かくカットしないと言うことは、セリフも大変なこと。
福山龍馬と香川弥太郎の、完璧セリフ覚えには驚かされるそうです。
「リハーサルの段階ですべて頭に入っている。
 10ページ分くらいなら台本を一切見ないで演技します」と鈴木CP談。


シーンごとに色みも変えてるそうで、光と影の見せ方にも拘りが!
これは本当に感じますもんね~。
これって大河?って思わせる瞬間(笑)

オープニングには未だにゾクゾクするんですが、
早送りしたくない素晴らしい画と曲に見入っちゃう。カッコイイ~♪
1月27日発売のサントラCDは1万枚を越えたそうですよ。
で、弥太郎の登場シーンに流れるあの曲も収録されてるのが気になるぅ(笑)
ズンチャチャズンチャチャ♪
『雑草魂』ってタイトルなのもウケるぅ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

弥太郎の汚しメイクも5段階あるんですって!
弥太郎の人生に合わせて…

そう言えば結婚してからの弥太郎は随分マシになりました。
てか、どうしてあんな可愛いお嫁さんが来たのか不思議~。
しかも加尾に似てません?^^;

「今日は、(汚し)レベル4で」って、香川さん本人も拘ってるらしい(笑)
第2部でヒゲ面になってしまったら、
もう汚れ弥太郎が見られないのは寂しいかも~。


そんなこんなを、振り返ってみるのも感慨深いですよ。  → 龍馬伝絵巻
ほんの3ヶ月のことだったのに。。。
やっぱり画がキレイ。


前回の13話『さらば土佐よ』で見せた龍馬の苦悩。

布団の中で「脱藩」に思い悩む龍馬を、姪っ子の春猪が起こしに来るシーン。
朝まで寝られなかったはずの龍馬が、寝てたフリをして見せてたんですが、
そこじゃなかったんですね~。
それが三度目の正直には、龍馬の部屋をもぬけの殻で見せた。
やられた~って思いましたわ。
その後の坂本家の人々の姿勢にも、泣けました。
こういう魅せ方が本当に上手い!

龍馬に毒入り茶を飲ませることに苦悩する弥太郎も良かったですが。
ここで死ぬはずはないのが分かっているので、
どうやって弥太郎は後藤象二郎からの龍馬暗殺命令を切り抜けるのか、
ドキドキハラハラして見守ってましたわ。
福山君のムダな血のり…ご苦労さま。いやいや無駄じゃないですね(笑)


歴史の資料でしか分からない史実。
それが真実だと言うことも分からない。
そこから想像を膨らませ、きっとこうだったに違いないって見せてくれる力量。
歴史ものに惹かれるのはそういう所なんでしょうね。
「土佐勤王党への血判」や「脱藩」の覚悟。
龍馬の気持ちを何となく了解しちゃったんですよね~。
それでいいじゃな~いヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪
何もかも許せるドラマってこういうことなんです(笑)

でも、
暗殺された吉田東洋なんですけど…
享年46歳って、どうなの?
おじいちゃんじゃなかったのね(笑)
東洋演じる田中泯さんの実年齢は65歳なんですが、
本業はダンサーなんですって。そっちのが驚き!


いよいよ第2部がスタート。
武田鉄矢さん演じる勝海舟の登場ですね。
トータス松本さん演じるジョン万次郎も、密かに楽しみにしてるんです♪

次回の、『お尋ね者龍馬』もそそりますわぁ。
大阪で何が起きる?o(^^o)(o^^)oワクワク


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脱藩から一年後の乙女に宛てた手紙で龍馬は「自分の運の良さ」で「死地」を脱したことを語っている。 その死地とは何だったのかは不明だが・・・いろいろと想像は膨らむのである。 そ...
死にそうな場面に出ても死なず死のうとしても死に至らず(坂本龍馬)【キッドのブログinココログ】at 2010年04月02日 14:12
この記事へのコメント
mana様、こんばんは。

