2009年05月21日

『アイシテル~海容~』 第6話

今回は彩乃に功労賞を差し上げたい。
結婚はダメになっちゃいましたけど、彩乃なら大丈夫!
あんな小っちゃい男、こちらからお断り~だ。

小っちゃいと言えば…
あの和彦がこんなに早く激変したのには驚きました。
やっと、やっと普通に見る事ができる日がやって来てホッとした回でしたわ~。

美帆子も彩乃も、さつきに酷いことを言ったと後悔するんですが、
だからこそ相手のことを思い返すことが出来るし、
自分も反省し成長出来るんですから、良かったと思いましたよ。

さつきに言い放った彩乃のセリフには正直スッキリしましたもん。
ありがとう彩乃。

「いい加減、優等生ぶるのやめてよ。…
 勉強も出来たし、ちょっと綺麗な顔してるからって
 昔から周りのみんなが喜びそうなことばっか口にして、
 お姉ちゃんみたいになんなさい。お姉ちゃんを見習いなさいって、
 私いっつも比べられて…もううんざりよ。
 智也だってきっと私みたいに思ってるわよ。
 だからあんなことを。。。」

しかし「ちょっと綺麗な顔してるからって」には、
姉妹の配役に、そういう理由があったからなのかと複雑な思いでしたわ。
大丈夫よ、彩乃にはさつきが持ってないものがあるんだから!

私は子供の頃「お姉ちゃんなんだから」と言われて来た思いがあるので、
娘にはそのセリフを絶対に言わずに育てて来ました。
それでも、姉妹ってどちらが得なんてありませんね。
上には上の、下には下の言い分があるんですもん。


「お兄さんが仕事に打ち込めたのは、 
 お姉ちゃんが一人で子育て頑張って来たからじゃない。…
 お兄さん一人だったらどう?自信ある?…
 お兄さんに支えて欲しいだけなんだ。…
 お兄さんにしか出来ないのよ。
 だって、本当に辛い時は好きな人に傍に居て欲しいんだから。
 そうじゃなきゃ、一緒に居る意味ないじゃん。だって夫婦でしょ」

彩乃のこの言葉も和彦に届いたようです。
さつきが入院する病院へ行き、「色々申し訳ありませんでした」と、
さつきの母親に頭を下げる和彦も立派。
「辛い事、たった一人で悪かったな」とさつきに謝る和彦もステキでしたよ。

何と言っても、息子に向き合った和彦には泣かされましたから~。
これぞ山本太郎!って演技を見せて貰えましたよ。

「どうして来たの?」
「お母さん、具合悪くてな。… 
 だからお父さんがカブトムシの面倒みなきゃなぁって」
「カブトムシ?」
「聞いてないのか?お母さん買って来たんだ。虫嫌いなのにな。…
 また来るよ。だから、お母さんにも会ってやって欲しい」
「あの時、キャッチボール楽しかった」
そう言って面会室を出る智也。
和彦の震える背中を見る智也は何を感じたでしょう。
和彦の男泣き?父親泣きに泣けるわぁ(T_T)
ここでCM入るかなー!


きよたんの納骨が決まり、秀昭の言葉に返した美帆子が面白い。

「小沢家のお墓には、おじいちゃんもおばあちゃんも
 みんな一緒に入ってるんだ。ちっとも寂しくなんかないさ」
「でも、きよたん、おじいちゃんもおばあちゃんも知らないじゃん」…ププ
美帆子らしいと言うか子供らしいセリフに、ここは笑っちゃいました。
小沢家も前へ進んでるんですよね。


病室で失意のさつきに一喝する母親の敏江も良かった~。

「見損なわないでちょうだい!
 お母さん、あなたと彩乃を生まなきゃ良かったなんて、
 一遍だって考えたことないよ。…
 辛いことはあった。苦労だってあった。けど、
 それを乗り越えて来られたのは、あなた達が居たから。…
 さつき、あなたが居ないってことは、智也も居ないってことなんだよ。…
 親って言うのは、子供のために頑張ってこそ生きてることになるんだよ。…
 あなたが一緒に償っていかなかったら、智也はどうするの。…
 ご遺族には絶対甘えちゃいけない。
 これからだって辛いことはある。死ぬほど苦しいことだってある。
 だけど、生きて行かなくちゃいけないんだよ」

