2013年08月01日
『Woman』 第5話
家族って「さよなら」を言わない人達。。。
脚本の坂元さんって、
普通に使ってる日常言葉を拾って、その意味をグッと掘り下げて来ますね。
ふと『最高の離婚』を思い出してました。
心に残る会話の数々…
ほとんど忘れちゃうんですけどね~。
人は忘れるから生きて行けるんだもの、にんげんだもの(笑)
「結婚も離婚も、どちらも幸せになるためにすること」
なんてセリフも印象に残ってますね。
家族に対して「さよなら」って言ったことないなって。
またまた目からウロコ。
「”さよなら”って言いたくない人に出会った時、
人は結婚するのかなって思うんです。
”行って来ます” ”行ってらっしゃい”って言える家族を作るのかなって」 信
私の遠い記憶…
結婚した時に思ったのは「もう帰らなくてもいいんだ」ってこと。
デート後の別れを惜しんでる頃が一番幸せかも。
そんな気持ちがずっと続けばいいのに(笑)
そんな幸せが続くはずだった小春たちの不幸の始まりって何?
幸せな家族の運命っていつどうなるのか分からないですね。
たまたま自分たちは運良く生きてるんだって思う。
クーラーがないことよりも何よりも、
病気は勘弁してあげてよ~(ノ゚ο゚)ノ カミサマ~
「子供のために」と働いてる親も、
本当は何が子供のためなのか分からないで、
まずはお金のため…生活するためだから当然。
小春を担当する研修医の砂川藍子(谷村美月)は、
生活に困ってるのではなく、自分の夢(仕事)と子育ての両立ができず、
それは夫への不満へと変わり…
「俺、何かした?」 良祐
「してないよ。優しかったよ。
私が仕事と育児で寝込んだ時も、あなた言ってくれたもんね。
”大丈夫だよ。食べて帰るから”って。
そういう優しさ。
”俺のご飯作るの1回許してやったよ”って優しさ」 藍子
これには激しく共感しちゃいましたよ。
藍子の夫のように、
分からないんですよね。。。してるつもり。
言わなくても分かるでしょってことも出来なかったり、
それなのに妻の方を世間知らず扱いしたりして…
会社へ行ってる人は世間のことをどれだけ知ってるんですか?
主婦のネットワークを舐めたらいかんぜよー!
って言ってやりたいけど言わないけどね(笑)
遠い記憶で忘れられないことはいっぱいある。
私の脳内ネットワークが古い記憶を検索開始。。。
新婚当時、体調を崩して寝てた私を残し、
「俺は外で食べて来るからいいよ」って優しさ。
あ~この人を選んだのは間違いだったのか?
冷たいのとは違う。気づかないだけ。
それがバカこの~だべ(笑)
頼み事はどんなことでも嫌な顔をせずにしてくれるパパさん。
言ってもムダだと口チャックできるようになった私。
お互いに大人になれたかも。。。今頃だけど。
今を幸せに思えるのは、娘たちが居たから。
家族ってありがたいと思えるのもそう。
夫婦2人なら「家族」じゃなくて、「同居」だったかもしれない。
注:体験を基にうっぷんを晴らしてます(笑)
息子の心配をしない訳ではない藍子はネグレクトとも違って、
夫への信頼感が取り戻せれば修復可能なのかも。
自分がしたいことは譲れない前提で。
診察に行かなかった小春より、
赤の他人である小春に息子を平気で預ける藍子の非常識さはどうなの。
そんな母を察し、
涙を堪えて「行ってらっしゃい」と言った藍子の息子が健気で(・・、)
小春が子供たちに見せる心の余裕には毎度感心してしまう。
本当に強くて逞しい女性。。。真似できない。
甘えられる人が居ない、涙を見せない、病気を知られないように…
ってもう大変。
貧血で倒れ込んでも、会話の流れそのままに泳いで見せたりして、
子供たちに心配させないように頑張る小春。
でも母親の頑張りを知ってる望海は…
「我慢しないでいいよ」って(・・、)
お手伝いも出来るし、