田中泯と言えば
映画「たそがれ清兵衛」で
真田広之との壮絶な死闘が
思い浮かぶわけで・・・
斬殺される東洋のイメージが
そこにあったような気がします。

栄養状態のいい現代と違って
昔の四十代後半は・・・
あのくらい老いていたということは
充分あるのです。

昭和でも四十年代ころの五十歳なんて
本当にじいさんばあさんでしたからな。

栄養不足は美容の大敵でございましょう?
まあ・・・逆もありますけど~。

とにかく・・・坂本家は
裕福な半商侍。
なにしろ、次男坊を江戸に
私費留学させるくらいのゆとりがあったわけです。
その中でかなり甘やかされていた龍馬ですが
器が大きいとそういうことも仇にならないのですな。
まあ、大器晩成はせずに
早熟死亡するわけですけど・・・。
Posted by キッド at 2010年04月02日 14:23
★キッドさん

こんにちは~。

「たそがれ清兵衛」は観てないんですが、
東洋のイメージでしたかぁ。
そりゃ妖怪のイメージでよろしいんでしょうか^^
あまりお見かけしない俳優さんだなぁと思って。
でも強烈な存在でしたわ。
死んで欲しくなかった。。。
ってそんな人ばっかですが。
歴史ものって、それが分かってるので、
そこをどう見せて貰えるのか、皆さんの期待度も大きいですよね。

>昔の四十代後半は・・・
>あのくらい老いていたということは
>充分あるのです。
逆に、歴史に詳しすぎるキッドさんは許せるのね。
東洋と言う人物を知らなかったので、
完全におじいさんだと思って見てました。
近藤正臣さんよりも(笑)
19歳でも27歳でも、福山龍馬は許せちゃいますけど~♪

>栄養不足は美容の大敵でございましょう?
>まあ・・・逆もありますけど~。
そうそう、逆が怖い!
炭水化物は大敵だ~。いや何でも身になって困るぅ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

>まあ、大器晩成はせずに
>早熟死亡するわけですけど・・・。
あ~、ホント勿体ない。
武器商人としてどれだけの力を発揮出来たか…
見たかったのぉ。悔しいのぉ。
私腹を肥やした後藤・岩崎コンビと変わらなかったとか?
キッドさんのお陰で、妄想は膨らむばかり。

龍馬の死は良かったのかもしれませんね。
早熟死亡で名を残す。。。
でも岩崎弥太郎が早死にしても…
どうだったんだろ?とかさどやさ(笑)
妄想楽しい~♪
Posted by mana at 2010年04月03日 09:57
mana様 お久しゅうございます。たまには書き込まないとなんかずっと書かない癖が付いちゃうかなあと一筆。
龍馬伝、見ております。珍しく。去年の天地人は早々脱落しましたし。(阿部ちゃん脱落時点くらい)

実際、今の世が長生きになりすぎたのですよね。おかげで色々な弊害が。
確か、原始時代の人間の寿命は30歳くらいではなかったのかな。
死の病とか、今では治る病気も「仁」の世界のようなもの。「ちりとてちん」ですっかり上方落語にはまった私ですが、その中で最近聴いた話を。落語の言葉は今はもう使わない言葉も多く、その中に「カサが鼻に回ったら大概落ちる」とかいう話が今の人には通じないとかいう枕話がありました。カサというのが梅毒なんですが、梅毒の症状自体が今の人にはわからないということですねえ。「昔は梅毒は鼻が落ちたんですか」とか若い人に言われたそうで。
そういう中、栄養面、健康面、今はかなり条件がいいわけですねえ。
あの時代となれば、45くらいでも平均寿命じゃないですかねえ。16で元服とかいう時代でもあり、責任もあった。今の20代は一般常識を大学で改めて習うようなゆるさ。
アトピー、花粉症も結局、今の病気で衛生的で仕事のなくなった免疫がヒマがゆえに悪さをする現代病。あんな龍馬の小汚い世界だったら確かにそういう病気は存在しようがないわけですものねえ。体の中に回虫がいたりしたんだから。

