2015年09月04日

『リスクの神様』 第8話

お父さん、タクシーで家まで行けたの巻。。。
そのワゴンタクシーの運転手に詳しく聴こうよ。

父の正気の目は何を語ろうとしてる?
最後は車椅子から…
立ち上がるんとちゃうわいね~(゚∇゚ ;)

会社って大きくなればなるほど大変そう。
上の人たちが悪いことしてなすり合うのは勝手でも、
職を失う下の人たち(家族)が大迷惑。

父親が会社から受けた収賄事件の責任。
その真相を追究する西行寺の執念は、
30年経った今まで続き、
そのために生きて来たと言えるほど、
人生を狂わされたんですもんねぇ。。。


「秘書がやったこと」なんてもう、
誰も信用しないセリフですけど、、
「私がやりました」って誠意を見せるトップは居ました?
”認めた”人は数知れず…

しかし会社って、
実際にないお金をどうやって動かすんですかね。
100億あっても見たことない?
右から左へ受け流す~♪
それを運用と呼ぶ。

年金を運用して黒字なんですか~(ノ゚ο゚)ノ

破産して倒産した会社の元社長が、
今でも優雅に暮らしてるってどうして~(ノ゚ο゚)ノ


「TOUSENはここ5年で
 計73億円の黒字を発表していますが、
 裏帳簿によれば黒字の年度はなく
 5年で計48億円の赤字を計上しています」 西行寺

「つまり121億円分の粉飾があった。
 架空の売り上げを作るため無理な納品を
 取引企業に頼み込んだんですね?」 神狩

「この証拠がある以上もはや不正は否定できません。
 問題は誰が主導したかです。
 高中社長の指示ですよね?」 西行寺

「いや、私が勝手にやった。
 赤字になれば株価が下がって銀行融資も止まる。
 潰れて行った他社と同じ道を歩むことになる。
 だから」 小松経理部長(阿南健治)

「社長を庇えばあなたの地位も
 守って貰えるとでもお思いですか?
 甘い期待は捨てて下さい。
 いざとなればあなた一人が
 粉飾の責任を押し付けられて切り捨てられますよ。
 そんな例を幾つも見て来ました。
 私はあなた一人がバカを見るような
 結果にはしたくないんです。
 自覚して下さい。
 会社存続の危機なんです。
 社員が路頭に迷わない策を講じるために
 あなたに残された選択肢は
 真実を全て明らかにすることだけです」 神狩

「だから言ってるじゃないですか。
 高中は一切何も知らなかった。
 私一人でやったことです」 小松

「分かりました。
 そこまで言うなら信じましょう。
 高中社長にあなたの罪を報告し
 対応を検討します」 西行寺

そんな部下に対して社長は。。。

「西行寺さん、私は上場企業の社長ですよ?
 粉飾経理は上場廃止や取引停止に
 繋がる重大な犯罪です。
 それを指示できる立場に
 あると思いますか?」 高中社長(高橋ひとみ)

「で、どうします?
 知った以上は社長には会見で不祥事を説明し
 今後の体制を示す責任が生じます」 西行寺

「小松さんには辞めてもらうしかないわね。
 残った人間で信用回復に取り組むしかありません」

「小松部長一人に罪を押し付けるんですか?
 社長のあなたが経営難を
 把握していなかったとは考えられません」 神狩

「私に罪があるとすれば、小松さんを信じたことね。
 それは反省するわ」

「では小松部長の報告通りに
 黒字経営を信じていた訳ですか?
 だとしたらあなたは経営者として極めて無能です。
 それを認めるんですね?」

「随分な物言いね。
 私は被害者よ。何も知らなかったの」

「社長のお考えはよく分かりました。
 小松さんはおそらく罪に問われるでしょう。
 単独でこれだけ巨額の粉飾をしたなら
 服役する可能性も高い。
 しかし高中社長、
 あなたが罪を免れたとしても
 粉飾に気付けなかった時点で経営者失格です。
 筆頭株主であるサンライズ物産としては、
 あなたにも退任を要求するしかないでしょう」 西行寺

「出来るのかしら?そんなこと。
 うちとお宅の関係で」

「どんなに深い関係があろうとも、
 社会はあなたを許しません。
 それがあなたが今置かれている現実です」

「。。。失礼するわ」

奥でやり取りを聞いていた小松部長の心は折れ、
全てを喋る筋書きは西行寺の腕次第。

「小松さん、あなたはやってはいけない罪を犯しました。
 しかし唯一の救いは、
 自らそれを告発したことです。
 それで粉飾が発見され社員を救う道が
 開ける可能性が残りました」 西行寺

「。。。よろしくお願いします!」 小松部長

また騙されたと言う神狩も、
彼に似て来たことに気づかないかぁ。ムフフ


サンライズがTOUSENを買収出来ないのは…
メタンハイドレート開発に2,000億を投資したものの、
回収ゼロの坂手社長に余裕はない。
しかもTOUSENの海外投資に絡んでいたのが、
アジアグローバル証券のフォー(木下ほうか)で、
坂手社長と繋がって悪巧みのニオイ…
結城を襲ったのは坂手の仕業?

てかあの大量出血はどこから?┐(´-`)┌

坂手は何のために
危機対策室に西行寺を呼び寄せたのか。

優秀な彼らに徹底的に調べられちゃうなんて。
その先に待ってるものは…

本当のワルは誰だ?

 第9話へ


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