2010年12月08日
『セカンドバージン』 第9話
何だか違う方向に行ってしまった感じのラスト前。
行が撃たれたあのシーンからスタートしたんでしたねぇ。
二人で逃げてたと思ってたらそうではなく、
まさか偶然シンガポールで再会することになってたとは驚き。
1年以上もヤバイ仕事をさせられてたんだろか。
もう用済みで始末されるとこだったんだろか。
るいと出会ってなくても、行はこういう人生を歩むことになってたんだろか。。。
台湾へ渡る船から、ケイタイを海へ放り投げた行。
思い出もしがらみも全て捨てた。
もう後戻りもできない。
るいを守るために彼女の元を去り、闇の仕事に手を染めることを覚悟する。
そんな行を見ていて可哀想になってしまった。
「驕り(おごり)」は人を変えてしまうかもしれないですねぇ。
このドラマ放送前にニュースで流れた謝罪会見でも、
「自分の驕りが招いた」事件だと語っていた海老蔵さん。
我が家の娘たちは、こっちの→「奢り(おごり)」だと思ったらしい(笑)
奢りだったら無事に帰宅できたかも?
新海社の株式上場記念パーティに現れた秀月の根性にも驚きましたわ。
「どんな顔してふんぞり返ってるか、見に来たったわ」は許すとして、
挨拶する秋夫に「あんた誰?馴れ馴れしい男」って、捨てゼリフ。怖っ!
次回は、「老いをテーマにした小説」を依頼するるいにどう出るのか見もの。
私服を肥やすための金融商法だったと言うより、
日本の将来を真面目に考えてたと思われる行の言葉に、ちょっと同情。
頭が良すぎるのも災いして困りますが。
事の重大さを知ることもなく、自分は「馬鹿じゃない」って…
苦労知らずってこういうことなんでしょうね。今後もお金の苦労は無さそうな万理江。
違う人を愛し結婚していたら…
ペット業界で成功しちゃってたかもしれないって想像したりして。
のん気に犬のアレルギー食を作る万理江が、両親と共に気の毒に見えたり。
「私をバカにする人間は、親だって許さんけん」(||゚Д゚)ヒィィィ!
闇の仕事を持ちかけているのは、チャイナ・キャピタル?
行にかかって来た電話は英会話。
「どう償う気だ?」
「会社を清算して返済することになるだろう」
「そんな金はたかが知れている。命で償ってもらってもいいが、
それではこちらが得るものがない。
我々の別働部隊が香港とシンガポールでファンドをやっている。仲間になれ」
「何だと?ふざけるな」
「法律をくぐり抜け、金儲けするスキームを考えるんだ。得意だろう?」
「出来ない」
体調の優れない行に薬を飲ませようとするるいが母親に見えたり、
そして声を荒げてふてくされる行はわがまま息子のようで。
死のような快楽は何処へ~(ノ゚ο゚)ノ
「長崎、行けば良かったかな」
「今何て言ったの?」
「何だよ」
「長崎の誰を頼ろうって言うの?」
「独り言だよ」
「あなたを検察に売ったの、誰だと思ってるの?あなたの妻よ!
目をくり抜いた写真も、レタスの誘拐も、週刊誌や検察に密告したのも
全てあなたの妻の仕業だったのよ!彼女、私に言ったわ。
私からあなたを引き離すために検察に身柄を拘束させたんだって。
ケイタイのメールで気づいたそうよ。メールを見たって言ってたわ。…
撤回して。長崎に行けば良かったって言うの、撤回してよ!
言って。悪かったって言って!」
「何で今まで黙ってたんだ」
「愛してるからでしょ。愛してるから私の胸に納めてたんじゃない。
そんなことも分からないの?」
「そんな大事なこと、何で今まで言わなかったんだよ!」 そうだそうだ
「言ってどうなるの?取り返しつかないんだもの。そうでしょ!」 そういう解釈か
「あなたさえあんなこと言わなければ、黙っていられたのに」 正当化
「人のせいにすんなよ!」
「今こうして一緒に居られる事を大切にしたかったからよ!
やっと一緒に暮らせるようになったんだもの。…」 常に自分の尺度
「るいさんは俺にはまぶしすぎる。だからあいつの方が楽だと思ったんだよ」
「でもあの人も出て行ったから、私と暮らしているの?」
「あぁ。拘置所に毎日届く手紙も、だんだん読むのが辛くなった。
こんなになった俺をどこまでも支えるって言い続ける、
るいさんの強さがうっとうしくなったんだよ。…
俺なんかるいさんに相応しい男じゃないんだて。最低だろ?」
投げやりになったら負けると励まするい。女は強し。。。特にるいは強し。
「だからもう負けてんだって。とっくに!
