2009年06月10日

謝罪力

「頭が真っ白に、頭が真っ白に…」
女将のささやき会見から、牛ミンチ偽装社長、漢検問題など、
数々の言い逃れ会見をテレビで見させられて来ましたが、
その人の人間性がそのまま出るものですね。。。


「相手に謝り、損害を償う。
 これを見事に行えば、失敗のマイナスを最小限にとどめることができ、
 場合によってはプラスに転じることも可能です。
 謝罪はチャンスである」

話し方研究会会長・福田健氏が、謝罪のテクニックを伝授。

「素直に自分の過ちを認める、謝り方を心得る、
 謝るだけでなく二度と同じ過ちを繰り返さない。
 これらは基本原則として頭に入れておきましょう」と。


【謝罪のポイント10か条】

 1. 先手で謝る

 2. 謝罪の言葉を使い分ける

 3. 相手の態度を見極め、相手のペースに巻き込まれない

 4. 堂々と謝る

 5. タイミングを見計らって謝る

 6. 言いにくいことを先延ばししない

 7. 相手の場に飛び込んで謝る

 8. 目に見える形で誠意を表わす

 9. 何度もお詫びをする

 10. 苦情には適切な初期対応を


ビジネス、ご近所づきあい、家族、友人など、
人間関係をスムーズにする上で大切なことですが、
とにかく「誠意」を見せることだと思いますわ。

どんな場面でも「言い訳」は見苦しく映るので避けたいところですが、
つい言ってしまいがち。その言い訳を聞いて、
「そうだったんだ。じゃぁ仕方ないね」
なんて思って貰えることはまずないですしね。
素直な態度を見せるのが一番だと思います。
分かっちゃいるけど…
簡単ではありません。

お客様が予約に遅れる言い訳も様々ですよ。
王様に言われたことは、理不尽であっても頭を下げます。
これは「心から謝る」のとは違いますけども。


ドラマ『アイシテル~海容~』では、
謝る態度やタイミングが難しいと言うことを考えさせられました。
取り返しのつかないことをしてしまったんですから
謝って済むことではないですが。。。
後半、「海容」をどう見せてくれるのか期待したいところです。


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この記事へのコメント
いや~謝るときは先手必勝だよね・・
タイミングも大事だけど、とにかく謝りたいって気持をドーン!と示さないと。
でも、謝るっていうのも難しいよね。
あんまり長々と誤り続けても、逆にイラッとさせるだろうし(私だけか?)
あと、うちの夫もそうなんだけど(自営で同じ職場なのでよく見る場面)、謝るときにへらへらするのはまずいよね~
気弱そうに見せて許してもらおうと思うんだろうけど、
それはありえないし、つけこまれるもとだもの~(笑
>取り返しのつかないことをしてしまったんですから
謝って済むことではないですが。。。
このドラマみたいに取り返しのつかないことをした場合、
途方にくれてしまうけど・・・
謝っても失われた命は戻ってこないけど、
謝らずにはいられない、謝り続けずにはいられないだろうなぁ・・
Posted by きこり at 2009年06月10日 17:44
★きこりさん

>タイミングも大事だけど、とにかく謝りたいって気持をドーン!と示さないと。
そうそう。こういう気持ちが大事。でも…
昔、事故った時は謝った方が負けだって聞いたことがあって、
微妙な事故に限っては、過失割合が決まる重要な発言になってしまうのかも?
と思ったりして(^_^;)
お互いに「すみません」って言えたら話もスムーズに行くのにね。

>あんまり長々と誤り続けても、逆にイラッとさせるだろうし(私だけか?)
あはは~(^▽^;)これ分かる。ネチネチズルズルは好かんね。
で、すぐに忘れちゃう血液型さんなのよ。てか忘れなきゃ前へ進めないもん。
いや最近は、出さないと新たに入って来ない我が脳みそよ(笑)

>気弱そうに見せて許してもらおうと思うんだろうけど
そりゃ照れ屋さんのヘラヘラでしょ(^_^;)

>謝っても失われた命は戻ってこないけど、
>謝らずにはいられない、謝り続けずにはいられないだろうなぁ・・
謝るって行為は自己満足じゃ通じないから、例え毎日手を合わせてても
それが相手に分からないと無意味ってことなのかなぁ?
よくある話で、月命日にはお墓に花が供えてあるような。
現実にはそういう気持ちを伝えないと分かって貰えないような…
そんなこんなを考えると、謝罪の気持ちを相手に伝えるって難しい。

