2008年12月20日

『流星の絆』 最終回

今日は車中で『ORION』を聴きまくって余韻に浸ってた私です♪
ん?3日前にも同じようなことを書いたような…(笑)

1話で見た柏原の不審な行動に、傘の指紋を拭き取ったことも、
息子のためにお金が必要だったことも…
お願い!殺しだけは別人にして~と最終回まで願って来ました。
三浦さんが柏原を演じることで、回を重ねる毎に願望は強くなるばかり。

3話で、事件当日の話を功一に聞かせた柏原。
「犯人は、貸した200万円を取り返して逃げた」と暗示にかけるように。
とすると、その時点では時効まで何とか逃げたいと言う思いはあった?
あの報告書(遺書)はいつ書かれたものなのか、
どこでそういう気持ちに変わって行ったのか…

5話で、泰輔とキャバクラで楽しんだ帰り道に別れ際に言った柏原の言葉。
「楽しいことってさぁ、話したくなるよな、誰かに。普通」息子を亡くした柏原と、
そう言われ「兄貴も誘ってみるよ」と笑顔で返した泰輔が近い存在でした。
父親の温もりを感じる泰輔と、息子と飲めたような喜びを味わう柏原。。。
とても印象に残るシーンでした。

その後も兄弟と絡む柏原を見てると、息子のような思いで接してますね。
功一と泰輔のツーショットは、ただ純粋に息子のように…
ケイタイの待ち受けにし、一緒に居たかったんでしょう。

8話で、柏原は功一に確認するように尋ねます。
「犯人分かったらどうする」
「殺しますね。。。。柏原さんは?刑事じゃなかったら、どうします?」
「殺すねぇ。。。。まぁ一応その位の覚悟でやってるよ」

この辺りから覚悟は決まってたんでしょうかね。
時効をどんな気持ちで待っていたんでしょう。
もう逃れようと言う気持ちはなかったように感じましたけど。。。

そしてラスト前、柏原は功一たちに協力を求められます。
指紋が拭き取られた傘を「脅しに使うことぐらいは出来るだろう」とアドバイス。
教えなくてもいいことでしたのにね~。
犯人探しを功一達にやり遂げさせてあげる気持ちもあったんでしょうか?
手紙はもう書いてたかもしれません。

「長かったもんな。14年かぁ。良く頑張ったな」
「あのさ。食いに来てよ、ハヤシライス。また作るからさ。…」
「そうだな」
この二人のやり取りは、今思い出しても涙が出て来ます(/_;)

最終回の前に、第1話を見返してみました。
アリアケの裏口から飛び出して来た政行は、ビニール傘を持っていました。
現場にいち早く到着した柏原は、傘でゴルフの素振りをしています。
ビニール傘の指紋が拭き取られていたことと、
傘の素振りがどうも気になってました。
最終回で、政行が保存していた犯人のビニール傘の、
取っ手のキズを見た功一と同時に、今までの謎が解けました。
傘は2本あった。。。
レシピノートも2冊あったんでしたね。
どうして政行の傘の指紋を拭き取ったのか…そこが読めずヤラレましたわぁ。
この謎解きは面白かったです。
柏原のチョコ好きは単なるミスリードでした?



「私は傘を忘れた訳じゃないんだ!間違えたんです」
政行の言葉に…保存してあったと言うその傘を見せられた柏原の驚愕する顔。
タバコはやめたはずなのに…つい吸ってしまう姿はかなり動揺してました。

「柏原さん、ちょっと話があるんですけど」
功一が気づかなかったらどうしてたんでしょう、柏原は。。。

「あんたが犯人なんだろ?柏原さん。
 俺達の両親を殺したんだろ?答えろよー!」


”人は、真実に復讐されるんです”
『イノセント・ラヴ』で池田記者が言った言葉をふと思い出しちゃいました。


「ごめんな、功一。俺みたいな人間になるなよ」
そう言うと…拳銃を喉に向け自殺をしようとした柏原ともみ合う功一。

「教えてくれよ。息子が死んだ後、俺らに近づいて、
 あんた何がしたかったんだよ」
「居たかったんだ。ただ君たちと一緒に居たかったんだ。それだけだ」
「あんたさぁ。泣いたのかよ。息子が死んだ時あんた泣いたのかよ…」
「泣いたよ」
「だったら俺らの気持ちわかんだろうよー!
 なぁ、何であんたなんだよ。頑張って生きてきて、折角信用できる
 大人が見つかったと思ったのにさぁ。。。何であんたなんだ」
「功一君。泰輔君。静奈君。本当にすまないことをした」