さすが長いこと母親やってます(・・、)
そして、やっとこのドラマが伝えたかったものが見えた気がした瞬間でしたよ。
”このドラマを全ての母に捧げます”
この言葉を思い出し、ピタッと嵌って良かったシーンでした。
もう~、今まで意地悪ぅ。


そしてここにも苦しんでる父親が居ました。
家族の前では気丈に振舞っていた秀昭でしたが、きよたんの遺影の前で。。。

「…悔しさも、悲しみも、あの日から何も変わっちゃいない。
 だけど、家族が前に進むために、きよたんにも手伝って欲しい。…
 パパ達家族を見守っていてくれ、きよたん」
そう話しかけ涙する秀昭に泣ける~(T_T)


さつきは新たな気持ちで再度、小沢家へ手紙を書きます。

「…前回の無礼な手紙を心からお詫び申し上げます。
 …ただ一生をかけ息子に罪の深さ、その過ちの重さを気づかせるために
 私たちが生きて行くことをどうかお許し下さい」

そうなのよ。これなのよ~。
さつきもやっと前へ進めましたね。
やっと、やっと重いドラマから深いドラマに変わってくれて、ホッとした~。
今回はよく泣いたし(/_;)
前回からもうどうなることかと、自分を心配しましたよ。


葉子がさつきに対して、優しく慰めて、強く励ましてるのを見ていて、
いつも甘い優しさだなぁって感じてました。
敏江の場合は母親ですもんね、あのぐらいの強さは必要だったと思います。
で、『BOSS』の天海ボスを思い出してました。
救急車の中…木元(戸田恵梨香)をまず叱り、そしてちゃんと謝るって凄いです。
片桐(玉鉄)がまず「大変だったな」と労おうとした所を被せたのも上手かった。
ボスだったら、さつきをどう扱うんだろう(笑)
色んな励まし方があるんだなと。。。
タイプも色々…ご利用は計画的に♪チガウカ


そうそう、葉子の息子・健太役の吉川史樹君って…
『アットホーム・ダッド』で宮迫パパの息子役だった、
あのめちゃ可愛かった子じゃないですかぁ。大きくなって~。
今回しっかりと顔を見て気づきました。今頃~(^_^;)
シャブリさんから『役者魂』の姉弟の顔合わせだと聞いて驚いたんですが、
あの子だったなんてすっかり忘れてましたわぁ。ホント記憶力のない私です。


「おばさん、僕全部話すよ」
次回は智也の口から真相が聞けそうです。


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この記事へのコメント
今回は敏江の言葉に泣かされました。
長年母親やってきた言葉の重みがね・・・
どーんときましたわ・・・
そして感情的になってしまった彩乃でしたが、家族として姉を支えていく決意ができたようだし・・・
私も『ちょっとばかり顔がいいからって』ってセリフ
ちょっと、ん?って思ったわ~(笑
でも、今回、何よりもあの和彦がやっと智也と向き合う気になったのがスゴイ!
全てをなくして、やっとわかることってあるんですかね・・・
さつきも一筋の光が見つかったって感じでしょうか・・・
でも、いちいちそれを小沢家に知らせなくても・・・って思ったりもしました。
Posted by きこり at 2009年05月21日 17:56
> 今回は彩乃に功労賞を差し上げたい。
> さつきに言い放った彩乃のセリフには正直スッキリしましたもん。
やっぱり!そう思いましたよね!!

> そう話しかけ涙する秀昭に泣ける~(T_T)
もれなく、私も、やられちゃいました。
佐野さん、良すぎです!

