美容師は見た…

　ブルース・ウィリスが好きで、
　見逃してた『１６ブロック』を観ました。
　今クールはドラマが不作のため
　映画を観るチャンスに恵まれ(^▽^;)


証人を護送する任務を、渋々請け負った 刑事ジャック（ブルース・ウィリス）。
護送される証人は囚人エディ（モス・デフ）。お喋りと言うか人懐こいと言うか、
勤務中もドリンカーなジャックを相手に、一人でずっと喋ってるんですが、その高い
声と独特のイントネーションが嫌ではなく、むしろ心地良く耳に入って来ました。
護送を阻止しようと追跡・射撃して来るのは元同僚のフランク（デヴィッドモース）他、
刑事仲間だったのです。秘密を話されては困る５人の刑事。
「ガキを信じるか。元同僚を信じるか」と問うフランク。正義か、友情か…
後に分かるのですが、これが正義や友情の問題だけではなかったんですね。

初めて会ったジャックに心理テストをするエディ。これは面白い。
　
　　嵐の中、運転してると３人がバス停に居た。
　　１人は死にそうな老婆。２人目は命を救ってくれた親友だ。
　　３人目は憧れの美女だ。車には１人しか乗せられない。どうする？
　　これでどういった人間か判る…と。


８時頃留置所を出たでしょ。１０時までに裁判所へ連れて行かなければアウト。
たった「１６ブロック」約１．６km先の裁判所が遠いんです(笑)
銃撃戦・バス乗っ取り・アパート立てこもり…とこの短時間にスピード感ある展開。
何よりジャックの頭の良さ！そのキレる頭で瞬時の判断！本来敏腕刑事だった
んだなぁと思わせました。次々と突破して行く姿に、『ダイ・ハード』を思い出し('-'*)

「物事は変わるが、人は変わらない」と言ったジャックに「人は変われるんだ」と身を
持って教えたエディ。ある事で頑なになってしまっていたジャックの心を開いたのは
エディ。そしてこの二人に友情のようなものが芽生えて行くのも心温まります。

最後にジャックはエディに答えました。

　　車の鍵を親友に渡して、老婆を病院に連れて行かせる。
　　自分はバス停で憧れの人と待つ。これが答えだろ？

「あぁ」とエディは微笑みました。こんな流れも大好きです！
”遊戯王”なんかも出て来てびっくり！日本の物ですよね？詳しくは知らずσ(^_^;

ただ無事に護送するだけのお話かと思ってました。
夢を実現したエディとジャックに、ラストは感動です。
すごく得した気分でしたわぁ(^▽^;)