涙を流し迫真の演技のニノと、涙を浮かべる三浦さんにヤラレた。・゚・(*ノД`*)・゚・。
土下座して謝る柏原に何も言えない3人。。。
そこへ流れ星が…

「あんたには、生きてもらう。
 生きて、罪償って、俺達がこの先どうやって生きて行くかを見続けてもらう。
 生きて、遺族が泣いたり笑ったりするのを見てもらう。…
 どんなに辛くても、死ぬより辛くても、ただ生きてもらう。いいな」

功一の言葉には、柏原にこれからも見守って欲しいと言う意味も感じられて、
また泣けちゃいましたよ~。・゚・(*ノД`*)・゚・。


こんなシリアスなシーンの後に、高山を登場させても何の違和感もなく(笑)
さっき流した涙はどこ言った?
「妄想係長 年末スペシャル」も楽しませて貰いましたよ(笑)
そして「ダイヤと嘘とやさしいレストラン」では、
心配してた静奈と行成の幸せな顔を見ることが出来ました。良かったわぁ♡

行成の愛は本物でした。
「…あなたが必要です。今も、そして将来も」。・゚・(*ノД`*)・゚・。
指輪をプレゼントされる静奈。
行成を騙すために用意したあの指輪を上手く持って来ましたね~。

「幸福の黄色いポストイット」演出:サギ
濡れ煎餅には執行猶予が。そして主犯格のアクセルには2年の実刑判決が。
大事な人を待つサギ。
って一体サギは何者でしたの?ジョージの妻でも何でもなかった?
「マユなし!」って、カオナシみたいに呼び、こき使う泰輔が可笑しい(笑)

新たな気持ちで「アリアケ」を再開。店内は満席です。
行成「じゃぁご主人、ハヤシライス」
功一「終わっちゃいましたね」
                  the end

幸博がギャンブルに溺れてさえいなければ…
考えてみると、あの父ちゃんが寺島進さんだったからこそ、
柏原の行動も許せるのかもしれないと思いました。
普通に善人の父ちゃんを理不尽に殺されてたら…
そう考えると、これは考えられた配役だったと思えて来ました。
当初から、日本一のハヤシライスを作る人間には見えなかったですもん。
ハヤシに拘る料理人がタバコを吸うことも、ギャンブルに狂うことも。。。

そんなこんなに泣いた、笑った。。。
東野さんの原作にも、クドカンの脚本にも脱帽です。素晴らしかった!
みんなの明るい未来が見える終わり方にも大満足でした。
あ~、終わって寂しい。。。


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「あんたが犯人なんだろ、柏原さん。
 俺たちの両親を殺したんだろ?答えろよ!!!」
「いつかこういう日がくると思ったよ。」
ヽ(`Д´)ノうわーん
結局、カッシーかよ・・・。
...
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まゆなし!ギャハハ!! (゚▽゚*)ノ彡☆バンバン!
ぬれせんべいというイケテないあだ名の仕返しか、泰輔もナイスな呼び名を
考えたもんだわ〜{/good/}
結局、サギが何者かはわかんなか...
流星の絆 最終話:犯人はお前だ!3兄妹の運命は…涙と感動の最終回!【あるがまま・・・】at 2008年12月21日 00:16
[流星の絆] ブログ村キーワード
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泣いても笑っても、今回で最終回です。
結末などネタバレがございますので、録画組の方はお...
流星の絆 第10話 『犯人はお前だ!3兄弟の運命は…涙と感動の最終回!』 感想【メガネ男子は別腹☆】at 2008年12月21日 00:17
う~ん、巷の噂・・・・・。
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先に誰かが入って行ったのを目撃。

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【萩村刑事のセリフが多い・・・】

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最終話 【犯人はお前だ!3兄妹の運命は…涙と感動の最終回!】
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ついに最終回・・・!