お母さんの気持ちを察することも出来るし困らせないし、
思いやりのある子に成長したしっかりさん。
この子たちを残して死ねない。。。
母親として同じ思いで見てると泣けて来る。
何が辛いって、死ぬ怖さより子供を置いて行くこと。
そんな小春の思いを、診療時間外でありながら、
医師と言う立場を離れて聞いてくれた担当医の沢村(高橋一生)。
いい先生に出会えて良かった(・・、)
「あなたがお子さんを思うその気持があれば病気は治ります。
僕は全力で治療に当たります。
覚悟なさってください。
死ぬ覚悟じゃありませんよ。
生きる覚悟です。
よろしいですか? 青柳さん。。。お母さん」
看護師たちのヒソヒソ話と冷たい視線が気になって、
廊下で話す2人に集中できませんでしたよ。
電気を消したのもそう…
気づかせようとして店じまいの掃除を始める行為とか、
店側の気持ちも分からないでもない。
そこを敢えて気づかせないようにしてくれてることに気づいた時、
人は感動するんです(笑)
職務と言うよりも、人として…
看護師にあるまじきことを言って見せる現実もまた、
坂元さんらしい目の付けどころですかね。
スイカの端っこから食べる母親同様に、
自分のバームクーヘンを薄く切る小春の気持ちに共感しながら、
母親ってそうするよね~って…
今の私はダイエットのためだけど(笑)
第6話へ
応援ありがとうございます。
脚本の坂元さんって、
普通に使ってる日常言葉を拾って、その意味をグッと掘り下げて来ますね。
ふと『最高の離婚』を思い出してました。
心に残る会話の数々…
ほとんど忘れちゃうんですけどね~。
人は忘れるから生きて行けるんだもの、にんげんだもの(笑)
「結婚も離婚も、どちらも幸せになるためにすること」
なんてセリフも印象に残ってますね。
家族に対して「さよなら」って言ったことないなって。
またまた目からウロコ。
「”さよなら”って言いたくない人に出会った時、
人は結婚するのかなって思うんです。
”行って来ます” ”行ってらっしゃい”って言える家族を作るのかなって」 信
私の遠い記憶…
結婚した時に思ったのは「もう帰らなくてもいいんだ」ってこと。
デート後の別れを惜しんでる頃が一番幸せかも。
そんな気持ちがずっと続けばいいのに(笑)
そんな幸せが続くはずだった小春たちの不幸の始まりって何?
幸せな家族の運命っていつどうなるのか分からないですね。
たまたま自分たちは運良く生きてるんだって思う。
クーラーがないことよりも何よりも、
病気は勘弁してあげてよ~(ノ゚ο゚)ノ カミサマ~
「子供のために」と働いてる親も、
本当は何が子供のためなのか分からないで、
まずはお金のため…生活するためだから当然。
小春を担当する研修医の砂川藍子(谷村美月)は、
生活に困ってるのではなく、自分の夢(仕事)と子育ての両立ができず、
それは夫への不満へと変わり…
「俺、何かした?」 良祐
「してないよ。優しかったよ。
私が仕事と育児で寝込んだ時も、あなた言ってくれたもんね。
”大丈夫だよ。食べて帰るから”って。
そういう優しさ。
”俺のご飯作るの1回許してやったよ”って優しさ」 藍子
これには激しく共感しちゃいましたよ。
藍子の夫のように、
分からないんですよね。。。してるつもり。
言わなくても分かるでしょってことも出来なかったり、
それなのに妻の方を世間知らず扱いしたりして…
会社へ行ってる人は世間のことをどれだけ知ってるんですか?
主婦のネットワークを舐めたらいかんぜよー!
って言ってやりたいけど言わないけどね(笑)
遠い記憶で忘れられないことはいっぱいある。
私の脳内ネットワークが古い記憶を検索開始。。。
新婚当時、体調を崩して寝てた私を残し、
「俺は外で食べて来るからいいよ」って優しさ。
あ~この人を選んだのは間違いだったのか?
