2014年04月05日

『花子とアン』 おじぃやんとはな

安東はな役の山田望叶ちゃんがイイですね~。
初回(子役)のツカミは大事。
登場人物に何の違和感もなく入って行けた、
『あまちゃん』を思い出すようなナイスキャストで。

前作みてぇにながら見できねぇだよ。
見逃したら大変じゃんけ!
うちの姉やんたちぃ、早よぅ出勤してくんりょう(笑)


今朝は蟹江敬三さんの訃報に驚きました。
インパクトある演技は抜群で、大好きな俳優さんでした。
あの雰囲気を出せる人は居ないですねぇ。。。

松嶋菜々子さんの父親役だった『Sweet Season』と、
夏川結衣さんの上司役だった『トップセールス』が印象深く残ってる。
『龍馬伝』や『鬼平犯科帳』も、
どれもこれもそれぞれの味を出せる名わき役で、
何と言っても『あまちゃん』の忠兵衛さんは見事でしたもんね~。

孫のアキと話す忠兵衛さん…

『花子とアン』を見ながら思い出してました。
孫(女児)とお爺ちゃんって関係に興味を持つのは、
自分にはなかったことだからですかねぇ。
祖父を知らない私。

そのせいかどうなのか、
おじぃやんとはなの会話シーンが特に好き。
とっても心地良い時間が流れます。。。


「おらが奉公先なんか頼まんかったら、
 兄やんが行くこたぁなかったさ。おらのせいだ」 はな

「ほうじゃねぇ。そうさな。。。
 貧乏神のせいずら。
 汗水たらして働いて、寝る間も惜しんでこうして内職して、
 ふんでも貧乏なんだから誰も悪くねぇ。悪いのは貧乏神ずら」 周造

石橋蓮司さんもイイんですよね~。
上手いわぁ。


「何ではなじゃなくて花子がそんなにいいだか、
 じぃやんにはさっぱり分からん。どういでだ?」 周造

「ほりゃぁさ、花子と呼ばれた方が自分の事をありがたく思えるじゃんけ。 
 おじぃやんも自分の事、
 周造じゃなくて周右衛門とか周左衛門だと思ってみろし」 はな

「周左衛門?わしが?」  (≧∇≦)ノ彡バンバン!

「ほの方がずっと気持ちいいだよ。
 自分の事ありがたく思えるだよ」

「ほうかな」

「おら思う。人も物も名前が大事だ。
 名前が変われば見える景色も変わるだよ。
 自分が花子だと思うと。。。
 ほ~ら、風の匂いまで違うじゃん」

「フフフフフ。はなは本当に面白ぇボコだ。
 じぃやんは、はなと居ると退屈しん」

「ふんじゃぁ、ずっとおじぃやんの傍に居るさ」


からの、週末の今日は…


「はな。。。」 周造

「ずっとおじぃやんのそばに居るよ。約束したじゃんけ」 はな

「そうさな。。。
 ふんだけんど、はなのおかぁは頑固で、
 一度言い出したら絶対ぇに聞かん。
 富士山と一緒ずら。
 てこでも動かんし、たまにゃぁ噴火もする。
 名前ぇがふじだからな」 なはの頭をなでなでする周造。


目の黒いうちは東京の女学校へは絶対に行かせんって言ってたおじぃやん。
娘と孫には弱い(笑)

一週間の流れも良かったですね~。
そして来週も子役ちゃんに会えそうで嬉しいヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪

アンと呼ばれるよりも素敵に見える名前に拘った『赤毛のアン』。
この先教師になることや、どんな人々と出会って行くのか…
木場朝市がギルバートなのか?とか。
アンとはなを重ねて見るストーリーも楽しい♪

10歳のはなから女学生へ。
華族たちの挨拶はやっぱり…

ごきげんよう。。。さようなら?
('0ノ'*)オーホホッ

それでも名前はやっぱり…

「おらの事は花子と呼んでくりょう」から、
「私のことは花子と呼んで下さい」に進化しただけ?(笑)


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連続テレビ小説「花子とアン」
第6回(4月5日)

3年進んで1903年になり、兄・吉太郎の年季が明けて奉公先から帰って来ました。
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「花子とアン」第6回★曲がり角の先には何が待っているのでしょう【世事熟視〜コソダチP】at 2014年04月06日 00:22
・花子とアン第1週(3.31-4.5)
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花子とアン「花子と呼んでくりょう!」【のほほん便り】at 2014年04月07日 08:09
この記事へのコメント
mana様、こんにちは。

才能というものはある程度遺伝しますからな。
あの婿を好きになった母も
その親である祖父も・・・
どこかで・・・「学問」への憧れを秘めていたのかもしれない。
そういう素質を環境がおしこめたのが
明治という時代・・・。
新政府はとにかく中央に財を集めて
富国するしかなかった・・・。

だからこそ・・・「花子になりたい」と自己主張したはなを
母も祖父も・・・
愛おしく思わずにはいられない。
なにしろ・・・それは圧し殺されたもう一人の自分なのだから・・・。
そういう哲学的要素に満ちた第一週でしたな。

はなに対するふじの
ふじとはなに対するおじいの・・・
複雑な気持ち・・・。
それを「学がない」という設定で甘く優しく表現していく。
脚本家の「こだわり」が浮かび上がります。

「花子」の「ごきげんよう・・・さようなら」が待ち遠しい今日この頃です。

しかし・・・怒涛の如く押し寄せる春ドラマ・・・。
くるよ・・・何かが殺しに来るよ。
夜ごとキッドの寝室では薬師丸ひろ子が予知夢をささやいています。
ものすごくおそろしいシーズンが・・・そこまで・・・。
Posted by キッド at 2014年04月06日 15:57
★キッドさん

こんにちは~。

半年ぶりの楽しい朝を迎えておりま~す♪
大きな頭をした女たちを見てはキッドさんを思い出し、
「醍醐さん」と聞けばキッドさんが過ぎる…
チーズってぇ!

前作と何が違うのかってぇ、
胸が空く思いで読んだってぇヾ(゚∇゚*)モウエェッテェ

オーディションではなく吉高ちゃんに目を付けたことが、
期待通りでありますように。。。

『カーネーション』の初回もインパクトありましたもんね~。
再放送でもやっぱり子役ちゃんが素晴らしい。
反面、能年ちゃん同様に脱朝ドラって大変そう。
八重はいいけど望海は違う…ヾ(゚∇゚*)ッテェ!
見る側の期待は膨らむばかり。


キッドさんの解説つきで、
より脚本家の「こだわり」が見えて面白いです。
大きい方の起用もグー♪
「白鳥麗子じゃね~わ!」って言って欲しい(笑)
美輪さんの「うるせぇやぃ」も見事でしたね~(ノ∇≦*)キャハッッッ♪

厳しい女学校での生活も、
嫌みな感じに見せないさじ加減が上手い。

はなが空を見上げて空想のおにぎりを食べるシーンに、
前作主人公の違和感を思い出してました。
口を閉じて大きく回す食べ方が最後まで受け入れられなかった私。
あ~水曜日は1本にしてしまおうか思案中。


春ドラマ、いよいよ始まりましたね。
早速お疲れ様でした。
2本見るのはキツイでしょう。
私は週に2本書くのがキツイお年頃ですが、
またキッドさんのレビューで楽しませて貰います。


P.S.
コメント送信後に中々反映されないままだったので、
キッドさんの体調を心配してました。
次の方のコメントを目にした時はショックと安堵で納得(笑)
2日も経つともう思い出せないのよ~(ノ*´▽)ノアハハハハ
Posted by manamana at 2014年04月09日 10:47
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