2007年06月29日

「聞くに堪えない3日間…」

山口母子殺害事件で、裁判を傍聴した遺族の言葉です。
そして私がそのニュースを聞く度に堪えられない言葉は「元少年」。
「ドラえもんが何とかしてくれる」と語ったその脳レベルは別として、
もう26歳の彼を未だに、これからも「元少年」と呼び続けるのに抵抗があります。
しかも、21人の弁護団って何?
「お母さんに助けを求める心境で、性的暴行を加えた」
「ドラえもんの存在を信じていた」
これがこの弁護団の力量なんでしょうか?本当に聞くに堪えません。
この期に及んで殺意を否認する殺人犯に益々怒りが込み上げます。


…と、ちょうどこんな記事を書いていたら『太田総理』で取り上げられていた、
「少年法を廃止します」と言う議案に、何てタイミング!とビックリしました。

反対派・賛成派の討論後、息子を殺された母親の登場に会場は静まり返りました。
「人ごとだと思う」と言うその母親の言葉に反論出来る議員は居ませんでした。
「自分も子供を殺されて、こんなに(被害者に)厳しいものだとは思わなかった」と。

17歳と15歳の加害者二人は、1~2年で仮退院したそうです。
右足が不自由で逃げる事も出来なかった16歳の息子は殴り殺されたのに…
環境の整えられた少年院の中で、罰も受けていない。


”やられ損 やったもん勝ち”の現状に、関わらずに生きて行ける事のが奇跡かも。

そうそう、加害者はまだしも被害者まで…
卒業アルバムの写真を使うのはやめて欲しいですわぁ(-_-;)全然違うのに。

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この記事へのコメント
コメントが難しいですが、「真実」を探し出すのに努力を惜しまないでもらいたいと思います。
この事件、検察が「真実」であるのなら、本当にひどい話で許せませんが、人の心の中は誰も知ることはできないのでは…と思ってしまうのです。あってはならない冤罪が存在するのは事実だし、精神的に病んでいて、子供を投げ捨てた事件もありましたし、性的変質者で再犯のおそれがあるモノが野放しになって実際に再犯を犯すことは多々あります。
やはり、我々の税金(ボーナスでたくさんもっていかれたところです(; ;))の使い道だと思うのです。年金問題や債権処理に本当に無駄な税金が使われています。
厳しい状況で捜査をする警察官や更正施設、更正プログラムにもっとお金をかけなければならないと思います。
携帯電話の時代についていけないシステムがたくさんあります。少年法の話でいえば、昔は鑑別所で知り合った少年たちが出所後も繋がりをもつことはほとんどなかったのに、今は携帯で連絡を取り合ってなかなか更正できないでいます。
「罪を憎んで、人を憎まず…」そうみんなが信じることのできる世の中になればいいですね。
Posted by かっしー at 2007年07月01日 18:35
★かっしーさん

難しい問題にコメントありがとうございます。
遺族の言葉と弁護団の言葉を聞いてて、思わず怒りを記事にぶつけてましたσ(^_^;
実は私のような人間が「真実」を見落としてしまいがちなのかもしれませんね。
報道のままを信じてしまう人は多いと思います。かっしーさんは男性らしく冷静ですね。
ただこの事件に関しては、2人の罪のない人間が殺されたと言う事実は真実で、それを謝る・反省するのではなく「ドラえもんが…」と、これは被害者遺族がどれ程の怒りを抑えての会見だっただろうかと思い許せなかった。

>我々の税金(ボーナスでたくさんもっていかれたところです
そうそうたくさん貰うとたくさん持って行かれますよ~(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

しかし、税金なんてどんどんじゃんじゃん入って来るんですもんねぇ。天下りにでもどんどんじゃんじゃん使わなきゃ~って感じですかね。呆れて腹も立ちません。

世の中便利になり過ぎるのも怖いですね。
子供が居る以上、人ごとではないのが怖いです。
Posted by mana at 2007年07月01日 23:34
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