美容師は見た…

人の心が人の気持ちを動かす。
そういうのを見るのが、たまらなく好きなんですけど、
このドラマでは、それぞれが抱えた悩みや思いやりを上手く見せてくれてます。

《言いたくても言えない気持ちがある。家族だからこそ言えない気持ちがある》

モヤモヤの残らないスッキリと見せてくれた、第6話だと思ったんですけど。。。

誠一役の竹中直人さんに期待していたせいもあり、
初回から嫌～な父親像を見せられても、
息子へ向けて言い放つ父親の言葉は的を射ていたし、
息子・誠治のだらしない性格の方が勝っていたために…
ニノが嫌いになりそうで辛かった初回(笑)
まさかこんな展開になるとは！

どんな仕事も長続きしないダメダメだった誠治が奮起する物語でもあり、
今回はその成長ぶりをしっかり見せてくれたと思いました。
ラストシーンでの父と息子の会話は見せ場でしたわぁ。。。

「帰って来てやったぞ。女とは別れた。泣きつかれて参ったよ。」

そんな言い方しか出来ない父親に、
「やるじゃんオヤジ」と言えた誠治。

彼女の部屋のベランダから聞いた誠一の本音を知ったことで、
父親を理解できたんですからね。

初回での誠治ならそれが出来なかったかもしれない。
大悦土木の人たちと関わりながら成長しているのが、
見ていて気持ちがいいほど伝わって来る。
カラオケBOXで流した涙には貰い泣きでしたよ～｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･｡

今まで味わったことのない、誠治の人生を大きく変えるほどの出会い。
ここでバイトできて良かったですよ～。それでも、
どうしてもスーツを着た仕事に拘るのね～＾＾；


誠一が、家族にも見せない嬉しそうな笑顔を向ける謎の女性。
ず～っと気になってただけに、今回の解決に視聴者の不満の声も多いようで＾＾；
私は女性（妻）の立場であっても、誠一の気持ちが理解できたんです。

「君は僕を頼ってくれた。
　誰かに必要とされている事がとても嬉しかった。ありがとう」

会社では、コンピューターが使いこなせないために部下には見下され、
妻のうつ病にも気づいてやれず、
娘には攻撃的な言葉で責められ、でもそれもコミュニケーションだった。
息子とはケンカばかりで、もっと尊重してやりたいと思ってもそれが出来ない。

本当は家族のことを何も考えてない父親ではなかったことを知った誠治。
そんな父親の性格をよく知っている姉にも気づいた。
自分から父親に電話することができた。。。

「明日母さん、退院するからさ。
　退院した時、親父が家に居なかったら母さん心配すると思うからさ」


これを見せられたら、誠一が彼女に貢いでたことも許せちゃったんですけど～。
二人の関係も、清楚なイメージの女性（玄里さん）を起用してたし。

ちゃんと生活費は入れてる中での、自分のお小遣いでしょ。
趣味もなければ、ギャンブルに使う訳じゃないんですも～ん。
あんなに癒されてたなんて。。。安いもんですわ。
ってダメ？＾＾；

竹中さんの表情作りが上手いせいかも～。
役者さんでも違って見えたかもしれません。


我が家では、パパさんのお小遣いが多いと思っても減らせないですからねぇ。
もちろん生活費が十分足りてるなんてことはないんですけどね。
趣味にはお金がかかるし、生きてる楽しみがないと仕事なんて出来ません。
お小遣いで家族へケーキを買って来たりする気持ちで許せちゃったり。。。
「何とかなるもんだ～」精神で生きてる私σ(^_^;ヾ(ﾟ∇ﾟ*)ｵｲｵｲ
実はケーキの裏に隠された不実があったりして？


常連さんには分かるネタですが、
あれからずっとパパさんを褒める作戦続行中なんです。娘と♪

腰が痛いと言うパパさんの腰を、揉んであげながらのドラマながら見。
気づいたら45分も～。さすがのドラマ集中力で時間を気にしてなかった(笑)

それからお風呂へ入って行ったので心配してたんですけど、
「腰が楽になった～。ありがとう」
って言ったんですよ～！安心したのと嬉しいのとで「良かったねぇ」って。
当たり前の言葉だとお思いでしょうが、
誠一ほど酷くはないけどパパさんは素直じゃないのでいつも照れ隠しばっか。

感謝の言葉って、嬉しいですよね～。
言わないと分からないことだけど、
言わないと言って貰えないのか(笑)


後半の『フリーター～』、
誠一と誠治の微妙～な関係をどう見せてくれるのか、
そして本当に家を買うことが出来るのか。。。楽しみです♪


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