で、ドラマの方ではそんなお墓で対面しちゃった訳ですが、
さつきが一時間遅かったなら、何も知らないで済んでた…
てかドラマにならないか。
今回は「これ見よがし」の献花とは違って映ってましたけど。
Posted by mana at 2009年06月11日 09:40
謝ると言う以前に対話なのですよね。
だから まず、相手の言い分を聞き、それに応じた自分の言い分を聞く。
聞くと言うのは理解をするというよりもそういう状態の事実を周知するということ。
即席で理解も出来ない事を曲解して知ったかぶりをする必要などないのですよね。

だからそれは謝罪も同じ、相手の言い分を理解した上でその部分を先回りして詫びる。
そこに自分の考えの「許して欲しい」を優先させる事は所詮、謝罪ではなく恩赦を乞う行為なんですよね。それは、相手に先に言わせてこそ、謝罪が謝罪として成り立つもの。例え許してもらえなくとも謝罪できる限りは謝罪の意思を見せるのが誠意と言うものです。  が、最近は誠意自体がどこかにポ・・・。

確かに雨降って地固まるとは こういうゴタゴタを逆手にとってチャンスに変えるものではありますが、先にそういうスケベ心を持って謝罪を形だけ作ろうとするとボロが出るものです。誠心誠意として相手にとって自分が何が出来、その穴埋めに何が出来るかが大事。
最近の業者はよくトラブルを起こしても、「頭を下げることしか出来ません」とか「許してください」とか言いに来るけれど、別に来てくれなくてもいいのだけれどなあ。
そもそもが招かざる訪問客なんだよねえ。うまい智恵で詫びる方法もないのに直接申し出て許してもらおうなんていうのも芸がない。
そういうのを考える智恵とか機知とかがないんだよねえ。ミスはするわ、謝り方を知らないわでは 役に立たない。ま、営業としては失格ですわね。出禁が一番お似合い。

客だから謝らなくていいというのも本当はないと思うんですよね。客だから何でも許されると思うのは、札びらで人の頬を張る下品な行為ですしねえ。
最終的には人同士ですから。ちなみに、フランスのお店では無愛想な客には店員も愛想が悪いそうです。さすがフレンチ、迎合しないなあ。(笑

あのドラマの違和感は現場に献花は出かけるけれど、それ以外で被害者への供養らしい行為はないんですよね。もし、私があの立場だったら、現場に出かけて波風立てるより、家で毎日被害者の冥福を祈るようななにかを考えると思います。
それは何より、失われた命を忘れてしまわぬように、そしてその事を中心にこれからの家族のあり方を考えるように。
でないと、長いうちには死者は忘れてしまうんですよね。例え、肉親でも。生きるという事はそれそのものが修行のようなものかもしれません。
Posted by しとろえん at 2009年06月12日 23:11
★しとろえんさん

>例え許してもらえなくとも謝罪できる限りは謝罪の意思を見せるのが誠意と言うものです。
そうですよね。
それを逆ギレして「こんなに謝ってるじゃないか」なんて人は最低。
誠意って通じると思います。
商売上の謝罪の言葉にしても、それが誠意なのか口先だけなのか分かりますもん。
これは人柄もありますけれど。

>ミスはするわ、謝り方を知らないわでは 役に立たない。
>ま、営業としては失格ですわね。出禁が一番お似合い。
会社を疑いますね。
育てる側も考えさせられるんですが、お陰様で私の周囲の人間は素直な子ばかり。
逆に上の者の方が頭が固いです。
際どい自分の年齢にも不安を覚える時がありますがσ(^_^;

>客だから謝らなくていいというのも本当はないと思うんですよね。
私は両方の気持ちが分かるので、お客の立場になっても強く言えない、
それどころか良いお客を演じてる自分が居たり(笑)
お釣りを貰う時の「ありがと♪」は当たり前。

しかし笑顔で対応できる店員さんって少ないですね~。
顔の筋肉を使ってないんですよ。
レジに立つなら笑顔じゃなくても、口をニッってするとか。
本人は怒ってる訳じゃなくても、不機嫌に見えますもん。
感情が表に出ないので謝り方もマニュアル通りなんですかねぇ。

>フランスのお店では無愛想な客には店員も愛想が悪いそうです。
羨ましいです(笑)

>長いうちには死者は忘れてしまうんですよね。
そこなんですよ。
だから智也が社会復帰した後も、聖子の手紙の意味が分かる日は来るのかなって。
被害者側の気持ちは和らぎながら薄らいで行っても、
加害者側は忘れて行くんでしょう。殺され損としか言いようがありませんわ。
Posted by mana at 2009年06月14日 12:18
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