美容師は見た…

知らないってことは幸せなことだなぁって思うことは、
お客様との会話でも感じることは多々ありますが、
もちろん余計なことは言いません。言えませ～ん。
黙って笑顔で聞いてます。相槌も大事。

あ、これを母親にも出来たら完璧なんですけどね～。
にんげんだもの(笑)

他人に教えて知ったところで、
「気づかせてくれてありがとう」なんて素直に思う人はまず居ないでしょう。
それを人は「指摘された」と取る。

相田みつをさんも言ってます。
『親切と言う名のおせっかい。そっとしておくおもいやり』って。。。


郵便局のATMでの出来事。。。

操作がスムーズに行かず、若い女性局員を呼ぶ年配男性。
しばらくあれこれやってましたが、
「分かる奴を呼んで来い」と言われ呼びに行くものの、
窓口も混雑していてそちらへ行く事が出来ません。

やっと遅れて行こうとする男性局長へ、
「あ～、今出来た。遅いわ！」
「すみませんでした」
って、そこまではまだ見過ごせたんです。

「お前がイカンのだぞー！」

若い女性局員を指差し、怒鳴って出て行くその年配オヤジに、
何が？な私たち。
低姿勢で、一生懸命に対応してくれてましたよ。
しかもその子が抜けた郵便窓口もストップ状態なのに。

局員を怒鳴る前に、後ろに並んでる私たちに謝るのが先でしょう。
自分が機械操作できない恥ずかしさを、その子に向けるのは筋違い。
「ありがとう」と言ってあげてもいいぐらいなのに。


私が呼ぶ”年配オヤジ”とはこういう人。
オジタリアンならまだ可愛い。
”年配オバタリアン”も見習いたくない人生の先輩ですけど┐(´-｀)┌
「最近の若いもん」より自己中が酷いと感じるのは私だけですかねぇ。。。


先月亡くなられた児玉清さんと長門裕之さん。
お二人が同じ77歳と知って驚きましたわ。

タイプや役柄は違えども、
児玉さんのステキ紳士にはホレボレしますわぁ。


郵便局で遭遇したあの年配オヤジに欠けてたものは…
『品』だけなのか？


自分のことは分からないものですが、
相手を傷つけたり、周囲に不快な思いをさせてる自分に気づかないって残念。
そのことを気づかせてくれるチャンスにも、気づかないで人生終えるんだろうな～。
なんて思いながらガッカリ目線で見てました。
そんな私も、「知らない・気づかない」ことは山ほどあるんでしょうけれども、
聞く耳は持ち続けたいなって思います。


「好かれようと頑張らんでもいいの。嫌われんようにすりゃいい」

これは忘れもしない、嫁いだ私に言った母の言葉。
肩の荷がスーッと下りた瞬間だったと、今でも思い出せますわ。


「いい人生だったな」と思える最期を想像しながら、
今日も生きる。。。

やっぱり身辺整理はしとかないとね(笑)
捨てるぞー(ﾉﾟοﾟ)ﾉ


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