2013年09月06日
『許されざる者』 リメイク版
クリント・イーストウッド監督・主演作の、
オリジナル版の方を観たくなりましたね~。
酒場の外へ出て決闘するシーンは、まさに西部劇。
刀を抜いて…
その違和感に思うのが、
明治初期ってまだ武士の生き残りが居たんですよねぇ。
歴史上に名を残すような人物たちが政治家などに納まったことは習っても、
武器を奪われ路頭に迷う浪人たちの生活保障って…
みんなが番傘を作ってたとは思えず(笑)
「人は、どこまで許されるのか」
このキャッチコピーに、想像してたものとは違ってました。
許されないのは、当時のお役人(警察)の方でしょ。
戦争映画で感じる憲兵の暴力も同じ。
ネタバレあります。。。
キャスティングが良かったですね~。
でも今回は、佐藤浩市さんが悪党なのが辛かった~。
國村隼さんを容赦なくボッコボコにしちゃうシーンに、こちらも顔が歪む。
殴る方も精神的、肉体的にキツイって語ってた浩市さん。
謙さんもボッコボコにします。
で、過ったのが…10倍返しだ!いてまえー!って感情。
弱い者が耐えて耐えて爆発、見返す爽快感がたまらないんだな~って。
『半沢直樹』が好調なことに頷けます。
滝藤賢一さんまで出て来ると、
思い出さない訳には行きません(笑)
どうしても『スターマン』を思い出すし。。。
『とんび』の和尚役の方が好きだったしヾ(゚∇゚*)オイ
遊女・なつめ(忽那汐里)が、客に顔を切り刻まれたことから、
復讐劇が始まる訳ですが、
ここもオリジナル版で確認したかった一つ。。。
泥酔したカウボーイが、
娼婦の顔を切り刻み、目玉をえぐり出し、乳首を切り取ったと言う筋書き。
なつめは顔を数ヶ所切りつけられるんですが、
その復讐に燃えるのが先輩女郎・お梶(小池栄子)。
憎っくき相手は元仙台藩士の開拓民、
堀田佐之助(小澤征悦 )と卯之助(三浦貴大)兄弟。
弟の方は何もしてないんですけどね。。。
最初は三浦弟くんって分からなかったほど薄汚れた開拓民で登場。
『Woman』にも出てますけど、
え?ここにも出てた!って感じに驚かされることが多い役者さんだ(笑)
日本映画に欠かせない俳優に成長して嬉しい。
ナニが小さいと言われ逆上した兄・佐之助の犯行なんですが、
賞金を積んでまで恨みを晴らす相手かなぁと…
女郎たちのそれまで溜まりに溜まったうっぷんが…
ってことなんですかね。
釜田十兵衛(渡辺謙)がまず、
女郎宿の主人を撃ったことがそれを語ってたんでしょうね。
『半沢~』のように、
悪党をこれでもかと憎たらしく見せられた後のスカッと感とは違う…
浩市さんだからか?
個人的感情で憎たらしく思えないんだもん(笑)
子供たちと別れるハメになった十兵衛が気の毒で。
ラストが切ない。
賞金稼ぎに誘った金吾(柄本明)が悪いんだけれど、
その金吾の敵討ちに人斬り十兵衛に戻ったと言う友情劇だったのか。。。
さすが渡辺謙さんの切り替わる表情がスゴイ。
斬って斬っての見せ場には、観てる方も力が入りました。
PG12指定だったんですね。納得。
そして感心しながら見てたのは…
こちらもその成長ぶりに嬉しくなった役者さんの1人。
十兵衛とともに賞金首を追う沢田五郎役の柳楽優弥くんが、イイんです。
こんなイイ役者になるとは思ってなかっただけにヾ(゚∇゚*)オイ
『ガリレオ~』内海薫の最後の事件で、
コンビを組んでた彼を見て驚きましたもん。
最初は分からず、上手いな~新人かな~って。
でも彼だと確信して見てると素晴らしい演技に感心しきり。
エンドロールで名前を発見!嬉しスッキリ♪
何しろ思い出すのは、『星になった少年』(2005)ですからね~。
本音を言えば、15歳だった彼の印象は薄かっただけにヾ(゚∇゚*)ヤメロー
豊田エリーちゃん…大丈夫かぃって心配してたしヾ(゚∇゚*)コラー
今回はまた、アイヌ出身の青年役がピッタリで大当たり。
アイヌの風習と絡めた見せ方も良かったです。
ってことは、オリジナルの方はインディアン?
