2009年06月04日

『アイシテル~海容~』 第8話

私のピークは6話だったような気がします。
何だか…
泣かせようとしてません?
逆にテンション下がるわぁ。。。引っ張りすぎだし。


審判で読まれた智也の日誌もそう。
富田調査官は手を加えてないでしょうねぇ。上手過ぎ(;¬∀¬)ヾ(゚∇゚*)コレコレ
読み方も調査書を読むと言うより、子供への本の読み聞かせのようで、
仕事の枠を超えて感情的な葉子の姿にも、違和感でした。


看板の謎もよく分からなかったんですけど、
智也がいつも羨ましく見てたってだけのことですか?
その看板が目に入って、きよたんにちょっと意地悪になってしまった…

〈待ってなんかいない。僕は清貴君にそう言いました。
 あの看板のようにいつもお母さんに抱きしめてもらってる清貴君に、
 とてもムカついたからです。そしたら、清貴君は僕にこう言いました。
 お兄ちゃん嫌な奴。大っ嫌い。お兄ちゃんのママとうちのママを一緒にしないで。
 お兄ちゃんは、すごく悪い子なんだ。だからみんなお兄ちゃんを大っ嫌いなんだ〉

あの看板のように…だなんて出来すぎた文章に感心しますね。
特に下線のような表現の仕方は10歳では高度ですもん。


「分かるよ。お姉さんが君を怒るの」
「僕、帰る!」
グローブを叩きつけたきよたんにキレる訳ですね。
しかし、自由奔放なきよたん。学校では友達と問題はなかったのかしら。
お姉ちゃんの前で両親に対して可愛がられるワザも持ってましたしね~。
智也だったからこそ、深い傷を受けたのかもしれませんが。。。


それはお母さんが買ってくれたグローブ。

「僕のお母さんを悪く言うな!」。。。


さつきが涙を流して聞いてるんですが、
ここで流れるBGMも、いつぞや流れたあの…
行きつけの岩盤浴で流れる癒し系音楽なんですよね~ヾ(゚∇゚*)ナンデヤネン
BGMって重要なのに、個人的に泣けなくて困った~。
しかも違和感ある葉子の音読が、泣かせようとしてるようで/(-_-)\

「僕は悪い子です。僕は悪い子です。悪い子です。悪い子です。…」
「お母さんを許して」と智也を抱きしめるさつき。
う~ん。こういう持って行き方をしちゃいますかねぇ。
こういうのは、よくある”ベタ”でもなく、
何か冷める。

泣きツボはこういうことじゃないんですよね~。
帰宅した葉子が息子を抱きしめて泣くシーンも何か違う。。。残念。

共感・感動できるところがなかった中、
聖子には感情移入しちゃいました。板谷さんがお上手だから~。

審判の記録を見せて貰う小沢夫婦。
「私達は、ようやく知る権利を与えられたんですね。
 最後に清貴が何を言い、何を見たのか、親として知ることが出来る。
 聖子、これで終わりにしよう」

そして、智也の証言を信じようとしない秀昭でしたが、
これが被害者側の本当のところでしょう。

「清貴君は、心からお母さんを愛していたんだと思います。
 ですからその少年に、うちのママとは違うと、素直な気持ちをぶつけて。。。」
葉子の被害者側への配慮は流石です。

「犯人の少年も、お母さんを愛してたんですね。
 その子に会わせて貰えませんか。その子に伝えたいんです。
 清貴は、傷つけるつもりで言ったんじゃないって。
 だって、その子の中で清貴が酷い子のままだなんてそんなの、
 清貴が可哀想すぎます」

思いやりも含め、涙で訴える聖子の気持ちに泣けそうになりました(・・、)


被害者家族からの手紙を読み上げる葉子。。。

加害者に会うことが許されない聖子が、手紙に何を託したのか。
聖子の海容に泣かされるかも。。。
景気と共に低迷期な私を救って下さい(-人-)
次回に期待!