> 『アットホーム・ダッド』で宮迫パパの息子役
おお!そうかぁ~。私、調査不足・・・(^^ゞ

> 「おばさん、僕全部話すよ」
> 次回は智也の口から真相が聞けそうです。
そうなんだよ~。引っ張りすぎなんだよ~。
なにが直接のきっかけになったのか、次回に期待したいところです。

今日のおみやげ。
(60s Ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=8_Xu8qkp49M
ちっちゃい はぐるま まわして クルクルかみあう 二人は
Three Two One で take your one more place(?)
Posted by 『風のシャブリ』(別名、狐の運び番) at 2009年05月21日 19:32
今回はさつきと和彦ら
事件に立ち向かう加害者側の描写をメインだったので
「良かったね」って感じで見てました ̄▽ ̄ゞ

といってもまだまだこれからなんですけどね。

>ただ一生をかけ息子に罪の深さ、その過ちの重さを気づかせるために
>私たちが生きて行くことをどうかお許し下さい

そうですねぇ。
死んで償うなんてそれで終わりな訳で

それで被害者側には更に重いものがのしかかりますからね。

生きてこそ

これが償う上ではとても大事です。
Posted by ikasama4 at 2009年05月21日 20:32
ikasama4さんの後で恐縮ですが・・・ 早い仕事師を・・急告
http://www.youtube.com/watch?v=PLhy_4PDJ1o
Posted by 『風のシャブリ』(別名、狐の運び番) at 2009年05月21日 23:08
★きこりさん

私は「キャッチボール楽しかった」で涙腺切れちゃいました。
そこからは和也にも秀昭にも貰い泣き。
敏江の言葉はグッと来ましたよね~。
でもね、どうして今頃?な母娘関係も感じましたよ。
やっぱり彩乃とは違う育て方をして来たのかな~。
長女の方が遠慮してる?
ちょっとばかり顔がいいから?ヾ(゚∇゚*)ンナコターナイ

きこりさんは和也を許せたかな~って思ってたの。
私は、和也にはそんな熱い思いを寄せてなかったから、
思ったよりも早く泣かせて貰っちゃった(^_^;)
配送会社に採用された時の驚いた顔。救われて良かった。

>でも、いちいちそれを小沢家に知らせなくても・・・って思ったりもしました。
ホントだ(笑)
でもそれじゃ~ドラマにならんのよ。フフ


★『風のシャブリ』(別名、狐の運び番)さん

ってたまには呼んで、あ・げ・る♪

今回はさつきよりも私の方が救われましたよ。
暴れずに済んだわ(笑)

聖子が変わって来たので秀昭が悪い奴に見えてしまいそうですが、
優しいですよね。妻と娘のためを第一に考えてくれてますしね。
きよたんの前でつい漏らしてしまった言葉と涙。
佐野父さんには泣けましたよね~。

>おお!そうかぁ~。私、調査不足・・・(^^ゞ
うそ~!シャブリさん、そっちは気づいてなかったの?
私はいつも子役の名前にはピンと来ないんだけど、
あの子の顔は特に可愛くて印象的で。。。
って言いながら『役者魂』の方はうろ覚えσ(^_^;テヘ
『アットホーム~』で、
学芸会でのネズミの着ぐるみ姿が忘れられない。

お土産いつもありがとう。
退屈しないわぁ(笑)
てか私をマインドコントロールしてるでしょ。
いやサブリミナルかもしれん!


★ikasama4さん

>「良かったね」って感じで見てました
あ~、ikasama4さんは冷静だわぁ。
たまには泣いて下さい(笑)

これから泣けちゃうかもしれませんよ。
智也がムカついた理由を知ったら…(T_T)ナイカ

>生きてこそ
>これが償う上ではとても大事です。
そうですよね。
最初の手紙とは違って、
自分本位ではなかったことが伝わって来て良かったです。
「私たちが生きて行くことをどうかお許し下さい」
この言葉はグッと来ました。
加害者にはどんな言葉も受け入れられないと思いますが。。。

さていよいよ次回は智也から理由が聞けそうですね。
甘い?(^_^;)