9/13(金) ロードショー。
試写会当日、台風17号の影響で名古屋は午後から土砂降りの雨。
会場の市公会堂は、鶴舞公園内を長蛇の列で並ぶんですよね~。
覚悟してビーチサンダルで向かいましたよ。
地下鉄に乗って。。
到着すると小雨になってララララッキ~の拍子抜け。
警報が出てたり、電車不通だったりで断念した方々も多かったようで、
短蛇の列(ノ∇≦*)ミジカイヘビー
会場内の空席(≧∇≦)ノ彡ガラガラヘビー
8月23日の同会場試写会では、
李相日監督と、渡辺謙さん、佐藤浩市さんが舞台挨拶をしたそうです。
映画になるまでの苦労話や、
北海道での過酷な長期ロケ秘話などが聞けたようで、
生の声の後に観たらまた違ってたかも。。。
応援ありがとうございます。
オリジナル版の方を観たくなりましたね~。
酒場の外へ出て決闘するシーンは、まさに西部劇。
刀を抜いて…
その違和感に思うのが、
明治初期ってまだ武士の生き残りが居たんですよねぇ。
歴史上に名を残すような人物たちが政治家などに納まったことは習っても、
武器を奪われ路頭に迷う浪人たちの生活保障って…
みんなが番傘を作ってたとは思えず(笑)
「人は、どこまで許されるのか」
このキャッチコピーに、想像してたものとは違ってました。
許されないのは、当時のお役人(警察)の方でしょ。
戦争映画で感じる憲兵の暴力も同じ。
ネタバレあります。。。
キャスティングが良かったですね~。
でも今回は、佐藤浩市さんが悪党なのが辛かった~。
國村隼さんを容赦なくボッコボコにしちゃうシーンに、こちらも顔が歪む。
殴る方も精神的、肉体的にキツイって語ってた浩市さん。
謙さんもボッコボコにします。
で、過ったのが…10倍返しだ!いてまえー!って感情。
弱い者が耐えて耐えて爆発、見返す爽快感がたまらないんだな~って。
『半沢直樹』が好調なことに頷けます。
滝藤賢一さんまで出て来ると、
思い出さない訳には行きません(笑)
どうしても『スターマン』を思い出すし。。。
『とんび』の和尚役の方が好きだったしヾ(゚∇゚*)オイ
遊女・なつめ(忽那汐里)が、客に顔を切り刻まれたことから、
復讐劇が始まる訳ですが、
ここもオリジナル版で確認したかった一つ。。。
泥酔したカウボーイが、
娼婦の顔を切り刻み、目玉をえぐり出し、乳首を切り取ったと言う筋書き。
なつめは顔を数ヶ所切りつけられるんですが、
その復讐に燃えるのが先輩女郎・お梶(小池栄子)。
憎っくき相手は元仙台藩士の開拓民、
堀田佐之助(小澤征悦 )と卯之助(三浦貴大)兄弟。
弟の方は何もしてないんですけどね。。。
最初は三浦弟くんって分からなかったほど薄汚れた開拓民で登場。
『Woman』にも出てますけど、
え?ここにも出てた!って感じに驚かされることが多い役者さんだ(笑)
日本映画に欠かせない俳優に成長して嬉しい。
ナニが小さいと言われ逆上した兄・佐之助の犯行なんですが、
賞金を積んでまで恨みを晴らす相手かなぁと…
女郎たちのそれまで溜まりに溜まったうっぷんが…
ってことなんですかね。
釜田十兵衛(渡辺謙)がまず、
女郎宿の主人を撃ったことがそれを語ってたんでしょうね。
『半沢~』のように、
悪党をこれでもかと憎たらしく見せられた後のスカッと感とは違う…
浩市さんだからか?
