2014年02月18日

『ジョバンニの島』 北方領土問題












終戦を迎え平和が訪れると思いきや、
ソ連軍が北方四島に侵略するとそのまま現在に至ると言う…
何故ですか?

そんな疑問が解決されるでもなく、
歴史をしっかり学んでない馬鹿さ加減を思い知る。

ソ連軍を悪く描いてないことで、
逆にロシアの人たちに観て貰いたい映画だと思いました。
どこかの国なら日本兵をとことん悪者に描き、
反日感情を煽ってるだろうなと。


ただ…
泣かせようとしてることが見えるって、
こう言うことなのかと感じながら観てました。

『永遠の0』でそう言う感想を書かれてた人を思い出し、
そう感じる何かがあったんだろうって考えちゃいました。












役者やアニメーションの好みもありますけど、
クライマックスと思える兄弟のシーンには、
『火垂るの墓』を思い出さない人は居ないほど、似てます。
娘の感想も同じでした。
「試写会で良かったね」ヾ(゚∇゚*)コラ

カンタと言えば『となりのトトロ』が浮かんでしまうし。
ジブリ作品と比べては酷かもしれないんですが、
明るく生きる様子を狙ってなのか、
アゴが外れるアニメ描写は苦手でしたねぇ。。。

地上波で老若男女問わず多くの人に見て貰う、
もしくは夏休みに市の博物館で上映されるような、
風化させない戦争映画として親子鑑賞にピッタリだとは思いましたけど。
悪くはないヾ(゚∇゚*)ナニサマ

唯一ウルッと来たのが、
日本人とロシア人の小学生たちの交流を、
日本の童謡『赤とんぼ』と、
ロシア民謡『カチューシャ』で見せたシーン。

慣れ親しんだロシア民謡が多くあることに気づきましたけど、
北方領土からの移民で本土にも浸透したとか?

隣合わせの教室で授業を受ける日本人とロシア人の子供たち。
歌の時間になると…
「僕たちのオルガン」で歌う『カチューシャ』が流れて来る我慢の日々。
逆に歌ってやったぜ敵国の民謡を!
合唱し始めた日本の子供たちと、童謡で歌って返すロシアの子供たち…
戦争も国も関係ない、人対人の温かみには胸キュンです。


2/22(土)公開。



人って、
嘘のない真摯で前向きな人間を見て感動し涙を流すんですかねぇ。。。

今朝はソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体ラージヒルの、
銅メダル獲得おめでとうニュースを見ながら、
4人の頑張りと葛西選手の涙に感動の貰い泣きでしたもん(/_;)


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