2009年01月25日
『銭ゲバ』 第2話
「蒲郡風太郎です」って耳にする度、気になる…どうして「蒲郡」なんだろう?
地元愛知の蒲郡市を思い出しちゃうんですけどぉ。
競艇とみかんが有名です。。。それが何ですが(笑)
「友達になれたら、嬉しいです」と言う風太郎に一瞬ひるみました?
「うん、お友達になりましょう」と笑顔で答えた緑でしたけど。
何だかミムラさんにピッタリしっくり来る役ですね。上手く言えませんけど。
色んなシーンで垣間見れる、緑のいい子ちゃんぶり。
風太郎を紹介されて、一瞬言葉を失った父親の方がリアルでしたわ。
でもケンイチ君の風貌じゃまだまだ~。
原作漫画の主人公を思い出すとリアルに「うす気味悪い」って共感できます。
友達になれますか?一緒に住めますか?ヾ(゚∇゚*)オイオイ
これが、貧乏や容姿のコンプレックスで生きて来た風太郎なんですよね。
まぁケンイチ君でなかったら見てなかったと思いますが(^_^;)
豪華クルーザーでのパーティ。
「死んだ母がよく言ってたんです。大切なのはお金じゃない。心だって。
たとえ貧しくても、正直に一生懸命頑張っていれば、絶対に幸せになれる。
神様は見ていてくれるからって。
正しいと思いますか?緑さんも、母の言ったことを」
「うん。思うよ」
すんなり答える緑って、何不自由なく育ったと言うか、スレてないと言うか…
そういう人が平気で(知らずに)人を傷つけたりするんですね。
顔にはアザ、足も不自由で外へ出たがらない緑の妹・茜(木南晴夏)を、
せっせと社交の場へ連れ出そうとする緑もそう。
緑の思いとは別に、お金持ちの自慢話には全く興味なしの茜。
それどころか嫌悪感から…
化粧室から茜が慌てて出て行くところを目撃した風太郎。
そこには叩き壊された高級腕時計が…
「なるほど。。。銭ズラ」と風太郎は微笑みます。
500万円の腕時計が紛失し、風太郎を調べたいと言う白川(田中圭)。
よくないと止める緑に、快く衣服を脱ぎ始める風太郎。
茜もジッと見守ります。
「嫌いなんだろう?幸せな奴が。ムカつくよね~…
なんか酷い目に遭わせたくなるよね。分かるよ」
ゴミ箱の生ゴミの下に隠してあった腕時計を取り出す風太郎。
「どうして?…」
「君の気持ちが分かったからさ。俺もおんなじ気持ちだったし。
共犯になりたかったんだよね。。。捨てちゃおうよ。こんなクソ時計。…
もうやめなよ。こんなことするの。ね」
と海へポイ!
そんな風太郎を見て驚く茜。
茜の中で何か希望の光が射したようでした。
木南晴夏ちゃんって上手いですね~。色んな表情を魅せてくれます。
「お父さん、お姉ちゃんも、お願いがあるんだけど」
心を閉ざしていた茜からのお願い事に喜ぶ父・三國譲次(山本圭)。
寺田(田口トモロヲ)殺しの捜査で、
同僚だった風太郎が働く工場へやって来た荻野刑事(宮川大輔)でしたが…
「荻野宏。憶えてる?…」
「えぇ、もちろん憶えてます。…お元気ですか?宏さん」
「死んだよ。殺された。撲殺だ。寺田と同じようにね」
新聞販売所の荻野宏(近藤公園)は弟だったんですね。
「そんな。。。どうして!どうして宏さんが殺されるんですか。あんないい人が」
と泣き崩れる風太郎に、
「…僕は君が犯人じゃないかなって思ってるんだ。ずっとね」
「どうしてあんないい人を僕が殺すんですか!」と迫真の演技に荻野は…
「見たか。あいつの目。傷のない方の目だよ。あいつだよ。あいつがやったんだ」
と同僚刑事・菅田(鈴木裕樹)に言った荻野は確信しました。
”あんないい人が”と連呼する度、風太郎の恨めしさを感じてしまいます。
定食屋の前で足を止める風太郎。
また無理矢理引っ張り込まれます。暇なお店(笑)
主人の姪っ子・野々村由香(石橋杏奈)が風太郎に見せた写真。
蒸発したたったひとりのお兄ちゃんが風太郎に似てると話してましたけど、
これは何か繋がってるんですかね?ただの憩いの場では終わらない?