冷たいのとは違う。気づかないだけ。
それがバカこの~だべ(笑)
頼み事はどんなことでも嫌な顔をせずにしてくれるパパさん。
言ってもムダだと口チャックできるようになった私。
お互いに大人になれたかも。。。今頃だけど。
今を幸せに思えるのは、娘たちが居たから。
家族ってありがたいと思えるのもそう。
夫婦2人なら「家族」じゃなくて、「同居」だったかもしれない。
注:体験を基にうっぷんを晴らしてます(笑)
息子の心配をしない訳ではない藍子はネグレクトとも違って、
夫への信頼感が取り戻せれば修復可能なのかも。
自分がしたいことは譲れない前提で。
診察に行かなかった小春より、
赤の他人である小春に息子を平気で預ける藍子の非常識さはどうなの。
そんな母を察し、
涙を堪えて「行ってらっしゃい」と言った藍子の息子が健気で(・・、)
小春が子供たちに見せる心の余裕には毎度感心してしまう。
本当に強くて逞しい女性。。。真似できない。
甘えられる人が居ない、涙を見せない、病気を知られないように…
ってもう大変。
貧血で倒れ込んでも、会話の流れそのままに泳いで見せたりして、
子供たちに心配させないように頑張る小春。
でも母親の頑張りを知ってる望海は…
「我慢しないでいいよ」って(・・、)
お手伝いも出来るし、
お母さんの気持ちを察することも出来るし困らせないし、
思いやりのある子に成長したしっかりさん。
この子たちを残して死ねない。。。
母親として同じ思いで見てると泣けて来る。
何が辛いって、死ぬ怖さより子供を置いて行くこと。
そんな小春の思いを、診療時間外でありながら、
医師と言う立場を離れて聞いてくれた担当医の沢村(高橋一生)。
いい先生に出会えて良かった(・・、)
「あなたがお子さんを思うその気持があれば病気は治ります。
僕は全力で治療に当たります。
覚悟なさってください。
死ぬ覚悟じゃありませんよ。
生きる覚悟です。
よろしいですか? 青柳さん。。。お母さん」
看護師たちのヒソヒソ話と冷たい視線が気になって、
廊下で話す2人に集中できませんでしたよ。
電気を消したのもそう…
気づかせようとして店じまいの掃除を始める行為とか、
店側の気持ちも分からないでもない。
そこを敢えて気づかせないようにしてくれてることに気づいた時、
人は感動するんです(笑)
職務と言うよりも、人として…
看護師にあるまじきことを言って見せる現実もまた、
坂元さんらしい目の付けどころですかね。
スイカの端っこから食べる母親同様に、
自分のバームクーヘンを薄く切る小春の気持ちに共感しながら、
母親ってそうするよね~って…
今の私はダイエットのためだけど(笑)
第6話へ
応援ありがとうございます。
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死んじゃダメー!ヾ(*T△T)ダーーー
そうだよ、あんなかわいい子二人残して死ねないよ!生きなきゃ!!!
望海も陸もあんな幼いのに、ワガママ言う事もなく、ほんといい子で泣...
そうだよ、あんなかわいい子二人残して死ねないよ!生きなきゃ!!!
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Woman 第5話:誰にも言えない、母の覚悟【あるがまま・・・】at 2013年08月01日 17:37
■Woman五話
満島ひかりの病状はよくない。けど、子供たちに自分の病気がばれないように薬も捨ててしまう。強烈な眩暈が起きても、そうと見えないようにする・・彼女にとって子供たち...
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Woman五話&ぴんとこな三話感想【NelsonTouchBlog】at 2013年08月02日 10:32
日テレ『Woman』(公式)
第5話『誰にも言えない、母の覚悟』の感想。
結局、自分好みの方向にはいかないようだから…
先週まで、「何を言いたいのかわからない」のと「主人...
Woman (第5話・7/31) 感想【ディレクターの目線blog@FC2】at 2013年08月02日 11:25
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満島ひかり「Woman」第5話
「誰にも言えない、母の覚悟」
今回も良かった!!
基本、このドラマは理屈じゃなくて「どう感じるか、どう心が反応するか」ですかね。
−◆−
...
「誰にも言えない、母の覚悟」
今回も良かった!!
基本、このドラマは理屈じゃなくて「どう感じるか、どう心が反応するか」ですかね。
−◆−
...
満島ひかり「Woman」第5話★今死ねないんです。絶対死んだらダメなんです。絶対ダメなんです。【世事熟視〜コソダチP】at 2013年08月02日 14:16
『誰にも言えない、母の覚悟』
Woman #05【ぐ~たらにっき】at 2013年08月02日 19:49
小春は、病院で再検査を受けて再生不良性貧血と難病を言われた。ステージⅢ.医者は深刻な顔をしていたが、小春は最近体調が良いと言った。
友達の由季がバーベキューに連れて行って...
友達の由季がバーベキューに連れて行って...
《Woman》#05【まぁ、お茶でも】at 2013年08月03日 19:32
この記事へのコメント
屈折した登場人物が多いドラマなので、真っ直ぐな医者に感動しました。
Posted by senchan at 2013年08月04日 16:59
★senchan
こちらにもコメントありがとう♪
あの担当医がここまで親身になってくれるとは意外な展開でした。
世の中悪い人ばっかじゃないし、悪いことばっかじゃないって思いたい。。。
こちらにもコメントありがとう♪
あの担当医がここまで親身になってくれるとは意外な展開でした。
世の中悪い人ばっかじゃないし、悪いことばっかじゃないって思いたい。。。
Posted by mana at 2013年08月05日 14:00