2015年05月23日

『アルジャーノンに花束を』 第7話

パパは幻?
幻覚が見え始めた咲人。

相手の気持ちを思いやれる人間に
なり始めたところでこんなことって/(-_-)\アルジャーノン

賢くなるって何だろうって考えちゃう。
人間って複雑~。

「アルファー・リポキサンチン・グルコシド」
って噛まずに言えると…
馬鹿には見えないとか(笑)

黙ってる賢さはないのかと思わせる暴言や、
冷酷な言葉で人を傷つける咲人。
正直がいい訳じゃない。
人から嫌われるって簡単なことね。

知識・知能・知性の3つを活用することを英知と呼ぶ。

咲人は兼ね備えたんですよね。
だから考えて行動した。

「母と寝たんでしょ。
 関係はいつからなのか分からない。
 妹はもしかしたら、
 あなたの子供だったかも」

「出てけ。
 ここから出て行け」

あの温厚な竹部を怒らせ殴られるって…
わざと?
そう思いたい。

遥香への感情を見ながら、
咲人はもうそこまで読める人間になってるでしょ。

蜂須賀の洗脳に気づいたのも、
遥香のお陰。

「咲人さんを悪く言うのはやめて」
「僕も咲人ですよ」

知的障害者だった頃の記憶がなくなった訳じゃないので、
今の咲人なら冷静な分析もできるはず。

〈過去の私に、
 失って惜しいものなどあったのだろうか。
 以前の私に、
 失ってはいけない大切なものなど〉

賢くなったばかりの頃なら、
同僚たちから馬鹿にされてたと思えば、
見返してやりたいと思うのは当たり前の気持ち。
そんな小っちゃな人間はとっくに超えた。

研究室で言い放つ咲人は、
尊敬してた人をも越えた。
ALGも作れちゃうほどに…

「あなたは、あるいはここにいる誰もが、
 人間としての大切な何かを
 欠落してるのではありませんか。
 真心を」

純粋だった咲人と遥香の回想シーンや、
康介の優しさと隆一の優しさに泣ける(・・、)
真心って、
相手を思いやる気持ちなんですね~。
そこには交換条件も恩着せがましさもない。


「僕がずっとイラだっていたのは遥香、
 君が僕への気持ちをごまかそうとしていたからだ。
 ホントは恋してるくせに。
 ホントは愛してるくせに」

はっきり言うよね~。
嫌味な人間に見えないのはなぜだ(ノ∇≦*)

咲人に欠けていた「温かみ」を感じさせたラスト。
山Pの上手さに感心する…

キッスもね♡

英知ですかー!
英知があれば~何でもできる。

はじめて~の( ˘ ³˘)チュゥ
からの上級編(笑)

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この記事へのコメント
原作ありきーな作品で 切ないですね

私はこの作品は「りぼん」掲載 清原なつの先生が漫画にしたのを 最初に読んだんです

それから幾度かの映像化作品と

これから どんどん不幸になっていくだろう咲人

賢くなったことでの不幸 賢くなくなることへの恐怖

観ていくことが辛くなりそうです
Posted by 夢見 at 2015年05月24日 10:32
★夢見さん

漫画もあったんですかぁ!
それは色んな想像が巡りますねぇ。

知る喜びと知った後悔とか、
知らないと気づけないままなんですよね。

それを見事に考えさせてくれる作品になってるなって感じてます。
ユースケバージョンより深い部分を読ませるのは、
私がそれだけ年を重ねたせいだろか?
同じ原作で役者が違うだけではない、
岡田ワールドと野島ワールド、
こんなに違って見せるんですね~。

「どうして今アルジャーノン?」って感じた、
ドラマスタート前の気持ちがひっくり返ってます。
今だからでしょ(笑)
Posted by mana at 2015年05月25日 16:10
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