2013年06月20日
『あまちゃん』 25年のわだかまり
サッカーのイタリア戦が気になるわ、
春子vs夏が気になるわ、
洗濯物はあるわ、
今朝は気持ちだけが大忙しでしたけど…
春子と夏の心のしこりが取れて、スッキリした~。
春子の涙に貰い泣き(/_;)
そう、これが見たかったのよ~(ノ゚ο゚)ノ
やっぱキョンキョンいい!
そしてクドカンいい!
どうして男性目線で母娘の気持ちをこんなにも繊細に描けるんだろう。
『Mother』の時も、坂元裕二脚本に同じことを感じましたけどね~('▽'*)。。oO
これまで、母親として共感し辛い何かって、コレだったんですね~。
今回は、娘として激しく共感してしまい涙が溢れました。
頑固で謝り方を知らない母親を重ねて見たりして…
「大人はいいの」「理由なんかない」って、
子供の頃の理不尽さはずっと忘れない(笑)
よって反面教師の私は娘たちに、あまちゃん♪
そう。謝って欲しかっただけ。たったそれだけのこと。。。
アキがまた素直ないい子で、
叩かれても怒鳴られてもママが好きって気持ちがいっぱいで、
泣けちゃう(・・、)
そんなアキは関係なかったんだって。
自分の問題だったんだって気づいてパニックになる春子。
大人になったって、母親になったって、
気持ちはずっと娘のままなんです。
「おらがアイドルになりてぇって思ったのは、
ママの歌聴いた時なんだよ」
「え?」
「カッコ良かった。
御飯作ってるママや、洗濯物干してるママも好ぎだけど、
歌ってるママは最高だど思った。
だいぶ経ってから本物聴いたべ」
「本物?」
「鈴鹿ひろ美の『潮騒のメモリー』もカッコ良かった~。
やっぱり女優は違うなぁと思った。
でもおら、ママの歌の方が好ぎだ。
先に聴いたからかもしんねぇが、ママの歌の方が本物だって思った。
今でも そう思ってるよ」
「ありがとう」
「お座敷列車で歌った時、海女カフェで歌った時、楽しかった。
もちろんママの足元にも及ばねぇが、
おらの歌が、お客さんに届いたような気がして、嬉しがった。
もっと届けてぇ、もっともっと元気になって貰いてぇ、
1人じゃ無理だがユイちゃんと2人ならやれそうな気がするんだ」
「。。。ハァ」 遠い過去が蘇り溜め息が出る春子
「駄目か?」
「分がんねぇ」
「ママ~」
「何て答えていいのか全然分かんない。
ちょっと待ってて。お母さんに聞いて来るわ」
「え?」
東京に行くのはOK。
韓流スターの追っかけとか、なでしこジャパンに入るとか、
ガールズバーで働きたいとかでも全然OK。
アイドル以外だったら何でもOKって言ってしまえるほどの春子が、
目をキラキラさせて話す我が子を見てるうちに、
もうどうしていいのか分からなくなるって。
そりゃそうでしょ~。反対する理由ってないでしょうよ。
まぁこれが反抗的で憎たらしい態度で攻めて来ようものなら、
売り言葉に買い言葉なんでしょうけども(笑)
これまで「夏さん」って呼んだり、
「あんた」呼ばわりしてた春子の心のわだかまりが取れた時、
母親を尊敬し心底から「お母さん」って呼べた。
なまりで話せた。
泣けた(T_T)
「どうしたらいいか、分かんないよ。夏さん。
起きてよ。あんたならどうする?ねぇ夏さん!。。。
フン、あん時と一緒か」
「待で。。。何だって?」
「アキが東京行くって言って聞かないの」
「うん」
「アイドルになるんだって」
「うん」
「どうしたらいいと思う?」
「行がせてやったらいいべ」
「何で?」
「本人が行きてぇって言ってるからだ」
「私も行きたかったけど。
同じように私も夢があって、東京行きたくて、
オーディション受けたいって相談したじゃん」
「いつの話してんだ」
「あん時、夏さん私に何つったか覚えてる?」
「ヘヘ、くっだらねぇ」
25年前にも「くっだらねぇ」と聞く耳を持たなかった夏。。。
「そんな冷たい夏さんがさ、どうしてアキには甘いの?孫だから?