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この記事へのコメント
mana様、こんばんは。

胸騒ぎを感じながら
日々を過ごす心配性の人々は
つつがない一日を送る喜びを堪能でございます。

いつも最悪のケースを考えながら
仕事をしている人たちの危機感は
毎日ヘトヘトレベルです。

それに対していつものんびりしている
鈍感な人々は最高にハッピーなのですが・・・
そういう人々はその幸せに気がつかない。

世の中って上手くできてるなーと感心する今日この頃でございます。

いかにも手馴れた調査官・葉子ですが
少年が少年を殺害する事例は手馴れるほどはないので
実は・・・毎日ギリギリの緊張の連続。
後輩を叱り飛ばしたりするのもただのイライラ。
息子を抱きしめて泣くのもクタクタだから・・・。
とキッドは妄想しています。
葉子は慣れない事例に誠心誠意おつとめしているのですが
あきらかに生身を知っている加害者びいきの心情です。

まあ・・・タイトルに向かって
被害者家族の心情を誘導する水先案内人でございますからーっ。

まあ、聖子の手紙に
「キヨタンは悪気があったのではないのです。
キヨタンはあまりにも天使なので
ただ眩しかっただけ・・・
あなたはただ太陽の眩しさに
目をつぶってしまっただけ・・・
ああ、キヨタン、あなたはどうしてキヨタンなの・・・」
と書いていないことは保証いたします。
Posted by キッド at 2009年06月05日 21:02
なるほど、そのための下線なんですねぇ。
供述してた時は「あの子」でしたからね。

もしかしたら富田さんの方で
脳内変換して読んでるのかもしれませんね。

そうそう、BGMって大事ですよね。

別の番組ですが今回見たドラマ「BOSS」では
プリズン・ブレイクのBGMが使われてて
チョット違和感を感じました ̄▽ ̄ゞ

あまり自分はこれを泣かせるためのドラマって
いう風には見てなくて

親と子の関係をひたすらに描く姿を見て
考える作品という事で見てるから冷めずに
すんでるのかもしれません。

まぁこのドラマがもしつまらなかったら
佐野さんが冬彦さんになって加害者をこれでもかと
追い詰めるほど、暴走する姿を妄想するんでしょうけど
(; ̄∀ ̄)ゞ
Posted by ikasama4 at 2009年06月05日 22:02
>泣かせようとしてません?
>逆にテンション下がるわぁ。。。引っ張りすぎだし。
さすがに3ヶ月もひっぱる内容ではないと思うんですよね~。リアルさというのが面白いというのは錯覚で、本当にリアルなものはつまらない。リアルだリアルだといわれてるものの殆どは、作られた見せ掛けのリアルなんですが。
泣かせる方向は1話からブレてはいないんですが、泣かせる内容というようないい話ではなくある意味どうしようもないやるせない話をすんでしまってから、その加害者家族と遺族がすったもんだする話は詳しく見聞きしてもあまり美化は出来ない話なんですよねえ。そういう方向がこの話を作りすぎてると思います。

>富田調査官は手を加えてないでしょうねぇ。上手過ぎ(;¬∀¬)ヾ(゚∇゚*)コレコレ
実際は大人が書いてるわけですから。(笑 意味不明のものにしないためには致し方ないのでしょう。そもそもそういう作り方に問題があるんだよなあ。本当はもっと事実確認に時間がかかるはずだと思うんですよね。原文のまま読むという裁判の方式の中に登場したのも嘘臭さが出てるんでしょうね。
>仕事の枠を超えて感情的な葉子の姿にも、違和感でした。
これもこの話では一切描かれない卑怯な話ですが、少年犯罪はもっと悪質だったり、矯正が必要だったりする話があるわけで、そういう中ではちゃんと自分の生活を取り戻してあげたいと思う加害者であったにすぎないんですよねえ。

>看板の謎もよく分からなかったんですけど、
>智也がいつも羨ましく見てたってだけのことですか?
こういう深層心理の話は確かにわかりづらいかもしれません。
そういう意味では単純にお母さんが好きとか、母親が挨拶をしないのは自分のせいだとかそんな単純な事で割り切れる話でなく、もっと詳細にいえば、複雑な気持ちなんですよ。
愛憎というのは、本当に近い感情なので愛が強ければ、憎しみも強い。しかし、その方向を親に向けられず自分が背負ってしまう気性。とはいえ、本質でいえば、その憎しみの矛先の正しい方向は本当は親に向けられるべきものなんですよね。それをあの看板は「羨ましい光景」と共にその自分が開けてはいけない自分が醜いと思う親に対する疑問の扉を揺り動かしてしまうんでしょうねえ。それを本能的に察知してしまうから看板そのものに近づこうとしたがらなかったのでしょう。
まあ、結果を見てもらえればわかりますが、扉を揺り動かしたからといって扉が必ず開くわけでもなく、そういう危ない扉を動かす事によって制御できない感情が動くことの方が危険です。これは大なり小なり大人でも同じ事があるんですよ。