そうそう、栄養過多で太る体質。我々日本人は朝昇龍関と同じモンゴルが体質の基盤なので流浪の民族は脂肪で貯め置きしないといつ食いぶちが途切れるかわからない生活をしていたんですよねえ。今の昭和の戦後まもなくを生きた人ですら食が安定してなかった。飽食の時代は結構歴史の中では最近の事なんですよね。ちなみに人種の食への体質の対応が出来るようになるまでは七代かかるそうです。その頃までにはまた飢餓の時代が先に来そうですよねえ。
あ、そうそう、別腹というのもそもそも砂糖が無かったころの記憶の名残が体質に残っていて糖分は取れるときに取るように本能がさせてるそうで、当然今の世の中それに従うと後でトンでもない事になっちゃうわけでした。

そういった意味では狭いところでガヤガヤっていうのも車の要らない社会だからこそ、狭い路地で商売も成り立つというもの。
最近やっとDVDになった「ピュア」ではポケベルの世界。「抱きしめたいの」では辞書並みの厚みのあるケータイ。こういう中途半端な過去は逆に時代考証自体テキトーでも誰もツッコミもしないけれど、こと時代劇になったら意外に詳しい人も見たりしてるから、いい加減にも描きづらいから、丁寧さも出てくる。まあ、NHKの名前で集められるし、ギャラも抑えられるのだから出演陣は豪華。ありがたい限りですよねえ。

さ~て、田中泯氏と言えば、影像の世界にはかなり高齢でデビューしたようですが、ダンサーというと真矢みきさんの旦那さん(バレエダンサー)とかEXILEとかみたいな感じに聞こえますが、正しくは舞踏家で、仲間としては麿赤児さんと同じ部類ですが、麿さんは一時 唐十郎さんと「状況劇場」という芝居をしていましたが、生粋の舞踏家でございます。
で、どんなものかというと一般の方には山海塾とか白虎社(ザ・ベストテンの六本木純情派のバックで踊ってオギノメちゃんの顔が引きつっていた不気味な白塗り集団・この映像例のところで見れます。名場面集でも必ず出てきます。)
田中氏のドラム演奏と共演した即興舞踏は大学時代に見たことがあり、体育館のような施設で舞台もない同じ目線の場所で白塗り、全裸に股間の大事なところだけ小さな布で覆って根元を縛ってある状態で驚異的な動きを続けてました。
今朝の新聞で47歳中学音楽教師、劇団四季に入団、苦手のダンスを練習しなければとか書いてありましたが、役が取れなければ食えないだろうなあと思い、古田さんとか舞台で食えてる人が増えた反面、未だ食えない人口の多い演劇やこういう世界で影像に転身する人が出てくるのもまた影像の世界にはありがたいことです。
大杉漣さんや品川徹さんがやっていた転形劇場という劇団も妙な格好で台詞一切なしみたいな芝居をやっていたのだから、今の芝居からは計れないものがあります。

最近ではブレイクしたのは池鉄くらいですかねえ。大人計画、NYLONだってけっこう古い劇団ですし。龍馬伝のクレジットで池鉄と同じ劇団の市川しんぺー氏はその他大勢扱いになっていたし。同じその他大勢でも、AVの及川奈央がクレジットされた時にはぶっ飛んだけど。(笑

さてさて新しいドラマにジェネラルルージュ。この話、バチスタみたいな入り組みようがないように思うのですが、いかに切り口を新しくするのか。
それより矢部謙三、1クール持つのか?(笑 裏が移動した「から騒ぎ」というのも気になるなあ。
Posted by しとろえん at 2010年04月04日 22:51
★しとろえんさん

お久しぶりです。
にゃはは、たまには書き込んで下さい。ボ○防止にヾ(゚∇゚*)コラー(笑)

『龍馬伝』は面白いですよね~。
ここまで大河にハマッたのは初めてのような気がします。
『天地人』は子役時代が良かったので、その後は続きませんでしたσ(^_^;
『篤姫』は見ておけば良かったなぁって、『JIN』の時にそう思いました。
歴史を知らな過ぎる残念な私です。
知らないからこそ?今回の幕末時代には興味津々で楽しませて貰ってます。