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この記事へのコメント
柏原は自分が犯した罪を後悔し
有明兄妹達に告白して謝りたいと思う一方で
いつまでも兄妹達に慕われる
父親のような存在でありたいという思いとの
狭間にあってここまできてしまったんでしょうね。

ホント、人は真実に復讐されるんですね(笑)

一方で金に執着して
お金を人から騙し取って幸せになろうとしていた兄妹が
柏原が犯行を犯した動機と両親が死んだ動機が金だという事を知って
兄妹達が自ら犯した罪を償うように心を浄化させたのは素晴らしい演出です。

まぁ妄想係長とまゆなしは最後まで心がよどんでますけど(笑)

とりあえず最後の兄妹の笑顔がよかったですね。

これでカワイソ村も卒業って感じで。

主題歌に感じる思いもまた変わってきて
とっても良かったです( ̄▽ ̄)
Posted by ikasama4 at 2008年12月21日 15:17
>「居たかったんだ。ただ君たちと一緒に居たかったんだ。それだけだ」
この台詞には泣けました。
自分の罪はわかっていながらも、息子のような功一と一緒にいたかった、本当の親子のように夢を見ていたかった・・・悲しいですね。
そして、こんな重大な場面なのに、そんな時に流星が見られるなんて、人生の皮肉とおうか・・・せつなかったです。
>高山を登場させても何の違和感もなく(笑)
そうそう!(笑
普通に、おっ!高山だ!って喜んじゃいました。
さすがクドカンマジック・・
本当に考えられたキャスティングでしたよね。
寺島進さんだからこど、ギャンブルに夢中になっても、悲惨なことになっても、懐かしいお父ちゃんとして、見てるほうも楽しめたって言うか・・さすがクドカン(またかよ・・・)
いいドラマでしたよね。
Posted by きこり at 2008年12月21日 17:26
>1話で見た柏原の不審な行動に、傘の指紋を拭き取ったことも、
>息子のためにお金が必要だったことも…
この話は犯人があらかじめわかっていたからつまらなかったという意見がありました。
しかし、この話はそういう犯人探しのミステリーではないんだということが中盤から徐々にわかってきます。
終盤にさしかかってからは犯人はもう最初に見せたあの人でしかないと。
それが分かってるからこそ あえて 傘の指紋とゴルフスイングと 息子の病気と死という情報を並べ立ててわかりやすく見せておいたのですねえ。
これにはしてやられました。
実は、あちこちで「犯人は柏原」というのを見るたび、そうであってほしくないなあと思っていたんですよ。でも、だんだん、犯人にふさわしくなる展開が出来てくるんですよね。物語としての作りこみ、ここが楽しめないとフィクションはつまりません。
犯人探しだけに捉われてる視聴者は、二時間サスペンスの後遺症なんですよねえ。
キャストを見れば犯人がわかるなんていう見方も番組をつまらなくさせてしまう。
どうせだったら楽しんでみましょうと思うんですよ。
犯人の靴を最初から映すのも、ヒントを出してるのは作り手であって見つけた視聴者が敏感なわけではないのですからねえ。

>「犯人は、貸した200万円を取り返して逃げた」と暗示にかけるように。
 つまりは、この話もミスリードであったということなんですよね。
とすると、その時点では時効まで何とか逃げたいと言う思いはあった?
>あの報告書(遺書)はいつ書かれたものなのか、
 揺れてたと思います。見つかりたくない思い。償いたい思い。彼らを見てやりたい思い。それも、時効でかなわなくなるせつなさ。

>「楽しいことってさぁ、話したくなるよな、誰かに。普通」
逆もあったとも思います。つまりはダブルミーニング。
悲しい嫌なことはなかなか話せないもんだ。本当は、俺辛いんだよ、謝りたいんだよ。でも出来ない俺は小さいダメな大人なんだ。そんな思いが半面あっての、でもこいつらとの時間は楽しい、3人だったらもっと楽しいよな、4人だったらという甘さもあったのだとも思います。