娘の事は突き放したけど孫の事は守るんだ」
「。。。」
「ねぇ、答えてくんないとさ、
私もアキに何て言っていいか分かんないんだよ!」
「なしてだべなぁ。
やっぱし、あん時の事が引っ掛かってんだべな」
「え?」
「母親として、娘の将来も考えねばなんねぇ。
同時に、海女クラブの会長として、地域の活性化に貢献せねばなんねぇ。
北鉄が開通して、あの頃はみんな、前向いてたもんで。
地元のために、娘を犠牲にした事、今やっぱし、後悔してんだべなぁ」
「ちょちょ、え、やめてよ、え?」
「あの晩お前ぇは、本気で訴えかけて来た。
おらも、本気で応えるべきだった。
大事な娘を、欲の皮の突っ張った大人たちの犠牲にしたくねぇ!って。
市長さんや組合長さ、たんか切るべきだった。
その事を、ず~っとず~っと、悔やんでたから。
お前ぇの顔見んのが辛かった。
すまなかったな、春子。
25年かかった。
この通りだ。許してけろ」 頭を下げる夏
「お母さん。
顔、顔上げてよ、お母さん。お母さん」 (T_T)
「フ~、スッとした~。やっと言えたべ」
「私も、スッとした」
「そうかぃ」
「ヘヘ。謝って欲しかったのか、私。よく分かったね?」
「まぁな。
腹減ったな。うどんでも食うか?」
「やっぱカッコいいわ、お母さんは」
「あぁ?」
「何でもねぇ」
あ~私もスッとした~ヽ(*´∀`)ノ
明日の『あさイチ』プレミアムトークは、夏ばっぱ。
宮本信子さんが何しゃべるか楽しみだべ♪
『あまちゃん~いよいよ東京編』
応援ありがとうございます。
春子vs夏が気になるわ、
洗濯物はあるわ、
今朝は気持ちだけが大忙しでしたけど…
春子と夏の心のしこりが取れて、スッキリした~。
春子の涙に貰い泣き(/_;)
そう、これが見たかったのよ~(ノ゚ο゚)ノ
やっぱキョンキョンいい!
そしてクドカンいい!
どうして男性目線で母娘の気持ちをこんなにも繊細に描けるんだろう。
『Mother』の時も、坂元裕二脚本に同じことを感じましたけどね~('▽'*)。。oO
これまで、母親として共感し辛い何かって、コレだったんですね~。
今回は、娘として激しく共感してしまい涙が溢れました。
頑固で謝り方を知らない母親を重ねて見たりして…
「大人はいいの」「理由なんかない」って、
子供の頃の理不尽さはずっと忘れない(笑)
よって反面教師の私は娘たちに、あまちゃん♪
そう。謝って欲しかっただけ。たったそれだけのこと。。。
アキがまた素直ないい子で、
叩かれても怒鳴られてもママが好きって気持ちがいっぱいで、
泣けちゃう(・・、)
そんなアキは関係なかったんだって。
自分の問題だったんだって気づいてパニックになる春子。
大人になったって、母親になったって、
気持ちはずっと娘のままなんです。
「おらがアイドルになりてぇって思ったのは、
ママの歌聴いた時なんだよ」
「え?」
「カッコ良かった。
御飯作ってるママや、洗濯物干してるママも好ぎだけど、
歌ってるママは最高だど思った。
だいぶ経ってから本物聴いたべ」
「本物?」
「鈴鹿ひろ美の『潮騒のメモリー』もカッコ良かった~。
やっぱり女優は違うなぁと思った。
でもおら、ママの歌の方が好ぎだ。
先に聴いたからかもしんねぇが、ママの歌の方が本物だって思った。
今でも そう思ってるよ」
「ありがとう」
「お座敷列車で歌った時、海女カフェで歌った時、楽しかった。
もちろんママの足元にも及ばねぇが、
おらの歌が、お客さんに届いたような気がして、嬉しがった。
もっと届けてぇ、もっともっと元気になって貰いてぇ、
1人じゃ無理だがユイちゃんと2人ならやれそうな気がするんだ」
「。。。ハァ」 遠い過去が蘇り溜め息が出る春子
「駄目か?」
「分がんねぇ」
「ママ~」
「何て答えていいのか全然分かんない。
ちょっと待ってて。お母さんに聞いて来るわ」
「え?」
東京に行くのはOK。
韓流スターの追っかけとか、なでしこジャパンに入るとか、
ガールズバーで働きたいとかでも全然OK。
アイドル以外だったら何でもOKって言ってしまえるほどの春子が、
目をキラキラさせて話す我が子を見てるうちに、
