2016年01月29日
『ちかえもん』 第3話
♪君と よく この小屋に 来たものさ~
わけもなく お茶を飲み~ 話したよ~
お客はんで 賑やかな この小屋の~
片隅で 聴いていた 義太夫節~
あの~時の節は 聴こえない~
人の姿も 変わったよ~ぉ
時は流れたぁ~
また聴けた~ヽ(^∀^*)ノ
音がなくても歌えてまーう。
フォーク世代ちゃうけど歌えてまーう。
『大阪で生まれた女』(1979)
『悲しくてやりきれない』(1968)
『学生街の喫茶店』(1972)
次の替え歌は何だすやろなぁ('▽'*)。。oO
また今回も、『赤穂義士』を上手いこと入れて来て。
と思ったら!
時代はビンゴの元禄16年2月4日の瓦版に…
〈これや。これや~!
暮れに起きた赤穂義士の討ち入り事件!
見どころ満載!名場面続出!
何で思いつかんかったんや。
早よ書かな。。。書かな!〉 ちかえもん
元禄15年12月14日、
赤穂浪士の吉良邸への討ち入りは有名なお話ですが、
近松門左衛門と絡んでたとは…
絡んでたどころの話やないで(゚∇゚ ;)
年末の風物詩とも言える『忠臣蔵』。
色んな作品を観て来ましたけど…
ここんとこやってなーい。観れてなーい。
寂しい。。。
せやのに『忠臣蔵』が、
人形浄瑠璃や歌舞伎の演目だったやなんて、
改めて知ったアホ歴女だす(ノ∇≦*)
『忠臣蔵』を誰が書いたなんて考えたこともなく…
大河の『元禄繚乱』に途中からハマって知ったお話で…
阿部っちから木村くんの堀部安兵衛に繋がる1/47('▽'*)。。oO
さぁそこで近松門左衛門と来たもんだ!
3年後には竹本座で上演されてるっちゅー史実を、
知ってしもたがな。
ちかえもん!もうちょいや。
それもこれも、お袖のお陰やで(笑)
「おのおの方、いざ!」の名場面。。。
鼻緒が切れただの、
行灯の明かりを消したかどうか?油代が?
討ち入りが済んでからにせいと言われるも、
ここは吉良の屋敷かどうなのか疑惑まで。
屋根の感じとか違う気がする…
何事ぞ!
おもしろーい(≧∇≦)ノ彡バンバン!
「あかんがな。何をもたもたしてんねん。
早よ討ち入りせんかい」 義太夫
「へえ。わしもそない思いますねんけどな、
中々行こうとしまへんのや」 ちかえもん
「誰が?」
「赤穂義士が」
「なんぼ書かれへんから言うて、
今だかつてそないな大胆な言い訳、
聞いた事ないわ」
「いやいや、言い訳ちゃいまんねん」
赤穂義士の思い。。。
そんなことも考えたことなかったのに、
問題は「忠義」やなんて…
ちかえもん同様にお袖の言葉は目からウロコ。
それに、褒められたら伸びますねんo(≧∇≦)o
「わては別に、
赤穂のお侍さんの事あっぱれとも思わんけどなぁ」 お袖
「えっ?」 ちかえもん
「なんぼお仕えした殿さんや言うたかて、
死んでしもた人のために命懸けるやなんて、
わてらからしたら、親不孝の極みや」
ほんにほんに(゜-゜)(。_。) ウンウン
ほんで親不孝もんの話に繋がる~。
徳兵衛は歌がうまいもん(笑)
せやけど、ほんまもんの人情なしの
ど腐れ息子やないって見せられたんが、
泣けた~(・・、)
「あほボン、いやいや
若旦さんには若旦さんのえぇとこがあると、
今この万吉が言いました。
何で、なるほどそうかと、
言うてやれんのです?
平野屋の跡継ぎたる者こうあるべきと、
旦さんの思い描くもんばっかり
押しつけられたらそら、
若旦さんかて息が詰まりまっせ。
そもそも、そもそもそもそも、
赤穂義士かてそないに
家のため、主のために、
命なげうつ覚悟があったんでっしゃろか?
そうか!そうかそうかそうかそうか!
戦の世が終わって100年、
家より主より忠義の心より
もっと大事にしたいもんかてあったんや。
あ~何で武家になんぞ生まれて
来てしもたんやと、
できれば、討ち入りなんぞしとうないな~と
思てた者もきっとおった。
そやさかい、わらじの鼻緒が切れたのと
行灯の明かりがどうのと、もたもたと」 ちかえもん
「わらじ?」 喜助
「皆がわぁわぁ言うほど、
華やかなもんやおまへんのや。
赤穂義士も、平野屋の若旦那も。
家に縛られて、義理に縛られて、
のたうち回ってますのや」 ちかえもん
「ふざけんな。
何で私が、この私が、
腐れ物書きなんぞに庇ってもらわなあかんねん!
