2014年05月16日
『BORDER』 第6話
捻って来ましたね~!
そう思わせといての、ここをこうこうこうヽ(*´∀`)ノ
今回は加害者の声が重く響きました。。。
最初の飛び降り自殺に違和感を感じ、偽装殺人だと読む比嘉。
しかし根拠が弱すぎる。
その遺体の声を聞けなかった安吾の言葉…
「次噛みつきたくなったら、まずは俺に相談しろよ。
間違いなく力になれるから」
比嘉は胸キュンしたに違いない♡
またしても一人暮らしの女性が転落死。
そこには前回と同じように枯れ枝が置かれていたことで、
宗教関係者に目をつける比嘉。
「ダンテの『神曲』の中に、
自殺者は地獄に堕ちた後、
自分の肉体に暴力を加えた罪によって
ひね曲がった枯れ木にされ、
その枝を折られて苦しみを与えられるって言う一節があるの。
自殺を偽装した犯人は、
これを読んで影響を受けた人間じゃないかしら」 比嘉
「確かにその可能性はあるけど、
ただ、これは自ら死んで罪を背負った人間に対する罰だろ。
偽装されて殺されたんなら、
彼女たちに罪はないはずじゃないか」 安吾
「今夜亡くなった彼女にも
舞子さんと同じように自殺未遂の過去があった。
犯人はそれを自殺と同罪とみなして、彼女たちを罰した」 比嘉
2人の共通点は…
遺体に訊く安吾。
「あなたは自殺したんですか?」
「自殺なんてしていません」
背後から誰かに襲われたと話す女子大生。
「自殺未遂の事を知っているのは、
両親と精神科のお医者さんだけのはずです」
ここで、その医者か~!
って思わせちゃうんですからね~。
これで連続殺人事件だと言うことはハッキリしたものの、
精神科医・河島(阪田マサノブ)が殺す動機が見えない。
そこで、サイ君&ガー君にお願いする安吾君。
この3人、通じ合う何かがあるんでしょうねぇ。
兄の死。
ここで自殺者と兄の死を繋げて来ました。
安吾の過去が少しずつ明らかにされて行く。。。
「俺には4つ上の兄貴が居て、
カッコ良くて頭が良くて、何より優しい人だった。
俺は親父が嫌いでケンカばかりしてたんだけど、
兄貴はいつも俺の事をかばってくれた。
俺が まだ二十歳で大学生だった時のある日、
兄貴から突然電話がかかって来た。
静かな雨が降ってる朝だった。
兄貴は、急にお前の声が聞きたくなったって言って、
子供の頃自転車を2人乗りして、
近くのグラウンドに草野球を見に行った時の話をし始めた。
何で急にそんな話を聞かされるのか意味がわからなかったし、
大学の講義を遅刻しそうだったから電話を切る事にした。
兄貴は少し寂しそうな声で、
勉強 頑張れよって言って電話を切った。
兄貴の声を聞いたのはそれが最後だった。
その日の夜、兄貴は自殺をした。
首をつって死んだんだ。
遺書もなかったし、死ななきゃならない理由も見つけられなかった。
きっと兄貴の体のどこかには、
大きな穴がぽっかり空いていたんだろうけど、
周りの人間にはそれが見えなかったんだ。
でも俺だけは、それを見つけて塞いであげたかった。
俺は今でもあの日の朝の事が忘れられないんだ。
あの電話から大切な何かを聞き取れなかった自分を責めるんだ」 安吾
「これを食べると元気が出るよ」 ひと口チョコをあげるサイ君
「不思議だな。
これまで誰にも話した事なかったのに。
聞いてくれてありがとう」
子供のように素直で照れ屋さんの2人が可愛い(笑)
スケベ医者が犯人だと思うじゃないですか~。
アリバイが崩せない。
となると真犯人は…
彼女たちが自殺未遂をした時に運び込まれた病院?
ビンゴ~♪
病院を2ヶ月前に辞めた、津川利雄(弓削智久)に辿り着く。
第3の被害者を出す前に止めることが出来たものの、
津川は屋上から飛び降りてしまう。
「やめろー!」
目の前で救えなかった安吾のショックは大きいでしょうが、
その後の死者(犯人)の声がまた考えさせられてしまうんですよねぇ。。。
「なぜ 彼女たちを殺した」 安吾
「自殺未遂をした人間の4割は、
また自殺を図って死ぬんだ。
死にたがってる奴らに手を貸して何が悪い?」 津川
「彼女たちは残りの6割だったかもしれない」
「それをどうやって見分けるんだ」
「どうしてそんなに自殺を憎む?」
「俺を苦しめるからだ。
目の前で、大切な人間に死なれた事はあるか?
