2007年02月10日

希望と現実

それは3週間前の事でした。カラーをされたお客様、Wさんの場合。

  Wさん「もっと暗めの色に染めて」
   私  「前回も暗めにしましたけど、それより暗めにします?」
         カルテには”暗めになってご本人もお気に入り”と書かれており。
  Wさん「すぐ明るくなっちゃうからいい」
         と仰るので…
   私  「じゃぁ”少し”暗めにしておきますね」

と言っても!Wさんがカラーをされたのは、昨年の10月でしたしね(^_^;)
ですから「前回」の色も憶えていないんでしょう。
根本は黒く、毛先の方は褪色して明るい状態。
それを何とかしたいと考えての”もっと暗め”なんだと察して、色作り。

確かに「前回より暗め」にしましたので、暗めになりました。
Wさんも、暗めになった事で納得しお帰りになったようでしたが…
言う通りに出来た事が「グッジョブ」ではないんですね。

「やっぱり暗すぎるから、明るくして」と本日ご来店になりました。
お客様が気に入るように出来なければ、バッジョブですもんね(笑)
それでもあの時「前回の色で良いと思いますよ」などとは言えず。
Wさんが「どうかしら?」とでも仰って下されば…(^_^;)

それでも、お客様の立場から、我慢する事はないんですよ。
「やっぱりこうして欲しい」と来て頂ける方が嬉しいです。本当に。
たまにいらっしゃるんです。「パーマのかかりが悪かったから」と、
よそでのパーマを書け直しに来店される新規の方が。
そこでやり直して貰った方が良いのに…と思いますけど(^_^;)
あ、でもこういう方はあちこち行かれるタイプの方が多いです。

例えば「こんな風にしてみたいけど、無理かなぁ?」と聞かれてみては?
希望のヘアスタイルに近づくようアドバイスしてくれるはずです(o^-')b

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