★『風のシャブリ』(別名、狐の運び番)さん

ikasama4さん、Help me ~~~~~(ノ゚ο゚)ノ

だから「オッサン」は目に焼きつくってば!
スッと終わって良かった~(* ̄m ̄)プッ
Posted by mana at 2009年05月22日 17:53
かなりダメージを受けられた5話のようでしたが、6話で救われてよかったですねえ。
mana様が感情移入をしすぎるから疲れちゃうんですが、この手のある意味救いようのない部分の多いドラマこそ距離を置いてみないと精神的にもキケンなのですね。
独自に見つけたカウンセリングの方法ですが、プロの方と話してもほぼ意見は一致しますが、対人の仕事や人の心とかかわる事はある一定の距離は必ず置くのが原則で、それを忘れて近づきすぎると相手の悩みや迷いの部分と同化しちゃうんですよね。つまりは聞いてる側も安全でなくなるんです。いいアドバイスを与える為には常に一定の距離を取って自分の状態を崩してはならない。これが、この手の不幸なドラマと関わる正しい姿勢といえます。というわけで、6話の全体的な感想は後回しにします。(笑
ま、そんな感じで見ているので実は「MR.BRAIN」も「アイシテル」も同じ目線で見てるんですよ。

>あの和也がこんなに早く激変したのには驚きました。
仕事が見つかってよかったですよね。大きな会社に勤めているとこういう不慮の事故でドロップアウトした時に関連会社から締め出しを食らいがちなので再就職が困難になりますしねえ。仕事中心の男から仕事が無くなると男としての存在意義を見失ってしまいますし。いい方向に進んだのはよいことです。
まあ、今回は全体的にいい方向に進んでいったわけですね。そういうわけでは見てて楽になってきた回ではあります。

>美帆子も彩乃も、さつきに酷いことを言ったと後悔するんですが、
美帆子の場合、教育環境が整ってなかったとはいえ、あれで本当にさつきがすぐ自殺したら更にトラウマを抱えた事でしょうから、いっていい事悪い事というのは例え子供だから許されるものではないでしょうねえ。相手にとって致命傷である言葉は自分にとっても致命傷であるといえます。これもある意味対人の基本原理になります。
情けは人の為ならず。情けをかけるのはその人そのものの為というよりも回りまわって人からかけてもらう情けを自分の出来る時に困った人に還元しているわけで、心を配る事が例え他人であってもちゃんと意味を持ってるわけですよねえ。
>さつきに言い放った彩乃のセリフには正直スッキリしましたもん。
これについては、全く真逆でホンネを言えるいい機会が出来てよかったと思います。
タイミングはあまりいいとは言えませんが、しかしあそこまで追い込まれないと言えなかったともいえるし、わだかまりを取る為にもいいキッカケになったと思います。

>しかし「ちょっと綺麗な顔してるからって」には、
>姉妹の配役に、そういう理由があったからなのかと複雑な思いでしたわ。
>大丈夫よ、彩乃にはさつきが持ってないものがあるんだから!
え?それって、桜田淳子主演「お引越し」でデビューした田畑さんが最初から言われていた演技力の事ですか?(笑
「天体観測」でも田畑さんはかなり不幸な役どころでしたねえ。ちょっと演技力があると不幸な役回りが回ってきますね。志田未来ちゃんも日テレでは不幸な役回りばっか。しかし、今回「BOSS」ではかなりカッコいい犯人役。よかったです。フォビナッチ数列。最近よくドラマに出てくるなあ。ちょっと今キーワードのマイブームです。(笑

>私は子供の頃「お姉ちゃんなんだから」と言われて来た思いがあるので、
私も長兄なのでそんな風に言われてましたよ。(笑 まあ、生まれが早い遅いの損得は絶対生まれてくるのでそれは仕方のない事ですね。
>彩乃のこの言葉も和也に届いたようです。
こういう雨降って地固まる的な展開が今回はふんだんにありました。こういうときでこそ痛みを分かち合って結束すべきですが、実際は責任の押し付け合いとか別居とか、離れ離れになりがちです。田舎の話ですが、うちの近所でもお婆さんの下ろした100万単位の金を近所の悪い兄ちゃんがKO強盗やらかして1週間でお縄になりましたが、その家族は引越しをされたそうです。まあ現実はこんなところかもしれません。
>何と言っても、息子に向き合った和也には泣かされましたから~。
>これぞ山本太郎!って演技を見せて貰えましたよ。
山本太郎君というと未だにメロリンキューとか言って海パンと水泳帽だけで踊っていた「天才たけしの元気が出るテレビ」の「ダンス甲子園」が浮かんじゃうんですよねえ。あの彼が父役として息子に向き合ってると思えば別な意味で感動してますが。

