2012年02月18日

『カーネーション』 三姉妹

姉の優子が東京の店まで訪ねて来て、涙する直子に貰い泣き(・・、)

姉妹っていいですよね~。
ケンカもするけど、そこは血の繋がり。
友達以上に分かり合ってる2人だから。

小難しい2人の姉とは違い、ヘニャヘニャしてる三女の聡子って…
ヘニャヘニャちゃいまんがな~、お母ちゃんは見てへんなぁ。
おばあちゃんは、よぉ知ってますぅ。。。

テニスの大阪府大会で優勝したことも話せない状況の聡子に、
賞状の入った丸筒を遣って上手く見せてました。

三女のコシノミチコさんって実際にソフトテニスで、
高校・大学時代に全国大会で優勝するほどの実力だったそうですね(*゚0゚)スゴイ


東京の百貨店に出した直子の店の評判がよろしくない。
”サイケの女王”ですからね~♪
時代の先を行くってこういうことですね。

反りが合わず辞めて行く従業員。
何とかしたらなあかんと、小原家では家族会議。
そこで糸子は、優子にガツンとやられてしまう訳ですわ。

直子を助けられるのは自分だけだと言い放つ優子。
お母ちゃんと昌ちゃんも、直子の服はけったいなもんやと思うてるのは否めない。

「けどあれがあの子の才能の形で、それは凄いことなんや、悔しいけど」

そこは姉妹の良さですね~。
電話で優子に喝を入れる直子も良かったですけど、
直子が優子に叩かれるシーンもお見事でしたわ(≧∇≦)ノ彡バンバン!


どうしても我が家の娘たちと重ねて見てしまうんですが、
もう親を頼りにすることもなくなった自立と親離れをどう受け止めるか至難。

知らないモデルの話題で盛り上がってる娘たちの会話を横で聞きながら、
入れない悔しさと羨ましいのと、嬉しいのと寂しいのと…

ひとりっ子や男兄弟では味わえないひと時かも。
私の母親も姉妹で出かけたり電話したりしてるのを見ると羨ましいですもん。


〈言いよった、あいつ。うちではもう直子の役には立てん、言いよった〉

聡子まで、直子の服はカッコイイと言う(笑)

半人前だと思ってても、知らず知らず親を越えて行くんですよね~。
越えると言うより、流行ってものの見方の違いを痛感しますね。
世代の距離感って言うか…
糸子ではないけれど、これは仕方のないことで世代交代はやって来るんです。
いつまでも柔らか頭で居たいな~。。。

悔しがる糸子は、やっぱりそこが違うんでしょうね。
娘たちを褒めないところも、強い母親ですわ。
まだまだイケる~!負けてられへん!ってのが原動力ですしね。
だからこそ、生涯現役でやって来れたんだと思います。

そこには、おばあちゃんが居てくれたことも忘れてはいけません。
東京へ向かう優子に、小遣いを渡す千代にもジーン(・・、)
聡子の志に笑顔で受け入れられる千代の柔軟さ。
晩年の麻生さんも見事です。

聡子役の安田美沙子ちゃんが、本当にホワ~ンってしててイイ味出してます。
直子役の川崎亜沙美ちゃんも、どんどんジュンコさんになって行くし(笑)
優子役の新山千春ちゃんに違和感を感じてたのが分かって来ました。

直子に対しての強いライバル心と姉としてのプライドが強く出過ぎてて、
実際はホワ~ンとした新山千春ちゃんが演じてることに違和感だったのか、
今回の優子の本音や商売人発揮な姿を見て、すっかり払拭!
この落差と言うかギャップを見せたかったんだな~って感じたり…
それなりに年相応になって来たっちゅうことやねんな。

今朝の、直子の店で働く優子には大笑いさせて貰いましたわ♪

支配人への顔と裏の顔の使い分けもお見事。
さすが無敵の外面(ノ∇≦*)キャハッッッ♪
優子にどつかれた直子の顔~(笑)
吉本新喜劇かて(≧∇≦)ノ彡バンバン!