>あの看板のように…だなんて出来すぎた文章に感心しますね。
>特に下線のような表現の仕方は10歳では高度ですもん。
高度なのもありますが、とても冷静に表現が出来ているのが気になります。
本来、もっと感情的な文章になるべきなんですよねえ。その為に説明手順が入れ替わってしまうとか。
>「分かるよ。お姉さんが君を怒るの」
実際、キレた以外ではかなり冷静に分析が出来ている賢い子ですよねえ。
この台詞、売り言葉に買い言葉としてはビンゴ!で正解なんですから。
>しかし、自由奔放なきよたん。学校では友達と問題はなかったのかしら。
>お姉ちゃんの前で両親に対して可愛がられるワザも持ってましたしね~。
>智也だったからこそ、深い傷を受けたのかもしれませんが。。。
まあ、得な性格だったのでしょうね。愛されている事が裏目に出て自由奔放に生きて人に感謝もないまま人を傷つけその結果死んでしまったのだから因果応報といえるのでしょうけれど。
>ここで流れるBGMも、いつぞや流れたあの…
>行きつけの岩盤浴で流れる癒し系音楽なんですよね~ヾ(゚∇゚*)ナンデヤネン
>BGMって重要なのに、個人的に泣けなくて困った~。
>しかも違和感ある葉子の音読が、泣かせようとしてるようで
その意図はあるでしょうね。まず泣かせようとしている事。
もうひとつ、凄惨な子供同士の中で命を殺める結果になったリアルさを弱めておかないと、敏感な視聴者からお叱りを受けますので(そういう素材を選んでおいて今更ですが)そこは現実感を薄めないといけないジレンマがあります。
だからこういう無理のある泣かせる話を3ヶ月もかけてやる意味って結果的にはウソやごまかしになっちゃうからイヤなんですよねえ。

BGMといえば、「BOSS」で悪質な連続女性暴行事件の供述シーンで軽快なスキップでもして歩くようなイメージの楽しそうな曲がバックで流れてまして、それは本当に顔をしかめてしまいました。ニュースでも刑事ドラマのBGMを使って漫画っぽく報道事件を流していたりしますが、そういうショーアップはいらないんですよねえ。

>「僕は悪い子です。僕は悪い子です。悪い子です。悪い子です。…」
>「お母さんを許して」と智也を抱きしめるさつき。
>う~ん。こういう持って行き方をしちゃいますかねぇ。
え~、mana様の一環して言われていたさつきの自己満足や自分勝手がここでも発揮されてます。
息子はこういう状況に陥っても相手も責められず、親も責められない孤独な状態なんですよねえ。こういう時は、江原さんも言ってますが、親だとしても自分の非を認め謝る必要があるんですよねえ。結果、自分が許される事が先に来てはいけないのですよねえ。これは、遺族同様、ただひたすら詫びていく姿を見せないと。
もともと息子は母を責めてないわけですから、「許して」という言葉には相手に「おまえは、本当は私を許してない」という心理的な圧迫を与えてしまう可能性が大きいのですよねえ。こういうのが本当に難しいのはほんの微妙な加減でストレスになるので原因が捉えにくいのですよねえ。
>泣きツボはこういうことじゃないんですよね~。
>帰宅した葉子が息子を抱きしめて泣くシーンも何か違う。。。残念。
そうそう。こういうところで感傷的な言動を直接挿入することでウソくささが増すっていうのはありますね。人間てもっと何気ないそんな反応で過ごしていかないとやっていけないのです。作りこみすぎなんでしょうねえ。あんなに感傷的だったら他の凶悪事件とかで精神が持たないでしょう。
>聖子には感情移入しちゃいました。板谷さんがお上手だから~。
最終的には海容ですからねえ。その中でも許す機軸に立つキーマンは彼女ですもんね。なんとか救いのポイントを探すmana様としては今は彼女に感情移入するのが一番でしょう。というか、登場人物の中で一番人間としてあるべき向き合い方をしているのも今は彼女だけなんですよね。はっきり言うとそれまでは誰もいなかったわけですが。(悲

