2016年06月19日

『トットてれび』 最終回

もう、何て終わらせ方なの。
泣かせといて笑わせて終わるなんて…

「あのね、一回どう?」 森繁

「また今度」 徹子

「あなたね、また今度また今度って、
 しわくちゃになってからじゃ嫌ですよ」

これが最後の2人の会話。
90歳になるまで言い続けてくれた森繁の粋。
さすがです。


第1回『徹子の部屋』ゲストの森繁さんから、
25周年のゲストを森繁さんで…
それを見てる100歳の徹子さんが居て、
そこに森繁さんがタバコを買いに来る。

「おばあちゃん、素敵な髪形だね。
 。。。一回どう?」 森繁

「今度ね」 100歳徹子

繋げて来るわぁ。
初回の「一回どう?」からマンモスの夢までも。

カンペを持つADに一寸(前野朋哉)も時の人!
カメラマンには森田屋ちゃう梅さん(ピエール瀧)?
その横には水たくちゃうけどマネージャー(松田龍平)で、
前回のモギリ(片桐はいり)だって…
あんべちゃーん(ノ゚ο゚)ノ

贅沢だ~♪
何て日だ!


『ザ・ベストテン』では、
3人の徹子が並んでコント(笑)
あり得な~いヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪

セットはTBSからお借りしたんだろか?
テレビもゆる~い時代になりましたもんねぇ。。。
「おしっこ」はNGワードですってよ(  ̄ノ∇ ̄)

「追いかけます。
 お出かけならば、どこまでも」

懐かしいー!
そこに久米さんは要らないんだ…
ってちょいと過ってみたり(笑)


役者の皆さんがそれぞれに良かったんですけど、
吉田剛太郎さんは私のツボでした。
今回も素晴らしかったです!
鏡の回転扉からちょいと覗いてヽ(*´∀`)ノカワイイ

『真田丸』超短出演の信長と、
『トット』の森繁久彌は忘れないと思う。
『ゆとり』も良かったけどね(  ̄ノ∇ ̄)

『カラマーゾフ』の時は怖くて嫌だったのに、
この3年…めざましい活躍ぶりで、
色んな顔を魅せて来るからお驚き。
伝助もよかばってん。
まさかの森重久彌とは。。。憑依!

徹子の部屋に居るだけで、
そこに座って遠くを見て黙ってるあなたに、
泣けて来た(・・、)

〈森繁さんは、
 深く考える話は面倒だという雰囲気だった。
 トットちゃんは、
 年を取るとはこういうものだろうと思った〉

ホームで過ごす王さんたち老人を見せながら、
私たちも考える。

戦後の時代をつくって来た人たち、
テレビと共に生きて来た人たちの晩年を。。。

便利な時代になるにつれ、
「あの頃は良かったなぁ」と思うのは何故なのか。
若い頃には気づけなかったものが、
目には見えない何かが見えて来るんですかね。
それが年を取った証拠(笑)

25周年の記念番組で、
25年後の徹子と森繁なんて、
あら斬新!

「あ~やだな。
 この人たちの生」 伊集院

分かります(≧∇≦)ノ彡バンバン!
でも見たいぞ!
みんな見たいはずだぞ!


25周年『徹子の部屋』ゲスト、
88歳の森繁さんが思い出せるのは…

「友達はみんな逝っちゃった。
 のり平も、清も、向田さんも。
 みんなね、
 あっちでおいでおいでってしてるんだよ」 森繁

「あの、
 今日はそういったお話をなさりたいんですか?
 森繁さん、ね、そういったお話を?」 徹子

「。。。」 

「。。。ここで一旦CMです」

森繁を叱責する徹子。
これがまた満島徹子の口調や表情が黒柳徹子で!
タマネギヘアは若い頃と変わらなくても、
メイクも含めて年相応の徹子になってるからスゴイ!

「森繁さん!
 あのね、ちゃんとやっていただかないと困るんです!
 ね、森繁さん!」

「。。。」

「森繁久彌 という俳優がね、どんなに魅力的でね、
 どんなに素敵かって言うことをね、
 みんなに知っていただきたいのにね、
 それじゃ放送できません!
 こんなのね、テレビじゃありませんよ!」

「。。。」

「森繁さん、
 ご存じかと思いますけど『徹子の部屋』はね、
 生と同じで、編集しないで放送しているんです。
 テレビは生。ね、そうでしょ?!
 わたくし森繁さんに教えていただいたんですよ!
 今日のじゃおもしろくありませんよ!
 ねぇ、おもしろくないの!
 おもしろくないですよ」

「。。。一曲いいかぃ?
 あなたが好きだった、
 僕が作った、あなた好きな、あの歌だよ」

「。。。まぁ。随分むちゃな展開ですけれど。
 お願いいたしましょうか」

「。。。♪知床~の~岬に~ はまなす~の咲く~頃
 思~い出~しておくれ …」

泣けて来た~。
徹子さんも泣いた~(ノ_・、)


〈あんなにおもしろい人達が、
 もう死んでしまっている。
 というのは、やっぱり悲しいものだ。
 でもトットちゃんは、
 逆に死ぬのは怖くない、とも感じている。
 あんなにすごい人達みんなが、
 体験したことなのだから〉

確かにそうだ。
ある程度の年齢を越えた時、
「死」に対する思いが変わって来るのかも。
お迎えを待つ余裕って…
元気で長生きしないとね。
「死にたい」は生きてて最悪だもの。


オープニング曲で盛り上げ~の、
ベストテンに繋げ~の、
3人揃い~の!
逝っちゃった人たちも登場し~の。

♪さぁさぁ お別れだ さぁさぁ出発だ

とことん、泣かせるね~ヽ(^◇^*)/
めでたしめでたし♪

【追記】 http://otomoyoshihide.com/1711/
     大友さんのブログ記事を読んで、
     あっちこっち見返したくなります♪
     うちのヒロシとか(笑)

 『トットてれび』 第1話~


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