「あない客に媚び売って貰わんかてえぇちゅうてんや。
 うちは、うちの服を分かってくれる人にだけ来て貰えたらほんでえぇ。…」

後ろを振り返り、人が居ないかどうか確認すると、
手持ちのクリップボードで直子の頭を思い切り叩く優子。

「痛っ!何や!」
「このクソガキ!いつまで甘ったれてんねんや!
 これは商売なんや!腐れ芸術家気取りも、えぇ加減にしぃ!」

睨み合う2人の背後に支配人が現れ…
「やぁどうだね、小原姉妹。。。どうだね?調子は」

「あぁ、どうも。お陰さまで。何とか頑張っておりますぅ」 
満面の笑みの優子。。。無敵の外面(≧∇≦)ノ彡バンバン!
千春ちゃん、イキイキ演じてる♪

振り返ると、ず~っと前から伏線で繋がってる。
こう言うバランスが上手いですねぇ。。。

お母ちゃんがミシンを踏む音と、
それを聞きながら寝床で考える聡子の表情だけで見せるシーンもさすが。

聡子も、母親や姉たちのことをず~っと見て育って来てますもんね。
テニスで日本一になった聡子は、もう思い残すことはないと母親に宣言。

「うち、今日限りで、テニスやめるわ。
 もうえぇんや。やれるとこまでやったよって。
 もう寂しい。。。寂しいさかい。。。」

〈うちはな~んも気ぃついてへんかったけど、
 上2人の取っ組み合いの横で、いっつもヘニャヘニャ笑うてたこの子にも、
 色んな思いがあったようでした〉

糸子の潤んだ瞳と、
娘の気持ちを分かってやってなかった親心にジーンと来ちゃう(・・、)


「うちだけずっと仲間外れやったんや。
 やっとや、こんでやっと仲間入れる」

そうおばあちゃんの前で話す聡子の嬉しそうな笑顔に、
小原家の波乱万丈はまだまだ続く。。。o(^^o)(o^^)oワクワク



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傾きかけている直子(川崎亜沙美)の店をなんとかしようと、
手伝いはじめた優子(新山千春)
しかし、笑顔を振りまく優子のやり方が直子は不満だったが、
“これは商売だ”と優...
カーネーション 第115回【レベル999のgoo部屋】at 2012年02月18日 21:39
この記事へのコメント
ばんはです
いやぁ面白いものですね
負けず嫌いというか、互いに自分がもってない才能に嫉妬してたんでしょうね

優子は直子のデザインの才能に
直子は優子の接客対応に糸子の技術
聡子は姉二人が糸子に構ってもらえること

そして糸子はアホな聡子にさえ分かる時代の流行

自分も振り返れば
弟にできて自分にできないことに対して
弟に嫉妬して、叩いたりしたこともありましたが(; ̄∇ ̄)ゞ

親子って時にライバルになりますからねぇ
それが親であっても子でさえも

実に面白いものですね
Posted by ikasama4 at 2012年02月18日 23:35
★ikasama4さん

こんにちは~。体調はどう?

ホント面白く見せてくれますね~。
これが実話だってところが、たまげますわ。

『歴史秘話ヒルトリア~中原淳一』では、
コシノヒロコさんが登場したのを見て優子を重ねましたよ。
無敵の外面も、怒ると怖いのかなぁ…って^^;

>弟に嫉妬して、叩いたりしたこともありましたが(; ̄∇ ̄)ゞ
ikasama4さんが?想像中。。。(≧∇≦)ノ彡バンバン!
そういうことはしっかり憶えてるもんですね。
当然、相手も。
うちの弟もしっかり憶えてました(笑)

>親子って時にライバルになりますからねぇ
>それが親であっても子でさえも
父と息子って、母と娘とはちょっと違う感じでしょ?
兄弟も姉妹と違うように。
小原家の人々を描くのにこんなに面白くなるのもそれ故に。
周囲の男たちがタジタジなのも可笑しいですしね♪
やっぱ「女」ってドラマになるわぁ。
ネタの宝庫や~(笑)
Posted by mana at 2012年02月19日 16:49
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