2015年06月14日

『アルジャーノンに花束を』 最終回

泣きツボ集大成の最終回に泣きっ放し~。
2度目も何度観てもダメ~(/_;)

退行に苦しむ天才咲人に泣けちゃうし、
回想の中の咲人にも泣けて来ちゃうし。
梨央の代わりに死んじゃうのか想像したら悲しくて、
生きてて良かった~って泣けちゃうし、
「かわいいね。バーガーたべない?」
って戻った咲人の笑顔にもウルウルで。

山下智久、一皮むけちゃいました♪
彼にしか出来ないと思わせた、
ホントいい作品に出会いましたね~。


泣いてスッキリしたのも、
上手くまとめてくれたスッキリ感があるから♪
対等の友達も、究極のマザコンも…

遥香の未来にも幸せが見えた気がして、
咲人ジュニアは必要なかったんだって思えたし。
2ヶ月後に「ママ~」って迷子を使ったのも、
思わせぶりのワザあり。

ハンバーガー屋を閉めるタイミングも…
ルーカスさんまだ若いのに(笑)

人間の欲や後悔、優しさや真実の愛を見せながら、
最後に不幸を感じさせる人が誰一人居ないと言う。
全部繋げて見せてくれて消化不良なし!


「時間との闘いではなく、時間の問題なんです」

今までの人生で、
こんなにも時間を惜しむ日々を送ったことがあるだろうか。
それを誰かのために使いたくて…

「パパ、もう少しだけ時間を」
神様、もう少しだけ。。。


あ、そうだ。
コロッと変わった(ように見える)母親には、
最後まで感情移入出来なかったかも。
いや、家族のことを考えなかったパパのせいだもの…
ってどの口が言う?┐(´-`)┌

人間はみんな自分勝手。

「一番愛してる人を一番大切に考えるのは、
 当たり前のことでしょ。
 そんなことも分からないの?バカみたい」 窓花

「。。。」 笑顔の咲人

「笑ってごまかすのはやめなさい。
 あの人みたいに」

「すいません。
 ホントにバカですね。いや、バカだった。
 僕はあなたに抱きしめて欲しくて、
 ずっとお利口になりたいと思ってた。
 だってママだから。
 あなたは、こんなひどい母親に、
 なぜ会いたがるのかと言ってたけど、
 だってそれはママだから」 

「。。。」 

「ごめんなさい」

「何で謝るの?」

「ママだって、抱きしめて欲しかったんだよね。
 ホントはママの方が。。。
 抱きしめられたかったんだ。
 ごめんねって。ありがとうって」

咲人に抱きしめられ、
タガが外れたように泣き出す窓花。
初めて心から息子を抱きしめた母でした(/_;)

ギュッはいい!
魔法の「大丈夫だよ」♡
家路久が病気の元妻を後ろからギュッもね。
あの体勢は斬新だった…
ベッドの上でスーツでって(*ノ▽ノ)ギュッキュン

あ~木村も山下もスーツはヤバイ(笑)


竹部の懐の大きさに泣く。。。

「申し訳ありませんでした」 咲人

「何のことだ?」 竹部

「私は、あなたにひどいことを」

「もういいよ」

「よくありません。
 一番お世話になった方に
 これ以上ないひどい言葉を
 投げかけてしまった」 

「そういう時もある」 

《母と寝たんでしょ?》

「あなたを、人として
 信用しないと言ったも同じです。
 バカでいい。私がバカのままでいい。
 あなたは唯一、そう言ってくれた方です」

《ばかだめ~》
《何があっても、絶対お前のこと見捨てないからな》

「まぁまぁ語弊はあったよな。
 でも実際俺はホントにそう思ってた。
 ムショから出たばっかの奴は、
 大体みんな警戒心が強い。
 だから俺は新人が来る度に、お前と同室にした」

「はい、檜山君も」

「お前は、そう言う奴らの警戒心を解くんだ。
 尖ったトゲを、いつの間にか抜いちまう。
 だからお前は、そのままで十分偉い奴なんだって」

「そんな風に、私を理解してくれてたあなたを」

「もう戻れ。
 俺んとこなんか顔出してる場合じゃねぇだろうが。
 その目覚めない女の子、救ってやんだろ」

「はい」

ケジメをつけて行く咲人。

元に戻ってしまう前に…
震える手で書き記す。

〈さくとへ

 ままに あいにいかないで
 かわいそうだから

 しゃちょうさんに
 あいにいかないで
 ひどいことをしたから〉

 
杉野も小久保も蜂須賀も、
真剣に咲人を助けようとしてくれた。
それは咲人に出会えたから。
遥香や仲間、咲人と家族を通して、
『愛』を教えてくれました。。。

「知能が低い人間が野蛮な訳ではなく、
 知能が高い人間が理性的な訳でもなく、愛が」 咲人

「愛?」 蜂須賀

「愛に満たされた人は人を傷つけない。
 心ない人に、時折見せられる悪意には
 戸惑うこともある。
 けれど、知能や知識ではなく、
 本当に愛し愛された記憶のある人は、
 もしかしたら世界は、
 そんな単純なことで、
 穏やかになるのかもしれません」