個人的感情で憎たらしく思えないんだもん(笑)
子供たちと別れるハメになった十兵衛が気の毒で。
ラストが切ない。
賞金稼ぎに誘った金吾(柄本明)が悪いんだけれど、
その金吾の敵討ちに人斬り十兵衛に戻ったと言う友情劇だったのか。。。
さすが渡辺謙さんの切り替わる表情がスゴイ。
斬って斬っての見せ場には、観てる方も力が入りました。
PG12指定だったんですね。納得。
そして感心しながら見てたのは…
こちらもその成長ぶりに嬉しくなった役者さんの1人。
十兵衛とともに賞金首を追う沢田五郎役の柳楽優弥くんが、イイんです。
こんなイイ役者になるとは思ってなかっただけにヾ(゚∇゚*)オイ
『ガリレオ~』内海薫の最後の事件で、
コンビを組んでた彼を見て驚きましたもん。
最初は分からず、上手いな~新人かな~って。
でも彼だと確信して見てると素晴らしい演技に感心しきり。
エンドロールで名前を発見!嬉しスッキリ♪
何しろ思い出すのは、『星になった少年』(2005)ですからね~。
本音を言えば、15歳だった彼の印象は薄かっただけにヾ(゚∇゚*)ヤメロー
豊田エリーちゃん…大丈夫かぃって心配してたしヾ(゚∇゚*)コラー
今回はまた、アイヌ出身の青年役がピッタリで大当たり。
アイヌの風習と絡めた見せ方も良かったです。
ってことは、オリジナルの方はインディアン?
9/13(金) ロードショー。
試写会当日、台風17号の影響で名古屋は午後から土砂降りの雨。
会場の市公会堂は、鶴舞公園内を長蛇の列で並ぶんですよね~。
覚悟してビーチサンダルで向かいましたよ。
地下鉄に乗って。。
到着すると小雨になってララララッキ~の拍子抜け。
警報が出てたり、電車不通だったりで断念した方々も多かったようで、
短蛇の列(ノ∇≦*)ミジカイヘビー
会場内の空席(≧∇≦)ノ彡ガラガラヘビー
8月23日の同会場試写会では、
李相日監督と、渡辺謙さん、佐藤浩市さんが舞台挨拶をしたそうです。
映画になるまでの苦労話や、
北海道での過酷な長期ロケ秘話などが聞けたようで、
生の声の後に観たらまた違ってたかも。。。
応援ありがとうございます。
Posted by mana at 14:53│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
初めまして!
ドラマの感想とか 懐かしく時々拝見させていただいております
オリジナル「許されざる者」はBSジャパンにて9月13日の夜20時より21時54分まで放送予定です
私も「スターマン」観ているのでー國村さんを見たら 首の360度くりん(笑)が浮かびます
ドラマの感想とか 懐かしく時々拝見させていただいております
オリジナル「許されざる者」はBSジャパンにて9月13日の夜20時より21時54分まで放送予定です
私も「スターマン」観ているのでー國村さんを見たら 首の360度くりん(笑)が浮かびます
Posted by 夢見 at 2013年09月07日 13:26
★夢見さん
こんにちは~。初めまして^^
早速、録画予約しました!
ナイスタイミングな放送と、夢見さんのコメントに運命を感じる~♪
ご親切に感謝します。
私は種市先輩が変身しそうで、ムリな期待をしながら見てました(笑)
こんにちは~。初めまして^^
早速、録画予約しました!
ナイスタイミングな放送と、夢見さんのコメントに運命を感じる~♪
ご親切に感謝します。
私は種市先輩が変身しそうで、ムリな期待をしながら見てました(笑)
Posted by mana at 2013年09月08日 10:20