もうひとつ、さつきさんの自分本位な言葉ですが、「申し訳ないけれどあの子は生きてる」キヨタンとの位置関係が出来ていないんですよねえ。命を結果的に奪ってしまったわけですから、その責任に立っていたら生きる責任というのはそういうものではないと思うんですよ。まあ、スタートラインがあまりに遠かったのでちゃんと人としてのラインになかなか近づけないのはわからないではないですが、それで泣かそうとしてるのが違和感なんですよねえ。
若い頃沢山、家族を見送ってきたので、生きているという事は死んだものに対しての責任を自動的に担うものだと思うんですよね。死者は生きていたいという無念を抱えて逝くわけですから。だからこそ、生きる事が大変であっても、生きている限り、頑張れる限りは何かに向かっていかなければならない義務があると思うんです。
生かされているという事はそういうことなんだなあと思うのですよねえ。

>審判の記録を見せて貰う小沢夫婦。
裁判というものがああいいうものかと思ったのは少年犯罪なのに専門用語の羅列で事実確認。これは実際そうなのだろうから、(変えるべきだとは思うけれども)まあ仕方がないとして…。
もう一点。殺意を持って殺したというのは???ですね。確かに、キレて相手に対して暴行を加えようと意識はあったと思いますが、いきなり「殺してやる」みたいな具体的なことを思うわけはないと思うんですが。それも本人は後悔してるのだから、「殺人」と言われればそのままその言葉を受け入れてしまう。
この事件は、傷害致死、つまりは殺意のないところの傷害行為における不幸にして死亡に至った事故で、大人でも未必の故意(確実に死ぬ事がわかっていてやった事)とは言い難いので、「殺人」ではなく「傷害致死」だと認定されるべきでしょうね。

>「私達は、ようやく知る権利を与えられたんですね。
これも加害者への情報開示はここ最近の話で、加害者のプライバシーが優先されていたんですよね。法律は加害者権利を中心に出来上がっていったものだというのがよくわかります。そもそも、権利自体を考えてないところにそういう権利関係を乗せていったからこそ、弁護士がついている加害者権利が守られていたということですからねえ。
>そして、智也の証言を信じようとしない秀昭でしたが、
それもある意味、精神の傷といえば、そうなんでしょうけれど…。
ここまで見てきてずっと思っていた違和感なんですが、家族全員がいつでもキヨタン、キヨタンと呼称している事にすごく人格過保護を感じるんですよねえ。
そういう意味では、やっと冷静になってきた聖子の方が事実にややまっすぐ目に向き合えているというだったんでしょうねえ。
>思いやりも含め、涙で訴える聖子の気持ちに泣けそうになりました(・・、)
人は救える人は救う義務を持って生まれているのだと思います。救う事で救われる。
キヨタンにたいする過度の愛情の清算はそういう生き残ったもの同士がどう関わりあって生きていけるかの課題の上にあるのでしょうねえ。

>被害者家族からの手紙を読み上げる葉子。。。
おそらく、手紙には何らかの救いが書かれているのだと思います。相手を許す事は大変なことだと思いますが、反省してないとか繰り返すような人間なら許す許さないとか言う前に注意をしなければならないだけで、憎み続けたりする事はその本人にとっても不幸な事ではあります。
呪縛から開放される事は、自分自身の心がけからでしょう。聖子は手紙を書く事で自分も救われたと思います。まあ、来週はその手紙の確認でしょうねえ。
Posted by しとろえん at 2009年06月06日 09:03
★キッドさん

こんばんは~。
危機感を全く感じることもなく、
のんびり鈍感の日々を送っている私です((^┰^))ゞ テヘ

今日は二日酔いと闘いながら仕事しました。
楽しんだ後には頑張らないといけないんだとムチ打って(笑)
交差点で歩行者信号待ちしてても、
地下鉄のホームに立ってても、
トレーラーの横を車で通り過ぎても…
無事だったことに感謝します。

>世の中って上手くできてるなーと感心する今日この頃でございます。
事故に巻き込まれて亡くなる人はどうして選ばれたんだろう。。。
と不思議な運命を感じる今日この頃の私です。
そして、自分はとても運良く生かされてるんだと感心します。