もうどうしていいのか分からなくなるって。
そりゃそうでしょ~。反対する理由ってないでしょうよ。
まぁこれが反抗的で憎たらしい態度で攻めて来ようものなら、
売り言葉に買い言葉なんでしょうけども(笑)
これまで「夏さん」って呼んだり、
「あんた」呼ばわりしてた春子の心のわだかまりが取れた時、
母親を尊敬し心底から「お母さん」って呼べた。
なまりで話せた。
泣けた(T_T)
「どうしたらいいか、分かんないよ。夏さん。
起きてよ。あんたならどうする?ねぇ夏さん!。。。
フン、あん時と一緒か」
「待で。。。何だって?」
「アキが東京行くって言って聞かないの」
「うん」
「アイドルになるんだって」
「うん」
「どうしたらいいと思う?」
「行がせてやったらいいべ」
「何で?」
「本人が行きてぇって言ってるからだ」
「私も行きたかったけど。
同じように私も夢があって、東京行きたくて、
オーディション受けたいって相談したじゃん」
「いつの話してんだ」
「あん時、夏さん私に何つったか覚えてる?」
「ヘヘ、くっだらねぇ」
25年前にも「くっだらねぇ」と聞く耳を持たなかった夏。。。
「そんな冷たい夏さんがさ、どうしてアキには甘いの?孫だから?
娘の事は突き放したけど孫の事は守るんだ」
「。。。」
「ねぇ、答えてくんないとさ、
私もアキに何て言っていいか分かんないんだよ!」
「なしてだべなぁ。
やっぱし、あん時の事が引っ掛かってんだべな」
「え?」
「母親として、娘の将来も考えねばなんねぇ。
同時に、海女クラブの会長として、地域の活性化に貢献せねばなんねぇ。
北鉄が開通して、あの頃はみんな、前向いてたもんで。
地元のために、娘を犠牲にした事、今やっぱし、後悔してんだべなぁ」
「ちょちょ、え、やめてよ、え?」
「あの晩お前ぇは、本気で訴えかけて来た。
おらも、本気で応えるべきだった。
大事な娘を、欲の皮の突っ張った大人たちの犠牲にしたくねぇ!って。
市長さんや組合長さ、たんか切るべきだった。
その事を、ず~っとず~っと、悔やんでたから。
お前ぇの顔見んのが辛かった。
すまなかったな、春子。
25年かかった。
この通りだ。許してけろ」 頭を下げる夏
「お母さん。
顔、顔上げてよ、お母さん。お母さん」 (T_T)
「フ~、スッとした~。やっと言えたべ」
「私も、スッとした」
「そうかぃ」
「ヘヘ。謝って欲しかったのか、私。よく分かったね?」
「まぁな。
腹減ったな。うどんでも食うか?」
「やっぱカッコいいわ、お母さんは」
「あぁ?」
「何でもねぇ」
あ~私もスッとした~ヽ(*´∀`)ノ
明日の『あさイチ』プレミアムトークは、夏ばっぱ。
宮本信子さんが何しゃべるか楽しみだべ♪
『あまちゃん~いよいよ東京編』
応援ありがとうございます。
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この記事へのコメント
manaさん、
>あ~私もスッとした~ヽ(*´∀`)ノ
25年の想い、母娘の葛藤、こちらもすっきりしました。
何度も録画を見直しました。
やっぱり面と向かって「言葉」で伝えなければわからない
泣けました・・・
>あ~私もスッとした~ヽ(*´∀`)ノ
25年の想い、母娘の葛藤、こちらもすっきりしました。
何度も録画を見直しました。
やっぱり面と向かって「言葉」で伝えなければわからない
泣けました・・・
Posted by orugann at 2013年06月21日 11:10
★orugannさん
何度見ても、同じとこで泣けちゃうんですよね。
今朝も泣けました(・・、)
夏ばっぱの見送り。。。
ホント上手く見せて来ますわ。
やっぱり夏さんは流石です。
『あさイチ』での宮本信子さんも、可愛らしくてステキでしたね~♪
何度見ても、同じとこで泣けちゃうんですよね。
今朝も泣けました(・・、)
夏ばっぱの見送り。。。
ホント上手く見せて来ますわ。
やっぱり夏さんは流石です。
『あさイチ』での宮本信子さんも、可愛らしくてステキでしたね~♪
Posted by mana at 2013年06月22日 14:56