俺はある。中学生の時、
学校から家に帰った俺の目の前に、姉貴が落ちて来た。
マンションの屋上から飛び降りたんだ。
姉貴の血が、俺の顔に飛び散って来たよ。
俺は怖くて動く事も出来ずに、
姉貴の目から光が消えるまで、ずっとそばに立ちすくんでた」
「医者になったのは、命を救いたかったからだろ」
「命を救った患者がまた、
自分の体を傷つけて戻って来る気持ちがわかるか?
俺気づいたんだよ。
治しても意味がないって事を。
奴らは俺を苦しめるために何度でも戻って来るんだって事を」
「だから罰する事にしたのか」
「苦しみから、解放されたかったんだ」
何とも言えない虚しさを醸し出すんですよねぇ。
無言のまま立ちすくむ安吾の表情から色んな想像をさせてくれるのが、
イイ。上手い!
私は犯人の言葉を聞きながら、『JIN』を思い出してました。
傷ついた兵士を助けても助けても…
仁先生の虚しい叫び。
自殺を思い留まらせることはできるんですかね。。。
4割の人…
自殺する前にドナー登録をお願いします。
健康な臓器を無駄にせず生き続けることもできる。
「出て来てくれよ。
死んだわけを教えてくれ。。。
役に立たない能力だな」
兄の墓前で顔を歪める安吾。
死にたいと思ったら…
家族の顔を思い浮かべましょう。
第7話へ
応援ありがとうございます。
そう思わせといての、ここをこうこうこうヽ(*´∀`)ノ
今回は加害者の声が重く響きました。。。
最初の飛び降り自殺に違和感を感じ、偽装殺人だと読む比嘉。
しかし根拠が弱すぎる。
その遺体の声を聞けなかった安吾の言葉…
「次噛みつきたくなったら、まずは俺に相談しろよ。
間違いなく力になれるから」
比嘉は胸キュンしたに違いない♡
またしても一人暮らしの女性が転落死。
そこには前回と同じように枯れ枝が置かれていたことで、
宗教関係者に目をつける比嘉。
「ダンテの『神曲』の中に、
自殺者は地獄に堕ちた後、
自分の肉体に暴力を加えた罪によって
ひね曲がった枯れ木にされ、
その枝を折られて苦しみを与えられるって言う一節があるの。
自殺を偽装した犯人は、
これを読んで影響を受けた人間じゃないかしら」 比嘉
「確かにその可能性はあるけど、
ただ、これは自ら死んで罪を背負った人間に対する罰だろ。
偽装されて殺されたんなら、
彼女たちに罪はないはずじゃないか」 安吾
「今夜亡くなった彼女にも
舞子さんと同じように自殺未遂の過去があった。
犯人はそれを自殺と同罪とみなして、彼女たちを罰した」 比嘉
2人の共通点は…
遺体に訊く安吾。
「あなたは自殺したんですか?」
「自殺なんてしていません」
背後から誰かに襲われたと話す女子大生。
「自殺未遂の事を知っているのは、
両親と精神科のお医者さんだけのはずです」
ここで、その医者か~!
って思わせちゃうんですからね~。
これで連続殺人事件だと言うことはハッキリしたものの、
精神科医・河島(阪田マサノブ)が殺す動機が見えない。
そこで、サイ君&ガー君にお願いする安吾君。
この3人、通じ合う何かがあるんでしょうねぇ。
兄の死。
ここで自殺者と兄の死を繋げて来ました。
安吾の過去が少しずつ明らかにされて行く。。。
「俺には4つ上の兄貴が居て、
カッコ良くて頭が良くて、何より優しい人だった。
俺は親父が嫌いでケンカばかりしてたんだけど、
兄貴はいつも俺の事をかばってくれた。
俺が まだ二十歳で大学生だった時のある日、
兄貴から突然電話がかかって来た。
静かな雨が降ってる朝だった。
兄貴は、急にお前の声が聞きたくなったって言って、
子供の頃自転車を2人乗りして、
近くのグラウンドに草野球を見に行った時の話をし始めた。
何で急にそんな話を聞かされるのか意味がわからなかったし、
大学の講義を遅刻しそうだったから電話を切る事にした。
兄貴は少し寂しそうな声で、
勉強 頑張れよって言って電話を切った。
兄貴の声を聞いたのはそれが最後だった。
その日の夜、兄貴は自殺をした。
首をつって死んだんだ。
遺書もなかったし、死ななきゃならない理由も見つけられなかった。
きっと兄貴の体のどこかには、
大きな穴がぽっかり空いていたんだろうけど、
周りの人間にはそれが見えなかったんだ。
でも俺だけは、それを見つけて塞いであげたかった。
俺は今でもあの日の朝の事が忘れられないんだ。
あの電話から大切な何かを聞き取れなかった自分を責めるんだ」 安吾
「これを食べると元気が出るよ」 ひと口チョコをあげるサイ君
「不思議だな。
これまで誰にも話した事なかったのに。
聞いてくれてありがとう」
子供のように素直で照れ屋さんの2人が可愛い(笑)
スケベ医者が犯人だと思うじゃないですか~。
アリバイが崩せない。
となると真犯人は…
彼女たちが自殺未遂をした時に運び込まれた病院?