>ケイタイの待ち受けにし、一緒に居たかったんでしょう。
年老いていく親がコ離れできないように心に空いた息子の穴を埋めてくれたのが、殺した相手の子供たちという皮肉な結果。さらにその子供たちとつながる絆は自分が起こした犯罪によるものによって築かれたバレたらオシマイの絆。
一番脆い心を持っていたのは遺族の子供ではなく、加害者である大人だったということでしたね。

>「殺すねぇ。。。。まぁ一応その位の覚悟でやってるよ」
>この辺りから覚悟は決まってたんでしょうかね。
自殺を考えたとすれば、この場面の可能性が。いやあ、まだこの期に及んで悩んでいたのかもしれません。時効は逃げてしまおうかと考えてはいたはず。

>指紋が拭き取られた傘を「脅しに使うことぐらいは出来るだろう」とアドバイス。
>手紙はもう書いてたかもしれません。
おそらく手紙はこの後書かれたものと推測できます。
彼は自分の始末に最後の最後まで迷っていたが、功一の言葉でほぼ引導を渡さざるを得ない状況に自分自身で追い込むに至ってしまった。
このシーンは信頼をうけうれしい反面、犯罪に手を染めた子供たちへの申し訳なさ、それと傘を違法な捜査に使う許諾をして自分を追い込むこと、覚悟を決めた印を残す決意はここで決まったと思います。おそらく、この時点で逃げ切れても死んで遺書を残すつもりだったと思います。
人の心はそんなに杓子定規でない。殺してやらなきゃいけないんだけど、でもなかなか自殺はできない。現状は楽しい。ま、いっかといっちゃうんですよねえ。
遺書は自分の逃げ場を断ち切ったもの。覚悟は最後の最後まで揺れてたと思うんですよ。
もしかしたら、この期に及んでまだ逃げる気だった可能性もあります。
傘が違っていたことは後から気づいていても、傘を保存してるとは思いもしなかった可能性も強く、政行を犯人に追い込めればどこかでひっそり暮らしたか、遺書を握りつぶして死んだとも考えられるんですよねえ。

>「長かったもんな。14年かぁ。良く頑張ったな」
自分が引っ張った分、長くなってしまったという思いもあったと思います。頑張らなくてもよかったんだ。全ては俺だ。そういう思いはかなり自分を追い込んだと思うんですよ。

>アリアケの裏口から飛び出して来た政行は、ビニール傘を持っていました。
 よく見えなかったんですよ。(笑 暗がりだし。
>傘は2本あった。。。
>どうして政行の傘の指紋を拭き取ったのか…そこが読めずヤラレましたわぁ。
そこでしたねえ。今回の謎は。(笑
傘が同じビニール傘であったという事実。これは読めませんでした。同じ日に来た二人に傘が必要だったということ。こういう簡単な事に気がつかなかったのですねえ。
そのために、おそらくほかの情報をたくさん与えてあったのでしょう。かく乱戦法にまんまとはまりました。(笑

片やお気に入りの傘、片やどうでもいい安物の傘で犯行後、慌てて犯行隠しをしたものだから傘の違いにも気がついてなかったこと。その傘にスイングの傷がついていて、それに気づいたこと。この3点セットは見事でした。ビニール傘の形状の細かい違いまで言及できはしなかったですねえ、さすがに。

>柏原のチョコ好きは単なるミスリードでした?
チョコは「カリッと青春」じゃないでしょうか。(笑
>タバコはやめたはずなのに…つい吸ってしまう姿はかなり動揺してました。
 そうなんですよ。なんか、往生際が悪かった気がします。
>功一が気づかなかったらどうしてたんでしょう、柏原は。。。
 おそらくそのまま雲隠れして自殺です。

>”人は、真実に復讐されるんです”
まあ、ここの真実は犯罪ですから、イノセントの真実とはまた意味合いが変わりますが、犯した罪からは逃れられないものかもしれません。たちもどってカタをつける必要があるということでしょうね。

