2011年07月15日

『それでも、生きてゆく』 第2話

加害者の家庭に無言電話してくる輩は何なんですかね。
出て行けって貼り紙をしたりして追い出そうとするのが、
犯人に対してならまだしも、その家族への嫌がらせって、
そんなのは正義の味方じゃないですよね。
自分には悲劇が訪れないと確信してるお気楽な人なんでしょうか。
でもそういう人が居ますからね。。。

「うちの息子は絶対にそんな風にならない」って、
自信満々に言った母親を実際に見たことありますけど、
可愛い息子は現在ニート君。。。
あ~、親の顔が見てみたい。きっと、あんなことを言った記憶もないでしょうけど。
他人のことを言っちゃいけないなって、教訓。


あの事件以来、兄からの連絡はなく居場所も知らないと、洋貴に話す双葉。

「何で今まで探さなかったんですか!
 あんな人殺し、放っとくのは無責任って言うか、
 あいつはまた人を殺すかもしれないのに!…」
「それは、考えすぎじゃ」
「行方不明になってる子供とか大勢いるでしょう。そう言うのって」
「そんな訳ないじゃないですか!。。。いや、すいません」

妹に罪はなくても、思わずぶつけたくなる洋貴の気持ちと、
兄を庇いたくてもそれはダメなんだと気づき留める双葉に、
この二人が出会ってしまったことが悲劇だと思ったり、
今後のイバラの道を見守りたいと思ったり…

「もういいっすよ。どっちみちあなた、僕の敵ですから」

”敵意”から”好意”に変わらせるのものが何なのか、見せて欲しい。


双葉は父・駿輔(時任三郎)に訊きます。
最後にあちら(被害者)の家族に会ったのはいつかと。
「会ったのか?」
「会ってない。会う訳ない。でもここそんな遠い訳じゃないし、
 もし駅とかですれ違ったら」
「知らないふりをしてすぐ通り過ぎるんだ」
「ちゃんと話せば分かって貰えないかなぁ?15年も経つんだし。
 昔と違って謝罪とかも受け入れてくれる」
「双葉。。。ごめんな。それを望んじゃダメだ。
 加害者家族の言葉は何も伝わらない」
「うん」

「もしさ、もし、お兄ちゃん帰って来たらどうする?」
「。。。」
「てか部屋ないか。ウソウソ、冗談」


深見家の次男・耕平(田中圭)が、日垣由佳(村川絵梨)と結婚し、
婿養子に入ったことはいいとして、
そこに母親の響子(大竹しのぶ)も一緒に世話になってるって凄いですね。
義父・誠次(段田安則)の人の良さが伝わっては来ましたが。。。

未だに長男・洋貴のことを受け入れられない母親の態度に、洋貴も可哀想。
響子も自分を責めて生きて来たんでしょうけれど。。。

それぞれの兄弟・姉妹を比べてみて思うのが、長男・長女タイプ。
耕平や灯里(福田麻由子)たちの要領の良さとは違う何かを感じさせます。

子供が親を恨み続けることは出来ても、
親が子供を恨み続ける(許せない)なんてことが出来るものなのか…
同じ産んだ子でも違うのか。。。洋貴が殺されてても同じだった?
そうとは思えない、あの日の三島家の状況も悲劇を生んだんですねぇ。
仕事へ出かけた響子、世話を頼まれた洋貴、娘を見に行かなかった達彦。。。


死ぬ前に達彦は謝ってたと話す洋貴にも、全く聞く耳を持たない響子。
「恨むんなら父さんじゃなくて、亜季を殺した三崎文哉なんじゃないの?」

三崎夫婦が中学3年の次女・灯里のことを言ってましたけど…
「お姉ちゃんみたいにしっかりしてくれるといいんだけど」
「双葉はへこたれないからなぁ」
「うん。灯里じゃあの頃の生活は耐えられなかったわねぇ。
 双葉で良かった。あの子の妹が。。。」

本当にそうなんですかね。
しっかりさんの娘に頼り切っちゃう気持ちも分からなくもないですけど、
それでも10歳の子供。背負わされたものは大きかったと思いますわぁ。


双葉に、事件当時のことを訊く洋貴。
「どう思ったんですか?…」
「いいじゃないですか。。。
 私は10歳だったんで、晩御飯の支度どうすんのかなって。
 したら電話があって、お兄ちゃん自白したって。
 したらすぐ色んな人が来て、もうここの家には住めませんって言って、
 私は小田原のおじいちゃんおばあちゃん家に預けられることになって。…
 お父さんがテレビに出てて、顔は何かモザイクって言うか。…」

淡々と、15年前の自分たち家族の状況を話す双葉。
聞いて貰いたかったのかもしれませんね。この人なら…
饒舌になる双葉を見てるとそう思える。

25歳のお年頃に加え、お兄ちゃんっ子。
兄を庇いたい気持ちも伝わって来ますけど、
洋貴に惹かれ、足が向いて行く双葉を見てると、
加害者家族と言う部分だけではない感情もあるように思えて。。。


兄から届いた手紙は、たった一行だけ。
《夏祭り、中止になってごめんな》

「ごめんなって?。。。
 あなた今でもお兄ちゃんのこと大好きなんですねぇ」
「あっ」
「7歳の子供の頭を金槌で何回も何回も殴って、
 手足掴んで物みたいに湖に放り投げて!
 冷たい湖に置き去りにしたそんな殺人鬼を」
「違います」
「何が違うんですか?」
「いや」
何が違うんですかー!!」
「冤罪かもしれないじゃないですか」
「え?」

「だってお兄ちゃんがあんなことするはず」  双葉を突き倒す洋貴
「何言ってんの?あんた何言ってんのー?!
 クリスマス楽しかったですか?
 クリスマスケーキ美味しかったですか?
 あんたたち、あの年家族でクリスマスケーキ買いに行ったでしょ。
 うちにはクリスマスなんてなかったです!
 クリスマスだけじゃない!正月も、

  ひな祭りも、七夕も誕生日もありませんでした!
 15年間ずーっとありませんでした!

