美容師は見た…

何何何～！
わざと～？ヽ(ﾟДﾟ;)ﾉ!!

イノッチも言ってましたけど、『潮騒のメモリー』デモテープ。
検証してみたら奇跡的にハモレたって…
どんだけマニアック～(≧∇≦)ﾉ彡ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!

いや～毎回、イノッチの目の付けどころには感心してたんですけど、
まさか鈴鹿ひろ美の歌声とデュエットしてみたなんて♪


あの音痴デモテープを聴いた当時、
歌える人が外す音程だな～って、
外して歌うのも大変だな～って見てたんですけど、
これが10回に1回の奇跡じゃなかったとしたら…

水口にテープを聴かせる悪魔のような太巻に目を向かせたり、
春子からのスパルタ歌唱指導や、
死霊のだんご3兄弟…
全ては鈴鹿ひろ美の手中じゃないですかぁ！

振り返れば…
自分が音痴だと分かってるのか、
春子が影武者だと分かってたのか、
アキが春子の娘だと知ってたのか、
バカなのか？天燃なのか？本物の大女優なのか？って、
鈴鹿ひろ美って人物が本当に掴めなかった。

　　　　　　　　　　　　　『あまちゃん～鈴鹿・太巻・春子の思い』 8/30記事

「知ってましたよねぇ？。。。いつからですか？」　アキ
「いつ？。。。いつかしら。。。
　ず～っと前のような気もするし。。。今のような気もするし」　鈴鹿ひろ美

このやり取りにもっと深い意味があったなんて。
とんでもない昔から知ってたんだとしたら…

知ってたと言えば…
夏ばっぱの笑顔もクセもん。
口に出さなくても春子のことは全てお見通しだったんだべ？
娘の歌声が分がらねぇはずがねぇもの。

「春子は東京さ出てったが、あんたのようにアイドルにはなれねがった。
　んでも、めんこい孫連れて帰って来た。
　いや～ﾊﾊﾊ。おらの人生大逆転だ～ﾊﾊﾊﾊ」　夏
「ねぁ、おかあさん」　鈴鹿ひろ美

どこまで知ってて、何を言おうとしたのか…
こう言う含みがまたタマリマセン(人´∀｀)

鈴鹿ひろ美も凄い人だけど、夏ばっぱも偉い人だわぁ。
クドカンって人は、どんだけ～(ﾉﾟοﾟ)ﾉ

『潮騒のメモリー』を初めて聴いた時の衝撃は今でも覚えてますけど、
そんな懐かしくも笑える歌詞を、泣ける歌にしてしまったクドカンマジック。
5分で書き上げた当時に、
3代前からの親譲りの「マーメイド」発想はあったんだろか…
そして、『セーラー服と機関銃』を含ませたあの歌詞を、
薬師丸ひろ子本人に歌わせる構想はあったんだろか…

毎日ただ、笑い泣き楽しませるだけでは飽き足らず(笑)
こうして過去を振り返らせ、伏線を繋げさせ驚かせる。
しかもそれが、「本当のところどうなの？」って曖昧さが想像力を膨らませる。

曖昧さは日本の素敵な文化。。。
『終戦のエンペラー』での、奈良橋プロデューサーの言葉を思い出してしまった。

ドラマでもそう感じます。
感情なんてハッキリさせなくていいんです。
その表情が見せ場であり、役者の見せ所でもあるんですもんね。
これも脚本・演出・音楽ありきですが。

この全てが一つになって魅せられる『あまちゃん』には、
本当に驚かされるばかりヽ(＊´∀`)ﾉゎぁぃ♪
言葉を失う。。。
って散々喋っといてからに(笑)


「大した人だよ」　太巻
「ホントだよね～。よりによって私の地元でさ」　春子
「しかも東北の復興支援だよ。
　上手く行ったから良かったようなものの、脇汗すごいよ。
　押さえてないと溢れちゃうよ」

「今日はいかがでしたか？
　皆さん、楽しんで頂けましたか？」　鈴鹿ひろ美

観客の拍手と大歓声。

「わざとだったりして」　春子
「わざと。え？わざとって何？」　太巻
「。。。」
「わざとで上手くは歌えないでしょう」
　
「今回の、東北チャリティーツアーは、
　どうしても、この北三陸から始めたかったんです」　鈴鹿ひろ美

「今日じゃなくて、今までがよ」　春子
「え？わざと、下手に？どうして？」　太巻

「彼女とは、若い頃からの腐れ縁で、
　その娘さん、そうです。この海女カフェを作った、
　天野アキちゃん！
　北鉄のミスユイちゃん！」　鈴鹿ひろ美

「言ってましたよね。確か歌手志望じゃなかったって」　春子

「アイドルと呼ばれていた当時も、実は歌が苦手で。
　歌番組も、何度か出ただけ」　鈴鹿ひろ美

「でも、駆け出しのアイドルだったから断れなくて」　春子
「仕方なく、わざと、下手に、最初から？」　太巻

「人前で歌うなんて、もっての外。はい」　鈴鹿ひろ美

「な訳ないよねぇ。
　やだやだ知りたくない！て言うか考えたくない！」　春子
「おいおいおいおい」　太巻
「でも、万が一そうだとしたら？」

「だから、初めてなんです。
　初めて、自分の意思でステージに立って歌を。
　ず～っと、封印していた歌を歌いたい。
　皆さんに、笑顔を届けたいと思って来ました」　鈴鹿ひろ美

観客の拍手と大歓声。

「プロだわ！」　完敗の春子(笑)

「そう思わせてくれた、
　天野家の皆さん、そして北三陸の皆さん、
　本当に、ありがとうございました～！」　鈴鹿ひろ美


〈果たして本当に、猛練習の成果なのか、
　たまたまの大当たりか、あるいは、元々歌える人だったのか、
　真相は本人にしか分かりません。
　とにかく、チャリティーリサイタルは大盛況〉　


そして、3組の合同結婚式へ。。。
三者三様、花嫁姿はそれぞれが似合ってました。
安部ちゃんも忘れないでね、有働さん(笑)

大吉の気持ちや、嬉しいのか悔しいのか分からない涙も、
曖昧でいがったな～。ﾌﾟﾌﾟ

取り合えず、見事にまとめたとしか言えねぇ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『あまちゃん～夏への花束贈呈』


応援ありがとうございます。