>「ごめんな、功一。俺みたいな人間になるなよ」
「それは俺が馬鹿な大人だからだよ」 この言葉に尽きるんでしょう。
もともと不可抗力的であったとはいえ、人を二人殺めてその現場でのうのうと過ごしていた現実。許されざる罪であることは自分が一番わかっていたんですよねえ。

>「居たかったんだ。ただ君たちと一緒に居たかったんだ。それだけだ」
 幼い考えですよね。こういう考えをもっていたのでもともと主客逆転をしていたのだろうなあと思います。
>何であんたなんだ」
この言葉、重いです。犯人に対する憎しみより、その現実に対する悲しみを伺えます。
押しつぶされそうな悲痛な叫び。胸が痛い。ホントこのシーンはうるうるきてました。
優しい気持ちで見送れたガーデンと違い、このやるせなさは泣けました。
人の心の原罪はなんと罪深きものか。やりきれないですね。

>涙を流し迫真の演技のニノと、涙を浮かべる三浦さんにヤラレた。・゚・(*ノД`*)・゚・。
>土下座して謝る柏原に何も言えない3人。。。
>そこへ流れ星が…
まさに流星の絆でした。素晴らしいよ、クドカン!こんな普通な描写が出来るなんて。
ここの演技はみな真剣勝負でした。何より、土下座や拳銃を抜いた時の土くれみたいな顔の友和さんは圧巻。全部さらっていきました。

>どんなに辛くても、死ぬより辛くても、ただ生きてもらう。いいな」
ここはオリジナルらしいです。いい言葉でした。
死んで償う心の犯人には生きてもらいたいとは思います。償う心か死ぬ気のない奴は別ですが。
殺したかった犯人に生きろと声をかけた時既に遺族ではなく、一人の男として一人の犯罪者に向き合う強さを持った。この最後のシーンを飾ったこの言葉、最高でした。
>功一の言葉には、柏原にこれからも見守って欲しいと言う意味も感じられて、
また泣けちゃいましたよ~。・゚・(*ノД`*)・゚・。
 いやあ、ホントに泣けました。こういうことはあってはいけないからこそ泣いちゃうんでしょうね、きっと。

>「妄想係長 年末スペシャル」も楽しませて貰いましたよ(笑)
年末スペシャルはやられましたねえ。その手があったか。(笑
実際は年末はスペシャルものほとんどないので、うまくだまされてますが。(笑
新春スペシャルのほうが多いんですよね。年末に多いのはセールです。(笑

>行成を騙すために用意したあの指輪を上手く持って来ましたね~。
 このうまさには本当にやられました。ボン、にくい!!(笑
 お金を払う価値があって、3人が幸せになるアイテム。まさにあの指輪でした。

>「幸福の黄色いポストイット」演出:サギ
 クドカンは今回貼るものにこだわった。(笑 ヒエピタもヌーブラも。(笑 お金まで貼っちゃう。あれ、本物?(笑

>そして主犯格のアクセルには2年の実刑判決が。
エディ・マーフィ主演「ビバリー・ヒルズコップ」の主人公がアクセル刑事ですね。

>って一体サギは何者でしたの?ジョージの妻でも何でもなかった?
 ここはさすがに消化不良。本名も出生も不明のまま。(笑 ジョージも腰砕けのピエロ発言
>「マユなし!」って、カオナシみたいに呼び、こき使う泰輔が可笑しい(笑)
ですよね。これは「千と千尋」の最後にカオナシが働いてる感じを出したかったのでしょうねえ。(笑 まゆなしって、すごい。まゆなしさんもすごい。(笑

>功一「終わっちゃいましたね」
この最後はキレイ過ぎるでしょ。(笑

>当初から、日本一のハヤシライスを作る人間には見えなかったですもん。
でも、これは少し残念でした。(笑 仕方がないこととはいえですよ。
あの悪人面夫婦の優しそうな一面はなんか珍しくてほのぼのしたものです。
反面、夫婦のもう一面が出たときのはまりようといったら。(笑
まあ、しょうがないです。(笑・観念