酔った父・蒲郡建蔵(椎名桔平)が飲み逃げしそうな現場に出くわし、
風太郎を指差し息子だと言いますが…
「本当に息子さんなの?」
「いいえ、こんな人知りませんよ。
頭おかしいんじゃありませんか」と見捨てた風太郎。
そりゃそうでしょ~。と思いきや。。。
ランドセルを買ってくれた優しかった頃の父を思い出し、
畳の下の1万円札を握りしめ「こんなものー!」と運命を呪う風太郎でした。
全ては金のせい。貧乏のせい。顔の傷も、母の死も…
茜の願い事とは「風太郎にこの家に住んで貰えないか」ということ。
風太郎の計画通りです。
あの屋敷。母が頭を下げた、あの玄関。。。とうとうここまで来た。
「何が違うんだろうね。同じ人間なのにね」泣いていた母を思い出します。
「あの子の心の扉を開いてあげて欲しいの」と緑に頼まれるも…
風太郎が席を外すと、
「何なんだ、あの男は。うす気味悪い」と父・譲次は浮かぬ顔。
これも昔のドラマ風で時代錯誤はやっぱりどうにもなりません。
500万の腕時計も今なのか昔なのか分かんなくなっちゃう。
そして遠足の写真エピソードもそうなんですよね~。
小学校時代…
壁に張り出された注文写真の中に、一人笑顔で写る風太郎の写真。
一枚50円の写真が買えずに諦める風太郎は、
一枚も写ってなかったと母親に話します。それを、
「何だ、残念だったねぇ」と流す母もどうかと思いましたわぁ。
今の時代、写真を撮る先生もすごく気を遣うそうですよ。
「顔がヘンだ」と苦情を言うモンスターペアレントも居ますしね。
「こういう顔ですよ」って言ってみたいでしょうね(笑)
風太郎の担任が金八先生だったらまた違ってたかもしれないのに…
それでも「泥棒はいけない」と風太郎を咎めた荻野宏や三國緑は、
「いい人」に見えて、実はそうではないのかもしれません。
「人のため」とはどういう行為のことなんでしょうね。
大目に見る、見て見ぬふりをする、嘘も方便…こういうことが許せないと、
自己満足の正義のお陰で歪んだ人格が作られるってことも否めません。
しかしあの写真、誰も注文しないんでしょうし、あげたらいいですのにね~。
給食費を払えと家に押しかけてくる担任にそんな度量はなく┐(´-`)┌
ってこういう流れがまず古臭すぎて、
初回から子役の齋藤君の演技にも冷めちゃうんです。
でもBGMはスゴクいい♪上手い使い方に引き込まれて行きます。
このクセのある曲が耳から離れない(^_^;)
「ありがとう。嬉しいよ、すごく。
君のそばに居れたらって思うけど、難しいみたいだね。
僕は顔はこんなんだし、身分が違うし、仕方ないよ。
でも君の気持ちは嬉しかった。ありがとう」
仕掛けましたよ。茜に。
〈頼むよ~茜。こんなチャンスは二度とないんだ〉
洗面所で祈る思いの風太郎。
「そんな人じゃない!」と言う茜に父は、
「お前達は分かってないんだ。貧しさは簡単に人を悪くさせる」と。
さすが長く生きてます。しかも苦労人だからこそ経験して来た言葉でしょう。
「お願い聞いてくれないんだったら、私死ぬから」
というやり取りをドアの外でニヤニヤしながら聞く風太郎。
それを家政婦は見た(笑)。。。ヤバそうです。
「俺は自分が醜いからさぁ、美しいものが好きなんだ。
醜いものが嫌いだ。だからお前は大嫌いだよ。見るのも嫌だ。寒気がする。
でも俺には緑さんを手に入れるのは難しそうだ。だから仕方なくだよ。
お前の家の財産全て頂くためにな。仕方なくな。
じゃなきゃお前の顔なんか見たくもない。銭のためズラ」
茜の両耳をふさぎ、顔を包み込むようにし微笑みながらこう囁いた風太郎…
って聞こえるでしょ~、あれは(^▽^;)
「お願い。聞かせて」
そして両手を外すと…
「大好きだよ、茜。このアザも、大好きだ。愛してるよ」
嬉しそうな茜が可哀想でしたわぁ。初めて心を許せた人なのに。
お金を手に入れるだけならこれで良さそうなもんですけど、
ここで終わるはずもなく。。。
お屋敷の前に風太郎の父・建蔵が登場。
「風太郎。お前は昔から親孝行だったよなぁ。ふはははは」と呟きましたよ。
椎名さん、こんな役も上手いですね~。憎めない(^_^;)
何をやらかしてくれるのか楽しみですわ♪
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地元愛知の蒲郡市を思い出しちゃうんですけどぉ。
競艇とみかんが有名です。。。それが何ですが(笑)
「友達になれたら、嬉しいです」と言う風太郎に一瞬ひるみました?