>きよたんの納骨が決まり、秀昭の言葉に返した美帆子が面白い。
美帆子の言葉の端々に孤独感をヒシヒシ感じるんですよ。甘えたいのに背伸びして甘えられない現状を我慢しているような。チケットを握り締め「キャー」と演技までして気を遣ってくれるあの友人しかいないのかと思うとちょっと可哀想。
>病室で失意のさつきに一喝する母親の敏江も良かった~。
>そして、やっとこのドラマが伝えたかったものが見えた気がした瞬間でしたよ。
さすが、藤田弓子さん、吉永早百合さんの同期だけあります。(笑
そうですよね、一番母として冷静に受け止めているのは藤田さんさけかもしれません。
>家族の前では気丈に振舞っていた秀昭でしたが、きよたんの遺影の前で。。。
こういう葛藤もあっても立場上気丈に振舞わなければならない立場。これもつらいですよね。そういう意味では被害者・加害者の家族では一番頑張ってる人かもしれません。
>さつきは新たな気持ちで再度、小沢家へ手紙を書きます。
>そうなのよ。これなのよ~。
そうなんですよね、これですね。(微笑 
人は生きていかなければならないし、何かをなさねばならない。
そういう意味でやっと人としての方向がしたためられた手紙でした。
「生きていてすみません」という著書もあったようですが、罪を犯しそれを刑期として償ったとしても更にその環境で生きる事は苦行のようなものかもしれません。しかし、人は生きるのを許されてる限りは生きなくてはいけない。なんとなく生きてるようですが、生きるテーマは掘り下げれば掘り下げるほど深いテーマです。

葉子がさつきに対して、優しく慰めて、強く励ましてるのを見ていて、
いつも甘い優しさだなぁって感じてました。
>ボスだったら、さつきをどう扱うんだろう(笑)
「甘ったれんじゃないわよ。人はそれぞれつらい環境で生きて、それでもなお生きなきゃいけないんだから。つっぱってないで、頼る時は頼ればいいのよ。あなたのそばにはみんながついているんだから」なんつって、そんな感じかしら。

>「おばさん、僕全部話すよ」
全体的にはプラスに向かった6話ですが、事件当日の直前までの会話が回想されてしまいましたので、おそらく…の流れが見えてきました。ここはさすがにやりきれない部分でした。ほぼ、「Mr.BRAIN」の葉っぱの状況と同じだと思うんですよね。既に全部見えたようなものだと。だとすると、せつな過ぎます。
Posted by しとろえん at 2009年05月24日 07:39
★しとろえんさん

>対人の仕事や人の心とかかわる事はある一定の距離は必ず置くのが原則
この言葉で理解できたことがありました。
大学病院の先生がマニュアル通りの受け応えしかせず、
物足りなさを感じてました。
『コード・ブルー』でもありましたが、患者にとってどんな先生が良い先生なのか
それは患者に合わせなければいけない場合もある訳で、
救われる心がどちらのタイプの先生なのかは分かりませんね~。

取りあえず、ドラマは感情移入しないと面白くないので、
感情的になることも避けられませんσ(^_^;
そんな私と共感してくれたり、しとろえんさんのように抑えてくれる人が
いてくれるので助かってます(^_^;)
見終えて、書き終えて、他の方の意見を聞けて、また冷静に見直せたりします。
内容もそうですが、キャスティングも重要。

そういう意味では『MR.BRAIN』はもう冷静さの欠片もない(笑)
8時台だったこともあって、珍しくパパさんも見てたんですよ。
そして木村君を見て、「どのドラマも同じだなぁ」って、
ポツリと漏らしたんです。
女共はピタッと黙り、パパさんもすぐに察したようで、
食事を終えサッサと自分の部屋へ戻って行きましたとさ。