>後輩を叱り飛ばしたりするのもただのイライラ。
そうそう、ここでも感情的になってて、後輩が謝ってましたけど、
そこは謝るとこ?みたいな違和感の方が強く残りました。
本来なら「田中さん、いいこと言ったな~」ってシーンのはずなのに。

>あきらかに生身を知っている加害者びいきの心情です。
始まるまでは、葉子の存在が両家の潤滑剤になるんだろうと予想してたんですが、
さつきが見せた笑顔を美帆子が目撃したあのシーンから、
調査官なのにいいの?な態度が目立ち始めたような気が…
しないでもない(^_^;)

>被害者家族の心情を誘導する水先案内人でございますからーっ。
そうそう、だからこそ出過ぎず、さり気なくお願いしますです。
そして百恵ちゃんの「夢先案内人」を思い出す。。。♪
そんな~ そんなぁ~ 夢をぉ見ぃ~ま~したぁ。。。
…もっと聴く?('▽'*)ヾ(゚∇゚*)オイオイ

>ああ、キヨタン、あなたはどうしてキヨタンなの・・・」
>と書いていないことは保証いたします。
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
おぉロミオ~!


★ikasama4さん

>供述してた時は「あの子」でしたからね。
確かにそちらもですね(^_^;)
私が気になったのは「…そう言いました」「…こう言いました」の方なんです。
普通「待ってなんかいない。僕は清貴君にそう言いました」は
「僕は、待ってなんかいないと清貴君に言いました」だと思うんです。
どうでもいいっちゃぁいいことなんですけどね、
全てが綺麗に整頓されてるようで違和感だらけだったんですよ。

>脳内変換して読んでるのかもしれませんね。
ikasama4さん、上手い言い方しますね~。そうしとこ(笑)

今回の『BOSS』はまだ未見なんです。
BGMを意識して見てみますね。
しとろえんさんが違和感を感じた所と同じでしょうかねぇ。
お二人の違和感を是非確認したいですわ!

>佐野さんが冬彦さんになって加害者をこれでもかと
>追い詰めるほど、暴走する姿を妄想するんでしょうけど
(≧∇≦)ノ彡バンバン!
時折、冬彦さんを思い出させるとこがあるんですよ。
まさかikasama4さんも?(笑)
あの頃は佐野さんも若かった~。。。
Posted by mana at 2009年06月07日 00:17
★しとろえんさん

>さすがに3ヶ月もひっぱる内容ではないと思うんですよね~。
7話で終わっても良かった(笑)

>泣かせる方向は1話からブレてはいないんですが
そこは始まる前から期待してた所なんです。
『容疑者X~』を思い出し…
泣かせようじゃなく、こちらが感じて泣けるんですからね。

>そういう方向がこの話を作りすぎてると思います。
作るから引いちゃうんですよね。
でもそうやって始めから冷静に見たくないし…
でも今回の作り方には参ったし。
まださつきにブーイングだった頃が懐かしい(笑)
今回は唯一ラストの小沢夫婦に託してました。

>原文のまま読むという裁判の方式の中に登場したのも嘘臭さが出てるんでしょうね。
それを読む富田調査官の感情の見せ方も違うでしょ。
あれほどまでに表情に出さなくても感じさせることは出来たでしょうに。

>愛憎というのは、本当に近い感情なので愛が強ければ、憎しみも強い。
これを智也が演じるに、今思い返すと分からないですね~。
無口な智也に「何か抱えてる」と思わせてましたよね。
そして「あの日からただいまを言わなくなった」と引っ張り、
でも実はママのことが大好きだったって?
自分が背負ってしまう気性だったんですか?
う~ん分かり難い。
きよたんを何度も叩きつけたのも…
きっと何かが憑依したんでしょ。チガウカ

あの看板は智也の心のスイッチを入れてたってことでしょうか。
いつもそれを見ては、両親と喋ってしまいそうになる自分を、
「いかんいかん」と戒めてたとか。
だって小学生ですよ。
心に決めても一緒に生活してたら喋っちゃうものでしょう。
大嫌いならまだしも、本当は大好きって…
そんなに奥深いお話なんですかね~。

小沢家が野口家を海容することが出来ても、
智也の心の扉を開くことが出来るのは、さつきしか居ないんでしょうし。
どういう結末を迎えるのか…
いや結末なんてないのかもしれませんね。

>本来、もっと感情的な文章になるべきなんですよねえ。
>その為に説明手順が入れ替わってしまうとか。
何と、もしかしてそれも計算に入ってたりして?