私は、平野屋の跡継ぎやぞ!
平野屋徳兵衛やぞ!
分かってるわい。
私みたいな者、家ちゅう後ろ盾取ったら何も残らん。
しょうもない男や。
こないな私が生きて行こう思たら、
私は平野屋の伜や言うて、偉そうな顔して、
羽振りよう振る舞うしか
あれへんやおまへんか!」 涙の徳兵衛
「。。。」 忠右衛門
「若旦さん。
今日の商いは楽しおましたか?」 涙の喜助
「今日稼いだ銭で買うた。
丁稚らに食わしたろ思て」 涙の徳兵衛
「あほやあほや思とったが、
ほんまに救いようのないあほ息子やなお前は。
これがわしの伜やと言うて歩くのも恥ずかしいわい。
明日から佐七の下で働け!」 忠右衛門
「えっ?」
「手代からやり直せ言うてんねん。
そうでもせんと、
お前みたいなあほに、恐ろしゅうて
平野屋を任せられんわい!」
「(良かった~)」 ちかえもん
「あの~」 万吉
「(いらん事言うなよ~)」 ちかえもん
「わいとの不孝糖売りは
どないなりまんねん?」 万吉
「手代が仕事の合間に何しようと
わしの知ったこっちゃない」 忠右衛門
素直じゃないところはそっくりぽんの父子や。
平野屋が黒田屋に騙し潰されてしまわへんか心配。
大阪を震撼させるて、何~?
第4話へ
ありがとうございます。
わけもなく お茶を飲み~ 話したよ~
お客はんで 賑やかな この小屋の~
片隅で 聴いていた 義太夫節~
あの~時の節は 聴こえない~
人の姿も 変わったよ~ぉ
時は流れたぁ~
また聴けた~ヽ(^∀^*)ノ
音がなくても歌えてまーう。
フォーク世代ちゃうけど歌えてまーう。
『大阪で生まれた女』(1979)
『悲しくてやりきれない』(1968)
『学生街の喫茶店』(1972)
次の替え歌は何だすやろなぁ('▽'*)。。oO
また今回も、『赤穂義士』を上手いこと入れて来て。
と思ったら!
時代はビンゴの元禄16年2月4日の瓦版に…
〈これや。これや~!
暮れに起きた赤穂義士の討ち入り事件!
見どころ満載!名場面続出!
何で思いつかんかったんや。
早よ書かな。。。書かな!〉 ちかえもん
元禄15年12月14日、
赤穂浪士の吉良邸への討ち入りは有名なお話ですが、
近松門左衛門と絡んでたとは…
絡んでたどころの話やないで(゚∇゚ ;)
年末の風物詩とも言える『忠臣蔵』。
色んな作品を観て来ましたけど…
ここんとこやってなーい。観れてなーい。
寂しい。。。
せやのに『忠臣蔵』が、
人形浄瑠璃や歌舞伎の演目だったやなんて、
改めて知ったアホ歴女だす(ノ∇≦*)
『忠臣蔵』を誰が書いたなんて考えたこともなく…
大河の『元禄繚乱』に途中からハマって知ったお話で…
阿部っちから木村くんの堀部安兵衛に繋がる1/47('▽'*)。。oO
さぁそこで近松門左衛門と来たもんだ!
3年後には竹本座で上演されてるっちゅー史実を、
知ってしもたがな。
ちかえもん!もうちょいや。
それもこれも、お袖のお陰やで(笑)
「おのおの方、いざ!」の名場面。。。
鼻緒が切れただの、
行灯の明かりを消したかどうか?油代が?
討ち入りが済んでからにせいと言われるも、
ここは吉良の屋敷かどうなのか疑惑まで。
屋根の感じとか違う気がする…
何事ぞ!
おもしろーい(≧∇≦)ノ彡バンバン!