>「カサが鼻に回ったら大概落ちる」とかいう話が今の人には通じないとかいう枕話
それは面白いですねぇ。
って私も知りませんでしたよ!若くないけど。
気になるなぁ。。。鼻がポロリじゃないなんて(笑)

そう言えば、栄養面での病気は変わって来ましたよね。
子供が成人病の心配をしなきゃいけない時代ですもんね。
最近、日清の安藤百福氏の話題をテレビでよく見るんですけど、
当時のカップ麺は、フォークで食べるもんだったよね、
とかパパさんと話したりしてたんです。
でもそれほど感動した憶えはないんですけど、
進化した現在の豊富な種類のカップ麺の方が感動するって話ですわ。
で、飽食すぎて病気になりそう^^;
昔食べたものって懐かしいけど、今食べても美味しいもんじゃないかも。
って話ですわ(笑)
昔話に花が咲くようになって怖い今日この頃♪

で、弥太郎なんてよく病気にならなかったなぁってほど汚いし(笑)
だから現代は神経質にキレイにしすぎなんですよ。
うちの子には床に落ちたお菓子でも3秒ルールが通じてたけど、
姪っ子にはできないもん^^;

>人種の食への体質の対応が出来るようになるまでは七代かかるそうです。
へ~。私で何代目なんだろう?
パパさんのアレルギー体質を、上の娘だけが引き継ぎましたよ。
親の悪いとこしか貰ってない気がするのも不思議~。
良いとこが分かんないせい?良いとこがあるのかさえ分からない。
パパさんと出会った頃は…
お互い良いとこしかなかったはずなのに(笑)

別腹にも、そんな本能から来る体質の名残りがあったとはφ(.. )メモメモ

>「ピュア」ではポケベルの世界。
>「抱きしめたいの」では辞書並みの厚みのあるケータイ。
そうでしたっけ~。懐かしい。
ポケベルと言えば『ポケベルが鳴らなくて』ですよね~。
私もポケベル持ってましたよ。ドラマの影響は多々あった(笑)

そうそう、歴史ものはいい加減では突っ込まれる突っ込まれる。
その年齢に見えないキャスティングぐいらいは許せても^^;

>正しくは舞踏家で、仲間としては麿赤児さんと同じ部類ですが、
>麿さんは一時 唐十郎さんと「状況劇場」という芝居をしていましたが、
>生粋の舞踏家でございます。
麿さんが?それも驚きですね。
ダンサーと舞踏家じゃ、イメージが違うでしょうが~(笑)
しとろえんさんは本当に詳しいですよね~。

>大杉漣さんや品川徹さんがやっていた転形劇場という劇団も
>妙な格好で台詞一切なしみたいな芝居をやっていたのだから
それがあっての今だと思うとまた違った目で見ちゃうかも。
だからこその名演技なんでしょうね。
今では簡単にドラマに出ちゃうアイドルやお笑い芸人が、
どこまで力を見せてくれるのか見ものではありますが、
役者を目指してその道で努力してる人たちを思うと、
どうかチャンスをお与え下さいって応援したくなったり…
だって、『バチスタ~』にTKOの木下さんが出ると知って、
いよいよかぁとちょっと…もごもご。
『ブザー・ビート』に、はんにゃが出ると知った時には期待したんですが、
あれでは彼らじゃなくても良かったのに。。。って残念でした。
お笑い芸人を入れとこ的な使い方はもう定番になりつつある?
お笑い芸人が今では立派な演技派に、って方も結構居ますしね。
今後の活躍(方向性)が楽しみでもあります。

>AVの及川奈央がクレジットされた時にはぶっ飛んだけど。(笑
そうなんですかー!
そういうとこも詳しいしとろえんさんがすごいわ^^;
そう言えば、AVからって女優さんもありですね。
早い話が、売れりゃいいのよ。勝ちなのよ(笑)

いよいよ春ドラマがスタートですね。
どんなドラマで楽しませてもらえるのかワクワク♪
またおつき合い下さいね~(*^-^)ノ~~
Posted by mana at 2010年04月06日 10:49
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