2015年02月22日

『中居正広の「終活」ってなんなの?』

衝撃でした。
どうしてこんなに明るく過ごせるんだろうって。。。

末期の乳ガンで、
余命2年の宣告を受けた吉野実香さん(51)。 
家族は、ご主人(52)と息子さん(26)と猫ちゃん。

「元気で死にたい」

無治療を選択した彼女に、
始めは賛同しながら見てたんですけどね…

「自分の人生の中に、
 管をつけたり副作用で苦しんだりする姿は、
 想像もできなかったし考えられなかった」

でも家族の思いは違ったんです。
手術をして欲しい。
少しでも長く生きて欲しいから。


余命2年を過ぎた今、
緩和療法で痛みと闘ってます。
抗ガン剤治療をしなくても楽に過ごせる訳じゃない。
自然のままに寿命を生きるって、
まずは病気に向き合う精神力をつけないと無理かも~。

人生の転機がまさかこんな風にやって来るなんて。。。

5年前まで美容師の仕事をしていた実香さん。
今は家族のためにできることをする生活に変わり、
主婦が普通にしている家事や炊事を、
普通にできることに喜びを感じること、
そんな充実感も病気になって変わったこと。

健康ってありがたい。
当たり前な毎日に忘れがちな大事なこと。


日々の忙しさもあって、
胸のしこりに気づかないフリをしてたって…
それも分かる気がした。

「ガンって言うだけで痛いのに、
 それを治すために飲む薬が、
 気分悪なったり、めまいしたり、
 毛が抜けたりとか吐いたりとか。
 そのまま死んでもいいや。
 自分勝手やなと思ったけど、
 一生懸命家族のために闘うって、
 私は自分が可愛いんやろね。
 自分のために生きて死にたかった」

それでも、ご主人の言葉に気づいた実香さん。

「死にたいの?
 早く死にたいから苦しいこと避けて、
 早く死を迎えようと思ってるのかなと思った。
 それやったら、自殺と変わらないよ」

誰とも相談せず、
勝手に決めたことに葛藤し…

「それでも自分の人生」

終活が始まりました。。。


〈あなたは今、どう逝きたいと思っていますか?〉


番組後半からは娘たちと見てたので、
実香さんの話は世代的にも他人事ではない
現実問題として聞いてました。

私もこうしたいと呟くと、
そんなの嫌だと娘は言いました。
親の死は20代の娘たちには酷で遠い話。


難しい。。。
逆に娘がそうなったら同じことができるかも分からない。

本人の望むことが一番だけれど、
家族の気持ちも大事だってことに気づかせて貰えました。


「覚悟はできないですけど、
 しないと仕方がない」

ご主人も立派。


肺ガンで余命0日の宣告を受けながらも前向きだった、
流通ジャーナリストの金子哲雄さん(享年41)と、
妻・雅子さんの夫婦愛も凄かった。。。

「夫の指示とか、
 こうしたいと言う希望が非常に明確だったので、
 それを実現して行くことが、
 私の喜び、ありがたさを遺してくれたと感じました。
 やって行くことで、
 前に進む力を貰ってるなって、
 後からそれは気がついたんですけどね」


家族愛云々の前に、
自分にはその強さがあるんだろか…

逝き方を考える前に、
検診に行きなさいよ!って話┐(´-`)┌


    実香さんのブログ→ 『癌と闘わずに。。。』


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