ビンゴ~♪
病院を2ヶ月前に辞めた、津川利雄(弓削智久)に辿り着く。
第3の被害者を出す前に止めることが出来たものの、
津川は屋上から飛び降りてしまう。
「やめろー!」
目の前で救えなかった安吾のショックは大きいでしょうが、
その後の死者(犯人)の声がまた考えさせられてしまうんですよねぇ。。。
「なぜ 彼女たちを殺した」 安吾
「自殺未遂をした人間の4割は、
また自殺を図って死ぬんだ。
死にたがってる奴らに手を貸して何が悪い?」 津川
「彼女たちは残りの6割だったかもしれない」
「それをどうやって見分けるんだ」
「どうしてそんなに自殺を憎む?」
「俺を苦しめるからだ。
目の前で、大切な人間に死なれた事はあるか?
俺はある。中学生の時、
学校から家に帰った俺の目の前に、姉貴が落ちて来た。
マンションの屋上から飛び降りたんだ。
姉貴の血が、俺の顔に飛び散って来たよ。
俺は怖くて動く事も出来ずに、
姉貴の目から光が消えるまで、ずっとそばに立ちすくんでた」
「医者になったのは、命を救いたかったからだろ」
「命を救った患者がまた、
自分の体を傷つけて戻って来る気持ちがわかるか?
俺気づいたんだよ。
治しても意味がないって事を。
奴らは俺を苦しめるために何度でも戻って来るんだって事を」
「だから罰する事にしたのか」
「苦しみから、解放されたかったんだ」
何とも言えない虚しさを醸し出すんですよねぇ。
無言のまま立ちすくむ安吾の表情から色んな想像をさせてくれるのが、
イイ。上手い!
私は犯人の言葉を聞きながら、『JIN』を思い出してました。
傷ついた兵士を助けても助けても…
仁先生の虚しい叫び。
自殺を思い留まらせることはできるんですかね。。。
4割の人…
自殺する前にドナー登録をお願いします。
健康な臓器を無駄にせず生き続けることもできる。
「出て来てくれよ。
死んだわけを教えてくれ。。。
役に立たない能力だな」
兄の墓前で顔を歪める安吾。
死にたいと思ったら…
家族の顔を思い浮かべましょう。
第7話へ
応援ありがとうございます。
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BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係 #06【ぐ~たらにっき】at 2014年05月16日 19:59
この記事へのコメント
比嘉さんと安吾と青木さん演じる最初は尖っていた刑事さんの関係が楽しい
喋ると何かをぶつけられる青木さん
飲み物へのお礼とか いい役回りの小栗さん
そしてパソコンオタクの二人と安吾
それぞれの人間関係の変化が良いなーって思います
裏の「MOZU 」は地獄絵図 場面の色目がホラーのような回でした
喋ると何かをぶつけられる青木さん
飲み物へのお礼とか いい役回りの小栗さん
そしてパソコンオタクの二人と安吾
それぞれの人間関係の変化が良いなーって思います
裏の「MOZU 」は地獄絵図 場面の色目がホラーのような回でした
Posted by 夢見 at 2014年05月16日 16:27
★夢見さん
返事が遅くなってすみません!
お待たせしましたm(__)mゴメンナサイ
あの3人が可笑しいですよね♪
>喋ると何かをぶつけられる青木さん
そして、それを一々ちゃんと拾う青木さん(笑)
オタクと安吾の見せ方も上手い。
みんながいい人なのが見てて気持ち良いです。
とにかく毎回退屈させないですね~。
>裏の「MOZU 」は地獄絵図 場面の色目がホラーのような回でした
早く見ないと…
ってもう明日だわ(||゚Д゚)ヒィィィ!
返事が遅くなってすみません!
お待たせしましたm(__)mゴメンナサイ
あの3人が可笑しいですよね♪
>喋ると何かをぶつけられる青木さん
そして、それを一々ちゃんと拾う青木さん(笑)
オタクと安吾の見せ方も上手い。
みんながいい人なのが見てて気持ち良いです。
とにかく毎回退屈させないですね~。
>裏の「MOZU 」は地獄絵図 場面の色目がホラーのような回でした
早く見ないと…
ってもう明日だわ(||゚Д゚)ヒィィィ!
Posted by mana at 2014年05月21日 13:58