2009年07月03日

医療ミスでしょう

Sさんは看護師さん。
専門病院で持病の腰痛の検査を受けて、歩けなくなってしまいました。

そのシワ寄せはうちのお店にも…
Sさんは習い事の発表会に出席できず、着付けをキャンセルされました。


腰から注射で薬を入れる時、左足にビーンッ!と激痛が走り、
「痛いっ!」と言うと、針は抜かずに少しずらすように刺し、
それでも「痛いっ!」と言うとまた同じことを3度繰り返したそうです。
これが看護師さんではなく、ベテランの医師が担当したんですからね~。
怖っ!

4度目は針を交換し、別の場所に打ちました。
すると当然、スーッと痛みもなく完了。
どうやら神経に触ったらしいんですが、それから歩けなくなって入院。

問題はここからなんですが…

別の看護師さんに痛みと歩けないことを訴えるものの、
どうやら「ワガママな患者」と思われたらしく、そっけなく扱われます。
大きい病院の流れ作業がこう言うことを招くんですかね。
その後、経緯を知らない師長に話すと、担当医に伝えてくれました。

それでも絶対に謝らないんですね。
非を認めたら負け…みたいな態度だそうです。

Sさん、ちょっと強気に出たそうです。
看護師で知識もあるし、医療関係の知り合いからの助言で、
検査前の同意書とは関係なく…
カルテの開示を含め、何となく匂わせたそう。

この同意書って問題ありですよね~。
「手術でどんなことが起きようとも文句は言いません」的な念書。
それこそ大人しい人は何も言えないかも。


そこから医師の態度は変わったそうです。
病室へ毎朝顔を出し、
「どうですかぁ?」と声をかけてくれるようになりました。
たったそれだけのことなんです。
それでも同室の患者に「どうしてSさんだけ診に来てくれるの~」
って言われたらしく、傍から見たら不思議な行動ですよね~。

それでも最後まで、ミスを認めて謝ることはしませんでした。

   Sさん 「うちの旦那も大人しい人だもん。強気の人なら、
         ”どうなっとんだー!”ってこんなんじゃ済まんかったよ」

う~ん、こういうことって分かる気がします。
お互い人間同士ですもんね。
相手の出方次第?

それでも入院費までちゃんと払って退院したSさん。
まだ痺れた感じも残るっていうのに…

言わぬが花?
言ったもん勝ち?


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この記事へのコメント
初めてコメントさせていただきます。
医者に遠慮はいらないと思います!
カルテの開示はイイ方法ですね(^^b
カルテは「誰もが読めること」が原則ですし、
病院が恐れているのは県の医務課ですので、最悪そこへ電話してみるのも方法の1つです(^^v
Posted by りゅうとりゅうと at 2009年07月03日 23:50
医者の立場がわからなくはないんですが…
結局、今の社会の技量の低下をこういう形で黙らせようというのは反対ですね。
だから声を大きく上げたものだけが許されるようなのも どうかと。
そういう形があまりに多いから潜在的なPTSDを抱えちゃうんですよねえ。
まあ、この場合はおそらく解釈の違いという形だと病院側が思ってるのでしょうが、 注射のミスが要因で変調をきたしたとすれば、通常ありうる施行の中で起きた念書で無効に出来る責任ではありませんから裁判になったらかなりの確率で負けるでしょうねえ。しかし、完全にと言えないのは所詮法務の世界はそもそも医学や理学を無視して独立で判断する世界なので(判決を出すのがそういう意味では素人なので)確実性は全くないんですよねえ。

最近、柔道重量級の方の軸足をマッサージしましたが、まあ 堅い堅い。ほぐすまで相当かかりました。
あ、そうそう、「みなさんの~」ノリさんの「BAD」見てました。あれからくらいですかねえ。細かいカット割りもほぼ合わせて撮るようになったのは。
Posted by しとろえん at 2009年07月04日 05:38
★りゅうとさん

コメントありがとうございます。

>医者に遠慮はいらないと思います!
このSさんの場合もそうなんですが、遠慮と言うより…
言えるタイプとそうでない人が居るんですよね。
「カルテを見せて」やセカンドオピニオンも、
日本人的には浸透し難い行為じゃありません?(^_^;)
モンスターに思われそうで考えちゃうとか。