やっぱり殺された方がいいんだな、俺なんか」
るいにしがみつき泣き崩れる行。その背中をさするるい。。。母性愛、かな?パフ
判決は懲役2年に罰金1億円。3年間の執行猶予がつきました。
チャイナ・キャピタルからの誘いを断る行でしたが…
「明日の朝、飛行機で与那国に飛べ」
「その話は断ったはずだ。殺すなら殺せ」
「殺すならお前ではなく、お前の女を殺す。女を助けたかったら言う通りにしろ」
ドロドロな恋愛模様を期待したはずが、何だか凄い展開になって来ちゃいましたよ。
そんな危ない会社ともおつき合いしてたのね。やっぱり、
驕り(おごり)がそうさせたのか。。。
本の出版などについて行と会って話した向井社長。
同志であるるいのこともよ~く分かってるし、
行についてはっきり言うものの、最後に気遣うところもさすがでした。
「あの男はダメだな。公判をずっと傍聴してたけど、地に足が着いてない。
るいみたいにデキる女は、あ~言うガラスのような男を守りたくなるんだろう。
しかし国民の金融資産を投資に回せば、
みんなが豊かになるなんて理屈はとんでもないよ。
頭の良すぎる人間の机上の空論だ」
「時代が早すぎたんですね」
「どんな時代だっておんなじだよ。そんなこと、分かってんだろ?るいだって」
「…傍で応援したい。それだけです」
…
「ごめんな」
色々と心配をかけたお詫びだと、最後の晩餐準備をして待っていた行。
「それと、役員復帰したるいさんのお祝い」
「ありがとう!」
「ごめんね。色々と辛い思いさせちゃって。
本も書くよ。しばらく無職だし」
「きっとまたベストセラーになって。お金も入って来るし。
あなたは華やかに再出発できるわ」
「頑張ってみる。もう一度。
るいさんと一緒なら、きっと上手く行く」 抱きしめ合う二人。。。
今回のベッドシーンは、行を思うと切なかった。
最後だってことで…るいの反応がちょっと激しかったような気がしないでもない。
安心して眠るるいの肩に手を置き、涙を浮かべる行。
そして夜が明ける前に家を出て行きました。
台湾へ向かう小さな船の上で、ケイタイ画面のるいを見つめる行。
そして…海へ投げた。
行を探しに長崎の万理江を訪れたるい。
「突然すいません。行さん、こちらに来てませんか?」
「行くん、どっか行っちゃったの?」
「えぇ、一昨日突然姿を消してしまって。…」
「捨てられちゃったんだ。あの人次々と女を捨てちゃって。
すご~い。そういう人だったんだ」
そういう人でもどうでも、別れる気はない。
行を他の女と一緒にさせることが嫌なだけの万理江。
あれから1年。。。
〈この家を離れる気にはなれない。…〉
って誰の家なの?あの豪邸から住み替え?なぜ古家に?
映画監督から版権を安く取って来ると、勇んでシンガポールへ向かったるい。
5万ドルで版権が取れたと向井社長に電話。仕事は順調。
そんなるいの前を通り過ぎた行。「鈴木さん!」と声をかけるも気づかず。
タクシーで追いかけたるい。
路地裏まで尾行すると…「行さん!」
振り返ると、そのスキに一緒に居合わせた現地の男たちを押し退け逃げる行。
銃声が響き。。。
どこを撃たれて倒れたのかと思ったら、
予告では腹部から流血。そして入院。。。
ラスト前に来て思うのは、年下がどうの不倫がどうのって恋愛話よりも、
るいと言う人間はやっぱり仕事(出版界)で生きることが
一番イキイキしてるってことがはっきり分かりましたわ。
行が命拾いしたとしても、別れの予感はしますね。
るいに失うものはあったんだろうか?
応援ありがとうございます。
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行が撃たれたあのシーンからスタートしたんでしたねぇ。
二人で逃げてたと思ってたらそうではなく、
まさか偶然シンガポールで再会することになってたとは驚き。
1年以上もヤバイ仕事をさせられてたんだろか。
もう用済みで始末されるとこだったんだろか。
るいと出会ってなくても、行はこういう人生を歩むことになってたんだろか。。。
台湾へ渡る船から、ケイタイを海へ放り投げた行。
思い出もしがらみも全て捨てた。
もう後戻りもできない。
るいを守るために彼女の元を去り、闇の仕事に手を染めることを覚悟する。
そんな行を見ていて可哀想になってしまった。
「驕り(おごり)」は人を変えてしまうかもしれないですねぇ。
このドラマ放送前にニュースで流れた謝罪会見でも、
「自分の驕りが招いた」事件だと語っていた海老蔵さん。
我が家の娘たちは、こっちの→「奢り(おごり)」だと思ったらしい(笑)
奢りだったら無事に帰宅できたかも?
