美容師は見た…

長いおつき合いのUさん一家。
オシャレなパパさんは、フェイシャルマッサージやトリートメントも欠かしません。
子供たちの七五三祝いも、ついこの間のことのようです。。。

長女のHちゃんは高校生になってからは、
情報誌に掲載される美容室を転々としてたらしいんですが、
パパさんから電話がありました。

　　Uさん　「娘が○○美容室で、カットと染めで5000円ってのに行って、
　　　　　　　　スゴイ色になって帰って来たんだけど、直せる？」

　　　私　　「その美容室でお直しして貰えると思うよ」

　　Uさん　「娘がもう行きたくないからって、お金を返して貰いに行って来た」


来店して見ると、めちゃ明るい色なんですが、
「少し暗めにして貰うように注文したら、前と変わらない感じ」なんだそうな。

アッシュ系でとお願いしたらしいので、
「暗くして」の注文でこんなに明るくなることはないはずで、
ミスなら仕上がった時点で分かります。

この「アッシュ系でお願いした」のも、
きっと雑誌にそう書いてあったからだと思うんですが、
髪質で希望通りの色にならない場合もあるので、
「こういう色にしたいけど、なりますか？」と相談した方が確実です。

Hちゃんと話して行くうちに何となく理解できましたけど…
ちょっと前に感じた高校生のAちゃんを思い出しました。
高校生の気持ちを汲み取るのは至難の業だわ(笑)


　　Hちゃん　「前髪も何も訊かずにそのままだし」

　　　私　　　「どの位切るのか最初に話したの？」

　　Hちゃん　「うん、全体に揃える位って」


これは、この美容師さんも言葉が足りないと思うんですけど…
「揃える位」って言葉は、お客様の尺度で違うんですよね。
前髪は特にですが、私は何度も訊きます。「これ位？」って。
悩んでると「もうちょっとだけ切る？」と付け加えると「うん」ってことが多い。
すると「揃える位」がとんでもない長さだってことが分かります。
1㎝以上は揃えるとは言いません(笑)
ちょっとだけとか何度も切って貰うことに気を遣うんでしょうね。

高校生のHちゃんも言いました。
「言えない」って。

うちの娘も言ってたことがありました。。。
「お母さんが美容師でいいなぁって友達に言われる」って。
何がいいって「こうして欲しいって何でも言えるから」なんですって。
なるほど～。。。タダだからってことじゃないんだ(笑)
若い子はオバサンと違って言えないんですよね～。


Hちゃんのヘアカラーはイイ色が出て、お互いに大満足の仕上がり(^。^;)ﾎｯ

　　　私　　　「前髪切ろうか？」

　　Hちゃん　「いい。自分で切ったから」


これだけ会話が出来ても、色々な美容室へ行ってみたいんですもんね～(笑)


いつもありがとうございます。

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