ドラマの見方って色々とあるんですよ(^_^;)


今回の『アイシテル』はかなり見てて楽でした。
来週が怖いわ(笑)

>いっていい事悪い事というのは例え子供だから許されるものではないでしょうねえ。
すぐに後悔した所は、良い子だと思いましたよ。
子供だからこそ、何か起こってからでないと気づかないものです。
子供だからって殺人を…
これはもう取り返しがつきませんね~。

>相手にとって致命傷である言葉は自分にとっても致命傷であるといえます。
これも若い時には分からないんですよね~。
って色々と経験して来ても繰り返しちゃうんですがσ(^_^;
感情移入しちゃうタイプだからかもしれませんね。
そういう意味でも、常に冷静に判断できなければいけないんですけどね~。テヘ

>自分の出来る時に困った人に還元しているわけで
こういうことも、年を取らないと分からないようです。
自分が出来る時に出来ることをしておけば、助けられるってことを、
娘達に言うんですけどね~。。。姉妹同士は中々~(^_^;)

さつきと彩乃の姉妹も遠慮してる感じでしたもんね。
言えないものかなぁ~。それが思いやりなのかなぁ~。
子供の頃ならもっと言えたはずだと思うけど。
母親自体が差別して来た感じもしないでもなかったですけど。
どうもさつきには気を遣ってるみたいな敏江に見えます。

>桜田淳子主演「お引越し」でデビューした田畑さん
そうなんですかぁ。そんなに前から?
私は田畑さんをよく知りませんでした。
そう言えば『天体観測』にも出てましたね~。

あ、『BOSS』はまだ録画を見れてません。
大きな声では言えないけれど…
優等生ドラマのせいか、録画してしまうと「見たい!」って
気持ちが薄れるから不思議。
安心感が逆に面白みに欠けると言いますか。それもこれも…
見るものが多すぎなのよ~。
映画も観たいし。観そびれたものもいっぱいあるし。
やることいっぱい残ってるのにやれないし(^_^;)

>実際は責任の押し付け合いとか別居とか、離れ離れになりがちです。
そうでしょうね。
結局は「ドラマだから」と思います。
それをどう見せてくれるのか期待してるんです。

私もやっと山本太郎君を役者として見られるようになった今日この頃。
『天才たけしの~』を思い出すと、
今の真面目に演技する彼が信じられない、いや感動しますね(笑)
今でも踊れるのかなぁ~(^▽^;)
当時、京都の『元気が出る~ショップ』にも行きましたが、
そんな頃って、あちこちでこういうお店が流行ってましたね。
田代マーシーのカレーのお店にも行きましたよ~。トオイメ

>一番母として冷静に受け止めているのは藤田さんさけかもしれません。
でも厳しく見ちゃうとですね~、
どうして今までそういうことを伝えて来なかったんでしょうね。
聖子と同じで、娘を愛してるのに上手く伝わってなかったんですかね。
私は今でも娘達にチューチュー攻撃しちゃうけどσ(^_^;

>「生きていてすみません」
あぁ、これもグッと来る言葉ですね。
加害者側の辛い思いが読み取れます。
被害者側が、この気持ちを汲める時は来るんでしょうかね~。
聖子は変わりつつあるようですが。。。

>「甘ったれんじゃないわよ。人はそれぞれつらい環境で生きて、
>それでもなお生きなきゃいけないんだから。
>つっぱってないで、頼る時は頼ればいいのよ。
>あなたのそばにはみんながついているんだから」なんつって、そんな感じかしら。
うんうん。まさしくボスの声で読んでましたヽ(*´∀`)ノ
でもさつきはこの口調でも落ち込まない?
あ、もう前向きになったから大丈夫(笑)

そうそう!しとろえんさんと『MR.BRAIN』のBGMの話をしたでしょ。
どうして『Jump』になってるの?
『バックトッザ~』は何だったんでしょ。。。
Posted by mana at 2009年05月25日 17:47
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