「うん、お友達になりましょう」と笑顔で答えた緑でしたけど。
何だかミムラさんにピッタリしっくり来る役ですね。上手く言えませんけど。
色んなシーンで垣間見れる、緑のいい子ちゃんぶり。
風太郎を紹介されて、一瞬言葉を失った父親の方がリアルでしたわ。
でもケンイチ君の風貌じゃまだまだ~。
原作漫画の主人公を思い出すとリアルに「うす気味悪い」って共感できます。
友達になれますか?一緒に住めますか?ヾ(゚∇゚*)オイオイ
これが、貧乏や容姿のコンプレックスで生きて来た風太郎なんですよね。
まぁケンイチ君でなかったら見てなかったと思いますが(^_^;)
豪華クルーザーでのパーティ。
「死んだ母がよく言ってたんです。大切なのはお金じゃない。心だって。
たとえ貧しくても、正直に一生懸命頑張っていれば、絶対に幸せになれる。
神様は見ていてくれるからって。
正しいと思いますか?緑さんも、母の言ったことを」
「うん。思うよ」
すんなり答える緑って、何不自由なく育ったと言うか、スレてないと言うか…
そういう人が平気で(知らずに)人を傷つけたりするんですね。
顔にはアザ、足も不自由で外へ出たがらない緑の妹・茜(木南晴夏)を、
せっせと社交の場へ連れ出そうとする緑もそう。
緑の思いとは別に、お金持ちの自慢話には全く興味なしの茜。
それどころか嫌悪感から…
化粧室から茜が慌てて出て行くところを目撃した風太郎。
そこには叩き壊された高級腕時計が…
「なるほど。。。銭ズラ」と風太郎は微笑みます。
500万円の腕時計が紛失し、風太郎を調べたいと言う白川(田中圭)。
よくないと止める緑に、快く衣服を脱ぎ始める風太郎。
茜もジッと見守ります。
「嫌いなんだろう?幸せな奴が。ムカつくよね~…
なんか酷い目に遭わせたくなるよね。分かるよ」
ゴミ箱の生ゴミの下に隠してあった腕時計を取り出す風太郎。
「どうして?…」
「君の気持ちが分かったからさ。俺もおんなじ気持ちだったし。
共犯になりたかったんだよね。。。捨てちゃおうよ。こんなクソ時計。…
もうやめなよ。こんなことするの。ね」
と海へポイ!
そんな風太郎を見て驚く茜。
茜の中で何か希望の光が射したようでした。
木南晴夏ちゃんって上手いですね~。色んな表情を魅せてくれます。
「お父さん、お姉ちゃんも、お願いがあるんだけど」
心を閉ざしていた茜からのお願い事に喜ぶ父・三國譲次(山本圭)。
寺田(田口トモロヲ)殺しの捜査で、
同僚だった風太郎が働く工場へやって来た荻野刑事(宮川大輔)でしたが…
「荻野宏。憶えてる?…」
「えぇ、もちろん憶えてます。…お元気ですか?宏さん」
「死んだよ。殺された。撲殺だ。寺田と同じようにね」
新聞販売所の荻野宏(近藤公園)は弟だったんですね。
「そんな。。。どうして!どうして宏さんが殺されるんですか。あんないい人が」
と泣き崩れる風太郎に、
「…僕は君が犯人じゃないかなって思ってるんだ。ずっとね」
「どうしてあんないい人を僕が殺すんですか!」と迫真の演技に荻野は…
「見たか。あいつの目。傷のない方の目だよ。あいつだよ。あいつがやったんだ」
と同僚刑事・菅田(鈴木裕樹)に言った荻野は確信しました。
”あんないい人が”と連呼する度、風太郎の恨めしさを感じてしまいます。
定食屋の前で足を止める風太郎。
また無理矢理引っ張り込まれます。暇なお店(笑)
主人の姪っ子・野々村由香(石橋杏奈)が風太郎に見せた写真。
蒸発したたったひとりのお兄ちゃんが風太郎に似てると話してましたけど、
これは何か繋がってるんですかね?ただの憩いの場では終わらない?