「あかんがな。何をもたもたしてんねん。
早よ討ち入りせんかい」 義太夫
「へえ。わしもそない思いますねんけどな、
中々行こうとしまへんのや」 ちかえもん
「誰が?」
「赤穂義士が」
「なんぼ書かれへんから言うて、
今だかつてそないな大胆な言い訳、
聞いた事ないわ」
「いやいや、言い訳ちゃいまんねん」
赤穂義士の思い。。。
そんなことも考えたことなかったのに、
問題は「忠義」やなんて…
ちかえもん同様にお袖の言葉は目からウロコ。
それに、褒められたら伸びますねんo(≧∇≦)o
「わては別に、
赤穂のお侍さんの事あっぱれとも思わんけどなぁ」 お袖
「えっ?」 ちかえもん
「なんぼお仕えした殿さんや言うたかて、
死んでしもた人のために命懸けるやなんて、
わてらからしたら、親不孝の極みや」
ほんにほんに(゜-゜)(。_。) ウンウン
ほんで親不孝もんの話に繋がる~。
徳兵衛は歌がうまいもん(笑)
せやけど、ほんまもんの人情なしの
ど腐れ息子やないって見せられたんが、
泣けた~(・・、)
「あほボン、いやいや
若旦さんには若旦さんのえぇとこがあると、
今この万吉が言いました。
何で、なるほどそうかと、
言うてやれんのです?
平野屋の跡継ぎたる者こうあるべきと、
旦さんの思い描くもんばっかり
押しつけられたらそら、
若旦さんかて息が詰まりまっせ。
そもそも、そもそもそもそも、
赤穂義士かてそないに
家のため、主のために、
命なげうつ覚悟があったんでっしゃろか?
そうか!そうかそうかそうかそうか!
戦の世が終わって100年、
家より主より忠義の心より
もっと大事にしたいもんかてあったんや。
あ~何で武家になんぞ生まれて
来てしもたんやと、
できれば、討ち入りなんぞしとうないな~と
思てた者もきっとおった。
そやさかい、わらじの鼻緒が切れたのと
行灯の明かりがどうのと、もたもたと」 ちかえもん
「わらじ?」 喜助
「皆がわぁわぁ言うほど、
華やかなもんやおまへんのや。
赤穂義士も、平野屋の若旦那も。
家に縛られて、義理に縛られて、
のたうち回ってますのや」 ちかえもん
「ふざけんな。
何で私が、この私が、
腐れ物書きなんぞに庇ってもらわなあかんねん!
私は、平野屋の跡継ぎやぞ!
平野屋徳兵衛やぞ!
分かってるわい。
私みたいな者、家ちゅう後ろ盾取ったら何も残らん。
しょうもない男や。
こないな私が生きて行こう思たら、
私は平野屋の伜や言うて、偉そうな顔して、
羽振りよう振る舞うしか
あれへんやおまへんか!」 涙の徳兵衛
「。。。」 忠右衛門
「若旦さん。
今日の商いは楽しおましたか?」 涙の喜助
「今日稼いだ銭で買うた。
丁稚らに食わしたろ思て」 涙の徳兵衛
「あほやあほや思とったが、
ほんまに救いようのないあほ息子やなお前は。
これがわしの伜やと言うて歩くのも恥ずかしいわい。
明日から佐七の下で働け!」 忠右衛門
「えっ?」
「手代からやり直せ言うてんねん。
そうでもせんと、
お前みたいなあほに、恐ろしゅうて
平野屋を任せられんわい!」
「(良かった~)」 ちかえもん
「あの~」 万吉
「(いらん事言うなよ~)」 ちかえもん
「わいとの不孝糖売りは
どないなりまんねん?」 万吉
「手代が仕事の合間に何しようと
わしの知ったこっちゃない」 忠右衛門
素直じゃないところはそっくりぽんの父子や。
平野屋が黒田屋に騙し潰されてしまわへんか心配。
大阪を震撼させるて、何~?
第4話へ
ありがとうございます。
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この記事へのコメント
山崎銀之丞さんの悪役ぶりも楽しみです
完全な悪役のまま終わるのかしらん
瑞々しい早見あかりさんお初の美しさ
優香さんお袖は幸せになってほしいです
完全な悪役のまま終わるのかしらん
瑞々しい早見あかりさんお初の美しさ
優香さんお袖は幸せになってほしいです
Posted by 夢見 at 2016年01月29日 19:26
★夢見さん
平野屋が何を企んでるのか…
炭坑の親分とは違う顔が見られて、
これまた楽しみですね~。
純粋に恋心じゃないお初と、
実は心優しい徳兵衛がどうなるのかも、
楽しみ~。
お袖を、年増遊女と呼ばんといて~(笑)
平野屋が何を企んでるのか…
炭坑の親分とは違う顔が見られて、
これまた楽しみですね~。
純粋に恋心じゃないお初と、
実は心優しい徳兵衛がどうなるのかも、
楽しみ~。
お袖を、年増遊女と呼ばんといて~(笑)
Posted by mana at 2016年01月31日 17:58