「誰もが、愛に」

「包まれた世界なら」

このドラマが伝えたかったこと。
咲人が見つけて教えてくれた。

梨央を助けたことで蜂須賀も救われた形に。
別の意味でも…

咲人の愛は、みんなを変えた。。。

〈はるかに
 あわないで

 あいしてるから〉 

震える手で…
最後の言葉はパパと一緒に書けた(/_;)ローズダメ


梨央の手術は無事成功し、
咲人に小切手を手渡す河口社長。

「娘は目覚めた。
 君のお陰だ。
 どんな感謝の言葉でも足りない。
 いくらでもいい。好きなだけ書くといい」

小切手で鼻をかむ咲人。
そこにはもう天才咲人は居ない。。。

泣き崩れる遥香に、
イヤリングを差し出す咲人。
笑顔が見たいから。ただそれだけ(/_;)

住む世界が違う。
どうにもならないことだってある。

身を引く檜山も同じ。
強がる舞と柳川も苦渋の選択をする。
シャンパンの口移しにギュッ(・・、)

そして死を覚悟した蜂須賀。

「退行が始まる前に
 彼に頼まれていたのです」 杉野

「彼?」 蜂須賀

「自分が元に戻ったあと、
 しばらくは昼夜問わず、
 あなたに注意して欲しいと」

「咲人が」

「私のもう一人の、父をと」

「。。。アァ」 涙の蜂須賀

「部長。
 新しい研究を始めましょう」 小久保

「また、天才の発想を見せて下さい」 小沼

「皆で支えます。
 我々チーム全員で」 杉野

「みんな。。。ありがとう。
 ありがとう~アァァァ」 

蜂須賀を演じた石丸幹二さん、
あの初回キャラからここまで、お見事(/_;)


「この中に、咲ちゃんの友達は居ませんか?
 咲ちゃんの対等の友達は居ませんか?」 小久保

『たいとう=ともだち』

あの2話からここで繋げて終わらせてみせる。
心地良いBGM使いも、
さすがっすね!。・゚・(*ノД`*)・゚・。


アルジャーノンが眠る場所でまどろむ咲人。
ママの匂いがするマフラーをして。
柳川くんと檜山くんと川の字で…

「さてさて、
 これからどうしたもんかな」 柳川

「まっ、何とかなるだろ」 檜山


『ローズ』の曲が合いすぎて…(・・、)

〈しんぱいしないで 
 あるじあのんおはかで
 たいとうの

 ともだちをまって〉

青いローズの花にも…

そう来ましたか~。
ヤラレた( -_-)ノノ゙☆パチパチ




この歌詞にドラマの深さを知り。。。
咲人の笑顔が過ってまた泣けちゃう(・・、)

 第1話~最終回記事


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この記事へのコメント
最終回の予告編を観た時に てっきり咲人は死ぬのだーと思いました
アルジャノンのお墓の横で


咲人を捜した二人の友

咲人の笑顔で客を釣って♪

3人 力を合わせて生きていくのかな


そして いつかー

このいい男達が3人共 シアワセになれますように


工藤さんはNHK「かぶき者慶次」にも出演
こちらも友人思いのイイ男の役です
Posted by 夢見 at 2015年06月14日 20:18
★夢見さん

お待たせ~m(__)mゴメンナサイ

あれからまた観返して泣いてました。
曲を聴けばパブロフ状態(/_;)
まだまだ余韻から冷めませんわ。

>てっきり咲人は死ぬのだーと思いました
ですよねぇ!
苦しむ咲人を見てるのが辛くて~(ノ゚ο゚)ノカミサマー

>咲人の笑顔で客を釣って♪
そこへ戻るってところが良かったですね。
けど戻った訳じゃない。みんなが前向きに進歩してる。
ベタだけど深い見せ方が見事でした。

先日フジの番組で工藤公康監督が登場して、
即繋げて見ちゃいましたわ♪
自慢の息子だろうな~って、
ちょっとそっちへ話題を振って欲しかったですよ。
局を越えてこそ局のイメージアップ(笑)

阿須加くん、楽しみな俳優さんですね~。
窪田くんの夜神月も楽しみ♪
Posted by manamana at 2015年06月17日 10:49
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