酔った父・蒲郡建蔵(椎名桔平)が飲み逃げしそうな現場に出くわし、
風太郎を指差し息子だと言いますが…
「本当に息子さんなの?」
「いいえ、こんな人知りませんよ。
頭おかしいんじゃありませんか」と見捨てた風太郎。
そりゃそうでしょ~。と思いきや。。。
ランドセルを買ってくれた優しかった頃の父を思い出し、
畳の下の1万円札を握りしめ「こんなものー!」と運命を呪う風太郎でした。
全ては金のせい。貧乏のせい。顔の傷も、母の死も…
茜の願い事とは「風太郎にこの家に住んで貰えないか」ということ。
風太郎の計画通りです。
あの屋敷。母が頭を下げた、あの玄関。。。とうとうここまで来た。
「何が違うんだろうね。同じ人間なのにね」泣いていた母を思い出します。
「あの子の心の扉を開いてあげて欲しいの」と緑に頼まれるも…
風太郎が席を外すと、
「何なんだ、あの男は。うす気味悪い」と父・譲次は浮かぬ顔。
これも昔のドラマ風で時代錯誤はやっぱりどうにもなりません。
500万の腕時計も今なのか昔なのか分かんなくなっちゃう。
そして遠足の写真エピソードもそうなんですよね~。
小学校時代…
壁に張り出された注文写真の中に、一人笑顔で写る風太郎の写真。
一枚50円の写真が買えずに諦める風太郎は、
一枚も写ってなかったと母親に話します。それを、
「何だ、残念だったねぇ」と流す母もどうかと思いましたわぁ。
今の時代、写真を撮る先生もすごく気を遣うそうですよ。
「顔がヘンだ」と苦情を言うモンスターペアレントも居ますしね。
「こういう顔ですよ」って言ってみたいでしょうね(笑)
風太郎の担任が金八先生だったらまた違ってたかもしれないのに…
それでも「泥棒はいけない」と風太郎を咎めた荻野宏や三國緑は、
「いい人」に見えて、実はそうではないのかもしれません。
「人のため」とはどういう行為のことなんでしょうね。
大目に見る、見て見ぬふりをする、嘘も方便…こういうことが許せないと、
自己満足の正義のお陰で歪んだ人格が作られるってことも否めません。
しかしあの写真、誰も注文しないんでしょうし、あげたらいいですのにね~。
給食費を払えと家に押しかけてくる担任にそんな度量はなく┐(´-`)┌
ってこういう流れがまず古臭すぎて、
初回から子役の齋藤君の演技にも冷めちゃうんです。
でもBGMはスゴクいい♪上手い使い方に引き込まれて行きます。
このクセのある曲が耳から離れない(^_^;)
「ありがとう。嬉しいよ、すごく。
君のそばに居れたらって思うけど、難しいみたいだね。
僕は顔はこんなんだし、身分が違うし、仕方ないよ。
でも君の気持ちは嬉しかった。ありがとう」
仕掛けましたよ。茜に。
〈頼むよ~茜。こんなチャンスは二度とないんだ〉
洗面所で祈る思いの風太郎。
「そんな人じゃない!」と言う茜に父は、
「お前達は分かってないんだ。貧しさは簡単に人を悪くさせる」と。
さすが長く生きてます。しかも苦労人だからこそ経験して来た言葉でしょう。
「お願い聞いてくれないんだったら、私死ぬから」
というやり取りをドアの外でニヤニヤしながら聞く風太郎。
それを家政婦は見た(笑)。。。ヤバそうです。
「俺は自分が醜いからさぁ、美しいものが好きなんだ。
醜いものが嫌いだ。だからお前は大嫌いだよ。見るのも嫌だ。寒気がする。
でも俺には緑さんを手に入れるのは難しそうだ。だから仕方なくだよ。
お前の家の財産全て頂くためにな。仕方なくな。
じゃなきゃお前の顔なんか見たくもない。銭のためズラ」
茜の両耳をふさぎ、顔を包み込むようにし微笑みながらこう囁いた風太郎…
って聞こえるでしょ~、あれは(^▽^;)
「お願い。聞かせて」
そして両手を外すと…
「大好きだよ、茜。このアザも、大好きだ。愛してるよ」
嬉しそうな茜が可哀想でしたわぁ。初めて心を許せた人なのに。
お金を手に入れるだけならこれで良さそうなもんですけど、
ここで終わるはずもなく。。。
お屋敷の前に風太郎の父・建蔵が登場。
「風太郎。お前は昔から親孝行だったよなぁ。ふはははは」と呟きましたよ。
椎名さん、こんな役も上手いですね~。憎めない(^_^;)
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