>実際、キレた以外ではかなり冷静に分析が出来ている賢い子ですよねえ。
そうですよね~。。。
私、とんでもない逆転劇を想像してしまいましたけど…
実際、そんなに賢い子なら自分の罪を軽くする術ぐらい考えるかもしれません。怖っ!
まぁそれはドラマ的にはないってことで(^_^;)

>だからこういう無理のある泣かせる話を3ヶ月もかけてやる意味って
>結果的にはウソやごまかしになっちゃうからイヤなんですよねえ。
本当、2時間SPで十分でしたよね。
その方が現実的に色々と考えさせてくれたかもしれない。

『BOSS』明日見ますね(^_^;)

>ニュースでも刑事ドラマのBGMを使って漫画っぽく報道事件を
>流していたりしますが、そういうショーアップはいらないんですよねえ。
ありますね~。
そういうことでもBGMって重要ですよね。
OKを出した人のセンスも…
ねぇ(^_^;)

>結果、自分が許される事が先に来てはいけないのですよねえ。
そうでしたかぁ。そこは気づきませんでしたわ。
ただ「お母さんを許して」と泣くさつきに引いたんです。
ってあのさつきオーラは同じなのか(^_^;)
なら黙ってただ抱きしめてあげればいいものを、
こんなことしてお涙頂戴なのかぃ?って瞬間感じたんです。

>「許して」という言葉には相手に
>「おまえは、本当は私を許してない」という心理的な圧迫を与えてしまう
しとろえんさん、深い所まで読みますね~。
「許して」にそんな深い意味が隠されていたとは!流石~。

>そうそう。こういうところで感傷的な言動を直接挿入することで
>ウソくささが増すっていうのはありますね。
しとろえんさんも感じました?良かった~。
もう書きながら、私だけがハマらないのか不安になって来ましたもん。
葉子のあの抱きしめ号泣シーンは要らないでしょう。
調査官の仕事は持たないですわねぇ。新人じゃあるまいしです。

>なんとか救いのポイントを探すmana様としては
>今は彼女に感情移入するのが一番でしょう。
わはは(^▽^;)
しとろえんさんに読まれてるのが嬉しい。そして正しい(笑)

>「申し訳ないけれどあの子は生きてる」
>キヨタンとの位置関係が出来ていないんですよねえ。
>それで泣かそうとしてるのが違和感なんですよねえ。
なるほど~。違和感だらけ。
そうしてみると、脚本や演出ってホント簡単じゃないですね~。
『容疑者Xの~』…ってヾ(゚∇゚*)もういいから(笑)
あ、『ウォーリー』のように言葉がなくたって泣けるんですよ!

>若い頃沢山、家族を見送ってきたので
そういう経験があるとないのとではまた大きく違うでしょうね。
そうでなくても、さつきと言う人間像が軽く見えちゃってるんですから。

>この事件は、傷害致死、つまりは殺意のないところの
>傷害行為における不幸にして死亡に至った事故
あぁそうでした。
肝心の「殺人」か「傷害致死」かは吹っ飛んでましたσ(^_^;
もうそこもどうでも良くなってたのか~。

>法律は加害者権利を中心に出来上がっていったものだというのがよくわかります。
>弁護士がついている加害者権利が守られていたということですからねえ。
なるほどですね~。

>家族全員がいつでもキヨタン、キヨタンと呼称している事に
>すごく人格過保護を感じるんですよねえ。
そうでしたね~。もうこの違和感にも慣れて来た頃でしたよ。

>人は救える人は救う義務を持って生まれているのだと思います。救う事で救われる。
これは良い言葉ですね。そういうことですよね。
自分が人を救うなんて思ってもみなかったのに、
役に立てた喜びは、自分の存在価値を感じます。大袈裟なようですけどね。
ちょっと話がズレてますね。。。っていつものことですがσ(^_^;

>聖子は手紙を書く事で自分も救われたと思います。
私もその手紙で救われたいと思います。
Posted by mana at 2009年06月07日 23:39
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