>県の医務課ですので、最悪そこへ電話してみるのも方法の1つです(^^v
そうですかぁ。アドバイスに感謝します。

医師は生死に関わる仕事なので、適当では済まされませんよね。
病院も「運」なのかぁ。。。
Posted by mana at 2009年07月04日 14:22
★しとろえんさん

>だから声を大きく上げたものだけが許されるようなのも どうかと。
言ったもん勝ちならまだしも…
大変な労力・精神力・時間・お金を使って、勝てるとは限りませんしね~。
『白い巨塔』を思い出しますわぁ。

でもSさんの場合、裁判沙汰にするほどのことではないのに、
それでも認めない病院側の姿勢って怖いと思いました。
医師が毎朝病室を訪れることで暗黙に「これで勘弁して下さいよぉ」なんですね。
医師本人の意思では謝れないのかもしれないし。

こんな話を聞くと、病気になっても安心して身を任せられませんわぁ。
麻酔でもう目が覚めない…なんてこともありますしね。
あ、楽に死ねますかねヾ(゚∇゚*)オイオイ
検査・手術で必ず同意書を書かされること自体、諦めるよう覚悟させてるでしょ。
病院側がミスを認める時って、死んでも理由がつけられない場合のみ降参?
それ以外は「最善を尽くしましたが…」で片付けられても反論できないかも。
降参と言っても示談で決着。罪には問われないですし。
やっぱり「運」だ~(*'へ'*) ウーン

>柔道重量級の方の軸足をマッサージ
ぅわぁ~凄そうですね~。またすぐに堅くなりそうですが(^_^;)
今の私の首みたい(笑)

>「みなさんの~」ノリさんの「BAD」見てました。
やっぱり~ヽ(*´∀`)ノゎーィ♪
ライオネルリチオの存在も忘れてましたよ。
あっち(ノリさん)もこっち(マイケル)も見たくて困りました。
しかしマイケルのダンスは何度見てもいいですね~。流石!
Posted by mana at 2009年07月05日 00:04
神経根ブロック注射ですね。
医療ミスとはいいがたいです。
神経根に注射をするのですから、激痛が走ることもあるのは当たり前です。
術後に症状が改善する場合もあれば、ない場合もあります。
もちろん、悪化する場合もあります。
そういった説明が先にあるはずです。
それに、納得して同意した上で施術を受けられたはずです。
看護師なら、説明・納得・同意は御存じのはず。
確かに医療に遠慮はいりません。
わからない事や疑問に思う事は、誰にでもしつこく聞いてかまいません。そういうものです。
ですが、このケースの場合は、完全に主観的に医療従事者を悪者扱いして、責をすべて人のせいにしようという心理がうかがえます。
Posted by 勉強勲 at 2011年01月02日 17:42
★勉強勲さん

返事が遅れて申し訳ありません。
コメントありがとうございました。

どこからが医療ミスなのかは分かりませんが、
それまで元気だった患者が、そのために体調を崩したとなれば、
患者側はそう感じても仕方ないかもしれません。
検査入院して帰らぬ人になった話は、
うちのお客様の身内にも3人聞いたことがあります。
はっきり「ミス」とは言わないそうですよ。

>そういった説明が先にあるはずです。
>それに、納得して同意した上で施術を受けられたはずです。
まな板の上の鯉状態の手術患者は、医師を信じるしかないですね。
同意しなくては受けられないですし、同意した以上は文句も言えない。
「但し、医療ミスはこれに限らず」とでも添え書きしてあれば…
と言っても医療ミスなんて認めてたらキリがないかも?

>わからない事や疑問に思う事は、誰にでもしつこく聞いてかまいません。そういうものです。
これが出来る人ばかりじゃないですからねぇ。
そういう環境も整えて欲しいところだと思うんですけど、
最近では昔のような壁を感じなくなった気もします。

患者の立場、お客様の立場を考えて接する気持ちは同じ。
私も他人事ではありません。
Posted by mana at 2011年01月05日 17:39
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