2014年02月27日

『僕のいた時間』 第8話

泣かせますね~(/_;)
そしていつも最後に持って行かれるんです。
あの2人に。。。

拓人の本心。
陸人の決意。
母(佐和子)の責任と解放。
父(昭夫)の見栄と勘違い。
母(翔子)の戸惑い。
恵の決断力。
繁之の心境。
友人の思いやり。
会社(同僚)の優しさ。
主治医のユーモア。。。

中身がいっぱい詰まってるんですけど、
見事なバランスで見せてくれます。

まさかの、「ジュース買って来る」なんて~。
陸人の気遣いも上手し(笑)

そして陸人の、
「母さん、お願いだから、僕の人生から出て行って下さい。
 お願いします」

からの…
拓人が大好きな唐揚げと、
陸人の好物だと知ったチンジャオロースを嬉しそうに作る佐和子へと、
見せますわぁ。

拓人のノートには、
《母さんに言いたいことが言えた》の文字が。

母親として、と言うよりも嫁としての重圧が佐和子を苦しめて来たんですね。
子育ては母親任せで、
良い子なら当たり前、思い通りに行かなければ母親のせい。
夫としても父親としても、父っちゃん坊やな昭夫(小市慢太郎)。
息子たちの方が柔軟性があって大人です。
そして、
女の方が切り替えは早い(笑)

どんな母親でも満点じゃないですからね~。
スキンシップは大事。
私は未だに娘たちとチューしたい♡


「何であの時言ってくれなかったの?…」 恵

「言ってたって何も変わらないよ」 拓人

「別れなかったよ」

「別れたよ」

「何で?」

「俺は誰も守れない」



「私は、拓人と一緒に居たい」

「それは病気のこと知っちゃったからだよ。…」

「そんなんじゃないよ。病気は別れる理由にならない」



「私は、拓人じゃなきゃダメだから」

「。。。」

生きるために生きてる。
誰の役にも立たない。
何もしてあげられない。

メグを抱きしめたい

自分の気持ちは抑えて生きて行こうと決めた拓人に、
きれい事は言わないでとガツンと言い放つ恵。
しっかりしてるわぁ。
恵の気持ちが嬉しいより、図星で悔しい拓人。。。


「いつも褒めて貰える陸人が羨ましかったなぁ。
 …
 俺はずっと、母さんに、認めて貰いたかった。
 …
 本当は母さんに言いたいこと、いっぱいあったよ。
 唐揚げ好きなのは俺だよって。
 病気が分かってどうしたらいいか分かんなくて、
 ぐっちゃぐちゃになった時は、”助けて”って。
 …
 何で気づいてくんなかったの?
 何でだよ~。何でちゃんと見てくんなかったの」 拓人

「私だって必死だったのよ。
 いい嫁だって、認めて貰いたくて、
 男の子産んで、医者に育てなきゃって。
 どうしてこんなことになっちゃったの。
 ゥゥゥごめんなさい。ごめんなさいゥゥゥ」 佐和子

母親の所まで行くと腕に手を伸ばす拓人。
その手を握り締め、泣いて謝る母でした。。。

お互いの気持ちを知ることが出来て良かった~。
部屋の空気まで違って来ます。

「陸ちゃん」

「何?」

「一番好きな物は何?」

「え?」

「食べ物」

「チンジャオロース」

「そう」

「うん」

2人の会話を聞きながら笑顔になる拓人。
ふと考えたのは…
 
 
本当の気持ちを繁之にちゃんと伝えられる恵はスゴイです。
”なるべくしてなった”と思える介護の仕事も、
偶然なんかじゃない。

「繁之さん。やっぱり一緒には住めない」 

「結婚、先延ばしにしたいってこと?」 

指輪を返し、謝る恵に理由を求める繁之。
薄々感じながらも、どうしても諦める訳には行かない。
やっとここまで、あとちょっとで、何が何でも手に入れるんだ。。。

「好きな人が居る。ごめんなさい」

「分かった。気が済むまで一緒に居たらいいよ。
 俺待ってるから」

「え?」

「その人と結婚する訳じゃないよね。
 その人と、いつまで一緒に居られるか分かんないんじゃないの?
 いつまで生きられるか」

「やめて」

「何であいつなんだよ!」

「本当にごめんなさい。。。今まで、ありがとう」


ドラマで見せられると繁之って嫌な奴に見えるんですけど、
現実こんな彼だったら、女性は嬉しいんじゃないですかね。
好きな人に何かしてあげたい気持ちは本当で、
自分のものにしたいって本能は当たり前ですもん。
ただ冷静に比べれば、
相手を第一に考えた時、どうしてあげることが一番なのか。
そこが拓人とは大違いなんですよね~。
それに気づけない繁先輩も可哀想。


これが運命なんですかねぇ。
引き合わされるように会う2人。

「何してるの?」 

「メグを待ってた。。。
 あのさ、この前会った時俺、会社で漏らしちゃってさ、
 そんなんだけど、本当に俺でいい?」

「。。。拓人がいい」

「。。。メグ。。。
 俺の隣に居て下さい」 (・・、)

「はい」

まだ動かせる右手を差し出すと、両手で握り締める恵。

今は幸せでも、厳しい現実が待ってますからねぇ…
それでもこの先の不便は不幸じゃない。

 第9話へ


人気ブログランキングへにほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ応援ありがとうございます。

この記事へのトラックバックURL

http://manamanawatching.mediacat-blog.jp/t97685
この記事へのトラックバック
ちょっ、繁先輩!!!( #`д´)=○)゚3゚)・∵.ガッ

殴り返す事の出来ない拓人相手に何てことするだ!
と思いつつも、ある意味、相手が車椅子だろうが遠慮せずに感情をぶつける繁先輩...
僕のいた時間 第8話:俺のこと認めてよ、本当は叫んでたんだ!お母さん!【あるがまま・・・】at 2014年02月27日 16:33
なるべくしてそうなっていく。 まあ・・・ドラマだからな。 愛されるべき人が愛されて、報われるものが報われるのは虚構の特権である。 もちろん・・・例外はあるけれど・・・多くの犯...
君(多部未華子)が僕の隣でふる雪を見ていた時間(三浦春馬)【キッドのブログinココログ】at 2014年02月28日 01:09
僕のいた時間 第8話

恵(多部未華子)は繁之(斎藤工)に会いに行き「やっぱり一緒には暮らせない。」
同棲予定の初日から出戻りです。

そんなことを知らない拓人(三浦春馬)は、ノー...
僕のいた時間 第8話★拓人(三浦春馬)「メグ、俺の隣にいてください。」【世事熟視〜コソダチP】at 2014年02月28日 11:12
『俺のこと認めてよ、本当は叫んでたんだ!お母さん!』
僕のいた時間 #08【ぐ~たらにっき】at 2014年03月01日 20:50
上の画像に書かれている文字を入力して下さい