>東野さんの原作にも、クドカンの脚本にも脱帽です。素晴らしかった!
>みんなの明るい未来が見える終わり方にも大満足でした。
これは、タッグを組んだ意味はあったと思います。
クドカンにはもっともっと伸びていってほしいですね。まだまだイケルと期待してるからこそ苦言も含めて言えるのですよ。
Posted by しとろえん at 2008年12月22日 07:47
返事が遅くなってすみません。
昨日はお出かけ、今日はこれから年賀状を仕上げねば!
本日今年最後のお休みです。

★ikasama4さん

そうですね。
柏原は兄妹達と触れ合ってしまってから、心が揺れ動いたでしょうね。

>ホント、人は真実に復讐されるんですね(笑)
自業自得ですし(^_^;)

>兄妹達が自ら犯した罪を償うように心を浄化させたのは素晴らしい演出です。
功一がそれに気づくところも凄いですね。
でなければただの復讐劇でした。

>まぁ妄想係長とまゆなしは最後まで心がよどんでますけど(笑)
このよどみを上手く挿入して来るとこがまた流石でした(笑)

>主題歌に感じる思いもまた変わってきて
>とっても良かったです( ̄▽ ̄)
そうなんですよ!
最終回を観終えて、嵐の『Beautiful days』を聴きたくなったんです。
ラストのシーンが蘇って浸ってます♪
それまでは『ORION』を聴いて、嵐は飛ばしてました(笑)


★きこりさん

泣けましたよね~(/_;)
柏原の心の内も読めちゃうので、まさに「どうしてあんたなんだよ」ですよ!

>こんな重大な場面なのに、そんな時に流星が見られるなんて、人生の皮肉とおうか・・・
本当に何てタイミングなの。
でもその流星を見て優しくなれたのかもしれません。私達も…

>普通に、おっ!高山だ!って喜んじゃいました。
>さすがクドカンマジック・・
ひょこんと登場するんですよね…違和感なく(≧∇≦)ノ彡バンバン!
クドカンにはヤラレっ放しでした。
こんなクドカンワールドは初めてじゃないですか?
クドカンと東野さんとのタッグは大成功でしたよね。(何度も言う:笑)
うんうん、いいドラマでしたね~。
来年もいいドラマで、きこりさんとご一緒できるのを楽しみにしてます。
Posted by mana at 2008年12月23日 14:09
★しとろえんさん

>傘の指紋とゴルフスイングと 息子の病気と死という情報
振り返っても伏線や思わせぶりは上手かったですよね~。
全然つまらなくないです!
犯人をそう思わせといて、心の中を読ませるなんて、やり方が汚いぞー(笑)
犯人を隠してたんじゃなく、もう犯人なんだと見せてましたからね。
私も初回から、指紋を拭き取られたことで刑事しか居ないと思ってましたが、
三浦さんにはお金だけを盗んだことにして欲しいと願ってました(^_^;)
結果、こんな最終回でめちゃ感動しましたけども。

>どうせだったら楽しんでみましょうと思うんですよ。
そうそう、これ一番大事です。
『イノセント』も頑張りましたよ、私(笑)(・・、)ヾ(゚∇゚*)ナクナ!

>ヒントを出してるのは作り手であって見つけた視聴者が敏感なわけではないのですからねえ。
そう!初回から見返すと見逃した所に感激します。
ちゃんとチラリズムしてるんです(笑)
こういう作り手の策略を拾うのも楽しいですわぁ。してやられた!は快感です♪

>揺れてたと思います。見つかりたくない思い。償いたい思い。
>彼らを見てやりたい思い。それも、時効でかなわなくなるせつなさ。
こういう心の葛藤が良かったですね。
犯人が分かった時の功一の気持ちもそう。
そういう人間の優しさを見るのが好きです。

>悲しい嫌なことはなかなか話せないもんだ。本当は、俺辛いんだよ、謝りたいんだよ。
>でも出来ない俺は小さいダメな大人なんだ。
なるほど~!しとろえんさんの解説にスッキリしましたよ。
泰輔に語る柏原。あのシーンはすごく印象的だったんですけど、
心の内が読めなくてモヤモヤしてました。
今思えば…そうですね、甘さかぁ。柏原も苦しんでたんですね。。。