新海社の株式上場記念パーティに現れた秀月の根性にも驚きましたわ。
「どんな顔してふんぞり返ってるか、見に来たったわ」は許すとして、
挨拶する秋夫に「あんた誰?馴れ馴れしい男」って、捨てゼリフ。怖っ!
次回は、「老いをテーマにした小説」を依頼するるいにどう出るのか見もの。
私服を肥やすための金融商法だったと言うより、
日本の将来を真面目に考えてたと思われる行の言葉に、ちょっと同情。
頭が良すぎるのも災いして困りますが。
事の重大さを知ることもなく、自分は「馬鹿じゃない」って…
苦労知らずってこういうことなんでしょうね。今後もお金の苦労は無さそうな万理江。
違う人を愛し結婚していたら…
ペット業界で成功しちゃってたかもしれないって想像したりして。
のん気に犬のアレルギー食を作る万理江が、両親と共に気の毒に見えたり。
「私をバカにする人間は、親だって許さんけん」(||゚Д゚)ヒィィィ!
闇の仕事を持ちかけているのは、チャイナ・キャピタル?
行にかかって来た電話は英会話。
「どう償う気だ?」
「会社を清算して返済することになるだろう」
「そんな金はたかが知れている。命で償ってもらってもいいが、
それではこちらが得るものがない。
我々の別働部隊が香港とシンガポールでファンドをやっている。仲間になれ」
「何だと?ふざけるな」
「法律をくぐり抜け、金儲けするスキームを考えるんだ。得意だろう?」
「出来ない」
体調の優れない行に薬を飲ませようとするるいが母親に見えたり、
そして声を荒げてふてくされる行はわがまま息子のようで。
死のような快楽は何処へ~(ノ゚ο゚)ノ
「長崎、行けば良かったかな」
「今何て言ったの?」
「何だよ」
「長崎の誰を頼ろうって言うの?」
「独り言だよ」
「あなたを検察に売ったの、誰だと思ってるの?あなたの妻よ!
目をくり抜いた写真も、レタスの誘拐も、週刊誌や検察に密告したのも
全てあなたの妻の仕業だったのよ!彼女、私に言ったわ。
私からあなたを引き離すために検察に身柄を拘束させたんだって。
ケイタイのメールで気づいたそうよ。メールを見たって言ってたわ。…
撤回して。長崎に行けば良かったって言うの、撤回してよ!
言って。悪かったって言って!」
「何で今まで黙ってたんだ」
「愛してるからでしょ。愛してるから私の胸に納めてたんじゃない。
そんなことも分からないの?」
「そんな大事なこと、何で今まで言わなかったんだよ!」 そうだそうだ
「言ってどうなるの?取り返しつかないんだもの。そうでしょ!」 そういう解釈か
「あなたさえあんなこと言わなければ、黙っていられたのに」 正当化
「人のせいにすんなよ!」
「今こうして一緒に居られる事を大切にしたかったからよ!
やっと一緒に暮らせるようになったんだもの。…」 常に自分の尺度
「るいさんは俺にはまぶしすぎる。だからあいつの方が楽だと思ったんだよ」
「でもあの人も出て行ったから、私と暮らしているの?」
「あぁ。拘置所に毎日届く手紙も、だんだん読むのが辛くなった。
こんなになった俺をどこまでも支えるって言い続ける、
るいさんの強さがうっとうしくなったんだよ。…
俺なんかるいさんに相応しい男じゃないんだて。最低だろ?」
投げやりになったら負けると励まするい。女は強し。。。特にるいは強し。
「だからもう負けてんだって。とっくに!