 でしょうね。
 やられた方は忘れられないけど、やった方は忘れるんですよね?
 そしたらさ、そしたらあんたも同じ目に遭わせてやろうか?
 亜季と同じ目に遭わせてやろうかー!

双葉の首を絞める洋貴。

「分かんないだろー!」  咳き込む双葉に我に返り…
「いいですよ。どうぞ。
 分かってます。うちの家族全員分かってます。
 日本中から言われてましたから。
 犯人の家族は死んで謝れって。
 償って一家心中しろって言われてましたから」

妹の灯里に言われた「自分の人生選んでないね」と言う言葉は違うと話し、
「こういう人間の、こういう人生なんです」と。
自分で選んだ人生、その結果に後悔はないと言う双葉。

「ケーキは食べてません。
 ケーキ屋さんがくれたんで持って帰ったら、父にダメだって言われました。
 たぶんご覧になったのは、家族でケーキ買いに行ったとこじゃなくて、
 返しに行ったとこだと思います。
 父はちゃんとダメだって言いました」

子供に罪はないんですけどねぇ。
父親は家族で償うことを決意してたんですね。
そのしわ寄せ、苦労は長女に…


近くで起きた、行方不明女児は無事保護されたことを知った洋貴。
思わず知らせた相手は双葉。
文哉が殺したかもしれないなんて言ってしまったこともあり…
「もしもし」
「只今電話に出ることができません」 ケイタイのアナウンスに
「あのう、伝言です。行方不明だった女の子が見つかったみたいで。
 事件とかじゃなくて、離婚したお父さんと一緒に居たみたいで。
 文哉じゃなかった。です」

双葉が咄嗟に車に投げ入れたケイタイ番号のメモ、捨てないですよね。


今まで、刑務所から出所した人の面倒をみて来た草間五郎(小野武彦)が言った、
「みんなよく働いてくれた。根っから 悪い奴なんて居ねぇんだ」

残虐な事件にいつも思うんですよね。
みんな生まれた時は純真無垢で、可愛い赤ちゃん。
どこでどう道は別れて行っちゃうんでしょうね。
家庭の事情でしょうか。
三島家に問題があったとも思えないんですよね~。。。

そして、健二(風間俊介)を引き受けるのに躊躇したと話す五郎。
「今となっちゃぁお前はそんなことをしてなかったんじゃないかとさえ思ってるんだ。
 ただな、ただ、娘のこととなると俺はダメだ。 心配で。心配で。…」

出戻り娘・真岐(佐藤江梨子)が、健二に好意を寄せてることを心配する父に、
「社長、大丈夫です。 
 自分は人を思ったり、思われたりすることはもう一生ないものと思っています」

どうしてあんなことしてしまったのかなぁ。
双葉が言ってたように、まさか冤罪?
間違っても金槌で5回も6回も殴れるもんじゃないですよ。
丘の上…ではなく湖のほとりに咲く、ひなげしの花。
別の真実があるのかしら。。。


双葉は、近況を報告する兄への手紙を書いてました。
宛先不明で戻って来たその手紙を見つけた灯里は両親に見せます。
家族は皆無事で平和に過ごしてる内容を読む母・隆美(風吹ジュン)。
あの事件がなければ…
その通りの生活を送っていたであろう空想・希望の世界。


クリスマスケーキの話を聞き、少し落ち着いた様子の洋貴。
「何かよく分かんないんです。
 文哉はあの頃友達だったし。友達だった時のことしか知らないし。
 あなたが、優しいお兄ちゃんだった時のことしか知らないのと同じような感じで。
 あなたのことも、普通に恨んだり出来たらいいんだけど、
 全然そう言う、あれな風に見れないし」

そしてワールドカップの話に振る洋貴。
ゴールを決めた時、「やったー!」とならなかったと話す二人。
「そこは、そこんところは同じですね。あんま変わんないんですね。
 被害者の家族と、加害者の家族なのに。。。僕ら」
「僕ら?」
「。。。この先、あぁいうのってあるんすかね?
「あぁいうの?」
「やった~!って思って、こう、ガッツポーズしたり」

少しだけ笑顔になれた二人。
傍から見れば祭りデートのカップルにしか見えません。

すると、洋貴の目に入ったのは…
祭りの人混みに見つけた浴衣姿の母・響子が。。。


次回は、双葉と響子が急接近。笑顔まで見せてたような?
犯人の妹だと知ったらどうなる?w|;゚ロ゚|w

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この記事へのコメント
サカキバラセイトは今どんな名前なんでしょうね?
名前は帰ることができても誕生日はそのままでしたっけ。
Posted by そういえば at 2011年08月11日 23:32
★そういえばさん

>名前は帰ることができても誕生日はそのままでしたっけ。
これは昨晩放送された第6話での、免許証のことでしょうか?
誕生日はどうなんでしょうね。
Posted by manamana at 2011年08月12日 16:11