>一番脆い心を持っていたのは遺族の子供ではなく、加害者である大人だった
そうですね。兄妹達の心も絆も強かった。

>遺書は自分の逃げ場を断ち切ったもの。覚悟は最後の最後まで揺れてたと思うんですよ。
しとろえんさんに柏原の心を読んで貰うとかなりスッキリしますね。
まるで柏原が語ってるようで(^_^;)

>傘が同じビニール傘であったという事実。これは読めませんでした。
上手いですよね。外では柏原が普通の傘で素振りをしてるし。
まぁ実際、石ころを打つなんてことはしないでしょうけど。

>こういう簡単な事に気がつかなかったのですねえ。
そういうとこがまた面白いんですよね。
かく乱に、引っかからんと構えては、まんまとヤラレる嬉しさよ(笑)

>チョコは「カリッと青春」じゃないでしょうか。(笑
ザブトンドウゾ♪ (ヘ ̄▽ ̄)ヘ_
しかし、チョコレートをカレーに入れるって…
何かあると思うじゃないですかぁ、ねぇ(^▽^;)
幸博の前でそれをして「んな邪道なことすんじゃね~よ」とか言われてそう。

>そうなんですよ。なんか、往生際が悪かった気がします。
お客さんと話してたら、その方はこのタバコの動揺で気づいたらしいですよ。
ここは、純粋に見てた方へのサービスショットだったんだと思いました(笑)
思わぬ犯人にびっくりされてたので、それはそれで嬉しい誤算で楽しめたことでしょう。

どうも『イノセント』とリンクしちゃうんですよねσ(^_^;
『イノセント』を見てても『流星』のセリフが思い浮かんだりするんです。

>幼い考えですよね。
そう見ましたか。流石ですね~。
人間の弱さですね。一人じゃ寂しい。
しかも兄妹達と触れ合ってしまって、甘い夢を見てしまいましたね。
時間を戻せるならと…後悔しまくってたでしょう。

>押しつぶされそうな悲痛な叫び。胸が痛い。ホントこのシーンはうるうるきてました。
しとろえんさんも?(・・、)
ニノが上手かったですしね~。
そうそう、『風のガーデン』とは違う感情が沸き起こりました。

>まさに流星の絆でした。素晴らしいよ、クドカン!こんな普通な描写が出来るなんて。
そうそう普通な(≧∇≦)ノ彡バンバン!
ただのおふざけ書いてるんじゃないんです。
今回のドラマは本当の腕の見せ所でした。

>土下座や拳銃を抜いた時の土くれみたいな顔の友和さんは圧巻。
>全部さらっていきました。
仰る通り!三浦さんの演技にホレボレ~。
こんな役は初めて見ましたけど、心に残る作品になりました。
百恵ちゃんはどう評価してくれたんでしょう。。。やっぱり気になる(笑)

>償う心か死ぬ気のない奴は別ですが。
現実は多く居そうです。

>殺したかった犯人に生きろと声をかけた時既に遺族ではなく
いいこと言いますねぇ。功一は本当にしっかりした、いいお兄ちゃんでしたね。

妄想係長は、もう年末スペシャルでも何でも来いって感じでしたけど。
新春シャンソンショーとかリピートしてくれても面白い(笑)

指輪の使い方まで、感動しましたよ。どこを取ってもおいしすぎます!

>クドカンは今回貼るものにこだわった。
そっかぁ!そうですね~。どうして千円札貼ったのかと思ってましたけど、
そこで「黄色の~」じゃなかったので「え?」でした。
それに、あの千円札が本物なら通りすがりに剥がされて行くだろうと(^▽^;)

「ビバリー・ヒルズコップ」は面白かったですね~!
アクセルでしたっけ?全く憶えてません。そこから?(笑)
サギの消化不良はどうしましょ(^_^;)
普段から「まゆなしさん」なので、そこはすんなりと(笑)

>反面、夫婦のもう一面が出たときのはまりようといったら。
そこを見込まれて…でしょうから。観念するしかありません(笑)