やっぱり殺された方がいいんだな、俺なんか」
るいにしがみつき泣き崩れる行。その背中をさするるい。。。母性愛、かな?パフ
判決は懲役2年に罰金1億円。3年間の執行猶予がつきました。
チャイナ・キャピタルからの誘いを断る行でしたが…
「明日の朝、飛行機で与那国に飛べ」
「その話は断ったはずだ。殺すなら殺せ」
「殺すならお前ではなく、お前の女を殺す。女を助けたかったら言う通りにしろ」
ドロドロな恋愛模様を期待したはずが、何だか凄い展開になって来ちゃいましたよ。
そんな危ない会社ともおつき合いしてたのね。やっぱり、
驕り(おごり)がそうさせたのか。。。
本の出版などについて行と会って話した向井社長。
同志であるるいのこともよ~く分かってるし、
行についてはっきり言うものの、最後に気遣うところもさすがでした。
「あの男はダメだな。公判をずっと傍聴してたけど、地に足が着いてない。
るいみたいにデキる女は、あ~言うガラスのような男を守りたくなるんだろう。
しかし国民の金融資産を投資に回せば、
みんなが豊かになるなんて理屈はとんでもないよ。
頭の良すぎる人間の机上の空論だ」
「時代が早すぎたんですね」
「どんな時代だっておんなじだよ。そんなこと、分かってんだろ?るいだって」
「…傍で応援したい。それだけです」
…
「ごめんな」
色々と心配をかけたお詫びだと、最後の晩餐準備をして待っていた行。
「それと、役員復帰したるいさんのお祝い」
「ありがとう!」
「ごめんね。色々と辛い思いさせちゃって。
本も書くよ。しばらく無職だし」
「きっとまたベストセラーになって。お金も入って来るし。
あなたは華やかに再出発できるわ」
「頑張ってみる。もう一度。
るいさんと一緒なら、きっと上手く行く」 抱きしめ合う二人。。。
今回のベッドシーンは、行を思うと切なかった。
最後だってことで…るいの反応がちょっと激しかったような気がしないでもない。
安心して眠るるいの肩に手を置き、涙を浮かべる行。
そして夜が明ける前に家を出て行きました。
台湾へ向かう小さな船の上で、ケイタイ画面のるいを見つめる行。
そして…海へ投げた。
行を探しに長崎の万理江を訪れたるい。
「突然すいません。行さん、こちらに来てませんか?」
「行くん、どっか行っちゃったの?」
「えぇ、一昨日突然姿を消してしまって。…」
「捨てられちゃったんだ。あの人次々と女を捨てちゃって。
すご~い。そういう人だったんだ」
そういう人でもどうでも、別れる気はない。
行を他の女と一緒にさせることが嫌なだけの万理江。
あれから1年。。。
〈この家を離れる気にはなれない。…〉
って誰の家なの?あの豪邸から住み替え?なぜ古家に?
映画監督から版権を安く取って来ると、勇んでシンガポールへ向かったるい。
5万ドルで版権が取れたと向井社長に電話。仕事は順調。
そんなるいの前を通り過ぎた行。「鈴木さん!」と声をかけるも気づかず。
タクシーで追いかけたるい。
路地裏まで尾行すると…「行さん!」
振り返ると、そのスキに一緒に居合わせた現地の男たちを押し退け逃げる行。
銃声が響き。。。
どこを撃たれて倒れたのかと思ったら、
予告では腹部から流血。そして入院。。。
ラスト前に来て思うのは、年下がどうの不倫がどうのって恋愛話よりも、
るいと言う人間はやっぱり仕事(出版界)で生きることが
一番イキイキしてるってことがはっきり分かりましたわ。
行が命拾いしたとしても、別れの予感はしますね。
るいに失うものはあったんだろうか?
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この記事へのコメント
面白い!「驕り」と「奢り」ぜんぜんチゲー!m9゚。(^Д^゚≡。^Д^)m9゚。プップギャ-ッ!!!
万理江が逞しかったから本筋はどうにでもなっておくんなまし。
そうそう、
秀月の乱はただの我侭だったのか、それにしても怖かった!!(゚д゚屮)屮ドンビキ
万理江が逞しかったから本筋はどうにでもなっておくんなまし。
そうそう、
秀月の乱はただの我侭だったのか、それにしても怖かった!!(゚д゚屮)屮ドンビキ
Posted by パピ at 2010年12月09日 17:55
★パピさん
娘達が「おごり」って意味を知らないことにちょっと意外だった。
JKは使わないかな~(笑)
海老さまに教えてもらうことになるとは^^;
このドラマの本筋って何だったんでしょうね。
万里江も秀月も中途半端な感じだし、るいと行の「愛」もあれだけ?みたいな~。
「死のような快楽」ってセリフに釣られたの、かな。パフ
娘達が「おごり」って意味を知らないことにちょっと意外だった。
JKは使わないかな~(笑)
海老さまに教えてもらうことになるとは^^;
このドラマの本筋って何だったんでしょうね。
万里江も秀月も中途半端な感じだし、るいと行の「愛」もあれだけ?みたいな~。
「死のような快楽」ってセリフに釣られたの、かな。パフ
Posted by mana at 2010年12月11日 16:05