>これは、タッグを組んだ意味はあったと思います。
クドカン脚本にOKを出したというからには、東野さんという人物像も想像して尊敬。
原作ありきと思ってましたけど、脚本でここまで楽しませて貰えたんですもんね。
このタッグはとっても有意義でした。
これからのお二人の作品が益々楽しみになって来ました。
しとろえんさんの解釈も参考になりましたよ~(^o^)丿
Posted by mana at 2008年12月23日 14:20
manaさん、こんにちは。とうとう終わっちゃいましたね~。
改めて原作を読み返したんですが、クドカンオリジナルのセリフ満載だった前半と比べると、後半は原作にあるセリフがたくさん使われていたんですね。毎週見ていて、中盤から物語のトーンが変わって、ただコメディからシリアスへの変化だけじゃないような気がしていたので。3兄弟が東野さんの書いたセリフを喋り出した、そのせいもあったんだと、今更ながら気づきました。
暴走しすぎとの声もあった前半ではありましたが、そのおかげで3兄弟はじめみんなのキャラが立って、後半のシリアス部分も楽しめたように思います。あのインパクト大だった初回が今では懐かしく恋しい・・・(笑)。皆好きになって、誰も不幸になってほしくないなあ・・・という気持ちで見ていたので、ハッピーなエンディングでよかった(まあ、柏原さんは仕方ないですよね)。
ニノも要さんもサスガ、しいちゃんもステキでした。泰にい好きとしましては、いろんな変装で楽しませてくれたし、後半は見せ場は少なかったですけど、セツナさ、激昂、涙のシーンなど、いい表情を見せてくれたので、満足です。錦戸君がこの良作に係われて本当によかった♪
ドラマはクールに1、2作しか見なくて、最近はドラマは見ずにmanaさんのブログだけ読んで見たつもりになってることも多い私です(笑)
3ヶ月間、楽しませてくださって、ありがとうございました。
Posted by ビスケ at 2008年12月24日 11:43
★ビスケさん

こんにちは~。終わってしまってポッカリ穴が空いてます。
ビスケさんは原作を知っていても最終回まで楽しめたようで良かったです。
後半はコメディとシリアスの比率も逆転してましたもんね。
私もセリフをよく拾うようになってました。
そうですかぁ、原作に忠実だった訳ですね~。
しかしクドカンワールドとのバランスの良さにも感心してました。
見始める前の期待以上のものでした。こんなことは滅多にないこと(笑)

>暴走しすぎとの声もあった前半
やはりこう感じた方には受け入れ難かったんでしょうかねぇ。
2話以降視聴率がガタッと落ち込んだんですよね。21.2→17.3→15%…
ところが最終回は最高の22.6%ってスゴイですよ!
視聴率を気にしてた訳ではないんですが、個人的にはこの暴走が大好きだったので、
東野作品をダメにしてるような感想を見た時は残念に思いました。
今では懐かしく優越感(笑)ヾ(゚∇゚*)オイオイ

>そのおかげで3兄弟はじめみんなのキャラが立って
そうですよね。兄妹達を上手く見せてくれました。
考えられたキャスティングに、役者さん達も見事に応えてくれました。

>セツナさ、激昂、涙のシーンなど、いい表情を見せてくれたので、満足です。
>錦戸君がこの良作に係われて本当によかった♪
本当ですね~。
私も、錦戸君が『ラスフレ』後にこんな良い役に巡り会えて良かったと思います。
いい表情を見せてくれました。
ラストの「何サボってんだよ。マユナシ!」のテンションがまた良かった(笑)
こういうバランスの良さには本当脱帽です。
何より「大人になったら3人で犯人ぶっ殺そうな」と誓い合った兄妹の
笑顔が見られたハッピーエンドがグゥ~でしたね。

>最近はドラマは見ずにmanaさんのブログだけ読んで
>見たつもりになってることも多い私です(笑)
嬉しいことを仰ってくれますね~(゜-Å)
こちらこそ、ビスケさんと出会えてお話できて、ドラマを倍楽しむことが出来ました。
感謝の言葉を頂けて感激です。
ドラマは週2本書くのがやっとの状態になってしまってますが、
これからもどうぞ覗いてやって下さい。とっても励みになります。
来クールも楽しめるドラマがあるといいですね(^_-)
Posted by mana at 2008年12月24日 22:21
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